特集 4月の黄色い花 ポスト 4月に咲く黄色い花一覧と種類 2023年4月1日現在の4月に咲く黄色い花、168種類を載せました。 4月の黄色い花には、春らしさを感じさせるネコヤナギや、可愛らしいチューリップ、しっとり風情のあるボタン、珍しいカンアオイ、枝一杯に小さな花を咲かせるギンヨウアカシアなどがあります。一年で最も花に恵まれた月であり、黄色という暖色が幸せを呼んできます。球根ベゴニア球根ベゴニア(学名:Begonia x tuberhybrida)は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の非耐寒性多年草(球根)です。南米アンデス山脈原産の球根性ベゴニア(Begonia)を交配して育種した園芸品種です。18度~25度で生育するので日本では4月~8月が適温です。球根から茎を伸ばし、成長点に新葉を作り、葉腋に花芽を付けて開花します。花後は上部が枯れて吸根が肥大し休眠を始めます。1本の花キクキク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)は、中国産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)です。日本にあるものでも大元は古い時代に渡来したものが多く、それらを日本独自の技術、美意識で全く違うレベルのものにしてしまうのが日本の技というのかもしれません。 キクは、日本に奈良時代渡来し、江戸時代から様々な園芸品種が育種されています。春のサクラ(桜)と、秋のキク(菊)は日本をデンドロビウムデンドロビウムまたは、デンドロビューム(学名:Dendrobium spp.)はパプアニューギニアなどの熱帯アジア、オーストラリア原産で、ラン科デンドロビウム属の常緑多年草です。ランの多くはパプアニューギニア原産と言われ、デンドロビューム、ファレノプシス(胡蝶蘭)、バンダ、パフィオペディラム、シンビジウム、セロジネ、アーティコーリナム、オーランティロゼウム、カリキュリメンタム、フロックスなどがありカランコエカランコエ(学名:Kalanchoe)はマダガスカルや南アフリカ原産でベンケイソウ科カランコエ属の非耐寒性多年草/低木の多肉植物です。 春~秋に、花茎を伸ばし先端に集散花序をつけ小さな4弁の合弁花を多数集合させて咲かせます。 短日花で光を遮ると一年中花を咲かせることができます。 寒さには弱いですが丈夫で育てやすく一年中鉢植えが出回っています。葉は光沢があり肉厚で横幅がある多肉植物で対生につきます。ハボタンハボタン(葉牡丹、学名:Brassica oleracea var. sabellica)はヨーロッパ西部原産で、アブラナ科アブラナ属の耐寒性一年草(多年草)です。アブラナ科特有の十字形で黄花の集合した花穂を鑑賞するのではなく、ケール部を改良して発色した葉を鑑賞するために作られました。葉の鑑賞期は、10月〜翌年4月です。葉形にはキャベツに似た層状のものや、縮れたものがあります。育ちすぎると茎の木質シュロシュロ(棕櫚 、学名:Trachycarup fortunei)は、中国、日本、ミャンマー、インド原産で、ヤシ科シュロ属の常緑耐寒性高木です。別名で、ワジュロ(和棕櫚)、スロノキ、英名では、windmill palm、Chinese windmill palm と呼ばれます。日本では東北地方~九州の排水良好な土地に分布します。 樹高は4~10m、樹径は10~30cm、樹幹は円柱形をしており、幹は垂プルメリアプルメリア(Plumeria、学名:Plumeria sp.)は、西インド諸島や、メキシコ、ガテマラ原産で、キョウチクトウ科インドソケイ属の落葉または常緑の小灌木です。 インドソケイ(赤花)や、Frangipanier(フランジパニ)、テンプルツリー(Temple Tree)、テンプルフラワー(Temple Flower)、Pagoda Tree(パゴダツリー)とも呼ばれます。白花を咲かせるPluハイビスカス花が美しいハイビスカス、ハイビスカスティの原料はローゼル ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)とは、バヌアツ原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。 スーダン、パプアニューギニアの国花とされ、マレーシアではブンガラヤ(学名:Hibiskus rosa-sinensis)と呼ばれ、同じく国花とされます。 別名で、ヒビスマカデミアマカデミア(Macadamia、学名:Macadamia integrifolia)はオーストラリア東部原産で、ヤマモガシ科の常緑小高木です。主産地は豪州の他、ハワイがあり 品種改良して硬い殻を薄くしたものが栽培され輸出品No.1になっています。樹高は6~15mにで葉は濃緑色で長楕円形、葉身長は10~25cmです。花は藤のように下垂する総状花序で長さ20cm程です。1つの花序に2.5cm程の小花が オナガカンアオイオナガカンアオイ(尾長寒葵、学名:Asarum minamitanianum)は、多年草「カンアオイ」の一種で宮崎県の固有種です。照葉樹林内の岩礫に自生します。3つの萼裂片の先端が長く伸び、萼筒内の隆起線が隔壁状になります。 一般名:オナガカンアオイ(尾長寒葵)、学名:Asarum minamitanianum、分類名:植物界被子植物単子葉類コショウ目ウマノスズクサ科カンアオイ属オナガカンアオイハツシマカンアオイハツシマカンアオイ(初島寒葵、学名:Asarum hatsushimae)は日本の徳之島固有種でウマノスズクサ科カンアオイ属のカンアオイの一品種です。葉色は暗緑色で光沢や斑紋はありません。花(萼片)は根元に咲きます。2月~4月に筒状ので薄黄色い花を咲かせます。花(萼片)に長い花柄があるのが特徴です。 一般名:ハツシマカンアオイ(初島寒葵)、学名:Asarum hatsushimae、原産地:九州プリムラ・ポリアンサプリムラ・ポリアンサ(Primula polyantha、学名:Primula polyantha)は、サクラソウ科サクラソウ属の園芸品種です。プリムラ・ベリス(Primula veris)とプリムラ・ブルガリス(Primula vulgaris、Primrose)との交配種であり、サクラソウを代表する品種です。葉柄があるものと無いものがあり、葉柄の無いものは地面から直接、葉が出て叢生します。花茎プリムラ・ジュリアンプリムラ・ジュリアン(Primula julian、学名:Primula × juliana)は、プリムラ・ポリアンサ(P. polyantha)と、コーカサス原産のプリムラ・ジュリエ (P. juliae)との交配種で、日本で育種された小輪矮性・耐寒性多年草です。ポリアンサを小さくして丈夫にしたような花です。花の喉部は鮮黄色をしています。プリムラ・マラコイデスは茎が長く地面から離れた所で花を咲かガーベラガーベラ(Gerbera、学名:Gerbera Hybrids)は、南アフリカ原産で、キク科ガーベラ属の半耐寒性多年草です。別名で、アフリカセンボンヤリ(アフリカ千本槍)、センボンヤリ(千本槍)、ハナグルマ(花車)とも呼ばれます。ガーベラ・ヤメソニー(学名:Gerbera jamesonii)を主体として、交配や改良が繰り返し行ない作出されました。草丈は、鉢物向きの矮性品種は15cm〜、切り花向きキンギョソウ花名に魚(淡水魚)が付く キンギョソウ(金魚草、学名:Antirrhium majus)とは、南欧~北アフリカの地中海沿岸原産で、オオバコ科キンギョソウ属の一年草又は多年草です。別名で、スナップドラゴン(Snapdragon)や、コモン ・スナップドラゴン(Common snapdragon)、"gueule-de-loup(オオカミの口)”、アンテリナム(Antirrhium)と呼ばれます。 キンギョソウ 'テリーナ' シリーズキンギョソウ 'テリーナ’シリーズ(金魚草 'Terina'、学名:Antirrhium majus cv. Terina)は、金魚草の園芸品種で、匍匐性の品種です。 花は上下2唇形の合弁花で、花長さは3~5cmです。上唇は2枚の花弁が直立し、下唇は3枚で中央に隆起した黄色い斑紋があります。 キンギョソウ 'テリーナ・イエロー’(金魚草 'Terina Yellow'、学名:Antirrhiumアルストロメリアアルストロメリア(学名:Alstroemeria)は、南米アンデス山脈の寒冷地に自生するユリズイセン科アルストロメリア属の耐寒性球根植物です。晩春から夏に、茎頂から散形花序を伸ばし横向きに花を咲かせます。1本の茎に3輪の花を順番に咲かせます。花被片は6枚あり、内側の3枚の花弁には線や斑点などの条斑が散在します。この条斑は昆虫を誘引するための工夫と言われます。外側の3枚は萼片です。葉は付け根で180ネコヤナギネコヤナギ(猫柳、学名:Salix gracilistyla)とは、中国と日本原産で、ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木です。水辺を好む柳の一種です。 別名で、タニガワヤナギ(谷川柳)や、カワヤナギ(川柳)、エノコロヤナギ(狗尾柳)、英名では rose-gold pussy willow と呼ばれます。 樹高は1~5mで、葉は緑色の長楕円形で互生して付きます。 早春に葉より先に銀白色の花穂(尾状花序)を出アネモネアネモネ(Anemone、学名:Anemone spp.)は、地中海沿岸原産で、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。近年は園芸品種が多く育種され、矮性品種から高性品種まであります。花色も、赤・桃・紫・藍・白と豊富です。春に咲く花は牡丹を小さくしたような花です。代表的な品種に、アネモネ・コロナリア(A. coronaria)と、アネモネ・ブランダ(A. blanda)があります。コロナリア(co コチョウランコチョウラン(胡蝶蘭、学名:Phalaenopsis aphrodite)とは、パプアニューギニア、フィリピンやマレーシア、インドネシア等の東南アジアの熱帯地域原産で、ラン科ファレノプシス属の非耐寒性多年草です。別名で、ファレノプシス(Phalaenopsis)、moth orchid(モスオーキッド)、ファン、ファレノと呼ばれます。草丈は20〜100 cmです。東南アジアのような熱帯地方の樹木にリナリアリナリア(Linaria、学名:Linaria bipartita)とは、スペイン、北アフリカ原産で、オオバコ科リナリア属の半耐寒性一年草です。春から初夏に、穂状花を伸ばしキンギョソウ(金魚草)を小さくして山盛りに咲かせたよう咲かせます。和名で、ヒメキンギョソウ(姫金魚草) とも呼ばれます。庭木や鉢植えにして楽しみます。 