和代さんの庭 2017年7月15日~17日に社員研修旅行で高知県を訪れました。この時期は日本の真夏で連日30度を超す気温でした。泊めて頂いた和代さんのお宅は庭に野菜や花を植えて迎えてくれました。自家栽培した採れたてのナスやキュウリ、トマトなどの野菜を生や領して食事に出して頂きました。庭の美しい花も撮影させて頂きました。 その後、和代さんご自身が写真を撮られるようになり、ご自身で栽培された野菜などの花の写真を撮られて送って下さいます。ここでは、2020年4月16日に和代さんが撮影された写真も併せて掲載します、 エボルブルスエボルブルス(Evolvulus、学名:Evolvulus pilosus)は、ブラジルなどの中央アメリカ原産で、ヒルガオ科エボルブルス属の匍匐性多年草です。成長が早く丈夫です。春から秋までの長期間咲き続けます。強い陽射しを照り返すように咲く爽やかなブルーの小花が地面を覆いつくしグランドカバーの役割を果たします。 一般名:エボルブルス(Evolvulus) 、学名:Evolvulus pilオキザリス ・トライアングラリスオキザリス ・トライアングラリス(学名:Oxalis triangularis)は、ブラジル原産でカタバミ科の耐寒性球根植物です。葉色が紫色で、葉形が三角形をしたレグネリー種で、別名で「紫の舞」とも呼ばれます。通常のオキザリスは草丈が低く花径が小さく一見野草のように見えますがトライアングラリスはしっかりした栽培種です。 一般名:オキザリス ・トライアングラリス(Oxalis triangulキュウリキュウリ(胡瓜、学名:Cucumis sativus L)はインド ~ヒマラヤ 原産で、ウリ科キュウリ属の非耐寒性・非耐暑性蔓性一年草の野菜です。 夏に黄色い五弁花を咲かせます。花は雌雄異花で、1つ株に雄蕊だけの雄花と、雌蕊だけの雌花を咲かせます。 雌花が結実して小指程の細長い実を付け15~30 cmに成長します。 成長した実は細長く、表面が濃緑色をしており、外皮にイボあり、皮を剥くと中は薄緑色でゴーヤーゴーヤー(郷陽、学名:Momordica charantial)は、熱帯アジア 原産で、ウリ科ツルレイシ属の蔓性一年草の野菜です。夏に黄色い花を咲かせ、花後にキュウリ似でイボがある濃緑色の果実をつけます。 中の綿や、種子(熟成ば可食)を除いた部分を生食または過熱して食べます。 独特の苦味がありますがビタミンCが豊富で夏バテ予防として人気が高いです。 日本では沖縄産が有名です。 通常の苦瓜は表皮が青ランタナ・カマラランタナ・カマラ(学名:Lantana camara) は熱帯アメリカ原産で、クマツヅラ科の半耐寒性常緑小低木です。初夏から秋にかけて花茎先に小花を多数集合させて球状に咲かせます。葉は卵形で茎に対生に付き、硬毛があり、葉縁に鋸歯があります。江戸時代に渡来して以来、栽培されています。品種には、在来種で、咲き始めてから花色が淡黄色から、橙色、赤、桃色に徐々に色が変わるシチヘンゲ(七変化)があります。花ナスナス(茄子、学名:Solanum melongena)は、インド原産で、ナス科の非耐寒性一年草の野菜です。トマトやキュウリなどと共に家庭でよく食べられます。葉は楕円形で日光に当たるよう大小様々で重なり合わないように付きます。夏から秋に紫色の花を咲かせ、開花後2~3週間で光沢のある紫黒色の果実を収穫できます。この紫色はアントシアニンで、紫外線から果肉を守るために作られるものであり果実に袋を被せることトマトトマト(Tomato、学名:Solanum lycopersicum)は、南米ペルー原産で、ナス科の大型の一年/多年草です。世界中で栽培され食べられている緑黄色野菜です。アンデス山脈が発祥地でメキシコで栽培され、その後世界に広まりました。日本へは17世紀終り頃に渡来しました。