可哀想な花名 可哀想な花名 花は可愛いのに和名が名状しがたい植物があります。オオイヌノフグリオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢、学名:Veronica persica)は、ヨーロッパ原産で日本では帰化植物とされる、オオバコ科クワガタソウ属の越年草です。早春~初夏に、日の当たる草原や都市部などでも樹下の、日本全国至る所で、自生する野草です。茎は根元で分枝してよく広がります。下部の葉は広卵形で対生し、上部の葉は長楕円形で互生します。極く小さな青い花を地面に張り付くように咲かせます。朝に開花し、夕方ヘクソカズラヘクソカズラ(屁糞葛、学名:Paederia scandens)は、日本~東アジア原産で、アカネ科ヘクソカズラ属の蔓性多年草です。 他の草木に蔓で絡まる雑草です。花弁は先端が5深裂した鐘形で、花色は白で基部が紅色をしています。とても小さい可愛らしい花ですが、葉茎は悪臭がするので英名では’Skunk vine’と呼ばれます。 一般名:ヘクソカズラ(屁糞葛)、学名:Paederia scandenバクチノキバクチノキ(博打の木、学名:Prunus zippeliana)とは、日本、中国、ベトナム原産でバラ科サクラ属の落葉高木です。温かい関東以西に自生します。樹高は10~20m程になります。秋に白い五弁花を咲かせます。初夏に黒紫色の果実が成ります。木は淡灰色の樹皮で覆われていますが、古い樹皮が絶えず剥がれ落ちやすく、鮮やかな朱色の木肌(地肌)が見えます。別名でハダカギ(裸木)とも呼ばれるように絶えず樹タチイヌノフグリタチイヌノフグリ(立犬の陰嚢、学名:Veronica arvensis)は、ユーラシア、アフリカ原産で、日本など世界中で帰化植物となっている、オオバコ科クワガタソウ属の越年草の雑草です。這性のオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)、学名:Veronica persica)が直立して立上がったように咲きます。 一般名:タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)、学名:Veronica arvensis、分類名:植物界ママコノシリヌグイママコノシリヌグイ(継子の尻拭い、学名: Persicaria senticosa)は、日本、朝鮮半島、中国など東アジア原産で、タデ科イヌタデ属の蔓性一年草の野草です。日本では北海道〜沖縄の全国の林縁や道端、水辺に自生します。茎は赤く4稜で下向きに鋭い棘が密集します。茎には三角形の葉が互生し、腎臓形の托葉があります。葉の裏面脈上に刺毛があります。長い蔓を伸ばし他の植物に絡みついて増長します。春に、ヌスビトハギヌスビトハギ(盗人萩、学名:Desmodium podocarpum subsp. oxyphyllum)は、中国、朝鮮半島、台湾、日本原産で、マメ科ヌスビトハギ属の多年性野草です。夏に、日本中の山野に自生します。細長い花茎の先端に花序をつけ淡紅色の小さな口唇形の花を疎らに咲かせます。葉は3出複葉で、頂小葉は菱状の長楕円形をしています。和名は、花後に成る果実の連なりが、袂を掴んで忍び足で歩く盗人のアレチヌスビトハギアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩、Desmodium paniculatum)は、北米からの帰化植物で、マメ科ヌスビトハギ属の多年性野草です。ヌスビトハギ(盗人萩)の仲間で,果実(豆)の鞘先に鉤状の突起があり人間の服や動物の毛にくっ付きます。盗人萩より大きくなり、小節果(豆の数)もヌスビトハギは2個ですが、荒地盗人萩(D. paniculatum)は3個以上成ります。 一般名:アレチヌスビトハギ(ワルナスビワルナスビ(悪茄子、学名:Solanum carolinense)は、北米ナス科ナス属の多年性帰化植物です。