ブラジルの花 ポスト ブラジルの花アブチロンアブチロン(Abutilon、学名:Abutilon)とは、南アメリカ、アジア、ヨーロッパ、北アフリカ等の世界中原にあり、園芸品種が栽培されているアオイ科イチビ属の半耐寒性・半つる性落葉低木です。 樹高は30~100cmです。 葉はハート形で、葉縁に鋸歯があります。 4月~12月に、花茎先端から花序を伸ばし、底部が合着した五弁花を俯き気味に咲かせます。花色には、白、黄、桃、赤、橙色があります。 代ペチュニアペチュニア(Petunia、学名:Petunia×hybrida)は、ブラジル、アルゼンチンなどの南米原産で、ナス科ペチュニア属の半耐寒性多年草です。 パステルカラーの淡い色をしたアサガオ(朝顔)に似た花を一年中咲かせます。草姿には匍匐性や立木性があり、花色は桃色や赤、白、赤紫、紫、薄黄色で、花弁は一重や八重、小中大輪のものがあります。日本では、花壇やベランダの代表的な花の一つです。丈夫で育て易くキダチチョウセンアサガオ2種ある朝鮮朝顔の1種で、花を下向きに咲かせる方。観賞用として庭木や公園樹とされていますが、有毒植物なので扱いに注意が必要です。 キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔、学名:Brugmansia)は、ブラジルやエクアドルなど南米原産でナス科キダチチョウセンアサガオ属の半耐寒性常緑低木です。別名では、エンジェルス・トランペット・ツリー(Angel's trumpet tree)や、学名のBrugオキザリス ・トライアングラリスオキザリス ・トライアングラリス(学名:Oxalis triangularis)は、ブラジル原産でカタバミ科の耐寒性球根植物です。葉色が紫色で、葉形が三角形をしたレグネリー種で、別名で「紫の舞」とも呼ばれます。通常のオキザリスは草丈が低く花径が小さく一見野草のように見えますがトライアングラリスはしっかりした栽培種です。 一般名:オキザリス ・トライアングラリス(Oxalis triangulオジギソウオジギソウ(含羞草、学名:Mimosa pudica)は、ブラジル原産で、マメ科オジギソウ属の非耐寒性一年草/多年草です。夏に桃色の小球形の花を咲かせます。花名は、葉に触れると葉を閉じてお辞儀をするように見えることに因ります。夜も葉を閉じて就眠運動を行ないます。原産地では大きく成長する多年草ですが、日本はブラジルより寒いので園芸上、一年草として栽培されます。茎には刺があり、木質化します。日当たりとパイナップルパイナップル(Pineapple、学名:Ananas comosus)とは、ブラジル原産で、パイナップル科アナナス属の熱帯性常緑多年です。果実の収穫を主目的として栽培されます。 名前の由来は、果実(apple)の表面(果表)に多数並んだ茶色い亀甲紋が松ぼっくり(pine)に見えることに因みます。 剣のように鋭く、堅く、細長い葉の根元中央部から、太い花茎を出し、その先端から花序を伸ばし青紫色の小花エクメア・ブランケティアナエクメア・ブランケティアナ(学名:Aechmea blanchetiana)は、ブラジル大西洋岸に自生する、パイナップル科サンゴアナナス属の常緑多年草です。樹上に着生します。エクメアの最大品種の一つでです。根際から生えるロゼッタ状の根生葉が太陽の日差しで明るく輝くので庭が明るくなります。葉色は日差しや内包する水分量により変わります。葉を太陽に充てると赤くなり、日陰だと薄黄色になります。また、水分がニコチアナニコチアナ(Nicotiana、学名:Nicotiana) は、ボリビアとアルゼンチンなどの南米や、北米、オセアニア、アフリカ原産で、ナス科タバコ属の半耐寒性一年草/二年草/多年草です。タバコの仲間です。葉は根生葉でロゼッタ状をです。春~秋に、葉の間から花茎を伸ばし、付け根部分が筒状で星型をした5弁花を咲かせます。花色には、原種の白や、ピンク、赤、薄緑色、黄色があります。昔は専売公社でしか栽培できレッドパウダーパフレッド・パウダーパフ(レッド・パウダーパフ(Red Powederpuf、大紅合歓、学名:Calliandra haematocephala)は、ボリビア、ペルー、ブラジル原産で、マメ科カリアンドラ属の熱帯性常緑低木です。赤い化粧パフのような半球形の花を咲かせます。花弁は無く、花のように見えるのは雄蕊の集合体です。 