6月に咲く紫色の花 Tweet 6月に咲く紫色の花シラー・ペルビアナシラー・ペルビアナ(学名:Scilla peruviana)はポルトガル~アルジェリア・チュニジアなどのアフリカ原産で、キジカクシ科ツルボ属の落葉性多年草です。春~夏に、散形花序を伸ばし濃青紫色の6弁花を咲かせます。 一般名:シラー・ペルビアナ、学名:Sciila、原産地:ポルトガル~アルジェリア・チュニジアなどのアフリカ、和名:大蔓穂 (オオツルボ)、分類名:キジカクシ目キジカクシ科ツルボエキザカムエキザカム(Exacum、学名:Exacum affine)は、イエメンのソコトラ島の固有種で、リンドウ科エキザカム属の非耐寒性多年草です。エキザカムと言えば、エキザカム・アフィネのことを指します。ソコトラ島では岩場に自生し、「ソコトラ・バイオレット」と呼ばれます。世界中で栽培が行われ、日本へは1928年頃渡来しました。葉は小さく、硬く、光沢があります。青紫色の花冠は先端で4~6裂し、黄色い葯とのサルビア・スペルバ 'メローブルー'サルビア・スペルバ 'メローブルー'(学名:Salvia × superba 'Mellow Blue')は、欧州、地中海沿岸~西アジア原産で、シソ科アキギリ属(サルビア属)の半常緑~常緑宿根草です。 一般名:サルビア・スペルバ 'メローブルー'、学名:Salvia × superba 'Mellow Blue'、分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目シソ科サルビア属(アキギリ属)、草丈:ラウレンティア 'アバンギャルド・バイオレット'ラウレンティア 'アバンギャルド・バイオレット'(Laurentia hybrida cv. avant-garde violet)とは、キキョウ科ラウレンティア属の半耐寒性多年草「イソトマ (Isotoma)」の園芸品種です。春~秋の長期間、花弁が合着し先端が五裂した星型の花を咲かせます。葉や茎から出る白い液体には毒があります。 一般名:ラウレンティア 'アバンギャルドバイオレット'チランジア・ストリクタチランジア・ストリクタ(学名:Tillandsia var. stricta)は、南米原産で、パイナップル科ティランジア属の熱帯性常緑多年草です。葉は緑色から銀緑色をしています。エアープランツの一種なので、空中から水分を吸収します。ピンクの花包が重なりながら下垂し、苞の間から薄青紫の小花を次々と咲かせます。花後に子株を出して繁殖します。 一般名:チランジア・ストリクタ(Tillandsia トキワハゼトキワハゼ(常盤爆、学名:Mazus pumilus)とは、日本原産で、エドクソウ科サギゴケ属トキワハゼ種の常緑一年草の野草です。日本全国の湿地や畦道で見られます。同属のムラサキサギゴケ(紫鷺苔)と似ていますが、本種は一年草で、枝は匍匐せず、秋までの長期間咲きます。花後に成る果実は蒴果で、種子が弾けるように飛び出します。従来はゴマノハグサ科だったものが、ハエドクソウ科に分類されました。 一般ニオイバンマツリニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、学名:Brunfelsia australis)はナス科ブルンフェルシア属の半耐寒性常緑低木です。青紫花と白花の2色の花が混合して一本の木に咲いているように見えますが、最初に青紫色の花が咲き、その後1日〜2日経つと白色に変色するからです。白くなった花は、その後、落花します。花冠は漏斗状で先端が5裂します。葉は緑色で長楕円形をしています。学名のブルンフェルシア(Brunfニコチアナニコチアナ(Nicotiana、学名:Nicotiana alata)は、ブラジル原産で、ナス科タバコ属の半耐寒性一年草(多年草)です。タバコの仲間です。付け根部分が筒状で星型をした5弁花を咲かせます。昔は専売公社でしか栽培できなかった花です。しかし、公社が民営化されたのをきっかけに、花を観賞するため民間でも栽培されるようになりました。 矮性の園芸品種も出回っています。 一般名:ニコチアナ(ムラサキケマンムラサキケマン(紫華鬘、学名:Corydalis incisa)は、日本、中国、台湾原産で、ケマンソウ科キケマン属の常緑越年草の野草です。野原や畦道などのやや湿っぽい草地に生えています。茎は緑色で直立し、断面は五角形をしています。葉は2、3回羽状で細かく裂けており、緑色の葉が冬でも見られます。春、薄紅色の小さな筒状花を良く向きに咲かせます。一つの花茎から小花が多数出ますが、それぞれの小花が重ならな ナスナス(茄子、学名:Solanum melongena)は、インド原産で、ナス科の非耐寒性一年草の野菜です。トマトやキュウリなどと共に家庭でよく食べられます。葉は楕円形で日光に当たるよう大小様々で重なり合わないように付きます。夏から秋に紫色の花を咲かせ、開花後2~3週間で光沢のある紫黒色の果実を収穫できます。この紫色はアントシアニンで、紫外線から果肉を守るために作られるものであり果実に袋を被せることチシマギキョウチシマギキョウ(千島桔梗、学名:Campanula chamissonis)は、初夏〜夏、高山の礫地や岩場、草地に咲くキキョウ>科ホタルブクロ属の多年草です。根茎が横に這って株を作り分枝し草丈の低い茎を直立させて茎頂に1個、青紫色でやや下向きの一日花を咲かせます。釣り鐘形の花冠は先端で5裂し各裂片に白い長毛が生えています。3角形の萼片があります。イワギキョウ(岩桔梗)と似ています。 一般名カンパニュラ '鈴姫'カンパニュラ '鈴姫'(学名:Campanula rapunculus cv. suzuhime)は、キキョウ科ホタルブクロ属の耐寒性一年草「カンパニュラ・ラプンクルス(学名:Campanula rapunculus)」の一代交配種です。草丈が高く、草は無毛です。総状花序を伸ばし、鐘型で青紫の小花を多数つけます。切り花や鉢物向きの品種です。 セントポーリアセントポーリア(Saintpaulia、学名:Saintpaulia ionantha)は、東アフリカ原産で、イワタバコ科セントポーリア属の常緑・非耐寒性・多年草(宿根草)です。原産地は、ケニア南部、タンジニア北部などの東アフリカの山地でドイツ人フォン・セントポール(Walter von Saint Paul-Illaire)により発見されました。 草丈は低く、茎長の長短で、茎が短い「ロゼットタアマチャアマチャ(学名:Hydrangea macrophylla var. thunbergii )はアジサイ科の耐寒性落葉低木、ガクアジサイ(額紫陽花)の変種です。葉から日本特産のお茶が作られます。 一般名:アマチャ(甘茶)、学名:Hydrangea macrophylla var. thunbergii、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ミズキ目アジサイ科アジサイ属、原産地:日本 環境:林内 ポンテデリア・コルダタポンテデリア・コルダタ(学名:Pontederia cordata )は、北米原産で、ミズアオイ科ポンテデリア属の耐寒性水生多年草です。和名では、ナガバミズアオイ(長葉水葵)と呼ばれます。因みに、日本のミズアオイ(水葵)は1年草です。池や浅瀬に生える水生植物で地下茎で増えます。