11月の赤い花 Tweet 11月の赤い花 11月に咲いている赤い花を集めました。実際には花ではなく苞葉の場合もあります。例えば、ポインセチアは苞葉が赤く、本当の花は中央にある小さな黄色いものです。アブチロンアブチロン(Abutilon、学名:Abutilon)は、南アメリカ、アジア、ヨーロッパ、北アフリカ等の世界中の原産地や、園芸品種が栽培されているアオイ科イチビ属の草本又は樹木です。春から秋に、花茎から伸びた花序に底部が合着した五弁花を俯き気味に咲かせます。学名の Abutilon は、ラテン語で、”A”は「無」、”bous”は「牛」、”tilos”は「下痢」と言う合成語で、昔から牛の下痢を直す下ガーベラガーベラ(Gerbera、学名:Gerbera Hybrids)は、南アフリカ原産で、キク科ガーベラ属の半耐寒性多年草です。別名で、アフリカセンボンヤリ(アフリカ千本槍)、センボンヤリ(千本槍)、ハナグルマ(花車)とも呼ばれます。ガーベラ・ヤメソニー(学名:Gerbera jamesonii)を主体として、交配や改良が繰り返し行ない作出されました。草丈は、鉢物向きの矮性品種は15cm〜、切り花向きカランコエカランコエ(学名:Kalanchoe)はマダガスカルや南アフリカ原産でベンケイソウ科カランコエ属の非耐寒性多年草/低木の多肉植物です。 春~秋に、花茎を伸ばし先端に集散花序をつけ小さな4弁の合弁花を多数集合させて咲かせます。 短日花で光を遮ると一年中花を咲かせることができます。 寒さには弱いですが丈夫で育てやすく一年中鉢植えが出回っています。葉は光沢があり肉厚で横幅がある多肉植物で対生につきます。ハナチョウジハナチョウジ(花丁子、学名:Russelia equisetiformis)は、メキシコ原産で、オオバコ科ハナチョウジ属の非耐寒性常緑低木です。別名で、珊瑚のように赤い植物ということから「コーラルプラント(Coral plant)」、赤い筒状の花が沢山咲いて花火のように見えることから「ファイアー・クラッカー・プラント(Fire cracker plant)」、学名から「ラッセリア(Russeliaウナズキヒメフヨウウナズキヒメフヨウ(首肯き姫芙蓉、学名:Malvaviscus arboreus)は、熱帯アメリカ原産で、アオイ科ヒメフヨウ属の非耐寒性常緑低木です。花名の由来は、ヒメフヨウ属で、花弁が開かず下向きに咲くことによります。単に、ヒメフヨウ(姫芙蓉)と呼ぶこともあります。英名では、トルコ人が被る帽子に似ていることから、タークスキャップ(Turk's cap)や、Turk's turban、Sleeepボケボケ(木瓜、学名:Chaenomeles)とは中国原産でバラ科ボケ属の落葉低木です。ボケは平安時代に、中国から渡来した植物で「毛介(もけ)」と呼ばれていましたがそれが転じて「ボケ」と呼ばれるようになりました。日本に来て以来、国内で、四季咲き、寒咲き、早咲き、中咲き、晩咲きの品種が育成されました。品種違いにより、長期間開花を楽しむことができます。 樹高は100~300cmです。枝には鋭い棘があるものベゴニア・センパフローレンスベゴニア・センパフローレンス(Senpa Florence、学名:Begonia semperflorens)は、南米原産で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の非耐寒性一・多年草です。 葉は卵形で、葉縁に鋸歯は無く、色は緑色や銅色で互生して付きます。花茎から総状花序を伸ばし桃色や赤、白の一重咲きや八重咲きの花を咲かせます。四季咲きなので室内であれば周年咲きます。屋外でも寒くなければ長エラチオール・ベゴニアエラチオール・ベゴニア(Elatior begonia、学名:Begonia hiemalis hybrids)は、南米原産で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属 (ベゴニア属)の非耐寒性多年草(球根)です。 