別名で、オオベニゴウカン(大紅合歓)や、ベニゴウカン(紅合歓花)、また、学名から パパイア花の受粉に昆虫が役立つ パパイア(Papaya、学名:Carica papaya L.)とは、メキシコ、ブラジル、西インド諸島原産でパパイア科パパイヤ属の常緑低木です。日本では沖縄や奄美大島などで栽培されています。 大きいものでは樹高10mほどになります。花は白く、葉は大きく、カエデ(楓)のような形をしています。果皮は、緑→黄色→橙色→赤と変化します。 成熟した果肉は黄橙や橙赤となり、果実中央にブルンフェルシア・パウキフロラ 'エクシミア' ブルンフェルシア・パウキフロラ 'エクシミア'(学名:Brunfelsia pauciflora 'Eximia')は、ブラジル原産で、ナス科ブルンフェルシア属の熱帯性常緑小灌木です。オオバンマツリ(大蕃茉莉)の園芸品種で、花は原種より大きいです。葉は緑色で披針形をしています。春に、長い花茎の先端に咲く花には芳香が有り、特に夜間に強く香ります。花冠は漏斗状で先端が5裂します。原産地では1年中開花しオタカンサスオタカンサス(Otacanthus、学名:Otacanthus caeruleus)は、ブラジル原産で、オタカンサス科オタカンサス属の常緑灌木です。茎は直立し、上部で良く分枝し、1m程になります。日当たりのよい場所を好みます。初秋に、青紫色をした2唇形で、中央部が白色をした花を咲かせます。ブラジリアン・スナップドラゴンやアマゾン・ブルー(Amazon Blue)と呼ばれます。さらに、ブルーキャッツパンパスグラスパンパスグラス(pampas grass、学名:Cortaderia selloana)は、アルゼンチン、ブラジル、チリなど南米大陸原産でイネ科コルタデリア属の半耐寒性多年草です。 ヨシの一種です。パンパスグラスという花名は、原産地のパンパス平原に拠ります。 ススキの穂を大きく立派にしたような花穂は銀白色で、車窓のガラスを拭く毛箒(ケバタキ)のような感じです。花穂色が銀白色のものをセロアナ(Corパッションフルーツパッション・フルーツ(Passion fruit、学名:Passiflora edulis)は、ブラジル原産で、トケイソウ科トケイソウ属の蔓性低木とその果実を言います。 白い花弁5枚と、白い萼片5枚、雄蕊5本、雌蕊1本で柱頭が3裂、基部が紫色糸状の総状副花冠が多数、の配列が十字架に架けられたキリストを連想させるため、欧米ではキリスト受難の花という意味を持ちます。日本では、花弁が時計の文字盤、雌雄のカエンカズラカエンカズラ(火焔葛、学名:Pyrostegia venusta)は、ブラジル原産で、ノウゼンカズラ科ピロステギア属の常緑蔓性低木です。英名は、「オレンジ・トランペット・バイン(Orange trumpet vine)」と呼ばれます。vineは英語で「蔓」を意味し、橙色の細長い筒状花がトランペット状をしていることに因ります。小花は枝に10数個ずつ束生して付きます。学名の「ピロステギア・ベヌスタ(Pフリーセア・ヒエログリフィカフリーセア・ヒエログリフィカ(学名:Vriesea hieroglyphica)は、熱帯アメリカ原産で、パイナップル科インコアナナス属の常緑多年草です。株径は1m位になる大型観葉植物です。 一般名:フリーセア・ヒエログリフィカ、学名:Vriesea hieroglyphica、別名:キング・オブ・ブロメリア、分類名:植物界被子植物単子葉類イネ目パイナップル科インコアナナス属(フリーセア属)、オオバキリンオオバキリン(大葉麒麟、学名:Pereskia grandifolia)は、ブラジル原産で、サボテン科ペレスキア属の非塊根性・半落葉広葉低木です。現地ではサバンナのような乾燥した森林に自生します。サボテンの原種で幹や葉脇には棘があります。大きな葉は倒卵形をしています。 夏の昼間だけ、濃桃色の花が多数固まって咲きます。 花後に梨に似た果実をつけます。葉は野菜として食べられます。 一般名:オオウトリクラリア ロンギフォリアウトリクラリア・ロンギフォリア(学名:Utricularia longifolia)は、ブラジル原産で、タヌキモ科タヌキモ屬の半耐寒性多年草の大型食虫植物です。ミミカキグサ(耳掻草、Utricularia bifida)の仲間で、地上に生えます。地中に捕虫嚢を持ち、プランクトンや微生物を採食します。夏に、ミルトニア(Miltonia)に似た薄紫の花を咲かせます。 