8月1日の誕生花、アイスランドポピー(Iceland Poppy) ポスト 8月1日の誕生花、赤いケシ、ここでは、アイスランドポピーの赤。 アイスランドポピー(Iceland Poppy、学名:Papaver nudicaule)とは、シベリア~ヨーロッパ 原産で、ケシ科ケシ属の耐寒性・非耐暑性多年草(園芸上は秋蒔き一年草)です。 別名で、シベリアヒナゲシ(Siberia雛罌粟)、ケシ(芥子)、コクリコ(仏語)、Arctic poppyとも呼ばれます。 草丈は25~40 cmで、茎は分枝しません。 うぶ毛があるので白緑色に見える葉は長さ3~15 cmの羽状複葉で、小葉は卵形をしており、葉縁に鋸歯が有ります。 3月~6月に花茎を伸ばし、先端に産毛のある蕾を付けます。 蕾は最初は俯きかげんですが開花時になると上を向いて薄い紙質の花を咲かせます。 4弁花から成るカップ型の花は直径6~10 cmで、花色は、白・黄・桃・赤・橙のパステルカラーをしています。雄蕊が多数あります。 花の中心にある雌蕊や雄蕊は明黄色です。開花時に2枚ある萼片は落下します。 花後に成る果実は球形または円柱状の蒴果です。 用途は、鉢植えや、庭植え、切り花です。残念ながら、全草に毒があります。 ポピーの中では一番早く開花し、花色も豊富で人気があります。 野生種は白や、黄色の一重ですが、園芸品種には赤や橙、桃、薄黄、八重咲き品種もあります。 切り花にしても日持ちします。 花名の由来 英名の「Iceland Poppy」とは、シベリアの氷原(iceland)で北極探検隊が18世紀に発見したことに拠ります。 和名の「アイスランドポピー」とは、英名を和訳したものです。 ケシ属の仲間 ケシ属の仲間は、ケシ・けし・罌粟をご覧ください。 ●ケシの仲間には、以下があります。 ・ヒナゲシ(雛罌粟、Papaver rhoeas)、 ・アツミゲシ(渥美罌粟、Papaver setigerum)、 ・ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟、Papaver dubium)、 ・メコノプシス・カムブリカ(Meconopsis cambrica)、 ・メコノプシス・グランディス(Meconopsis grandis Prain)、 ・メコノプシス・ホリドゥラ(学名:Meconopsis horridula)、 メコノプシス・ベトニキフォリア(Meconopsis betonicifolia Franch)があります。 花言葉 全体の花言葉は「喜び」、赤は「慰め」や「感謝」、橙色は「思いやり」、黄色は「私が勝つ」、白は「眠り」や「忘却」 一般名:アイスランドポピー(Iceland Poppy) 、学名:Papaver nudicaule(ペパベール)、別名:ケシ(芥子)、ポピー(Poppy)、コクリコ(仏語)、シベリアヒナゲシ、Arctic poppy 、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目ケシ科ケシ属 、原産地:シベリア~ヨーロッパ 、生活型:秋蒔き一年草、草丈:25~40 cm、茎:分枝せず、葉色:白緑色、小葉形:卵形、葉形:羽状複葉で毛深い、葉縁:鋸歯有、葉身:3~15 cm 、放射相称花、離弁花、花弁形:カップ型、 花弁数:4、花径:6~10 cm、開花期:3月~5月、花序形:単頂花、花色:白・黄・桃・赤・橙、雄蕊数:多数、雄蕊と雌蕊色:黄色、萼片数:2枚(開花時に落ちる) 、果実形:蒴果、果実形:球形・円柱状、用途:鉢植え・庭植え・切り花、備考:麻薬成分は含まれていませんが、植物毒のアルカイドを含むやや有毒植物です。 ■関連レページ アイスランドポピー(Iceland Poppy、Papaver nudicaule)、 特集 ケシ・けし・罌粟 8月の誕生花 8月1日の誕生花、アイスランドポピー(Iceland Poppy、Papaver nudicaule)かぎけん花図鑑 #8月1日の誕生花 #誕生花 #アイスランドポピー #IcelandPoppy #Papavera #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所 Other Articles誕生花 7月22日 撫子、待宵草、パイナップル誕生花 7月22日は、マツヨイグサ,ミニパイナップル,ナデシコ です。 マツヨイグサ(待宵草、学名:Oenothera stricta)は南米原産でアカバナ科マツヨイグサ属の常緑多年草です。花言葉は「無言の愛情」。 パイナップル(Pineapple、学名:Ananas comosus)は、ブラジル原産で、パイナップル科アナナス属の熱帯性常緑多年です。花言葉は「完全無欠」。 ナデ花ら 52.ピンクの花、昼に咲かせてまっせ 昼顔 NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】 ヒルガオ(昼顔、学名:Calystegia japonica)は、日本、韓国、東南アジア原産で、ヒルガオ科ヒルガオ属の蔓性多年生植物の野草です。 英名では、day glory, false bindweed, Japanese bindweed と呼ばれます。日本全国津々浦々の道端や柵に絡み付いています。 昼顔の特徴 夏に、アサガオ(朝誕生花 6月4日6月4日の誕生花は、ピンクのカスミソウ(霞草)です。花言葉は、「清らかな恋 」です。 霞草と言えば白を思い浮かべますが、ピンクの霞草もあります。代表的なものに、 ジプソフィラ・ムラリス(Gypsophila muralis、学名:Gypsophila muralis)、ジプソフィラ・ムラリス 'ジプシーピンク'(Gypsophila muralis、 'gipsy pink'、学名:Gかぎけん花図鑑 10月9日の誕生花 ウイキョウかぎけん花図鑑 10月9日の誕生花は、〇フェンネル=ウイキョウです。 フェンネル=ウイキョウ シェフの庭に植えられている背の高い緑色の涼しげな葉と傘状の黄色い花を咲かせるハーブです。 フェンネル(Fennel、学名:Foeniculum vulgare)は地中海沿岸原産でセリ科ウイキョウ属の多年草です。 ウイキョウ(茴香)とも呼ばれます。 初夏から盛夏に、黄緑色の花茎の先端から小枝を数本羊蹄木のブログ国際らん展2019の出展蘭をシリーズでご紹介していますが、本日は趣向を変えて、蘭(オーキッド)に似た花を咲かせる珍しい木をご紹介します。 オーキッドツリー(Orchid_Tree、学名:Bauhinia variegata)は、インド原産でマメ科の熱帯樹です。 葉が2つに裂けて羊のヒズメに似ているので、和名ではヨウテイボク(羊蹄木)とも呼ばれます。 ■オーキッドツリー(OrchiNASA Eco Plant 4.サンセベリアNASA Eco Plant 4.サンセベリア 新企画花日記1月5日「NASA Eco Plant 4.サンセベリア」 サンセベリアはシックハウス症候群の原因物質となる、空気中のベンゼンや、ホルムアルデヒド、トリクロロエチレン、キシレン及びトルエンを除去する効果があるとして、NASA Eco Plant50の一つに選ばれています。 サンセベリアは昔から観葉植物として定着しています