かぎけん花図鑑
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万174.人づては嫌よ 葛 万葉集
クズ(葛、学名:Pueraria montana var. lobata)は、日本、中国、インドネシア原産で、マメ科クズ属の蔓性多年草です。日本では、北海道~九州までの田畑や荒地に自生します。蔓の長さは1-20mまでになります。地下にある塊根は長さ1.5mにもなり大量の澱粉を蓄えます。葉には葉柄がある緑色の3出複葉で、小葉は長さ15cm程になり、花より大きいです。秋に、穂状花序を伸ばし赤紫色をした
万173.イチシは彼岸花か 万葉集
かぎけん花図鑑の万葉集シリーズは今回で173回となりました。万葉集自体には草木以外を詠んだ歌の方が多いでのですが、草木に限定すると残り僅かとなりました。最初は花の咲く時期と万葉集の歌の時期を合わせていましたが、残り少なくなった今は、花と歌の季節が合わなくなってきました。申し訳ありません。 ヒガンバナ(彼岸花、学名:Lycoris radiata)は東アジア原産でヒガンバナ科ヒガンバナ属の耐寒性多
万172.人気者だね 女郎花
オミナエシ(女郎花、学名:Patrinia scabiosifolia)は、日本、東シベリア原産でスイカズラ科(←オミナエシ科、APG3から変更)オミナエシ属の多年草です。別名でチメグサや、ハイショウ(敗醤)とも呼ばれます。北海度〜九州の野原に自生します。草丈は60〜100 cmで、茎上部が:良く分枝します。下部は羽状複葉、上部は単葉の葉は縁に鋸歯があり対生します。 8月〜10月に、根出葉の間から
万171. 日本最古の植物染料 山藍
ヤマアイ(山藍、学名:Mercurialis leiocarpa)は、日本や中国等が原産でトウダイグサ科ヤマアイ属の多年生草本植物です。本州~琉球半島の山林の薄暗い下床に群生します。草丈30~40 cmで、茎断面は四角形です。長い葉柄の先に付いた葉は10cm程の楕円形で葉縁に鋸歯があり茎に対生に付きます。雌雄異株です。葉腋から花柄を出し、小さな穂状花序を伸ばします。花には雄花、雌花ともに花弁はあり
ショート動画「世界の国花ときどき国樹」4 オセアニア前編(ショ動11)
「世界の国花ときどき国樹」オセアニア前編動画1分 「世界の国花ときどき国樹」のショート動画をおおくりします。 これはシリーズで、「世界の国花ときどき国樹」を各大陸―北米①、中米②、南米③、オセアニア④、アジア、中東、欧州、アフリカーごとに分けて、1編1分以内に収まる動画としたものです。各大陸毎に、4、5ケ国の国花を紹介しています。 第4回目にあたる今回は、オセアニア前編のご紹介です。オセアニ
万170.黄變蝦手って何? 山紅葉
ヤマモミジ(山紅葉、学名:Acer palmatum var. Matsumurae)は、日本原産で、カエデ科カエデ属の「イロハモミジ(いろは紅葉、学名:Acer palmatum)」の亜種もしくは変種の落葉広葉高木です。日本では、北海道~中国地方の日本海側の多雪地に自生します。樹高は5~10mで樹皮は褐色で滑らかです。葉は緑色で、長さ5~10cmの掌状で7~9裂し葉縁に2重鋸歯があります。10月
万169.花菖蒲の親 野花菖蒲
ノハナショウブはハナショウブの親! ノハナショウブ(野花菖蒲、学名:Iris ensata var. spontanea)は、日本や中国など原産でアヤメ科アヤメ属の宿根草です。日本全国の湿原や水辺、湿地に自生します。草丈は50〜100 cmです。葉は剣形でをした緑色で葉縁は全縁(鋸歯などが無い)です。6月〜7月に、花径約15 cmの赤紫色の花被片に黄色い筋のある花を咲かせます。 万葉名「花勝見
万168.入手困難 金木犀 万葉集
中国の伝説曰く、「月には金木犀の大木があり、中秋の名月に月が金色に輝いて見えるのは、金木犀の花が満開になるからだ」と。 キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)は、中国原産で、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木です。別名でケイカ(桂花)や、タンケイ(丹桂)、モクセイカ(木犀花)、英名ではFragrant oliveと呼ばれます。同属のギン