日本のトマトは丸く水分の多いピンク系の生食用ですが、西洋トマト(イタリアントマト)は細長く水分が少ない料理用で、水煮にして缶マンリョウマンリョウ(万両、学名:Ardisia crenata)は日本、中国、朝鮮、インド原産でヤブコウジ属の耐寒性常緑小低木です。葉縁に鋸歯があり厚く光沢のある葉が、茎頂に互生に密集して付きます。初夏に葉の下から白い小花を多数下向きに咲かせます。花後につく球形の実は、12月頃から赤く熟しますが落下せず次の冬まで残るものもあります。用途は、庭木や、鉢植、漢方薬などで、正月の縁起物としても使われます。 ピーマンピ-マン(学名:Capsicum annuum L. var. 'grossum')はナス科トウガラシ属の一年草です。 梅雨時から初夏に白花を咲かせる緑黄色野菜です。 唐辛子(ペッパー)の一種ですが、辛味の元となるカプサインが殆ど含まれないので辛味はありません。艶やかな果実の中は中空でヘタ(通常食べません)と、薄い果肉、小さい種子の集合で出来ています。私達がよく食べる緑色のピーマンは、未完熟の内に ハイビスカスハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)は、ハワイ諸島及びマスカリン諸島原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。南国を代表する熱帯花木であり、ハワイでは州花とされます。花の中央にある花柱や筒状の雄しべが突出した五弁花を咲かせます。ヒビスクス・アーノッティアヌス(学名:Hibiscus arnottianus)はハワイ原産のカノコユリカノコユリ(鹿子百合、学名:Lilium speciosum)は台湾、中国、日本原産で、ユリ科ユリ属の多年草です。日本では九州、四国の低山に自生します。 花は白い花被片に紅色の鹿ノ子絞りのような模様が入ることに拠ります。花径は10~15cmで1茎に10~20個の花を咲かせます。 花は観賞用となり、鱗茎は食用や薬用に使われます。 一般名:カノコユリ(鹿子百合)、学名:Lilium speciosベゴニア・センパフローレンスベゴニア・センパフローレンス(学名:Begonia semperflorens)は、南米原産で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の非耐寒性一・多年草です。葉は卵形で、葉縁に鋸歯は無く、色は緑色や銅色で互生して付きます。花茎から総状花序を伸ばし桃色や赤、白の一重咲きと八重咲きの花を咲かせます。四季咲きなので室内であれば周年咲きます。屋外でも寒くなければ、長期間花を咲かせます。手間が掛からず丈夫で開花シソシソ(紫蘇、学名:Perilla frutescens var. crispa )は、中国、ビルマ、ヒマラヤ原産でシソ科シソ属の一年草です。 家の庭などに生えている身近な野菜です。 草丈は40~100cmで、茎は直立します。 葉は直径5~8cmの広卵形をしており先端が尖ります。葉縁にはギザギザした鋸歯があります。葉の表面にはっきりした葉脈があります。 葉の付き方は対生です。葉色には、緑色のアオジソサンショウサンショウ(山椒、学名:Zanthoxylum piperitum)は、朝鮮半島、日本原産で、ミカン科サンショウ属の落葉低木です。葉や花、果実が香辛料の「山椒」の材料となります。雌雄異株です。山椒の木にはアゲハチョウの幼虫が付きやすいのが難点です。樹木は黄色く、枝には1対ずつ鋭い棘があります。葉は緑色で奇数羽状複葉で、複葉の長さは10cmほどですが、それを構成する小葉の長さは1cm程です。小葉は楕ツルソバツルソバ(蔓蕎麦、学名:Persicaria chinensis)は、東アジア原産で、タデ科イヌタデ属の蔓性多年性の野草です。本州〜九州の海岸近くに自生します。