紅葉・黄葉 Tweet 紅葉の見ごろ 日本は南北に長いので、紅葉の開始は、北海道は9月中旬~10月、東北・中部・北陸は10月下旬~11月上旬、関東は11月上旬~12月上旬、中国四国は11月中旬~12月上旬、九州は11月下旬~12月上旬と今まさに見頃を迎えています。 日本を訪れる観光客はモミジの赤さに感動し、日本を旅するシーズンは秋が一番とされているようです。 日本の美しい秋を彩る紅葉や黄葉する木と草をお楽しみください。 【紅葉】赤い色素“アントシアニン”で、赤く染まるのは、イロハモミジ、オオモミジ、ノムラモミジ、ベニシダレ、ハナミズキ、ドウダンツツジ、ソメイヨシノ、ハゼノキ、ヤマウルシ、ニシキギ、トウカエデ、ハウチワカエデ、モミジバフウ、ヤマモミジ、コハウチワカエデ、アキニ、があります。 【黄葉】黄色い色素の“カロテノイド”で、黄色く染まるのは、イチョウや、イタヤカエデ、カラマツ、カツラで、ブナ、シラカバ、ミズナラ、ムクロジ、エノキ、ユリノキ、トサミズキ、ナナカマド、アサノハカエデ、チドリノキ、アオハダ、アカシデ、アオギリ(黄→茶)、アズキナシ、アブラチャン、イヌビワ、アカメガシワ(△)です。アメリカハナノキアメリカハナノキ(americaはなのき、学名:Acer rubrum)は、北米東部原産でカエデ科カエデ属の耐寒性落葉広葉高木です。秋の紅葉が美しいカエデ(Acer)の仲間です。又名で紅カエデと呼ばれます。成木の樹皮は灰色で、幹はシンプルに直ぐ伸び、樹冠は卵型〜紡錘をしています。葉が開く前の4に、雌雄異株の小さな赤い房状花を咲かせます。葉は大きめで、表は明緑色(萌芽期)→濃緑→黄色→深紅色(秋)→ノムラカエデノムラカエデ(野村楓、学名: Acer amoenum cv. Sanguineum)はムクロジ科の落葉中高木です。秋に紅葉するカエデが多い中で、野村楓は春から紅葉しています。野村楓はオオモミジ(大紅葉)系カエデ(楓)の園芸品種であり、葉は大きく、春は暗紫色、夏は深緑色、秋は紫紅色になります。葉は掌形で7〜8深裂します。半陰地や水分を好み、乾燥は好まない樹木ですが、紅葉が美しいものは日向で多少乾燥ベニバスモモベニバスモモ(紅葉李、学名:Prunus cerasifera var. atropurpurea)は、西南アジア原産でバラ科スモモ属の落葉広葉小高木です。赤紫色の葉と同時に、単調花序に五弁の白花を咲かせます。芽中の葉は片巻状となります。花後に赤い果実がなります。秋の紅葉も美しいです。 一般名:ベニバスモモ(紅葉李)、学名:Prunus cerasifera var. atropurpureモミジバフウモミジバフウ(紅葉葉楓、学名:Liquidambar styraciflua)は北米原産で、フウ科フウ属の落葉高木です。春に花を咲かせます。2つあるフウ属の1つでアメリカフウとも呼ばれます。葉は掌状をしています。もう1つのフウは三角形の葉型をした、いわゆる「フウ」で、別名タイワンフウ(台湾楓)とも呼ばれます。 フウはカエデと似ています。共に落葉高木であり、秋に紅葉します。次に、フウとカエデの違いでヤマウルシヤマウルシ(山漆、学名:Toxicodendron trichocarpum)は、日本、朝鮮半島〜中国原産で、ウルシ科ウルシ属の落葉低木です。北海道~九州の日本全国の山地や丘陵に自生します。雌雄異株です。小葉は丸みを帯びた明るい緑色で光沢はありません。葉や柄に毛が生えています。春に、総状花序~円錐花序を伸ばし、雌花、雄花ともに黄緑色の5弁花を束生して咲かせます。花弁は外側に反り返ります。雌花の花柱ブナブナ(山毛欅、学名:Fagus crenata)は日本固有種でブナ科ブナ属の落葉広葉高木です。日本の北海道~九州の山地に自生します。5月に葉の展開と花の開花を同時に行います。雌雄同株です。春に、雄花は花柄から尾状花序を出し15個ほどの頭花を下垂させます。葯は黄色です。雌花は枝状部の葉腋から出る花柄の先端に赤紫色の柱頭を持つ頭状花序を2個、上向きにつけます。 