9月16日の誕生花、竜胆と葉鶏頭

9月16日の誕生花、リンドウ(竜胆、学名:Gentiana scabra)ハケイトウ(葉鶏頭、学名:Amaranthus tricolor cv.)です。

リンドウ(竜胆、学名:Gentiana scabra)とは、日本・朝鮮半島・中国原産で、リンドウ科リンドウ属の落葉性多年草です。
別名で、Japanese gentian 、Korean gentianと呼ばれます。
日本へは、奈良時代に薬草「竜胆(リュータン)」として伝わりました。
日本では、本州、四国、九州の山野に自生します。

茎丈30~50cmです。
葉は緑色で卵形~披針形をしており対生に付きます。秋に釣鐘型で紫色か白い花を横向きに咲かせます。
園芸品種には桃色もあります。花は晴れた日にしか咲かず、また全開しません。
庭植えや、鉢花、切花、根は生薬(健胃生薬や消炎薬)に使われます。

別科ですが、同じ時期に青紫色の花を咲かせる花に、キキョウ(桔梗、学名:Platycodon grandiflorus)があります。


h2>花名の由来
属名の「Gentiana」は、イリュリア人の皇帝で薬効を発見したGentius(ゲンティウス)に因む、
種小名の「scabra」は、ラテン語で「粗い」という意味で、葉身をこするとざらざらすることから。
和名の「リンドウ(竜胆)」は、漢名の「竜胆)」を日本語読みし、その後訛ってリンドウと呼ばれるようになりました。


h3>花言葉
「勝利」「正義感」


h3>源氏物語
紫式部が書いた、源氏物語の39帖「夕霧」に出て来るリンドウ
「枯れたる草の下より龍胆のわれ独りのみ心長うはひ出でて露けく見ゆるなど、みな例の頃の事なれど、折から所がらにや、いとたへ難きほどのもの悲しさなり。(枯れた草の下から竜胆だけが茎を長くのばして這い出して、露に濡れて見えるのは、みないつものことだけど、時節柄か場所柄か、とても耐えがたいほどもの悲しさである。)」


h3>リンドウを詠んだ俳句
竜胆をみる眼かへすや露の中(飯田蛇笏)
つるりんだう今年の命燃しけり(三村禮子)


h3>リンドウの種類
エゾリンドウ(蝦夷竜胆、学名:Gentiana triflora var. japonica)チャボリンドウ(矮鶏竜胆、学名:Gentiana acaulis)ミヤマリンドウ(深山竜胆、学名:Gentiana nipponica) タテヤマリンドウ(立山竜胆、学名:Gentiana thunbergii var. minor ) 等があります。

一般名:リンドウ(竜胆)、
学名:Gentiana scabra、
別名:Japanese gentian 、Korean gentian、
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱リンドウ目リンドウ科リンドウ属、
生活型:多年草、
原産地:日本・朝鮮半島・中国、生息分布:日本の本州・四国・九州、環境:山野、
茎丈:30~50cm、茎:直立/斜め上方、
根:黄白色で多数出る髭根、これは苦く、漢方薬の原料となる、
葉柄:無、葉質:さざざら、葉形:卵状披針形で茎を抱く、葉色:緑、葉縁:鋸歯無し、葉序:対生、
花形:釣鐘型、開花期:9-11月、開花時間:晴天時のみ、花が咲く場所:茎頂や葉脇、花冠形:大き目の鐘形、花の咲く向き:上向き、
花色:青紫、白、桃色、
果実型:蒴果、種子:翼が有り風で飛ばされる、
用途:庭植、鉢花、切花、薬草、
特記:花弁が光合成をする、リンドウは村上源氏の家紋「竜胆紋(笹竜胆) 」に使われた。

■関連ページ
リンドウ(竜胆、学名:Gentiana scabra)
ハケイトウ(葉鶏頭、学名:Amaranthus tricolor cv.)
9月16日の誕生花、リンドウ(竜胆)とハケイトウ(葉鶏頭) かぎけん花図鑑 花日記2025年9月16日
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