果物シリーズ3 桃 ポスト モモ(桃 、学名:Amygdalus persica)は、中国原産で、バラ科モモ属の落葉小高木の果樹です。中国では災いを除き福を招く花として愛でられており、日本へは弥生時代に渡来しました。「古事記」にはイザナギが悪鬼から逃れるのに桃を投げたという記述があります。平安時代から桃の節句で観賞されるようになりました。 モモはクリ(栗)と同様、3年で実がなるので比較的成長の早い木です。昔話に「桃太郎」があり、よく知られています。桃太郎が生まれてからあっという間に成長するのは桃の木の成長が早いことと関係があるのでしょうか。「桃」と言えば「桃太郎」と言われるほど有名なので、皆様ご存じだと思いますが、ここにご紹介します。 昔話 桃太郎 登場人物 桃太郎、お爺さん、お婆さん、犬、猿、雉、鬼 ■桃太郎誕生 お爺さんとお婆さんがいて、お婆さんが川を流れて来た桃を引き揚げて持ち帰る。中から男子登場し、あっという間に成長する ■鬼退治の発端 鬼ケ島には悪い鬼がいて、時々村人を困らせているという情報を入手した桃太郎は退治をする意思を固め、お婆さんに日本一のきび団子を作って貰う ■鬼退治の助っ人 鬼ヶ島に向かう旅中で、日本一のキビ団子が欲しい、犬、猿、雉が順に家来になる。 ■鬼ヶ島到着後の各自の働き 鬼はなんと立派な城に住んでいた。 桃太郎は門番の鬼に石を投げる。猿は門に登り鍵を開ける。雉は門番の鬼の目をつつく 鬼のかしらと家来の鬼が多数登場 桃太郎と鬼のかしらの一騎打ちで桃太郎の鉄拳がさく裂し、鬼のかしらが降参 鬼の謝罪と2度と悪事を働かないという約束を取り付け、桃太郎は宝物一切合切を貰って、お爺さんお婆さんが待っている家に帰り幸せに暮らしました。 ■その後の鬼はどうしたのだろう 略奪体質と、宝物の報奨金が無くなってどうやって体制を維持して行くのだろう。再犯性はないのだろうか。宝物は桃太郎のものでは無いのに全部ひとり占めにして良いのだろうか(とちょっと思いました。柳下) 花名の由来や花言葉はこちらへ ■関連ページ 果物シリーズ3 桃 かぎけん花日記2023年10月3日(火曜日)、 秋の果物, モモ(桃 、学名:Amygdalus persica)、 花日記、 花図鑑 特集 Other Articles花ら 33.黄色い花と赤い果実 トマト NHK朝ドラ「らんまん」の花をシリーズ化【かぎけん花日記】 トマト(Tomato、学名:Solanum lycopersicum)は、南米ペルー原産で、ナス科の一年/多年草です。世界中で栽培され食べられている緑黄色野菜です。アンデス山脈が発祥地でメキシコで栽培され、その後世界に広まりました。日本へは17世紀終り頃に渡来しました。4月中旬から7月末に花序を伸ばし星形で基部が癒合した黄色い花を咲誕生花 6月18日 Thyme誕生花 6月18日は、タイム(Thyme)です。 タイムの代表品種に、ヨウシュイブキジャコウソウ(洋種伊吹麝香草、学名:Thymus serpyllum)があり、別名で、クリーピングタイム(Creeping thyme)、ワイルドタイム(Wild thyme)、マザーオブタイム(Mother of thyme)とも呼ばれます。 ユーラシアや、アフリカ北部原産で、シソ科イブキジャコウソウ10月2日の誕生花 杏子10月2日の誕生花は、アンズです。 アンズ(杏、学名:Prunus armeniaca)は、ヒマラヤ原産で、バラ科サクラ属の落葉小高木、及びその果実のことです。 花言葉は「乙女のはにかみ」です。 誕生花10月2日 https://www.flower-db.com/ja/blog/2019-10-02/644 11月27日の誕生花 デンファレ、菊(赤)、ハボタン11月27日の誕生花は、デンファレ,菊(赤),ハボタンです。 デンファレ デンドロビウム(学名:Dendrobium spp.)はラン科デンドロビウム属の常緑多年草です。花言葉は「我儘な美人」です。 菊(赤) キク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)は、中国、米国原産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)です。花言葉は「あなたを愛しています」です桜シリーズ16.神代曙花日記2022年4月2日 桜シリーズ16.神代曙 ジンダイアケボノ(神代曙、学名:Prunus x yedoensis 'Jindai-akebono')とは神代植物公園で栽培されたエドヒガン(江戸彼岸、学名:Cerasus itosakura f. ascendens)(ソメイヨシノの一方の親)と他品種の交雑種とされます。 葉に先行して花を咲かせることや花弁の形、開花時期が同じという親の性質をかぎけん花図鑑 9月23日の誕生花 〇イチイかぎけん花図鑑 9月23日の誕生花は、〇イチイです。 イチイ イチイ(一位、学名:Taxus cuspidata)は日本原産で、イチイ科の耐寒性・耐陰性常緑針葉高木です。 イチイという名前は仁徳天皇の時代に飛騨から産出された木を使って最高位の「正一位」が用いる笏(しゃく)を作ったことに拠り、木目が美しく出来栄えが秀でていたことに拠ります。樹齢2000年と伝えられる木がある程寿命が長い。