ウトリクラリア・ロンギフォリスティフティア・クリサンタスティフティア・クリサンタ(学名:Stifftia chrysantha)はブラジルのリオデジャネイロ原産で、キク科スティフティア属の常緑小低木です。キク科の樹木は珍しいです。春に、橙色の頭花を咲かせます。頭花は筒状花が集合したもの、咲き進むにつれて白い雌蕊が出てパフ状になります。花後にタンポポの綿毛のようなものが出来て風で種子を拡散します。 一般名:スティフティア クリサンタ(Stifft キシフィディウム・コエルレウムキシフィディウム・コエルレウム(学名:Xiphidium caeruleum)は、熱帯アメリカ原産で、ハエモドルム科キシフィディウム属の多年草です。原産地では低地の林縁に自生します。葉の間から花茎を出し、茎先端の葉腋から円錐花序を伸ばし白い小花を咲かせます。属名の「 Xiphidium」はラテン語の「xiphoide(剣)」、種小名の「coeruleum(青色の)」という意味です。 一般名:カニステルカニステル(Canistel、学名:Pouteria campechina)は、熱帯アメリカ原産で、アカテツ科オオミアカテツ属の常緑小高木かつ果樹です。葉は長楕円形をした倒卵形で細長いです。花色は淡緑色で、2~5個を叢生して咲かせます。花後の1月~6月に長さ10 cm程の果実がなります。果実の形は、球形または卵形で先端が尖ります。果実は熟すと鮮やかな橙色か黄色になります。主に、生食され、パイやジャビリバビリバ(biriba、学名:Rollinia deliciosa)は、ブラジル原産で、バンレイシ科ロリニア属の中高木・果実です。果実を目的に熱帯低地で栽培されます。果皮はクリーム色で亀甲状の突起があります。果実は、1月~4月に結実し、主に生食や、冷凍してシャーベットにして食べられます。果肉には上品な甘さと爽やかな酸味があります。熱帯アメリカのバンレイシの中では最も美味とされ、「伯爵の果物(furuアカバセンニチコウアカバセンニチコウ(赤葉千日紅、学名:Alternanthera dentata cv. Rubiginosa)は、ブラジル原産で、ヒユ科ツルノゲイトウ属の非耐寒性多年性の観葉植物です。 披針形をした赤い葉と、センニチコウ(千日紅)と似た白い球状の花を咲かせます。 高温や陽射しに強く、秋になると葉が鮮紅色となります。 同科別属(ヒユ科センニチコウ属)に、センニチコウ(千日紅)や、キバナセンニチハナセンナハナセンナ(花旃那、学名:Senna corymbosa)は、ブラジル~アルゼンチン原産で、マメ科センナ属の半耐寒性常緑低木です。 別名で、アンデスノオトメ(アンデスの乙女)とも呼ばれます。 秋に、黄花を咲かせます。似た花にモクセンナ(学名:Senna surattensis、シノニム:Cassia surattensis)があります。ハナセンナ(S. corymbosa)の葉は細長いのに対し、モエキノドルス・パリフォリウスエキノドルス・パリフォリウス (学名:Echinodorus palifolius) は、ブラジル、ペルー、ウルグアイ、メキシコ原産でオモダカ科エキノドルス属の多年草です。河川や湿地に生息し、草丈50 cmになります。 水上葉は沈水葉より大きくなり1 m程になります。 水上葉は長い葉柄がある卵形で、沈水葉は短い柄のある楕円形です。 葉縁は全縁です。花は小さな三弁花で、茎周りに10輪程輪生状に咲かせペトレア・ボルビリスペトレア・ボルビリス(学名:Petrea volubilis)は西インド諸島~メキシコ、ブラジルの熱帯アメリカ原産で、クマツヅラ科ヤモメカズラ属の熱帯性常緑・蔓性低木です。蔓性で、葉の表面がざらざらしているので、英名ではサンドペーパーバイン(sandpaper vine)や、queen's wreath、bluebird vine、petrea、purple wreathと呼ばれます。枝先から花序マルバヒユマルバヒユ(丸葉莧、イレシネ・ヘルブスチー、学名:Iresine herbstii)は、ブラジル原産で、ヒユ科マルバヒユ属の非耐寒性多年草の観葉植物です。全草が赤紫で葉色も赤紫で葉脈も鮮紅色をしています。分枝しながら地面を伝うように伸びます。 葉が緑で葉脈が黄色い変種は、キフマルバヒユ(黄斑丸葉ヒユ、アウレオレティクラタ、学名: Iresine herbyrii Aureoreticulata アフェランドラ・ダニアアフェランドラ・ダニア(Aphelandra Dania、学名:Aphelandra squarrosa cv. Dania)はキツネノマゴ科アフェランドラ属の非耐寒性常緑小低木の園芸品種です。