春から秋、野原や空き地で、白または薄紫色の花を咲かせます。いわゆる、雑草の一種で、一度はびこると根を張って駆除が大変です。茎や葉柄に鋭く硬い棘があり、毛が密集しています。葉は互生して付き、葉縁に深い鋸歯があります。花後に黄色い球形の果実が成ります。全草に毒があります。同科同属で似た草にイヌホハキダメギクハキダメギク(掃溜菊、学名:Galinsoga quadriradiata)は、熱帯アメリカからの帰化植物で、キク科コゴメギク属の一年草の野草です。茎は柔らかく白い短毛が生えています。葉は緑色で先端は細長い卵形ですが、下葉は卵形でシソの葉のように大きく、基部は楔形をしています。葉の先端は尖り、葉縁に鋸歯があります。ほぼ一年中、空き地などで小さな頭花を咲かせ続けます。頭花は、直径5 mm程の深い椀形 他の特集世界らん展2019世界らん展2019リンドウリンドウ梅・ウメ・うめウメ(梅)には、花を観賞する「花梅」と、果実を収穫する「実梅」があります。梅特集には中国や日本の梅が沢山あります。/花梅は野梅系、緋梅系、豊後系の3系統9性に分類されます。●野梅系ー野梅性、難波性、紅筆性、青軸性 ●緋梅系ー紅梅性、緋梅性、唐梅性 ●豊後系ー豊後性、杏性。/実梅には、南高、白加賀、小粒南高、古城、玉梅、鴬宿、月世界、甲州最小、豊後(兼、花梅)」などがあります。エリカエリカ(Erica) は南アフリカ原産でツツジ科エリカ属の常緑小低木です。特集エリカには、かぎけん花図鑑が現在所持しているいるエリカ属の花を集めました。サクラ・さくら・桜サクラ・さくら・桜(学名:Cerasus L.)は、日本の春を代表する花で、散房花序に白または薄桃色の小さな5弁或いは8弁花をつけるバラ科サクラ属の落葉広葉樹です。桜の品種には、アタミザクラ(あたみ桜),シダレザクラ(枝垂桜),カンザン(関山),カンザクラ(寒桜),オオシマザクラ(大島桜),カンヒザクラ(寒緋桜),オカメザクラ(おかめ桜),ソメイヨシノ(染井吉野),マメザクラ(豆桜),などがありまあきのフラワーブーケ明希さんが10月の私の誕生祝に贈って下さった花束から、花達を一つずつご紹介して参ります。最後に纏まった姿が登場しますので、お楽しみに!可愛い花可愛い花ーホヤ・プビカリクス ‘キメラ’(学名:Hoya pubicalyx 'Chimera'),アリウム・ギガンテウムケイトウケイトウ(鶏頭)はヒユ科の一年草です。 花序が鶏冠に似ているのが花名の由来です。花名にケイトウと付くものには、ヒユ科ケイトウ属とヒユ科ヒユ属の花があります。品種には、ヒモケイトウ(紐鶏頭),ノケイトウ(野鶏頭),クルメケイトウ(久留米鶏頭),トサカケイトウ(鶏冠鶏頭),ウモウケイトウ(羽毛鶏頭)などがあります。10月の黄色い花10月に黄色い花を咲かせる花の特集です。中には花では無いものがあるかもしれません。南アフリカの花南アフリカの花-アークトチス,アイビーゼラニウム,アスパラガス・デンシフロルス 'マイアーズ',オオミドリボウキ,ヒメヒオウギ,ディモルホセカ,イエローケープハニーサックル,ウシノシタ,エリカ・コロランス 'ホワイト・デライト',エリカ・ダーリーエンシス,エリカファイヤーヒース,オオキバナカタバミ,オオバナカリッサ,オリヅルラン,エリカ・カナリクラータ,キダチアロエ,オーニソガラム・シルソイデス,ケシケシはケシ科ケシ属の一年草~多年草です。阿片を含まないケシにはアイスランドポピー(Iceland Poppy、学名:Papaver nudicaule)や、ヒナゲシ(雛罌粟、雛芥子、ひなげし、学名:Papaver rhoeas)、オニゲシ(鬼芥子、学名:Papaver nudicaule)があります。阿片を含むケシにはアツミゲシ(渥美罌粟、学名:Papaver setigerum)やアヘンケシ(阿格好いい花格好いい花-ホヤ・ムルティフロラ