特集 花名に「形状名」 ポスト 特集 花名に「形状名」 三角形や、四角形、円形(丸)、楕円形、など、花名に形状名が付いたものをのせました。例えば、三角草や、四角豆、大丸盆などがあります。ミスミソウミスミソウ(三角草、学名:Anemone hepatica var. japonica f. japonica、または、Hepatica nobilis)は、日本固有変種で、キンポウゲ科ミスミソウ属(またはイチリンソウ属)の耐寒性多年草です。本州中部以西の日本で、山間地の落葉樹下の半日陰で、水捌けの良い場所に自生します。春に、雪を割って単頂花序に可憐な花を咲かせます。しかし、実際には、この花のようシカクマメシカクマメ(四角豆、学名:Psophocarpus tetragonolobus)とは、タイ、インドネシア、マレーシアなどの東南アジア原産で、マメ科シカクマメ属の蔓性一年草です。 沖縄名は、ウリズンや、うりずん豆、シカクマーミ、英名では、Winged bean(ウィングド・ビーン)、仏名はharicot aileと言います。 日本では沖縄で商用栽培され、その他の暖地では、家庭菜園や緑化カーテン用にシャリンバイシャリンバイ(車輪梅、学名:Rhaphiolepis indica var. umbellata)は日本原産でバラ科シャリンバイ属の常緑低木です。小枝が輪生状に出て、葉が車輪上に互生して付きます。春に枝先から伸びた散形花序花に、白~薄紅色のウメ(梅)に似た五弁花を咲かせます。和名は上記の理由で付けられました。花中央にある雄蕊は最初黄色で花粉を出すと赤くなります。 晩夏から秋に、黄緑色の球形の果実をキメンカクキメンカク(鬼面角、学名:Cereus peruvianus)は、ブラジル~ウルグアイ原産でサボテン科ケレウス属の大型の柱サボテンです。緑色の柱は10~20m程にも成長します。柱色は緑ですが、古くなると灰緑色になります。 夏の夜に20cm 程の長い筒状花を咲かせます。花は白ですが、外側の花弁はピンク~赤っぽいです。 一般名:キメンカク(鬼面)、学名:Cereus peruvianus、別名:Peサンカクサボテンサンカクサボテン(三角仙人掌、学名:Hylocereus undatus)は、メキシコ原産で、サボテン科ヒモサボテン属の熱帯性常緑多年草です。 花はゲッカビジン(月下美人)と似ており、同時期の夏から秋の夜間に開花します。果実は’ドラゴンフルーツ(Dragon fruit)’で食用とされ、ピタヤ(Pitaya)という名前でも流通しています。 サンカクサボテンの果実、花、葉は食用となる 果肉はさほどゴヨウマツゴヨウマツ(五葉松、学名:Pinus parviflora)とは、日本原産でマツ科マツ属の針葉常緑高木です。 樹高は15~20 mで、樹皮色は灰褐色、樹形は円錐形となります。 葉は緑色で、長さ5cmの針状で五葉束となります。 雌雄同株で5月に開花します、雄花の花序は直径5cm程で桃色、雌花の花序は直径0.5 cmです。 果実は、直径5~7 cmの卵形をした毬果で、果実の色は緑色から茶色に変色しまタカネゴヨウタカネゴヨウ(高嶺五葉、学名:Pinus armandii)は台湾、中国原産で、マツ科マツ属の常緑針葉高木です。標高1200 m~3500 mの高山に自生します。樹皮は灰褐色で、亀甲状に縦に裂けます。五葉松系なので、線形の葉が1ケ所から5本束生し、長く枝垂れます。雌雄異花で雄花は枝の下部に、雌花は頂生します。果実は翌年秋に結実します。 同属にゴヨウマツ(五葉松、学名︰Pinus parvifloオオミスミソウオオミスミソウ(大三角草、学名:Anemone hepatica var. japonica f. magna 又は、Hepatica nobilis var. japonica f. magna )は、日本固有種で日本海側に自生するキンポウゲ科の耐寒性多年草です。 ミスミソウ(三角草、学名:Anemone hepatica var. japonica f. japonica、または、Hepatiオオマルボンオオマルボン(大丸盆、学名:Opuntia robusta)は西インド諸島原産で、サボテン科ウチワサボテン属の多年生草本・灌木です。サボテンなので葉は退化して、有りません。別名で食用団扇仙人掌と呼ばれ、果実が食用となります。茎は帯白色の青緑色で、円形、肉厚で、棘があります。夏、茎頂に黄色い花を咲かせます。 一般名:オオマルボン(大丸盆)、学名:Opuntia robusta、別名:Wheel c ブンチョウマルブンチョウマル(文鳥丸、学名:Ferocactus histrix)はメキシコ中部原産で、サボテン科フェロカクタス属の多年草です。現地では、高山に自生します。幼い株は円球形で、若い株は円筒形、古い株は短い円柱状になります。直径40 cm、13-18の稜、周方向に5~6個の棘があります。夏に、黄色と赤の鐘型の花を咲かせます。果実は食用となります。 一般名:ブンチョウマル、学名:Ferocactusシシオウマルシシオウマル(獅子王丸、学名:Parodia mammulosa ssp. submammulosa)は、ウルグアイとアルゼンチン原産で、サボテン科ノトカクタス属のサボテンです。直径15 cm程の球形となり、棘が鋭く、丈夫です。