5月桃色花種類一覧-1 Tweet 5月桃色花種類一覧-1シャクナゲシャクナゲ(石楠花、学名: Rhododendron hybrids)は、北半球原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性常緑広葉樹の低木です。枝頂部にツツジに似た漏斗状鐘形で5~8裂した小花を5~12個ぐるっと球状につけます。葉に光沢があり、丸みを帯びて細長く、枝に輪生につきます。街路樹や公園樹に用いられます。福島県や滋賀県では県花とされ、ラリグラス(学名:Rhododendron arboreum)と言トーチジンジャートーチジンジャー(Torch ginger、学名:Etlingera elatior)は、東インド〜インドネシア原産でショウガ科エトリンゲラ属の大型多年草です。根の脇から花芽が出て真っ直ぐ伸び先端に松明(トーチ)のような球状の花を咲かせます。しかし、花のように見えるものは苞で、苞の間に見える黄色い小さなものが本当の花です。 一般名:トーチジンジャー(Torch ginger)、学名:Etliアルメリア・マリチマアルメリア・マリチマ(学名:Armeria maritima)は北米及び欧州原産で、イソマツ科アルメリア属の宿根草です。別名で、ハマカンザシ (浜簪)や、マツバカンザシ(松葉簪)、属名のアルメリア(Armeria)、学名のアルメリア・マリチマ(Armeria maritima)、ブルガリス、シーピンク(sea pink)、とも呼ばれます。塩分に強い海洋性の植物で草丈は低い。ヘラ状の根生葉の間から花カラミンサ・グランディフローラカラミンサ・グランディフローラ(学名:Calamintha grandiflora)は、地中海沿岸原産で、シソ科カラミント属の常緑多年草です。カラミンサの1品種でハーブとして利用されます。本草は、春から初夏に、茎先から穂状花序を伸ばし、桃色の小さな唇形花を咲かせます。葉はミントの香りがし、発汗促進や去淡効果などの薬効があります。属名の「Calamintha」は「cala(美しい)」+「minthaライラックライラック(Lilac、学名:Syringa vulgaris L.)とは、ヨーロッパ原産で、モクセイ科ハシドイ属の耐寒性落葉中木です。初夏に、茎先から総状の大きな円錐花序(花房)を伸ばし薄紫色で芳香のする小花を多数咲かせます。小花は漏斗状で先端が4裂します。ライラックの花言葉は、「友情」や「謙虚」、花色別では、紫色は「初恋」や「恋の芽生え」、白は「無邪気」です。 一般名:ライラック(Lilタチアオイタチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea)は、トルコ原産で、アオイ科ビロードアオイ属の耐暑性耐寒性宿根草(多年草)です。 草丈が高く昔から庭の奥に植えられています。葉には葉柄が有り、葉形は円形で5~7浅裂した掌形をしており鋸歯縁、茎に互生して付きます。入梅時に真っ直ぐ伸びた花茎から花序を伸ばしたくさんの一重の五弁花か八重咲きの大きな花を咲かせます。花色には、赤や濃赤、桃色、黄、青紫、白、ティアレアティアレア('Tiarella、'学名:Tiarella)は、アジアと北米原産で、ユキノシタ科ティアレラ属の常緑耐寒性多年草です。春に、長い総状花序を伸ばし薄桃色の小花を多数咲かせます。花にはユリに似た芳香があります。葉は小さく深い切れ込みがあり、常緑で冬に赤く、夏に黒褐色のヒトデ型(星型)の斑が入ります。葉が美しいので観葉植物としても人気があります。日影に強い花なので、シェードガーデンや寄せ植えカラスノエンドウカラスノエンドウ(烏野豌豆、学名:Vicia sativa)は、地中海沿岸原産で、マメ科ソラマメ属の蔓性越年草の野草です。春、蔓状の茎先に濃桃色の小花を咲かせます。葉腋に密腺があります。葉形がヤハズ(矢筈)形をしているので、別名でヤハズエンドウ(矢筈豌豆)とも呼ばれます。全草が無毒なので天婦羅などで食用となります。仲間に、同じマメ科のスズメノエンドウ(雀野豌豆、学名:Vicia hirsuta)やシモツケシモツケ(下野、学名:Spiraea japonica)は、日本原産で、バラ科シモツケ属の耐寒性落葉低木です。葉は卵型で互生します。晩春~夏に、枝先から花序を伸ばしピンクの小さな五弁花を半球状に咲かせます。ピンクの花は、まるでご飯に振りかけたソボロのように見えます。花色は、ピンクの他に、濃紅色〜白色があります。和風の趣を持った花で、似た花に、シモツケソウ(下野草、学名:Filipendula mu センペルビブム・アラクノイデウムセンペルビブム・アラクノイデウム(学名:Sempervivum arachnoideum l.)は、ヨーロッパ~中央ロシアの山岳地帯原産のクモノスバンダイソウ属の耐寒性常緑性多年生である「センペルビブム(学名:Sempervivum)」のロゼットタイプの多肉植物です。 本種は、ロゼットの新芽が白い繊毛で覆われる「マキギヌ(巻絹)」という園芸品種です。和名では、クモノスバンダイソウ(蜘蛛巣万代草)パフィオペディルム・デレナティパフィオペディルム・デレナティ(学名:Paphiopedilum Delenati)は、ラン科の常緑多年草「パフィオペディルム」のベトナム原産の品種です。秋~春、3~5枚の根生葉の間から花茎を伸ばし頂上に大きな淡桃色の花を一輪咲かせます。1枚の上萼片と、2枚の側花弁は白~淡桃色で幅広、丸味を帯びています。唇弁は1枚あり桃色で深い囊状です。仮雄蕊は薄黄色です。 種小名のデレナティ(Delenati)バーベナバーベナ(Verbena、学名:Verbena hybrids)は、熱帯アメリカ原産でクマツヅラ科クマツヅラ属の非耐寒性多年草で、園芸的には一年草として扱われます。春から秋に総状花序に5弁花を咲かせます。この一年草の他に宿根バーベナがあります。代表的な宿根バーベナには以下があります。花言葉は「家族の和合」です。 和名でヤナギハナガサ(柳花笠)と呼ばれる「バーベナ・ボナリエンシス(V. bonハイドランジアハイドランジア(西洋紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla f. hortensia)は日本原産のガクアジサイ(額紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla)が奈良時代に渡欧して欧州で改良されて各国で広まり、大正時代に日本に逆輸入されたアジサイ属の落葉低木です。 小さな花を咲かせる両性花がなく、花の大半が装飾花で、しかも花(萼片)が大きく、花色が多く華やかです。アジサイネリアサイネリア(Cineraria、学名:Pericallis ×Hybrida)は、カナリア諸島原産で、キク科セネシオ属の非耐寒性多年草です。正式名称の「シネラリア(Cineraria)」は死を連想させ、縁起が悪いということで、 サイネリアと言う名前で販売されています。英名では、ペリカリス(Pericallis)や、Florist's Cinerariaと呼ばれます。草丈は30~50cmで、葉は卵形ゼラニウムゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)は、南アフリカ原産で、フウロソウ科ペラルゴニウム属の非耐寒性常緑多年草です。ハンガリーの国花の一つです。 葉はハート形をしており、葉縁には鋸歯状(ギザギザした形)があります。花色は代表的な赤の他、ピンクや白、橙、青紫などがあります。四季咲きで丈夫、虫が嫌う臭いを発し、手入れが簡単で長く咲き続けるので、日本やスイスなど、世ペラルゴニウムペラルゴニウム(Pelargonium 、学名:Pelargonium grandiflorum hybrids)は、南アフリカ 原産で、フウロソウ科テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)の耐暑性・非乾燥性・非耐寒性常緑多年草です。その園芸品種には、ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium ×hortorum)(geranium)があり、花はよく似ています。 品種には、アリストシアイスランドポピーアイスランドポピー(Iceland Poppy、学名:Papaver nudicaule)は、シベリア、ヨーロッパ原産で、ケシ科ケシ属の耐寒性・非耐暑性の多年草(園芸上は秋蒔き一年草)です。早春~初夏に、パステルカラーで薄紙のような大きな四弁花を咲かせます。茎や蕾に毛が生えており、俯きかげんだった蕾は開花時になると上を向き紙のように薄い花を咲かせます。 ポピーの中では一番早く開花し、花色も豊富で人チューリップ・アンジェリケチューリップ・アンジェリケ(学名:Tulipa cv. Angelique)はユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。八重、遅咲き、淡ピンクの花を咲かせます。 チューリップの品種を集めたチューリップ図鑑は、右をご参照ください。チューリップ図鑑 品種名:チューリップ・アンジェリケ、学名:Tulipa cv. Angelique、原産地:園芸品種、分類:八重咲き、花色:黄、草チューリップ・レナウンニュニークチューリップ・レナウンニュニーク(学名:Tulipa cv. Renown Unique)はユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。花茎が高く、すらりと伸びるフレンチ系で、八重、遅咲き、濃桃色の花を咲かせます。花弁外側に緑色が入ります。 チューリップの品種を集めたチューリップ図鑑は、右をご参照ください。チューリップ図鑑 品種名:チューリップ・レナウンニュニーク、学名:Tu リーガースベゴニア ボリアスリーガースベゴニア 'ボリアス'(Riegers begonia 'borias'、学名:Begonia hiemalis hybrids cv. borias)は、ピンクのグラデーションが美しいリーガースベゴニアのバラ咲き品種です。花の中心が濃桃色で外に向かって淡桃色に変化します。鉢植え用。花径は10cm程です。芍薬 滝沢赤芍薬 滝沢赤(学名:Paeonia lactiflora cv. Takizawa-aka)はボタン科ボタン属の耐寒性宿根草「シャクヤク(芍薬 、学名:Paeonia lactiflora)」の園芸品種です。 桃紫色~赤桃色の八重咲き大輪品種。花は球形。開花期:5~6月、用途:庭植え、鉢植え、生け花、フラワーアレンジメント。なでしこ '花はな'なでしこ '花はな'(学名:Dianthus barbaltus "Hana-hana") は、ユーラシア大陸原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草「ビジョナデシコ(美女撫子、学名:Dianthus barbaltus)」の超極矮性四季咲き品種です。草丈は10 cmほどにしかなりませんが、花は大きく花色が豊富です。初春~晩秋まで花を咲かせます。 一般名:なでしこ '花はな'、学名:Diaオヤマナデシコ オヤマナデシコ (御山撫子、おやまなでしこ、学名:Dianthus alpinus) は、ヨーロッパアルプスの亜高山原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草です。草丈は最大10 cm程です。春に開花します。 一般名:オヤマナデシコ(御山撫子、おやまなでしこ) 、学名:Dianthus alpinus、別名:ダイアンサス・アルピナス、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ナデシコ科ナデクレマチスクレマチス(学名:Clematis L.)は、日本、中国、欧州、北米原産で、キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草です。テッセンとも呼ばれます。春〜秋に、強靭な蔓を伸ばし、フェンスや支柱に巻きつき沢山の花(実際には萼)を咲かせます。属名の「Clematis」は ギリシャ語の「klema(蔓)」に由来します。花言葉は「高潔」や「精神の美」。 細い蔓が強靭で大きな花を支えることから、内面の強さ、精ホソバシャクナゲホソバシャクナゲ(細葉石楠花、学名:Rhododendron makinoi)は、ツツジ科ツツジ属の低木であるシャクナゲ(学名:Rhododendron)の葉が細い品種です。