球根ベゴニアとベゴニア・ソコトラナ(Begonia socotrana)との交配品種です。 ベゴニア特集をお楽しみください。 シュウカイドウ属(ベゴニア属)の仲間 同科同属の花には以下がありアミエマ・スカンデンスアミエマ・スカンデンス(学名:Amyema scandens)はニューカレドニア、オーストラリア原産で、オオバヤドリギ科アミエマ属の半寄生低木です。湿気の多い密林で、様々な宿主の茎に寄生します。 円柱状の枝は堅牢です。葉は対生に付きます。散形花序を伸ばし3~6個の赤い筒状花を咲かせます。黄色い雄蕊は花冠から突き出しません。繁殖は鳥に因る鳥媒花です。 原産地:ニューカレドニア、オーストラリア、開花 彩胡光輪 菊>大菊>管物菊 彩胡光輪(学名:Chrysanthemum morifolium cv. SAiko Korin)管物、細、花はトップが赤く、下部は橙色。 C.m.:Chrysanthemum morifolium 菊 フリッキー菊 フリッキー(学名:C. m. cv. FLICKY)は、ビッグドーム菊「フリッキー」とも言い、赤い小花をドーム状に盛り上げて咲かせます。C. m.:Chrysanthemum morifolium の略称です。ハランアナナスハランアナナス (葉蘭アナナス、学名: Pitcairnia corallina)はコロンビア、ペルー、ブラジル東部原産で、パイナップル科ピトカイルニア属の常緑多年草です。長楕円形の葉の間から花茎を出し茎先から総状花序を伸ばし真っ赤な花(実際には苞)を下垂して咲かせます。花弁(苞)の縁は白い。本当の花は苞の間から出ている小さな黄色いものです。和名は、葉がキジカクシ科のハランに似ているアナナス(パイキダチアロエキダチアロエ(木立盧會、木立Aloe、学名:Aloe arborescens)は、南アフリカ原産で、ツルボラン科アロエ属の多肉植物です。2016年にススキノキ科から移りました。長い花茎を出し先端から総状花序を伸ばして、晩秋から翌春に、トーチ状の鮮朱色の筒状花を多数つけます。 刺のある葉は食用とされたり、胃薬や火傷に薬効があるとされ、俗に医者要らずとも呼ばれます。アフリカ出身なので暑さや乾燥に強いイクソラ・ダッフィーイクソラ・ダッフィー(学名:Ixora duffii)は、スマトラ島原産で、アカネ科サンタンカ属の熱帯性常緑低木です。葉は大きく幅広で艶があり丸みを帯びています。散房花序に十字形の小花が多数集合して半球状に咲きます。サンタンカの仲間で、イクソラ・コッキネア(学名:Ixora coccinea)より大きな鮮紅色の花を咲かせます。花言葉は、「謹厳」。 サンタンカ属の花 サンタンカと言っても種類が多くヒネムヒネム(緋合歓、学名:Calliandra eriophylla)は、熱帯アメリカ原産で、マメ科ベニゴウカン属の熱帯性常緑低木です。赤い化粧パフのような半球形の花を咲かせます。しかし、花のように見えるものは雄蕊の集合体です。同属のオオバナゴウガン(大花合歓、学名:Calliandra haematocephala)と呼ばれるレッド・パウダーパフ(Red Powederpuff)を小型化したような花クロサンドラ・マッサイカクロサンドラ・マッサイカ(学名: Crossandra massaica)は、ガーナ原産でキツネノマゴ科クロサンドラ属の常緑多年草です。麦穂のように見える緑色の苞を連ねた花穂の周囲に、次々と朱赤の花を咲かせます。艶々とした光沢のある緑の葉が花を引き立てています。尚、通常よく見かけるのはインド原産のクロサンドラ・インフンディブリフォルミス(学名:Crossandra infundibuliformiネメシアネメシア(Nemesia、学名:Nemesia strumosa)は、南アフリカ固有種で、ゴマノハグサ科ネメシア属の非耐寒性の落葉一年草または宿根草です。単にメネシアと言うとこのネメシア・ストルモサ(Nemesia strumosa)を指します。