箱21 薊と似た花 田村草 ポスト 箱根湿性花園で10月に咲いていた野草の花、木をシリーズ化しています。本日は第21回に当たります。 タムラソウ(田村草、学名:Serratula coronata subsp. insularis)は、日本、朝鮮半島原産で、キク科タムラソウ属の野生の多年草です。本州から四国の山野に自生します。別名でタマボウキ(玉箒)とも呼ばれます。草丈は30~150cmです。葉は羽状全裂で互生して枝に付きます。直立した茎の先端から、8月~10月に頭状花序を出し花径3-4cmの紅紫色を付けます。 アザミとタムラソウの違い 野原で見るとアザミと間違えそうでね。違いはこんなところかな。 タムラソウ(S. coronata subsp. insularis )は、アザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)と似ていますが、葉に棘はありません。また、アザミは夏の花ですが、タムラソウは秋に咲く花です。 花言葉と詳細は、こちらをご参照下さい。 ■関連ページ 箱21 薊と似た花 田村草 箱根湿性花園秋草展 かぎけん花日記2023年11月6日(月曜日)、 タムラソウ(田村草、学名:Serratula coronata subsp. insularis)、 花日記、 花図鑑 特集 #花 #flowers #箱根 #花図鑑 #かぎけん花日記 Other Articles熱帯睡蓮のブログ スイレン(睡蓮)は、印象派の画家モネの絵で有名ですね。植物園の温室にある睡蓮池では、世界中から集められた美しい睡蓮の数々が楽しめます。睡蓮には、温帯性と熱帯性の花があるのにお気づきでしょうか? 本日の花は、熱帯睡蓮を取り上げます。温帯性と比較すると、熱帯性は色鮮やかで花色が豊富(青や紫も有る)であることや、昼咲きと夜咲きがあること、次ぎ次に開花すること、花茎が水面から立ち上がること、葉縁に鋸花ら 53.やっこさんか万歳か 奴草 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 これは珍しい! ヤッコソウ(奴草、学名:Mitrastemon yamamotoi)は、東南アジアと日本原産で、ヤッコソウ科ヤッコソウ属の一年生野草の寄生植物です。 秋が終わりかける11月頃、大名行列の奴さんのような形をした不思議な生物がシイノキの根っ子からウジョウジョと発生します。 と言っても、無差別に出るわけではなく、特定の場所に生え10月23日の誕生花 ダツラ、エンゼルトランペット10月23日の誕生花 チョウセンアサガオ,エンゼルトランペットです。 ダツラ(Datura、学名:Datura tatula)は帯アメリカ、インド等の熱帯アジア 原産で、ナス科チョウセンアサガオ属(ダツラ属)の一年性草本です。別名をチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)と言います。花言葉は「愛敬」です。 キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔、学名:Brugmansia)はブラジルやエクアドル7月9日の誕生花、ボダイジュ(菩提樹)7月9日の誕生花、ボダイジュ(菩提樹) ボダイジュ(菩提樹、学名:Tilia miqueliana)は、中国原産で、アオイ科シナノキ属(ティリア属)ボダイジュ種の落葉高木です。 別名で、コバノシナノキと呼ばれます。 お釈迦様が(仏陀)が悟りを開いたとされるクワ科のインドボダイジュ(印度菩提樹、学名:Ficus religiosa)が自国で育たないことから、中国では葉が似ているアオイ科のボダイジュ花ら 11.寒葵の仲間 佐川細辛今日の「花日記」は【NHK朝ドラらんまん】に出て来る魅力的植物です。 サカワサイシン(佐川細辛)は、カンアオイ(寒葵、学名:Asarum nipponicum)の一品種で、高知県を中心にした四国の低山の林床に自生する日本固有種です。長い葉柄のある葉は、楕円形で先端が尖り基部は深いハート形をしています。葉色は深緑色で雲紋が多い。花は退化して無くなっており、花のように見えるのは3枚の萼が合弁し4月9日の誕生花 サクラ,アカシア4月9日の誕生花はサクラ,アカシアです。 サクラ(桜、染井吉野) サクラ(桜、学名:Cerasus L.)は、ヒマラヤ原産でバラ科サクラ属の落葉広葉小~中高木です。代表品種にソメイヨシノがあります。桜の品種については下記の「特集 サクラ」をご参照願います。花言葉は「純潔」「優れた美人」です。 アカシア(Acacia、ギンヨウアカシア) アカシア(Acacia)は、マメ科アカシア属の