原種のAphelandra squarrosaはメキシコ、ブラジル大西洋沿岸の森林が原産地です。緑色の厚手の葉に、白く太い葉脈があります。黄色い花のように見えるのは苞で、本来の花も黄色ですが、苞の脇から出てアメリカデイゴアメリカデイゴ(America梯梧、学名:Erythrina crista-galli)は、南米原産で、マメ科デイゴ属の落葉広葉低木です。初夏〜秋、葉と同時に総状花序を伸ばし蝶形の深紅の花を咲かせます。花が、展葉の前に咲く品種が多い中で、葉と同時に咲くことがアメリカデイゴの同定の一つとなります。葉は丸みを帯びています。小花には1枚の舌状花と鶏冠状の旗弁が下向きに付きます。花が終わると豆果という長い インコ・アナナスインコ・アナナス(学名:Vriesea carinata)は、ブラジル原産で、パイナップル科インコアナナス属の常緑多年草です。赤と黄の萼の対比が美しい花苞を鑑賞します。苞の間から咲く小さな黄色いものが本当の花です。葉は薄緑色で薄く柔らかいです。花名は花苞の色使いが鳥のインコと似ていることから名付けられました。 一般名:インコアナナス(無理やり書けば、鸚哥Ananas)、学名:Vriesea バルサバルサ (Balsa、学名:Ochroma lagopus、シノニム:Ochroma pyramidale) は、メキシコ南部~ブラジル南部原産で、アオキ科(パンヤ科)バルサ属の常緑又は落葉性の広葉高木です。葉は三角状心臓形~掌状をしています。小枝の先に、大きな黄白色をした喇叭状の花を咲かせます。花は雨季の終了時の午後遅くから一晩中咲く夜行性です。花に蜜があり、花粉媒介者は現地では、キンカジョー(サンケジア・スペキオササンケジア・スペキオサ(学名:Sanchezia Speciosa)は、エクアドル、ペルー、ブラジル原産で、キツネノマゴ科サンケジア属の常緑小低木です。原産地では熱帯雨林に自生します。樹高は200 cmです。茎は四角で、長さ10~30 cmの楕円形の葉が対生に付きます。葉は緑色地で厚く白~黄色の明瞭な葉脈があり、葉縁は全縁かやや鋸歯が有ります。2月~3月(温室では周年)に花茎から穂状花序を伸ばし赤パキラパキラ(学名:Pachira)は、メキシコ、ブラジル、ペルー原産で、アオイ科パキラ属の常緑高木です。主に鉢植えの観葉植物とされます。 樹高は最大20mで基部は肥大化し、木質は海綿状です。 パキラ属には、パキラ・アクアティカ(学名:Pachira aquatica)やパキラ・グラブラ(学名:Pachira glabra)があり似ています。主な違いは花色と果実の大きさです。 パキラ・アクアティカ(Pキンレンカキンレンカ(金蓮花 、学名:Tropaeolum majus)とは、南米のペルー、コロンビア、ブラジル原産で、ノウゼンハレン科キンレンカ属の非耐寒多年草(春播き一年草)です。ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)とも呼ばれます。英名では、ガーデン・ナスタチウム(Garden nasturtium)と言い、日本では、通称、「ナスタチウム(Nasturtium)」と呼ばれますが、正確には、ナスタチウムは「クレソンピタンガ ピタンガ(Pitanga、学名:Eugenia uniflora)は、ブラジル原産で、フトモモ科エウゲニア属の熱帯性常緑低木の果樹です。和名では、タチバナアデク(橘赤楠)と呼ばれます。 自家結実性で1本の木でも結実します。葉腋から花序を伸ばし、1個または2~3個の花を付けます。花は小さな白い4弁花で、1本の長い雌蕊が飛び出し、その周囲を多数の長い雄蕊が囲い込みます。花後に成る果実は赤ピーマンを上コスタス・スピラリスコスタス・スピラリス(学名:Costus spiralis 'Strawberry Bud')は、ブラジル原産で、オオホザキアヤメ科コスタス属の大形多年草又は低木です。英名では、 Spiralis ginger(スパイラルジンジャー)と呼ばれます。それは、茎に付く葉が螺旋状をしていることに拠ります。株高は2 m程です。葉は長楕円形か広披針形で、葉縁は全縁、葉序は螺旋状です。花序は頭状花で、花のようツルハナナスツルハナナス(蔓花茄子、学名:Solanum laxum)とは、ブラジル原産で、ナス科ナス属の半耐寒性蔓性常緑低木です。