秋に咲いている桜 ジュウガツザクラ ポスト 秋に咲いている桜 ジュウガツザクラ(十月桜、学名:Cerasus subhirtella)とは、バラ目バラ科サクラ属ジュウガツザクラ種の落葉小高木です。 英名では、Cerasus subhirtella ‘Autumnalis’ と呼ばれます。 エドヒガン(江戸彼岸)とマメザクラが交雑した園芸品種です。 樹高3~7 m、葉は楕円形で、葉は互生で付きます。 花は、春(3月下旬~4月上旬)と冬(10月中旬~1月上旬)に2季咲きします。 花色は、薄桃色または白で八重咲き、花弁は10~20枚ほどの小輪花を咲かせます。萼筒は紅色でつぼ型で、雄蕊は長い。 この時期に咲く桜には他に、冬桜があります。 「十月桜」と「冬桜」の見分け方 10月~11月に咲いている桜には、「ジュウガツザクラ(十月桜、学名:C. subhirtella)」と「フユザクラ(冬桜、学名:C. ×parvifolia 'parvifolia')」があります。 いづれも、マメザクラ(豆桜)との雑種ですが、十月桜はエドヒガン(江戸彼岸)と、冬桜は大島桜との雑種なので、冬桜の花色の方が白い。 ジュウガツザクラ(十月桜、学名:Cerasus subhirtella):花色は白~薄紅色、八重、花弁数多く細い フユザクラ(冬桜、学名:Cerasus ×parvifolia 'parvifolia'):花色は白、一重、花弁太い 左:十月桜(C. subhirtella)、右:冬桜(C. ×parvifolia 'parvifolia') 2季咲きの桜の種類 春と、秋~冬の2季咲きの桜には、以下があります。 春と、秋~冬の2季咲きの桜 ・コブクザクラ、 ・ジュウガツザクラ、 ・シキザキ(四季咲) 冬~春に咲く桜 冬~春に咲く桜には、以下があります。 ・フユザクラ(冬桜) ■関連ページ ジュウガツザクラ(十月桜、学名:Cerasus subhirtella) 特集 サクラ(桜) 秋に咲いている桜 ジュウガツザクラ(十月桜) かぎけん花図鑑 花日記2024年11月25日(月) Other Articlesつく7 バニラ(Vanilla planifolia)バニラ(Vanilla、学名:Vanilla planifolia)は、メキシコ南部と西インド諸島などの熱帯アメリカ(中南米)原産で、ラン科バニラ属の蔓性(吸着根)常緑着生蘭です。コモロ連合(Comoros)の国花となっています。バニラの主要生産地はマダガスカルを含むブルボン島です。 バニラは蔓性植物なので巻き付く木が必要で通常、カカオ(学名:Theobroma cacao L.)の木が使われます4月10日の誕生花、イチジク(無花果)4月10日の誕生花、イチジク イチジク(無花果、学名:Ficus carica)とは、アラビア原産でクワ科イチジク属の落葉小高木とその果実を言います。 果実を食用とするために栽培されます。 英名では、Fig tree(フィグ・ツリー)と呼ばれます。 世界最古の栽培植物です。日本へは江戸時代に渡来し、北海道を除く全国に分布します。 ヨーロッパで人気のいちじくパン 樹高は、2〜3 mです。 葉薬用植物園の花4 八重どくだみ(Houttuynia cordata var. plenu)ヤエドクダミ(八重どくだみ、学名:Houttuynia cordata var. plenu)とは、地下茎で繁殖するドクダミ科ドクダミ属のドクダミ(学名:Houttuynia cordata)の八重咲き品種です。ドクダミの仲間なので独特の臭気があります。 茎丈は15-50 cmで、地下茎の節から赤紫色の茎を出し、枝分かれして伸張し繁殖します。葉はハート型をしており互生してつきます。 6月~7月4月19日の誕生花 薊、デルフィニウム4月19日の誕生花は、アザミ,デルフィニウムです。 アザミ アザミ(薊、学名:Cirsium japonicum)は、台湾、朝鮮、中国、日本の東アジア原産でキク科アザミ属の多年生野草です。花言葉は「独立」です。 デルフィニウム デルフィニウム(学名:Delphinium × cultoru)は、欧州や北米原産で、キンポウゲ科の耐寒性宿根草です。大きく分けてパシフィックジャイアン世界の国花 CI コートジボワール世界の国花 CI コートジボワール かぎけん花図鑑花日記2022年7月10日 コートジボワールはアフリカ大陸、西アフリカにある共和制国家で、南側を大西洋と接します。1960年にフランスから独立しました。公用語はフランス語です。産業はカカオやゴムの輸出など農業が主体です。スポーツではサッカーが人気で、ディディエ・ドログバ選手を輩出しています。 コートジボワール共和国の国花はヤシです。 ヤシは12月6日の誕生花|柊、雪の下12月6日の誕生花は〇ヒイラギ、〇ユキノシタです。 ヒイラギ(柊、学名:Osmanthus heterophyllus)は、モクセイ科モクセイ属の常緑広葉小高木です。葉縁に大きな歯牙が2~5対あります。冬に、葉腋から散形花序を伸ばし小さな白い花を束生して咲かせます。花にはキンモクセイ(金木犀)と似た芳香があります。花後に黒い球状の実が成ります。魔除け効果があるとされ、節分に鬼を祓うため節分に