3月9日の誕生花、アセビ ポスト 3月9日の誕生花、「アセビ」 アセビ(馬酔木、学名:Pieris japonica subsp. japonica)とは、日本原産で、ツツジ科アセビ属の耐寒性常緑低木です。 明治時代に発刊された有名な歌誌と同じく「アシビ」や、アセボ、アセミ(いずれも、漢字は馬酔木)とも呼ばれます。 樹高は200~500 cmで、樹皮は灰褐色をしています。 葉質は硬質で光沢があり、葉色は濃緑色で、長さ5 cm程の楕円形で、葉縁に浅い鋸歯が有り、枝に束生します。 2月~5月に、花茎から円錐花序を伸ばし、可愛らしい小さな白花を多数付けます。小花は壺形で長さ0.7~1 cmで先端が浅裂します。 桃色の花もありますが、それは園芸品種の曙アセビです。 9月~10月に直径0.5~0.6 cmの炸果が成ります。 樹木は庭木や生垣、盆栽に、木材は床柱に使われます。万葉集にも出てくる植物です。 残念ながら、馬酔木には有害成分が多数含くまれており、後述するように、花名の由来となっています。 馬などの草食動物に有害ですあるばかりでなく、人にも有害であり摂取する下痢や嘔吐などを引き起こします。 しかし、観賞することや、触る程度であれば害はありません。 生垣や柵に使用するのは、大事な作物を草食動物の食害から守るための対策もあり、アセビ(馬酔木)は、シキミ(樒、学名:Ilicium anisatum)などとともに植栽されることがあります。 花名の由来 和名の「馬酔木」とは、植物に有害成分(クエルセチンなど)が含まれて馬や鹿などの草食動物に特に有毒で食べると酔ったような症状が出ることに由来します。 花言葉 「清純な愛」 似ている花 アセビ(馬酔木、学名:Pieris japonica subsp. japonica)、日本スズラン(日本鈴蘭、学名:Convallaria keiskei)、ドウダンツツジ(満天星躑躅、灯台躑躅、学名:Enkianthus perulatus) の花は、いずれも似た壺型で先端が裂けて下垂して咲きます。 ■関連ページ アセビ(馬酔木、学名:Pieris japonica subsp. japonica) 「3月9日の誕生花、アセビ」 かぎけん花図鑑 花日記2025年3月9日(日)、 #馬酔木 #asebi #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所 Other Articlesつく7 バニラ(Vanilla planifolia)バニラ(Vanilla、学名:Vanilla planifolia)は、メキシコ南部と西インド諸島などの熱帯アメリカ(中南米)原産で、ラン科バニラ属の蔓性(吸着根)常緑着生蘭です。コモロ連合(Comoros)の国花となっています。バニラの主要生産地はマダガスカルを含むブルボン島です。 バニラは蔓性植物なので巻き付く木が必要で通常、カカオ(学名:Theobroma cacao L.)の木が使われます4月10日の誕生花、イチジク(無花果)4月10日の誕生花、イチジク イチジク(無花果、学名:Ficus carica)とは、アラビア原産でクワ科イチジク属の落葉小高木とその果実を言います。 果実を食用とするために栽培されます。 英名では、Fig tree(フィグ・ツリー)と呼ばれます。 世界最古の栽培植物です。日本へは江戸時代に渡来し、北海道を除く全国に分布します。 ヨーロッパで人気のいちじくパン 樹高は、2〜3 mです。 葉薬用植物園の花4 八重どくだみ(Houttuynia cordata var. plenu)ヤエドクダミ(八重どくだみ、学名:Houttuynia cordata var. plenu)とは、地下茎で繁殖するドクダミ科ドクダミ属のドクダミ(学名:Houttuynia cordata)の八重咲き品種です。ドクダミの仲間なので独特の臭気があります。 茎丈は15-50 cmで、地下茎の節から赤紫色の茎を出し、枝分かれして伸張し繁殖します。葉はハート型をしており互生してつきます。 6月~7月4月19日の誕生花 薊、デルフィニウム4月19日の誕生花は、アザミ,デルフィニウムです。 アザミ アザミ(薊、学名:Cirsium japonicum)は、台湾、朝鮮、中国、日本の東アジア原産でキク科アザミ属の多年生野草です。花言葉は「独立」です。 デルフィニウム デルフィニウム(学名:Delphinium × cultoru)は、欧州や北米原産で、キンポウゲ科の耐寒性宿根草です。大きく分けてパシフィックジャイアン世界の国花 CI コートジボワール世界の国花 CI コートジボワール かぎけん花図鑑花日記2022年7月10日 コートジボワールはアフリカ大陸、西アフリカにある共和制国家で、南側を大西洋と接します。1960年にフランスから独立しました。公用語はフランス語です。産業はカカオやゴムの輸出など農業が主体です。スポーツではサッカーが人気で、ディディエ・ドログバ選手を輩出しています。 コートジボワール共和国の国花はヤシです。 ヤシは12月6日の誕生花|柊、雪の下12月6日の誕生花は〇ヒイラギ、〇ユキノシタです。 ヒイラギ(柊、学名:Osmanthus heterophyllus)は、モクセイ科モクセイ属の常緑広葉小高木です。葉縁に大きな歯牙が2~5対あります。冬に、葉腋から散形花序を伸ばし小さな白い花を束生して咲かせます。花にはキンモクセイ(金木犀)と似た芳香があります。花後に黒い球状の実が成ります。魔除け効果があるとされ、節分に鬼を祓うため節分に