7月2日の誕生花、キンギョソウ(金魚草)
7月2日の誕生花、キンギョソウ(金魚草)
キンギョソウ(金魚草、学名:Antirrhium majus)とは、南欧~北アフリカの地中海沿岸原産で、オオバコ科キンギョソウ属の一年草又は多年草です。
別名で、スナップドラゴン(Snapdragon)や、コモン ・スナップドラゴン(Common snapdragon)、"gueule-de-loup(オオカミの口)”、アンテリナム(Antirrhium)と呼ばれます。
草丈は、15~30cm(矮小種)、 50~60 cm(中性品種)、 90~150 cm(高性品種)です。
葉は披針形で、対生に付きます。
春~初夏に、花茎先端から花序を伸ばしキンギョ(金魚、学名: Carassius auratus)に似た小花を多数つけますが、秋蒔きや、春蒔き、温室用促成品種があり長期間出回っています。
普通に植えられている草花で、花色には赤や紫、黄、白、橙、桃色、複色など、青以外の色があります。
草丈が、低~中性のものは花壇用に、高性のものは切り花に使われます。
花名の由来
和名の「金魚草」とは花が金魚に似ているからと言われますが、個人的にはあまり金魚に見えません。
調べてみると、金魚草が日本に渡来したとき中国名が「金魚草」という名前だったということで、
そのまま日本名に踏襲したのかもしれません。
キンギョ(金魚、学名: Carassius auratus) ↓下の写真が金魚草。
キンギョソウ(金魚草、学名:Antirrhium majus) ↑上の金魚と似てますか?
英名の”Snapdragon”(スナップ・ドラゴン)は「噛みつきドラゴン」と言う意味で花をドラゴンの口に見立てました。
フランス名では、"gueule-de-loup(オオカミの口)"というのは、花をオオカミの口に見立てたことによります。
属名の”Antirrhium”は、ラテン語で「鼻のような形」と言う意味で、花を動物の鼻に見立てました。
種小名の”majus”は、ラテン語で「5月に咲く」という意味です。
花は食べられる
金魚草は、エディブルフラワーなので花は食用となります。
花言葉
花言葉は「負けない」「上品さ」「優雅さ」、白花の花言葉は、「予知」「未来を知る」です。
キンギョソウの品種
・キンギョソウ 'テリーナ’シリーズ(金魚草 'Terina'、学名:Antirrhium majus cv. Terina)、
・キンギョソウ 'ラベラ’シリーズ(金魚草 'Lavella'、学名:Antirrhium majus cv. Lavella Rose)、
・キンギョソウ 'パリジェンヌ'(金魚草 'Parisienne'.、学名:Antirrhium majus cv. Parisienne)
キンギョソウ属の花
・リナリア(Linaria、学名:Linaria bipartita)=ヒメキンギョソウ(姫金魚草)ー金魚草の花を小振りにした花、
・ケノリヒナム・オリガニフォリウム(学名:Chaenorrhinum origanifolium)、
・タツナミソウ(立浪草、学名:Scutellaria indica)、
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