薬用植物♯3 Tweet 薬用植物♯3は、薬用植物#1と#2に引き続き、薬草の写真をまとめました。 かぎけん花図鑑 、 特集 、 日記 、 花図鑑 clasic サラシナショウマサラシナショウマ(晒菜升麻、学名:Cimicifuga simplex )は、日本や朝鮮半島、中国の山地に自生するキンポウゲ科キンポウゲ科の大型多年草です。夏から秋に、茎先や葉腋から太い穂状花序を伸ばしブラシ状に白い小花を多数付けます。葉は複葉で長い葉柄があり互生してつきます。葉縁には鋸歯があります。名前の由来は、若菜を水で晒して灰汁抜きし茹でて食べ、根茎が漢方の生薬となることに因みます。 サンショウバラサンショウバラ(山椒薔薇、学名:Rosa hirtula)は、日本原産で、バラ科バラ属の落葉小高木です。花名はバラ科で葉がサンショウ(山椒)に似ていることに拠ります。枝には山椒と同様に刺があります。花は蕾のうちは濃赤色ですが、開花すると美しい一重で大輪の淡紅色の花弁となります。芳香があり枝に多数の花を付けますが、花は一日花で咲いた日に散ります。太い幹や、荒々しい刺が野生感を醸し出します。 一サンショウサンショウ(山椒、学名:Zanthoxylum piperitum)は、朝鮮半島、日本原産で、ミカン科サンショウ属の落葉低木です。葉や花、果実が香辛料の「山椒」の材料となります。雌雄異株です。山椒の木にはアゲハチョウの幼虫が付きやすいのが難点です。樹木は黄色く、枝には1対ずつ鋭い棘があります。葉は緑色で奇数羽状複葉で、複葉の長さは10cmほどですが、それを構成する小葉の長さは1cm程です。小葉は楕タチバナモドキタチバナモドキ(橘擬き、学名:Pyracantha angustifolia)は、中国原産で、バラ科ピラカンサ属の耐寒性常緑広葉低木です。短枝に棘があります。葉に殆ど鋸歯はありません。春~初夏、木全体が真っ白に見えるほどたくさんの白い小さな五弁花を咲かせます。花が終わった秋~冬、黄色い小さな実を枝が撓むほど沢山付けます。姿が美しいので木は観賞用とされます。果実は鳥の好物なので、庭や公園等に植えられ 他の特集9月の赤い花9月に咲く赤い花は100種超ありました。花は自由に咲いているわけではなく目的(受精し子孫を残す)があって咲いているので、形と共に色が重要なファクターとなります。野草の中で花色が多いのは、白>黄色>紫>赤の順とされます。白や黄色い花が多いのは、花色が鳥や昆虫に見えやすいためと言われます。特に夜咲く花の場合は、白っぽい方が見えますし、それらの花は芳香(腐臭を含む)が強く媒介者を招きや形状名「形状名」には、三角形や、四角形、円形(丸)、楕円形、など、花名に形状名が付いたものをのせました。例えば、三角草や、四角豆、大丸盆などがあります。自生蘭自生蘭ーシュンラン,中国春蘭 朶々香 黄花 '黄月',中国春蘭 蓮瓣蘭 桃花 '惜春',イワチドリファミリー関係ファミリー関係には、花名に父や母、弟などが付く花を集めました。オオバコチチコグサ(大葉子父子草)や、ヤマハハコ(山母子)、ハハコグサ(母子草)、オトギリソウ(弟切草)、コゴメオトギリ(小米葉弟切)、トサオトギリ(土佐弟切)、タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子)、チチコグサ(父子草)、オオバコチチコグサ(大葉子父子草)、ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)があります。有毒植物(毒草)特集 有毒植物ー毒空木や鳥兜、毒芹は日本3大有毒植物とされます。その猛毒度は他の追随を許しません。他にも毒性のある植物は多数あります。人間に特に毒性のあるものや、馬などの家畜に有害なものもあります。寧ろ、植物全体では有毒植物の方が多いかもしれません。毒素は様々ですが、例えば、ツツジ科の植物の葉にはグラヤノトキシン(Grayanotoxin)という植物毒が含まれます。有毒植物には、ドクウツギ、トリカ甲殻類甲殻類には、蟹や海老が含まれます。花名に甲殻類が付く花には、エビネやシャコバサボテンがあります。秋の黄色い花秋に咲く黄色い花 春に咲く花に比べれば少ないですが、黄色い花は秋も多いです。ここでは、9月~11月に咲いている黄色い花をのせました。 秋は、キク(菊、Chrysanthemum morifolium)をはじめ、ツワブキ(石蕗、学名:Farfugium japonicum)、セイタカアワダチソウ(背高泡立草、Solidago canadensis var. scabra)などのキク科の植物が多いフランスの花フランスの花ラブハート(植物)ラブハート(植物)には、葉や花(苞葉)が可愛らしいハート形をしている植物やホットな花名を持つ植物を集めて一覧としました。例えば、ハート葛や、ホヤ、蔦、サイコドリア、ライム、ペペロミア、ユーカリ、桂、緑の鈴、暗視リウムがあります。11月の青い花(2022年)11月の青い花(2022年) 11月は花が少なる時期ですが、それでも、これから春まで元気に咲き続ける花があります。 パンジーやビオラです。草丈は低いですが、花色が多く、花弁の柄もお猿さんに見える柄や、名前に象、タイガー、コアラ、べっぴんさんなどが付いているものもあり、楽しめます。グランドカバーとして地面を覆いつくすほどの生命力は凄いですね。最近では咲き始めの花色と咲き進んでゆくときの花色が変可哀想な花名可哀想な花名 花は可愛いのに和名が名状しがたい植物があります。ヤシ(椰子)ヤシ(椰子)は植物界被子植物単子葉類ヤシ目ヤシ科の植物です。ココヤシ(Cocos nucifera)などがあります。