花色は紅色と白があります。園芸品種が作種されていますが、自生地では絶滅の危機に晒されています。 一般名:ホソバシャクナゲ(細葉石楠花)、学名:Rhododendron makinoi、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ツツジバラ 'うらら'バラ 'うらら'(薔薇 'Urara'、学名:MIni Rose × Minuette、Roza 'Urara')は、バラ科バラ属の小灌木「バラ」の園芸品種です。四季咲きで春~秋までピンクの美しい花を咲かせます。 品種名:バラ 'うらら '、学名:MIni Rose × Minuette、Roza 'Urara'、作出者:平林浩氏(日本)、作出時期:1995年、系統:[F] フロリバンダコレオネマ プルクルム ’ピンクファウンテン’コレオネマ プルクルム ’ピンクファウンテン’(Coleonema pulchrum ’pink fountain’)は、南アフリカのケープ州固有種で、ミカン科コレオネマ属の常緑低木です。原産地では海岸沿いに自生します。茎は単体で基部から多数の細枝を直立させます。葉には芳香があります。秋~春に、茎先端に小さな星型のピンクの花を咲かせます。木は丸くまとまりピンクの塊のように見えます。蜂や蝶などの昆虫コイワザクラコイワザクラ(小岩桜、学名:Primula reinii)は、日本固有種で、サクラソウ科サクラソウ属の多年草です。 春に、地際から短い花茎を出し、先端から散形花序を伸ばし、数個の花を咲かせます。草丈に比べて花は大きいです。花は鮮桃色で筒状花の先端が5深裂し花弁はさらに2浅裂し、中央基部が黄色い。VU絶減危惧II類です。 コイワザクラ(小岩桜)とイワザクラ(岩桜)の違い イワザクラ(岩桜、学名:Pテンモクジオウテンモクジオウ(天目地黄、学名:Rehmannia piasezkii)は、中国固有種で、ゴマノハグサ科ジオウ属の多年草です。根茎を漢方薬とするジオウの1種です。初夏に赤紫色の花を咲かせます。花は筒状で先端が5裂します。 一般名:テンモクジオウ(天目地黄)、学名:Rehmannia piasezkii、又名:Chinese Foxglove、分類名:シソ目ゴマノハグサ科ジオウ属、草丈:30~ マーガレット・ラブリーフレンドマーガレット・ラブリーフレンド(Marguerite 'Lovely frend'、学名:Argyranthemum frutescens ''Lovely frend')は、「マーガレット(Marguerite」の園芸種の一つで、静岡県の伊豆農業研究センターが自然交雑実生から選抜し育種したものです。花は中輪の明るい桃色、一重咲きです。花数が多く色褪せず、晩秋~初夏まで次から次へと咲き続ける丈夫なコウトウシュウカイドウコウトウシュウカイドウ(紅頭秋海棠、学名:Begonia fenicis)は、沖縄県西表島原産で、シュウカイドウ科ベゴニア属の多年草です。同属のシュウカイドウ(秋海棠、学名:Begonia grandis)が外来種であるのに対し、本草は日本の自生種です。林下や林縁、苔の生えた岩上、岩礁海岸に自生します。茎が立ち上がらず、横に這い根と根生葉を出します。根生葉はゆがんだハート形をしています。春に根茎かヒノデキリシマヒノデキリシマ(日の出霧島、学名:Rhododendron obtusum cv. Hinodekirishima)は、ツツジ科ツツジ属の常緑広葉低木「キリシマツツジ」の園芸品種です。江戸キリシマ系ツツジで、枝が横に張り密に花が咲き刈込に強いので日本庭園などでは丸い盆栽状のオブジェとされます。花は濃桃色~鮮紅色で一重咲き、花弁は丸くてやや厚めです。江戸時代に「日の出園」で生じた品種で、大正時代に海オオリュウキュウオオリュウキュウ(大琉球、学名:Rhododendron x mucronatum 'Oryukyu')は、キシツツジ(岸躑躅、Rhododendron ripense)とモチツツジ(黐躑躅、R. macrosepalum)の交雑種であるツツジ科ツツジ属の常緑低木「リュウキュウツツジ(学名:Rhododendron mucronatum)」の園芸品種です。花弁は漏斗状で先端5深裂し上弁に濃桃色の斑ゲラニウム・マデレンセゲラニウム・マデレンセ(学名:Geranium maderense)はマディラ諸島原産で、フウロソウ科フウロソウ属の2年草~多年草です。フウロソウ属の中で最も大きくなります。初夏に茎の先端から散形花序を伸ばし直径4cm程の薄紅色の花を多数咲かせます。花は五弁花で花弁喉部が濃紅色で花被片に紅筋が入ります。 一般名:ゲラニウム・マデレンセ(Geranium maderense)、学名:Geranムラサキツメクサムラサキツメクサ(紫詰草、学名:Trifolium pratense)は南欧原産で、マメ科シャクジソウ属の多年生野草です。アカツメクサ(赤詰草)や、レッドクローバー(Red clover)とも呼ばれます。赤紫色の小花が多数集合して球状となった可愛らしい花を咲かせます。葉茎に薄い毛が生え、葉中央に白いV字型の斑紋があります。葉数は通常、3枚から構成されますが、稀に4枚のものもあります。当初は鶏や兎等アスチルベアスチルベ(Astilbe、学名:Astillbe ×arendsii or Astilbe×hybrida)とは、日本・中国・中央アジア原産でアメリカで園芸種が育種された、ユキノシタ科チダケサシ属の耐寒性落葉多年草です。緑色の葉は2~4出羽状複葉で葉縁に鋸歯があり、茎の下部に互生してつきます。初夏に、細く強い茎から円錐花序を伸ばし、綿菓子のような花を咲かせます。和名のアワモリソウ(泡盛草)は、微アツモリソウアツモリソウ(敦盛草、学名:Cypripedium macranthos var. speciosum)は、東欧州から東アジア原産で、ラン科アツモリソウ属の落葉性多年草です。北海道〜中部以北の本州の低山〜亜高山の草原に自生します。赤紫色をした袋状の唇形の花を下向きに咲かせます。敦盛草という花名は、花の形が源平合戦時に平敦盛が背負った母衣に似ていることに拠ります。母衣(ほろ)とは、背中に流れ矢が刺さアベリア・エドワードゴーチャー アベリア・エドワードゴーチャー(学名:Abelia cv. Edward Goucher)は、アベリア(Abelia)の園芸種の耐寒性常緑低木です。根元から良く分枝します。 春から冬にかけて長期間、濃桃色の小花を咲かせます。 アベリアは白花が多く、また薄桃色もありますが、本種はアベリア桃色品種より花色が濃く、花つきも良いです。 また、アベリアは背が高いので道路と歩道の分離帯に植えられることがサンタンカサンタンカ(山丹花、学名:Ixora chinensis)は、中国南部〜マレーシア原産で、アカネ科サンタンカ属の熱帯性常緑低木です。別名で、サンダンカ(三段花)や、Chinese ixora(チャイニーズ・イクソラ)、イクソラ・キネンシス又はイクソラ・シネンシス(Ixora chinensis)とも呼ばれます。 樹高は50~100 cmです。葉柄のある葉は、長さ5~12 cm、幅2~5 cmの倒卵 イヌタデイヌタデ(犬蓼、学名:Persicaria longiseta)は、世界中の原野や路傍、水辺に生えているタデ科イヌタデ属の一年草の雑草です。タデは、タデ科の総称としても使われます。 花や蕾が紫桃色で赤飯のように見えることからアカマンマとも呼ばれます。実際には、花のように見えるものは萼片であり花(花冠)はありません。 そのため、イヌタデは単花被花(monochlamydeous flower)に分類イワナシイワナシ(岩梨、学名:Epigaea asiatica Maxim.)は、日本固有種でツツジ科イワナシ属の常緑小低木です。北海道~本州日本海側で山地の林内の岩場などに生息します。茎は赤褐色をしており荒毛があります。春~初夏に、総状花序に薄紅色の花を咲かせます。花は筒形で先端が5裂し外に広がります。花後に成る小さな果実は、梨の味に似ており食べられます。名前の由来は、岩場に生え、果実の味が梨に似ているエクメア・ファスキアタエクメア・ファスキアタ(学名:Aechmea fasciata)は、リオデジャネイロ原産でパイナップル科サンゴアナナス属の常緑多年性・着生植物です。和名で「シマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス)」と呼ばれるのは、サンゴアナナス属の代表品種で、葉に縞があることに拠ります。 主に、白い横縞のある濃緑色の葉と、桃色の花苞を観賞します。 葉にある白い横縞線は拭けば取れます。葉縁に刺があるものと無いものとがあスイセイランスイセイラン(彗星蘭、学名:Odontoglossum)は中南米アンデス山脈原産で、ラン科オドントグロッサム属の常緑多年草です。寒さに強く、暑さに弱い着生ランです。和名は、スイセイラン(彗星蘭)。花の形が星に似ていることに拠ります。属名の、Odontoglossumとは、ギリシャ語で、歯(odonto)と舌(glossal)の合成語で、花びらの形から付けられました。花色は、白・黄 ・茶 ・赤・桃色カスミソウカスミソウ(霞草、学名:Gypsophila spp.)はナデシコ科カスミソウ属の耐寒性一年草/多年草です。和名は白い小花が多数集まり霞のように見えることから。学名のGypsophila(ジプソフィラ)は、ギリシャ語のGypsos(ジプソス=石灰質の)+philos(フィロス=好む) という石灰質の土壌を好むことに拠ります。枝を多数集めて花瓶に活けると垢抜けた室内装飾となり、ブーケやフラワーアレンキキョウソウキキョウソウ(桔梗草、学名:Specularia perfoliata)はキキョウ科キキョウソウ属の北米からの帰化植物の一年草です。道端で紫色の五弁花を咲かせます。直立した茎に丸い抱茎葉が互生で付きます。春から初夏に葉腋から花茎を出します。花には開放花と閉鎖花があり、開放花のみが咲きます。開放花は雄性先熟で雄蕊が先に花粉を出し昆虫を呼びます。昆虫が花粉を運び去った後に、雌蕊の柱頭が開くことで自家受ベニゲンペイカズラベニゲンペイカズラ(紅源平葛、学名:Clerodendrum ×speciosum)は、西・中央アフリカ原産で、園芸種のシソ科クサギ属の非耐寒性常緑蔓性多年草です。初夏から秋までの長い期間咲き続ける源平カズラの仲間です。白い萼から赤い花を咲かせるゲンペイカズラ(源平葛、源平クサギ、源平臭木、学名:Clerodendrum thomsoniae)と、赤い萼から赤い花が咲くベニバナクサギ(紅花臭木、クケマンソウケマンソウ(華鬘草、学名:Lamprocapnos spectabilis)は、中国原産で、ケシ科コマクサ属の耐寒性多年草です。春に、アーチ状に傾いた赤茶色の花茎に、10数個のコマクサ(駒草、学名:Dicentra peregrina)に似た釣鐘型の花を咲かせます。花色には赤、桃色、白があります。葉は緑色で、ボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)の葉と似ており、羽状に分裂しサルビア・ミクロフィラサルビア・ミクロフィラ(学名:Salvia microphylla)は、アメリカ南部~メキシコ原産で、シソ科サルビア属の半耐寒性宿根草・ハーブです。葉を揉むとサクランボのような芳香がするので、チェリーセージ(Cherry Sage)とも呼ばれます。尚、近縁種にサルビア・グレッギー(Salvia greggii)があり、さらに、ミクロフィラ(S. microphylla)とグレッギー(S. gregタマザキクサフジタマザキクサフジ(玉咲草藤、学名:Coronilla varia)はヨーロッパ原産で、マメ科タマザキクサフジ属の蔓性多年草です。花はマメ科特有の口唇形で桃色の上弁と白いふっくらした下弁の小花を多数束生させて球状となっています。牧草や下草、グランドカバー用に輸入されたものが、野生化しました。花名の一部にフジと付きますが、花の感じはフジよりのレンゲ草(ゲンゲ)に似ています。 一般名:タマザキクサ チャイブチャイブ(Chives、学名:Allium schoenoprasum)は、ユーラシア原産で、ヒガンバナ科ネギ属の多年草です。葉は細長い円筒形で中空、色は鮮緑色、高温と乾燥に弱く、寒さには強いです。初夏に、葉間から出た花茎の先端に多数の六弁花を付けて球形を成します。葉と花は鑑賞やドライフラワー、リース、ハーブに、またサラダやスープなどの料理に使われます。ビタミンCや、鉄分、カロテンが含まれ、貧血防チューリップチューリップ(学名:Tulipa L.)