5月20日の誕生花、カタバミ(片喰) ポスト 5月20日の誕生花、カタバミ カタバミ(片喰、学名:Oxalis corniculata)とは、日本原産で、カタバミ科カタバミ属の多年生広葉の野草です。 別名で、Creeping Oxalis(クリーピング・オキザリス)、Sorrel、European wood-sorrel、Yellow Wood Sorrelと呼ばれます。 草丈は、5〜20 cmです。 細い茎に根が生え、地面を這う、いわゆる匍匐性植物です。 ハート形をした3枚の葉が長い葉柄の先に付きます。 葉はネムノキ(合歓木、学名:Albizia julibrissin)と同様、昼に開き夜に閉じて就眠活動を行います。 春〜秋の長期間、散形花序に黄色い小さな五弁花を咲かせます。雌蕊は1本で、雄蕊は10本あります。 花をもっと大きくしたものに、オオキバナカタバミ(大黄花片喰、学名:Oxalls pes-caprae)があります。花後に成る果実はオクラを小さくしたような形をしており、熟すと種が弾き飛ばされます。葉はシンチュウ(真鍮)を磨くのに使われ、全草が酢漿草(サクショウソウ)という生薬になりカイセン(疥癬)などに効用があります。 花名の由来 葉を閉じている時は片方だけに葉が付いているように見えて、半分齧られたように見えるのが和名の由来です。 カタバミの花言葉 「喜び」「輝く心」 カタバミとオオキバナカタバミの違い カタバミ(O. corniculata)とオオキバナカタバミ(O. pes-caprae)の花色は同じ黄色ですが、草丈や花の大きさが大きく違います。 左:カタバミ(学名:Oxalis corniculata) 右:オオキバナカタバミ(大黄花片喰、学名:Oxalls pes-caprae) カタバミ属の仲間 同じカタバミ属でも、種子で増え小花を咲かせるのが「カタバミ」、球根で増え大きな花が咲かせるのが「オキザリス」です。 イモカタバミ(芋片喰、学名:Oxalis articulata) 、 オオキバナカタバミ(大黄花片喰、学名:Oxalls pes-caprae)、 オキザリス・ボーウィ(学名:Oxalis bowiei、学名:Oxalis bowiei)、 オキザリス ・トライアングラリス(学名:Oxalis triangularis)、 オキザリス・バーシカラー(学名:Oxalis versicolor)、 オキザリス ・ヘディサロイデス 'ルブラ'(学名:Oxalis hedysaroides)、 カタバミ(学名:Oxalis corniculata)、 ベニカタバミ(紅片喰、学名:Oxalis brasiliensis)、 ムラサキカタバミ(紫片喰、学名:Oxalis corymbosa)、 ヨツバカタバミ(四葉酢漿草、学名:Oxallis tetraphylla )、 一般名:カタバミ(片喰)、 学名:Oxalis corniculata、 別名:Creeping Oxalis(クリーピング・オキザリス)、Sorrel、European wood-sorrel、Yellow Wood Sorrel、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類カタバミ目カタバミ科カタバミ属、 原産地:日本、 草丈:5〜20 cm、 葉形:3出複葉、葉色:緑、 開花期:4月〜9月、花序形:集散花序、両性花、花径:0.8〜1 cm、花冠形:トランペット型で先端が5裂、花色:黄、 果実形:円筒形、果実長:2 cm、種子色:赤、 注記:葉は3出複葉が多い、就眠運動、葉茎にシュウ酸塩が含まれる、 用途:生薬「酢漿草(サクショウソウ)」。 ■関連ページ カタバミ(片喰、学名:Oxalis corniculata) 5月の誕生花、 5月20日の誕生花、カタバミ(片喰、学名:Oxalis corniculata) かぎけん花図鑑 花日記2025年5月20日(火) #5月20日の誕生花 #誕生花 #カタバミ #片喰 #Oxalis corniculata #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所 Other Articlesゼニアオイのブログ今回取り上げる植物は、昔から庭で見慣れているアオイ(葵)です。昭和のイメージの花、と書こうとして最終確認したら、そう簡単ではないことに気づきました。当初、ウスベニアオイ(薄紅葵)と公園の表示板に書いてあり、何の疑いも抱きませんでしたが、写真をもう一度よく見たら....。どうも、ゼニアオイ(銭葵)のようです。これに関しては世間的にも混乱があるようです。その違いは、かぎけん花図鑑に続きます。金糸梅(hypericum)の比較タイリンキンシバイ(大輪金糸梅)=ヒペリカム・ヒドコート(Hypericum Hidcote)、学名:Hypericum patulum "Hidcote")は中国原産でオトギリソウ科の耐寒性半落葉低木「キンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum」の園芸品種です。ヒドコート(Hidcote)とも呼ばれます。湿潤な場所を好みます。葉は十字対生に付き、楕円形で全縁、緑色で秋に紅葉しま4月23日の誕生花 ローズマリー、カンパニュラ4月23日の誕生花は、ローズマリー,カンパニュラ ローズマリー ローズマリー(Rosemary、学名:Rosmarinus Officinalis)は、地中海沿岸原産で、シソ科マンネンロウ属の常緑小低木です。花言葉は「追憶 」です。 カンパニュラ カンパニュラ(Campanula、学名:Campanula medium)は南ヨーロッパ 原産で、キキョウ科カンパヌラ属の耐寒性の一・二10月27日の誕生花 ノバラ10月27日の誕生花は、〇ノバラ,ランタナです。 ノバラ 野ばら=テリハノイバラ(照葉野茨、学名:Rosa wichuraiana)は、チベット原産でバラ科の落葉蔓性低木です。花言葉は「素朴な愛」。 梅雨から夏に、山地や海岸で枝先から伸ばした円錐花序に芳香のある白い五弁花を集合させて咲かせます。茎に棘があり直立せず地を這うように伸びます。 葉は光沢のある濃緑色です。葉表と葉裏には毛が無木場公園の花1 カブトムシやクワガタにNo1の木「クヌギ」先週末に木場公園に出かけたら、クヌギの長い黄色い雄花がたくさん枝垂れて咲いていました。 樹液はカブトムシやクワガタの大好物 クヌギは人間にとって有用な木ですが、昆虫もクヌギが大好きです。樹液を求めてカブトムシやクワガタ等が最も多く集まってくる木として知られます。 カブトムシとクワガタは桑の木の樹液が大好きです。下がカブトムシ、上がクワガタです。 クヌギ(橡、学名:Quercus acutiディアスキア・バーベラエのブログ ディアスキア・バーベラエ(学名:Diascia barberae)と言う花名はあまり馴染みがないですが、トレニア(Torenia )、ネメシア (Nemesis)などと同じゴマノハグサ科の植物です。ディアスキア・バーベラエは、南アフリカ原産の常緑一年草で、花の形は、口唇形の左右相称花で、花弁の裏側に2本の距があることが特徴です。写真の花は、オールアメリカセレクションズ(全米草花新品種審査協会