園芸品種 ・リナリア 'ピンク イエローアイ グッピー'(Linaria チューリップチューリップ(学名:Tulipa L.)とは、トルコ、イラン、アフガニスタン原産でユリ科チューリップ属の耐寒性球根植物です。 春に、柔らかい花茎の頭頂カップ状の可愛らしい花を1輪咲かせます。 日本で主に栽培されているのは、ツ―リップの園芸品種である「ゲスネリアナ種 (学名:T. gesneriana)」です。 日本では富山県と新潟県の2県でほぼ10割を占めます。 属名「Tulipa」は、トルコ語シンビジウムシンビジウム(学名:Cymbidium sp.)は、ネパール、インド、タイなどの東南アジア、日本、中国などの東アジア、オーストラリアなどが原産で、ラン科シンビジウム属の常緑多年草です。ワラン(和蘭)は、従来のシンビジウムと、東洋ランを交配した新タイプのシンビジウムです。バルブ(偽球茎)から長楕円形の葉を左右に扇状に広げ、中央から花茎を伸ばし7~30個の幅広の美しい花を咲かせます。花色は白・黄・桃・カーネーションカーネーション(Carnation、学名:Dianthus caryophyllus 、Dianthus caryophyllus ×D. plumarius)は、南欧や地中海沿岸原産で、ナデシコ科ナデシコ属の半耐寒性多年草です。 スイーツと同様、母の日のプレゼントの必需品とされ、5月の母の日には盛大にマーケットに出回り、1ケ月ほど楽しめます。 その後、梅雨や盛夏になると、花に元気がなくなりますツルナツルナ(蔓菜、学名:Tetragonia tetragonoides)は、豪州等の太平洋諸国原産でハマミズナ科の多肉性の蔓性多年草です。海岸の砂地を這いながら増えます。 若葉は癖が無いため、葉野菜とされます。 春から秋に、海岸の陽が当たる場所に黄色い花(のように見える)を咲かせます。花は内側が黄色で外側が緑色をしています。しかし、実際には花弁は無く、萼が花のように見えており萼片が4〜5枚ついたものカラタネオガタマカラタネオガタマ(唐種招霊、学名:Michelia figo)は、中国原産で、モクレン科オガタマノキ属の常緑広葉低木です。晩春から夏に、バナナのような芳香のする小さな花を咲かせます。日本へは江戸時代に渡来しました。花は白花と赤花があります。葉の表面に光沢があり皮質で固く、葉縁は全縁で、互生して付きます。日本のオガタマノキより樹高が低いです。縁起の良い花として神社や庭木として植えられます。 一般名カンアオイカンアオイ(寒葵、学名:Asarum spp.)とは、日本、東アジア原産で、ウマノスズクサ科カンアオイ属カンアオイ種の多年草です。ギフチョウの食草として有名です。 英名では、wild ginger(ワイルド ジンジャー)や , Asarum(アサルム )と呼ばれます。 カンアオイ属は東アジアに100種程あり、日本にはその半数があると言われます。 樹木下の暗い場所に自生し、成長は驚くほど遅い。株高ヒイラギナンテンヒイラギナンテン(柊南天、学名:Berberis japonica)は、メギ科ヒイラギナンテン属の常緑広葉低木です。常緑ですが、冬の寒さで紅葉します。 葉はヒイラギ(柊、学名:Osmanthus heterophyllus)に似てトゲトゲしており、木姿はナンテン(南天、学名:Nandina domestica)と似ています。葉は、厚く皮質で光沢があり、奇数羽状複葉で互生して付き、葉縁に深い鋸歯があキバナ・イペーキバナ・イペー(黄花イペー、学名:Tabebuia chrysotricha)は、コロンビア~ブラジル原産で、ノウゼンカズラ科タベブイア属の落葉中高木です。 葉は掌複葉で、花が終わる頃に新芽は出て新葉が展開します。冬に落葉し、春に葉の無い枝先に総状花序を伸ばし5~10個のラッパ状の黄色い花を咲かせます。花後にインゲンを一回り大きくした莢を付けます。鞘には羽の生えた種子がたくさん入っており風で拡散し マーガレットマーガレット(Marguerite、学名:Argyranthemum frutescens)は、スペイン領カナリア諸島原産で、キク目キク科キク属の半耐寒性多年草です。春~夏に、シャスタデージー(Shasta daisy)に似た花を咲かせます。マーガレットの花は、シャスタデージーより小さく、葉の切れ込みが深く、根元の茎が木質化します。頭花は黄色で、辺花は白が一般的ですが、他に桃色や黄色いものもありまシダレヤナギシダレヤナギ(枝垂柳、学名:Salix babylonica)は、中国原産で、ヤナギ科ヤナギ属の落葉高木です。ヤナギ属の総称とされますが、一般にはシダレヤナギのことを指します。別名でイトヤナギ(糸柳)、英名ではWeeping Willowや、Babylon willowと呼ばれます。日本へは奈良時代に中国から伝来しました。全国の湿地に分布しています。しだれ柳は枝が垂れていので「柳」の字が使われますマツバギクマツバギク(松葉菊、学名:Lampranthus spectabilis)は、南アフリカ 原産で、ハマミズナ科マツバギク属の半耐寒性常緑多年草です。草丈は低く、茎は地上を這い根元で良く分枝します。ハナスベリヒユの仲間で、花は花弁はビロード状で細長く切れて菊花に似ており、葉は多肉質で松葉と似ています。花色が豊富で、桃色が主ですが、赤や、白、紫、黄、橙色があります。 マツバギクの花をずっと小さくすれボタンボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)は、中国原産で、ボタン科ボタン属ボタン種の耐寒性落葉低木です。 隋代の煬帝(在位:604年8月21日 - 618年4月11日)が大変気に入り西苑(皇室の庭園)で盛んに植えられその後民家にも広まりました。1994年に中国花卉協会が中国国花選出大会で「ボタンを中国の国花とする」案を出しました。ボタンは薬用として遣唐使(630年ー894年)がギンヨウアカシアギンヨウアカシア(銀葉アカシア、学名:Acacia baileyana)は、オーストラリアのニューサウスウェールズ原産で、マメ科アカシア属の常緑高木です。別名で、ミモザアカシア、Golden mimosa(ゴールデン・ミモザ)や、ハナアカシア(花Acacia)、Cootamundra wattleとも呼ばれます。 樹高は5〜15 mです。葉裏に白毛が生えて銀灰色に見えるのが名前の由来です。葉は偶数フサアカシアフサアカシア(房あかしあ、学名:Acacia dealbata)は、オーストラリア原産で、マメ科アカシア属の半耐寒性常緑高木です。アカシアと言えば、通常はこのアカシアを指します。春に総状花序を伸ばし、ポンポン状(小球形)の黄色い小花を多数咲かせます。花は1日花です。成長が早く、すぐに大きくなりますが、強度が弱いので強風などで枝が折れやすい。フサアカシアは、ギンヨウアカシアと共にチュニジアの国花とさグレヴィレアグレヴィレア(Grevillea、学名:Grevillea banksii)は、オーストラリア〜ニューカレドニア原産で、ヤマモガシ科シノブノキ属(グレヴィレア属)の半耐寒性常緑低高木です。和名はハゴロモノマツ(羽衣の松)やベニバナハゴロモノキ(紅花羽衣の木)と言います。葉は緑色で、切れ込みが深く松葉に似ています。 日本では晩秋から翌年春に開花しますが、ハワイのような温暖地域では1年中(四季咲き)見イワタイゲキイワタイゲキ(岩大戟、学名:Euphorbia jolkiniis)とは、日本、朝鮮半島、台湾原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草です。春に、海岸の岩場に黄色い群生を作ります。葉は密で互生して付けます。直立した太い茎先に黄花のような苞葉を複数個咲かせます。本当の花は苞葉に包まれた黄色い小さな目立たないものです。中央に1本の雌花がありその周辺を数本の雄花が取り囲むトウダイグサ属の特徴である杯チンゲンサイチンゲンサイ(学名:Brassica chinensis L.)は、東南アジア原産で、アブラナ科アブラナ属の一年草です。日本へは中国から齎されました。茎葉を緑黄色野菜として収穫します。草丈は50 cm程で、葉には厚みがあり柔らかく、葉柄は緑色です。春に、黄色い小花の集合花を咲かせます。収穫期は、盛夏を除く、5月〜12月で、草丈20 cmまでのものを食用野菜として収穫します。若い葉や茎は炒め物や、スハチジョウキブシハチジョウキブシ(八丈木五倍子、学名:Stachyurus praecox var. matsuzakii)はキブシ科キブシ属の落葉低木「キブシ(木五倍子、学名:Stachyurus praecox)」の変種で八丈島等の伊豆七島に自生します。通常見かけるキブシより花序や葉が大きいです。春に、葉が出る前に、穂状花序を伸ばし黄色い小さな紡錘形の四弁花を多数枝垂れさせます。 一般名:ハチジョウキブシ( ダッチ・アイリスダッチ・アイリス(Dutch iris、学名:Iris × hollandica )は、園芸品種(原産地は、オランダ)で、アヤメ科アヤメ属の耐寒性球根植物です。別名で、オランダアヤメ(阿蘭陀菖蒲)や、キュウコンアイリス(球根アイリス)、単にアイリス(Iris)とも呼ばれます。アイリスと言えば、通常、このダッチアイリスを指します。オランダで育種された球根アイリスの代表品種で、スパニッシュ・アイリス ニオイアラセイトウニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花、学名:Erysimum cheiri)はアブラナ科エリシマム属の半耐寒性一・ニ年草です。アラセイトウ=ストック(Stock、学名:Matthiola incana)と似ており、芳香があります。春、茎頂から総状花序を伸ばし小さな4弁花を多数付けます。 花色には、黄色、橙、白、赤があります。草丈別では、背の低い早咲き矮性品種’ベガ’シリーズ(Vega Series)、アメイシャアメイシャ(Ameisia、学名:Bunchosia armeniaca)は、アンデス山脈原産で、キントラノオ科ブンコシア属の非耐寒性常緑低木です。原産地はアンデス山脈のチリ、ペルー、コロンビア、ボリビア、ブラジルです。葉腋から総状花序を出し、黄色い小花を8〜12個つけます。花後に成る果実は最初、薄緑ですが、熟すと橙色になります。原地では果肉を生食したり、香り付けに使用するため栽培しています。味やイエローサルタンイエローサルタン(Yellow Sultan、学名:Amberboa moschata)は、南西アジア原産でキク科ニオイヤグルマギク属の半耐寒性一年草です。春、長い花茎を出し茎先に一輪の頭状花を咲かせます。花は鮮黄色で芳香があります。スイートサルタン(Sweet Sultan、学名:Amberboa moschata)は、薄黄や桃、紫などパステルカラーの花を咲かせますが、本種はその黄色品種に当たりウンカリナ・グランディディエリウンカリナ・グランディディエリ(学名:Uncarina grandidieri)はマダガスカルの砂漠地帯に自生するゴマ科ウンカリナ属の落葉小高木です。