10月31日の誕生花 、カエデ(楓)

10月31日の誕生花は、カエデ(楓、学名:Acer)です。


カエデの種類

カエデ(楓、学名:Acer)とは、北半球原産で、ムクロジ科カエデ属の落葉高木です。
カエデという名前は、カエデとモミジを総称して呼ぶ名前でもあります。
モミジとカエデはいずれもカエデ属なので同属の植物であり、英語ではどちらもメープルと呼ばれます。
秋に紅葉する葉が美しいです。
葉は掌形で、枝に対生につきます。 花は小さくて目立ちません。日光のイロハ坂や京都の紅葉が人気です。


■カエデとモミジの違い


日本では葉形により呼び分けることがあります。モミジとカエデは以下の通りです。

「カエデ」
葉に浅い切れ込みがたくさんあるのがカエデです。
品種には紅カエデとも呼ばれるアメリカハナノキや、イタヤカエデ、 トウカエデや、カナダ国旗の図柄であり樹液からメープルシロップが採れるカエデ属サトウカエデ種のサトウカエデ(砂糖楓、学名:Acer saccharum、英名:Sugar maple)があります。

「モミジ」
葉が掌(手指)のように深く5、6個に裂けているのがモミジです。
代表品種に、イロハモミジ(いろはもみじ、学名:Acer palmatum)があります。


■カエデの仲間


カエデの仲間(カエデ属)には、アサノハカエデや、アメリカハナノキイタヤカエデイロハモミジ(学名 Acer palmatum)ウリカエデウリハダカエデ、オオモミジ(Acer amoenum)、オガラバナ、カジカエデ 、カラコギカエデ、コブカエデ、カラコギカエデサンゴカクモミジ、チドリノキ、テツカエデ、トウカエデ、ヒトツバカエデ、ミツデカエデ、ノムラカエデノルウェーカエデ 、その園芸品種ノルウェーカエデ プリンストンゴールドハナノキモミジ ベニシダレメグスリノキヤマモミジ等があります。特集 カエデの仲間


カエデとモミジバフウの違い


楓と似た木に、フウ科フウ属の樹木「モミジバフウ(紅葉葉楓、学名:Liquidambar styraciflua)」があります。楓(Aceraceae) と紅葉葉楓(Liquidambar styraciflua)の共通点は、落葉高木で、秋に紅葉することです。両者の見分け方は以下の通りです。

「紅葉葉楓」
紅葉葉楓」(Liquidambar styraciflua)の葉は互生に付き果実は球形の集合果実である

「楓」
「楓」(Aceraceae)の葉は対生に付き果実は翼のついたプロペラ状である


花言葉


カエデ/モミジの花言葉は「大切な思い出」です。



一般名:カエデ(楓)、
学名:Aceraceae 、
別名:Maple tree(メープル・ツリー),Maple、
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ムクロジ目ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属、
生息分布:福島県以西~九州の日本、生活型:落葉高木、
葉形:掌状、葉序:対生、葉身長:3~6 cm、葉縁:重鋸歯、葉色:緑色→紅葉(11月)、
花序形:複散房花序、花色:暗赤色、開花期:4月~5月、花の出る場所:本年枝の先端、
果実型:翼果、結実期:11月、繻子数:2、
用途:庭木、盆栽、公園樹、建築・器具材。

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