姫 Tweet 和名の植物名に「姫」「princess」がつくもの。小さいものか、実際の王女に対する尊称などの場合があります。ヒメヒオウギヒメヒオウギ(姫檜扇、学名:Anomatheca laxa)は、南アフリカ原産で、アヤメ科アノマテカ属の半耐寒性球根の多年草です。花の咲き姿がフリージアに似ており、横に伸びた花茎に一列に7〜8個の花をつけますが、6枚の花弁の内、片側3枚のみに濃色のブロッチ(斑点)が入ります。球根を秋に植えると、翌年5月に開花します。花色にはピンク地に赤いブロッチのものや、白地に赤いブロッジのものがあります。鉢植えヒメツルソバヒメツルソバ(姫蔓蕎麦、学名:Persicaria capitata)は、ヒマラヤ、インド北部原産で、タデ科イヌダテ属の蔓性常緑多年草です。ピンクの金平糖のような小花を咲かせます。背が低く、地面に這いつくばりながら長期間に渡って開花し続けるので、グランドカバーやロックガーデン等でよく用いられます。しかし、ピンクの花のように見えるのは、実際には、5深裂した萼です。花弁はありません。地面際に咲くというヒメオドリコソウヒメオドリコソウ(学名:Lamium purpureum)は、欧州原産で、シソ科オドリコソウ属の越年草です。 ヨーロッパからの帰化植物で野草化しています。茎は四角い断面で茎の節に唇形の小さな赤紫色の花が輪生します。 同科同属のホトケノザ(仏の座)より草丈、花径などが半分程度の大きさです。 シソ科なので葉を食用とする紫蘇の葉に似ており、上側はアカジソ(赤紫蘇)に似た紫色で、裏側は緑色をしています。葉ヒメジョオンヒメジョオン(姫女苑、学名:Erigeron annuus)とは、北米からの帰化植物でキク科ムカシヨモギ属の一・二年草の野草です。初夏〜冬に、空き地や野原等、日本全国至る所で咲いています。葉は倒披針形で互生して付きます。茎上部で枝分かれし黄色い管状花の花芯とその周囲の白または薄紫色の舌状花からなる小さな頭花を多数咲かせます。同属のハルジオン(春紫苑、学名:Erigeron philadelphicヒメウツギヒメウツギ(姫卯木、学名:Deutzia gracilis )は、日本原産で、アジサイ科ウツギ属の耐寒性落葉低木です。 卯木と比較すると、姫卯木の方が小型でコンパクトです。 開花期はヒメウツギ姫卯木の方が1ヶ月早く、 葉に生える毛(ここでは星状毛)は姫卯木の方が少なくすっきりしているのに対し、卯木は毛が多くザラザラしています。初夏に、側枝の先端に円錐花序を伸ばし、多数の白い小さな五弁花を咲かせますヒメコウホネヒメコウホネ(姫河骨、学名:Nuphar subintegerrimum)は、日本固有種で、スイレン科の多年生水草です。池や浅瀬で細長い花茎の先端に黄金色の花を一輪咲かせます。花は中央から周辺に向けて、大きなメシベ(雌蕊)→多数のオシベ(雄蕊)→細長い多数の花弁→5枚の花弁のように見える萼からなります。コウホネ(河骨、Nuphar japonicum)より一回り小さいです。また、ヒメコウホネの葉はヒメフウロヒメフウロ(姫風露、学名:Geranium robertianum)は、北半球の温帯域原産で、フウロソウ科フウロソウ属の一年草または越年草です。日本の本州や四国の一部に自生します。葉茎に微毛が有り、茎は赤い。 一般名:ヒメフウロ(姫風露)、学名:Geranium robertianum、別名:シオヤキソウ(塩焼草)、草丈:40 cm、葉身長:5 cm、葉:互生、葉形:掌状に3深裂し小葉はさらに羽ヒメサユリヒメサユリ(姫小百合、学名:Lilium rubellum)は、日本原産で、ユリ科ユリ属の球根植物です。別名でオトメユリ(乙女百合)とも呼ばれます。吾妻山など東北の一部に自生する絶滅危惧種です。夏に、薄桃色の芳香のある筒形の花を横向きに咲かせます。 花弁に斑点が無く、雄蕊の先端が黄色いのが特徴です。 一般名:ヒメサユリ(姫小百合)、別名:オトメユリ(乙女百合)、学名:Lilium rubelluフィロデンドロン・ピンクプリンセスフィロデンドロン・ピンクプリンセス(学名:Philodendron 'Pink Princess')は、中南米原産で蔓性・非耐寒性多年草「フィロデンドロン」の葉が紫褐色で白や淡紅色の斑が不規則に入る品種です。 フィロデンドロンは観葉植物として知られますが、一般的にはフィロデンドロン・セローム(Philodendron selloum)がよく栽培されています。 ピンクプリンセスは暗赤褐色の葉に白 バラ 'プリンセス ミチコ'バラ 'プリンセス ミチコ'(薔薇 'Princess Michiko'、学名:Roza 'Princess Michiko' )は、園芸品種でバラ科バラ属の木立性小灌木です。