黄色い筒状花の先端が5裂し、喉部は暗紫色をしています。花は一日花です。果実に鈎爪状の突起物があり、刺さると抜け難いです。果実の棘を食べたライオンが口内から棘が取れなくなり、食べ物を摂取できなくなり死んだことから’ライオン殺し’という別名があります。まオオキバナカタバミオオキバナカタバミ(大黄花片喰、学名:Oxalls pes-caprae)とは、南アフリカ原産で、カタバミ科カタバミ属の多年草です。別名で、キイロハナカタバミ(黄花花片喰)や、学名のオキザリス(Oxalls)、オザリス・ペスカプラエ(Oxalls pes-caprae)、英名では、Buttercup oxalis、Bermuda buttercupと呼ばれます。草丈は15~30cmで、葉は緑色で紫アスクレピアスアスクレピアス(Asclepias、学名:Asclepias curassavica)は、南米、中米の西インド諸島原産で、キョウチクトウ科トウワタ属の多年性小低木です。草に芳香があります。茎先から伸びた散形花序に小花を咲かせます。花は朱色の花弁と、突出した黄橙色の花柱(副花冠)で2色に見えます。トウワタ(唐綿)という和名は、外国から来て、種子に生えている白い冠毛が綿毛に似ていることに拠ります。花やトマトトマト(Tomato、学名:Solanum lycopersicum)は、南米ペルー原産で、ナス科の大型の一年/多年草です。世界中で栽培され食べられている緑黄色野菜です。アンデス山脈が発祥地でメキシコで栽培され、その後世界に広まりました。日本へは17世紀終り頃に渡来しました。 トマトの花 ミニトマトの株高は15 cm、普通サイズのトマトは100~150 cmになります。茎と葉は濃緑色で、葉の形はカラスバヒメリュウキンカカラスバヒメリュウキンカ(烏葉姫立金花、学名:Ranunculus ficaria cv. Coppernob)は、欧州原産の帰化植物で、キンポウゲ科の多年草「ヒメリュウキンカ(姫立金花、学名:Ranunculus ficaria)」の園芸種です。ヒメリュウキンカは、スプリングエフェメラルと言われ、春に花を咲かせ、夏に上部が枯れてしまう花です。カラスバヒメリュウキンカは、葉色が「カラスバ(烏葉)」カルセオラリアカルセオラリア(学名:Calceolaria hybrida)は、中南米、オセアニア原産で、カルセオラリア科カルセオラリア属の一年草です。花の形が巾着に似た袋状をしているので、和名では「巾着草」と呼ばれます。花色には黄色の他、赤や橙があり、褐色の虎斑の入るものや入らないものがあります。 カルセオラリアの情報 一般名:キンチャクソウ(巾着草)、学名:Calceolaria hybrida、別 カンガルーポーカンガルーポー(Kangaroo paw、学名:Anigozanthos spp.)は、豪州南西部に自生する固有種で、ハエモドルム科アニゴザントス属の多年草(球根)です。カンガルー(Kangaroo)の前足(paw)のようなユニークな形でベルベット状の感触のある花を咲かせ、シャガ(著莪)に似た細長いシャープな葉を付けます。属名の「Anigozanthos」はラテン語で「anoigo(開く)+antキバナアマキバナアマ(黄花亜麻、学名:Reinwardtia indica)は、中国雲南省やインド北部、パキスタンの高山に生息するアマ科キバナアマ属の常緑灌木です。樹高は50〜150 cm程です。葉は緑色で互生し葉身は10 cmで先端が尖った長卵形をしています。花茎先端に1輪または数厘の濃黄色の五弁花を咲かせます。花径は4 cm程です。開花期は自然界では、11月〜翌年4月ですが、園芸品はもっと長期間咲いていキバナノオオゴチョウキバナノオオゴチョウ(黄花の黄胡蝶、学名:Caesalpinia pulcherrima var.flava)は、バルバドス~西インド諸島原産で、ジャケツイバラ科カエサルピニア属で蝶形の鮮朱赤色の花を咲かせる熱帯性小低木「オオゴチョウ(黄胡蝶)」の黄色花品種です。葉は二回羽状複葉で、ネムノキ(合歓の木)の葉と似ています。花後に莢ができます。英名で Yellow Pride of Barbados キバナノクリンザクラキバナノクリンザクラ(黄花の九輪桜、学名:Primula veris)は、地中海沿岸、アフリカ北部、西アジア原産でサクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草です。ハーブ名のカウスリップ(Cowslip)でも呼ばれます。欧州などでは牧場で普通に咲いています。 春、花茎の先端から総状花序を伸ばし9個前後の花を横向きに咲かせます。花は黄色いハート形で中央に橙色の十字のような班があります。有用な植物で、植物はハハコグサハハコグサ(母子草、学名:Gnaphalium affine)とは、中国~インド原産で、キク科ハハコグサ属の越年草の野草です。旧名はオギョウやゴギョウ(御形)と言い春の七草の一つとされます。葉はタンポポのような根出葉でロゼット状をしています。 春~梅雨時に、林や田畑で、花茎先に頭状花序を伸ばし、小さな黄色い筒状花を複数個につけます。本種には舌状花(舌花)がなく筒状花(管状花)だけで頭花を形成しますエクメア・ブランケティアナエクメア・ブランケティアナ(学名:Aechmea blanchetiana)は、ブラジル大西洋岸に自生する、パイナップル科サンゴアナナス属の常緑多年草です。樹上に着生します。エクメアの最大品種の一つでです。根際から生えるロゼッタ状の根生葉が太陽の日差しで明るく輝くので庭が明るくなります。葉色は日差しや内包する水分量により変わります。葉を太陽に充てると赤くなり、日陰だと薄黄色になります。また、水分がレンギョウレンギョウ(連翹、学名:Forsythia suspensa)は、中国原産でモクセイ科レンギョウ属の耐寒性落葉低木です。樹高は2〜3 mで、樹皮はオリーブ色をしています。葉は単葉で卵形をしており、葉縁に鋸歯があり、対生して付きます。花は、花弁が合着しており筒状です。3月〜4月に花径2.5~3 cmの黄色い花を咲かせます。花後に蒴果が成ります。 葉が出る前、または葉と同時に枝から花を咲かせます。果実ゲッケイジュゲッケイジュ(月桂樹、学名:Laurus nobilis)とは、地中海原産で、クスノキ科ゲッケイジュ属の耐寒性常緑高木です。別名で、ローレル(Laurel)や、ローリエ、スイートベイ(Sweet bay)、Bay tree(ベイ・ツリー)とも呼ばれます。マラソン競技で優勝者の頭上に冠されるのは、この植物の葉を編んだリースです。樹高7~20mです。葉は緑色で厚く光沢が有ります。 春〜初夏に、黄~薄黄タンポポタンポポ(蒲公英、学名:Taraxacum)とは、ユーラシア大陸及び北米等が原産で、キク科タンポポ属の多年草です。子供の頃から親しんでいる野草です。 春に、中空の茎の先端に黄色い舌状花から成る頭花を咲かせます。茎を切ると白い粘液が出ます。開花後は白い冠毛が多数集まった球状のワタゲ(綿毛)となります。 綿毛は一つひとつの冠毛に種子が付いており、風で飛ばされた先で繁殖します。晩秋になると葉が放射状に広チャボイランイランノキチャボ・イランイランノキ(矮鶏Ilang ilang、学名:Cananga odorata var. fruticosa)とは、インド、フィリピン、インドネシア、シンガポール原産で、バンレイシ科イランイランノキ属の熱帯性常緑低木「イランイランノキ」の矮性変種です。変種名の'fruticosa' は低木のという意味です。 シャネルの5番という香水の原料となります。 一般名:チャボ・イランイラ トサミズキトサミズキ(土佐水木、Tosa mizuki、学名:Corylopsis spicata)は、高知県原産でマンサク科トサミズキ属の落葉低木です。高知県の蛇紋岩地や石灰岩地に自生します。 別名で「ロウベンカ(蝋弁花)」、英名では”winter hazel”と呼ばれます。樹高は1~4 mです。江戸時代中期から栽培されている古典植物です。 春に、葉が出る前に、前年枝の葉腋に薄黄色の小さな五弁花を穂状に垂ヤエヤマブキヤエヤマブキ(八重山吹、学名:Kerria japonica cv. plena)は、日本、中国原産で、バラ科ヤマブキ属の落葉低木「ヤマブキ(山吹、学名:Kerria japonica)」の園芸品種です。八重咲きの花を咲かせます。本種は、雄蕊が八重の花弁となり、雌蕊が退化しているので、一重のヤマブキと異なり、果実は成りません。 一般名:ヤエヤマブキ(八重山吹)、学名:Kerria japonラナンキュラスラナンキュラス(Ranunculus、学名:Ranunculus asiaticus)は、中近東、東地中海沿岸原産で、キンポウゲ科キンポウゲ属の半耐寒性球根植物です。和名では、キンポウゲ(金鳳花)やハナキンポウゲ(花金鳳花)、英名ではPersian buttercup 、buttercups、 spearwortsと呼ばれます。草丈は20~60cm、4月~5月に、黄や、赤、桃色、白、橙色、青紫色とヤマブキヤマブキ(山吹、学名:Kerria japonica)は、日本と中国原産で、バラ科ヤマブキ属の落葉低木です。山間の湿った斜面に自生しますが、公園や庭などでも普通に見られます。日本の春は梅に始まり、山吹で終わると言われます。 ヤマブキは、晩春に、一重で花径3~5cmの鮮黄色いわゆる「山吹」色の五弁花を咲かせます。八重ヤマブキは実が成りませんが、一重のヤマブキは数年おきに、花後に結実し細長い果実を成らラナンキュラス・ゴールドコインラナンキュラス・ゴールドコイン(Ranunculas 'Gold coin'、学名:Ranunculus repens cv. Gold coin)は、中央アジア原産で、キンポウゲ科キンポウゲ属の耐寒性這性多年草です。ラナンキュラス・レペンス(Ranunculas repens)の園芸品種です。春、八重の黄色い小花を咲かせます。ランナーを伸ばして繁殖します。 一般名:ラナンキュラス・ゴールドリュウキンカリュウキンカ(立金花、学名:Caltha palustris var. nipponica)とは、北半球の温帯地域原産で、キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草です。 早春~夏に、本州~九州の湿原や小川で、花のような黄色い萼片を5、6枚付けます。 葉は腎形で光沢のある緑色です。 花名の由来 属名の「Caltha」とは、ラテン語の「 kálathos (goblet、杯)」を意味し、花の形に拠りますミズナミズナ(水菜、学名:Brassica rapa var. laciniifolia)は、アブラナ科アブラナ属ラパ種ミズナ変種の越年草で、葉を野菜とします。茎は白く細長く良く分枝し、茎に付く葉には細かい切れ込みがあります。4月に黄色い十字架のような4弁花を咲かせます。