夏から秋に、花茎先端から10~15 cmの穂状花序を伸ばし、花径2 cmで青紫色の6弁花を多数咲かせます。花弁の1片に黄緑ラベンダーセージラベンダーセージ(学名:Salvia farinacea 'Indigo Spires')は、園芸品種で、シソ科サルビア属の半耐寒性・常緑宿根草です。ブルーサルビア(Blue salvia 、学名:Salvia farinacea) と、サルビア・ロンギスピカタ(学名:Salvia longispicata)との自然交雑種です。サルビア・インディゴ・スパイア(Salvia 'Indigo Spirトサカケイトウトサカケイトウ(鶏冠鶏頭、学名:Celosia argentea var. cristata)は、ケイトウの一種で、花房が扁平な形をしている品種です。トサカケイトウの中で花房が球状のものをクルメケイトウ(久留米鶏頭)と呼びます。 一般名:ケイトウ(鶏頭)、学名:Celosia argentea var. cristata、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ヒユ科ケイトウ属トサカケイコバノタツナミコバノタツナミ(小葉の立浪、学名:Scutellaria indica L. var. parvifolia)は、シソ科タツナミソウ属の多年草「タツナミソウ(学名:Scutellaria indica L. )」を全体的に小さくしたような花です。 葉はタツナミソウには毛が目立ちませんが、コバノタツナミにはビロード状の短毛が生えています。また、コバノタツナミはタツナミソウの葉の大きさの半分しかありホタルブクロホタルブクロ(蛍袋、学名:Campanula punctata)は、日本~中国原産で、キキョウ科ホタルブクロ属の耐寒性多年草です。日本の東北から近畿までの本州の、山地や林縁に自生します。 草丈は30〜80 cmです。葉は根生葉で披針形をしており、花の開花期には枯れます。花名は、蛍を採集して入れるのに使われたことによります。梅雨時~初夏に、穂状花序を伸ばし、赤紫色~淡紅色や、白花を咲かせます。花径3 ムシトリスミレムシトリスミレ(虫取菫、学名:Pinguicula )は、タヌキモ科ムシトリスミレ属の食虫植物です。葉の表面から粘々した消化酵素を含む粘液を出し、昆虫などの生き物を捕らえて栄養とします。園芸品種が多く育種され、花の綺麗なものが多いです。ピンギキュラ・ティナxエマルギナータ(Pinguicula Tina x emarginata) は、ティナ種とエマルギナータ種の交配種です。 一般名:ムシトリスホソバルリソウホソバルリソウ(細葉瑠璃草、学名:Cynoglossum amabile)の中国南西部原産で、ムラサキ科オオルリソウ属の耐寒性二年草です。別名でシナワスレナグサ(支那勿忘草、Chinese forget-me-not)とも呼ばれます。先端が巻いた総状花序を出し、春に青紫色の花を咲かせます。園芸品種には、白や桃色もあります。園芸品種は、残念ながら発ガン性のあるアルカイドの一種を含んでいます。 一般リモニウム・ブルーファンタジーリモニウム(Hybrid Limonium 、学名:Limonium hybrid)は、イソマツ科イソマツ属の半耐寒性多年草です。リモニウム・ラティフォリウム(L. latifolium、学名:Limonium latifolium)などの品種を改良して、日本で育種したものです。カスミソウのように細い花茎にたくさんの小花をつけます。フラワーアレンジメントや生け花等で花材の脇役(フィラフラワー)とし花菖蒲 ’潮来’ハナショウブ 'イタコ'(花菖蒲 '潮来'、学名:Iris ensata var. ensata 'Itako')はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:ハナショウブ 'アイオ'(花菖蒲 '潮来')、学名:Iris ensata var. ensata 'Itako'、花色:紫絞り、江戸系。イワギリソウイワギリソウ(岩桐草、学名:Opithandra primuloides)は、日本原産で、イワタバコ科イワギリソウ属の夏緑多年草です。近畿以西~四国・九州の岩場や樹上に自生します。地下茎から沢山の根生葉を出します。初夏に、葉の間から数本の花茎を伸ばし散形花序に紅紫色の花を横向きに10個ほど咲かせます。和名は、岩に生え、葉が桐に似ていることに拠ります。 一般名:イワギリソウ(岩桐草)、学名:O花菖蒲 ’青竜刀’花菖蒲 '青竜刀'、(ハナショウブ セイリュウトウ'、学名:Iris ensata var. Seiryutou)はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:花菖蒲 '青竜刀'(ハナショウブ セイリュウトウ')、学名:Iris ensata var. Seiryutou、生活型:多年生草本、葉序:互生、花序:単頂花序、花色:青紫、開花期:初夏。額紫陽花 フラウオチョウ額紫陽花 フラウオチョウ( Hydrangea macrophylla "Frau Ocyo"、 学名: Hydrangea macrophylla cv. Frau Ocyo )は、「サンセット」に「フラウ レイコ」を交配し選抜された園芸品種です。花色は鮮紫桃色地に薄桃色の覆輪が入ります。装飾花は一重で数は少ないが、萼片は大きく、開花最盛期の花色は鮮紫桃色。葉は広楕円形で葉暗黄緑色、葉縁に鋭い鋸花菖蒲 ’千歳’花菖蒲 '千歳'(ハナショウブ 'チトセ'、学名:Iris ensata var. ensata cv. Chitose)はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:花菖蒲 '千歳'(ハナショウブ 'チトセ')、学名:Iris ensata var. ensata cv. Chitose、江戸系、垂れ咲き、3英、花色:薄紫に細筋入り、開花期:6月下旬。キャットミントキャットミント(Cat mint、学名:Nepeta × faassenii)はカフカス、イラン原産でシソ科ヌハッカ属の半常緑多年草です。ネペタ・ラセモーサ(Nepeta racemosa)とネペタ・ネペテラ(N.nepetella)の自然交雑種です。学名の、ネペタ・ファーセニー(Nepeta × faassenii)と呼ばれることもあります。春~秋、花茎から花序を伸ばし青紫色の小花を多数付けますウトリクラリア ロンギフォリアウトリクラリア・ロンギフォリア(学名:Utricularia longifolia)は、ブラジル原産で、タヌキモ科タヌキモ屬の半耐寒性多年草の大型食虫植物です。ミミカキグサ(耳掻草、Utricularia bifida)の仲間で、地上に生えます。地中に捕虫嚢を持ち、プランクトンや微生物を採食します。夏に、ミルトニア(Miltonia)に似た薄紫の花を咲かせます。 ウトリクラリア・ロンギフォリ アンゲロニアアンゲロニア(学名:Angelonia angustifolia)はメキシコ原産でゴマノハグサ科アンゲロニア属の非耐寒性・常緑性多年草です。 一般名:アンゲロニア、学名:Angelonia angustifolia、分類名:植物界被子植物門双子葉類シソ目ゴマノハグサ科アンゲロニア属、原産地:メキシコ、生活型:非耐寒性・常緑性多年草、草丈:100 cm、姿:直立、葉形:先端が尖った披針形、葉縁イワカガミダマシイワカガミダマシ(岩鏡騙し、学名:Soldanella alpine)はヨーロッパアルプスの高山原産で、サクラソウ科ソルダネラ属の常緑多年草です。