交配種(Circus×Spartan)です。 ディクソン社(A Dickson、英国)から1966年に当時の皇太子紀に献上されたフロリバンダ系の品種です。半八重咲き、花付き、花持ちが良く寒冷にも強いバラです。橙色の花を咲かテルテモモテルテモモ(照手桃、学名:Prunus persica cv. fastigiata)はハナモモ(花桃、学名:Prunus persica)*を品種改良した立性の品種です。神奈川県農業総合研究所が育種した品種です。通常のハナモモは枝が横に広がりますが、照手桃は横へ広がらず、コンパクトで箒状に縦にまとまった樹形をしています。その樹形から、ホウキモモ(箒桃)とも呼ばれます。花はシジミバナ(蜆花)を大きバラ 'プリンセス オブ ウェールズ'バラ 'プリンセス オブ ウェールズ'(薔薇 'Princess of Wales'、学名:Roza 'Princess of Wales' )は、バラ科薔薇属の小灌木です。英国の園芸家 ハークネス(Harkness)氏が1997年に育種したシュラブ系の薔薇で、ダイアナ妃に捧げられました。中輪で、房咲きの白花を咲かせます。 品種名:バラ 'プリンセス オブ ウェールズ'、学名:Roza 'Pシンビジウム シーサイド 'プリンセス雅子'シンビジューム シーサイド「プリンセス雅子」(学名:Cymbidium Seaside ‘Princess Masako’)はラン科シンビジウム属の常緑多年草「シンビジューム(学名:Cymbidium)」の園芸品種です。雅子妃と皇太子殿下御成婚の成元年に発表された品種です。淡いピンクに濃いピンクの縁取りがあるシンビジュームです。 一般名:シンビジューム シーサイド「プリンセス雅子」、学名:Cエウフォルビア レウコケファラエウフォルビア レウコケファラ(学名:Euphorbia leucocephala)はメキシコ~エルサルバドル原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑低木です。樹高は2m以下で、良く分枝します。晩秋から初冬に、枝先から杯状花序を伸ばし小さな花を咲かせます。花は小さく目立たず、花序の下にあるヘラ状の白い苞葉が花のように見えます。枝を折ると白い乳液状の有毒物質(ホルボールエステル等)が出て被れます。フユシラズフユシラズ(冬知らず、学名:Calendula arvensis)は、地中海沿岸原産で、キク科カレンデュラ属の耐寒性宿根草です。現地では農地や道端に生えている野草です。日本に帰化し日本でも道端や草地に生えている他、鉢植えでも売られています。丈夫で、冬から春にかけて長期間、鮮黄色の花を次々に咲かせます。花は、同属で一年草のキンセンカ(金盞花)より小さいです。 属名の”Calendula”はラテン語のヒメサザンカヒメサザンカ(姫山茶花、学名:Camellia tsaii var. synaptica `Elina Cascade´は、ツバキ科ツバキ属の常緑中低木です。中国の野生の椿を改良した園芸品種です。枝が細くて湾曲し、先端が下垂する枝垂れ性の椿です。春、白色で外弁花が薄桃色の小花を咲かせます。秋、葉が赤銅色に変化します。刈り込みに耐えるので生垣や公園樹、庭植え、鉢植えにされます。兄弟品種に同様の花を咲ヒメシャラヒメシャラ(姫沙羅、学名:Stewartia monadelpha)は日本原産で、ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木です。本州南部、四国、九州の山地に自生します。成木はサルスベリ(百日紅、学名:Lagerstroemia indica)のように樹皮がはがれて赤褐色ですべすべしています。夏に、ナツツバキ(夏椿、学名:Stewartia pseudocamellia)に似て、それより小さな白い一日花を咲かヒメヒオウギズイセンヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙、学名:Crocosmia x crocosmiiflora)は、南アフリカ原産で、アヤメ科ヒオウギズイセン属の耐寒性宿根草の、園芸品種です。別名で、この花を育種したフランス人「Montbret」氏の名前からモントブレチア(Montbretia)や、花の香からクロコスミア(Crocosmia)とも呼ばれます。