葉を御浸しや、浅漬け、水炊き、炒め物にして食べます。シャキシャキした食感や、鍋物にしたときに肉類の臭みを消す効果があります。 同じミズアブラナアブラナ(油花、学名:Brassica rapa L. var. nippo-oleifera)は、アブラナ科アブラナ属の耐寒性越年草です。別名で、菜の花(なのはな、ナノハナ)、ハナナ(花菜)、ナバナ(菜花)、ナタネ(菜種) 、英名では Turnip rape、 Chinese colzaと呼ばれます。 早春から咲いて春を感じさせてくれます。草丈は通常50~80cmですが、放っておくとどんどん伸びサラカ・タイピンゲンシスサラカ・タイピンゲンシス(学名:Saraca thaipingensis)は、マレー半島やタイ原産で、マメ科サラカ属の非耐寒性常緑高木です。 ムユウジュ(無憂樹)の近縁種です。 1月~4月に枝から伸びた円錐状の散房花序に小さな黄色い小花(じつは、萼片)を密集させて手毬のように咲かせます。 薄紫色をした新しい葉が枝先に長く垂れ下がります。 一般名:サラカ・タイピンゲンシス(Saraca thaipアフリカンマリーゴールドアフリカンマリーゴールド(Aflican marigold、学名:Tagetes erecta)とは、メキシコ原産で、キク科コウオウソウ属の耐乾燥性常緑一・ニ年草です。 メキシコ原産のエレクタ(T.erecta)とその改良品種のことです。代表品種は、'ムーンソング・ディープオレンジ' です。 キク科なので、葉の形はキク(菊)葉に似ています。 春から晩秋に、黄色や橙色の カーネーション に似た花を咲 ホソバテンジクメギホソバテンジクメギ(細葉天竺目木)、学名:Berberis sanguinea )は、中国原産でメギ科メギ属の常緑低木です。春、葉腋から散形花序を伸ばし黄色い小さな六弁花を10個ほど束生して咲かせます。常緑樹ですが、古い葉が秋に紅葉し、若い緑色の葉と混在します。尚、日本に自生するメギは落葉樹です。 一般名:ホソバテンジクメギ(細葉天竺目木)、学名:Berberis sanguinea 、別名ヒメエニシダヒメエニシダ(姫金雀枝、学名:Cytisus racemosus)は落葉低木です。エニシダ(金雀枝、学名:Cytisus scoparius)と似ていますが、エニシダより寒さに弱く、樹高が低いので鉢植えにされます。穂状花序に小振りで芳香のある黄金色の小さな蝶形の花を上向きに咲かせます。カナリー諸島原産なので日本の高温多湿の気候に適合せず栽培は困難です。エニシダ属には、黄花を咲かせるエニシダ(金雀枝ツンベルギア・マイソレンシスツンベルギア・マイソレンシス(学名:Thunbergia mysorensis)は、インド原産で、キツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)の蔓性常緑多年草です。春から秋に花茎から総状花序を下垂してチェーン状に小花を付けます。小花は黄色い漏斗状で先端が5裂し、その周囲を小豆色の苞が覆います。花序の花は下から上に咲き進みます。花言葉は「官能美」。属名の ”Thunbergia” は スウェーデンタイトゴメタイトゴメ(大唐米、学名:Sedum oryzifolium)は日本原産で、ベンケイソウ科マンネングサ属の匍匐性多年草の野草です。日本の本州(関東地方以西)~四国、九州、奄美大島の海岸の岩場に群生して自生します。草丈5〜10cmです。緑色の葉は光沢がありぷくっと可愛らしい多肉質で密集して茎に互生に付きます。 春から梅雨時に、茎先や葉腋から長さ4、5センチの花穂(集散花序)を伸ばし米粒大(直径.5〜ユリオプスデージーユリオプスデージー(Euryops daisy、学名:Euryops pectinatus)は、南アフリカの山地原産で、キク科ユリオプス属の耐寒性・常緑低木状・多年草です。秋から翌年春に、黄色い花を咲かせます。ギザギザの切れ込みのある緑色の葉には毛が生えて、銀色に見えます。マーガレットコスモス(クリサンセモイデス)と似ていますが、マーガレットコスモスはステイロディスカス属なので別科です。また、マーゴールデン・カップゴールデン・カップ(Golden cup、学名:Solandra maxima)は、メキシコ、コロンビア、ベネズエラなどの中南米原産で、ナス科ソランドラ属の蔓性常緑低木です。葉は緑色で光沢があります。花弁には、5本の紫褐色の筋が入ります。花はカップ状で20㎝程と大きく、中に長い雄蕊があります。花にはココナッツに似た芳香があり、特に夜に強く臭って、受粉者となる蝙蝠を引き寄せます。花は、開花時には白まフジノカンアオイフジノカンアオイ(藤野寒葵、学名:Asarum fudsinoi)は、ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草 「カンアオイ(寒葵、wild ginger、学名:Asarum) 」 の一品種で、奄美大島固有種です。奄美大島の樹木下に自生します。他の寒葵に比べて花(萼片)が大きく、内側が薄緑や薄黄色のものが多いです。長い葉柄の先端に、緑色で光沢のあるハート形の葉を付けます。冬~晩春に、葉茎基部に花(実際スイセンスイセン(水仙、学名:Narcissus)は欧州南部、地中海沿岸原産で、ヒガンバナ科スイセン属の耐寒性球根です。葉茎は緑色で、細長く厚みがあり、ショウブの葉を小さくしたようです。冬~春に、ラッパ状の下向きに花を咲かせます。花色には、黄色や、白、橙、ピンクがあります。ナルキッソス(Narcissus)という属名は、ギリシャ神話に出て来る美青年を語源とします。ナルキッソス(Narkissos、フランスオンシジュームオンシジュウム(Oncidium、学名:Oncidium hybrids)は、中南米原産で、ラン科オンシジューム属の常緑多年草の着生蘭です。細長い茎に多数の蝶形をした鮮黄色の花を咲かせます。園芸品種がたくさん育種されており、花色も豊富です。和名はムレスズメラン(群雀蘭)で、沢山の雀が群れているような蘭から名付けられました。英名では、花の形が躍動感たっぷり踊っているダンサー(フラダンサーやフラメンコミチノクフクジュソウミチノクフクジュソウ(陸奥福寿草、学名:Adonis multiflora)はキンポウゲ科フクジュソウ属の耐寒性多年草です。フクジュソウ(福寿草、学名:Adonis ramosa)と似ていますが、以下の違いがあります。イラスト(by 中嶋有紀@かぎけん)を参考にしてください。 ミチノクフクジュソウ(Adonis multiflora) ①萼片長は花弁の長さの半分 ②花弁裏側が赤味を帯びる パンジーマジェスティック・ジャイアントパンジー マジェスティックジャイアント(Pansy "Majestic Giant"、学名:Viola×witrockiana cv.Majestic Giant)はスミレ科スミレ(ビオラ)属の一年草です。1966年 世界初のF1パンジーとしてオールアメリカセレクションズ賞を受賞しました。 花名:パンジー マジェスティックジャイアント、学名:Viola×witrockiana cv.Majestラッパズイセンラッパズイセン(喇叭水仙、学名:Narcissus pseudonarcissus)は、地中海沿岸原産で、ヒガンバナ科スイセン属の耐寒性多年草(球根植物)「スイセン(水仙、学名:Narcissus)」の一系統です。日本には明治末期に渡来しました。葉茎は灰緑色で広線形で直立します。春、茎先に芳香の有る花を横向き、或いは下向きに一花だけ咲かせます。花弁は薄黄色で中央の副冠は黄色い喇叭状をしています。白ゴールデンクラッカーゴールデンクラッカー(学名:Euryops virigineus cv. Golden clacker)とは園芸品種で、キク科ユリオプス属の常緑小木です。南アフリカ原産のユリオプス・ウィルギネウス(バージネウス、学名:Euryops virigineus)から作出されました。葉は掌状で深い切れ込みがあり、互生します。葉腋から伸びた花柄に鮮黄色の小花を多数咲かせます。 一般名:ゴールデンクラッカー球根ベゴニア 'サンバーストピコティ'球根ベゴニア 'サンバーストピコティ'(学名:Begonia x tuberhybrida cv. Sunburst Picotee)は、球根ベゴニア スタンドタイプ ピコティの一品種です。本種は黄色い花弁の縁に細く赤い縁取りが入る覆輪です。球根ベゴニア 'イエローローズフォーム'球根ベゴニア 'イエロー ローズフォーム'(学名:Begonia x tuberhybrida cv. Yellow Roseform)は、球根ベゴニア スタンドタイプ薔薇型の一品種です。本種はバラに似た黄色い花を咲かせます。フユシラズフユシラズ(冬知らず、学名:Calendula arvensis)は、地中海沿岸原産で、キク科カレンデュラ属の耐寒性宿根草です。別名で、ヒメキンセンカ(姫金盞花)、ホンキンセンカ(C.アルベンシス)、field marigold、カレンジュラ(Calendula)と呼ばれます。 現地では農地や道端に生えている野草です。日本に帰化し日本でも道端や草地に生えている他、鉢植えでも売られています。丈夫で、アエオニウム・フルテンセンスアエオニウム・フルテンセンス(学名:Aeonium frutescens) は、カナリア諸島などの亜熱帯地域原産で、ベンケイソウ科アエオニウム属の多肉植物です。アエオニウムは演技品種が多いです。葉はロゼッタ状に成ります。春に黄色い花を開花します。属名の「Aeonium」はギリシャ語で「aionion(永遠に生きる)」。花言葉は「永遠」。 一般名:アエオニウム・フルテンセンス、学名:Aeoniペンツィアペンツィア(Pentzia、学名:Pentzia grandiflora)は、南アフリカ原産で、キク目キク科ペンツィア属の一年草です。原産地では、砂地に生息します。葉は羽状で、茎葉にタンジ―に似た香りがあります。 花には舌状花が無く、黄色い筒状花しか咲きません。 花の感じが、クラスペディア(Craspedia)と似ていますがずっと小さいです。 花壇、庭植え、フラワーアレンジメント、ドライフラワー、チューリップ・バラードゴールドチューリップ・バラードゴールド(学名:Tulipa cv. Ballade Gold)はユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。一重、ユリ咲き・中生系です。4月中旬~下旬に、草丈40~55 cmで黄色い花を咲かせます 。ユリ咲きと言うのは、花弁が百合の様に外側に反り返って咲くことを言います。 品種名:チューリップ・バラードゴールド、学名:Tulipa cv. Ballade Gハリイヌナズナハリイヌナズナ(針犬盤薺、学名:Draba aizoides)は、ピレネー、アルプス、アペニン原産で、アブラナ科イヌナズナ属の高山性一年生草本です。日当たりのよい岩場に自生します。