は、トルコ、イラン、アフガニスタン原産でユリ科チューリップ属の耐寒性球根植物です。春に、柔らかい花茎の頭頂カップ状の可愛らしい花を1輪咲かせます。日本で主に栽培されているのは、ツ―リップの園芸品種である「ゲスネリアナ種 (学名:T. gesneriana)」です。日本では富山県と新潟県の2県でほぼ10割を占めます。 属名「Tulipa」は、トルコ語でターバンヒメツルソバヒメツルソバ(姫蔓蕎麦、学名:Persicaria capitata)は、ヒマラヤ、インド北部原産で、タデ科イヌダテ属の蔓性常緑多年草です。ピンクの金平糖のような小花を咲かせます。背が低く、地面に這いつくばりながら長期間に渡って開花し続けるので、グランドカバーやロックガーデン等でよく用いられます。しかし、ピンクの花のように見えるのは、実際には、5深裂した萼です。花弁はありません。地面際に咲くというディアスキア・バーベラエディアスキア・バーベラエ(学名:Diascia barberae)は、南アフリカ・ケープ地方の山岳地帯原産で、ゴマノハグサ科ディアスキア属の耐寒性常緑一年草です。アフリカに70種類ほど生息します。花の形は口唇形で下唇の裏側に2本の距(きょ)があるので、別名をニカクソウ(二角草)や英語でもツインスパー(twinspur)と呼ばれます。生育が旺盛で日陰にも強い方で、晩春〜晩秋の長期間に多数の花を咲かせサツキサツキ(皐月、学名:Rhododendron indicum)は、日本の固有種で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性常緑低木です。サツキツツジ(皐月躑躅)と呼ばれるように、ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum)と同科同属です。 サツキと、ツツジ(躑躅)の違いは、新芽が伸び出す時期や、開花期、花の大きさ、葉の光沢の有無で判断されます。一般にサツキの咲き始めは、ツツジより幾分遅くベニカタバミベニカタバミ(紅片喰、学名:Oxalis brasiliensis)は、南米原産で日本に帰化した、カタバミ科カタバミ属の多年草です。葉は光沢がある緑色です。春~夏に、根生葉の間から細長い花茎を伸ばし茎先に複数の濃桃色の五弁花を咲かせます。同属にイモカタバミ(芋片喰、学名:Oxalis articulata)や、ムラサキカタバミ(紫片喰、学名:Oxalis corymbosa )(花弁色は桃色)があトレニアトレニア(Torenia、学名:Torenia fournieri)は、インドネシア原産で、アゼナ科トレニア属の非耐寒性一年草です。茎は良く分枝します。夏~秋に、花茎の先端や葉腋から総状花序を伸ばし、スミレ(菫)に似た小さな口唇形の花を咲かせます。上唇は2裂して合着し、下唇は明瞭に3裂します。下唇の中央基部に黄斑紋があるものもあります。花色の紫色の基準色の他に、濃桃色や白などがあります。熱帯アジアネジバナネジバナ(捩花、学名:Spiranthes sinensis) は、日本、ヒマラヤ、シベリア、オセアニア原産で、ラン科ネジバナ属の多年生の野草です。北海道から四国、九州、環境:湿原に自生します。別名で、モジズリ(捩摺り)や、Chinese spiranthesとも呼ばれます。草丈は20~30cmです。夏に穂状花序を伸ばし螺旋状に捩れた赤紫の小花を咲かせます。一つひとつの小花は蘭形をしています。 花ノアザミノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)は、台湾、朝鮮、中国、日本の東アジア原産でキク科アザミ属の多年生の野草です。スコットランドの国花とされます。又名で、アザミ(薊)や、テラオカアザミ、ドイツアザミ(独逸薊)とも呼ばれます。本州から九州の野原に自生します。草丈50〜100 cmです。全草に鋭い棘があります。葉は羽状の根生葉で葉縁に棘があり、面際でロゼッタ状に広がります。花は下かセイヨウヤブイチゴセイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺、学名:Rubus fruticosus)とは、北米原産で、バラ科キイチゴ属の半常緑低木です。キイチゴの仲間です。茎に刺があります。初夏に、淡桃色の5弁花を咲かせます。果実は日にちが経つにつれ黄緑色から、赤色、黒色へと変化します。黒熟すれば食べられますが、少し酸っぱいのでジャム等にして食べます。果実には薬効があり、収斂作用や利尿作用、下痢に効くとされます。 棘の無 ラミウム・マクラツムラミウム・マクラツム(Lamium maculatum、学名:Lamium maculatum)は、欧州原産で、シソ科オドリコソウ属の耐寒性・匍匐性多年草です。温帯地域に広く分布しています。草丈15cm程です。春に、花茎の先から輪状集散花序を伸ばし唇形の小花を多数咲かせます。花色には、赤紫・桃・白があります。半日影のグランドカバーやコンテナに利用します。同属の花には、日本ではオドリコソウ(踊子草)ルリフタモジルリフタモジ(瑠璃二文字、学名:Tulbaghia violacea)は、南アフリカ、ジンバブエ原産で、キジカクシ科ツルバギア属の多年草です。線形の根生葉の間から出た花茎先端から伸びた散形花序に、漏斗形で先端が6深裂した紫色の小花を10輪ほど咲かせます。茎や葉を折るとニンニク(大蒜)の匂いがします。花名にルリ(瑠璃)がつく花には他に、ルリマツリ(瑠璃茉莉)などがあります。 一般名:ルリフタモゲンペイクサギゲンペイクサギ(源平臭木、学名:Clerodendrum thomsoniae)は、西アフリカ原産で、シソ科クサギ属の蔓性常緑低木です。 ゲンペイカズラ(源平葛)とも呼ばれます。夏に、円錐花序を伸ばし、白い萼から赤い花を咲かせます。 花名の源平は、赤白の花色の取り合わせが、昔の源氏の白旗、平家の赤旗になぞらえたものです。花に比べ、葉が大きいです。 ●ピンクに見えるものは花弁ではなく落下後の萼サポンソウサポンソウ(Saponaria、学名:Saponaria officinalis)は、ヨーロッパ〜中央アジア原産で、ナデシコ科サボンソウ属の非耐寒性多年草です。根にサポニンが含まれ、痰きりや咳止めの薬効が知られます。シャボンが訛ってサポンと言われたように、古くは石鹸としても使われていました。初夏〜夏に、白または淡紅色の五弁花を咲かせます。 一般名:サポンソウ(Saponaria)、学名:Saヒルザキツキミソウヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草、学名:Oenothera speciosa)は、北米原産で、アカバナ科マツヨイグサ属の耐寒性多年草の帰化植物です。晩春から夏にマツヨイグサ(待宵草、学名:Oenothera stricta)を桃色にしたような花を咲かせます。園芸品種が作られるとともに野生化して逸散しています。 葉は披針形で、葉縁に波状の鋸歯があり、互生して付きます。ピンクの花には芳香があります。花モモイロタンポポモモイロタンポポ(桃色蒲公英、学名:Crepis rubra)は、イタリア南部、クレタ島、バルカン半島などヨーロッパ南部原産で、キク科クレピス属の耐寒性一年草です。春に咲く黄色いタンポポをピンクにしたような花を咲かせます。茎を傷つけると乳白色の液が出ることもタンポポと似ています。代表品種はこのルブラですが、白花もあります。花壇やコンテナに植えます。 一般名:モモイロタンポ(桃色蒲公英)、学名イモカタバミイモカタバミ(芋片喰、学名:Oxalis articulata) はカタバミ科カタバミ属の球根性多年草です。初夏から秋に、道端の隙間に生え桃色の五弁花を咲かせます。 南米からの帰化植物で野生化しています。葉は3出複葉で小葉は心形です。葉の間から花柄から集散花序を出し数輪の花を咲かせます。花色は通常、桃色品種が知られますが、稀に白花品種もあります。イモカタバミは花弁が明るい桃色で基部の色が濃くまた紫芍薬 ときめき芍薬 'ときめき'(学名:Paeonia lactiflora cv. Tokimeki)はボタン科ボタン属の耐寒性宿根草「シャクヤク(芍薬 、学名:Paeonia lactiflora)」の園芸品種です。 桃紅色地に白蕊の扇咲きで、蕊の基部に紅色が乗ります。開花期:5~6月。ヒメイワダレソウヒメイワダレソウ(姫岩垂草、学名:Phyla nodiflora var. minor)は、南アメリカ原産で、クマツヅラ科イワダレソウ属の這性多年草の帰化植物です。 夏に、同科のランタナ(Lantana)に似た薄桃色の花を咲かせます。 花は小花が球のように集合して咲きます。日本には昭和初年に渡来しました。地面に這い蹲るように茎を出すので、グランドカバーに用いられます。 同属には、苞が赤茶色でセイヨウクモマグサセイヨウクモマグサ(西洋雲間草、学名:Saxifraga Mossy Group )はアルプスなどを原産とするか園芸品種で育種されたユキノシタ科ユキノシタ属の高山性・耐寒性常緑多年草です。葉茎が地を這うように広がり良く分枝してこんもりとしています。葉の間から出た花茎先端から伸ばした短い花序に、春に、白、桃色、黄色の五弁花を数個上向きに咲かせます。日本にもクモマグサ(雲間草、学名:Saxifraga ジプソフィラ・ムラリス 'ジプシーピンク'ジプソフィラ・ムラリス 'ジプシーピンク'(Gypsophila muralis 'gipsy pink'、学名:Gypsophila muralis cv. gipsy pink)は、ジプソフィラ・ムラリス(Gypsophila muralis、学名:Gypsophila muralis)の薄桃色の小花を咲かせる園芸品種です。 ジプソフィラ・ムラリス(Gypsophila muralis、クリンソウクリンソウ(九輪草、学名:Primula japonica)は、日本原産で、サクラソウ科サクラソウ属の多年草です。サクラソウの中では長いすっきりした茎を持ち、背が高いです。春に、根生葉の間から花茎を伸ばし、数段重ねて輪状に花を咲かせます。花は筒状花で、花弁先端は5深裂します。花色は濃桃色が一般的ですが、薄桃色や白花もあります。花後に球形の蒴果が成ります。 一般名:クリンソウ(九輪草)、学名:マーガレット・キューティーマイスマーガレット・キューティーマイス(Marguerite 'Cutie mise'、学名:Argyranthemum frutescens 'Cutie mise')は、キク科モクシュンギク属の半耐寒性多年草「マーガレット(Marguerite)の園芸種の一つです。静岡県伊豆農業研究センターが交雑育種して作った鉢物や花壇用の矮性品種です。花は桃色の丁子咲きです。開花期間が非常に長く。9月下旬~翌年6ヴァンダ・ミス・ジョアキムヴァンダ・ミス・ジョアキム(Vanda Miss Joaquim、学名:Papilionanthe Miss Joaquim ← Vanda hookeriana × Vanda teres)は、シンガポール原産で、ラン科バンダ属の多年草(蘭)です。マレーのヴァンダ・フッケリアナ(Vanda hookeriana)と、ビルマのヴァンダ・テレス(Vanda teres)の自然交配種で、シンガポールテコマンテ・デンドロフィラテコマンテ・デンドロフィラ(学名:Tecomanthe dendrophylla)は、ニューギニア原産で、ノウゼンカズラ科テコマンテ属の蔓性常緑木本です。原産地名から、別名で「ニューギニア・トランペット・バイン(New Guinea trumpet vine)」と呼ばれたり、フォレスト・ベル・クリーパー(Forest Bell Creeper)とも呼ばれます。 太く長い蔓を他の樹木などに絡ませ、オオミスミソウオオミスミソウ(大三角草、学名:Anemone hepatica var. japonica f. magna 又は、Hepatica nobilis var. japonica f. magna )は、日本固有種で日本海側に自生するキンポウゲ科の耐寒性多年草です。 ミスミソウ(三角草、学名:Anemone hepatica var. japonica f. japonica、または、Hepatiアケボノフウロアケボノフウロ(曙風露、学名:Geranium sanguineum)は、欧州~コーカサス原産で、フウロソウ科の高山性多年草です。 日当たりの良い石灰岩質の草原や砂丘後背地で見られます。春から初秋に、花茎を出し先端から伸ばした花序に濃桃色の花を咲かせます。