夏に、清涼感溢れるやや小さい白や紫色の花を柵などに絡みつけるように咲かせます。星形の花形で、花色は時間の経過とともに、薄紫から白に変化します。蔓丈は2mにもなります。小さい葉には艶があり楕円形をしています。ナス科ですが、トゲはありません。花はルリマツリ(瑠璃茉莉)と似ていますが、ツノナスツノナス(角茄子、学名:Solanum mammosum)は、ブラジル原産で、ナス科の小低木又は一年草・多年草です。株高は、1.5m程に成長します。夏に、葉腋からに総状花序を伸ばし数個の小花を付けます。小花は、周辺に青紫色の星型の花びらがあり、中央に黄色い大きな雌蕊と雄蕊から構成されます。 秋に、1本の茎に数個~数10個の果実が成ります。果実はレモンに似た卵形で艶があり黄色いです。レモンと違うのはレプトテス・ビカラーレプトテス・ビカラー(学名:Leptotes bicolor)は、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンなどの南米原産で、ラン科レプトテス属の常緑性多年草です。ランの原種で、小型の着生ランです。カトレヤの近縁で、匍匐茎、または、球茎があります。レプトテス属ではこれでも株が最も大きくなり、一般に出回っている品種です。草丈は5〜7cmです。花径3〜5cmで白い花弁と赤いリップを持つ花を咲かせます。花と茎に 唐橋唐橋(カラバシ、学名:Cerasus 'Karabashi')はブラジル野生個体由来で、カラミザクラ(唐実桜、学名:Cerasus pseudo-cerasus )系の園芸品種です。樹高は3~4mで、樹皮は灰褐色、葉形は卵形、葉縁に重鋸歯があります。花弁は5枚、花色は白~淡紅色、一重、平開咲き、花径2cm程の小輪を3月~4月に咲かせます。雄蕊が長くて目立ちます。庭植えや、鉢植えで観賞されます。 アカザカズラアカザカズラ(藜蔓、学名:Anredera cordifolia)は、ブラジル原産で、ツルムラサキ科アカザカズラ属の半耐寒性の常緑蔓性多年草です。南雲百薬(うんなんひゃくやく)とも呼ばれます。茎は蔓性で5mほどに伸びるので、夏の緑陰植物とされます。葉は緑色で卵形をしており、光沢があって肉質です。茎はやや赤味があり、零余子が付きます。秋に咲く花は小さく、芳香がある白花でサガリバナのように房状(総状花ブーゲンビリアブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)は、ブラジル原産で、オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性蔓性低木です。別名では、イカダカズラ (筏葛) 、ココノエカズラ(九重葛)、ハナイカダカズラ(花筏葛)、ペーパーフラワー(Paper Flower)と呼ばれます。日本では伊豆半島から沖縄まで路地植え可能です。 樹高は50~500 cmです。 葉は単葉の卵形で長さ5~10 cm、互生トケイソウトケイソウ(時計草、学名:Passiflora caerulea)はブラジル、ペルーなど熱帯アメリカ原産で、トケイソウ科トケイソウ属の半耐寒性常緑蔓性低木です。別名でパッションフラワー(Passion flower、受難の花)や、Common passionflower、Blue passionflower、パッシフローラ(Passiflora)、ジャノメソウ(蛇の目草)とも呼ばれます。パラグアイパイプカズラパイプカズラ(学名:Aristolochia littoralis)はブラジル原産で、ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の蔓性常緑低木です。大きな暗紫色で白い脈状斑のある花のようなものは花被(萼)が癒合して筒状となったもので、花弁ではありません。筒状の緑色(外側)の部分はパイプ状をしています。筒の部分に虫を誘きよせ受粉させます。 一般名:パイプカズラ(Pipe葛)、学名:Aristolochiキフマルバヒユキフマルバヒユ(黄斑丸葉莧、学名:Iresine herbstii cv. Aureoreticulata)は、ブラジル原産で、ヒユ科マルバヒユ属の非耐寒性常緑多年草「マルバヒユ(丸葉ヒユ、イレシネ・ヘルブスティー、Iresine herbstii)」の園芸品種です。茎は分枝しながら地面を伝うように伸びます。枝には広卵形の葉が密に対生して付きます。