葉は多肉質で箆状をしており葉縁に白い針状の毛が生えています。葉は束生してロゼット状となり、その間から、春に、黄色い花弁を持つ小花を咲かせます。 一般名:ハリイヌナズナ(針犬盤薺)、学名:Draba aizoides コメツブツメクサコメツブツメクサ(米粒詰草、学名: Trifolium dubium)はヨーロッパ,西アジア原産で、マメ科シャジクソウ属の1年草です。 帰化植物で荒地や、野原、道端など至る所に生えています。ヘリコニア・コリンシアナヘリコニア・コリンシアナ(学名:Heliconia collinsiana)は、バショウ科ヘリコニア属の熱帯性常緑多年性植物「ヘリコニア(Heliconia) 」の一種です。下垂性のヘリコニアで、赤と橙の萼色や形が魅力的です。 別名で、ペンダント・ヘリコニア(Pendent heliconia)と呼ばれます。一年中咲いています 一般名:ヘリコニア・コリンシアナ(Heliconia colliパフィオ・エメラルド ゲート 'グリーン グローブ'パフィオ・エメラルド ゲート 'グリーン グローブ'(Paph. Emerald gate 'Green Globe')とは、ラン科の常緑多年草「パフィオペディルム」の園芸品種の一つです。 本蘭は、花全体が光沢のある黄色で、背萼片1枚が緑色をしています。本作品は、世界らん展2019の「日本大賞」に輝きました。出展者は、桜井一氏(東京都)です。 花言葉 「官能的」です。 特集 パフィオペディルムゴールドコインゴールドコイン(Gold Coin、学名:Pallenis maritima)はギリシャなどの地中海西部沿岸原産で、キク科パレニス属(旧アステリスカス属)の矮性常緑宿根草です。春~夏に、花茎先から単生花序を伸ばし黄色い頭状花を咲かせます。 花は舌状花、管状花ともに黄色です。草丈が低いのでグランドカバー、ロックガーデンに用いられます。夏の蒸し暑さに弱いです。 属名の「Pallenis」は原産地でニゲラ・オリエンタリスニゲラ・オリエンタリス(Nigella orientalis、学名:Nigella orientalis)は、西アジア原産で、クロタネソウ属中唯一黄色花を咲かせるキンポウゲ科クロタネソウ属の一年草です。この黄色い花のように見えるものは花ではなく萼です。実際の花は退化しています。中心部にある雌蕊が花の上に傘状に付きます。総苞は葉と同様、糸状に細裂します。 同属に、青紫色の花を咲かせるクロタネソウ(黒イランイランノキイランイランノキ(Ilang ilang、学名:Cananga odorata)は、インドネシア原産でバンレイシ科イランイランノキ属の熱帯性常緑高木です。明緑色の葉は長楕円形をしており葉身が10〜20cmで互生して付きます。花は現地では周年咲いており、最初、白かったものが緑色となり、時間とともに黄色くなり、最後は薄橙色になって枯れます。葉腋から9枚ほど束生して出る花弁は細長く捩じれて垂れ下がりますディレニア・スッフルティコサ|ブルネイ・ダルサラーム国の国花ディレニア・スッフルティコサ(学名 :Dillenia suffruticosa)は、シンガポール原産で、ビワモドキ科ビワモドキ属の常緑灌木です。ブルネイ・ダルサラーム国の国花です。カンボク ビワモドキ(灌木枇杷擬き)や、Simpoh air(現地名)とも呼ばれます。 樹高は3~7mです。葉は緑色で直径30cmの楕円形で、葉縁に鋸歯があります。花は黄色で直径7~10cmで花弁数は5枚、萼片数も5枚ヤマブキソウヤマブキソウ(山吹草、学名:Hylomecon japonica)は、日本、中国原産で、ケシ科ヤマブキソウ属の多年草です。本州~四国、九州の山野の落葉樹林内に群生します。葉には根出葉と茎葉があります。根出葉は奇数羽状複、茎葉は3出複葉です。 春~初夏に茎の上部の葉腋から2~3個の4弁花を咲かせます。葉茎を傷つけると橙色の樹液を出します。有毒ですが薬になります。 和名は、科が違いますが、花がヤマブキキジムシロキジムシロ(雉莚、雉蓆、学名: Potentilla fragarioides var. major)は、日本~朝鮮半島~中国原産で、バラ科キジムシロ属の多年生植物です。別名で「深山金梅」とも呼ばれます。北海道~九州までの日本全国の丘陵から山地の日当たりの良い場所に分布し、根生葉を地面に沿って丸く広げながら繁らせます。 草丈は5~30 cmで、茎は地面を這った後に斜上します。茎は赤紫色で荒毛が生えウズラバタンポポウズラバタンポポ(鶉葉蒲公英、学名:Hieracium maculatum)は、ヨーロッパ原産のキク科ヤナギタンポポ属(ヒエラキウム属)の多年性野草で日本への帰化植物です。 タンポポ(蒲公英、学名:Taraxacum)に似た黄色い花を咲かせ、緑色の葉に濃紫色のウズラの卵に似た模様が入ります。学名の「ヒエラシム・マキュラタム」や、ヨーロッパでは「レパード」でも呼ばれます。 一般名:ウズラバタンポポ アリアケカズラアリアケカズラ(有明葛、学名:Allamanda cathartica)は、南米ギアナ原産で、キョウチクトウ科アラマンダ属の熱帯性・蔓性・半耐寒性常緑低木です。英名では、Golden trumpet や、common trumpetvine、yellow allamanda、アラマンダ(Allamanda)などと呼ばれます。黄色や桃色の筒状の花を咲かせます。花径は、同属のヒメカズラ(5 cm)よりナツメナツメ(棗、学名:Ziziphus jujuba)は、南欧州、西南アジア、中国原産で、クロウメモドキ科ナツメ属の落葉性小高木です。日本では、北海道・本州・四国・九州の亜熱帯・熱帯地域に自生します。夏に、黄色〜薄緑色をした小花を咲かせます。花後に、果実が成り、薄緑→赤→赤黒に熟します。果実はそのまま生食、あるいは、乾燥させてドライフルーツの”なつめ”として食べたり、菓子に入れたり、薬膳食の材料、ナツデンドロビウム・スペシオサムデンドロビウム・スペシオサム(学名:Dendrobium speciosum )はラン科デンドロビウム属の大形の常緑多年草です。冬から春に、バルブから花茎を伸ばし100~200輪の花を咲かせます。花は白、薄黄、黄色です。写真は ’白波’('Shiranami')です。 一般名:デンドロビウム・スペシオサム ’白波’、学名:Dendrobium speciosum、又名:タイミンセッコク(大明エゾキブシエゾキブシ(蝦夷五倍子、学名:Stachyurus praecox var. ezo)は、日本原産で、キブシ科キブシ属の落葉低木「キブシ(木五倍子)」の変種です。北海道西南部の海岸線近傍の山野に自生します。春に尾状花序を伸ばし黄色い4弁花を咲かせます。 *尾状花序は、穂状花序の一種です(「ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典」より ) 一般名:エゾキブシ(蝦夷五倍子) 、学名:Stachyurキバナハナニラキバナハナニラ(黄花花韮、学名:Ipheion sellowianum)は、ウルグアイなどの南米原産で、ヒガンバナ科 ハナニラ属の球根性多年草です。葉は韮のような線形です。葉や鱗茎は葱臭がします。春、葉の間から、細い花茎を伸ばし先端に黄色い花を咲かせます。花は基部が漏斗状で先端は星状に開きます。クロッカス(Crocus)の黄花と似ているので、英名で、false yellow crocus と呼ばれパンジーパンジー(Pansy、学名:Viola × wittrockiana)とは、北ヨーロッパ原産の園芸品種で、スミレ科スミレ属の耐寒性一年草です。 街や公園の花壇や店先のプランターなどの日当たりが良い場所で、9月~翌年5月までの長期間咲いています。 サンシキスミレ(三色菫)とも呼ばれます。 草丈は草10~30 cmと低いです。花径は、5~30cmと草丈に対して花びらが大きいです。 花色は豊富で、紫クリサンセマム・ムルチコーレクリサンセマム・ムルチコーレ(Chrysanthemum multicaule、学名:Coleostephus myconis)は、アルジェリア原産で、キク科コレオステフス属の這性・耐寒性一年草です。 草丈が低く、可愛らしい黄花を咲かせます。 周辺の花弁も、花芯部の管状花も黄色です。花期は初春から初夏と長く、茎一杯に花を咲かせ、花後は枯れます。花言葉は「親しみ」です。 似ている花に、同科のノースキケマンキケマン(黄華鬘、学名:Corydalis heterocarpa var. japonica)とは、日本原産で、ケシ科キケマン属の越年草です。野原や畦道、海岸などのやや湿っぽい草地に生えています。葉は緑または赤褐色を帯びており、2~3回出羽状複葉で細かく裂けます。赤みを帯びた太い直立した茎から総状花序を伸ばし多数の鮮黄色で筒状の4弁の小花を咲かせます。小花は重ならないように少しずつずれて咲きますフクジュソウフクジュソウ(福寿草、学名:Adonis ramosa)は、日本などの東アジア原産で、キンポウゲ科フクジュソウ属の耐寒性多年草です。旧暦の元日(2月)頃に花を咲かせるためヤブコウジ(=ジュウリョウ(十両) 、学名:Ardisia japonica)と共に、新年の季語とされます。和名は「福寿草」という縁起の良い花名なので正月の寄席植えに使われます。「春告げ花」と呼ばれるように、早春の山野や和庭園の落チョウセンレンギョウチョウセンレンギョウ(朝鮮連翹、学名:Forsythia ovata)はモクセイ科の耐寒性・落葉低木「レンギョウ」の仲間で、シナレンギョウの変種とされる朝鮮半島原産の品種です。枝は長く伸びて下垂します。サクラ(桜)の開花時期に、鮮やかな黄金色の四弁花を下向きに咲かせます。秋に成る果実にはルチン(rutin)等の成分が含まれ、民間療法では消炎や利尿、解毒に効くとされます。 朝鮮連翹(F. ovat チャメドレア・エレガンスチャメドレア・エレガンス(学名:Chamaedorea elegans)は、メキシコ、グアテマラなどの中・南米原産で、ヤシ科チャメドレア属の耐陰・耐寒性の常緑低木です。 別名で、テーブルヤシや、チャメドレア、チャマエドレアとも呼ばれます。 茎は細く単幹で成長します。大きくなっても2m程の小型椰子で、テーブルヤシの名で知られます。 室内でテーブルの上にものせられるのが名前の由来です。 幹は1本で葉鞘レンギョウ 'ゴールド リーフ'レンギョウ 'ゴールド リーフ'(連翹 'Gold leaf'、学名:Forsythia ×intermedia 'Gold Leaf')は、中国原産でモクセイ科の耐寒性落葉低木「レンギョウ(連翹、学名:Forsythia suspensa)」の園芸品種です。春に葉が鮮黄色で華やかです。和名は、葉色から黄金葉(オウゴンバ)と呼ばれます。庭植や鉢植え、生垣などに使われます。 一般名:レンギョウトリメジア・ステーヤーマーキートリメジア・ステーヤーマーキー(学名:Trimezia steyermarkii)は、メキシコ原産で、アヤメ科ネオマリカ属の温帯性多年草です。