12月6日の誕生花|柊、雪の下 ポスト 12月6日の誕生花は〇ヒイラギ、〇ユキノシタです。 ヒイラギ(柊、学名:Osmanthus heterophyllus)は、モクセイ科モクセイ属の常緑広葉小高木です。葉縁に大きな歯牙が2~5対あります。冬に、葉腋から散形花序を伸ばし小さな白い花を束生して咲かせます。花にはキンモクセイ(金木犀)と似た芳香があります。花後に黒い球状の実が成ります。魔除け効果があるとされ、節分に鬼を祓うため節分に、イワシ(鰯)等の小魚をヒイラギに刺して玄関に飾る習慣があります。また、鬼門にヒイラギ、裏鬼門にナンテン(南天)を植える風習もあります。 花言葉は「用心深さ」です。別名で、ホーリー・オリーブ(Holly olive)とも呼ばれますが、クリスマスツリーとして使われるセイヨウヒイラギ(西洋ヒイラギ、Holly、ホーリー)とは異なります。魚にもヒイラギと呼ばれるスズキ目ヒイラギ科ヒイラギ属の小魚がいます。 ユキノシタ(雪の下、学名:Saxifraga stolonifera)は、ユキノシタ科ユキノシタ属の這性耐寒性常緑多年草です。イチゴ(苺、学名:Fragaria × ananassa)のようなライナーがあり、そこから根が出て子株が増えます。梅雨時に花序を伸ばし白い小花を多数つけます。花は上に3枚の花弁と、下に2枚の花弁から構成されます。上の3枚の花弁に紅色斑が入り(これが特徴)、基部には黄斑があります。下の2枚の花弁は細長いです。草姿は全体的に細く儚げに見えますが、群生して咲いているため、地味ながらも人目を引きます。 同科には、よく似たダイモンジソウ(大文字草)や、ヒマラヤユキノシタ(ヒマヤラ雪の下)があります。花言葉は「深い愛情」、「 切実な愛」です。 かぎけん花図鑑 https://www.flower-db.com/ja/articles Other Articles【動物・鳥・花】トキソウ(朱鷺草) 日本には天然記念物に指定されている「朱鷺」という鳥がいます。このトキの翼色とトキソウの花の色が似ているということでトキソウと名づけられました。 因みに、茸にも 似た色をしたトキイロヒラタケ(朱鷺色平茸)があります。色いろな関係があるものですね。 トキソウの説明は右画像の左下にある「この花を図鑑で見る」からご覧頂けます。ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅花日記2022年4月22日 ツツジ属シリーズ3.久留米躑躅 クルメツツジ(久留米躑躅、学名:Rhododendron obtusum var. sakamotoi)は、日本原産で、ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)の改良品種です。江戸時代に久留米藩士 坂本元蔵氏がヤマツツジやキリシマツツジ、サタツツジを基にして育種したもので現在も久留米で作られています。大蒜葛のブログニンニクカズラ(大蒜葛、学名:Mansoa alloacea)は、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科ニンニクカズラ属の非耐寒性常緑蔓性小低木です。葉を持むとニンニク臭がします。花言葉は「ありのままの私を見て」。桜シリーズ8.大島桜花日記2022年3月25日 桜シリーズ8.大島桜 大島桜とは日本固有種で桜の原種の一つ オオシマザクラ(大島桜、学名:Cerasus speciosa)とは、日本固有種で、バラ科サクラ属の落葉広葉樹「サクラ」の原種の一つです。カスミザクラ(霞桜)の島嶼型で大島など伊豆諸島に自生する早咲き桜です。樹高が15mにもなる高木です。葉は楕円形~倒卵形で先鋭で、葉身長は5~10cm、葉縁に細鋸歯があります。花菖蒲 近影6月26日の誕生花は、白いライラックですが、白花の写真を今回準備できませんでしたので、代わりに、明治神宮菖蒲田で最近撮影した花菖蒲田と品種をご紹介します。 花菖蒲 ’松ヶ枝’は、江戸花菖蒲古花の白系品種です。 ’深窓佳人’は、江戸花菖蒲古花の三英二色花です。 ’朝神楽’は、江戸花菖蒲古花の三英紫系品種です。 ’真鶴’は、江戸花菖蒲の六英白系品種です。 ’雲の上’は、江戸花菖蒲の六変化朝顔 ’輝55’(学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")変化朝顔 ’輝55’ ’黄 斑入 蝉葉 紫 吹掛絞 丸咲 大輪’(ヘンカアサガオ 'キ フイリ セミハ ムラサキ フッカケシボリ マルザキ タイリン’ (Henka asagao 'Ki fuiri semiha murasaki fukkakeshibori maruzaki tairin)’、学名:Ipomoea nil ''Kagayaki55")とは、アサガオ(朝顔)の園芸品種「変わり咲き