日本へは園芸用に入っています。円形の根生葉を広げて地面を覆います。葉の展開と同時に、細い花茎先端から疎らな総状花序を伸ばし紫色の花を下向きに数輪咲かせます。花冠は花弁の先端が深く切れ込んだ漏斗状をしています。花名は、イワウメ目イワウメ科イワカガミ属の岩鏡パッションフルーツ パンダパッションフルーツ 'パンダ'(Passiflora 'Panda'、学名:Passiflora cv. panda)は、トケイソウ科トケイソウ属の多年草です。ドイツで育種されたパッションフルーツの園芸品種です。 トケイソウ属の花は、朝咲いて夜にしぼむ一日花ですが、花期中は次から次に花を咲かせて途絶えません。 トケイソウ属には本種の他に、以下があります。 ・鮮紅色の花を咲かせるベニバナトケイソウスズムシソウスズムシソウ(鈴虫草、学名:Liparis makinoana)は、日本、朝鮮半島、ロシア原産で、ラン科クモキリソウ属の多年草です。日本では北海道~九州の山地の林床に生えます。稜の有る花茎が直立します。長楕円形の葉を2枚出します。葉には縦方向に明瞭な主脈があります。葉縁には鋸歯が有り波打ちます。葉の間から、春~初夏に、花序を出し淡紫褐色の花を10輪ほど疎らに咲かせます。唇弁の形と細い2本の側萼片はウトリクラリア・リビダウトリクラリア・リビダ(学名:Utricularia livida)は、南アフリカとメキシコ原産で、タヌキモ科タヌキモ屬の半耐寒性多年草の小型食虫植物です。ミミカキグサ(耳掻草、Utricularia bifida)の仲間で、地上に生えます。地中に小さな半透明の捕虫嚢を持ち、地中のプランクトンや微生物を採食します。とても丈夫で市場で売られています。花は白地に薄紫色の複色の小花を数個咲かせます。同属ペトレア・ボルビリスペトレア・ボルビリス(学名:Petrea volubilis)は西インド諸島~メキシコ、ブラジルの熱帯アメリカ原産で、クマツヅラ科ヤモメカズラ属の熱帯性常緑・蔓性低木です。蔓性で、葉の表面がざらざらしているので、英名ではサンドペーパーバイン(sandpaper vine)や、queen's wreath、bluebird vine、petrea、purple wreathと呼ばれます。枝先から花序クレマチス ‘ミセス・N・トンプソン’クレマチス ‘ミセス・N・トンプソン’(学名:Clematis 'Mrs N. Tompson')は、キンポゲ科センニンソウ属(クレマチス属)の耐寒性蔓性宿根草の園芸品種です。青紫地に太い赤中筋が縦に入ります。 花色:赤紫色、咲き方:一重咲き、花径:10~15 cm、蔓長:1.5~3 m、開花期:5月~10月、 一般名:クレマチス ‘ミセス・N・トンプソン’(学名:Clematis 'オオハリソウオオハリソウ(大玻璃草、学名:Symphytum asperum)は西アジア、コーカサス原産で、ムラサキ科 ヒレハリソウ属の多年草です。似た花に、同属でヒレハリソウ(鰭玻璃草=コンフリー、学名:Symphytum officinale)があります。大鰭玻璃草(S. asperum)の方が、鰭玻璃草(S. officinale)より大型になります。 一般名:オオハリソウ(大玻璃草)、学名:Syアニスヒソップアニスヒソップ(Anise hyssop、学名:Agastache foeniculum)は、カナダ~北米原産で、シソ科アガスターシェ属の耐寒・耐暑性多年草です。 葉や花がアニスの香りに似ています。花名は他に、学名のアガスターシェ(Agastache)や、ジャイアントヒソップ(Giant hyssop)、フェンネルヒソップとも呼ばれます。 長い花穂にシソ科特有の小さな唇形花を咲かせます。紫色が一般アゲラタムアゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum)は、メキシコ、ペルー等の南米原産で、キク科カッコウアザミ属の非耐寒性一年草です。本来、多年草ですが、原産地が南米であることから寒さに弱く、日本では冬前に枯れるので園芸上は一年草として扱われます。園芸品種が主に出回っています。茎は直立し、葉は緑色で円形、茎に対生して付きます。散房花序を伸ばし針状の花弁を持つ小花を集合させ ツタスミレツタスミレ(学名:Viola banksii)は、オーストラリア原産で、スミレ科スミレ属の多年草の野草です。原産地の東部沿岸地域荒れ地や空き地などに自生します。花弁は2枚の上弁、2枚の側弁、1枚の唇弁から構成されます。花弁の色は白で基部は紫色をしています。側弁の基部から中心部にかけて微細な白毛が生えています。葉は腎形で、短い茎にロゼット状に付きます。 一般名:ツタスミレ、学名:Viola bギボウシギボウシ(擬宝珠、学名:Hosta Hybrids)は、東アジア原産で、キジカクシ科の耐寒性多年草です。小葉擬宝珠(学名:Hosta sieboldii)や、大葉擬宝珠(学名:Hosta montana)など、ギボウシ属の総称です。初夏に花茎先端から伸ばした総状花序に多数の白又は紫色のユリ(百合)に似た花を咲かせます。花冠は6枚の花被片が合着した合生花被で漏斗状をしています。花名は、花の蕾が伝統的アルペン・アスターアルペン・アスター(Alipne aster、学名:Aster Alpinus)は、スイス等原産でキク科シオン属の耐寒性多年草です。アルプスなどの亜高山~高山の礫地に自生します。茎の根元にヘラ形の葉を叢生させます。夏、葉の中央から細い花茎を出し茎先に紫色の花を一輪咲かせます。雪風の厳しい過酷な環境の植物なので、草丈は低いです。 アルペンアスター他の高山植物については、ハイジの花道(Heidiホトケノザホトケノザ(仏の座、学名:Lamium amplexicaule)とはシソ科オドリコソウ属の一・二年草です。春の七草に含まれるホトケノザとは本草のことではなく、タビラコ(田平子、学名:Lapsana apogonoides)に当たります。春に、四角い茶色の茎に半円形の葉が2枚と紫紅色の小さな唇弁花を数段輪生させます。胃潰瘍や鎮痛に薬効があるとされます。同科同属(シソ科オドリコソウ属)で似た花にヒメイセハナビイセハナビ(伊勢花火、学名:Strobilanthes japonicus)は東南アジア原産で、キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草です。夏から秋に、薄赤紫色の唇形の花を咲かせます。日本へは観賞用として中国を経由して伝来したものが野生化しました。葉は長楕円形で対生につきます。花弁の先は5深裂します。 一般名:イセハナビ(伊勢花火)、学名:Strobilanthes japonicus、別名:Gウツボグサウツボグサ(靫草、学名:Prunella vulgaris subsp. asiatica)は、中国、日本、台湾、朝鮮、インドの北半球原産で、シソ科ウツボグサ属の多年草「セイヨウウツボグサ」の1亜種です。北海道から九州の草地や山野の陽の当たる場所に自生します。茎は地上で匍匐し、節には長いひげ根があります。茎は4稜で斜上後に直立します。披針形の葉が茎に対生して付きます。