カエデ
- 花名カエデ
- 学名Acer
- 別名楓, Aceraceae, Maple, Maple tree
- 原産地日本、朝鮮半島、中国東部などの北半球
- 開花場所庭, 低山, 公園, 盆栽, 街路、植栽
- 開花期4月, 5月
- 花言葉大切な思い出
カエデとは
カエデ(楓、学名:Acer)は、北半球原産で、ムクロジ科カエデ属の落葉高木です。 秋に紅葉する葉が美しいです。葉は掌形で、枝に対生につきます。 花は小さくて目立ちません。
カエデという名前は、カエデとモミジを総称して呼ぶ名前でもあります。
モミジとカエデはいずれもカエデ属なので同属の植物で、英語ではどちらもメープルです。
日本では葉形により呼び分けることがあります。その場合、葉が掌(手指)のように深く5、6個に裂けているのがモミジで、代表品種にイロハモミジ(いろはもみじ、学名:Acer palmatum)があります。
葉に浅い切れ込みがたくさんあるのがカエデとされ、品種には紅カエデとも呼ばれるアメリカハナノキや、イタヤカエデ、 トウカエデや、メープルシロップが採れてカナダ国旗の図柄にされているカエデ属サトウカエデ種のサトウカエデ(砂糖楓、学名:Acer saccharum、英名:Sugar maple)があります。 日光のイロハ坂や京都の紅葉が人気です。 カエデ/モミジの花言葉は「大切な思い出」です。
【カエデの仲間】
カエデの仲間(カエデ属)には、アサノハカエデや、アメリカハナノキ、イタヤカエデ、イロハモミジ(学名 Acer palmatum)、ウリカエデ、ウリハダカエデ、オオモミジ(Acer amoenum)、オガラバナ、カジカエデ 、カラコギカエデ、コブカエデ、カラコギカエデ、サンゴカクモミジ、チドリノキ、テツカエデ、トウカエデ、ヒトツバカエデ、ミツデカエデ、ノムラカエデ、ノルウェーカエデ 、その園芸品種ノルウェーカエデ プリンストンゴールド、ハナノキ、モミジ ベニシダレ、メグスリノキ、ヤマモミジ等があります。特集 カエデの仲間
楓と似た木に、フウ科フウ属の樹木「モミジバフウ(紅葉葉楓、学名:Liquidambar styraciflua)」があります。楓(Aceraceae) と紅葉葉楓(Liquidambar styraciflua)の共通点は、落葉高木で、秋に紅葉することです。
両者の見分け方は、紅葉葉楓(Liquidambar styraciflua)の葉は互生につくのに対し、楓(Aceraceae)の葉は対生に付くこと、紅葉葉楓(Liquidambar styraciflua)の果実は球形の集合果実であるのに対し、楓(Aceraceae)の果実は翼のついたプロペラ状であることから判断できます。
一般名:カエデ(楓)、学名:Aceraceae 、別名:Maple tree(メープル・ツリー),Maple、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ムクロジ目ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属、生息分布:福島県以西~九州の日本、生活型:落葉高木、葉形:掌状、葉序:対生、葉身長:3~6 cm、葉縁:重鋸歯、葉色:緑色→紅葉(11月)、花序形:複散房花序、花色:暗赤色、開花期:4月~5月、花の出る場所:本年枝の先端、果実型:翼果、結実期:11月、繻子数:2、用途:庭木、盆栽、公園樹、建築・器具材。