一般名:ブナ(山毛欅)、学名:Faハナミズキハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)は、ミズキ科ミズキ属の耐寒性落葉小高木です。春に、葉が出る前に、枝先に上向きで平らな4弁花状の白花(または、赤花)を咲かせます。花のように見えるものは総苞です。本当の花は花中心部にある黄緑色の塊で0.5cm程の小さな4弁花です。苞片の先端で凹んでいる部分は咲き始見ると種子のように見えます。枝は横に広がります。若葉は緑色で光沢があり、葉形は楕円ドウダンツツジツツジ科の植物には、原種や園芸品種など沢山の品種があります。ツツジをまとめた一覧はこちらをご覧下し亜。 ドウダンツツジ(満天星躑躅、灯台躑躅、学名:Enkianthus perulatus)は、日本原産で、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。日本の本州から四国、九州の岩山に自生します。 樹高は40〜300 cmです。葉は菱形で葉身は2~5 cmで、春には緑色ですが、秋には真っ赤に紅葉します。アカシデアカシデ(赤四手、学名:Carpinus laxiflora)は日本原産で、落葉高木です。全体的に樹木が赤みを帯びています。春に、若葉の展開と同時に花を咲かせます。盆栽などに使われます。 一般名:アカシデ(赤四手)、学名:Carpinus laxiflora、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ブナ目カバノキ科クマシデ属アカシデ種、別名:ソロ、アカソロ、Aka-Shide、Japanese l ガマズミガマズミ(蒲染、学名:Viburnum dilatatum)は、日本・朝鮮半島・中国原産で、レンプクソウ科ガマズミ属の耐寒性常緑灌木です。学名のビバーナムや、英名のCranberry tree、Japanese bush cranberryとも呼ばれます。日本では、北海道南西部~本州、四国、九州の山野に自生します。樹高は300~500 cm程です。葉は卵形で深緑色、葉身長は5~15 cm、葉縁に浅サンゴカクモミジサンゴカクモミジ(珊瑚閣紅葉、学名:Acer palmatum 'Sango-kaku')は日本原産で、ムクロジ科カエデ属の落葉小高木「イロハモミジ(学名:Acer palmatum)」(ヤマモミジ系)の園芸品種です。樹高は、2~4 mです。葉は掌状で、新芽は赤、新緑は黄緑色で、秋に黄~オレンジ色~黄金色に黄葉します。冬に新枝の樹皮が真っ赤になり珊瑚のように美しいく人目を惹きます。春に咲く花は赤紫オキザリス ヘディサロイデス 'ルブラ'オキザリス ヘディサロイデス 'ルブラ'(学名:Oxalis hedysaroides)は、カリブ海原産で、オキザリス科カタバミ属のオキザリス ヘディサロイデスです。葉は、最初緑色ですが、日光に当たると深紫色に変わります。太陽を追うために葉を大きく回転させます。日が落ちると赤い葉を半分に閉じます。夏に、茎上部の葉腋から長い花茎を伸ばし小さな黄色い花を咲かせます。 一般名:オキザリス ヘディサロイノルウェーカエデノルウェーカエデ 'クリムゾンキング'(Crimson King'、学名:Acer platanoides cv. Crimson King)は、ムクロジ科カエデ属の落葉広葉中高木「ノルウェイカエデ(学名:Acer platanoides)の一品種です。初夏に黄緑色の花を咲かせ、濃紫色の葉を成らせます。樹幹は広がらず整っており、樹高はノルウェーカエデより低い。シンボルツリーに利用されます。 ニシキギニシキギ(錦木、学名:Euonymus alatus)は、日本や中国の山に自生するニシキギ科ニシキギ属の耐寒性落葉低木です。 ニシキギの特徴は、枝に翼と呼ばれる茶色い切れ端状の残骸がついていることで、餃子でいえば羽根付き餃子という餃子の周りにヒラヒラがあるような感じです。 