アカマツPinus densiflora Tweet 万葉集でよまれた草木花名アカマツ学名Pinus densiflora別名Akamatsu, Japanese Red Pine, メマツ, 赤松, まつ, 松, マツ原産地日本、韓国、中国開花場所庭, 墓地・寺院, 公園, 盆栽, 街路、植栽開花期4月, 5月花言葉「気高さ・気品」「同情心に弱い」 アカマツとはアカマツ(赤松、学名:Pinus densiflora)とは、日本、韓国、中国原産で、マツ科マツ属の常緑高木針葉樹です。樹皮が赤褐色で新芽が赤っぽく幹がしなやかな曲線を描きます。 松と言えば、クロマツ(黒松、学名:Pinus thunbergii)と共にニ葉松の代表とされます。 樹皮は、黒松が黒っぽいのに対して、赤松は赤いのでその名があります。また、黒松は雄松と呼ばれるように葉が硬くやや太いのに対し、赤松は雌松と呼ばれ葉は柔らかくやや細いです。 北半球に分布するので、葉による熱の発散を防ぐため、葉は針のように細いです。葉は1ヶ所に2枚が束となり枝に付き、いわゆる束成しますが、数年経つと枝から離れて落下します。赤松林には、マツタケ(松茸)が生えます。 日本では、古代から親しまれている樹木であり、万葉集や、歌舞で謳われ、伝統芸の道具立てにも使われています。 万葉集に出てくる「まつ」の歌 万葉集 第4巻 623番歌 池辺王(いけべのおおきみ)の宴に誦うたふ歌一首 『歌』 松の葉に月は移(ゆつ)りぬ黄葉(もみちば)の過ぐれや君が逢はぬ夜ぞ多き(万4-623) 『意味』 「あなたを待つ内に月は松にかかるほど経ってしまいました。あなたに会わない夜が多い」 『「まつ」の使われ方、他』 「松の」に「待つ」の意味がかけられている。「黄葉」は「過ぐ」にかかる。 「君」は女性から男性を呼ぶ呼称、「宴に誦うたふ歌」ということで、自らが作った「作る歌」ではなく、 女性の気持ちを表現したのではないかと言われています。 一般名:アカマツ(赤松)、学名:Pinus densiflora、別名:メマツ(雌松)、オンナマツ(女松)、Japanese Red Pine(ジャパニーズ・レッド・パイン)、分類名:植物界維管束植物球果植物門マツ綱マツ目マツ科マツ属アカマツ種、原産地:日本、韓国、中国、生息分布:北海道南部~九州、生活型:常緑針葉高木、樹高:10~35m、樹皮:赤褐色、新芽色:赤っぽい、葉形:針状、葉長:7~12 cm、葉序:2個束生、雌雄異花、花序:毬状花序、開花期:4月~5月、花色:黄緑褐色(雄花)、紅紫色(雌花)、花弁数:無し、花長:1 cm(雄花)、雄性球花、果実型:球果、果実形:卵状円錐形、結実期:翌年10月、用途:街路樹、防風林、砂防林、庭木、盆栽、花材。目マツ科マツ属マツ種アカマツ花のタイプその他花序毬状花序花冠尾状葉形針形葉縁全縁生活型常緑針葉高木花の色赤葉の色緑実の色高さ1000.0 ~ 3500.0 cm花径0.2 ~ 0.3 cm ランダムな花ボタンクサギハス|仏教を国教とするインドとマカオ、ベトナムの国花ソバキツリフネオカトラノオタチツボスミレハナカンザシエゾギクマツヤマユリアベリア・エドワードゴーチャー スイセン