8月25日の誕生花、ハイビスカス(hibiscus) ポスト 8月25日の誕生花、ハイビスカス ハイビスカス(Hibiscus) ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)とは、バヌアツ原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。 別名で、ヒビスクス(Hibiscus)、ブッソウゲ(仏桑花)、フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)、リュウキュウムクゲ(琉球槿)とも呼ばれます。 スーダン、パプアニューギニアの国花とされ、マレーシアではブンガラヤ(学名:Hibiskus rosa-sinensis)と呼ばれ、同じく国花とされます。 南国を代表する熱帯花木であり、ハワイでは州花とされます。 樹高は、矮少品種や鉢物用のものは30 cm、高性品種や庭用のものは300 cmになります。 葉は緑色で、広卵型、葉縁に鋸歯があります。 熱帯地域では周年、日本では3月〜11月に、直径5〜20 cmの、赤・黄・橙・白・桃・複色の花を咲かせます。 花は五弁花で、花の中央にある花柱や筒状の雄しべが花弁から突出します。 原種の野生種の他、園芸種が多数作られており、花色が豊富で花の大きさや花姿に変化があり、一重咲きや、八重咲き、変種があります。 ハイビスカスの種類 左:ヒビスクス・アルノッティアヌス、右:ヒビスクス・セントジョニアヌス(Hibiscus saintjohnianus) ・ヒビスクス・アーノッティアヌス(学名:Hibiscus arnottianus)はハワイ原産の野生のハイビスカスです。 ・ヒビスクス・セントジョニアヌス(Hibiscus saintjohnianus、学名:H. kokio ssp. saintjohnianus)はカウアイ島の固有原種で黄・橙色の花を咲かせます。 ・フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)はハイビスカスの変種です。 【園芸品種】 ・ハイビスカス 'ミセス ジェームス ヘンドリー'(Hibiscus rosa-sinensis cv. mrs. james e. hendry)ー鮮黄色の花を咲かせる園芸種 花名の由来 種小名の "rosa-sinensis"は ”Rose of China"という意味で、元々ヨーロッパにはハイビスカスが無かったので、 中国に来て初めてハイビスカスに出会ったときに薔薇に似ていることから名付けらました。 ハイビスカスの種類は、こちら→にまとめてあります、 特集 ハイビスカス(hibiscus) 花が美しいので、観賞用に庭植えや鉢植え、花壇、公園に使われます、また、薬用ともされます。 しかし、ハイビスカスティは、同じハイビスカスの仲間、ローゼル(Roselle、学名:Hibiscus subdariffa)から抽出されます。 広義のハイビスカス 広義のハイビスカスとは、ハイビスカス=アオイ科フヨウ属に分類される植物全般を指すため、狭義のハイビスカスのみならず、フヨウ、ムクゲも全てハイビスカスに含まれます。 花の違いを以下にイラストで描きました。 左:ムクゲ、中央:フヨウ、右:ハイビスカス ハイビスカスと名前が付くが、別属の植物 同科で花名の一部にハイビスカスと付く花にブルーハイビスカス(Blue hibiscus)、または花色からライラックハイビスカス(Lilac hibiscus)と呼ばれる花は別属(アリオギネ属)の花です。 また、 タチアオイ(立葵) はアオイ科ですが、アオイ属と言う別属の花です。 