初夏に薄緑色の四弁花を咲かせ、秋に赤い沢山の果実と種子、紅葉が楽しめます。果実はさくらんぼのように枝からぶら下がり、角張っモミジ ベニシダレモミジ ベニシダレ(紅葉 紅枝垂れ、学名:Acer palmatum var. matsumurae cv. Ornatum)は日本原産で、カエデ科カエデ属の落葉広葉小低木「ヤマモミジ」の園芸品種です。樹高は2~4 mで葉の色が春~秋まで紅紫色で枝が枝垂れます。葉は掌状でさらに細かく咲けます。新葉の展開と共に開花しますが、花色と葉色が同様のため目立ちません。 一般名:モミジ ベニシダレ(紅葉ナンキンハゼナンキンハゼ(南京黄櫨、学名:Triadica sebifera)とは、中国原産で、トウダイグサ科シラキ属の落葉高木です。夏に、長い穂状花序に黄色い小花を咲かせ蜂や蝶、てんとう虫等を呼び寄せます。秋に果実が緑色から黒紫色に熟して、割れて中から白いロウ粉に包まれた3個の種子が出ます。種子にヒヨドリなどの鳥が集まります。秋の紅葉と白い実が美しいです。葉は染料に使われます。名前は中国から来たこと、ハゼノハイブッシュブルーベリー 'サンシャインブルー'ハイブッシュブルーベリー 'サンシャインブルー'(Sunshine Blue、学名:Vaccinium corymbosum)は、北米原産で、ツツジ科スノキ属の矮性耐寒性半落葉低木&果樹です。春に鐘型の赤い花を咲かせ、夏に青紫色の大粒のブルーベリー(blueberry)が成ります。春から初夏に白色~ピンクで鐘型の可憐な花を咲かせ、6月頃から青紫色の綺麗な実がなります。秋には紅葉が美しいです。 ブルーベリーブルーベリー(Blueberry、学名:Vaccinium)は、北米原産で、ツツジ科スノキ属の落葉性低木の果樹とその果実のことを言います。 春に、 アセビ(馬酔木)や、 ドウダンツツジ(満天星躑躅) と似た釣鐘形の白い小花を集合させて咲きます。 花後の夏に成る青紫色の果実は、生食やジャムにして食べられます。 この果実は目に良いとされ、飛蚊症の予防サプリとして、近年注目を浴びています。目に良いイロハモミジイロハモミジ(いろはもみじ、学名:Acer palmatum)は、日本などの東アジア原産でムクロジ科カエデ属の落葉小高木です。 葉は掌形で深く5~9深裂します。宮島にあるモミジの裂片は、「いろはにほへと」と7裂しているものが多いのでその名が付いたと言われます。 葉縁に粗い重鋸歯があります。葉は時期に応じて変色し、春は爽やかな緑色に、秋は黄色に、晩秋~初冬に美しく紅葉します。春の展葉と同時に赤い小花 桜サクラ(桜、学名:Cerasus L.)は、ヒマラヤ原産で、バラ科サクラ属の落葉広葉小~中高木です。4月に、白または薄桃色の小さな一重又は八重の花を短い軸から4~5個単位で房状(散房花序)に咲かせます。日本の春を代表する花で、全国で花見が催されます。咲きっぷりと、散り際が潔いこともこの花が日本人に好まれる理由です。散り際に花弁が空に舞う様子を「サクラ吹雪」と呼びます。秋の紅葉も美しいです。代表的なイチョウイチョウ(公孫樹、学名:Ginkgo biloba L.)は、中国原産で、イチョウ科イチョウ属の落葉高木です。葉は中央に独特の切れ目のある扇形をしています。葉は初夏には緑色ですが、秋には黄金色に紅葉し、冬に落葉します。雌雄異株で風により花粉が飛散する風媒花です。雄花と雌花は葉と同時に出ます。木は東京都の県(都)木とされ、東京大学の校章や都バス、清掃車、道路の分離帯のフェンス等のデザインに使用されてチングルマチングルマ(稚児車、珍車、学名:Geum pentapetalum)は、日本原産で、バラ科ダイコンソウ属の高山性・落葉小低木です。小低木と言っても矮性で高さが15 cm 程にしかなりません。北海道〜本州中部以北の高山に自生します。主幹から枝を次々に出し、地を這って絨毯状に広がります。雪解けが終わると芽を出し奇数羽状複葉を出します。夏、花茎先から白い輪状の五弁花を一つ咲かせます。