夏に、花茎からウツボ(靫)*1ウマノチャヒキウマノチャヒキ(馬の茶挽、学名:Bromus tectorum)とは、ヨーロッパからの帰化植物で、イネ科スズメノチャヒキ属の一・二年草です。日本全国に逸散し、人の手が入らない空き地や荒地で繁殖しています。全草に軟毛があり、茎は中空で細く直立しますが、穂が重く垂れ下がります。初夏〜夏に、緑色の小花を咲かせますが、葉や茎色と同色で、しかも小さいため目立ちません。全体的に咲きはじめは緑色をしていますが、ギリア・カピタータギリア・カピタータ(学名:Gilia capitata)は北米西部原産でハナシノブ科ギリア属の一年草です。葉は羽状で輪生します。茎は直立し、上部で多数分枝します。春に、花茎先端に青紫の小花を多数まとめて球状花を咲かせます。 一般名:ギリア・カピタータ(Gilia capitata)、学名:Gilia capitata、別名:タマザキヒメハナシノブ、アメリカハナシノブ、blue-thimble-fケノリヒナム・サマースカイケノリヒナム・オリガニフォリウム(学名:Chaenorrhinum origanifolium)は、南欧原産で、オオバコ科カエノリナム属の這性耐寒性常緑多年草です。いわゆる、矮性金魚草で、草丈が低いキンギョソウの園芸品種です。'サマースカイ'(学名:Chaenorrhinum origanifolium 'Summer Skies')は春~初夏に、小さな金魚草のような花を沢山つけます。花は、花弁がコリウスコリウス(学名:Coleus)は、マレーシア原産で、シソ科コリウス属の非耐寒性一年草です。葉色や模様がカラフルで変化に富んだ観葉植物で、観賞期間は春〜晩秋と長いです。夏に、シソ(紫蘇、学名:Perilla frutescens var. crispa)の花に似た青い小花を咲かせます。園芸品種が多く、大半がコリウス・ブルメイ(Coleus blumei )ですが、小形で茎が歪曲するコリウス・プミルス ユウゼンギクユウゼンギク(友禅菊、学名:Symphyotrichum novi-belgii)は、北米原産でキク目キク科アスター属の多年草/宿根草です。 宿根アスターのうち背の低いものを友禅菊(A. novi-belgii)、背の高いものをクジャクアスターと呼ぶこともあります。明治半ばに渡来した苗が逸出し全国で野生化しています。 ヨーロッパで品種改良された園芸品種が多数出回っています。 茎は直立し上方で分枝しダイセンクワガタダイセンクワガタ(大山鍬形、学名:Pseudolysimachion schmidtianum subsp. senanense f. daisenense)は、大山(鳥取県)の固有種で、オオバコ科の夏緑性多年草です。夏に咲く花は、ミヤマクワガタ(深山鍬形)と似ていますが、大山鍬形の萼裂片は尖りません。 花茎から花序を伸ばし青紫色の小花を多数付けます。花弁は4深裂します。花は下から上に向かって咲きタカネマツムシソウタカネマツムシソウ(高嶺松虫草、学名:Scabiosa japonica var.alpina)は日本固有種で、マツムシソウ科マツムシソウ属の耐寒性越年草「マツムシソウ(松虫草、学名:Scabiosa japonica)」の高山性変種です。本州や四国の高山の崩壊地や礫地等の環境が厳しい場所に自生します。タカネマツムシソウ(alpina)は、マツムシソウより花が大きく草丈が低いです。初夏~秋に、羽状ツルニチニチソウツルニチニチソウ(蔓日々草、学名:Vinca major)は、南欧〜北アフリカ原産で、キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の耐暑性・耐寒性ツル性の常緑半低木です。茎は最初は直立していますが、徐々に横に這い出して伸びます。春から初夏、というより一年中、淡青色〜紫色または白花を咲かせ続けます。花は円筒状で先端が5つに裂けているため、5弁花のように見えます。花の中央に5角形の溝があります。花は1~2日で萎ツルハナナスツルハナナス(蔓花茄子、学名:Solanum laxum)とは、ブラジル原産で、ナス科ナス属の半耐寒性蔓性常緑低木です。夏に、清涼感溢れるやや小さい白や紫色の花を柵などに絡みつけるように咲かせます。星形の花形で、花色は時間の経過とともに、薄紫から白に変化します。蔓丈は2mにもなります。小さい葉には艶があり楕円形をしています。ナス科ですが、トゲはありません。花はルリマツリ(瑠璃茉莉)と似ていますが、ツンベルギア バティスコンベイツンベルギア・バティスコンベイ(学名:Thunbergia Battiscombei)は、西アフリカ原産でキツネノマゴ科ヤハズカズラ属の蔓性常緑低木です。花と葉は朝顔と似ています。葉腋から集散花序を伸ばし、漏斗状で先端が5裂した青紫色の花を咲かせます。萼に白毛が目立ちます。 一般名:ツンベルギア・バティスコンベイ(Thunbergia Battiscombei)、学名:Thunbergia トラディスカンティア・ゼブリナトラディスカンティア・ゼブリナ(Tradescantia zebrina)は、アメリカ~メキシコ原産で、ツユクサ科ムラサキツユクサ属の這性半耐寒性多年草です。葉表は、緑紫色地に銀白色の縦縞が2本入り美しいです。葉裏は紫色です。花茎から花序を伸ばし、小さな紫色の3弁花を2輪咲かせます。花は周年咲いています。ゼブリナとはポルトガル語でシマウマ(縞馬)のことで、葉の縞のコントラストがはっきりしていることトレニアトレニア(Torenia、学名:Torenia fournieri)は、インドネシア原産で、アゼナ科トレニア属の非耐寒性一年草です。茎は良く分枝します。夏~秋に、花茎の先端や葉腋から総状花序を伸ばし、スミレ(菫)に似た小さな口唇形の花を咲かせます。上唇は2裂して合着し、下唇は明瞭に3裂します。下唇の中央基部に黄斑紋があるものもあります。花色の紫色の基準色の他に、濃桃色や白などがあります。熱帯アジアナミキソウナミキソウ (波来草、学名:Scutellaria strigillosa)は日本、朝鮮半島、中国原産でシソ科タツナミソウ属の多年草です。、夏に、海岸の砂地や後背部の草原に自生します。タツナミソウの仲間ですが穂状花序を成さず、花茎に対生して付く葉腋に1つずつ青紫色の口唇状の花を咲かせます。茎は四角形をしており、葉は先が丸みを帯びた長楕円形で葉縁に鋸歯があります。花や蕾、葉茎など全草に短い軟毛が生えヤツシロソウヤツシロソウ(八代草、学名:Campanula glomerata var. dahurica)は、日本、朝鮮半島、中国、モンゴル、ロシア原産でキキョウ科ホタルブクロ属の落葉多年草です。日本では阿蘇山に自生しています。リンドウザキ・カンパニュラ(学名:Campanula glomerata)の変種の一つです。茎は直立します。葉は広被針形で葉縁に鋸歯が有り、互生に付きます。晩春~初秋に、茎頂や上部葉 ヤナギバルイラソウヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草、学名:Ruellia simplex)はメキシコ原産でキツネノマゴ科ルイラソウ属の半耐寒性常緑小低木です。春から晩秋までの長期間、葉腋から花茎を出しその先に紫色の一日花を咲かせます。葉は柳葉に似て細長く、緑色の葉に紫色の葉脈が走ります。葉縁には鋸歯があり、葉は対生に付きます。