ヒオウギズイセン(檜扇水仙、学名:Crocosmia auカラスバヒメリュウキンカカラスバヒメリュウキンカ(烏葉姫立金花、学名:Ranunculus ficaria cv. Coppernob)は、欧州原産の帰化植物で、キンポウゲ科の多年草「ヒメリュウキンカ(姫立金花、学名:Ranunculus ficaria)」の園芸種です。ヒメリュウキンカは、スプリングエフェメラルと言われ、春に花を咲かせ、夏に上部が枯れてしまう花です。カラスバヒメリュウキンカは、葉色が「カラスバ(烏葉)」 オオコチョウオオコチョウ(オウコチョウ、黄紅蝶、学名:Caesalpinia pulcherrima)は、西インド諸島~メキシコ原産で、ジャケツイバラ科の熱帯性常緑小高木です。円錐花序に鮮やかな赤橙色の花や、黄色い複輪の花を咲かせます。 花弁の中央から、赤く長い雄蕊を突出させます。 沖縄では、サンダンカ、デイゴと並び三大名花と呼ばれ県花に指定されています。世界の3大花樹にホウオウボク(鳳凰木)がありますが、そブロンズヒメブロンズヒメ(ブロンズ姫、学名:Graptopetalum paraguayense)はメキシコ原産で、ベンケイソウ科グラプトペタルム属の多肉植物です。 一般名:ブロンズヒメ(ブロンズ姫)、学名:Graptopetalum paraguayense(グラプトペタルム・パラグアエンセ)、又名:Ghost plant、グラプトペタルム・パラグアエンセ、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ユキノシタキッスス・シキオイデスキッスス・シキオイデス(学名:Cissus sicyoides)は、熱帯アメリカ原産で、ブドウ科キッスス属の常緑蔓性木本です。熱帯雨林で他の樹木に絡まり太い蔓の葉腋から赤い紐のような細長い気根を垂らします。葉は卵形で鋸歯は無く、対生に付きます。集散花序を伸ばし薄黄~黄緑色の4弁花を周年咲かせます。日本では、植物園の温室で見られます。花後に暗青色で球形をした果実が成ります。 ブラジルでは、シキオイバラ 'ザ プリンス'バラザ 'プリンス'(薔薇 'The Prince' 、学名:Roza 'The Prince’、Roza Lilian Austin × The Squire)は、バラ科薔薇属の小灌木です。1990年にイギリスのDavid Austinが、Lilian Austin と The Squire を交配して育種した薔薇です。オールド・ローズタイプの薔薇でダマスク系の強い香りがあります。中大輪で暗赤紫篤姫ローズ篤姫ローズ('Atsuhime rose'、学名:Hybrid tea rose 'atsuhime rose')は、バラ科バラ属の小灌木「バラ」の園芸品種です。平成23年春に開催された鹿児島フェア開催の目玉として「篤姫」をイメージした薔薇を全国に募集した結果選定された薔薇です。 ハイブリッド・ティー系統(Hybrid Tea、HT、木立性で大輪系の四季咲き品種)で、剣弁高芯咲き(花中央部が高くヒメリンゴヒメリンゴ(姫林檎、学名:Malus prunifolia)は、中国原産で、バラ科リンゴ属の耐寒性落葉低木です。葉は、広披針形で葉縁に鋸歯があります。春に、枝先に白い五弁花を咲かせ、秋に赤や黄色のリンゴ(林檎)に似た小さな果実を付けます。果実の味は、酸味が勝り、食用として劣るので、別名で「イヌリンゴ(犬林檎)」と呼ばれます。主に、観賞用樹木や、盆栽として植えられます。 一般名:ヒメリンゴ(姫林檎リナリアリナリア(Linaria、学名:Linaria bipartita)とは、スペイン、北アフリカ原産で、オオバコ科リナリア属の半耐寒性一年草です。春から初夏に、穂状花を伸ばしキンギョソウ(金魚草)を小さくして山盛りに咲かせたよう咲かせます。和名で、ヒメキンギョソウ(姫金魚草) とも呼ばれます。庭木や鉢植えにして楽しみます。 一般名:リナリア(Linaria)、学名:Linaria bipartitラティビダラティビダ(Ratibida、学名:Ratibida columnifera)とは、北米原産で、キク科ラティビダ属の耐寒性多年草です。別名で、ヒメバレンギク(姫バレン菊)や、Mexican Hat(メキシカン・ハット)、コーンフラワーとも呼ばれます。草丈は50〜100cmです。葉長は6cm、葉幅は2cmで、互生して付きます。夏に、メキシコ人の帽子に似た花の中央が高い花を咲かせます。花径は10cmで 他の特集薬用植物♯2薬用植物♯2は、薬用植物#1に引き続き、薬草の写真をまとめました。 中には仲間はずれのものもあるかもしれません。その時は御免なさい。 整理が追いつかず常にing(現在進行形)ですが徐々に増やしています。長い目で見守ってくださいね。 