葉は線形の根生葉です。細長い花茎の先に、小型の黄色いアヤメのような花を咲かせます。花は黄色い外花被3枚と、金色地に茶褐色斑のある内花被数3枚、雄蕊3本、3裂した雌蕊、2枚の苞から構成されます。朝開き、午後閉じる一日花です。葉軸と花茎がネオマリカ属は平らで、トラシュナリア・マテウシーラシュナリア・マテウシー(学名:Lachenalia mathewsii) は南アフリカ原産で、キジカクシ科ラシュナリア属の半耐寒性落葉球根植物です。ケープ地方の海岸地帯に自生し、草丈は30cm以下と低いです。冬から春に、球根から細長い槍型の葉を2枚出し、続いて葉の間から花茎が出て、先端から穂状花序を伸ばし小花を多数つけます。花には芳香があり先端が割れた釣鐘型をしており、花色は黄色で縁が白く、花弁レンゲツツジレンゲツツジ(蓮華躑躅、学名:Rhododendron molle subsp. japonicum)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性落葉低木です。高原や草原などに自生します。高温多湿を嫌い、日当たりと水捌けの良い冷涼な環境を好みます。日本で見られる躑躅の中では最大級の花を咲かせます。春〜梅雨時に、枝先に、大輪で朱色の五弁花を数個まとめて咲かせます。花には蜜があります。花後に成る果実は、長セイヨウタンポポタンポポ属の植物は世界中に数百種類あり、日本には自生種やニホンタンポポ(日本蒲公英、T. platycarpum)と呼ばれる’カントウタンポポ(関東蒲公英、T. platycarpum)’や、’シロバナタンポポ(白花蒲公英、T. albidum)’、’カンサイタンポポ(関西蒲公英、T. japonicum)など’があります。その他、欧州から帰化した’セイヨウタンポポ(西洋蒲公英、T. officiシュンギクシュンギク(春菊、学名:Glebionis coronaria)は地中海沿岸原産で、キク科シュンギク属の一年草です。別名でキクナ(菊菜)、英名でCrown daisyと呼ばれます。草丈は20〜60cm、全草無毛です。葉は長楕円形で羽状2回複葉(いわゆる。菊葉)で葉縁に鋸歯があり、葉柄は無く、葉は茎を抱き、互生して付きます。4月〜5月に、花径:3〜4cm程の頭状花と舌状花から成る花を咲かせます。頭状カラーカラー(Calla、学名:Zantedeschina Hybrids)は、南アフリカ原産で、サトイモ科オランダカイウ属の耐寒性多年草(球根植物)です。花中央の黄色い部分に小花が集まり肉穂花序を生成します。代表品種には、高い花茎の先に白花を咲かせるオランダカイウ(阿蘭陀海芋、学名:Zantedeschia aethiopica、エチオピカ)があります。また、葉に白斑が入り白い仏炎苞を持つ白星海芋(Zコウサイタイコウサイタイ(紅菜苔、学名:Brassica rapa var. utilis 'hong cai tai')は、欧州原産で、アブラナ科アブラナ属の耐寒性二年草の野菜「サイタイ(菜苔、学名:Brassica rapa var. utilis )」の一品種です。中国揚子江中流域で栽培され、葉は緑色、花茎と葉柄は鮮紫色です。冬~春に、花茎から出た総状花序に十字型で黄色い、アブラナ(油菜、菜の花)に似たサバカカブサバカカブ(佐波賀蕪、学名:Brassica rapa var. rapa 'sabaka')は、カブ(蕪、学名:Brassica rapa var. rapa)の晩成品種です。佐波賀という場所で栽培されている、京都の伝統野菜です。 今日同盟:サバカカブ(佐波賀蕪)、学名:Brassica rapa var. rapa 'sabaka'、別名:天神カブ、原産地:京都府舞鶴市佐波賀地域(栽培種 エニシダエニシダ(金雀枝、学名:Cytisus scoparius)は、地中海沿岸原産で、マメ科エニシダ属の耐寒性常緑低木です。春~初夏に、豌豆に似た小花を、長い枝一杯付けて咲かせます。エニシダはヒメエニシダ(姫金雀枝)と似ていますが、耐寒性があり樹高が高く、花は下向きに垂れます。根元から分枝し、花後に箒(英語でbroom)となるので、英名でコモンブルーム(common bloom)、または、Scotchキンランキンラン(金蘭、学名:Cephalanthera falcata)とは、日本、中国、韓国原産で、ラン科キンラン属の多年草の野草です。地上性の野生蘭で、日本の北海道から九州の雑木林に自生します。春に、茎先から伸びた総状花序に黄色い小花を咲かせます。小花は半開きで全開しません。葉は長楕円形で葉脈が有り、6~8枚が互生して茎を抱きます。花は五弁花で唇弁先端が3裂し赤褐色の隆起があります。花後に朔果が成りメランポディウムメランポディウム(Melampodium divaricatum)は、メキシコ~北米原産で、キク科メランポジウム属の一年草です。春~秋にかけて花茎頂上から黄色い頭状花冠を咲かせます。草丈が低いのでグランドカバーや寄せ植えなどに使われます。 一般名:メランポディウム(Melampodium)、学名:Melampodium divaricatum、又名:メランポジューム、生活型:一年草、株高:2サンシュユサンシュユ(山茱萸、学名:Cornus officinalis)とは、中国~朝鮮原産で、ミズキ科サンシュユ属の耐寒性落葉広葉小高木です。江戸時代に薬用植物として中国や朝鮮から日本に渡来しました。早春に、散形花序を伸ばし黄色い小花を20〜30個集合して咲かせます。花は、葉が出る前に咲きます。花は四弁花で、外側に巻くように咲きます。花言葉は、気丈な愛。 赤い丸い実は漢方薬に 秋に、珊瑚のように赤い果シロタエギクシロタエギク (白妙菊、学名:Senecio cineraria)は、地中海原産で、キク科キオン属の耐寒性常緑多年草です。別名で、学名のセネシオ・シネラリア(Senecio cineraria)や、単に、セネシオ((Senecio)とも呼ばれます。 草丈は10~60 cmです。葉は緑色で羽状ですが、白毛が生えるので銀色に見えます。若い苗の葉が美しい為、葉を重視する場合は一年草として扱います。 初トウダイグサトウダイグサ(燈台草、学名: Euphorbia helioscopia)は、北半球の温帯から熱帯原産でトウダイグサ科トウダイグサ属の2年草の野草です。日本では本州から沖縄の道端に自生します。茎の頂部に5本の細枝が出て、各枝に3個の杯状花序が付き、各花序に黄色~薄緑色の花が咲きます。花弁が退化し、花は雌蕊1、雄蕊数本が苞に包まれた杯状花序を形成します。有毒植物です。 一般名:トウダイグサ、学名:カロライナジャスミンカロライナジャスミン(Carolina jessamine、学名:Gelsemium sempervirens )は、北米南部原産でゲルセミウム科ゲルセミウム属の蔓性常緑低木です。別名でゲルセミウム(Gelsemium)とも呼ばれます。 春~夏、ラッパ状の黄色い小さな花を枝にびっしり咲かせます。カロライナ州に自生し、花はジャスミンに似た芳香が有ります。しかし、 全草に毒が有るのでハーブティとして飲コスタススペクタビリスココスタス・スペクタビリス(学名:Costus spectabilis)はナイジェリアやガボン原産で、オオホザキアヤメ科コスタス属の大形多年草又は低木です。イエロー・トランペット(Yellow trumpet)とも呼ばれます。地面に横たわった大きな4つ葉の中央に南瓜に似た黄色い花を咲かせます。葉縁には紫色のマージンがあります。花は一重で花径9cm程、大きな雄蕊があります。葉には酸味があり食用となりヒメリュウキンカヒメリュウキンカ(姫立金花、学名:Ranunculus ficaria)は、イギリス原産でキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草です。別名で、オウシュウキンポウゲとも呼ばれる帰化植物です。ヒメリュウキンカは、スプリングエフェメラルと言われ、春に花を咲かせ、夏に上部が枯れてしまう花です。リュウキンカ(立金花、学名:Caltha palustris var. nipponica)と似ていますが別属です。リュシラユキミセバヤシラユキミセバヤ(白雪ミセバヤ、学名:Sedum spathulifolium ssp.pruinosum)は、中米、アメリカ西部原産で、ベンケイソウ科セダム属の多肉植物で、非耐暑性の這性宿根草・高山植物です。群生し長いライナーで横に広がります。葉が雪化粧をしたような銀白色をしています。春~初夏に、鮮黄色の星形の花をたくさん咲かせます。 ミセバヤとシラユキミセバヤは同じくミセバヤと付きますが属名が チューリップ ミセス・JT・シーパースチューリップ ミセス・JT・シーパース(学名:Tulipa cv. Mrs. John T. Scheepers)はユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。一重・晩生(SL:Single Late)系です。春に、黄色い卵形の花を咲かせます 。 品種名:ミセス・JT・シーパース、別名:ミセスジョンTシューペルス、ミセスジョンTシーバース、ミセスJTスキーパス、分類:SL、花の咲きチューリップ・モナムールチューリップ・モナムール(学名:Tulipa cv. Mon amour)はユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。鮮黄色、フリンジ咲きです。 チューリップの品種を集めたチューリップ図鑑は、右をご参照ください。チューリップ図鑑 品種名:チューリップ・モナムール 、学名:Tulipa cv. Mon amour、原産地:園芸品種、分類:フリンジ咲き、花色:黄、草丈: 30~球根ベゴニア 'イエロー ラッフルフォーム'球根ベゴニア 'イエロー ラッフルフォーム'(学名:Begonia x tuberhybrida cv. Yellow Ruffledform)は、球根ベゴニア スタンドタイプ ラッフル型の一品種です。本種は黄色い花弁が波打っタイプです。キバナノカワラマツバキバナノカワラマツバ(黄花河原松葉、学名:Galium verum var. asiaticum)とは、日本、朝鮮半島、中国、ロシア原産で、アカネ科ヤエムグラ属の多年草です。根に髭が有り赤くなります。 北海道~九州の日当たりの良い草地に自生します。茎に棘は無く、柔毛が有ります。葉は線形で先端に短い棘が有ります。春~秋、茎の先端や葉腋から円錐花序を伸ばし小さな黄色い花を多数咲かせます。花は4裂して平エルサレムセージエルサレムセージ(Jerusalem sage、学名:Phlomis fruticosa)は、地中海沿岸原産で、シソ科オオキセワタ属の耐寒性・常緑低木です。学名の Phlomis fruticosa(フロミス・フルティコサ)でも呼ばれます。