原産地では9月~10月に、小さな総状花序を伸ばし唇形で色鮮やかな花を束状に咲かせます。品種には、一年草のストルモサ(学名:Nemesia strumosaイトバショウイトバショウ(糸芭蕉、学名:Musa balbisiana)は、中国~東南アジア原産で、バショウ科バショウ属の常緑多年生草本です。リュウキュウバショウ(琉球芭蕉)やリュウキュウイトバショウ(琉球糸芭蕉)とも呼ばれます。果実に種子が多く含まれるので食用とはしませんが、本種はバナナの祖先の一つとされます。花や果実の外観はバナナとよく似ています。中央にハスの花のようなピンク~赤紫色の苞があり、黄色い筒状パンジー ビーズ ビーコンパンジー 'ビーズ・ビーコン'(Pansy 'Bees beacon'、学名:Viola×wittrockiana cv. Bees beacon)は、株式会社サカタのタネが育種したパンジーの園芸品種の一つです。花径7cm程の中輪で、紅色と白や、紅色と橙色などの覆色系の花を咲かせます。 一般名:パンジー ’ビーズ ビーコン'(Pansy 'Bees beacon')、学名:Viola×wittr ツバキ ゲッカビジンツバキ ゲッカビジン(椿 月下美人、Gekkabijin、学名:Camellia japonica cv. Gekkabijin)は、「紅妙蓮寺(Beni-Myorenji)」を勾配したツバキ園芸品種の一種です。11月~翌年3月までの期間咲いています。月下美人というと一夜限りの白花を咲かせるサボテンを思い浮かべますが、本種は赤い花で長期間咲き続けます。 ツバキ ゲッカビジン(椿 月下美人、Gヒギリヒギリ(緋桐、学名: Clerodendrum japonicum)はインド、中国原産で、 シソ科クサギ属の常緑広葉小低木です。キリ(桐)の葉に似た大きな葉と、緋色で目立つ花を多数咲かせます。葉は卵円形で、長い葉柄があります。夏~秋に、枝先から円錐花序を伸ばし長さ2 cm程で、先端が5裂した筒状花を多数咲かせます。花ばかりでなく、花柄や、萼、枝まで赤いです。雄は花冠から突き出します。花が美しいのでアンスリウム・レッド バタフライアンスリウム・レッド バタフライ(Anthurium 'Red-butterfly''、学名:Anthurium andreanum cv. red-butterfly) はサトイモ科アンスリウム属の非耐寒性多年草です。アンスリウムの園芸品種です。苞色は緑色と赤の2色で、花の感じが赤い翅の蝶々をイメージさせます。 一般名:アンスリウム(Anthurium)、学名:Anthurium andr薔薇ガルテンツァーバー’84赤いバラ、薔薇ガルテンツァーバー’84(薔薇Gartenzauber ’84、学名:Roza cv. Gartenzauber ’84)は、四季咲き、中輪、濃赤色、剣弁高芯咲のフロリバンダ(F)系の薔薇です。1984年にドイツの園芸家 Reimer Kordes 氏のより育種されました。葉は新芽の時は赤く、時間と共に緑色になります。 花名の「Gartenzauber」は「庭の魔法」、 「’84」はフランクリー スカーレット薔薇フランクリー スカーレット(Frankly Scarlet、学名:Roza cv. Frankly Scarlet)は、早咲き、四季咲き、中輪、緋赤色、半剣弁高芯咲きのフロリバンダ(F)系の薔薇です。 2008年に米国のZary,K.より育種されました。 品種名:薔薇フランクリー スカーレット(Frankly Scarlet)、学名:Roza cv. Frankly Scarlet、又涛の日輪>菊>中菊>古典菊>江戸菊涛の日輪 菊>中菊>古典菊>江戸菊(学名:C. m. cv. Namino nichirin)hは江戸時代に江戸で育種された古典菊の中菊です。 平開した後に花弁が立ち上がって、折れ曲がったり、捩じれたりします。篠作りと呼ばれる、同じ種類の花を10~15本 この「涛の日輪」の花弁は、内側が赤、外側がピンクです。 