花の中央には黄色い雄ツツジツツジ(躑躅、学名:Rhododendron)は、アジア原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性中高木です。春、桜の散った後に街路樹の主役とされます。代表的品種に、ヒドラツツジなどがあります。サツキと同科同属ですが、両者の違いは新芽が伸び出す時期や、開花期、花の大きさや光沢の有無で判断します。ツツジはサツキより幾分早く咲き始め、花や葉もサツキより大きいです。江戸時代にツツジから育種された園芸品種にサツキやウルシウルシ(漆、学名:Toxicodendron vernicifluum)は、中国、インド原産で、ウルシ科ウルシ属の落葉高木です。北海道~九州に分布します。葉は羽状複葉で、枝先に束生します。樹液が漆器や工芸品の塗料、接着剤に使われますがウルシオールを含んでおり強いかぶれを引き起こすので要注意です。漆(T. vernicifluum)は、ヤマウルシ(山漆、学名:Toxicodendron trichoラクウショウラクウショウ(落羽松、学名:Taxodium distichum)とは、北米、メキシコ原産で、ヒノキ科ヌマスギ属の落葉針葉高木です。別名で、ヌマスギ(沼杉)、Bald cypres、cypress, southern-cypress, white-cypress, tidewater red-cypressとも呼ばれます。地上に気根(呼吸根)を出した奇妙な姿形が人目に付きます。樹形は広円錐状に茂りメタセコイアメタセコイア(Metasequoia、学名:Metasequoia glyptostroboides)は中国原産で「生きた化石」植物として知られるスギ科の落葉針葉高木です。絶滅したと思われていましたが、1946年、四川と湖北両省で発見されました。樹名は粘土層に含まれる植物化石を研究していた三木茂博士が新しい属名として1941年に命名したことによります。和名では、晩秋に幹や葉が赤くなるので、アケボノスモークツリースモークツリー(Smoke tree、学名:Cotinus coggygria)は欧州南部、ヒマラヤ、中国南部原産で、ハグマノキ属の落葉低木または小高木です。別名でハグマノキ(白熊の木)や、ケムリノキ(煙の木)、カスミノキ(霞の木)、スモークブッシュ(Smoke bush)、コティヌスコッギグリア(Cotinus coggygria)とも呼ばれます。 ケムリノキ(煙の木)、カスミノキ(霞の木)、英サルスベリサルスベリ(百日紅、学名:Lagerstroemia indica)は、中国原産で、ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木です。花名は、樹皮が薄く剥げやすく木肌がツルツルしており木登りが上手なサル(猿)でも滑ってしまうというに拠ります。別名で、百日紅とも呼ばれますが、それは紅色の花が7月~9月と長期間(百日、3ヶ月間)咲くことによります。日本へは江戸時代に伝来しました。 萼は6つに裂け、花は縮緬状の6ヒダカミセバヤヒダカミセバヤ(日高見せばや、学名:Hylotelephium cauticolum)は北海道の固有種でベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多肉性宿根草です。日高地方の高山や海岸の岩場で咲いています。草丈は低く、茎は横下方に伸枝垂れます。8月〜10月に花茎先に散房花序を伸ばし紅紫色をした星形の小花を多数まとめた球状形の花を咲かせます。多肉質の葉は卵形をしており、銀緑色地で縁が赤く3枚が茎に付き、 ビヨウヤナギビヨウヤナギ(美容柳 、学名:Hypericum monogynum 、シノニム:Hypericum chinense var. salicifolia)は、中国原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の耐寒性半常緑低木です。