7月27日の誕生花、マツバボタン(松葉牡丹)

7月27日の誕生花は、マツバボタン(松葉牡丹、学名:Portulaca grandiflora)。

マツバボタン(松葉牡丹、学名:Portulaca grandiflora)とは、南米原産で、スベリヒユ科スベリヒユ属の非耐寒性一年草です。
別名で、ヒデリソウ(日照草)や、ツメキリソウ(爪切草)、common porturacarose mossと呼ばれます。
ハナスベリヒユの仲間です。

草丈10~20cmと、背が低い植物です。
葉は多肉質で、線状披針形で先端は鋭いマツ(松、学名:Pinus)の葉と似ており、互生して付きますが、茎先では輪生に付きます。
夏にピンクや、赤、黄、白、橙色の、花径3~6cmの小さなボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)に似た花を咲かせますが、朝開き昼には萎む一日花です。
犬猫には全草が有害で胃腸障害などを引き起こす危険性があります。

マツバボタン(P. grandiflora)花滑莧(P. oleracea cv. Giganthes) 松葉菊(Lampranthus spectabilis)


似た花ー松葉牡丹とハナスベリヒユの違い


松葉牡丹は、ハナスベリヒユ(花滑莧、ポーチュラカ、学名:Portulaca oleracea cv. Giganthes)と似ていますが、葉と花が異なります。
松葉牡丹(P. grandiflora)の葉は松葉に似て細いですが、花滑莧(=ポーチュラカ、P. oleracea cv. Giganthes)の葉は広くへら状をしています。
また、花は松葉牡丹は八重咲き、花滑莧(ポーチュラカ)は一重咲きです。


似た花ー松葉牡丹とマツバギクの違い


松葉牡丹は、マツバギク(松葉菊、学名:Lampranthus spectabilis)とも似ていますが、花で見分けられます。
松葉菊の花は、花が菊に似ており、松葉牡丹はボタンに似ています。
左:マツバボタン(P. grandiflora)、中央:花滑莧(P. oleracea cv. Giganthes) 右:松葉菊(Lampranthus spectabilis)


花名の由来


属名の「Portulaca」とは、ラテン語の「porta(扉)」を意味し、熟した果実が開く様子から、
または、「port(持つ)+ lac(乳)」の複合語で、茎を切った時に出る白い液(乳液)に拠ります。
種小名の「grandiflora」とは、ラテン語で「grandi(大きな)」+「flora(花)」の複合語で、草丈の割に花が大きいことに拠ります。
和名の「マツバボタン」とは、葉が線形状披針形で松葉に似ていることと、花が牡丹の花に似ていることに拠ります。
別名の「日照り草」とは、日差しや乾燥に強いことに拠ります。


花言葉


「可憐」、「無邪気」

一般名:マツバボタン(松葉牡丹)、
学名:Portulaca grandiflora 、
別名:ヒデリソウ(日照草)、ツメキリソウ(爪切草)、common porturacarose moss、
分類名:スベリヒユ科スベリヒユ属(ポーチュラカ属) 、
原産地:南米、
草丈:10~20cm、
花期:6月~9月、花色:桃・赤・黄・白・橙、花径:3~6cm、開花時間:朝開花し昼には萎む一日花、
用途:庭植え、鉢植え、
注記:犬猫には全草有害。

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