かぎけん花図鑑 、 特集 、 日記 、 花図鑑 clasic黄色い実-2021黄色い実の特集です。赤い果物が目を引きますが、黄色い果物も負けてはいません。なぜなら、赤い林檎をナイフで切って食卓に置くとみるみる切り口から茶色くなります。見た目に美味しくなさそうです。そこで、水に黄色いレモンの果汁を1滴たらして切ったばかりの林檎を入れると、何と茶色に変化せず綺麗なままです。黄色い果実は役に立つということで美味しく役立つ黄色い果実を集めました。ご覧下さい。魚名魚名の付く花ー魚名が付く花(和名で)や、魚と花が同名のものをのせています。金魚草や、金魚葉椿、魚柳梅(ギョリュウバイ)、柊(ヒイラギ)、ゴンズイ等があります。和名を基準にしているので、言語が違う場合は当てはまりません。実際の魚は「かぎけん魚図鑑」 https://www.kagiken.co.jp/new/db_fish.shtml をご参照ください。和代さんの庭和代さんは高知県に住んでおられます。社員旅行で2017年7月15日~17日に和代様宅に泊めて頂き庭の野菜や花の写真を撮らせて頂きました。その後、和代さんはご自身が育てた野菜等の写真をご自身で撮影して送ってくださいます。ここには、和代さんが撮られた新しい写真を順次追加してご紹介します。また、庭ではありませんが近くで咲いていた草花も追加しました。 甲殻類甲殻類には、蟹や海老が含まれます。花名に甲殻類が付く花には、エビネやシャコバサボテンがあります。3月ピンクの花3月ピンクの花には、3月に咲いている桃色の花を載せました。桜や、梅、桜草、大根の花など199個の花があります。(2022年3月8日現在) 「詳細検索」機能を使い、8000以上の花写真から、「月」と「花色」の条件が合たものを選出しました。手順説明書(web)は https://www.kagiken.co.jp/new/db_hana.html にあります。観葉植物観葉植物の定義 観葉植物とは、葉の色彩や形を観賞するために栽培される植物(日本国語大辞典)、 観葉植物とは、葉の色や形が美しくそれを観賞するために育てられる植物(日本花普及センター) と定義されています。その定義によれば、室内で育つ植物が観葉植物であるとは言っておらず、屋外で育つものも観葉植物となります。 観葉植物の内、葉色が緑色単体でなく、赤や黄色、ピンク、白、銀色等、色とりどりのものをマの花日本語の花名の頭文字が "マ" で始まる花を集めました。 "マ"から始まらないものでも、別名が "マ" から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。12月のピンクの花12月に咲くピンクの花は116品種 12月に咲くピンクの花で、かぎけん花図鑑にあるものは116品種でした(2022年12月1日現在)。その内、特に目立つものは、サザンカ、椿、ランや、早咲きの梅、サクラソウ属の花、さらに一年中安定して咲いているラン属の花です。 1)サザンカと椿 初冬となり寒さが混んでくると本領を発揮する花に、サザンカや、椿があります。どちらもツバキ属の花です。 ・椿マツヨイグサ属ユウゲショウ(夕化粧、学名:Oenothera rosea)=アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)、ヒメツキミソウ(姫月見草、学名:Oenothera perennis)、ツキミソウ(月見草、学名:Oenothera tetraptera)=ツキミグサや、シロバナヨルザキツキミソウ(白花夜咲月見草)、ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草、学名:Oenothera speciosa)、マツヨイグサ(待宵草11月の茶色い花(2022年)11月の茶色い花(2022年) 11月に咲く茶色い花は少なく12でした。この時期に咲き始める 銀葉カンアオイ(銀葉寒葵、学名:Asarum nipponicum 'Silver leaf') や リョウザンカンアオイ(学名:Asarum nipponicum 'Ryozan Kan-aoi')は、名前通り寒い時期にアオイの御紋のような葉を持つ カンアオイ(寒葵、学名:Asarum spp.)の仲9月の茶色い花9月の茶色い花 9月に茶色の花を咲かせる花の特集です。身近な庭や公園で咲いている観賞用の花や、切り花、植物園で見られる珍しい花、庭から逸散して野草化した花、遠くへ出かけて撮った花など、偶々個人のカメラに収められた花が対象です。その意味で撮られた花には地理的、時間的な多くの制限があります。