C. m.:Chrysanthemum morifolium の略称篤姫ローズ篤姫ローズ(アツヒメローズ、'Atsuhime rose'、学名:Hybrid tea rose 'atsuhime rose')は、バラ科バラ属の小灌木「バラ」の園芸品種です。平成23年春に開催された鹿児島フェア開催の目玉として「篤姫」をイメージした薔薇を全国に募集した結果選定された薔薇です。 ハイブリッド・ティー系統(Hybrid Tea、HT、木立性で大輪系の四季咲き品種)で、剣弁高芯咲き(パッシフローラ・ピレシーパッシフローラ・ピレシー(Passiflora piresii、学名:Passiflora × piresii)は、ブラジル原産で、トケイソウ科トケイソウ属の常緑低木です。本種はトケイソウの園芸品種で、パッシフローラ・クアドリファリア(P. quadrifaria)とパッシフローラ・ウィティフォリア(P. vitifolia)の交配種です。 大きくて赤い花を咲かせます。トケイソウ属の花は、朝咲いてモミジ ベニシダレモミジ ベニシダレ(紅葉 紅枝垂れ、学名:Acer palmatum var. matsumurae cv. Ornatum)は日本原産で、カエデ科カエデ属の落葉広葉小低木「ヤマモミジ」の園芸品種です。樹高は2~4 mで葉の色が春~秋まで紅紫色で枝が枝垂れます。葉は掌状でさらに細かく咲けます。新葉の展開と共に開花しますが、花色と葉色が同様のため目立ちません。 一般名:モミジ ベニシダレ(紅葉アルピニア・プルプラタアルピニア・プルプラタ(学名:Alpinia purpurata)は、マレーシアなどの太平洋諸島原産で、ショウガ科ハナショウガ属の常緑多年草です。別名で、レッドジンジャー(Red Ginger)と呼ばれます。これは、ショウガ(ジンジャー)の仲間で苞が赤いことに拠ります。単子葉植物で、地下茎が発達しており、そこから茎が多数出します。茎から、左右2列互生に、長くて大きい披針形の葉が出ます。この茎のよう ハナヅルソウハナヅルソウ(花蔓草、学名:Mesembryanthemum cordifolium)は、南アフリカ南部原産で、ハマミズナ科アプテニア属の這性半耐寒性常緑多年草(多肉植物)です。旧学名はAptenia cordifoliaです。別名でベビーサンローズ(Baby Sun Rose)や、ア)テニア(Aptenia)とも呼ばれます。 草丈は低い。 葉は緑色で光沢があり肉厚でゴムのような弾力性がありますサルビア・スプレンデンスサルビア・スプレンデンス(学名:Salvia splendens)はブラジル原産で、シソ科サルビア属の一年性ハーブです。 サルビアを代表する花で、緋赤色の花が花壇に映えます。矮性品種が人気で草丈は1m以下です。茎は4角柱で、シソに似た葉柄のある葉が茎に対生に付きます。夏~秋、花茎先端から総状花序を伸ばし2~6輪の花を段状に咲かせます。硬い鐘状で先端が5裂した赤い花萼から赤い花が咲きます。花は長い筒アロエサターンアロエサターン(Aloe Saturn、学名:Aloe Hybrid 'LEO 8544')は、アロエの園芸品種です。 花は最初は赤く咲き進むにつれて下から黄色に変化し、豪華な赤黄色のツートンカラーとなります。葉が緑色で開平するのも特徴です。 一般名:アロエサターン(Aloe Saturn)、学名:Aloe Hybrid 'LEO 8544'、分類名(APG IV):植物界被子植物単子葉類キジカアルストロメリアアルストロメリア(学名:Alstroemeria)は、南米アンデス山脈の寒冷地に自生するユリズイセン科アルストロメリア属の耐寒性球根植物です。晩春から夏に、茎頂から散形花序を伸ばし横向きに花を咲かせます。1本の茎に3輪の花を順番に咲かせます。花被片は6枚あり、内側の3枚の花弁には線や斑点などの条斑が散在します。この条斑は昆虫を誘引するための工夫と言われます。外側の3枚は萼片です。