春に、直径 5 cm程の淡黄色の花を咲かせます。 一般名:シシオウマル(獅子王丸)、学名:Parodia mammulosa ssp. submammulosa、シノニムタンゲマルタンゲマル(短毛丸、学名:Echinopsis eyriesii)はブラジル南部、ウルグアイ、アルゼンチン原産で、サボテン科エキノプシス属の仙人掌です。原産地では低地から山地の平野や丘に自生します。夜間に大きな花を咲かせる人気の球状サボテンです。最初、幼株は直径15 cm程の球形で単生し、夏の夜に開花します。成長すると株が細長くなり、その後、4~5年で円筒形になります。株色は濃緑色でリブが9~18タカネゴヨウタカネゴヨウ(高嶺五葉、学名:Pinus armandii)は台湾、中国原産で、マツ科マツ属の常緑針葉高木です。標高1200 m~3500 mの高山に自生します。樹皮は灰褐色で、亀甲状に縦に裂けます。五葉松系なので、線形の葉が1ケ所から5本束生し、長く枝垂れます。雌雄異花で雄花は枝の下部に、雌花は頂生します。果実は翌年秋に結実します。 同属にゴヨウマツ(五葉松、学名︰Pinus parvifloチョウセイマルチョウセイマル(長盛丸、学名:Echinopsis Oxygona、シノニムス:Cereus oxygona、Echinopsis multiplex)は、南ブラジル、ウルグアイ、北アルゼンチン原産で、サボテン科エキノプシス属の多年生草本性多肉植物(仙人掌)です。茎は円筒形をしており30cm程になります。肋骨は11-18本で、長い棘があります。花は白~桃色で、長さ20cm程の喇叭状をしています。夕グンバイヒルガオグンバイヒルガオ(軍配昼顔、学名:Ipomoea pes-caprae)はヒルガオ科サツマイモ属の蔓性多年草です。熱帯地方の砂浜をグランドカバーのように勢力拡大する海浜植物です。花色は薄紫を帯びたピンクで花形は漏斗状です。一見、弱そうに見えますが、皮質の葉や丈夫な茎を持ち、強風にも、焼け焦げそうな高温にも、絶え間なく打ち寄せる塩水にも耐えるタフな植物です。ハワイ名の’pes-caprae’は英語でゴバンノアシゴバンノアシ(碁盤の脚、学名:Barringtonia asiatica)は、日本、インド、マレー半島から太平洋諸島の熱帯地域原産で、サガリバナ科サガリバナ属の常緑中高木です。日本では、石垣島以南の海岸に自生します。夏の夕、花茎先端から総状花序を伸ばし、芳香のある白花を咲かせます。花弁は上向きで、基部から鮮紅色で房状の雄蕊が飛び出します。花は朝には散ってしまうので、綺麗に咲いている花を撮影する機会 他の特集スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)とは何? スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)とは、和名で「春の妖精、春のはかない命」と呼ばれる、早春(3月~4月)に咲く花の総称です。 夏から秋に地上部が枯れて地下茎や球根に養分を蓄え、翌春に供える植物のことです。 日本の自然環境で観られるスプリング・エフェメラルの一例を以下に示します。 中には園芸栽培さ【特集】1月の緑色の花【特集】1月の緑色の花 1月に咲く花は少ないですが、さらに緑色の花は希少です。 少ないながら見て行くと、畑で元気なイネ科のロクジョウオオムギ(六条大麦、学名:Hordeum vulgar f. hexastichon)や、ウマノスズクサ科のフジノカンアオイ(藤野寒葵、学名:Asarum fudsinoi)、温室で咲いているラン科のパフィオペディルム サクハクリ フォーマ アルバム 'Hisak【特集】2月の白い花【特集】2月の白い花 2月に咲いている花には、梅、椿、早咲きの桜等があります。 ■関連ページ 【特集】2月の白い花サザンカ・さざんか・山茶花一覧■特集 サザンカ・さざんか・山茶花一覧 サザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)は、日本固有種でツバキ科ツバキ属の常緑広葉中木です。開花期間が長く、10月~翌年4月まで咲き続けます。 ツバキ科ツバキ属なのでツバキ(椿、学名:Camellia japonica)とよく似ています。 椿の開花期間が、12月~翌年4月なのでサザンカの方が咲き始めが2ケ月ほど早いです。見た目からの特集 紫の果実特集 紫の果実 「光る君へ」という、「源氏物語」を書いた作者「紫式部」の人生を描くNHK大河ドラマが何かと評判になっています。今年は「紫」がトレンドになるかもしれません。そこで、今回は紫色の果実を集めて特集としました。 かぎけんWEB図鑑「木の実・草の実図鑑」から色別の果実一覧シリーズをお届けしています。 ここでは、果実の果皮や果肉、種子のいずれかがが紫のものを集めました。詳細をご変わった植物変わった植物 変わった植物として、木かと思っていたら草だったり、姿かたち、色、構造が変わっているものを集めました。 掲載したものには、以下があります。 オンブー(Ombu、Phytolacca dioica)、ネソコドン・モーリティアヌス(Nesocodon mauritianus), プテロスティリス ナナ(Pterostylis nana), ホワイト・バット・フラワー(White