花名にセージと付きますが、シソ科サルビア属のセージ類とは異なり、同科異属(フロミス属)の植物です。全草にセージと同様の芳香があることから名付けられました。 株ツリガネカズラツリガネカズラ(釣鐘葛、学名:Bignonia capreolata)は、北米原産で、ノウゼンカズラ科ツリガネカズラ属の半常緑蔓性木本です。蔓を伸ばして絡みつき、春~初夏に、橙黄色の漏斗状の花を多数咲かせます。花はラッパ状で内側が黄色、外側が赤褐色をしています。 英名では、Bignonia capreolata(ビグノニア・カプレオラータ)や、Cross vine、また、漏斗状の花冠からTruシナレンギョウシナレンギョウ(支那連翹、学名:Forsythia viridissima)は、中国原産で、シソ目モクセイ科レンギョウ属の落葉低木です。枝は直立し、花と葉が同時に開きます。葉は対生に付き、葉縁上部にのみ鋸歯があります。早春に咲く花は、淡黄色の四弁花で花被片は細長い。秋に成る果実には、ルチン(rutin)が含まれ、消炎や利尿、解毒などの民間療法で使われます。 レンギョウの種類と違い 連翹(Forsサンカクバアカシアサンカクバアカシア(三角葉アカシア、学名:Acacia cultriformi)は、オーストラリア原産で、マメ科アカシア属の常緑低木です。オーストラリアのニューサウスウェールズ州に自生します。葉に特徴があります。本来の葉は退化し、その代わりに葉柄が平らな三角形の仮葉に変化しました。葉先は先鋭です。春に葉腋から伸びた総状花序に黄色い球状花を5-20個咲かせます。灰緑色の葉は切り花に、黄色い花は食用やデンドロビウム エジリー ‘スワダ’デンドロビウム エジリー ‘スワダ’(学名:Dendrobium ejirii ‘Suwada’、capilipes var. elegance)は、南ベトナム産で、ラン科デンドロビウム属の常緑多年草です。デンドロビウム属のノビル(nobile)系の原種です。鉢物として出回り、草丈20~80 cm、直立した太いバルブの節に、冬~春に、多くの花を密集して咲かせます。花径は3~8cm、花芯(花の中心)ヒマワリ マンチキンヒマワリ マンチキン(向日葵、学名:Helianthus annuus cv. Munchkin) はヒマワリの矮性一代交配品種で、花粉が出ず、良く分枝します。販売:サカタのタネ 種苗。 一般名:ヒマワリ マンチキン、学名:Helianthus annuus cv. Munchkin、分類名:植物界被子植物真正双子葉植類キク目キク科ヒマワリ属、原産地:北米、生活型:一年草、草丈:60 - 8 デンドロビューム セニレデンドロビューム セニレ(学名:Dendrobium senile)は、ミャンマー、タイ、ラオスの東南アジア原産で、ラン科セッコク属の多年生植物です。着生蘭です。バルブは短く、表面が白毛で覆われています。葉はありません。冬~春に、1つの花茎の先端に1輪の花を咲かせます。花径は5 cm、花色は明黄色で中心に緑色が入ります。種小名の「senile:セニレ」とは老人という意味です。 一般名:デンドミディコチョウラン 'ナオミゴールド'ミディコチョウラン 'ナオミゴールド'(ミディ胡蝶蘭 'ナオミゴールド'、学名:Phalaenopsis midy 'naomi-gold')は、ラン科コチョウラン属の非耐寒性多年草「コチョウラン(胡蝶蘭、学名:Phalaenopsis aphrodite)」のミディ系品種です。黄色の花弁に赤いリップがあります。2018-2019年ジャパンフラワーセレクションで最優秀賞(Flower of theギンヨウノウゼンギンヨウノウゼン(学名:Tabebuia argentea)はブラジル、パラグアイ、スリナム、ボリビア東部、ペルー、アルゼンチン北部等の南米原産でノウゼンカズラ科タベブイア属の半常緑高木です。葉は花の後に出ます。 花が美しいため現地では、街路樹や公園樹、庭植にされますが、樹木の根が浅いので、強風やサイクロンで倒壊することがあります。 一般名:ギンヨウノウゼン、学名:Tabebuia argentミヤマキケマンミヤマキケマン(深山黄華鬘、Corydalis pallida var. tenuis)は、日本固有種で、ケシ科キケマン属の越年草です。フウロケマン(風露華鬘、学名:Corydalis pallida var. pallida )の変種で、東日本(本州近畿以北)の山地に生え、茎は赤みを帯びていますが、キケマン(黄華鬘、学名:Corydalis heterocarpa var. japonica)よコスタス・コモーサス・ベーカリーコスタス・コモーサス・ベーカリー(学名:Costus comosus Rosc. var Bakeri)は中央アメリカ原産で、オオホザキアヤメ科コスタス属の大型多年草です。15~30個の赤い苞が花序を構成し、各苞から1~2個の黄色い花を咲かせます。赤い苞が花のように見えるので、春~夏の長期間に渡り花が咲いているように見えます。実際の黄色い花は1日花です。花は食べられます。 一般名:コスタス・ヒキノカサヒキノカサ(蛙の傘、学名:Ranunculus ternatus)は、東南アジア原産でキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草です。関東地方以西の本州と四国、九州の湿地に自生します。 別滅危惧II類(VU)に指定されています。 ヒキノカサ(蛙の傘)、学名:Ranunculus ternatus、又名:コキンポウゲ(小金鳳花)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目キンポウゲ科キンポウゲオヘビイチゴオヘビイチゴ(雄蛇苺、学名:Potentilla anemonifolia)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、バラ科キジムシロ属の這性多年草です。茎は地面を這うように生えます。根生葉はカエデのような掌状をしており、茎葉は3出複葉です。茎先から集散花序を伸ばし、春から初夏に黄色い五弁花を沢山咲かせます。花弁はハート形をしています。 一般名:オヘビイチゴ(雄蛇苺)、学名:Potentilla anemジャーマンアイリスジャーマン・アイリス(German iris、学名:Iris germania)は地中海原産でアヤメ科アヤメ属の根茎性落葉多年草です。別名でドイツアヤメ(独逸菖蒲)と呼ばれます。ブラックアイリス(学名: Iris nigricans)はヨルダンの国花です。 乾燥した場所を好みます。草丈は矮性は20cm~、高性種は100cm以上になります。 4月〜5月に、花径5~20cmの、紫・橙・黄・白・桃・赤・チャメドレア・セイフリジーチャメドレア・セイフリジー (学名:Chamaedorea seifrizii) は、モーリシャス原産で、ヤシ科チャメドレア属のテーブルヤシの一種の常緑小低木です。和名で、セフリジヤシとも呼ばれます。 メキシコなどの中米に分布しています。細長い茎に竹のような節があるのでタケタケ(竹)に似ており、葉は竹より細長くさらに羽状複葉なので椰子の木ように見えることから、和洋のインテリアに合う観葉植物として重エンコウソウエンコウソウ(猿猴草、学名:Caltha palustris var. enkoso)とは、日本原産で、キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草です。本州~北海道の低地~山地の湿地や水辺に自生します。 株高は30~50cmです。葉は長さ5~10cm、幅5~10cmの腎臓形で、葉縁に鋸歯があります。 4月~6月に、花径が2~3cmで、花弁数が5~7個の黄色い花(実際には萼)を咲かせます。 花の受粉には、 ダンコウバイダンコウバイ(檀香梅、学名:Lindera obtusiloba)は、日本、中国、朝鮮半島原産で、クスノキ科クロモジ属の落葉広葉低木です。日本では、関東以西の本州~四国、九州の山地い自生します。葉の展開前に、芳香のする黄色い花を枝に密集させて咲かせます。花はサンシュユと似ていますが、開花時期が遅いです。同属の花にアブラチャンがあります。葉は広卵形で3浅裂し、最初は緑色ですが、秋に黄葉します。枝に芳ドロニガナドロニガナ(瀞苦菜、学名:Ixeridium dentatum subsp. kitayamense)は紀伊半島の固有種でキク科ニガナ属の多年草です。熊野川と古座川の川岸に自生する野草です。30cm程の草丈で良く分枝します。春~初夏に茎先から集散花序を伸ばし黄色い頭花を咲かせます。環境省のレッドデータブックの絶滅危惧種II類に指定されています。 一般名:ドロニガナ(瀞苦菜)、学名:Ixeriウコンザクラウコンザクラ(鬱金桜、学名:Cerasus Sato-zakura Group ‘Grandiflora’)は、バラ科サクラ属オオシマザクラ系サトザクラの園芸品種です。別名でウコン(鬱金)や、ウコンノサクラ(右近ノ桜)、アサギ、アサギザクラ(浅黄桜)とも呼ばれます。4月中旬に、ウコン色(鬱金色)と呼ばれる淡黄緑色の八重咲き大輪花を咲かせます。花色は開花時には黄緑色ですが、開花後、徐々に白くなり、最モンキーオーキッドモンキーオーキッド(monkey orchid、学名:Dracula gigas)は、エクアドル~コロンビア原産で、ラン科ドラクラ属の常緑多年草の着生蘭です。標高1700~2600 mのヴァレ・デ・カウカ原生雲林(Valle de Cauca in virgin cloud forests)の樹木に着生します。小柄な蘭で、偽球茎(バルブ)はなく、匙状の根生葉が出ます。花は外三弁の萼片だけが発達してクロモジクロモジ(くろもじ、黒文字、学名:Lindera umbellata)は、クスノキ科クロモジ属の落葉低木です。日本と中国に分布し、日本では本州〜四国、九州の明るい雑木林に自生します。テルピネオールやリナロールなどが含まれるので木全体に揮発性の芳香があります。枝は生け花、材は高級楊枝や箸に、果実枝葉を含めて茶(クロモジ茶)や香料(クロモジ油)の材料となり、木は公園樹や庭木にされます。雌雄異株です。春カタバミカタバミ(学名:Oxalis corniculata)とは、日本原産で、カタバミ科カタバミ属の多年生広葉の野草です。 細い茎に根が生え、地面を這う、いわゆる匍匐性植物です。ハート形をした3枚の葉が長い葉柄の先に付きます。葉はネムノキ(合歓木、学名:Albizia julibrissin)と同様、昼に開き夜に閉じて就眠活動を行います。葉を閉じている時は片方だけに葉が付いているように見えて、半分齧られアオノリュウゼツランアオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭、学名:Agave americana var. marginata)は、メキシコ原産で、リュウゼツラン(竜舌蘭、学名:Agave americana)の葉に黄色い斑が入っていない、灰緑色のキジカクシ科リュウゼツラン属の多肉植物です。