葉は付け根で180シクラメンシクラメン(Cyclamen、学名:Cyclamen persicum)は、地中海沿岸原産で、サクラソウ科シ,クラメン属の半耐寒性球根植物です。イスラエル(IL)の国花です。 葉に特徴 葉に特徴があり、ハート形の愛らしい葉が長い葉茎の先に付いています。葉は根生葉で長い葉柄の先にハート形の葉を付けます。葉には斑模様が有り、葉縁に歯牙が有ります。 シクラメンの花 花は花びらが反り返って咲く不思議なキクキク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)は、中国産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)です。日本にあるものでも大元は古い時代に渡来したものが多く、それらを日本独自の技術、美意識で全く違うレベルのものにしてしまうのが日本の技というのかもしれません。 キクは、日本に奈良時代渡来し、江戸時代から様々な園芸品種が育種されています。春のサクラ(桜)と、秋のキク(菊)は日本をグレヴィレアグレヴィレア(Grevillea、学名:Grevillea banksii)は、オーストラリア〜ニューカレドニア原産で、ヤマモガシ科シノブノキ属(グレヴィレア属)の半耐寒性常緑低高木です。和名はハゴロモノマツ(羽衣の松)やベニバナハゴロモノキ(紅花羽衣の木)と言います。葉は緑色で、切れ込みが深く松葉に似ています。 日本では晩秋から翌年春に開花しますが、ハワイのような温暖地域では1年中(四季咲き)見コスモスコスモス(Cosmos 、学名:Cosmos bipinnatus)は、メキシコ原産で、キク科コスモス属の非耐寒性一年草です。八枚の舌状花と中央部で少し盛り上がる黄色い筒状花を咲かせます茎は直立し、葉は二回羽状複葉で線形に細かく裂けています。 サクラ(桜、cherry)が日本の春を代表する花とするなら、本種はキク(菊)と共に秋を代表する花です。漢字で本種を秋桜と書きます。筒状花が咲き終わると種子がポインセチアポインセチア(Poinsettia、学名:Euphorbia pulcherrima)は、メキシコ原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑低木です。和名ではショウジョウボク(猩々木)と呼ばれます。マダガスカルの国花とされます。ポインセチア(Poinsettia)という花名は、米国の駐メキシコ大使J.R.ポインセット氏がメキシコから持ち帰って広めたこと由来します。短日植物なので、9月頃から毎日夕方アンスリウムアンスリウム(Anthurium、学名:Anthurium andreanum) は、コロンビア、エクアドル原産で、サトイモ科アンスリウム属の非耐寒性多年草です。花(実際には、仏炎苞)はハート形をした造花のように見えますが生花です。花色(実際には、仏炎苞色)は赤や桃、白、緑、茶色等が豊富です。本当の花は肉垂花序に付いています。苞はカラー(Calla)や、スパティフィラム(Spathiphyllum バラバラ(薔薇、学名:Roza×hybrids)は北半球の熱帯~亜熱帯原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉/常緑低木です。花の豪華さ、芳香、花色の多さ、日持ちの良さなどから’花の女王’と称されます。 英名では「Rose」と呼ばれます。美しいがゆえに、ばら戦争」のように戦争名にもされました(「紛争に巻き込まれた花)。また絶対的な美しさや魔性の美に対する警句として、「美しいものには棘がある」と古来伝えられていキャットテールキャットテールという花名は、花穂が猫の尻尾に似ているからです。エノコログサ(犬ころ草、猫じゃらし、学名:Setaria viridus)の緑色の花穂を赤くしたような花を咲かせます。 