8月22日の誕生花、下野草と向日葵

8月22日の誕生花は、
シモツケソウ(下野草、学名:Filipendula multijuga)と、
ヒマワリ(向日葵、学名:Helianthus annuus L.)です。


シモツケソウ(下野草)


シモツケソウ(下野草、学名:Filipendula multijuga)とは、日本等、北半球の温帯から亜寒帯原産で、バラ科シモツケソウ属の多年草です。
別名で、クサシモツケ(草下野)と呼ばれます。
日本では本州~九州の山地に自生し、その美しさから「高原の女王」と呼ばれます。

草丈は、30〜80 cmです。
葉には根生葉と茎葉があります。奇数羽状複葉の頂小葉は大型で掌状に分裂し多数の側小葉をつけます。
6月〜8月に(下野の方が早い)、集散花序または散房花序に直径.4~0.5 cm程の小さな4,5弁花と多数の雄蕊を持つ花を付けます。
小花は皿型で裂片が反り返り、花色には桃色、紅色、白いがあります。
花は、ユキノシタ科のアスチルベ(Astilbe、学名:Astillbe ×arendsii or Astilbe×hybrida)と似ています。
花後に成る果実は袋果です。


シモツケソウとシモツケの違い


シモツケソウ(下野草、F. multijuga)と、シモツケ(下野、S. japonica)は似ています。下野と下野草(F. multijuga)の共通項はいずれもバラ科で、葉縁に不揃いの鋸歯があることです。
違いは、下野(S. japonica)が木であるのに対し、下野草(F. multijuga)は花名にソウ(草)とつくように草本です。
また、下野(S. japonica)の葉は卵形や披針形であるのに対し、下野草(F. multijuga)の葉は掌状の頂小葉を持つ羽状複葉で5〜7に深裂します。

下野草、F. multijuga
下野草(F. multijuga)ー草、葉は掌状

下野(S. japonica)
下野(S. japonica)ー木、葉は披針形


花言葉


「純情」「穏やか」


花名の由来


属名の「Filipendula」とは、「filum(糸)」+「pendulus(吊り下がる)」の複合語で、根が糸状に釣り下がっていることから、
種小名の「multijuga」とは「multi(多数の)」+「ijuga(対の)」の複合語で、葉が多数の対となった羽状複葉であることによります。

一般名:シモツケソウ(下野草)、
学名:Filipendula multijuga、
別名:クサシモツケ(草下野)、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ目バラ科シモツケソウ属、
原産地:日本等、北半球の温帯から亜寒帯、生息分布:本州~九州の日本、環境:山地、
草丈:30〜80 cm、
葉:根生葉と茎葉、葉序:互生、葉形:奇数羽状複葉、頂小葉は大型で掌状に分裂して多数の側小葉をつける,
開花期:6月〜8月(下野の方が早い)、花序形:集散花序/散房花序、花色:桃色、紅色、白、花弁:5枚で円形、雄蕊数:多数、花径:0.4~0.5 cm、萼片:皿型で裂片が4、5枚有り反り返る、
果実型:袋果。

■関連ページ
シモツケソウ(下野草、学名:Filipendula multijuga)
シモツケ(下野、Japanese Spiraea 、学名:Spiraea japonica)
キョウガノコ(京鹿子、学名:Filipendula purpurea)
ヒマワリ(向日葵、学名:Helianthus annuus L.)
8月22日の誕生花、下野草と向日葵 かぎけん花図鑑 花日記2025年8月22日(金)
#8月22日の誕生花 #下野草 #向日葵 #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所 #科技研

  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ
  • シモツケソウ

他の記事