茎葉はドクダミ(学名:Houttuynia cordata)に似ています。晩春~初冬の長期間、茎頂や葉腋から総状花序を伸ばし、芳香のする小さな白花をまとめて付けます。この白花のように見えるものは5深裂した萼であり、花弁ではありません。和名のバーベナバーベナ(Verbena、学名:Verbena hybrids)は、熱帯アメリカ原産でクマツヅラ科クマツヅラ属の非耐寒性多年草で、園芸的には一年草として扱われます。春から秋に総状花序に5弁花を咲かせます。この一年草の他に宿根バーベナがあります。代表的な宿根バーベナには以下があります。花言葉は「家族の和合」です。 和名でヤナギハナガサ(柳花笠)と呼ばれる「バーベナ・ボナリエンシス(V. bonエンドウエンドウ(豌豆、学名:Pisum sativum)はメソポタミア原産で、マメ科エンドウ属の耐寒性一・ニ年草です。メンデルの法則に使われた植物です。 莢や若い豆を野菜として食べたり、完熟した豆を雑穀として食べます。白花を咲かせ、若莢はサヤエンドウ、莢中の若い豆はグリーンピース(Green pea)として料理に使い、完熟した豆は穀物として収穫されます。若い茎葉は豆苗(トウミャオ)として中国野菜として料ハボタンハボタン(葉牡丹、学名:Brassica oleracea var. sabellica)はヨーロッパ西部原産で、アブラナ科アブラナ属の耐寒性一年草(多年草)です。アブラナ科特有の十字形で黄花の集合した花穂を鑑賞するのではなく、ケール部を改良して発色した葉を鑑賞するために作られました。葉の鑑賞期は、10月〜翌年4月です。葉形にはキャベツに似た層状のものや、縮れたものがあります。育ちすぎると茎の木質ホウレンソウホウレンソウ(ほうれん草、学名:Spinacia oleracea)は、中央・西アジア原産でアカザ科ホウレンソウ属の一年草です。長日植物。雌雄異株で春から初夏にかけて開花します。雄花は花径0.2cmで雄株の茎頂に穂状に多数付きます。雌花は花径0.5 cmで2、3個が雌株の葉腋に付きます。受粉活動を風で行う風媒花です。葉菜類の野菜として食べられます。ペルシア(アラブ)から、中国、江戸時代の日本に渡来 ダイコンダイコン(大根、学名:Raphanus sativus)、はコーカサス~中央・西アジア原産で、アブラナ科ダイコン属の一年草の根菜です。春にアブラナ科特有の十字形をした、白または薄紫の小花を咲かせます。大根には消化酵素のアミラーゼが含まれており、澱粉を分解するので、 胸焼けや胃凭れの防止になります。 「春の七草」の一つで、七草には、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ、蕪)、とチンゲンサイチンゲンサイ(学名:Brassica chinensis L.)は、東南アジア原産で、アブラナ科アブラナ属の一年草です。日本へは中国から齎されました。茎葉を緑黄色野菜として収穫します。草丈は50 cm程で、葉には厚みがあり柔らかく、葉柄は緑色です。春に、黄色い小花の集合花を咲かせます。収穫期は、盛夏を除く、5月〜12月で、草丈20 cmまでのものを食用野菜として収穫します。若い葉や茎は炒め物や、スミズナミズナ(水菜、学名:Brassica rapa var. laciniifolia)は、アブラナ科アブラナ属ラパ種ミズナ変種の越年草で、葉を野菜とします。茎は白く細長く良く分枝し、茎に付く葉には細かい切れ込みがあります。4月に黄色い十字架のような4弁花を咲かせます。葉を御浸しや、浅漬け、水炊き、炒め物にして食べます。シャキシャキした食感や、鍋物にしたときに肉類の臭みを消す効果があります。 同じミブロッコリーブロッコリー(Broccoli、学名:Brassica oleracea var. italica )は地中海沿岸原産でアブラナ科アブラナ属の多年草/一年草です。