花冠は5つに深く切れており、花弁に多数の皺が見られます。花が終わると萼と雌蕊を残して花冠がラムズイヤーラムズイヤー(Lamb's ears、学名:Stachys byzantina)は、ヨーロッパ南部~コーカサス原産で、シソ科イヌゴマ属の耐寒性多年草です。葉や花茎などの表面に白い産毛状が生えてビロードに覆われているように見えます。英名ではスタキス(Stachys)と呼ばれます。羊の耳に似ていることから、羊の耳(Lamb's ears)とも呼ばれます。 夏に、穂状花序を伸ばし、桃紫色の紫蘇花に似た小フレンチラベンダーフレンチラベンダー (Fench lavender、学名:Lavandula stoechas)は、の地中海沿岸~北アフリカ原産で、シソ科ら部bbだー(ラバンデュラ)属の半耐寒性常緑小低木です。別名で、ストエカスラベンダー(Stoechas lavender)や、ラバンデュラ・ストエカス(Lavandula stoechas)とも呼ばれます。春~夏に開花し、花の頂部にある兎の耳のような紫色の苞が特リナリアリナリア(Linaria、学名:Linaria bipartita)とは、スペイン、北アフリカ原産で、オオバコ科リナリア属の半耐寒性一年草です。春から初夏に、穂状花を伸ばしキンギョソウ(金魚草)を小さくして山盛りに咲かせたよう咲かせます。和名で、ヒメキンギョソウ(姫金魚草) とも呼ばれます。庭木や鉢植えにして楽しみます。 一般名:リナリア(Linaria)、学名:Linaria bipartitレブンソウレブンソウ(礼文草、学名:Oxytropis megalantha)は、礼文島固有種で、マメ科オヤマノエンドウ属の這性の多年草です。礼文島(北海道)の海岸の風衝草原に自生します。太い根茎からたくさんの花茎や葉茎を出します。葉は奇数羽状複葉です。初夏に、花茎先端から総状花序を伸ばし赤紫色〜青色の蝶形花を咲かせます。葉裏や茎に多数の産毛が生えています。花後、豆果を付けます。 一般名:レブンソウ(ハイビスカスハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)は、バヌアツ原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。学名の"Hibiscus rosa-sinensis"とは ”Rose of China"という意味で、元々ヨーロッパにはハイビスカスが無かったので、中国に来て初めてハイビスカスに出会ったときに薔薇に似ていることから名付けらました。ムラサキツユクサムラサキツユクサ(紫露草、学名:Tradescantia ohiensis)は、北米原産で、ツユクサ科ムラサキツユクサ属の耐寒性常緑多年草です。花茎先端から集散花序を伸ばし、紫色の花を咲かせます。花は朝咲いて、午後に萎む一日花です。花の感じは洋風庭園というより、寧ろ和風庭園の方が似合います。ツユクサ(紫露草、学名:Commelina communis)と似ていますが、それより花や葉が大きいです。 ヤマオダマキヤマオダマキ(山苧環、学名:Aquilegia buergeriana)は、日本原産で、キンポウゲ科オダマキ属の耐寒性多年草です。北海道~本州、四国、九州の山の礫地や草地に自生します。夏に2回3出複葉の根生葉の間から細長い花茎を出し、紫褐色の萼片の中に黄色五弁花を下向きに咲かせます。萼と花が散った跡に、雌蕊が上を向き種子を付けます。 一般名:ヤマオダマキ(山苧環)、学名:Aquilegia カラーカラー(Calla、学名:Zantedeschina Hybrids)は、南アフリカ原産で、サトイモ科オランダカイウ属の耐寒性多年草(球根植物)です。花中央の黄色い部分に小花が集まり肉穂花序を生成します。代表品種には、高い花茎の先に白花を咲かせるオランダカイウ(阿蘭陀海芋、学名:Zantedeschia aethiopica、エチオピカ)があります。また、葉に白斑が入り白い仏炎苞を持つ白星海芋(Zパープルセージパープルセージ(Purple sage、学名:Salvia officinalis 'Purpurascens')は、地中海沿岸原産でシソ科サルビア属(アキギリ属)の耐寒性常緑小低木又は多年草ハーブ「コモンセージ(Common Sage)」の変種の一つです。葉色が緑がかっています。属名の”Salvia”はラテン語の「salvare(治癒する)」に由来します。種小名の ”officinalis”は「 クガイソウクガイソウ(九蓋草、学名:Veronicastrum japonicum)は、日本・中国・朝鮮半島原産で、オオバコ科クガイソウ属の多年草です。日本では本州の日当たりの良い草原に自生します。夏に、花茎を出し先端から総状花序を伸ばし紫色の小花を集合させた花穂を付けます。花名は小葉が4〜8枚輪生し、何層にもなることから付けられました。小花の花径は0.5cm程で2本の雄蕊が突き出します。若芽は食用となりまハクサンチドリハクサンチドリ(白山千鳥、学名:Dactylorhiza aristata)は北半球の高山湿地に自生するラン科の多年草です。初夏から夏、花茎先端から総状花序を伸ばし濃桃色の小花を数10個咲かせます。小花は唇形で距があり兜状です。唇弁には濃紫色の斑点があり、先端が3裂します。萼片や側片は先端が伸びて鋭く尖ります。葉は数枚茎に互生して付きます。和名は千鳥が飛ぶ姿と、咲く場所が白山に多いことから命名されハクサンフウロハクサンフウロ(学名:Geranium yesoemse var. nipponicum)はフウロソウ科の高山性多年草です。東北地方〜中部地方の高山の草地に自生します。エゾフウロ種の亜種です。葉は緑色、葉は掌状に5深裂し、裂片は更に深裂します。夏に、花冠径が3 cm程の紅紫色の五弁花を咲かせます。ハクサンフウロは、別名でアカヌマフウロ(赤沼風露)と呼ばれます。 一般名:ハクサンフウロ(白山風ヒオウギアヤメヒオウギアヤメ(檜扇文目、学名:Iris setosa)は、日本、中国、北米原産で、アヤメ科アヤメ属属の多年草です。初夏から夏に、高山の湿地に群生します。直立した花茎は分枝して、茎頂に数個の紫色の一日花を付けまます。花弁のように見えるのは外花被片で3枚あり、基部に黄と紫をしたアヤメ(虎斑)模様があります。内花被片は短く上向きに立ち上がるように咲きます。葉の一枚ずつはショウブ(菖蒲)やアヤメ(文目)ノハナショウブノハナショウブ(野花菖蒲、学名:Iris ensata var. spontanea)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、アヤメ科の宿根草「ハナショウブ(花菖蒲)」の原種です。赤紫色地の花弁基部(外花被)に黄色い筋(斑紋)が入ります。ハナショウブはノハナショウブの園芸品種なので、同様に、外花被の生え際に黄色い斑紋が入ります。また、ハナショウブは園芸品種で様々な育種が行われている結果、花色が多く、複輪品ミヤマオダマキミヤマオダマキ(深山苧環、学名:Aquilegia flabellata var. pumila)は、北海道から本州中・北部原産でキンポウゲ科オダマキ属の耐寒性多年草です。夏に根生葉の間から細長い花茎を出し青紫色の花を下向きに咲かせます。花弁は先端が白く、後方が距となって巻いています。萼片も青紫色で5枚あります。高山の礫地や草地に自生します。