オトギリソウ属 ポスト オトギリソウ属―キンシバイ、トモエソウ、ヒペリカム・アンドロサエマム、タイリンキンシバイ、ビヨウヤナギ、コゴメオトギリ、トサオトギリ、ヒペリカム・ミスティックフレアーキンシバイキンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum)とは、中国原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の耐寒性常緑低木です。夏に、単頂花序に艶のある黄色い丸味のある五弁花を咲かせます。木は分枝が多く株立ちし、赤味を帯びた細長い枝は枝垂れます。雄蕊が多数集合して5個の塊を型作っています。葉は長楕円形で、枝に対生に付きます。花名のキンシ(金糸)とは長い雄蕊のことで、花弁がウメ(梅)と似ていることトモエソウトモエソウ(巴草、学名:Hypericum ascyron)は、日本原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の耐寒性多年草の野草です。草地や河原に自生します。茎は無毛で4稜性です。葉は被針形で対生につき、基部で茎を抱きます。夏に、茎上部が分枝し、単頂花序を伸ばし、黄色い巴形(コンマ,のような形)を5枚束ねたような五弁花を咲かせます。花は一日花です。全く似ていない植物ですが、ヴェルクレア フェロックス(タイリンキンシバイキンシバイの園芸品種、ヒドコートとも、6月、7月開花 タイリンキンシバイ(大輪金糸梅=ヒペリカム・ヒドコート(Hypericum Hidcote)、学名:Hypericum patulum "Hidcote")は中国原産で、オトギリソウ科の耐寒性半落葉低木「キンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum」の園芸品種です。ヒドコート(Hidcote)とも呼ばれます。湿潤な場所を好みまビヨウヤナギビヨウヤナギ(美容柳 、学名:Hypericum monogynum)は、中国原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の耐寒性半常緑低木です。樹高は50-150cmでよく分枝し茎断面は丸い。葉は十字対生します。小葉は披針状長楕円形で全縁、細長く柳の葉に似ています。 5月~7月に集散花序に花径5~8 cmの黄色い五弁花を上向きに1~数個を咲かせます。 雄蕊は30-40個があり、花弁より長く目立ちます。オトギリソウオトギリソウ(弟切草、学名:Hypericum erectum)は、日本、朝鮮半島、中国大陸原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年生草本です。日本全国の道端、低地、畦に自生します。草丈は20~60cmです。葉は長楕円形~倒卵形で葉縁は全縁で、対生します。葉には葉柄が無く、表面に黒点があります。夏~初秋に、花茎先端から集散花序を伸ばし黄色い5弁の一日花を数個咲かせます。花径は2cmで、花弁にも黒コゴメオトギリコゴメオトギリ(小米葉弟切、学名:Hypericum perforatum subsp. chinense)は、中国原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年生草本です。西洋弟切(学名:Hypericum perforatum)の変種です。日本に帰化し、種子や地下茎で繁殖し、荒れ地や造成地に群生します。茎に2稜があり、直立して上部で良く分枝します。葉は全て有柄で、明点があり葉縁に黒点があります。花トサオトギリトサオトギリ(土佐弟切、学名:Hypericum tosaense)は日本固有種で、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草です。本州の近畿地方~四国、九州の砂礫に自生します。茎には2本の稜線がありその上に黒点が散らばります。葉は長楕円形で丸みがあり葉縁に黒点があり対生して付きます。夏に、花序を伸ばし黄色い花を疎らに咲かせます。花弁の縁は波状で黒点があります。葉全体に明点が散在します。 一般名:トサヒペリカム・ミスティックフレアーヒペリカム・ミスティックフレアー(学名:Hypericum androsaemum 'Mystic Flare')は、ヒペリカム・アンドロサエマム(学名:Hypericum androsaemum)=コボウズオトギリ(小坊主弟切)から切花用に選定された品種です。 