属名の(ゲラニウム/ゼラニウム 'Geranium' はラテン語の「geranos(鶴)」に由来し長い果実を鶴の嘴に例えて命名されました。種小名キングプロテアキング・プロテア(King protea、学名:Protea cynaroides)は、南アフリカ 原産で、ヤマモガシ科プロテア属の常緑低木です。花の王様と賞賛されるプロテアの代表品種とされ、 南アフリカ共和国の国花ともなっています。外側にあるピンクや赤、白の花弁のように見えるものは総苞片で、その内側が頭状花序となり多数の蕊で構成されています。蕊は外側から立ち上がり中心に向かって咲き進みます。鳥媒シャリンバイシャリンバイ(車輪梅、学名:Rhaphiolepis indica var. umbellata)は日本原産でバラ科シャリンバイ属の常緑低木です。小枝が輪生状に出て、葉が車輪上に互生して付きます。春に枝先から伸びた散形花序花に、白~薄紅色のウメ(梅)に似た五弁花を咲かせます。和名は上記の理由で付けられました。花中央にある雄蕊は最初黄色で花粉を出すと赤くなります。 晩夏から秋に、黄緑色の球形の果実をヤクシマシャクナゲヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花、学名: Rhododendron yakushimanum)は、ツツジ科ツツジ属の常緑小高木で、屋久島に自生するシャクナゲ(石楠花、学名: Rhododendron hybrids)です。晩春から初夏に、散形花序にピンクの花を咲かせます。 一般名:ヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花)、学名: Rhododendron yakushimanum、分類名:植物界被子 フェルトハイミア・カペンシスフェルトハイミア・カペンシス(学名:Veltheimia capensis)は南アフリカ西ケープ州原産で、キジカクシ科フェルトハイミア属の多年草です。冬型多肉植物で、冬に長い波打つ多肉質の根生葉を出し、蕾を沢山つけます。葉長は30cm、葉幅は4cm程です。春に、根生葉の中央から赤茶色の花茎を出します。花茎先端から総状花序を伸ばし花筒状花を沢山下向きに咲かせます。小花長は3cm程です。花から雄蕊が突グロキシニアグロキシニア(Gloxinia、学名:Sinningia speciosa)は、ブラジル原産で園芸品種の、イワタバコ科シンニンギア属の多年草(球根植物)です。草丈は低く脹脛程の高さです。葉は卵形で厚くビロード状で特徴があります。草丈に比べて、花径は大きいです。花色には赤や紫、ピンク、白があり、花の咲き方には一重と覆輪があります。 暑さや強い光を好まず、また寒さに弱いので、猛暑と冬を除き、 4月-8ショウジョウバカマショウジョウバカマ(猩々袴、学名:Heloniopsis orientalis)は日本原産で、メランチウム科ショウジョウバカマ属の常緑多年草です。北海道から九州の湿原や森林内の湿地に自生します。根生葉はロゼット状で放射状に平らに広がります。葉は広線形で光沢が有ります。春に花茎から伸びた短い総状花序に横向きの花を数個つけます。和名は赤みを帯びた花が猩々(中国の伝説上の動物で酒を好むらしい)に似ているローダンセローダンセ(Rhodanthe、学名:Rhodanthe manglesii)とは、オーストラリア西部原産で、キク科ローダンセ属の半耐寒性一年草です。 乾燥した気候を好みます。中央に黄色い管状花があり、舌状花はありません。花弁のように見えるのはカサカサした総苞片です。エバーラスティング・デージー(Everlasting daisies)と称されるドライフラワーの一種で、 仲間には、ヘリクリサム(Hシデコブシシデコブシ(四手辛夷、学名:Magnolia stellata)は、日本固有種で、モクレン科モクレン属の落葉低木です。 別名でヒメコブシ(姫辛夷)、英名でStar magnolia(スターマグノリア)とも呼ばれます。 春に、葉が展開する前に、白~淡紅色の細長い花被片を10数枚持った花を多数咲かせます。岐阜、愛知、三重の本州中部の湿地に生息していますが、自生は少なく、減少しつつあり、レッドリスト入りチューリップ・クリスマスドリームチューリップ・クリスマスドリーム(学名:Tulipa cv. Christmas Dream)は、ユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。一重早咲き品種です。 チューリップの品種を集めたチューリップ図鑑は、右をご参照ください。チューリップ図鑑 品種名:チューリップ・クリスマスドリーム、学名:Tulipa cv. Christmas Dream、原産地:園芸品種、分類:一重コウシンバラコウシンバラ(庚申薔薇、学名:Rosa chinensis)は、中国四川省原産で、バラ科バラ属の四季咲きの常緑低木です。野生の原種は一重咲きですが、通常出回っている園芸品種は濃桃色の八重咲種もあります。花に芳香があり、枝先に一輪ずつ花を咲かせます。 一般名:コウシンバラ(庚申薔薇)、学名:Rosa hirtula(ロサ・キネンシス)、aka:China rose、ゲッキカ(月季花)、チョウシペチュニア 'オペラ スプリーム ピンクモーン'ペチュニア 'オペラ スプリーム ピンクモーン'(Petunia 'Opera Supreme Pink Morn'、学名:Petunia×hybrida cv. Opera Supreme Pink Morn)とは、ペチュニアの矮性品種で花色は桃色です。花の中央部が淡桃色で、先端は濃桃色をしています。2007年、オールアメリカセレクションズ(全米草花新品種審査協会)で金賞を受賞しました。ペチュニア 'キリン ウェーブ パープル' ペチュニア 'キリン ウェーブ パープル' (Petunia 'Kirin Wave Purple'、学名:Petunia×hybrida cv. Kirin Wave Purple)は、ペチュニアの一品種です。'パープル'はAAS(オールアメリカセレクション)を受賞し、アトランタオリンピックの公式フラワーとされました。花色は芯部が紫で、花弁は桃色です。チューリップ・メントンチューリップ・メントン (学名:Tulipa cv. Menton)は、ユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。 SL:一重遅咲き系 開花時期:4月下旬~5月、【高茎】 草丈: 40~50 cm、花色は杏色です。 チューリップの品種を集めたチューリップ図鑑は、右をご参照ください。チューリップ図鑑 品種名:チューリップ・メントン、学名:Tulipa cv. Menton、原産地: スティクトカルディア・ベラビエンシススティクトカルディア・ベラビエンシス(学名:Stictocardia beraviensis)は、マダガスカル共和国原産で、ヒルガオ科オオバハマアサガオ属の熱帯性・蔓性常緑樹です。ハワイなどで栽培されています。葉は緑色でベルベット状で多肉質です。成長が早くフェンスや棚などに巻き付きます。花は赤地/ピンク地に黄色とオレンジ色の縞模様入りにぎやかです蜜蜂や蝶、鳥が好む蜜源植物です。 一般名:ステサクラソウサクラソウ(桜草、学名:Primula sieboldii )は、日本、朝鮮半島、中国原産で、サクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草です。早春の3月~4月にかけて開花するので、カタクリなどど同様、スプリングフィメールと呼ばれます。サクラソウ属の仲間を含めた総称としても使われます。 今は園芸品種が主流 北海道から九州までの高原に自生していましたが、現在では自然群落地は少なくなっています。 一方で、キシツツジキシツツジ(岸躑躅、学名:Rhododendron ripense)は日本固有種でツツジ科ツツジ属の半落葉低木です。岡山以西から四国、九州の河川や渓流の岩上に生息します。同じツツジ属のモチツツジ(黐躑躅)の近縁種であり、お互いによく似ています。名前に岸とつくように河川に生息し川水に浸っても抵抗が少ないように葉幅が細くなっています。 一般名:キシツツジ(岸躑躅)、学名:Rhododendron rヒメフウロヒメフウロ(姫風露、学名:Geranium robertianum)は、北半球の温帯域原産で、フウロソウ科フウロソウ属の一年草または越年草です。日本の本州や四国の一部に自生します。葉茎に微毛が有り、茎は赤い。 一般名:ヒメフウロ(姫風露)、学名:Geranium robertianum、別名:シオヤキソウ(塩焼草)、草丈:40 cm、葉身長:5 cm、葉:互生、葉形:掌状に3深裂し小葉はさらに羽ミルトニアミルトニア(Miltonia)は、南米のコロンビア、エクアドルなどアンデス山系の高地原産で、ラン科ミルトニア属の多年草です。高温多湿に弱いです。パンジーに似た大輪の花を咲かせます。1本の花茎に1個~数個の花が付きます。 唇弁は、大きく、平らで、斑が入っています。原種とその改良品種のベキシラリア系が出廻っています。 一般名:ミルトニア(Miltonia)、学名:Miltonia、別名:パンジーサルビア・ミクロフィラ '‘ピンクブラッシュ’サルビア・ミクロフィラ '‘ピンクブラッシュ’ (学名:Salvia microphylla 'Pink Blush')は、米国アリゾナ州~メキシコ原産で、シソ科サルビア属の常緑低木のハーブです。チェリーセージ ‘ピンクブラッシュ’ とも呼ばれます。夏~秋に、明るいピンクの花を長期間咲かせます。 チェリーセージと表示板に有りましたが、チェリーセージはサルビア・ミクロフィラ (Salvia m胡蝶蘭ミディ ’ピンク・バレリーナ’ミディ胡蝶蘭 ’ピンクバレリーナ’(学名:Phalaenopsis midy ’Pink balaylena’)は、ラン科コチョウラン属の非耐寒性多年草「コチョウラン(胡蝶蘭、学名:Phalaenopsis aphrodite)」のミディ系品種です。薄桃色の花弁に赤いリップがあります。2012年フェンロ-国際園芸博覧会(フロリアード2012)で受賞し、フェンロー推奨品種の一つとされました。 胡蝶イワチドリイワチドリ(岩千鳥、学名:Ponerorchis keiskei)は日本固有種で、ラン科ヒナラン属の小型の落葉性野生蘭の多年草(球根植物)です。日本の本州から四国と、伊豆諸島に分布し、湿った岩場に生えます。地下の塊茎から葉柄を出し長楕円形の葉を1枚付けます。草丈は5~15cmです。 春~初夏に、花茎を出し、先端から穂状花序を伸ばし桃色の小花を1~10個付けます。花は大文字草に似ており人形をしていハナヤエムグラハナヤエムグラ(花八重葎、学名:Sherardia arvensis)は地中海地方沿岸~東南アジア原産で、アカネ科ハナヤエムグラ属の1年生の野草です。これ1種で1属(one genus)を構成し、種は1種(one species)のみです。日本のみならず、世界中に帰化しています。茎は地を這い、40 cm程に立ち上がります。茎断面は四角で、剛毛の葉が6枚ずつ輪生します。葉柄はありません。春~夏に、葉カンパニュラカンパニュラ(Campanula、学名:Campanula medium)は南ヨーロッパ 原産で、キキョウ科カンパヌラ属の耐寒性の一・二年草です。フウリンソウ(風鈴草)やベルフラワー(Bell-flower)とも呼ばれます。初夏~盛夏に、直立した茎に釣鐘型の大きな花を多数咲かせます。カンパニュラの園芸品種に、カンパニュラ・チャンピオンピンク(Campanula 'Champion pink'、学名 カルトゥジアン・ピンクカルトゥジアン・ピンク(Carthusian pink、学名:Dianthus carthusianorum)は、スイスアルプスやピレネー山脈などの (亜)高山に自生するナデシコ科ナデシコ属の多年草です。別名で、ホソバナデシコ(細葉撫子)や、学名のディアンツス・カルツシアノルム(Dianthus carthusianorum)とも呼ばれます。 夏に、細長い緑色の茎先に濃桃色の花を咲かせます。 ホヤ・プビカリクス ‘キメラ’ホヤ・プビカリクス ‘キメラ’(学名:Hoya pubicalyx 'Chimera')はフィリピン~オーストラリア原産のガガイモ科ホヤ属の非耐寒性常緑ツル性低木「ホヤ・プビカリクス」の園芸品種です。茎から気根を出し近くの物に取り付いて伸びます。葉は長楕円形で緑色で光沢があり対生に付きます。葉縁は全縁ですが、波打ちます。