園芸品種は平地のロックガーデンの半日影で水捌けの良い場所ヨツバシオガマヨツバシオガマ(四葉塩竈、学名:Pedicularis japonica)は日本固有種で、ハマウツボ科シオガマギク属の多年草です。初夏から夏に、北海道〜本州中部の亜高山~高山の湿地に自生します。花冠は2唇形で、上唇は濃紅紫色の兜状で嘴が尖り、下唇は3深裂します。 同属のレブンシオガマ(礼文塩竈)と似ています。葉はいずれも輪生しますが、ヨツバシオガマは4枚ずつであるのに対し、レブンシオガマは5〜6ミヤマリンドウミヤマリンドウ(深山竜胆、学名:Gentiana nipponica) は、日本原産で、北海道~本州中部以北の(亜)高山の湿地に自生するリンドウ目リンドウ科リンドウ属ミヤマリンドウ種の越年草です。厳しい環境に咲くので草丈は5~10cmにしかなりません。葉は黄緑色の長楕円形で茎から離れて対生に付き、地上近くに小さな根生葉があります。夏、花茎から散房花序を伸ばし頂部に青紫色の漏斗状の4輪の小花を上向きミヤマクワガタミヤマクワガタ(深山鍬形、学名:Pseudolysimachion schmidtianum var. senanense)は、日本固有種で、オオバコ科の高山性多年生植物です。夏に咲く花は、ダイセンクワガタと似ていますが、ダイセンクワガタの萼裂片は尖りません。花茎から青紫色の小花を総状花序に咲かせます。唇形花冠は4深裂します。花は下から上に向かって咲きます。 和名のクワガタ(Kuwagata)とロベリア・ペドゥンクラータ 'カウンティパーク'ロベリア・ペドゥンクラータ 'カウンティパーク'(学名:Lobelia pedunculata cv. county park)は、タスマニア原産でキキョウ科ミゾカクシ属の園芸品種です。Lobelia pedunculataや、 matted pratia、 trailing pratia、 blue star creeperとも呼ばれます。草丈は低く鮮青色の小さな星形の花をマット状に咲かせます。 プリムラ・マルギナータプリムラ・マルギナータ(学名:Primura marginata)は、スイスアルプス原産で、サクラソウ科サクラソウ属の高山性常緑多年草です。アルプス山脈の高山礫地に自生します。草丈は5~15 cm程と小さいです。春~初夏に、花茎を伸ばし花を咲かせます。花は筒状花で先端が深裂し、さらに裂片が2浅裂します。花冠の喉部に白い輪があります。 プリムラ・マルギナータ(Primura marginataオオタチツボスミレオオタチツボスミレ(大立坪菫、学名:Viola kusanoana)は、日本原産で、スミレ科スミレ属の耐寒性多年草です。早春、距がある紫色の花を咲かせます。葉は緑色で、葉形はハート形、葉縁に鋸歯があります。地上茎は花の咲き始めから出ています。タチツボスミレ(立坪菫、学名:Viola grypoceras)と比較ると全体的に大きく、花はもっと赤みを帯び、唇弁に紫色の網目状筋があり、葉は丸みがあって距ニーレンベルギアニーレンベルギア(学名:Nierembergia spp. )は、アルゼンチン原産で、ナス科の半耐寒性多年草です。銀盃草(ギンパイソウ)の仲間です。花弁は淡紫色や白色で小さなカップ状をしているので、英名では、Cup flowerと呼ばれます。花の中央部は黄色い。初夏から秋までの長期間、よく分枝して株が盛り上がり、多数の小花を咲かせ続けます。属名の Nierembergia はスペインの植物学者で、ヤマアジサイヤマアジサイ(山紫陽花、学名:Hydrangea serrata) は日本原産でアジサイ科の耐寒性落葉低木です。福島~四国・九州の太平洋側の沢沿いに自生します。沢に咲くのでサワアジサ(沢紫陽花)とも呼ばれます。 ガクアジサイ(額紫陽花、学名:H. macrophylla f. normalis )と似ており、ガク咲きになりますが、花はアジサイ(紫陽花、学名:Hydrangea macroph山紫陽花 ’大虹’山紫陽花 '大虹'(学名:Hydrangea serrata ‘Ooniji’ )は、愛知県で育成された虹系ヤマアジサイの代表品種です。 一重のガク咲きで、赤紫と青紫の複色で大輪を咲かせます。 一般名:山紫陽花 ”大虹”、学名:Hydrangea serrata ‘Ooniji’ 、種類:ヤマアジサイ、生産地:愛知県産、花色:紅色系複色で萼片の外側が赤紫色、中心部が青紫色、花の咲き方:一重ガバンダ・サンサイブルーバンダ・サンサイブルー(学名:Vanda ”Sansai Blue”)は、東南アジア原産で、ラン科ヒスイラン属の常緑性多年草’バンダ’’の一品種です。明るい青紫色の大輪花を咲かせる交配種です。花言葉は「上品な美しさ」。 一般名:バンダ サンサイブルー、学名:Vanda "Sansai Blue"、別名:バンダ、ヒスイラン(翡翠蘭)、分類名:植物界被子植物単子葉類キジカクシ目ラン科ヒスイラン属ミヤコワスレミヤコワスレ(都忘れ、学名:Aster savatieri cv. Miyakowasure)はキク科シオン属の耐寒性多年草です。春に紫色の小花を咲かせるミヤマヨメナ(深山嫁菜学名:Aster savatieri)の園芸品種です。江戸時代から品種改良が行なわれて来ました。花色は基準色の青紫の他、紫や、薄紫、白、桃、赤紫、紅色など豊富です。葉は濃緑色で細長く縁がギザギザしています。半日影で水捌けの良オカタツナミソウオカタツナミソウ(丘立浪草、学名:Scutellaria brachyspica )はシソ科タツナミソウ属の多年草です。コバノタツナミと似ていますが、コバノタツナミは小さいままなのに対し、オカタツナミソウは葉が花茎の上に行く程成長します。 一般名:オカタツナミソウ(丘立浪草)、学名:Scutellaria brachyspica、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱シソ目シソ科タツナミソウ属ケンタッキーカーネルミントケンタッキーカーネルミント(Kentucky colonel mint、学名:Mentha x villosa)は、シソ科ハッカ属の多年草です。スペアミント(Spearmint、学名:Mentha spicata)と、アップルミント(Apple Mint、学名:Mentha suaveolens )の交配した園芸品種です。スペアミントの爽やかさと、アップルミントの甘い香りが持ち味です。葉は明るい緑サルビア・ガラニチカ サルビア・ガラニチカ (学名:Salvia guaranitica)は欧州や中南米原産で、サルビア属(アキギリ属)の宿根草多年草です。黒っぽい顎に蛇が口を開いたような形をした紫色の花を花枝に縦に連ねて咲かせます。花弁が散ると萼だけが残ります。 一般名:サルビア・ガラニチカ (Salvia guaranitica)、学名:Salvia guaranitica、別名:Anise sage ,An アンゲロニア セレナ 'パープルストライプ'アンゲロニア・セレナ 'パープルストライプ'(学名:Angelonia serena 'Purple Stripe')はアンゲロニア・アングスティフォリア(学名:Angelonia angustifolia)の矮性園芸品種で白と紫のツートンカラーです。アンゲロニア・セレナには他の色があります。