キャット・テール(Cat tail、学名:Acalypha reptans)は、西インド諸島原産で、トウダイグサ科エノキグサ属の非耐寒性常緑多年草です。茎は細く匍匐します。葉は、緑色で柔らかく、葉縁に鋸歯があります。ハイビスカスハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)は、バヌアツ原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。学名の"Hibiscus rosa-sinensis"とは ”Rose of China"という意味で、元々ヨーロッパにはハイビスカスが無かったので、中国に来て初めてハイビスカスに出会ったときに薔薇に似ていることから名付けらました。アイビーゼラニウムアイビーゼラニウム(Ivy geranium、学名:Pelargonium peltatum hybrids)は、南アフリカ原産で、フウロソウ科テンジクアオイ属の半耐寒性半蔓性常緑多年草「ゼラニウム」の蔦葉の園芸種です。葉はツタに似ています。花は五弁花で上2枚は大きく、下3枚が小さい左右相称花です。花色は豊富で、咲き方は一重咲きや八重咲き、矮小品種があります。茎が細く匍匐するので、コンテナや釣り鉢ブーゲンビリアブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)は、ブラジル原産で、オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性蔓性低木です。 日本では、5月から10月に咲きますが、南国では一年中咲いています。花のように見えるのは、苞(ほう)と呼ばれるもので、苞が3枚集まった中央部で咲く白い小さなものが本当の花です。苞は葉形をしており、葉脈もあり、肉厚が薄いので、風に吹かれてヒラヒラ舞います。苞色は赤や白、キンレンカキンレンカ(金蓮花 、学名:Tropaeolum majus)は、南米のペルー、コロンビア、ブラジル原産で、ノウゼンハレン科キンレンカ属の非耐寒多年草(春播き一年草)です。ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)とも呼ばれます。英名では、ガーデン・ナスタチウム(Garden nasturtium)と言い、日本では、通称、「ナスタチウム(Nasturtium)」と呼ばれますが、正確には、ナスタチウムは「クレソン」カラーカラー(Calla、学名:Zantedeschina Hybrids)は、南アフリカ原産で、サトイモ科オランダカイウ属の耐寒性多年草(球根植物)です。花中央の黄色い部分に小花が集まり肉穂花序を生成します。代表品種には、高い花茎の先に白花を咲かせるオランダカイウ(阿蘭陀海芋、学名:Zantedeschia aethiopica、エチオピカ)があります。また、葉に白斑が入り白い仏炎苞を持つ白星海芋(Zナデシコナデシコ(撫子、学名:Dianthus hybrids)は、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草の総称です。花色は、白や赤、ピンク、覆輪など多種多様です。 交配・改良を繰り返して、シキザキナデシコ(四季咲き撫子)など、多数の品種を産み出しています。 用途は、切花、庭植えですが、花はエディブルフラワー(食用花)ともされます。 花言葉には色々ありますが、特に、赤いナデシコは「勇敢」とされます。これヒナギク ひなぎく紹介用ショート動画 「ヒナギクのちょっとお得なお話」 ヒナギク(雛菊、デージー:Daisy)、学名:Bellis perennis)は、ヨーロッパ原産で、キク科ヒナギク属の耐寒性・非耐暑性の一年草です。草丈が低く、開花期が長く、冬から初春の花が無い時期に咲き、花形が丸くて親しみやすく、丈夫で長持ち、安価なため、よく庭植えや鉢植えにされるポピュラーな花です。