葉腋から花茎を出し先端から伸びた散形花序に星形の小花を数10~20輪集合させまサイハイランサイハイラン(采配蘭、学名:Cremastra appendiculata var. variabilis)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、ラン科サイハイラン属の多年草です。北海道~九州の山林に自生します。球根のような偽球茎は2cm程の卵形をしています。葉は皮質の長楕円形で3脈があり、1,2枚しか生えません。初夏に偽球から総状花序を伸ばし、薄紫色の細長い花を下向きに10~20輪咲かせます。花はハタアストランティアアストランティア(Astrantia、学名:Astrantia major)はヨーロッパ中部~東部原産で、セリ科アストランティア属の耐寒性多年生ハーブです。長い葉柄がある葉は掌状をしています。花茎は上部で分枝し、初夏~初秋に小さな星状の花を咲かせます。花色には赤、白、ピンクがあります。しかし、花弁のように見えるものは総苞(=萼)です。本当の花は中央に多数密集した小さな筒状花です。 一般名:アストユキワリコザクラユキワリコザクラ(雪割小桜、学名:Primula modesta var. fauriei)は、日本原産で、サクラソウ科サクラソウ属の多年草「ユキワリソウ(学名:Primula modesta)」の変種です。北海道~東北の山地の岩場や礫地に自生します。初夏~夏に伸びた花茎の先端にピンクの筒状/高杯状の小花を2~10輪咲かせます。花弁の先端は深5裂し、さらに浅く2裂します。 葉が外側に巻きます。 ムッサエンダ・フィリピカ・クイーン・シリキットムッサエンダ・フィリピカ・クイーン・シリキット(学名:Mussaenda philippica cv. Queen Sirikit)は、フィリピン・ニューギニア原産でアカネ科ムサエンダ属の常緑小低木「ムッサエンダ・フィリピカ(Mussaenda philippica)」の園芸品種です。 フィリピン政府から、タイのシリキット王妃に贈呈されました。ピンクの萼片が花のように見えますが、実際の花は中央にあスイレンボクスイレンボク(睡蓮木、学名:Grewia occidentalis)とは、南アフリカ原産で、シナノキ科ウオトリギ属の非耐寒性常緑蔓性低木です。スイレン(睡蓮、学名:Nymphaea Hybrids)とに似た花を咲かせます。5枚の花弁と、花弁に似た5枚の萼をあわせて、10弁花のように見えます。 一般名:スイレンボク(睡蓮木) 、学名:Grewia occidentalis、別名:crossbフクロナデシコフクロナデシコ(袋撫子、学名:Silene pendula cv.(シレネ・ペンデュラ) は、中国固有種で、ナデシコ目ナデシコ科マンテマ属ムシトリナデシコ種の落葉性越年草です。地中海などに分布しています。別名で、Nodding catchfly、サクラマンテマ、シレネ・ペンデュラとも呼ばれます。 春に、葉腋から集散花序を伸ばし、袋状の萼のある五弁花を咲かせます。 フクロナデシコに似た花 ジャマイカ・ポインセチアジャマイカ・ポインセチア(学名:Euphorbia punicea)は、ジャマイカ、キューバ等のカリブ海沿岸原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑多肉低木です。株高は1~2 mです。花茎先端から杯状花序を伸ばし、6個程の黄色くて丸い密腺と緑色の子房から構成された小花の根元に赤い2枚の苞葉が付きます。このセットが数個集まって大きな苞葉で包まれます。花には花弁が無く、蕊だけがあります。赤い2枚の苞ベニウツギベニウツギ(紅空木、学名:Weigela hortensis hybrida)は、タニウツギ(谷空木、学名:Weigela hortensis)の園芸品種です。タニウツギより花色が濃い、濃桃色~赤色の花を咲かせます。花径:2 cm、花色:明紅色、開花期:5月~6月。 【タニウツギ(谷空木)】 タニウツギは日本原産で、スイカズラ科タニウツギ属の耐寒性落葉低木です。春に庭や公園で、紅色のラッパ サキシフラガ・ポリアングリカサキシフラガ・ポリアングリカ(Saxifraga polyanglica、学名:Saxifraga polyanglica)は、ユキノシタ科ユキノシタ属の高山性多年草「サキシフラガ(学名:Saxifraga)」の園芸品種です。這性小型種で草丈が低く、春に濃桃色の花を咲かせます。 一般名:サキシフラガ・ポリアングリカ(Saxifraga polyanglica)、学名:Saxifraga poイワザクライワザクラ(岩桜、学名:Primula tosaensis)は、日本固有種で、サクラソウ科サクラソウ属の多年草です。西日本(紀伊半島~九州)の山地の石灰岩質の岩場や礫地の隙間に自生します。草丈はmax 10 cmと低いです。葉は5 cm程の円形、緑色、葉縁に鋸歯が有ります。春に、地際から短い花茎を出し、先端から散形花序を伸ばし、数個の花を咲かせます。草丈に比べて花は大きいです。花は鮮桃色で中央基部春ウコン春ウコン(春鬱金、学名:Curcuma aromatica)は、インド原産で、ショウガ科クルクマ属の多年草です。 花名は春に花を咲かせるウコンということで命名されました。春に、穂状花序に綺麗な桃色の花(実際にはこれは苞葉で、 本当の花は小さい黄色い)を咲かせます。根茎に価値があり、味は刺激的な辛味と、苦味があります。黄色の色素であるクルクミンやミネラル、 多種の精油成分が含まれ、肝臓や心臓などに薬ルコウソウルコウソウ(縷紅草、学名:Ipomoea quamoclit)は、メキシコ原産で、ヒルガオ科サトイモ属の蔓性一年生草本植物です。漏斗状で先端が五角形をした小花を春~秋まで長期間咲かせます。羽状深裂した葉は涼しげで、ゴーヤと同様、夏の暑さを凌ぐ緑のカーテンとしても使われます。 ■ルコウソウの仲間 似た花を咲かせるものに、 ルコウソウ(縷紅草、学名:Ipomoea quamoclit)や、 カッコウチョロギカッコウチョロギ(郭公草石蚕、 学名:Stachys officinalis)は欧州原産で、シソ科イヌゴマ属(スタキス属)の多年草です。 草高50~60㎝です。直立した茎は四角く、葉と共に銀白色の毛が密生します。髭根があります。葉は楕円形~長楕円形で長さ8~12 cm、葉縁に鋸歯があり茎に対生付きます。5月~9月にピンク色をした唇形で直径0.7~1 cmの花を咲かせます。花後に成る果実は4分果ですオキシペタルム ピンクスターオキシペタルム・ピンクスター(Oxypetalum caeruleum 'Pink Star')は、ルリトウワタ(瑠璃唐綿、学名:Oxypetalum caeruleum)の園芸品種で花色はピンクです。 一般名:オキシペタルム・ピンクスター、学名:Oxypetalum caeruleum 'Pink Star',旧学名:Tweedia caerulea、分類名:植物界被子植物門双子葉植物アーポフィラム・ギガンチュームアーポフィラム・ギガンチューム(学名:Arpophyllum giganteum)はメキシコ~中米、コロンビア、ベネズエラ、ジャマイカに原産で、ラン科アーポフィラム属の多年草です。原種の着生蘭です。匍匐茎から細長いバルブを密生して出します。バルブの先端に1枚の葉をつけます。葉は皮質で肉質、細長いです。春に、葉の生え際から花茎を出しピンク~赤紫色の小花を密に咲かせます。同属にアーポフィラム・カルディ日本桜草 ’人丸’ニホンサクラソウ 'ヒトマル'(日本桜草 ’人丸’、学名:Primula sieboldii cv. 'Hitomaru')は、サクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草「(サクラソウ、桜草、学名:Primula sieboldii」の一園芸品種です。花色が外側は濃ピンクで、内側が白く、大きめの花弁が内側に巻き込みます。 一般名:ニホンサクラソウ 'ヒトマル'(日本桜草 ’人丸’)、学名:Primu日本桜草 ’笹鳴’ニホンサクラソウ 'ササナキ'(日本桜草 ’笹鳴’、学名:Primula sieboldii cv. 'Sasanaki')は、サクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草「(サクラソウ、桜草、学名:Primula sieboldii」の一園芸品種です。 花色外側:極淡紫紅、 花色内側:極淡紫紅、 花色の模様:紅覆輪、 花弁の形:基部細(元細)、 花弁先端の形:桜弁、 花容(花自体の咲き日本桜草 ’花車’ニホンサクラソウ 'ハナグルマ'(日本桜草 '花車'、学名:Primula sieboldii cv. Hanaguruma)は、サクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草「(サクラソウ、桜草、学名:Primula sieboldii」の一園芸品種です。 花弁色内側:曙白(桃色地に白暈し)、 花弁色外側:桃色、 花弁先端の形:広桜弁、 花容(花自体の咲き方):浅抱え咲き、横向き咲き 花の 日本桜草 '妙知力'ニホンサクラソウ 'ミョウチリキ'(日本桜草 '妙知力'、学名:Primula sieboldii cv. Myochiriki)は、サクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草「(サクラソウ、桜草、学名:Primula sieboldii」の一園芸品種です。 花弁色内側:内白、 花弁色外側:桃色、 花弁先端の形:微かがり桜弁、 花容(花自体の咲き方):つかみ咲き 花の大きさ:大輪(4.2チョウセイマルチョウセイマル(長盛丸、学名:Echinopsis Oxygona、シノニムス:Cereus oxygona、Echinopsis multiplex)は、南ブラジル、ウルグアイ、北アルゼンチン原産で、サボテン科エキノプシス属の多年生草本性多肉植物(仙人掌)です。茎は円筒形をしており30cm程になります。肋骨は11-18本で、長い棘があります。花は白~桃色で、長さ20cm程の喇叭状をしています。夕クレマチス ‘アイノール’クレマチス ‘アイノール’(学名:Clematis 'Ai-Nor')は、キンポゲ科センニンソウ属(クレマチス属)の耐寒性蔓性宿根草の園芸品種です。四季咲き性で、晩春から初秋まで淡紫桃色の大輪花を咲かせます。 ウクライナのM.A.Beskaravainaya氏がC. 'Ville de Lyon' と (C. 'Candida' & C. 'Jackmanii Alba' を両親としてベゴニア・センパフローレンスベゴニア・センパフローレンス(Senpa Florence、学名:Begonia semperflorens)は、南米原産で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の非耐寒性一・多年草です。 葉は卵形で、葉縁に鋸歯は無く、色は緑色や銅色で互生して付きます。花茎から総状花序を伸ばし桃色や赤、白の一重咲きや八重咲きの花を咲かせます。四季咲きなので室内であれば周年咲きます。屋外でも寒くなければ長クノニアプルプレアクノニアプルプレア(学名:cunonia purpurea)は、ニューカレドニア固有種で、クノニア科クノニア属の小低木です。ニューカレドニアのグランテール南部(IleOuen~Port-Bouquet)の低地の小川や川沿いの湿地や森林に自生します。葉は3枚ずつセットで対生に付きます。花弁から葯が飛び出します。 一般名:クノニアプルプレア、学名:cunonia purpurea、分類名:植物界トルコギキョウトルコギキョウ(土耳古桔梗、学名:Eustoma grandiflorum)は、北米やメキシコ北部原産で、リンドウ科ユーストマ属の非耐寒性一年草です。別名で、ユーストマ(Eustoma)や、リシアンサス(Lisianthus)、プレイリー・ゲンティアン(Prairie gentian)とも呼ばれます。 草丈は30〜80 cmです。高温や低温になると葉がロゼッタ化し、適温になるまで成長しません。5月タツタナデシコタツタナデシコ(龍田撫子、学名:Dianthus plumarius)は、欧州~シベリア原産で、ナデシコ科ナデシコ属の常緑多年草「ダイアンサス(Dianthus)=ナデシコ(撫子)」の一種です。カーネーション等の園芸品種の親です。灰緑色の葉を密に茂らせ、春~夏に開花します。 花は桃色地で花弁に切れ込みがあり、花中央に赤い輪模様があります。花色には、赤や白もあります。