かぎけん花図鑑
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万182.白い乳液が出るのでチチ 犬枇杷
イチョウの花日記ところでも、万葉名で「チチ」という植物が登場しました。実際問題として万葉名の「チチ」とは、イチョウなのか、イヌビワなのか、はたまたほかの植物なのか、定かではありません。なにしろ、今から1300年以上前のことですから。ここでは、チチをイヌビワとして扱います。 イヌビワ(学名:Ficus erecta 又は Ficus erecta var. erecta)は、日本と済州島(韓国)原
万181.どんぐりが成る木 水楢
ミズナラ(水楢、学名:Quercus crispula)は、中国、日本原産でブナ科コナラ属の落葉広葉高木です。ナラと言えば、日本ではミズナラが一般的です。水分を多く含んで燃え難くことから命名されました。別名でオオナラ(大楢)やミズボウソウとも呼ばれます。樹高は20〜30 mで、樹皮は灰褐色~暗褐色をしています。葉には葉柄がほとんど無いので手のひらを広げたような形をしています。秋に葉緑から黄葉へ変色
万180.葉軸に翼あり 白膠木 万葉集
ヌルデ(白膠木、学名:Rhus javanica)は、日本、中国他原産でウルシ科ヌルデ属の落葉小高木です平地~低山の日当たりのよい丘陵地に自生します。別名でゴバイシ(五倍子)、万葉名ではかづのき(穀の木)、英名ではChinese sumac等とも呼ばれます。樹高は、3~8mです。葉は枝先に互生して広がる長さ30cm程の奇数羽状複葉です。葉色は緑色ですが、秋に紅葉します。小葉は直径5-12cmの長楕
万179.いずれも夫婦愛の物語 一人静
ヒトリシズカ(一人静 、学名:Chloranthus japonicus )は、日本、朝鮮、中国原産で、センリョウ科チャラン属の多年草の野草です。日本では、北海道~九州の山地の林下に自生します。 ヒトリシズカ(C. japonicus )は、スプリング・エフェメラル(spring ephemeral、はかない春の植物)やプリバーナル・プラント(prevernal plant、早春の植物)と呼ばれる
万177.クリスマスの木 樅ノ木
モミ(樅、学名:Abies firma)は、日本固有種で、マツ科モミ属の常緑針葉高木です。東北~九州・屋久島に自生します。樹形は円錐形で、樹高15~40 m、幹径は1.5 m程です。葉は線形で葉長は2~3 cmです。雌雄同株です。 春に、前年枝に黄色い尾状(房状)の雄花を咲かせます。雌花は前年枝の上部に緑色の直立した楕円形の花を咲かせます。雄花から花粉が飛散します。花後に大きな円柱形の松ぼっくり(
万178.万葉名はチチ 公孫樹 万葉集
万葉集シリーズはもうじきいったん終了します。 イチョウ(公孫樹、学名:Ginkgo biloba L.)イチョウ(公孫樹、学名:Ginkgo biloba L.)は、中国原産で、イチョウ科イチョウ属の落葉高木です。樹高20〜4 0mになります。葉は幅が5〜7 cmで中央に独特の切れ目のある扇形をしており、初夏には緑色ですが、秋に美しい黄金色に紅葉し、冬に落葉します。雌雄異株です。雄花と雌花は、葉
万176. アサギマダラの食草 藤袴 万葉集
フジバカマが繰り返し出てきて御免なさい。 フジバカマ(藤袴、学名:Eupatorium japonicum)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ヒヨドリバナ属の多年草です。関東、四国、九州の河原などの湿った場所を好みます。草丈100〜150 cmです。茎は真っすぐ伸びます。葉は3裂し、葉に腺点がありません。葉は枝に対生して付きます。夏から秋、散房花序を伸ばし、薄紅色の花を咲かせます。直径0.5
万175.今日はご馳走してオケラだから 朮
オケラ(朮、学名:AAtractylodes japonica)とは、日本他原産でキク科オケラ属の多年生草本です。万葉時代からある古典的植物です。草丈は0.3~1mです。茎は直立し上部で分枝します。羽状~倒卵形の緑色の葉には鋸歯がありその先端に棘があります。雌雄異株です。8月~10月に根生葉の間から花茎を伸ばし先端に頭状花序を付け、花径2~2.5cmの白~淡紅色の質素な筒状花を咲かせます。花の基部