同属に、葉が柳の葉に似ている「ヤナギバアンゲロンソウ (サマー・スナップドラゴン、学名:Angeloni花菖蒲 白糸の滝花菖蒲 白糸の滝(ハナショウブ 'シライトノタキ'、学名:Iris ensata var. ensata cv. Shiraitonotaki)は、ハナショウブ(花菖蒲、学名:Iris ensata var. ensata)の一品種で詳細は下記の通りです。 一般名:ハナショウブ(花菖蒲)、 品種名:シライトノタキ(白糸の滝)、花色:紅紫色、花径:18 cm、花姿:平咲き三英花、外花被:紅紫色地パンジー モルフォパンジー モルフォ(Pansy Morpho、学名:Viola×wittrockiana "Morpho")は、北ヨーロッパ原産の園芸品種でスミレ科スミレ属の耐寒性一年草「パンジー」の園芸品種の一つです。日本の「サカタのタネ」が育種して、 2002年オール アメリカ セレクションズを受賞花(All-America Selections awards 2002)です。 南米に生息する美しい蝶「 モルプリムリナ・ドリアスプリムリナ・ドリアス(学名:Primulina dryas)は、イワタバコ科プリムリナ属の耐寒性宿根草のハーブです。中国四川や香港のイワギリソウ(Chirita sinensis)の園芸品種で、緑色地の葉に銀白色の斑が入ります。根生葉の間から花茎を1~2本出し、各花序に薄紫色で鐘形~漏斗状の花を1~3輪咲かせます。花冠の外側には荒毛が有り、先端は上下に2唇形で、上唇は2裂、下唇は3裂します。上唇のキリタ・フィンブリセパラキリタ・フィンブリセパラ(学名:Chirita fimbrisepala)は、中国の武漢が原産で、イワタバコ科キリタ属の耐寒性宿根草です。イワギリソウ(岩桐草)の大輪品種です。渓谷の岸壁の岩に着生します。初夏に、花冠が漏斗状で先端が5裂した薄青紫色の花を咲かせます。全草に柔毛が生えています。和名は岩に生え、毛が多い葉や花が桐に似ていることに拠ります。 一般名:キリタ・フィンブリセパラ(chiテトラネマ・ロセウムテトラネマ・ロセウム(学名:Tetranema roseum)はメキシコ~グアテマラ原産で、オオバコ科メキシコジギタリス属の常緑多年草です。メキシコジギタリス属に所属しますが、猛毒のジギタリス(学名:Digitalis purpurea)とは違う植物です。根生葉は緑色で長さ10 cm程の倒卵形をしています。根生葉の間から、数本の花茎を出し先端に散形花序を付け紫色の漏斗状の花を7,8輪咲かせます。花ツンベルギア・フォーゲリアナツンベルギア・フォーゲリアナ(学名:Thunbergia vogeliana)は、熱帯アフリカ西部原産でキツネノマゴ科ヤハズカズラ属の蔓性常緑低木です。花と葉は朝顔と似ています。葉は卵形ですがやや3裂します。葉腋から集散花序を伸ばし、漏斗状で先端が5裂した濃紫色の花を咲かせます。花の中心部は濃黄色で、花筒は白い。ツンベルギア・エレクタ(学名:Thunbergia erecta)と似ています。違いはチリメンナガボソウチリメンナガボソウ(縮緬長穂草、学名:Stachytarpheta dichotoma)は熱帯アメリカ原産で、クマツヅラ科ナガボソウ属の多年性草本です。帰化植物で野原や路傍に自生しています。茎は四角形で良く分枝します。葉に縮緬状のしわが有ることが名前の由来です。穂状花序に濃青紫色~ラベンダー色の小花を咲かせます。花の中央は薄紫で、花弁の先端は5裂します。ほぼ周年開花します。薬用植物です。 一花菖蒲 ’雨後の空’花菖蒲 '雨後の空'(ハナショウブ 'ウゴノソラ'、学名:Iris ensata var. ensata 'Ugo no sora')はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:花菖蒲 '雨後の空'(ハナショウブ 'ウゴノソラ')、学名:Iris ensata var. ensata 'Ugo no sora'、花色:紫絞り、江戸系。花菖蒲 ’鬼ヶ島'’花菖蒲 '鬼が島'(ハナショウブ 'オニガシマ'、学名:Iris ensata var. ensata 'Onigasima')はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:花菖蒲 '鬼が島'(ハナショウブ 'オニガシマ')、学名:Iris ensata var. ensata cv. Onigasima、江戸系、平開、英:6、中輪、花色:濃赤紫、開花期:6月上旬。 バラ 'セイリュウ'バラ 'セイリュウ'(薔薇 '青龍'、学名:Roza 'seiryu')は薔薇の園芸品種で、青い花を咲かせるべく品種改良を重ねました。この段階では、まだ「青」色には達していません。ペチュニア ’メルリン ブルーモーン’ペチュニア ’メルリン ブルーモーン’(Petunia 'Merlin Blue Morn'、学名:Petunia×hybrida cv. Merlin Blue Morn)とは、ペチュニアの早生品種です。花色は青紫色で、花径は7cmの中輪です。ペチュニア 'ブルーウェーブ'ペチュニア 'ブルーウェーブ'(Petunia 'Blue wave'、学名:Petunia×hybrida cv. Blue wave)とは、ペチュニアの矮性品種で花色は鮮青紫色をしています。それは、2003年、オールアメリカセレクションズ(全米草花新品種審査協会)で金賞を受賞しました。チューリップ・ブラックヒーローチューリップ・ブラックヒーロー (学名:Tulipa cv. Black hero)はユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。八重遅咲きで暗紫色の花を咲かせます。 チューリップの品種を集めたチューリップ図鑑は、右をご参照ください。チューリップ図鑑 品種名:チューリップ・ブラックヒーロー 、学名:Tulipa cv. Black hero、原産地:園芸品種、分類:遅咲き八重花菖蒲 ’濡れ燕’ハナショウブ 'ヌレツバメ'(花菖蒲 '濡れ燕'、学名:Iris ensata var. ensata 'Nuretsubame')はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:ハナショウブ 'ヌレツバメ'(花菖蒲 '濡れ燕')、学名:Iris ensata var. ensata 'Nuretsubame'、江戸系、6英、花色:濃赤紫に白筋入り、目:黄色で目立つ。花菖蒲 ’大盃'花菖蒲 '大盃'(ハナショウブ 'オオサカズキ'、学名:Iris ensata var. ensata 'Osakazuki')はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。江戸系の中大輪で白地に紅色絞りで平開、黄色いアイが目立つ。 