花壇やコンテナなどに植えて楽しシロバナマンテマシロバナマンテマ(学名:Silene gallica)は、欧州原産で、ナデシコ科マンテマ属の野生の多年草(帰化植物)です。葉や萼筒、茎に長毛と腺毛が多数生えており触ると粘り気があります。 春に、路傍や荒地で小さな白~薄桃色の花を咲かせます。花弁は5枚で、単色で赤斑点は入りません。 同属にマンテマ(Silene gallica var. quinquevulnera)があり、花弁は5枚で、白地に大ピンクジンジャーピンクジンジャー(Pink ginger、学名:Alpinia purpurata 'pink')は、レッドジンジャーの園芸品種で、ショウガ科ハナショウガ属の常緑多年草です。原種のレッドジンジャー(Red ginger、アルピニア・プルプラタ(Alpinia purpurata)は、タイやマレーシアなどの熱帯アジアに自生し食用となるショウガ(生姜)の仲間です。花のように見えるのはトーチ状の苞です。ペチュニアペチュニア(Petunia、学名:Petunia×hybrida)は、ブラジル、アルゼンチンなどの南米原産で、ナス科ペチュニア属の半耐寒性多年草です。 パステルカラーの淡い色をしたアサガオ(朝顔)に似た花を一年中咲かせます。草姿には匍匐性や立木性があり、花色は桃色や赤、白、赤紫、紫、薄黄色で、花弁は一重や八重、小中大輪のものがあります。日本では、花壇やベランダの代表的な花の一つです。丈夫で育て易く トラディスカンティア・シラモンタナトラデスカンティア・シラモンタナ(学名:Tradescantia sillamontana)は、メキシコ北部原産でのツユクサ科ムラサキツユクサ属(トラデスカンティア属)の這性半耐寒性多肉質の多年草です。英名では、cobweb spiderwort や、white velvet spiderwortと呼ばれます。草姿は幾何学的形状をしており特徴とされます。直射日光や蒸発から植物を保護するため植物体全バラ 'グラニー'バラ 'グラニー'(薔薇 'Granny' 、学名:Roza cv. Granny)は、木立性半蔓性のバラです。デンマークで育種された小型のシュラブ系ローズです。木立性で樹高は1mほどになります。 晩春~初夏に、淡桃色のカップ咲き~ロゼット咲きの花を沢山付けます。花持ちがよく、花弁数が80枚ほどあるので豪華です。枝が細く弓状に撓むので下垂して花が咲きます。 品種名:バラ 'グラニー'(薔薇 'Gブラックベリーブラックベリー(Black berry、学名:Rubus cv.)とは、バラ科キイチゴ属の半常緑低木の園芸品種です。 直立または蔓性で花序の基部から開花します。キイチゴの仲間で、茎に刺があります。初夏に、淡桃色の5弁花を咲かせます。果実は日にちが経つにつれ黄緑色から、赤色、黒色へと変化します。黒熟すれば食べられますが、少し酸っぱいのでジャム等にして食べます。果実には薬効があり、収斂作用や利尿作用オキザリス・ボーウィオキザリス・ボーウィ(学名:Oxalis bowiei、学名:Oxalis bowiei)は、南アフリカ原産で、カタバミ科カタバミ属の半耐寒性・多年草「カタバミ(片喰)」の園芸品種で、定番ともいえる花です。和名では、セイヨウカタバミ(西洋片喰)や、ハナカタバミ(花片喰)とも呼ばれます。葉は緑色のハートが3つ付いた形をしています。葉の間から花序を伸ばし、桃色の大輪花を咲かせます。 葯と花の中心部の色リビングストンデージーリビングストンデージー(Livingstone daisy)は南アフリカ原産でハマミズナ科ドロテアンツス属の非耐寒性一年草です。草丈は低く、茎は多数に分岐し匍匐しながら広がり花をつけます。茎や葉を覆うように花が咲くので美しい絨毯のように見えます。パステル調の花は可愛らしく明るく元気に輝くように咲きます。花は一重咲きで、花色が豊富、基部が白い蛇の目咲きが多いですが、一色のものもあります。晴天や日中のヒマラヤユキノシタヒマラヤユキノシタ(Himalaya雪の下、学名:Bergenia stracheyi)は、ヒマラヤ原産で、ユキノシタ科ベルゲニア属の耐寒性常緑多年草です。明治時代に日本に渡来しました。地面を匍匐しながら伸びた太い根茎から団扇や軍配に似た形をした光沢のある大きな葉を出します。和名で、「オオイワグンバイ(大岩軍配)」と呼ばれます。葉はロゼッタ状をしており、一年中緑色です。冬~春に、葉の間から褐色のひキンギョソウ 'ラベラ' シリーズキンギョソウ 'ラベラ’シリーズ(金魚草 'Lavella'、学名:Antirrhium majus cv. Lavella Rose)は、金魚草の園芸品種で、大きな唇形の花を咲かせる品種です。 キンギョソウ 'ラベラローズ’(金魚草 'Lavella Rose'、学名:Antirrhium majus cv. Lavella Rose)は赤花を、 キンギョソウ 'ラベラローズ’(金魚草 'Laウグイスカグラウグイスカグラ(鶯神楽、学名:Lonicera gracilipes var. glabra)は、日本固有種で、スイカズラ科スイカズカ属の落葉低木です。日本全国の山野に不通に自生しています。茎花は無毛です。本州~四国の山地に分布します。 一般名:ウグイスカグラ(鶯神楽)、学名:Lonicera gracilipes var. glabra、分類名:植物界被子植物真正双子葉類マツムシソウ目スイカズオオムラサキオオムラサキ(大紫、学名:Rhododendron pulchrum cv. Oh-murasaki)とは、ヒドラツツジの園芸品種です。葉の表裏に細毛があり、萼片にも毛がありますが粘りません。開花時期は遅く、染井吉野が終わった後に赤紫色のツツジの中では最大とされる直径10cmの大輪花を咲かせます。花冠は漏斗型で先端が5裂します。花は枝先に2~4個の花がまとまって咲きます。虫媒花で花弁内側上方に濃紫スタキスコッキネアスタキスコッキネア(学名:Stachys coccinea)は北米原産で、シソ科スタキス属(イヌゴマ属)の多年草です。茎は断面が四角形をしています。初夏~秋に、葉腋から穂状花序を伸ばし節毎に車輪状の赤い唇形の花を咲かせます。花は下から上に咲き上がります。 スタキスコッキネアの情報 一般名:スタキスコッキネア(Stachys coccinea)、学名:Stachys coccinea、分類名 セイヨウマツムシソウセイヨウマツムシソウ(西洋松虫草、学名:Scabiosa atropurpurea)は、欧州原産の園芸品種で、マツムシソウ科スカビオサ属の耐寒性一年草です。花色が豊富です。花の中央と周辺の両方が盛り上がります。5月~10月に市場に出回ります。 一般名:セイヨウマツムシソウ(西洋松虫草)、学名:Scabiosa atropurpurea、分類名:植物界被子植物真正双子葉類マツムシソウ目マツムシソウムシトリナデシコムシトリナデシコ(虫取撫子、学名:Silene armeria)は、欧州中南部原産で、ナデシコ科マンテマ属ムシトリナデシコ種の耐寒性一年草です。 ヨーロッパ原産の帰化植物でこぼれ種で増え道端で野生化しているものもあります。葉は茎を抱くように生えており対生に付きます。 茎の節から出る粘液は触るとネバネバするので小さな昆虫はくっついてしまいますが、食虫植物ではありません。初夏に、長い萼筒を持った濃桃色ペチュニア 'キリン ウェーブ ブルー' ペチュニア 'キリン ウェーブ ブルー' (Petunia 'Kirin Wave blue'、学名:Petunia×hybrida cv. Kirin Wave blue)は、キリン酒造により育種されたペチュニアのペチュニアの一園芸品種です。花色は青紫色です。ウェーブシリーズにはブルーの他、代表職'パーブル'などがあります。ハイビスカスハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)は、バヌアツ原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。学名の"Hibiscus rosa-sinensis"とは ”Rose of China"という意味で、元々ヨーロッパにはハイビスカスが無かったので、中国に来て初めてハイビスカスに出会ったときに薔薇に似ていることから名付けらました。カルーナ・ブルガリスカルーナ・ブルガリス(学名:Colluna vulgaris)は、モロッコ~北欧~小アジア原産でツツジ科カルーナ属の耐寒性常緑落葉低木です。別名でギョリュウモドキ(御柳擬き)や、ハイデソウ、Heather(へザー)、Scotch Heather(スコッチ・へザー)とも呼ばれます。ノルウェーの国花とされます。本種だけで1属を成します。独特の鱗片状をした葉が特徴です。総状花序を伸ばし、鐘形でピンクの米ブーゲンビリアブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)は、ブラジル原産で、オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性蔓性低木です。 日本では、5月から10月に咲きますが、南国では一年中咲いています。花のように見えるのは、苞(ほう)と呼ばれるもので、苞が3枚集まった中央部で咲く白い小さなものが本当の花です。苞は葉形をしており、葉脈もあり、肉厚が薄いので、風に吹かれてヒラヒラ舞います。苞色は赤や白、トキワハナガタトキワハナガタ(学名:Androsace sempervivoides)は、ヒマラヤ原産で、サクラソウ科トチナイソウ属の耐寒性常緑多年草です。高山の礫地という厳しい環境で咲くので草丈は低いです。ランナー(匍匐枝)を伸ばして増殖します。伸びたランナーの茎先にロゼット状に緑色で広い箆状の葉を付けます。葉は根生葉で地面につき、葉質は厚く毛が生えています。春に、葉の間から花茎を伸ばし桃色の小さな4弁花を多コチョウランコチョウラン(胡蝶蘭、学名:Phalaenopsis aphrodite)とは、パプアニューギニア、フィリピンやマレーシア、インドネシア等の東南アジアの熱帯地域原産で、ラン科ファレノプシス属の非耐寒性多年草です。別名で、ファレノプシス(Phalaenopsis)、moth orchid(モスオーキッド)、ファン、ファレノと呼ばれます。草丈は20〜100 cmです。東南アジアのような熱帯地方の樹木にニコチアナニコチアナ(Nicotiana、学名:Nicotiana alata)は、ブラジル原産で、ナス科タバコ属の半耐寒性一年草(多年草)です。タバコの仲間です。付け根部分が筒状で星型をした5弁花を咲かせます。昔は専売公社でしか栽培できなかった花です。しかし、公社が民営化されたのをきっかけに、花を観賞するため民間でも栽培されるようになりました。 矮性の園芸品種も出回っています。 一般名:ニコチアナ(カワラナデシコカワラナデシコ(河原撫子、学名:Dianthus superbus "longicalycinus")は、日本原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草です。ナデシコと言えば本種を差します。 エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus L.)の変種です。 低山の日当たりの良い草原や河原に自生します。太くしっかりした花茎は、上部でスプレー状に枝分かれし、枝先に花を はなびんはなびん(学名:Rhododendron indicum 'Hanabin')は、日本の園芸品種でツツジ科ツツジ属の常緑/落葉低木です。園芸品種の「立山の舞」と「星の輝」を掛け合わて育種されたサツキの一種です。 樹高は30~100cmで、主に盆用に用いられます。葉は 披針形~広楕円形で葉身長2~3cm、葉色は濃緑色で。光沢のある上面と毛深い下面を持ち、葉縁は全縁で、先端は鈍頭、枝に互生して付きますハナカイドウハナカイドウ(花海棠、学名:Malus halliana)とは、中国原産で、バラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木です。春に、花茎先から伸びた花序に花柄の長い桃紅色の花を垂下して咲かせる林檎の仲間です。花後に、林檎に似た小さな赤い果実が成り、食べられます。 一般名:ハナカイドウ(花海棠)、学名:Malus halliana、別名:カイドウ(海棠)、スイシカイドウ(垂糸海棠)、Hall's crabapp球根ベゴニア球根ベゴニア(学名:Begonia x tuberhybrida)は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の非耐寒性多年草(球根)です。