葉が緑色で黄色い葉脈が目立つので、 ’キフマルバビブラジルヤシブラジルヤシ(徳利椰子、学名:Butia capitata Becc)はブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ原産でヤシ科の常緑低木です。葉は白っぽい薄緑から緑灰色の羽状複葉で、大きく曲がります。花後に成る果実は卵形で黄色に熟し食べられます。 一般名:ブラジルヤシ(Brazil椰子)、学名:Butia capitata Becc.、別名:ブティア・カピタタ、jelly palm(ゼリーヤシ)、Pヤマネシハイヒメバショウヤマネシハイヒメバショウ(学名:Calathea lancifolia)はブラジル原産で、クズウコン科カラテア属の常緑多年草です。葉が美しいので観葉植物とされます。又名で、カラテア・ランキフォリア(Calathea lancifolia)、ランキフォリア(lancifolia)、Rattlesnake plantとも呼ばれます。葉は槍形で縁が波打ちます。葉表は明るい緑色で濃緑色班が入り葉裏は赤紫色ストロベリーグアバストロベリー グアバ(Strawberry Guava、学名:Psidium littorale)とは、ブラジル原産でフトモモ科バンジロウ属の耐寒性常緑小高木です。 白い五弁花を咲かせます。ストロベリーグアバは、アップルやマウンテンなどと同じグアバ(学名:Psidium guajava)の一品種です。 グアバより葉が小さく、葉に光沢があります。果実が小さく赤い苺のような香と味のするグアバで、生マンデビラ・アモエナマンデビラ・アモエナ(Mandevilla amoena 、学名:Apocynaceae)は、ブラジル原産で、キョウチクトウ科マンデビラ属の非耐寒性・蔓性常緑植物です。明るい濃桃色でロート状をした花を多数咲かせ、支柱等に絡まりながら伸張します。アリス・デュポン(Alice du Pont)とも呼ばれます。主に、マンデビラ・スプレンデンス(Mandevilla splendens)を交配して育種され エゲリア・ナヤスエゲリア・ナヤス(Egeria najas、学名:Egeria najas)は、ブラジル~ウルグアイの南米原産で、トチカガミ科オオカナダモ属の常緑沈水多年草です。 オオカナダモ(Egeria densa)の仲間で、日本には帰化植物として入っており、北海道以外の湖沼や、河川水で繁殖しています。 草丈は50 cm、葉は披針形で葉身長2 cm、幅0.2 cm、葉縁に鋸歯が有ります。 水上に出る花は白い3エキノドルス・アルゼンチネンシスエキノドルス・アルゼンチネンシス (Echinodorus argentinensis、学名:Echinodorus grandiflorus) は、ブラジル~アルゼンチンの熱帯アメリカ原産でオモダカ科エキノドルス属の多年草です。河川や湿地に生息し、草丈100~150 cmになります。 水上葉は沈水葉より大きくなり1 m程になります。 水上葉は長い葉柄がある卵形で、沈水葉は短い柄のある楕円形です。フルクラエア・フォエチダ "メディオピクタ"フルクラエア・フォエチダ "メディオピクタ(Furcraea foetida 'Medio-picta')は、ブラジル原産で、キジカクシ科フルクラエア属の非耐寒性大型多肉植物・灌木「フルクラエア・フォエチダ(Furcraea foetida)」の黄中斑入り品種です。 同科異属のアガベに近いですが、それほど肉厚ではありません。株全体では半球状を描きます。大きく長い葉は剣形で50枚ほど叢生し、緑色地にミズヒメビシミズヒメビシ(水姫菱、学名:Ludwigia sedoides)は、ブラジル原産で、アカバナ科チョウジタデ属の水生の常緑多年草です。水生植物で、葉が小さく菱形をしているのが名前の由来です。 葉は浮葉で、水面で黄色い花を咲かせます。 ウォータープランツの一つです。 一般名:ミズヒメビシ(水姫菱)、学名:Ludwigia sedoides、別名:ルドウィギア・セドイデス(Ludwigia sedショウジョウソウショウジョウソウ(猩々草、学名:Euphorbia cyathophora)は、北アメリカ南部~ブラジル原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の非耐寒性一年草です。赤い虫食のような苞色と、本来の緑色の苞色が対比されて美しいです。