雄蕊が花弁より長く、葉は十字対生に付き、茎断面は丸い。初夏に、黄色い五弁花を咲かせます。 雄蕊は5つの基部から出ており数は少なくバラバラと乱れた感じがします。 同科同属のヒペリカタイリンキンシバイタイリンキンシバイ(大輪金糸梅=ヒペリカム・ヒドコート(Hypericum Hidcote)、学名:Hypericum patulum cv. Hidcote)は中国原産で、オトギリソウ科の耐寒性半落葉低木「キンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum」の園芸品種です。 タイリンキンシバイ(大輪金糸梅)、ヒドコート(Hidcote)とも呼ばれます。湿潤な場所を好みます。 葉は楕円形ユリノキユリノキ(百合の樹、学名:Liriodendron tulipifera)は、北米原産で、モクレン科ユリノキ属の落葉広葉高木です。別名でハンテンボク(半纏木)やチューリップツリー(Tulip tree)とも呼ばれます。 樹形は卵形で、樹高は20〜40m、成長は早いです。縦に細かく出来る裂け目は彫刻刀で彫ったようにくっきりしています。 葉形が左右対称で着物のハンテン(半纏)に似ており「奴さん」にツタツタ(蔦、学名:Parthenocissus tricuspidata)は日本、朝鮮半島、中国原産で、ブドウ科ツタ属の落葉蔓性木本です。 夏に花が咲くのでナツヅタ(夏蔦)や、葉が紅葉するのでモミジヅタ(紅葉蔦)、地面を錦に飾るのでジニシキ(地錦)、英名ではJapanese Ivy、 Boston Ivy、中国名は常春藤と呼ばれます。葉が変化した巻き髭状の吸盤で壁や樹木を這いながら伸長します。広卵マユミマユミ(眞弓、檀、学名:Euonymus hamiltonianus)は、日本や中国の山に自生するニシキギ科ニシキギ属の耐寒性落葉低木です。初夏に薄緑色の四弁花を咲かせ、秋に赤い沢山の果実と種子、紅葉が楽しめます。果実はさくらんぼのように枝からぶら下がり、角張って4隅が切れています。果皮は熟すと4つに割れ、中から真っ赤な種子が出現します。 庭木や、弓、印鑑、櫛等の加工材、新芽は山菜として食用となりイネイネ(稲、学名:Oryza sativa )はインド、中国などアジア南部、オセアニア原産で、イネ科イネ属の熱帯性一年草です。 呼び方 植物をイネ、収穫物をコメと呼んでいます。日本人の主食である米です。 最近では品種改良が進み日本全国で栽培されます。 イネの花 夏に、緑色の頴花を咲かせ、花後に成る黄色い籾殻に包まれた果実(穎果)を秋に収穫します。葉は、ススキ(薄)のように肉厚が薄く細長で、 田植えオタフクナンテンオタフクナンテン(お多福南天、学名:Nandia domestica 'Otafukunanten')は、中国及び日本原産でメギ科ナンテン属の常緑広葉低木「ナンテン(南天、学名:Nandina domestica)」の園芸品種です。常緑であり、樹高が高くならない矮性品種なので、取り扱いやすいです。冬の紅葉が美しい。花や果実は生りにくい。 一般名:オタフクナンテン(お多福南天)、学名:Nandナンテンナンテン(南天、学名:Nandina domestica)は、中国及び日本原産で、メギ科ナンテン属の常緑低木です。初夏、円錐花序に沢山の白い米粒状の小花を咲かせます。小葉は固く光沢があり枝の上方に纏まって付きます。和名は、「難を転じる」にあやかり縁起物とされます。冬に成る赤い小球形の果実が美しいので鑑賞用とされます。また、葉の緑色と果実の赤色の対比が美しいので、おせち料理の二の重の彩りとして使われプラタナス世界4大並木樹の一つ プラタナス(Platanus、学名:Platanus L.)は、スズカケノキ科スズカケ属の落葉広葉高木の総称です。葉が大きく木陰を作るので、プラタナス、トチノキ、ニレ、シナノキは世界4大並木樹とされます。