南米アンデス山脈原産の球根性ベゴニア(Begonia)を交配して育種した園芸品種です。18度~25度で生育するので日本では4月~8月が適温です。球根から茎を伸ばし、成長点に新葉を作り、葉腋に花芽を付けて開花します。花後は上部が枯れて吸根が肥大し休眠を始めます。1本の花シャクヤクシャクヤク(芍薬 、学名:Paeonia lactiflora)は、中国北部~朝鮮北部原産で、ボタン科ボタン属の耐寒性多年草(宿根草)です。 日本へは漢方薬として渡来しました。 根に収斂、鎮痙、鎮痛の薬効があるとされます。茎先に大型の花を一輪咲かせます。花弁は10枚程のものが多く、葉は複葉で互生します。花後に3~5個の袋果から構成される果実を付けます。 「立てば、シャクヤク、座れば、ボタン(牡丹)タイム レモン バリエゲイテッドタイム 'レモン バリエゲイテッド'(Thymus 'lemon variegated'、学名:Thymus citriodorus cv. variegata)は、シソ科イブキジャコウソウ属の耐寒性常緑低木の園芸品種です。コモンタイムとラージタイムの交配種(T. pulegioides x T. vulgaris)であるシトラスタイム(レモンタイム)で、タイムの代表品種 の一つとされます。レモンアマリリスアマリリス(Amaryllis、学名:Hippeastrum hybridum)は、中南米原産で、ヒガンバナ科ヒッペアストラム属の半耐寒性球根植物(多年草)です。緑色の太い花茎先端に豪華な漏斗状の大輪の花を数輪横向きに咲かせます。花茎の両側から剣状で幅広の緑色の葉が出ます。多数の園芸品種が栽培されており、ヒッペアストルム属の園芸改良品種のヒブリダムは1株から1本の花茎を出しますが、グラシリ系の品種キンギョソウ 'テリーナ' シリーズキンギョソウ 'テリーナ’シリーズ(金魚草 'Terina'、学名:Antirrhium majus cv. Terina)は、金魚草の園芸品種で、匍匐性の品種です。 花は上下2唇形の合弁花で、花長さは3~5cmです。上唇は2枚の花弁が直立し、下唇は3枚で中央に隆起した黄色い斑紋があります。 キンギョソウ 'テリーナ・イエロー’(金魚草 'Terina Yellow'、学名:Antirrhiumストックストック(Stock、学名:Matthiola incana)は、南ヨーロッパ原産で、アブラナ科マッティオラ属の耐寒性一年草です。葉は細長く産毛状のものが生えます。 直立した柔らかい花茎から穂状花序を伸ばし芳香のある花を多数咲かせます。花には一重咲きと八重咲きがあり、花色は桃色や白、赤と豊富です。周年出回りますが、夏の多湿に弱いので、その時期は出回りません。切花としてよく用いられます。和名でアラセエキウム・ウィルドプレッティエキウム・ウィルドプレッティ(学名:Echium wildpretii)は、 カナリア諸島原産で、ムラサキ科エキウム属の半耐寒性2~3年草です。日本では京都府立植物園が初めて栽培開花させました。立性の1本の花穂は2mのピラミッド状になります。花穂には、16,000~20,000個(植物園調査)の赤~薄紅色の小花が集合して咲きます。その姿が美しいので、別名で宝石の塔(Tower of jewels)ボタンボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)は、中国原産で、ボタン科ボタン属ボタン種の耐寒性落葉低木です。日本へは平安時代に、中国から薬用として渡来しました。3月頃に赤い芽が出ます。樹形は分枝して横に広がります。初夏に、その年に伸びた枝先に大輪の花を一個咲かせます。葉の茂みの上に花が置いてある感じです。園芸種が多数栽培されています。薬効としては、根皮に解熱、鎮痛、消炎、浄血がある バラバラ(薔薇、学名:Roza×hybrids)は北半球の熱帯~亜熱帯原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉/常緑低木です。花の豪華さ、芳香、花色の多さ、日持ちの良さなどから’花の女王’と称されます。 英名では「Rose」と呼ばれます。美しいがゆえに、ばら戦争」のように戦争名にもされました(「紛争に巻き込まれた花)。また絶対的な美しさや魔性の美に対する警句として、「美しいものには棘がある」と古来伝えられていアジサイアジサイ(紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla) は日本原産で、アジサイ科アジサイ属の寒性落葉低木で、アジサイ属の総称ともされます。 アジサイの花の種類 アジサイの花には、完全花(=生殖能力がある)と呼ばれる両性花と、不完全花(中性花)と呼ばれる装飾花の2種類があります。 装飾花は大きな4弁花(実際には萼)があり目立ちますが、雄蕊と雌蕊が退化しているため、果実は出来ません。 ホトケノザホトケノザ(仏の座、学名:Lamium amplexicaule)とはシソ科オドリコソウ属の一・二年草です。春の七草に含まれるホトケノザとは本草のことではなく、タビラコ(田平子、学名:Lapsana apogonoides)に当たります。春に、四角い茶色の茎に半円形の葉が2枚と紫紅色の小さな唇弁花を数段輪生させます。胃潰瘍や鎮痛に薬効があるとされます。同科同属(シソ科オドリコソウ属)で似た花にヒメリナリアリナリア(Linaria、学名:Linaria bipartita)とは、スペイン、北アフリカ原産で、オオバコ科リナリア属の半耐寒性一年草です。春から初夏に、穂状花を伸ばしキンギョソウ(金魚草)を小さくして山盛りに咲かせたよう咲かせます。和名で、ヒメキンギョソウ(姫金魚草) とも呼ばれます。庭木や鉢植えにして楽しみます。 一般名:リナリア(Linaria)、学名:Linaria bipartitオオヤマツツジオオヤマツツジ(大山躑躅、学名:Rhododendron transiens)は日本原産で、ツツジ科ツツジ属の半常緑低木です。関東地方、岡山県、山口県の日当たりのよい山地斜面に自生する山躑躅の1種です。樹高は1~2mです。春に枝先を伸ばし、紅紫色で先端が5裂した漏斗状の花を2,3輪咲かせます。花被片の上部内側に濃斑があり、昆虫を招く道標の役割を果たしているとされます。雄蕊は10本あります。花が終了イカリソウイカリソウ(錨草、学名:Epimedium grandiflorum)は日本原産でメギ科イカリソウ属の落葉多年草です。東北地方南部以南〜四国の山地に自生します。花名は、距のある花形が舟の碇に例えられたことに拠ります。葉は2回3出複葉で、卵形の小葉は先端が尖ります。春に、花茎から総状花序を伸ばし赤紫色の距のある4弁花を咲かせます。イカリソウとバイカイカリソウの自然交雑種にヒメイカリソウ(姫碇草)があベニバナトキワマンサクベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作、学名:Loropetalum chinese var. rubra)は中国原産で、マンサク科トキワマンサク属の耐寒性常緑小高木「トキワマンサク(常盤万作)」の紅色花変種です。良く分枝し、樹高はトキワマンサク程高くはなりません。葉は単葉の卵形で、光沢のある皮質で毛が密生します。葉は枝に互生してつき、葉縁に鋸歯はありません。 若葉は赤紫色で成長と共に緑色に変わるヒナギクヒナギク(雛菊、デージー(Daisy)、学名:Bellis perennis)は、ヨーロッパ原産で、キク科ヒナギク属の耐寒性・非耐暑性の一年草です。 草丈が低く、花が丸いため親しみやすく、丈夫で長持ちし、安価なためよく庭植えや鉢植えにされるポピュラーな花です。属名の「Bellis」は「美しい」 、種小名の「perennis」は「perennial(多年草の)」と言う意味です。 原産地では学名の「エビネエビネ(海老根、学名:Calanthe discolor)は日本原産でラン科エビネ属の多年草です。樹上ではなく、地面に生える野生のランです。北海道から沖縄の日本や、朝鮮半島、中国に分布します。草丈は20〜60cmで、大きな長楕円形の葉を数枚つけます。春、花茎から伸びた総状花序に小さな蘭形の花を多数つけます。花色は多種多様で、花は萼片、側花弁、唇弁から構成されます。周年咲きますが、春咲き品種が多く、クフェア・ヒッソピフォリアクフェア・ヒッソピフォリア(学名:Cuphea hyssopifolia)はメキシコ原産で、ミソハギ科タバコソウ属の非耐寒性常緑小低木です。草丈が低く横に広がります。春から晩秋までの長期間、花茎から穂状花序を伸ばし赤紫色の小花を多数付けます。花は細長い萼筒で先端が6裂します。細長い小葉が対生で付きます。タバコソウ(煙草草)の仲間です。主に、生垣や寄せ植え、グランドカバーに用いられます。属名の「Cu ルピナスルピナス(学名:Lupinus polyphyllus)は南ヨーロッパ原産で、マメ科ルピヌス属の耐寒性多年草です。花茎先端から総状花序を伸ばし、フジ(藤、学名:Wisteria floribunda)に似た蝶形の花を上向きに咲かせます。寒さに強い反面、暑さには弱いです。葉は掌状に分裂します。種子にはアルカロイドが含まれ毒性が強いですが、その一方、漢方薬として用いられます。和名では「ノボリフジ(昇りレブンコザクラレブンコザクラ(礼文小桜、学名:Primula farinosa subsp. modesta var. matsumurae)とは、礼文島に自生するサクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草です。ユキワリソウ(雪割草、学名:P. f. subsp. modesta)の変種です。春、頭頂に紅紫色の花を10~15個ほど大きなマリ状に咲かせます。ユキワリソウ( modesta)より全体的に大きくなります。ピンクッションピンクッション(Pincushions、学名:Leucospermum spp.)は、南アフリカ原産でヤマモガシ科レウコスペルマム属の熱帯性常緑小低木です。頭状花序に小さな花を付け、雌蕊が突出してピンクッション(Pin cushion)=「針刺し」のように見えることが花名の由来です。代表的な品種にレッド・ピンクッション・プロテア(Red pincushion protea、レウコスペルマム・コルデクササンタンカクササンタンカ(草山丹花、学名:Pentas lanceolata)は、熱帯アフリカ、マダガスカル、アラビア半島原産で、アカネ科ペンタス属の非耐寒性の多年草又は一年草です。葉は先端が尖った披針形又は楕円形で、葉の表面にある葉脈の凹凸がくっきりしています。春~秋に、漏斗状の先端が5裂した星形の小花を半球状に密集させて咲きます。花はサンタンカと似ています。しかし、サンタンカは木(常緑低木)であり4弁花ランタナ・カマラランタナ・カマラ(学名:Lantana camara) は熱帯アメリカ原産で、クマツヅラ科の半耐寒性常緑小低木です。初夏から秋にかけて花茎先に小花を多数集合させて球状に咲かせます。葉は卵形で茎に対生に付き、硬毛があり、葉縁に鋸歯があります。江戸時代に渡来して以来、栽培されています。花後に成る球形をした緑色の果実は熟すと藍色になります。 ヒブリダと呼ばれる矮性種や、蔓性で花色が変化しないコバノランタクマガイソウクマガイソウ(熊谷草、学名:Cypripedium japonicum)は、日本~中国原産で、ラン科アツモリソウ属の落葉性多年草です。扇形の大きな葉が2枚対生に付きます。 葉の間から伸びた花茎先端に1個の白い袋状の花を横向きに咲かせます。 花は薄黄緑色の外花被片と内花被片の側花弁と、白地に褐色模様が入る唇弁から構成されます。 花名は源平合戦で平家の平敦盛を討ち取った源氏の武将 熊谷直実が背負った母レウィシア 'エリーゼ'レウィシア 'エリーゼ'(Lewisia Erice、学名:Lewisia cotyledon 'Erice')は、北米の高山地帯原産で、スベリヒユ科レウィシア属の耐寒性常緑多年草です。従来のレウィシア(Lewisia)と異なり四季咲き(最盛期は、4月〜11月)です。元々、高山生まれなので、厳しい環境に耐える為にコンパクトで丈夫な性質です。草丈は15〜25 cmと低く、葉は多肉質で、強風などで剥がスイートピースイートピー(Sweet pea、学名:Lathyrus odoratus) は、シシリー島(イタリア)原産で、マメ科レンリソウ属の蔓性一年生草本です。多年性の品種に、ヒロハノレンリソウ (広葉連理草 、学名:Lathyrus latifolius) があります。