夏に、花茎の先端に花弁の無い沢山の黄色い小花を咲かせます。花は苞と比べると目立ちません。 ショウジョウと聞くと、「しょっしょうショウジョウジ」という童謡が思い出されますが、猩デュランタデュランタ(Duranta、学名:Duranta erecta)とは、米フロリダ、ブラジル、西インド諸島原産で、クマツヅラ科デュランタ属の常緑低木です。別名でハリマツリ(針茉莉)、ジュランカツラ、Brazilian skyflower、golden dewdrop、pigeon berry、skyflowerと呼ばれます。 樹高は3〜5mです。 葉は、通常、緑色で、葉形は楕円状披針形、葉縁には歯牙スフィロスペルムム・コルディフォリウムスフィロスペルムム・コルディフォリウム(学名:Sphyrospermum cordifolium)はメキシコ~ブラジル、ボリビアの中央アメリカ原産で、ツツジ科スフォロスペルムム属の熱帯性常緑小低木です。樹高25~50cmです。他の木に着生します。葉は緑色で全縁の小さなハート形で互生して付きます。夏に小さな白~薄桃色の釣鐘形の花を下垂して咲かせます、花後、薄紫色の果実が成ります。 一般名:スフパボニア・インテルメディアパボニア・インテルメディア(学名:Pavonia intermedia)は、ブラジル原産でアオイ科パボニア属の常緑低木「パボニア(Pavonia)」の園芸品種です。パボニア・ハスタータ(P. hastata)と、パボニア・ムルチフローラ(P. multiflora)の種間交雑種とされます。葉は光沢のある緑色で披針形、葉縁に鋸歯が有り、互生します。赤い花のように見えるのは10枚の赤い苞(副萼片)でアメリカシャガアメリカシャガ(学名:Neomarica northiana)は、ブラジル原産で、アヤメ科ネオマリカ属の常緑多年草です。地下にランナーを走らせ繁殖します。花は3枚ずつの外花被片と内花被片から構成されます。外花被片は大きく、細長でく白色で目立ち、基部に茶色・黄色斑があります。内花被片は立ち上がり、小さな鮮青色に白筋が入った部分は先端が内側に巻き、基部近くは茶・黄色斑があります。 名前の一部にシャガサフィニアサフィニア(saffinia)は、ペチュニア(Petunia、学名:Petunia×hybrida)を改良した園芸品種です。 アローカリア チリマツアローカリア チリマツ(学名:Araucaria araucana)は、ブラジル、チリ、アルゼンチン原産で、ナンヨウスギ科ナンヨウスギ属の耐寒性常緑針葉高木です。別名で、アローカリア・アロウカナ(Araucaria araucana)、チリマツ 、モンキーパズルとも呼ばれます。樹形は燭台型になります。雄花は長方形や胡瓜のような形で、花径5~6 cmになります。雌花は直径12~20 cmの球状になりカトレア ワルケリアナカトレア ワルケリアナ(学名:Cattleya walkeriana)はブラジル原産で、ラン科カトレア属の多年草です。カトレアの代表的な本種の一つです。株高は20cmほどで小株ですが、花径は10cm前後と大きいです。11月~1月に総状花序に白またはピンクの花を咲かせます。「セラードのプリンセス」と呼ばれます。 一般名:カトレア ワルケリアナ、学名:Cattleya walkeriana、分類名:トックリキワタトックリキワタ(徳利木綿、学名:Ceiba speciosa)は、ブラジル~アルゼンチンの南米原産で、バンヤ科セイバ属の熱帯性落葉高木です。幹の下3分の1が膨らんだボトル型をしており胴の太い部分は2mもあります。幹には円錐形の棘が無数に生えており動物や人間からの危害を防いでいます。若い木の樹皮には落葉後の光合成のために葉緑素が含まれているので緑色をしています。秋~冬に、葉が無い状態で、淡赤紫色の五パッシフローラ・ピレシーパッシフローラ・ピレシー(Passiflora piresii、学名:Passiflora × piresii)は、ブラジル原産で、トケイソウ科トケイソウ属の常緑低木です。本種はトケイソウの園芸品種で、パッシフローラ・クアドリファリア(P. quadrifaria)とパッシフローラ・ウィティフォリア(P. vitifolia)の交配種です。 大きくて赤い花を咲かせます。トケイソウ属の花は、朝咲いてシンニンギア・レウコトリカシンニンギア・レウコトリカ(学名:Sinningia leucotricha)はブラジルのパラナ州原産で、ワタバコ科オオイワギリソウ属の半耐寒性多年草(塊状多肉植物)です。