春の七草 Tweet 春の七草とはセリ(芹)、ナズナ(薺)、ハハコグサ(母子草)、ハコベ(繁縷)、タビラコ(田平子、旧名:ホトケノザ)、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)のことを言います。 春の七草セリセリ(芹、学名:Oenanthe javanica )とは、日本原産でセリ科セリ属の湿地性多年草です。開花は夏ですが、春の若い茎葉を野菜とするので春の七草の一つとされます。日本全国の田んぼや畦道などに生え、生えている場所によりミズゼリ(水芹)、タゼリ(田芹)、オカゼリ(丘芹)と呼ばれます。 草丈は30〜60cmで、地下茎で横に這います。茎には稜があります。葉は薄緑色で葉質は柔らかく独特の匂いがありナズナナズナ(薺、学名:Capsella bursa-pastoris)は東ヨーロッパ、小アジア原産で、アブラナ科ナズナ属の越年草です。現在、全世界の温帯地域にはびこっています。日本では春の七草の一つとされます。花はアブラナ科特有の十字形をしており、散房花序に白い小花を付けます。荒れ地や道端、田畑、空き地、庭等に生えています。花後に、平たい倒三角形の果実が成ります。根出葉は羽状で深い切れ込みがあります。ハコベハコベ(繁縷、学名:Stellaria neglecta)は、全世界に自生するナデシコ科ハコベ属の越年性の野草です。春に、花序を伸ばし米粒大の白い五弁花を咲かせます。花弁は先端で2深裂し根元近くまで切れるので10枚あるように見えます。春の七草の一つです。 日本で見られるハコベにはウシハコベ、コハコベ、ミドリはこべがあります。 一般名:ハコベ(繁縷)、学名:Stellaria neglectハハコグサハハコグサ(母子草、学名:Gnaphalium affine)とは、中国~インド原産で、キク科ハハコグサ属の越年草の野草です。旧名はオギョウやゴギョウ(御形)と言い春の七草の一つとされます。葉はタンポポのような根出葉でロゼット状をしています。 春~梅雨時に、林や田畑で、花茎先に頭状花序を伸ばし、小さな黄色い筒状花を複数個につけます。本種には舌状花(舌花)がなく筒状花(管状花)だけで頭花を形成しますカブカブ(蕪、学名:Brassica rapa var. glabra)はアフガニスタン、地中海沿岸のヨーロッパ原産で、アブラナ科アブラナ属の越年草の野菜です。ヨーロッパでは主に飼料とされますが、日本では品種改良されたものを人間の食用野菜としています。 日本では、ダイコンダイコン(大根、学名:Raphanus sativus)、はコーカサス~中央・西アジア原産で、アブラナ科ダイコン属の一年草の根菜です。春にアブラナ科特有の十字形をした、白または薄紫の小花を咲かせます。大根には消化酵素のアミラーゼが含まれており、澱粉を分解するので、 胸焼けや胃凭れの防止になります。 「春の七草」の一つで、七草には、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ、蕪)、とタビラコタビラコ(田平子、学名:Lapsana apogonoides)とは、日本、台湾、朝鮮半島、中国原産で、キク科ヤブタビラコ属の越年性野草です。春に、道端で小さな黄花を咲かせます。春の七草の一つです。旧名ホトケノザ(仏の座)で、現在、ホトケノザ(仏の座、学名:Lamium amplexicaule)と呼ばれるシソ科の花とは別物です。似た花により背が高いオニタビラコ(鬼田平子)や、ヤブタビビラコがありダイコンダイコン(大根、学名:Raphanus sativus)、はコーカサス~中央・西アジア原産で、アブラナ科ダイコン属の一年草の根菜です。春にアブラナ科特有の十字形をした、白または薄紫の小花を咲かせます。大根には消化酵素のアミラーゼが含まれており、澱粉を分解するので、 胸焼けや胃凭れの防止になります。 「春の七草」の一つで、七草には、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ、蕪)、と 他の特集12月の緑色の花(2022年)12月は殆ど花の無い時期で、ましてや緑色の花となると極端に数が少なくなる中、この月から咲き始める花があります。カンアオイ(寒葵)の一種「フジノカンアオイ(藤野寒葵、学名:Asarum fudsinoi)」です。 カンアオイの花は、地面擦れ擦れの場所で、しかも葉に隠れながら地味~な花(実際には萼片)を咲かせます。しかし、地味とはいえ何故か惹かれるものがあり、オタクも多いせいか、植物園では毎年カンアオの花日本語の花名の頭文字が "オ"で始まる花を集めました。 "オ"から始まらないものでも、別名が "オ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。爬虫類名「爬虫類名」には、蛇や鰐、亀、蜥蜴などの爬虫類名が付いている花を集めました。例えば、オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)や、オオカメノキ(大亀の木、ムシカリの別名)、ジャノメギク(蛇の目菊、ハルシャギクともいう)、ウワバミソウ(蟒蛇草)、マムシグサ(蝮草)などがあります。春の七草春の七草とはセリ(芹)、ナズナ(薺)、ハハコグサ(母子草)、ハコベ(繁縷)、タビラコ(田平子、旧名:ホトケノザ)、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)のことを言います。 春の七草9月の黒い花9月の黒い花ー9月に咲いている黒い花を集めました。自然界に黒花は元々稀ですし、ましてやこの時期に咲いている黒花は殆どありません。ここでご紹介する花は、黒と言っても黒味が強い紫色の花です。表示は、ブラック・バット・フラワー(Black Bat Flower 、学名:Tacca chantrieri)とバンダ トレバー ラスボーン 'ブラック パンサー'(V. Trevor Rathbone 'Bac水草・水生植物水草・水生植物には、オオサンショウモ(大山椒藻、学名:Salvinia molesta ),アサザ(阿佐佐、学名:Nymphoides peltata),,スギナモ(杉菜藻、学名:Hippuris vulgaris),カミガヤツリ(紙蚊帳吊 、学名:Oryza sativa ),ボタンウキクサ(牡丹浮草、学名:Pistia stratiotes L.),シラサギカヤツリ(白鷺蚊張吊、学名:Rhyn花材特集 花材では、フラワーアレンジメントや盛り花、一輪挿し、花束、生け花などに良く用いる花材を集めました。中には仲間はずれのものもあるかもしれません。 その時は御免なさい。 今後も順次追加して行きます。 9月の赤い花9月に咲く赤い花は100種超ありました。花は自由に咲いているわけではなく目的(受精し子孫を残す)があって咲いているので、形と共に色が重要なファクターとなります。野草の中で花色が多いのは、白>黄色>紫>赤の順とされます。白や黄色い花が多いのは、花色が鳥や昆虫に見えやすいためと言われます。特に夜咲く花の場合は、白っぽい方が見えますし、それらの花は芳香(腐臭を含む)が強く媒介者を招きや花色変化花色変化ー咲き進むにつれて花色の退色ではなく、送受粉の役目を終えた花が落下せずに花冠の色を変えて咲き続ける「花色変化」を起こす植物を集めました。スイフヨウ(酔芙蓉)、ランタナ七変化等。ヤの花日本語の花名の頭文字が"ヤ"で始まる花を集めました。"ヤ"から始まらないものでも、別名が"ヤ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。タイ原産の花タイ原産の花可愛い花可愛い花ーホヤ・プビカリクス ‘キメラ’(学名:Hoya pubicalyx 'Chimera'),アリウム・ギガンテウム