花はエンドウと似ています。葉は羽状複葉ですが小葉は最下部の1対を残して他は巻き髭となります。 他に絡んで這いあがる蔓性なので、支柱が必要ノビルノビル(野蒜、学名:Allium macrostemon)は、東アジア原産で、ヒガンバナ科ネギ属の多年生草本です。地下に鱗茎(球根)ができます。日本全国の草原や道端、土手などに自生する野草です。晩春から初夏に、花茎の先端から1個の散形花序を伸ばし、白または薄桃色の小花を10個程付けます。未熟な花は無花柄のむかごに変化し花序の中央に球形につきます。鱗茎や、葉、むかご(球芽)は大蒜や葱のような味がし、ムラサキカタバミムラサキカタバミ(紫片喰、学名:Oxalis corymbosa)は、南米原産で、カタバミ科カタバミ属の多年草の帰化雑草です。道端や庭先など至る場所に自生します。草丈は低いです。長い葉柄の先にハートを逆にしたような3枚の小葉をつけます。葉色は緑色ですが、紫色の葉を持つレグネリー種(南米)もあります。晩春~夏に、散形花序を伸ばし紫色の小花を咲かせます。花はトランペット型で花弁先端は5裂します。夕方や ベニサラサドウダンベニサラサドウダン(紅更紗灯台、学名:Enkianthus campanulatus var. palibinii)は、日本原産で、ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。本州の東北地方~中部地方の高地に自生します。葉は束生して上部に付き、葉腋から総状花序を伸ばして、5月~6月に深紅で鐘形の花を下向きに咲かせます。環境により花色に濃淡があり、淡紅色~鮮紅色と異なります。果実は上向きに付けます。 アンスリウムアンスリウム(Anthurium、学名:Anthurium andreanum) は、コロンビア、エクアドル原産で、サトイモ科アンスリウム属の非耐寒性多年草です。花(実際には、仏炎苞)はハート形をした造花のように見えますが生花です。花色(実際には、仏炎苞色)は赤や桃、白、緑、茶色等が豊富です。本当の花は肉垂花序に付いています。苞はカラー(Calla)や、スパティフィラム(Spathiphyllumハナズオウハナズオウ(花蘇芳、学名:Cercis chinensis)は、中国、朝鮮半島原産で、マメ科ハナズオウ属の耐寒性落葉低木です。 樹高は2〜6 mで、葉は黄緑~緑色でハート形で葉縁は全縁です。葉が出る前の4月〜6月に、枝から紅紫色の小花を直接咲かせます。花は豆型で、花径2 cm、花色は紅紫色の他、白もあります。10月に果実が成ります。花名は紅色の染料「スオウ」で染められた色と、ハナズオウの花色が似ツツジツツジ(躑躅、学名:Rhododendron)は、アジア原産で、ツツジ科ツツジ属の耐寒性中高木です。春、桜の散った後に街路樹の主役とされます。代表的品種に、ヒドラツツジなどがあります。サツキと同科同属ですが、両者の違いは新芽が伸び出す時期や、開花期、花の大きさや光沢の有無で判断します。ツツジはサツキより幾分早く咲き始め、花や葉もサツキより大きいです。江戸時代にツツジから育種された園芸品種にサツキやゴマゴマ(胡麻、学名:Sesamum indicum L.)はアフリカやインド原産でゴマ科の一年草です。草丈は100cm程で、夏に薄紫色や、白、薄桃色の花を咲かせます。畑で栽培されます。花後に鞘がなり中に多数の種子(胡麻)ができます。ゴマには、蛋白質、食物繊維、ビタミンA、ビタミンB群、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などが含まれます。種皮が黒い胡麻「黒胡麻」や、白い白胡麻、黄色い金胡麻がありますがマリアアザミマリアアザミ(maria薊、学名:Silybum marianum)は、地中海沿岸、北アフリカ、アジア原産でキク科オオアザミ属の2年草の帰化植物です。 緑色の葉には緑色地にミルクをこぼした様な白い斑模様有ります。夏から秋、茎先に頭状花序を出して薄紅色の筒状花を咲かせます。 昔から肝臓薬として知られます。 一般名:マリアアザミ(maria薊)、学名:Silybum marianum、別名:アルストロメリアアルストロメリア(学名:Alstroemeria)は、南米アンデス山脈の寒冷地に自生するユリズイセン科アルストロメリア属の耐寒性球根植物です。晩春から夏に、茎頂から散形花序を伸ばし横向きに花を咲かせます。1本の茎に3輪の花を順番に咲かせます。花被片は6枚あり、内側の3枚の花弁には線や斑点などの条斑が散在します。この条斑は昆虫を誘引するための工夫と言われます。外側の3枚は萼片です。葉は付け根で180マツバギクマツバギク(松葉菊、学名:Lampranthus spectabilis)は、南アフリカ 原産で、ハマミズナ科マツバギク属の半耐寒性常緑多年草です。草丈は低く、茎は地上を這い根元で良く分枝します。ハナスベリヒユの仲間で、花は花弁はビロード状で細長く切れて菊花に似ており、葉は多肉質で松葉と似ています。花色が豊富で、桃色が主ですが、赤や、白、紫、黄、橙色があります。マツバギクの花をずっと小さくすれば、ジギタリスジギタリス(学名:Digitalis purpurea L.)は、欧州原産で、オオバコ科ジギタリス属の耐寒性一年草、ニ年草、多年草又は低木です。草丈が高く長い総状花序に斜下向きの筒状花を多数付けます。一年目はロゼット状の葉を叢生させるのみで、花は2年目以降に咲きます。基本色は紫色ですが、園芸品種には赤、桃色、橙色、黄色、薄黄色、白など豊富です。全草が有毒植物ですが、専門家が適正に使えば薬用にもなりデンドロビウム スミリエデンドロビウム スミリエ(学名:Dendorobium smillieae)は、インドネシアのスラウエシ島~ニューギニア島、豪州のクイーンズランド原産で、ラン科デンドロビウム属(セッコク属)の常緑多年草です。熱帯雨林林縁の開けた草原の岩や木に着生する原種の蘭です。偽鱗茎から、春~夏に、総状花序を伸ばし60~100個の小花を放射状に咲かせます。花序長は15cm、直径8cmになります。花の筒部は薄桃色 ギョリュウバイギョリュウバイ(御柳梅、魚柳梅、学名:Leptospermum scoparium)は、ニュージーランド、オーストラリア、マレー半島原産で、フトモモ科の耐寒性常緑低木です。 春に、梅花に似た花形で、花色が赤や桃、白色の一重または八重の小花を枝に沿って多数咲かせます。 花名は、葉がギョリュウ(御柳)に似ていて、花が梅花に似ていることに拠ります。 寒さには強いですが、夏の高温や乾燥には弱いです。 ニュガーベラガーベラ(Gerbera、学名:Gerbera Hybrids)は、南アフリカ原産で、キク科ガーベラ属の半耐寒性多年草です。別名で、アフリカセンボンヤリ(アフリカ千本槍)、センボンヤリ(千本槍)、ハナグルマ(花車)とも呼ばれます。ガーベラ・ヤメソニー(学名:Gerbera jamesonii)を主体として、交配や改良が繰り返し行ない作出されました。草丈は、鉢物向きの矮性品種は15cm〜、切り花向きカーネーションカーネーション(Carnation、学名:Dianthus caryophyllus 、Dianthus caryophyllus ×D. plumarius)は、南欧や地中海沿岸原産で、ナデシコ科ナデシコ属の半耐寒性多年草です。 別名でオランダセキチク(阿蘭陀石竹)、オランダナデシコ(阿蘭陀撫子)、ジャコウナデシコ(麝香撫子)とも呼ばれます。 原種とセキチク等を交配して育種された園芸品種が主流とシバザクラシバザクラ(芝桜、学名:Phlox subulate)は、北米原産で、ハナシノブ科フロックス属の常緑多年草です。春に、地面を這ってサクラ(桜)に似た花を咲かせます。花茎から花序を伸ばし良く分枝した花柄の先端や葉腋から直径1~2cmの高杯形花冠(花弁の先端が5深裂した花)を密に咲かせて地面を覆いつくします。草丈が低く地面に濃桃色(代表色)のカーペットを敷いたようです。耐寒性と耐暑性があり丈夫で長持ちハマナスハマナス(浜茄子、学名:Rosa rugosa)は、中国・朝鮮半島・日本原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉低木です。牡丹の花を小さくし、一重にしたような綺麗な桃色の花を咲かせます。枝はよく分岐し、バラ科なので茎に鋭い刺があります。水捌けのよい海岸の砂地に生えます。花に芳香があり、香料の原料となります。果実は形が梨に似ており、ジャムなどにして食べられます。近年は園芸品種が多く育種されています。 サラサドウダンサラサドウダン(更紗灯台、学名:Enkianthus campanulatus)は、日本固有種でツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木です。北海道から本州、四国の深山の岩地に自生します。初夏に、枝先から総状花序を伸ばし花を10個程下向きに咲かせます。花は淡紅色で紅色の縦縞が入ります。花冠は鐘形で先端が5浅裂します。 変種に花色が濃いベニサラサドウダン(紅更紗灯台、学名:Enkianthus campサンゴバナサンゴバナ(珊瑚花、学名:Justicia carnea)は、ブラジル東部の大西洋岸森林地帯原産で、キツネノマゴ科キツネノマゴ属の常緑小低木です。樹高は1、2 m程です。葉は緑色で長楕円形をしています。花茎を出し、初夏~秋に、花茎頂部から伸びた円錐花序に溢れるように花を咲かせます。花色には、桃色や赤、橙、白があります。羽毛のように花が柔らかく盛り上がって咲くことから、別名で'Plume plant 他の特集NASA ECO PLANTNASA ECO PLANTには、米国航空宇宙局(NASA)がシックハウス症候群の原因物質となる空気中の有害物質である「ベンゼン」「ホルムアルデヒド」「キシレン及びトルエン」「アンモニア」のいずれかを除去することを認定した植物があります。例えば、オリヅルラン、胡蝶蘭、菊、デンドロビウム、アンスリウム、スパティフィラム。アレカヤシなど。イギリスの花イギリスの花筑波実験植物園の蘭筑波実験植物園の蘭9月の緑色の花9月に緑色の花を咲かせる花の特集です。中には花では無いものがあるかもしれません。サクラソウ(桜草)大集合サクラソウ(桜草、学名:Primula sieboldii )は、日本、朝鮮半島、中国原産で、サクラソウ科サクラソウ属の耐寒性多年草です。サクラソウという名前は、サクラソウ属の仲間を含めた総称としても使われますので、日本桜草や西洋桜草が含まれます。 日本桜草 日本桜草は、早春の3月~4月にかけて開花するのでカタクリなどど同様、スプリングフィメールと呼ばれます。狭義の意味でのサクラソウ(日本5月の白花種類一覧2 5月の白花種類一覧1(かぎけん花図鑑)から続く、 5月に咲いている白花で、かぎけん花図鑑に収められているものは、383種類でした。その1には200種を掲載し、その2では183種を掲載します。 「5月の白花を集計した結果」 5月の白花1,2を集計した結果、以下のことが分かりました。 ■1.ベスト10(多い順) あくまでも撮影した花写真の範囲内のことですが、5月に白花朝鮮半島の花朝鮮半島の花キの花日本語の花名の頭文字が "キ" で始まる花を集めました。 "キ"から始まらないものでも、別名が "キ" から始まるものを含みます。リンドウリンドウ(竜胆、Gentiana)は、リンドウ科リンドウ属の落葉性多年草です。花は晴れた日にしか咲かず、釣鐘型~トランペット状の花を咲かせます。 リンドウ(竜胆、学名:Gentiana scabra)、エゾリンドウ(蝦夷竜胆、学名:Gentiana triflora var. japonica)、チャボリンドウ(矮鶏竜胆、学名:Gentiana acaulis)、ミヤマリンドウ(深山竜胆、学名:ダリアダリアは様々な園芸品種が育種され、花色や咲き方が豊富です。本特集では、ダリアの種類をご紹介いたします。オの花日本語の花名の頭文字が "オ"で始まる花を集めました。 "オ"から始まらないものでも、別名が "オ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。12月の黄色い花12月に咲く黄色い花で、かぎけん花図鑑に収められているものは63品種でした。 中でも、キク科やラン科の花が多いです。椿は、通常、赤・白・ピンクが多いですが、黄色い花を咲かせるキンカチャ(金花茶、Camellia chrysantha)が咲いています。パンジーやビオラは、寒い時期から、春までと長期間咲き続け花壇を賑わわせてくれます。