万174.人づては嫌よ 葛 万葉集
クズ(葛、学名:Pueraria montana var. lobata)は、日本、中国、インドネシア原産で、マメ科クズ属の蔓性多年草です。日本では、北海道~九州までの田畑や荒地に自生します。蔓の長さは1-20mまでになります。地下にある塊根は長さ1.5mにもなり大量の澱粉を蓄えます。葉には葉柄がある緑色の3出複葉で、小葉は長さ15cm程になり、花より大きいです。秋に、穂状花序を伸ばし赤紫色をした
万173.イチシは彼岸花か 万葉集
かぎけん花図鑑の万葉集シリーズは今回で173回となりました。万葉集自体には草木以外を詠んだ歌の方が多いでのですが、草木に限定すると残り僅かとなりました。最初は花の咲く時期と万葉集の歌の時期を合わせていましたが、残り少なくなった今は、花と歌の季節が合わなくなってきました。申し訳ありません。 ヒガンバナ(彼岸花、学名:Lycoris radiata)は東アジア原産でヒガンバナ科ヒガンバナ属の耐寒性多
万172.人気者だね 女郎花
オミナエシ(女郎花、学名:Patrinia scabiosifolia)は、日本、東シベリア原産でスイカズラ科(←オミナエシ科、APG3から変更)オミナエシ属の多年草です。別名でチメグサや、ハイショウ(敗醤)とも呼ばれます。北海度〜九州の野原に自生します。草丈は60〜100 cmで、茎上部が:良く分枝します。下部は羽状複葉、上部は単葉の葉は縁に鋸歯があり対生します。 8月〜10月に、根出葉の間から
万171. 日本最古の植物染料 山藍
ヤマアイ(山藍、学名:Mercurialis leiocarpa)は、日本や中国等が原産でトウダイグサ科ヤマアイ属の多年生草本植物です。本州~琉球半島の山林の薄暗い下床に群生します。草丈30~40 cmで、茎断面は四角形です。長い葉柄の先に付いた葉は10cm程の楕円形で葉縁に鋸歯があり茎に対生に付きます。雌雄異株です。葉腋から花柄を出し、小さな穂状花序を伸ばします。花には雄花、雌花ともに花弁はあり
ショート動画「世界の国花ときどき国樹」4 オセアニア前編(ショ動11)
「世界の国花ときどき国樹」オセアニア前編動画1分 「世界の国花ときどき国樹」のショート動画をおおくりします。 これはシリーズで、「世界の国花ときどき国樹」を各大陸―北米①、中米②、南米③、オセアニア④、アジア、中東、欧州、アフリカーごとに分けて、1編1分以内に収まる動画としたものです。各大陸毎に、4、5ケ国の国花を紹介しています。 第4回目にあたる今回は、オセアニア前編のご紹介です。オセアニ
万170.黄變蝦手って何? 山紅葉
ヤマモミジ(山紅葉、学名:Acer palmatum var. Matsumurae)は、日本原産で、カエデ科カエデ属の「イロハモミジ(いろは紅葉、学名:Acer palmatum)」の亜種もしくは変種の落葉広葉高木です。日本では、北海道~中国地方の日本海側の多雪地に自生します。樹高は5~10mで樹皮は褐色で滑らかです。葉は緑色で、長さ5~10cmの掌状で7~9裂し葉縁に2重鋸歯があります。10月
万169.花菖蒲の親 野花菖蒲
ノハナショウブはハナショウブの親! ノハナショウブ(野花菖蒲、学名:Iris ensata var. spontanea)は、日本や中国など原産でアヤメ科アヤメ属の宿根草です。日本全国の湿原や水辺、湿地に自生します。草丈は50〜100 cmです。葉は剣形でをした緑色で葉縁は全縁(鋸歯などが無い)です。6月〜7月に、花径約15 cmの赤紫色の花被片に黄色い筋のある花を咲かせます。 万葉名「花勝見
万168.入手困難 金木犀 万葉集
中国の伝説曰く、「月には金木犀の大木があり、中秋の名月に月が金色に輝いて見えるのは、金木犀の花が満開になるからだ」と。 キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)は、中国原産で、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木です。別名でケイカ(桂花)や、タンケイ(丹桂)、モクセイカ(木犀花)、英名ではFragrant oliveと呼ばれます。同属のギン
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