花壇では必ずと言ってよいほどペチュニアペチュニア(Petunia、学名:Petunia×hybrida)は、ブラジル、アルゼンチンなどの南米原産で、ナス科ペチュニア属の半耐寒性多年草です。 パステルカラーの淡い色をしたアサガオ(朝顔)に似た花を一年中咲かせます。草姿には匍匐性や立木性があり、花色は桃色や赤、白、赤紫、紫、薄黄色で、花弁は一重や八重、小中大輪のものがあります。日本では、花壇やベランダの代表的な花の一つです。丈夫で育て易く グロキシニアグロキシニア(Gloxinia、学名:Sinningia speciosa)は、ブラジル原産で園芸品種の、イワタバコ科シンニンギア属の多年草(球根植物)です。草丈は低く脹脛程の高さです。葉は卵形で厚くビロード状で特徴があります。草丈に比べて、花径は大きいです。花色には赤や紫、ピンク、白があり、花の咲き方には一重と覆輪があります。 暑さや強い光を好まず、また寒さに弱いので、猛暑と冬を除き、 4月-8フウリンブッソウゲフウリンブッソウゲ (風鈴仏桑花 、学名:Hibiscus schizopetalus)は、赤い風鈴のような花が枝から垂れ下がって咲き、風に揺れます。本種は、東アフリカのモムバサ原産で、ハイビスカスの一種の非耐寒性常緑低木です。葉は、互生し、葉柄の基部に托葉があります。 花柄は、下に長く伸びて、先端付近に筒状の雄蕊がついています。五弁花は後ろに反り、花弁に細く深い切り込みがあります。 花名は、風にベニヒモノキベニヒモノキ(紅紐の木、学名:Acalypha hispida、アカリファ・ヒスピダ)は、西インド諸島原産で、トウダイグサ科アカリファ属の常緑低木です。葉は緑色で葉幅はが広い。花弁は無く、赤く長い紐状の雄蕊が多数集合した花穂を垂下します。英名は、Chenille plant(シュニール・プラント)です。シュニールとは光沢があり、毛足の長いシュニール糸のことです。同属に、キャットテール(Cat ta 他の特集秋の黄色い花秋に咲く黄色い花 春に咲く花に比べれば少ないですが、黄色い花は秋も多いです。ここでは、9月~11月に咲いている黄色い花をのせました。 秋は、キク(菊、Chrysanthemum morifolium)をはじめ、ツワブキ(石蕗、学名:Farfugium japonicum)、セイタカアワダチソウ(背高泡立草、Solidago canadensis var. scabra)などのキク科の植物が多い八岳薬用植物園八岳薬用植物園にはケンタッキーカーネルミントや、カモミール、ツノゲシ等の薬草が栽培展示されています。特集 幹生花特集 幹生花 幹生花とは、幹に直接花を咲かせ結実する植物のことです。 幹生花には、以下のものがあります。 幹生花の種類一式 赤榕、ジャボチカバ、アルストロメリア、カカオ、ハナモモ、ローソクノキ、イチベンバナ、カムカム、ブラシノキ、ハナズオウ、パラミツ、イチジク、パパイア、ドリアン、ホウガンノキ、シャシャンボなど。サザンカ・さざんか・山茶花一覧 特集 山茶花 品種一覧 ■特集 サザンカ・さざんか・山茶花一覧 サザンカ(山茶花、学名:Camellia sasanqua)は、日本固有種でツバキ科ツバキ属の常緑広葉中木です。開花期間が長く、10月~翌年4月まで咲き続けます。 ツバキ科ツバキ属なのでツバキ(椿、学名:Camellia japonica)とよく似ています。 椿の開花期間が、12月~翌年4月なのでサザンカの方が咲き始め9月の茶色い花9月の茶色い花 9月に茶色の花を咲かせる花の特集です。身近な庭や公園で咲いている観賞用の花や、切り花、植物園で見られる珍しい花、庭から逸散して野草化した花、遠くへ出かけて撮った花など、偶々個人のカメラに収められた花が対象です。その意味で撮られた花には地理的、時間的な多くの制限があります。5月桃色花種類一覧-2「5月に咲くピンクの花の種類一覧2」とは、かぎけん花図鑑にある5月に桃色の花を咲かせる一年草や越年草、多年草、宿根草の草花や樹木の中から、「5月に咲くピンクの花の種類一覧1」で紹介しきれなかったもの花をまとめた特集です。