スズカケノキ属には、スズカケノキ(鈴掛の木、学名:Platanus orientalis)、アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴掛の木、学名:Platanus occidentaカマツカカマツカ(鎌柄、学名:Pourthiaea villosa)は、日本、朝鮮半島、中国g編纂で、バラ科カマツカ属の落葉小高木です。北海道から九州の日当たりの良い林縁に自生します。春に花序を伸ばし小さな白い五弁花を20個ほど咲かせます。秋に付ける赤い果実はあまり美味ではないようです。秋に黄葉します。和名は材が丈夫で鎌の柄などに使われることに拠ります。 一般名:カマツカ(鎌柄)、学名:Pourth ホウキギホウキギ(箒木、学名:Bassia scoparia)は南欧、アジア原産で、ヒユ科バッシア属の非耐寒性・耐塩性の一年草です。雌雄同株で、葉は春から夏には緑色で、秋に紅葉します。茎や枝が赤く色づいて枯れたものはホウキ(箒)になります。果実は食用となる「トンブリ」で、「畑のキャビア」とされる秋田の名産品です。トンブリの生産はホウキギが熟したら刈り取り脱穀、水洗、乾燥させ、10月頃に出荷します。トンブリショウジョウノムラショウジョウノムラカエデ(猩々野村楓、学名: Acer amoenum cv. shojo nomura)は、ノムラカエデ(野村楓、学名: Acer amoenum cv. Sanguineum)の園芸品種で、一年中葉が赤紫色です。葉の切れ込みは深い。 一般名:ショウジョウノムラカエデ(猩々野村楓)、学名: Acer amoenum cv. shojo nomura、別名:ショウジョウノムラメギメギ(目木、学名:Berberis thunbergii)は、日本原産でメギ科メギ属の落葉低木です。東北、四国九州の山地に自生します。葉の付け根に鋭い棘があり扱いにくいですが生垣に利用されます。春に、短枝から花序を伸ばし薄黄色の小さな六弁花を2~4個咲かせます。秋に楕円形で赤い液果が成ります。 同属である、ホソバテンジクメギ(細葉天竺目木、学名:Berberis sanguinea)は中国原産でハゼノキハゼノキ(櫨の木、学名:Rhus succedanea)は、日本~朝鮮半島、中国、東南アジア原産で、ウルシ科ヌルデ属ハゼノキ種の落葉高木です。ロウノキ(蝋の木)、ハゼノキ(櫨の木)、リュウキュウハゼ(琉球櫨)、トウハゼとも呼ばれます。日本では、関東地方以西~四国、九州・沖縄、小笠原諸島の暖地の山野や丘陵地~沿海地域に分布します。これは果実から木蝋を採るため栽培していたものが山地に逸脱し野生化したもカツラカツラ(学名:Cercidiphyllum japonicum)は、日本と朝鮮半島原産で、カツラ科の落葉広葉高木です。 新緑の葉の緑と、秋の紅葉が美しいです。日本では北海道〜九州の山地の渓流沿いに自生します。 樹幹は真っ直ぐで大木となり、多数の枝が箒のように斜上します。樹皮は暗灰褐色で、浅い縦状の裂け目があり、樹齢を経ると裂け目から剥落します。 葉は基部が心形の広卵形〜円形、葉縁に鋸歯があり、対生イロハモミジイロハモミジ(いろはもみじ、学名:Acer palmatum)は、日本などの東アジア原産でムクロジ科カエデ属の落葉小高木です。 葉は掌形で深く5~9深裂します。宮島にあるモミジの裂片は、「いろはにほへと」と7裂しているものが多いのでその名が付いたと言われます。 葉縁に粗い重鋸歯があります。葉は時期に応じて変色し、春は爽やかな緑色に、秋は黄色に、晩秋~初冬に美しく紅葉します。春の展葉と同時に赤い小花 他の特集ナデシコナデシコの仲間には、エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子,Dianthus superbus "superbus")、カワラナデシコ(河原撫子,Dianthus superbus "longicalycinus")、タカネナデシコ(高嶺撫子,Dianthus superbus "speciosus")、タツタナデシコ(龍田撫子,Dianthus plumarius)、ビジョナデシコ(美女撫子,Dianエの花日本語の花名の頭文字が"エ"で始まる花を集めました。"