10月19日の誕生花、紅色の鳳仙花とアキノキリンソウ ポスト 10月19日の誕生花は、紅色のホウセンカ(鳳仙花)とアキノキリンソウ(秋の麒麟草)です。 ホウセンカ(鳳仙花、学名:Impatiens balsamina)とは、インド、マレー半島、中国原産で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。 別名で、rose balsam、Balsam、touch-me-not、ツマクレナイ、てぃんさぐ(沖縄)と呼ばれます。 草丈は、20~30 cm(矮性品種)、60 cm~80 cm(高性品種)で、茎は直立します。 葉は披針形で、長さ10 cmで、葉縁に鋸歯が有り、互生に付きます。 7月~9月に、葉腋に2、3個ずつ咲かせますが、花の上に葉が被さり見えにくいです。 一重の赤が基本ですが、八重咲きや、椿咲きで白やピンク、紫花もあります。 花には、マルハナバチ(丸花蜂、学名:Bombus)やイチモンジセセリ、学名:Parnara guttata)が訪蜜に訪れ受粉に役立ちます。、 pollinator 鳳仙花の花粉を運んで受粉させるポリネーターには以下の昆虫がいます。 左:訪蜜するマルハナバチ(丸花蜂)、右:イチモンジセセリ(花が違いますが) 花後に成る果実は蒴果で、軽く触れるだけで弾け飛びます。 鳳仙花は、生薬の「鳳仙(ホウセン)」、や「性子(キュウセイシ)」の原料になります。 花名の由来 属名の「Impatiens」は、ラテン語の「impatiens(我慢できない)」に由来し、種子が弾ける様子から。 種小名の「balsamina)」は、ラテン語の「balsam(ホウセンカ)」を指す言葉から。 和名の「鳳仙花」とは、花形が鳳凰の羽搏く姿に似ていることに拠ります。 花言葉 「いつまでも変わらぬ心」「絆」「遠い友を思う」、赤花は「燃えるような愛」 同属の花 インパチェンス(Impatiens、学名:Impatiens walleriana) 、 キツリフネ(黄釣船、学名:Impatiens nolitangere)、 サンパチェンス(Impatiens hybrids cv. sunpatience)、 ツリフネソウ(釣舟草、scientific name: I. textori)、 ハガクレツリフネ(葉隠釣舟、学名:Impatiens hypophylla)、 ホウセンカ(鳳仙花、学名:Impatiens balsamina)、 ニューギニア・インパチェンス(New Guinea Impatiens、学名:Impatiens hawkeri) などがあります。 一般名:ホウセンカ(鳳仙花)、 学名:Impatiens balsamina、 別名:rose balsam、Balsam、touch-me-not、ツマクレナイ、てぃんさぐ(沖縄)、 分類名:植物界被子植物真正双子葉類ツツジ目ツリフネソウ科ツリフネソウ属ホウセンカ種、 原産地:インド~中国、 生活型:一年草、 草丈:20~30 cm(矮性品種)、60 cm~80 cm(高性品種)、茎:直立、 葉形:披針形、葉長:10 cm、葉縁:鋸歯有り、葉序:互生、 左右相称花、開花期:7月~9月、花の付く場所:葉腋、1か所に付く、花数:2~3、花径:2~4 cm、花形:蝶形で距有、花色:桃・白・赤・紫・複色、 雄蕊数:5、心皮数:5、花の咲き方:一重咲・八重咲・椿咲、 訪花昆虫:イチモンジセセリ、マルハナバチ、 果実:蒴果、種子数:多数、 用途:庭植、鉢植、生薬-鳳仙(ホウセン)、急性子(キュウセイシ)。 ■関連ページ ホウセンカ(鳳仙花、学名:Impatiens balsamina) 10月の誕生花 10月19日の誕生花、紅色のホウセンカ(鳳仙花)とアキノキリンソウ(秋の麒麟草)かぎけん花図鑑 花日記10月19日(日)の誕生花 #10月19日の誕生花 #誕生花 #ホウセンカ #鳳仙花 #アキノキリンソウ #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所Location: KaruizawaLocation: KaruizawaLocation: KaruizawaLocation: Karuizawa Other Articles11月20日の誕生花 カーネーション(赤)11月20日の誕生花は、カーネーション(赤)です。 カーネーション(赤) カーネーション(Carnation、学名:Dianthus caryophyllus)は、南欧原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草です。赤花品種の花言葉は「母への愛」です。 かぎけん花図鑑 誕生花11月20日 https://www.flower-db.com/ja/blog/2020-11-20/1源008.源氏物語の草木 第8話 浅茅生(茅) 源氏物語の草木 NHK TV大河ドラマ「光る君へ」第1話が昨夜から始まりました。こちらは、源氏物語の著者 紫式部の一生を描いた物語です。下級貴族の娘に生まれた少女はこの時点ではまだ源氏物語を書いていませんが、同じく少年の藤原道長と出会って友情が芽生え始めたところでした。この回ではなんと、紫式部の母が道長の次兄に殺されるという場面があり、視聴者のコメントでは皆一様に驚いたと書いていました。このよ世界の国花 セントルシア Saint Lucia LC世界の国花 セントルシア Saint Lucia LC かぎけん花図鑑花日記2022年8月18日 セントルシアの国花はマルグリット マルグリット(Marguerite, 学名:Gomphrena globosa)は熱帯アメリカ原産で、ヒユ科センニチコウ属の一年草です。その園芸品種に「センニチコウ(千日紅、学名:Gomphrena globosa)」があり、普段馴染の花です。細い枝先にボンボンの松葉菊のブログマツバギク(松葉菊)は、太陽に向かって艶のある小花を元気良く咲かせます。青空の下、石垣を覆い尽くすように咲くピンクの絨毯は夏の風物詩と言えます。多肉植物なので海岸の塩にも負けていません。...かぎけん花図鑑に続きます。カルミア・ラティフォリアのブログカルミア・ラティフォリア(学名:Kalmia latifolia)は、春に、小さなピンクの小花を集合させてパラソルのような半手毬状の花を咲かせる低木です。和名では、花笠シャクナゲと呼ばれます。小花の形は、蕾の時はふっくらしていて、開花すると浅い筒状の五角形となります。咲いた花は微笑んでいるように見えます。では、この花の花言葉は何でしょう?答えは、かぎけん花図鑑でご確認ください。特集 ハーブ (最終版)特集 ハーブ 切れぎれに3回に渡っての掲載となりましたが、今回が最終版でハーブ総数は119種となりました(2024年8月22日)。 ハーブ(HERB)とは、語源はラテン語の「Herba(ヘルバ)」で、和名は「香草・薬草」と呼ばれる、「健康、美容、生活に役立つ香りのある植物」のことを言います。 ハーブに昆虫は付き物。ハイビスカスで吸蜜中のシロオビアゲハ(白帯揚羽、学名:Papilio p