ブラジル高地の崖地に自生し、岸壁にしがみつくように咲くので「断崖の女王」とも呼ばれます。春に塊根の先端から花茎を出し銀毛に覆われた葉を4枚出します。葉中央から花茎を伸ばし朱赤色の筒状花を数輪咲かせます。花筒は細長く白毛で覆われまアリストロキア ブラジリエンシスアリストロキア ブラジリエンシス(学名:Aristolochia braziliensis)は、ブラジル原産で、ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の常緑蔓性小低木です。蔓でフェンスや他の木などに絡みつきます。温室では周年開花しますが花弁はありません。赤褐色をした花に見えるのは萼片です。萼片はペリカンの嘴状をした2唇形で、間に蠅を閉じ込めて受粉します。果実は蒴果です。 一般名:アリストロキア ブホウガンノキホウガンノキ(砲丸の木、学名:Couroupita guianensis)は、中南米の熱帯雨林の固有種で、サガリバナ科ホウガンノキ属の落葉高木です。幹から直接、総状花序を伸ばし6弁花を多数咲かせる幹生花です。花は内側が赤、外側が薄黄色をした浅皿状をしています。花の中心に2種類の雄蕊があります。夜に濃厚な芳香を出して蝙蝠を呼び寄せ受精させますが、日本では人工授精させます。花は1日花です。果実の中にはキメンカクキメンカク(鬼面角、学名:Cereus peruvianus)は、ブラジル~ウルグアイ原産でサボテン科ケレウス属の大型の柱サボテンです。緑色の柱は10~20m程にも成長します。柱色は緑ですが、古くなると灰緑色になります。 夏の夜に20cm 程の長い筒状花を咲かせます。花は白ですが、外側の花弁はピンク~赤っぽいです。 一般名:キメンカク(鬼面)、学名:Cereus peruvianus、別名:Peサルビア・スプレンデンスサルビア・スプレンデンス(学名:Salvia splendens)はブラジル原産で、シソ科サルビア属の一年性ハーブです。 サルビアを代表する花で、緋赤色の花が花壇に映えます。矮性品種が人気で草丈は1m以下です。茎は4角柱で、シソに似た葉柄のある葉が茎に対生に付きます。夏~秋、花茎先端から総状花序を伸ばし2~6輪の花を段状に咲かせます。硬い鐘状で先端が5裂した赤い花萼から赤い花が咲きます。花は長い筒サンゴバナサンゴバナ(珊瑚花、学名:Justicia carnea)は、ブラジル東部の大西洋岸森林地帯原産で、キツネノマゴ科キツネノマゴ属の常緑小低木です。樹高は1、2 m程です。葉は緑色で長楕円形をしています。花茎を出し、初夏~秋に、花茎頂部から伸びた円錐花序に溢れるように花を咲かせます。花色には、桃色や赤、橙、白があります。羽毛のように花が柔らかく盛り上がって咲くことから、別名で'Plume plant 他の特集筑波実験植物園の蘭筑波実験植物園の蘭富山県中央植物園の花 富山県中央植物園に咲く花(2023年4月30日) 温室植物 1.パキポディウム・ブレビカウレ(学名:Pachypodium brevicaule), 2.ゾウコンニャク(象蒟蒻、学名:Amorphophallus paeoniifolius)、3.ラフレシア・アルノルディー(学名:Rafflesia arnoldii), 4.イリマ( ilima、学名:Sida fallax)朝鮮半島の花朝鮮半島の花特集 薄黄色の実薄黄色の実写真一覧 かぎけんWEB図鑑「木の実・草の実図鑑」から色別の果実一覧シリーズをお届けしています。 第3回では、果実の果皮や果肉、種子のいずれかがが薄黄色ののものを集めました。詳細をご覧になるには、各画像をクリックしてください。 現在、以下の 19種類があります。 カルミア・ラティフォリア,キウイフルーツ,コケサンゴ,ダイズ,ツノナス,トウモロコシ,トウモロコシ,ドリアン,ユリ属品種一覧ユリ(百合、学名:Lilium)は、北半球原産でユリ属の耐寒性球根植物です。日本や欧米で、人気がある花です。 オリエンタルハイブリッド 日本に自生するヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)やカノコユリ(鹿の子百合、学名:Lilium speciosum)などの交配品種群をオリエンタルハイブリッドといい、花色は白や紅色が多く大輪の花を咲かせます。 中でも純白の花を咲かせるカサブラひっつきむしひっつきむし・ひっつき虫・引っ付き虫