エ"から始まらないものでも、別名が"エ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。3月ピンクの花3月に咲くピンク/桃色花の種類と花名一覧に2023年4月1日現在の掲載数は約200種です。桜や、梅、桜草、大根の花などの花があります。 センノウセンノウと花名の一部に花には、センノウ属(Lychnis)、マンテマ属(Silene)、ムギセンノウ属(Agrostemma)がありますが、ここではセンノウ属の花だけをのせます。センノウと付いてもマンテマ属(シレネ属、Silene)とムギセンノウ属(アグロステンマ属、Agrostemma)の花は除外します。万葉集でよまれた草木 万葉集は 今から1300年前に詠まれた和歌集ですが、現和暦「令和」の典拠となった大伴旅人の梅花32種の序文などのため、がぜん新たな注目を集めています。古からの日本人の文化の成熟度や教養の高さを世界に知らしめるよき資料です。この「万葉集でよまれた草木」は、万葉集に出てくる草木・花の種類一覧や、詠まれた歌数による花の人気ランキング、花の歌、春夏秋冬の花を毎日一首ずつご紹介しています。花イの花日本語の花名の頭文字が"イ"で始まる花を集めました。"イ"から始まらないものでも、別名が"イ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。黄色い実-2021黄色い実の特集です。赤い果物が目を引きますが、黄色い果物も負けてはいません。なぜなら、赤い林檎をナイフで切って食卓に置くとみるみる切り口から茶色くなります。見た目に美味しくなさそうです。そこで、水に黄色いレモンの果汁を1滴たらして切ったばかりの林檎を入れると、何と茶色に変化せず綺麗なままです。黄色い果実は役に立つということで美味しく役立つ黄色い果実を集めました。ご覧下さい。シャクヤク・芍薬の種類芍薬図鑑、杓楽の種類ー妙高,滝沢赤,白妙,ときめき5月桃色花種類一覧-2「5月に咲くピンクの花の種類一覧2」とは、かぎけん花図鑑にある5月に桃色の花を咲かせる一年草や越年草、多年草、宿根草の草花や樹木の中から、「5月に咲くピンクの花の種類一覧1」で紹介しきれなかったもの花をまとめた特集です。9月の白い花9月の白い花ー白花が白いのは花弁に白い色素が含まれているのではなく、小さな気泡が光を反射して白く見えていることに拠ります。人間の目には可視領域しか見えませんが、花にとって大事な昆虫には紫外領域が見えており、色として認識しているようです。花色が決まるのはカテロイドやアントシアニンのような色素の残留によりますが、白花の場合は、最初から色素を作らなかったり、作っても酵素で分解されて蓄積しないことが上げら秋の黄色い花秋に咲く黄色い花 春に咲く花に比べれば少ないですが、黄色い花は秋も多いです。ここでは、9月~11月に咲いている黄色い花をのせました。 秋は、キク(菊、Chrysanthemum morifolium)をはじめ、ツワブキ(石蕗、学名:Farfugium japonicum)、セイタカアワダチソウ(背高泡立草、Solidago canadensis var. scabra)などのキク科の植物が多いサクラソウ(桜草)大集合サクラソウ(桜草、学名:Primula sieboldii )は、日本、朝鮮半島、中国原産で、サクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草です。サクラソウという名前は、サクラソウ属の仲間を含めた総称としても使われますので、日本桜草や西洋桜草が含まれます。 日本桜草 日本桜草は、早春の3月~4月にかけて開花するのでカタクリなどど同様、スプリングフィメールと呼ばれます。狭義の意味でのサクラソウ(日本