普段は花を咲かせず、肉厚で鋭い棘のある大きな葉のみが叢生します。数十年に一度、花茎を出し、その先端から複集散花序を伸ばし何百もの薄黄色キブシキブシ(木五倍子、学名:Stachyurus praecox)は、日本原産で、キブシ科キブシ属の耐寒性落葉低木です。冬に、長い枝先に細い紐状の花芽を下垂させ、春の開花時期に備えます。ソメイヨシノ(染井吉野)のように葉に先駆けて、花を咲かせます。早春を告げる代表的な樹木の花です。薄桃色や薄黄色の釣鐘型の小花を葡萄のように枝から垂れ下げて咲かせます。横に長く広がる細い枝には花穂が沢山付きます。花は、上エビネエビネ(海老根、学名:Calanthe discolor)は日本原産でラン科エビネ属の多年草です。樹上ではなく、地面に生える野生のランです。北海道から沖縄の日本や、朝鮮半島、中国に分布します。草丈は20〜60cmで、大きな長楕円形の葉を数枚つけます。春、花茎から伸びた総状花序に小さな蘭形の花を多数つけます。花色は多種多様で、花は萼片、側花弁、唇弁から構成されます。周年咲きますが、春咲き品種が多く、スイセイランスイセイラン(彗星蘭、学名:Odontoglossum)は中南米アンデス山脈原産で、ラン科オドントグロッサム属の常緑多年草です。寒さに強く、暑さに弱い着生ランです。和名は、スイセイラン(彗星蘭)。花の形が星に似ていることに拠ります。属名の、Odontoglossumとは、ギリシャ語で、歯(odonto)と舌(glossal)の合成語で、花びらの形から付けられました。花色は、白・黄 ・茶 ・赤・桃色 キンセンカキンセンカ(金盞花、学名:Calendula officinalis)は、カナリア諸島などの南ヨーロッパ原産で、キク科キンセンカ属の一年草です。中国経由で江戸時代末期に日本に渡来しました。別名で、トウキンセンカ(唐金盞花)、カレンデュラ(Calendula)、ポット・マリーゴールド(Pot Marigold)とも呼ばれます。 草丈は30~90cmです。根生葉はヘラ型で、茎葉は長楕円形です。葉は緑色キンレンカキンレンカ(金蓮花 、学名:Tropaeolum majus)とは、南米のペルー、コロンビア、ブラジル原産で、ノウゼンハレン科キンレンカ属の非耐寒多年草(春播き一年草)です。ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)とも呼ばれます。英名では、ガーデン・ナスタチウム(Garden nasturtium)と言い、日本では、通称、「ナスタチウム(Nasturtium)」と呼ばれますが、正確には、ナスタチウムは「クレソンミツマタミツマタ(三椏、学名:Edgeworthia chrysantha )は、中国原産地でジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木です。日本には慶長年間に渡来しました。 春に、葉が出る前に、小さな花が30個程集合した球形の頭状花序をつけます。花弁は無く額が目立ちます。萼筒は内側が黄色で先端が4裂します。萼筒外側は白毛で覆われています。和紙の原料として知られます。花名は、枝が3本づつに分枝している姿が、3つ又パフィオペディルムパフィオペディルム(学名:Paphiopedilum Hybrids)とは、東南アジア原産で、ラン科パフィオペディルム属の非耐寒性常緑多年草です。半着生蘭です。別名で、レディスリッパ(Lady's slipper)や、学名のパフィオペディラとも呼ばれます。葉は緑色で、幅広、丸味を帯びており、花茎より短めです。通常、花茎の先端に1輪の花を咲かせます。花色は褐色や黄、緑、桃、赤、白、茶、斑入り、筋入りキエビネキエビネ(黄海老根、学名:Calanthe striata)は日本、朝鮮半島、中国原産で、ラン科エビネ属のエビネ(海老根、ebine)の春咲き原種です。4~5月に地上でエビネより少し大きい黄色花を咲かせます。 一般名:キエビネ(黄海老根)、学名:Calanthe striata、又名:Ki-ebine、Siebold's hardy calanthe orchid or Siebold's haキバナノセッコクキバナノセッコク(黄花の石斛、学名:Dendrobium catenatum)は、中国~日本原産でラン科セッコク属の多年生植物で着生蘭です。デンドロビウムの仲間です。日本では伊豆半島、四国、九州~沖縄の山地の照葉樹林の樹幹や岩に着生します。草丈20~50cmで、茎には節が多数あり、直立または下垂します。 4月~5月に2年目の茎上部の節から総状花序を伸ばし2 ~ 5個の黄緑色の花を咲かせます。花は咲ジャケツイバラジャケツイバラ( 蛇結茨 、学名:Caesalpinia decapetala var. japonica)は、ユーラシア大陸原産で、マメ科ジャケツイバラ属の落葉つる性小低木です。日本では関東~九州の山野や河原の日当たりの良い場所に自生します。樹高1〜2 mで、茎や葉に鉤状の棘に棘有ります。葉は偶数2回羽状複葉、葉全体の長さは20-40cmあります。小葉は長楕円形で葉長さは1~2 cm、葉幅0.8チューリップ 'フォルモーザ’チューリップ 'フォルモーザ’(Tulip 'formosa'、学名:Tulipa cv. formosa) はユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。 フォルモーサ(formosa)は、 V ビリデフローラ。ビリデ咲きとは花弁中央に緑色の太い線が入る品種系統。花色:黄色地に緑の線、開花期:晩生種 4月下旬~5月上旬、草丈:25~60cm。 チューリップの品種を集めたチューリップ図パキポディウム・ブレビカウレパキポディウム・ブレビカウレ(学名:Pachypodium brevicaule)はマダガスカル原産で、キョウチクトウ科パキポジウム属の高山性の矮性多肉植物/小低木です。標高1400~2000m級のマダガスカル中南部にあるアンタナナリボからイトレモ山脈の砂岩に自生します。 ジャガイモの根茎のような形をしています。疎らな葉は楕円形のロゼットで葉裏に毛があります。 3月~5月に集散花序を伸ばし花径2~ケールケール(Kale、学名:Brassica oleracea var. acephala)は地中海~小アジア原産で、アブラナ科アブラナ属の一年草・二年生草本の野菜です。栄養価が高く、日本では緑色の野菜ジュース’青汁’の材料とされます。 一般名:ケール(Kale)、学名:Brassica oleracea var. acephala、又名:Kale、Borecole、分類名:植物界被子植物真正双子葉 オヘビイチゴオヘビイチゴ(雄蛇苺、学名:Potentilla anemonifolia)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、バラ科キジムシロ属の這性多年草です。茎は地面を這うように生えます。根生葉はカエデのような掌状をしており、茎葉は3出複葉です。茎先から集散花序を伸ばし、春から初夏に黄色い五弁花を沢山咲かせます。花弁はハート形をしています。 一般名:オヘビイチゴ(雄蛇苺)、学名:Potentilla anemヒキノカサヒキノカサ(蛙の傘、学名:Ranunculus ternatus)は、東南アジア原産でキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草です。関東地方以西の本州と四国、九州の湿地に自生します。 別滅危惧II類(VU)に指定されています。 ヒキノカサ(蛙の傘)、学名:Ranunculus ternatus、又名:コキンポウゲ(小金鳳花)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目キンポウゲ科キンポウゲミヤマキケマンミヤマキケマン(深山黄華鬘、Corydalis pallida var. tenuis)は、日本固有種で、ケシ科キケマン属の越年草です。フウロケマン(風露華鬘、学名:Corydalis pallida var. pallida )の変種で、東日本(本州近畿以北)の山地に生え、茎は赤みを帯びていますが、キケマン(黄華鬘、学名:Corydalis heterocarpa var. japonica)よ 他の特集ツツジツツジ特集。ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)は、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性中高木です。ここにツツジの花の写真と説明を特集します。11月の赤い花11月の赤い花 11月に咲いている赤い花を集めました。実際には花ではなく苞葉の場合もあります。例えば、ポインセチアは苞葉が赤く、本当の花は中央にある小さな黄色いものです。特集 4月の黄色い花4月に咲く黄色い花一覧と種類 2023年4月1日現在の4月に咲く黄色い花、168種類を載せました。 4月の黄色い花には、春らしさを感じさせるネコヤナギや、可愛らしいチューリップ、しっとり風情のあるボタン、珍しいカンアオイ、枝一杯に小さな花を咲かせるギンヨウアカシアなどがあります。一年で最も花に恵まれた月であり、黄色という暖色が幸せを呼んできます。特集 8月の青い花特集 8月の青い花 8月に咲いている青い花は44種類ありました(2024年8月23日現在) アジサイやアヤメ、ショウブ、カキツバタが咲く6月、7月に比べると少しすくなくなりました。 月により咲いている花色の大勢が違うので、その内統計を取ってもみたいところです。 8月に咲いている青い花 ルリタマアザミ、エボルブルス、ソバナ、ルリマツリ、デルフィニウム、ブルーデージー、アサガオ、ス特集 ナデシコ一覧ナデシコ一覧 ナデシコ属(Dianthus )の代表的な原種・品種・仲間には以下があります。 エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、D. superbus var. superbus)ー河原撫子の尾や品種、 カーネーション(Carnation)、 カワラナデシコ(河原撫子、Dianthus superbus "longicalycinus")ー花弁先端に深い切れ込みあり。万葉集で詠われた秋チューリップ種類一覧チューリップとは チューリップ(学名:Tulipa L.)は、トルコ原産でユリ科の耐寒性球根植物です。 チューリップの記号 チューリップの球根のパンフには、S や D、L という略号が書かれています。感覚的に、S:Single、D:Double、E:Early、L:Late)と分かりますが、たくさんの略号がありますので下に掲載します。これはチューリップ王国 オランダの分