一般名:ハイビスカス(Hibiscus)、 学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids(ヒビスクス)、 国花:マレーシア(ブンガラヤ、学名:Hibiskus rosa-sinensis)、スーダン、パプアニューギニア、 別名:ヒビスクス(Hibiscus)、ブッソウゲ(仏桑花)、フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)、リュウキュウムクゲ(琉球槿)、 分類名:植物界被子植物真正双子葉植物綱アオイ目アオイ科フヨウ属、 樹高:30 cm(矮少品種、鉢物用)〜300 cm(高性品種、庭用)、 葉形:広卵型、葉縁:鋸歯、葉色:緑、 開花期:3月〜11月(熱帯地方では周年)、花径:5〜20 cm、花色:赤・黄・橙・白・桃・複色、 用途:庭植、鉢植え、花壇などの観賞用、薬用、注記:ハイビスカスティはローゼルから抽出。 ■関連ページ ハイビスカス(hibiscus)、 特集 ハイビスカス(hibiscus)、 夏の花ハイビスカス(hibiscus) 花日記2024年8月10日(土) かぎけんWEB ハイビスカス、 かぎけんイラスト、 ムクゲ(木槿)、 フヨウ(芙蓉)、 ヒビスクス・アルノッティアヌス、 アメリカフヨウ(アメリカ芙蓉) アメリカフヨウ(アメリカ芙蓉) 8月25日の誕生花、ハイビスカス(hibiscus)かぎけん花図鑑 花日記、 #ハイビスカス #hibiscus #8月25日の誕生花 #花言葉 #かぎけん花図鑑 #株式会社科学技術研究所 #STI Other Articlesセロジネ・ムーレアナのブログベトナム原産の蘭が続きます。 先日は、可愛らしい淡桃色のパフィオ「パフィオペディルム・デレナティ(学名:Paphiopedilum Delenati)>」をご紹介しました。 本日は、セロジネという着生蘭の中から「セロジネ・ムーレアナ(学名:Coelogyne mooreana))」をご紹介します。 ムーレアナ(Coel. mooreana)は、標高1300~2000mの亜高悩ましいこと(1)今、かぎけん花図鑑を作っていますが、その制作過程で、なかなか「悩ましいこと」が幾つか出てきました。 その1つは、本当の花を紹介すべきか、花のように見える苞葉のようなものを紹介すべきか、ということです。例えば、ブーゲンビリアの場合、赤や紫、朱色の花が咲いているように見えますが、実際にはそれらは花ではなく、花を取り巻く葉、いわゆる、苞葉です。本当の花は苞葉が3枚セットになった中央にある小さい地味な白万葉時代の制服か?万葉集草木シリーズ32.クヌギクヌギ(橡、学名:Quercus acutissima)は日本〜東アジア原産で、ブナ科コナラ属の落葉性広葉高木です。成長が早く里山を形成し、材全体が古くから人々の生活に役立っています。万葉名は橡(ツルバミ)といい、群青色や紺黒色の染料を採って布を染めて着物を作りました。万葉集で謡われています。 万葉集 第7巻1311番歌 作者不詳 原文 橡 衣人皆 事無跡 曰師時従 欲服所念 作者:不明 7月24日の誕生花、オオマツヨイグサ(大待宵草)誕生花7月24日、オオマツヨイグサ(大待宵草、学名:Oenothera erythrosepala) オオマツヨイグサ(大待宵草、学名:Oenothera erythrosepala)とは、アメリカ原産で、アカバナ科マツヨイグサ属の常緑一年草/多年草です。 夕方~朝に、黄色い一日花を咲かせます。 別名で、ヨイマチグサ(宵待草)、ツキミソウ(月見草、但し別花)、evening primroseと呼万162.由緒ある野草 力芝チカラシバは、恐らく、子供時代に野原で過ごしたことのある方には馴染の野草だと思います。子供の頃に、悪さをして人を転ばせたりして顰蹙を買った人もいることでしょう。なにしろとても丈夫な草です。力芝はなんと万葉集でも詠まれている由緒ある(?)植物なんですね。とは言え、昔から邪魔者扱いですが。 チカラシバ(力芝、学名:Pennisetum alopecuroides)は、東・東南アジア原産でイネ科チカラ節黒仙翁のブログ秋の野草「センノウ」がしっくりくる季節になりました。センノウには幾つか種類がありますが、本日の花「フシグロセンノウ(節黒仙翁)」もその一つです。花言葉は「恋のトキメキ」。 引続き、かぎけん花図鑑で、フシグロセンノウ(節黒仙翁、学名:Lychnis miqueliana)をお楽しみください。