万167. 蛇に髭があるの? ジャノヒゲ 万葉集
髭があるなら、蛇より、空想上の生物だけど、竜でしょう。 ジャノヒゲ(蛇の髭、学名:Ophiopogon japonicus)は、日本・中国原産で、キジカクシ科ジャノヒゲ属の耐陰性常緑多年草です。別名でリュウノヒゲ(竜の髭)や、ヤマスゲ(山菅)とも呼ばれます。日本全国の林や草原に自生し園芸種も育種されています。草丈は10-20cmで匍匐枝を出して群生し増えます。葉は根生葉で、質は光沢のある濃緑をし
万166. これやこの~海苔 万葉集
「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」 百人一首 蝉丸(後撰集 雑一・1089番) 百人一首で蝉丸君(天慶9年(946年)9月24日没)が詠んだ有名な↑和歌は、「これやこの」という出だしで始まります。とても斬新で100首中でも覚えやすいものの一つですが、実はなんとこの これやこの という表現は既にその200年前に万葉集で使われていました。 今回のテーマ「海苔」では、「
万165.桃太郎といえば 黍でしょ
きび団子とは、昔はキビを引いて作った粉から作られた団子のことですが、今では求肥を丸めて串に刺し黄色っぽいキビ粉をかけた櫛団子(串に刺さないものもある)のことで、桃太郎伝説で知られる岡山県の名物菓子です。 材料となるキビ(黍、学名:Panicum miliaceum)は、中国など東アジアから中央アジアの温帯地域原産で、イネ科キビ属の一年生草本で五穀の一つとされます。日本へは中国大陸からイネやアワ、
ショート動画「世界の国花ときどき国樹」3 南米編(ショ動10)
「世界の国花ときどき国樹」南米編動画1分 「世界の国花ときどき国樹」のショート動画をおおくりします。 これは、「世界の国花ときどき国樹」を各大陸―北米、中米、南米、太平洋、アジア、中東、欧州、アフリカーごとに分けて、1編1分以内に収まる動画としたものです。各大陸毎に、6~8国の国花を紹介しています。 第3回目にあたる今回は、南米編のご紹介です。南米編には、ブラジル、アルゼンチン、ボリビア、パ
万164.お主も悪よのう 隠蓑 万葉集
カクレミノというと、なにか悪事を働いてそれを隠している陰湿なイメージがありますが、私は真っ正直な木です。濡れ衣や。 カクレミノ(隠蓑、学名:Dendropanax trifidus)とは、日本原産で、ウコギ科カクレミノ属の耐陰性常緑高木です。樹高は9~15mです。葉は緑色で葉質は厚みがありしなやかで光沢があり、葉縁は全縁で、互生して付きます。葉の形は、若木の時は広卵形で3裂し、成木になると卵形~
万163. あなたへの熱い思い 葛藤 万葉集
ツル(蔓)からつづらが作られたことが名前の由来です。 ツヅラフジ(葛藤、学名:Sinomenium acutum, 旧学名:Cocculus acutus)は、日本~台湾、中国原産で、ツヅラフジ科ツヅラフジ属の落葉蔓性広葉木本です。関東から四国、九州の山地の林縁に自生します。左巻きの太い蔓を10m程伸ばします。葉には葉柄があり、葉長さ6-15 cmで葉の形は様々、枝に互生して付きます。夏に、枝先
万162.由緒ある野草 力芝
チカラシバは、恐らく、子供時代に野原で過ごしたことのある方には馴染の野草だと思います。子供の頃に、悪さをして人を転ばせたりして顰蹙を買った人もいることでしょう。なにしろとても丈夫な草です。力芝はなんと万葉集でも詠まれている由緒ある(?)植物なんですね。とは言え、昔から邪魔者扱いですが。 チカラシバ(力芝、学名:Pennisetum alopecuroides)は、東・東南アジア原産でイネ科チカラ
万161.ハギとシカの関係 山萩
ヤマハギ(山萩、学名:Lespedeza bicolor)は、アジア原産で、マメ科ハギ属の落葉低木です。いわゆる、ハギ(萩)です。日本全国で北海道、本州、四国、九州の日本全国の山野に自生しています。葉は三出複葉です。 万葉集で詠われた種類別人気ランキングで「ハギ」は1番人気でした。そして、ハギとくれば「シカ」が登場する歌が多いです。何故、ハギとシカなのか。 鹿側の事情 秋は鹿の発情期であり、雌を
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