葉花見ずーイヌサフラン/コルチカム ポスト 「葉見ず花見ず」 イヌサフラン(学名:Colchicum autumnale )とは、欧州~北アフリカ原産でイヌサフラン科イヌサフランの球根植物です。別名でコルチカム(Colchicum)や、オータムクロッカス(autumn crocus) 、オータムリリー(autumn lily)とも呼ばれます。 草丈は、15~20 cmと低いです。球根から蕾を出してピンクの一重の花を咲かせます。品種改良した園芸品が出回り、白花や八重咲きのものもあります。 球根や種子に含まれるコルヒチンは種無しスイカの品種改良などに使われますが、 有毒植物なので食べてはいけません。 有毒ですが役立つことも 右:モグラーコロコロして可愛いですが畑の有害動物、右:ミミズー生ごみや枯葉をtべて腐葉土を作り畑を豊かにする 「モグラ」は、畑の優良生物「ミミズ」を主食にして毎日体重の半分ほどの重量をバク食いしますが、さらに畑にトンネルを掘って凸凹にしサツマイモ等の農作物は食べませんが営巣時に作物に傷を与えて成長を阻害する有害動物です。また、水田の畦道にもトンネルを掘り、農業用水が水田に入らなくするなどの悪さをします。これを防止するため、昔から、畔道にイヌサフラン(コルチカム、学名:Colchicum autumnale )や ヒガンバナ(彼岸花、マンジュシャゲ(曼珠沙華)、学名:Lycoris radiata)が植えられているようです。 イヌサフランと間違いやすい花 花や草姿が似ているーサフラン(Saffron)、クロッカス、 違いは、イヌサフランは開花時に葉が無く、花後に葉を出す。「葉見ず花見ず」の花の一つ。 「葉見ず花見ず」の花 代表的な花に、 ヒガンバナ(彼岸花、マンジュシャゲ(曼珠沙華)、学名:Lycoris radiata)があります。 花言葉 『危険な美しさ」「悔い無き青春」 一般名:イヌサフラン、 学名:Colchicum autumnale 、 別名:コルチカム(Colchicum)や、オータムクロッカス(autumn crocus) 、オータムリリー(autumn lily)、 分類名:植物界被子植物単子葉類ユリ目イヌサフラン科イヌサフラン属、 原産地:欧州~北アフリカ、 草丈:15~20 cm、 球根:直径3~5cm、球根形:卵形、 根生葉、葉形:披針形、葉色:暗緑色、葉質:光沢、葉長さ:20~30cm、葉幅:2~7cm、葉序:互生、 葉の出る時期:花が終わった翌年、葉は花が出る前に枯れる、 花序:単項花序、花色:ピンク(原種、園芸品種)、白色(園芸品種)、開花期:春咲き、秋咲き(9~11月)、 冬咲き、花茎長:15cm、雄蕊:6本、花径:4~15cm(園芸品種)、 備考:イヌサフランには全草に有毒物質のコルヒチン(colchicine)が含まれ、食べると危険 ■関連ページ イヌサフラン(コルチカム、学名:Colchicum autumnale ) ヒガンバナ(彼岸花、マンジュシャゲ(曼珠沙華)、学名:Lycoris radiata) 葉花見ずーイヌサフラン(コルチカム、学名:Colchicum autumnale)かぎけん花図鑑 花日記2024年9月7日(土)、 有紀の美しい花のイラスト集 特集 毒草(有毒植物) Other Articles【動物・鳥・花】トキソウ(朱鷺草) 日本には天然記念物に指定されている「朱鷺」という鳥がいます。このトキの翼色とトキソウの花の色が似ているということでトキソウと名づけられました。 因みに、茸にも 似た色をしたトキイロヒラタケ(朱鷺色平茸)があります。色いろな関係があるものですね。 トキソウの説明は右画像の左下にある「この花を図鑑で見る」からご覧頂けます。ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅花日記2022年4月22日 ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅 クルメツツジ(久留米躑躅、学名:Rhododendron obtusum var. sakamotoi)は、日本原産で、ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)の改良品種です。江戸時代に久留米藩士 坂本元蔵氏がヤマツツジやキリシマツツジ、サタツツジを基にして育種したもので現在も久留米で作られています。大蒜葛のブログニンニクカズラ(大蒜葛、学名:Mansoa alloacea)は、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科ニンニクカズラ属の非耐寒性常緑蔓性小低木です。葉を持むとニンニク臭がします。花言葉は「ありのままの私を見て」。桜シリーズ8.大島桜花日記2022年3月25日 桜シリーズ8.大島桜 大島桜とは日本固有種で桜の原種の一つ オオシマザクラ(大島桜、学名:Cerasus speciosa)とは、日本固有種で、バラ科サクラ属の落葉広葉樹「サクラ」の原種の一つです。カスミザクラ(霞桜)の島嶼型で大島など伊豆諸島に自生する早咲き桜です。樹高が15mにもなる高木です。葉は楕円形~倒卵形で先鋭で、葉身長は5~10cm、葉縁に細鋸歯があります。花菖蒲 近影6月26日の誕生花は、白いライラックですが、白花の写真を今回準備できませんでしたので、代わりに、明治神宮菖蒲田で最近撮影した花菖蒲田と品種をご紹介します。 花菖蒲 ’松ヶ枝’は、江戸花菖蒲古花の白系品種です。 ’深窓佳人’は、江戸花菖蒲古花の三英二色花です。 ’朝神楽’は、江戸花菖蒲古花の三英紫系品種です。 ’真鶴’は、江戸花菖蒲の六英白系品種です。 ’雲の上’は、江戸花菖蒲の六変化朝顔 ’輝55’(学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")変化朝顔 ’輝55’ ’黄 斑入 蝉葉 紫 吹掛絞 丸咲 大輪’(ヘンカアサガオ 'キ フイリ セミハ ムラサキ フッカケシボリ マルザキ タイリン’ (Henka asagao 'Ki fuiri semiha murasaki fukkakeshibori maruzaki tairin)’、学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")とは、アサガオ(朝顔)の園芸品種「変わり咲き