春に黄花を咲かせます。茎頂部の花序(花蕾部)を開花前に茎と一緒に収穫したものが食用となります。代表的な緑黄色野菜で、キャベツ(Cabbage)の仲間です。花序を湯掻いてサラダや、スープ、炒め物、彩りとして食べますが、味に癖はありません。含 他の特集9月の緑色の花9月に緑色の花を咲かせる花の特集です。中には花では無いものがあるかもしれません。水草・水生植物水草・水生植物には、オオサンショウモ(大山椒藻、学名:Salvinia molesta ),アサザ(阿佐佐、学名:Nymphoides peltata),,スギナモ(杉菜藻、学名:Hippuris vulgaris),カミガヤツリ(紙蚊帳吊 、学名:Oryza sativa ),ボタンウキクサ(牡丹浮草、学名:Pistia stratiotes L.),シラサギカヤツリ(白鷺蚊張吊、学名:Rhynベゴニアベゴニア特集 【球根ベゴニア】ペアルケイ,ボリビエンシス,ダビシー,ホワイト&ピンク ピコティ,サンバーストピコティ,オレンジ ラッフルフォーム,オレンジ ラッフルフォーム,イエロー ラッフルフォーム,ピンク暈し,イエローローズフォーム,ピンクローズフォーム', 【木立性ベゴニア】ジムウィルツェン,ホワイト・ビーチ,みかん エラチオール・ベゴニア,ベゴニア・センパフローレンス,リーガーユリ特集 ユリ ユリ(百合、学名:Lilium)は、北半球原産でユリ属の耐寒性球根植物です。日本や欧米で、人気がある花です。有毒植物(毒草)特集 有毒植物ー毒空木や鳥兜、毒芹は日本3大有毒植物とされます。その猛毒度は他の追随を許しません。他にも毒性のある植物は多数あります。人間に特に毒性のあるものや、馬などの家畜に有害なものもあります。寧ろ、植物全体では有毒植物の方が多いかもしれません。毒素は様々ですが、例えば、ツツジ科の植物の葉にはグラヤノトキシン(Grayanotoxin)という植物毒が含まれます。有毒植物には、ドクウツギ、トリカミントミント(mint、学名:Mentha)特集ーアップルミント(Apple mint、学名:Mentha suaveolens)、ケンタッキーカーネルミント(Kentucky colonel mint、学名:Mentha x villosa)、ニホンハッカ(日本薄荷、学名:M. canadensis var. piperascens)、スペアミント(Spearmint 、学名:M. spicata)、ラブハート(植物)ラブハート(植物)には、葉や花(苞葉)が可愛らしいハート形をしている植物やホットな花名を持つ植物を集めて一覧としました。例えば、ハート葛や、ホヤ、蔦、サイコドリア、ライム、ペペロミア、ユーカリ、桂、緑の鈴、暗視リウムがあります。仙人掌・多肉植物仙人掌・多肉植物一覧 サボテンとは植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目サボテン科の植物です。身体に水分を貯めているので、砂漠や面倒見の悪い栽培家などによる水不足による過酷な環境でも生き延びられます(ある程度の期間は)。サクラソウ属サクラソウの仲間ハイジの花道スイスアルプス「ハイジの花道」で咲いていた花をご紹介します。アルペン・アスター(Alipne aster、学名:Aster Alpinus)、エーデルワイス(Leontopodium alpinum)、イエロー・アコナイト(Aconitum lycoctonum)、クロスゲンチアナ(Kreuz-Enzian、学名:Gentiana cruciata)、ヤシオネ・ペレンニス(Jasione pere紅葉・黄葉日本の美しい秋を彩る紅葉又は黄葉する木や草の写真です。紅葉、桜、ハゼノキなどをお楽しみください。10月の赤い花10月に赤い花を咲かせる花の特集です。中には花では無いものがあるかもしれません。