4月14日の誕生花、アサガオ(朝顔) ポスト 4月14日の誕生花、アサガオ(朝顔) アサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil)とは、熱帯アジア原産で、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草です。 別名で牽牛花、英名で Japanese Morning Glory と呼ばれます。 庭や学校の学習教材とされます。 茎長(蔓長)は、100~300cmで、支柱に這わせて花を観賞します。 葉形は鉾型で、葉縁は全縁、互生して付きます。 6月~10月の早朝に、岐散状=二出集散花序(dichasium)から、先端が開いたラッパ状の花を咲かせ午前中に萎みます。 花径は5~20cmで、原種の花色は薄青色ですが、現在は多数の園芸種が作られ、薄青・青・青紫・紅紫・赤・桃・白と豊富です。 雌蕊は3心皮、雄蕊は5本あります。 花後に、雌蕊の子房の心皮が数枚合わさり1つの乾いた朔果が成ります。 花名の由来 和名の「朝顔」は、朝咲いて午後には花を閉じてしまうことに拠ります。 属名の” Ipomoea”は、ラテン語で”Ipo”(芋虫)+ ”homoios”(似た)に由来し、蔓性でものに絡まり這い上がる様子を意味します。 種小名の”nil” は (藍色)で、朝顔の代表色です。 花言葉 花言葉は「愛情の絆」で蔓でしっかり絡みつくことに拠ります。 朝顔の変わり者「変化朝顔」 花や葉の色や形などが奇抜なものに変化朝顔があります。変化朝顔には引き付けられる魅力があります。 左:変化朝顔 '黄南天葉 白切咲 牡丹'、右:変化朝顔 ’黄弱抱鶏足柳葉 紅采咲牡丹’ よくある質問ですが、朝顔、昼顔、夕顔、夜顔と和名が「〇顔」の中で一つだけ科が違うものは? 答えは、アサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil)はヒルガオ科サツマイモ属、 ヒルガオ(昼顔)はヒルガオ科ヒルガオ属、 ユウガオ(夕顔、学名:Lagenaria siceraria var. hispida)は、ウリ科ユウガオ属、 ヨルガオ(夜顔、学名:Ipomoea alba)はヒルガオ科サツマイモ属なので、 朝昼夜・顔はヒルガオ科で、夕顔はウリ科です。答えは「夕顔」でした。 夕顔からはかんぴょう巻の材料となる「かんぴょう」が採れますが、残念ながら花の写真が有りませんでした。 朝顔を詠った俳句 朝顔や つるべとられて もらい水 作者:加賀 千代女 一般名:アサガオ(朝顔)、 学名:Ipomoea nil、シノニム:Phabitis nil、 別名:Japanese Morning Glory、牽牛花、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナス目ヒルガオ科サツマイモ属アサガオ種、 原産地:熱帯アジア、 生活型:蔓性一年草、 茎長(蔓長):100~300cm、 葉形:鉾型、 葉縁:全縁、葉序:互生、 開花期:6月~10月、花序:岐散状=二出集散花序(dichasium)、花形:先端が開いた円錐形、 花径:5~20cm、雌蕊数:3心皮、雄蕊数:5、花色:薄青・青・青紫・紅紫・赤・桃・白、 果実型:朔果、種子色:黒。 ■関連ページ アサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil) 特集 変化朝顔 4月の誕生花 4月14日の誕生花、アサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil)かぎけん花図鑑 花日記2025年4月14日(月) #4月14日の誕生花 #誕生花 #アサガオ#朝顔 学名:Ipomoea nil) #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所 Location: Mizuho Yanagishita ProductionsLocation: National Museum of Japanese History 'Botanical Garden'Location: Kiba ParkLocation: Kiba ParkLocation: Toyama prefectureLocation: Kiyosumi ShirakawaLocation: Toyama prefectureLocation: Kiyosumi ShirakawaLocation: Kiyosumi ShirakawaLocation: ChibaLocation: Illust:Yuki @Kagiken (Science&Technology Inst.co.,Tokyo )Location: ChibaLocation: Hokkaido Other Articles3月3日の誕生花「桃」 3月3日の誕生花、「桃」 モモ(桃 、学名:Prunus persica)とは、中国~ペルシア原産で、バラ科モモ属の落葉小高木の果樹です。 英名では、Peach(ピーチ)と呼ばれます。中国では災いを除き、福を招く花として愛でられています。 日本へは縄文時代に渡来しました。「古事記」にはイザナギが悪鬼から逃れるのに桃を投げたという記述があります。 平安時代から桃の節句で観賞されるようになりました。新聞小説 クマガイソウ(熊谷草、学名:Cypripedium japonicum)新聞小説を読んでいたら、たまたま庭に咲いているクマガイソウの話が出ていました。この花日記でも、最近、源平の戦いに関連した植物を話題にしたのでアツモリソウと比較して取り上げました。 クマガイソウ(熊谷草、学名:Cypripedium japonicum)は、ラン科アツモリソウ属の落葉性多年草です。草丈は20〜40 cmで、長い地下茎で殖して群落を作ります。葉は幅が10~20 cmの大きな扇状で、花珊瑚シリーズ 6.ツボサンゴ(壺珊瑚、ヒューケラ)珊瑚シリーズ 6.ツボサンゴ(壺珊瑚、ヒューケラ) 「珊瑚」と名が付く植物をご紹介するシリーズ ツボサンゴ(壺珊瑚、学名:Heuchera sanguinea)は、北米原産で、ユキノシタ科ヒューケラ属の常緑多年草(宿根草)です。学名のヒューケラ(Heuchera)の方が多く認識されているかもしれません。英名では、コーラル・ベル(Coral bells)と呼ばれ珊瑚の鐘という意味合いがあります。草7月16日の誕生花 アマリリス、ストック、生姜7月16日の誕生花は、アマリリス,ストック,ジンジャーです。 アマリリス アマリリス(Amaryllis、学名:Hippeastrum hybridum)は、ヒガンバナ科の半耐寒性球根植物です。太い花茎先端に豪華な漏斗状の大輪の花を数輪横向きに咲かせます。花言葉は「誇り、輝くばかりの美しさ」です。 ストック ストック(Stock、学名:Matthiola incana)は、アブラナ万葉集草木シリーズ7.カタクリカタクリ(片栗、学名:Erythronium japonicum)とは、日本原産で、ユリ科カタクリ属の耐寒性球根植物です。春、薄紫色~濃紫色の六弁花を下向きに咲かせます。 万葉集でよまれた「カタクリ」 作者:大伴家持 巻19-4143 「意味」 たくさんの乙女が 水汲みしてるように咲いている 寺井の上の カタクリの花だなぁ 原文はこちらへ..以下本文に続く ■関連ページ 万葉集草木シリーズ世界の国花シリーズ ホンジュラス共和国 Honduras世界の国花シリーズ ホンジュラス共和国 Honduras かぎけん花図鑑花日記2022年10月2日 ホンジュラスの国花はリンコレリア・ディグビアナ リンコレリア・ディグビアナ(学名:rhyncholaeria digbyana)は、ホンジュラス、ベリーズ、グアテマラ、メキシコ、コスタリカの中南米原産で、ラン科リンコレリア属の多年生着生蘭です。1969年11月26日にホンジュラスの国花に指定