ひたすら妻を思う⁉万葉集草木シリーズ42.ササ

ザサ(笹、学名:Sasa veitchii)は、イネ科ササ属の多年草です。日本の山林に自生します。笹と竹は同じ仲間で、草丈が小さく葉鞘(表皮)をずっと付けているものを笹、大き成長し葉鞘を落とすものを竹と呼んでいます。竹と同様、笹にも種類が多数あり、代表的なものにクマザサ(隈笹、学名:Sasa veitchii)、ヤダケ(学名:Pseudosasa japonica)、オカメザサ(阿亀笹、学名:Shibataea kumasaca)などがあります。万葉集ではササを「小竹」と呼んでいます。万葉集で詠まれた歌を下に記します。


万葉集第2巻133番歌


作者:柿本人麻呂 題詞:柿本朝臣人麻呂従石見國別妻上来時歌二首


原文


小竹之葉者 三山毛清尓 乱友 吾者妹思 別来礼婆



小竹(笹)之(の)葉者(は) 三(み)山毛(も)清(さや)尓(に) 乱(さやげ)友(ども) 吾(我れ)者(は)妹思(ふ) 別(れ)来(ぬ)礼(れ)婆(ば)

笹の葉は み山も清(さや)に 乱(さや)げども 我れは妹思ふ 別れ来ぬれば


意味


笹の葉は 山中も葉擦れで騒がしいけれど 私は(ひたすら)別れて来た妻を思っています。

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