エーデルワイス
国花ースイス、アンドラ公国、オーストリア共和国
- 花名エーデルワイス
- 学名Leontopodium alpinum
- 別名セイヨウウスユキソウ, エーデルワイス, Edelweiss, 西洋薄雪草, アルペン・エーデルワイス, Alpenedelweiss, ハナウスユキソウ, Leontopodium alpinum, Leontopodium nivale
- 原産地ヨーロッパアルプス
- 開花場所高山, 海外
- 開花期7月, 8月, 9月
- 花言葉大切な思い出
エーデルワイスとは
エーデルワイス(Edelweiss、学名:Leontopodium nivale)は、スイスアルプスなどの高山に自生する、キク科ウスユキソウ属の高山性多年草です。地下茎からロゼット葉と直立した花茎を出します。過酷な環境に耐えられるよう全草に密集した白い綿毛に覆われています。花姿が薄雪のように見えるので、日本のウスユキソウに対し、セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)とも呼ばれます。スイスの国花にもなっています。実は、白い花のように見えるものは苞葉で、花は黄色い筒状花から成る頭花のみです。日本では、1965年に上映されたジュリー・アンドリュース主演の映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌「エーデルワイス」で一躍有名になりました。
花名はドイツ語の、'edel'(高貴な)、'weiβ'(白)から付きました。属名の'Leontopodium'は、ギリシャ語で'Leon':ライオン+'podion':小足で、「ライオンの足」を意味します。
花言葉は「大切な思い出」。美しい天使と出会った登山家が叶わぬ恋心への救いを祈ると、天使はエーデルワイスの花を残して天に帰った、という言うスイスの言い伝えに由来します。
■日本に生息するウスユキソウ属には、
オオヒラウスユキソウ(L. miyabeanum)、
ウスユキソウ(L. japonicum)、
コバノウスユキソウ(=コウスユキソウ、L. japonicum var. spathulatum)、
エゾウスユキソウ(=レブンウスユキソウ(L. discolor))、
ハヤチネウスユキソウ(L. hayachinense)、
ミヤマウスユキソウ(=ヒナウスユキソウ、L. faurieiL または L. japonicum var. shiroumense)、
ホソバヒナウスユキソウ(L. fauriei var. angustifolium)、
ミネウスユキソウ(L. japonicum f. shiroumense)、
ハッポウウスユキソウ(L. japonicum f. happoense)、
カワラウスユキソウ(L. japonicum f. perniveum)、
コバノウスユキソウ(=コウスユキソウ、L. japonicum f. spathulatum)、
ヒメウスユキソウ(=コマウスユキソウ、L. shinanense)
があります。 さらに成る情報は、エーデルワイス(Edelweiss)【かぎけんWEB】をご参照ください。
一般名:エーデルワイス(Edelweiss)、学名:Leontopodium alpinum、または、Leontopodium nivale、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キク目キク科ウスユキソウ属、別名:セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)、アルペン・エーデルワイス(Alpenedelweiss、独語)、ステラ・アルピナ(Stella alpina、伊語)、エトワール・ダルジアン(Etoile de l'argent、仏語)、ハナウスユキソウ(花薄雪草)、原産地:ヨーロッパアルプス、生息環境:高山の石灰岩地、生活型:高山性多年草、草丈:20〜30 cm、葉序:互生、葉形:被針形、葉縁:全縁、両性花(中央頭花部) 雌花(頭花周辺)、花序:散形花序、花冠:頭花、花冠色:黄色、頭花径:0.5 cm、開花期:7月〜9月、用途:鉢植え、庭植え、ロックガーデン、花色(じつは苞葉色):白、茎葉数:10〜20 枚、備考:スイスアルプスで有名な高山植物、綿毛が全草を覆っている。