生産調整により3月から7月、9月から11月と従来のヒペリカムとに比べて長期間の出荷が可能です。秋に成る果実は、ピンクで萼をつけたままで出ヒペリカム・アンドロサエマムヒペリカム・アンドロサエマム(学名:Hypericum androsaemum)は、ヨーロッパ原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木です。英名ではTutsan(小坊主という意味)、和名ではコボウズオトギリ(小坊主弟切)と言います。「小坊主」とは花後に成るつやつやの果実が小坊主の頭を思わせることから来ています。 葉は緑色で長楕円形、鋸歯は無く、茎に互生して付きます。梅雨時から初夏に、花茎 ダイセツヒナオトギリダイセツヒナオトギリ(大雪雛弟切、学名:Hypericum yojiroanum)は大雪山(日本)の固有種で、オトギリソウ科オトギリソウ属の小型の耐寒性多年草です。 大雪山の地熱のある湿地に自生します。茎は地面を這うように広がります。葉は倒卵形で丸みがあり葉縁に黒点と明点があり対生して基部で少し茎を抱きます。夏に花序を伸ばし黄色い花を3~5個疎らに咲かせます。花弁と萼片には黒点があります。秋に赤葉セイヨウキンシバイセイヨウキンシバイ(西洋金糸梅、学名:Hypericum calycinum(ヒペリカム・カリシナム)とは、ヨーロッパ原産で、初夏に黄色い五弁花を割かせるオトギリソウ科オトギリソウ属の小低木です。別名で、ヒメキンシバイ(姫金糸梅)やヒペリカム・カリシナム(Hypericum calycinum)とも呼ばれます。樹高は20~60cmです。 5~8月に花径6cm程の黄色い花を咲かせます。雄蕊の数が多 他の特集特集 ハイビスカスハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)とはバヌアツ原産でアオイ科フヨウ属の低木です。南国を代表する熱帯花木でありハワイでは州花とされます。この「特集 ハイビスカス」には、原種の野生種や園芸種を載せています。ハイビスカスは赤・白・黄色・橙・複色など花色が豊富で、花の大きさは5cm~20cmと花葉がリ、花姿に変化があり、10月の黄色い花9月に咲いていた黄色花は 157 種でした。冬が近づくにつれ、オミナエシ(女郎花、学名:Patrinia scabiosifolia)のように咲き終わる花があります。 10月に咲いている黄色い花の写真は 128種 でした。9月に比べて少なくなりましたが、10月から新たに咲き始める黄色い花があります。 例えば、イソギク(磯菊、学名:Chrysanthemum pacificum)や、ツワブキ9月の薄黄色の花9月の薄黄色の花 9月のクリーム色(薄黄色)の花は現在36種ありました。淡黄色は自然界の花にはない色で、交雑育種や遺伝子組換えで作られています。農研機構の研究によれば、ワタやオクラはフラボノイドの蓄積、マリーゴールドの'ホワイトバニラ’、キク、トルコギキョウ、ペチュニアはカロテノイドの蓄積により発色しています。カタバミ属カタバミ属(学名:Oxalis)はカタバミ科の多年草です。カタバミ属には以下があります。 オオキバナカタバミ(大黄花片喰、学名:Oxalls pes-caprae)、 オキザリス ・トライアングラリス(学名:Oxalis triangularis)、 ヨツバカタバミ(四葉酢漿草、学名:Oxallis tetraphylla )、 オキザリス・バーシカラー(学名:Oxalis versico特集 高山植物高山植物の一覧。アルストロメリア,アルペン・アスター,アンドロサセ・スターダスト,イブキトラノオ,エーデルワイス,エゾイソツツジ,レブンウスユキソウ,エゾツツジ,カラマツソウ,キンコウカ,クルマユリ,コマクサ,タカネマツムシソウ,マウイの高山植物,トキワハナガタ,トキワヒメハギ,ナガバノモウセンゴケ,レブンシオガマ,クルマバツクバネソウ,オオダイコンソウ,クロユリ,コイワカガミ,コバイケイソウ,セ特集 額紫陽花(ガクアジサイ)特集 額紫陽花(Hydrangea macrophylla) ガクアジサイ(額紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla f. normalis)とは、日本原産で、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木です。昔から関東地方の海岸に自生しており、梅雨時に咲き、紫色の小花が沢山集合した花と言えば思い浮かぶと思います。 樹高は、150~200 cmです。5月~7月に、花序径が15