一般名:ハナショウブ 'オオサカズキ'(花菖蒲 '大盃')、学名:Iris ensata var. ensata 'Osakazuki'、江戸系、平咲き、花花菖蒲 ’五節舞’ハナショウブ 'ゴセチ ノ マイ'(花菖蒲 '五節舞'、学名:Iris ensata var. ensata cv. Gosechi no mai)はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:ハナショウブ 'ゴセチ ノ マイ'(花菖蒲 '五節舞')、学名:Iris ensata var. ensata cv. Gosechi no mai'、江戸系、垂れ咲き、3英、花色:薄紫額紫陽花 'ポージーブーケ ミミ'額紫陽花「ポージーブーケミミ」(H.m. Posy bouquet mimi'、学名:Hydrangea macrophylla f. normalis cv. Posy bouquet mimi) は、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「ガクアジサイ額紫陽花」の園芸品の一つです。ホージーブーケシリーズの一つで「城ヶ崎」育成系統同士を交配・育種したものです。 花序形:杯形、花型:額紫陽花、山紫陽花 'モダンタイムス'山紫陽花「モダンタイムス」(Hydrangea serrata 'Modern times'、学名:Hydrangea serrata cv. modern times) は、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「ヤマアジサイ(山紫陽花)」と’’ハイドランジア(Hydrangea、セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)’、学名:Hydrangea macrophylla f. hortensia)’ の交額紫陽花 卑弥呼額紫陽花「ヒミコ(卑弥呼)」(H.m. Himiko、学名:H.m. cv. Himiko) は、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「紫陽花」の園芸品の一つです。両性花、装飾花ともに大きい八重額紫陽花です。装飾花の萼色は赤から青の間で変化します。 額紫陽花 ダンスパーティ紫陽花「ダンスパーティ」(H.h. Dance party、学名:Hydrangea hybrida cv. Dance party) は、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「アジサイ(紫陽花)」の園芸品の一つです。加茂花菖蒲園が、1994年頃にガクアジサイとアメリカの園芸種を掛け合わせて作出しました。枝は良く分枝します。葉は光沢のある卵形で、葉縁には鋸歯があり、枝に対生して付きます。 6月~山紫陽花 '菊咲七段花'山紫陽花 菊咲七段花(キクザキシチダンカ、学名:Hydorangea serrata f. prolifera) は、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「山紫陽花」(ヤマアジサイ)の一つです。山紫陽花は、山地に自生する紫陽花で、額紫陽花を少し小さくして野趣に富んだ花を咲かせます。葉は薄く光沢の無い楕円形で、枝に対生します。菊咲七段花は、長い花茎の先端に花序を付けます。中央にある両性花は、周囲の装ヒメツルニチニチソウヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草、学名:Vinca minor)は、ヨーロッパ中部~コーカサス原産で、キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の耐寒性ツル性常緑低木です。 同属のツルニチニチソウ(Vinca major、蔓日々草、ビンカ・マジョール)を小さくしたような草本で、学名のビンカ・ミノールとも呼ばれます。春~初夏に、直立した花茎に青紫色の花を咲かせます。ビンカマジョール(Vinca major)額紫陽花 ポージーブーケ スージー額紫陽花「ポージーブーケ スージー」(Hydrangea macrophilla 'Posy bouquet Suzie'、学名:H.m. cv. Posy bouquet Suzie) は、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「額紫陽花」の園芸品の一つです。ホージーブーケシリーズの一つです。 花序形:杯形、花型:額紫陽花、両性花の花の形:八重咲き、装飾花の花の形:八重咲き、花色:咲き始めはアヤメアヤメ(文目、綾目、学名:Iris sanguinea)は、日本、朝鮮半島、台湾、中国原産で、アヤメ科アヤメ属の多年草です。日本の北海道~九州の草地に自生します。ハナショウブ(花菖蒲、I. ensata var. ensata)やカキツバタ(杜若、学名:Iris laevigata、燕子花)が水辺に咲くのに対し、アヤメは乾燥した場所で咲きます。 春~夏に、花茎を直立させ、分枝はせず、茎頂に1~3個タスマニアビオラタスマニアビオラ(学名:Viola banksii)は、オーストラリア南部で、スミレ科スミレ属の耐寒性多年草です。原産地では、クイーンズランド~タスマニアに自生します。別名で、Ivy-leaved Violety、パンダスミレ、ツタスミレ、ビオラ・バンクシイ、ツルスミレとも呼ばれます。 一般名:スミレ(菫)、学名:Viola mandshurica又は、Viola hederacea、別名:デュランタデュランタ(Duranta、学名:Dulranta erecta)は、米フロリダ、ブラジル、西インド諸島原産で、クマツヅラ科デュランタ属の常緑低木です。漏斗状で先端が5裂した紫色の小花を藤の房状に垂下して咲きます。葉は、通常、緑色で、葉形は楕円形、葉縁にはギザギザした歯牙(しが) があります。花が終わった後に、濃黄色をした小粒で艶のある果実が繁茂し、観賞用とされます。時期によっては、花と果実が一緒デュランタ '宝塚'デュランタ '宝塚'(学名:Dulranta erecta cv. Takarazukauka)はデュランタ(Duranta、学名:Dulranta erecta)の代表的な園芸品種で、紫色地に白い縁取りがあります。 一般名:宝塚(学名:Dulranta erecta cv. Takarazuka、分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目クマツヅラ科ハリマツリ属、別名:ドゥランタ、ハリマツリペリカンバナペリカンバナ(Pelican花)(学名:Aristolochia grandiflora、アリストロキア・グランデフローラ)は、グアテマラやアンティル諸島などの中米に生息するウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の非耐寒性・蔓常緑小低木です。 学名から、アリストロキア・グランデフローラとも呼ばれます。蔓が他の樹木に巻き付きながら成長します。蔓から出た長い花柄は下垂し、ペロカンの嘴や、サキソフォンの形に例ジュランタ・レペンスジュランタ・レペンス(学名:Duranta repens)は、タイワンレンギョウ(台湾連翹)とも呼ばれるデュランタ(Duranta、学名:Dulranta)の品種です。薄紫色の花を咲かせます。 一般名:ジュランタ・レペンス、学名:Duranta repens、分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目クマツヅラ科ハリマツリ属、別名:ドゥランタ、ハリマツリ(針茉莉)、ジュランカツラ、Brazil ヒメシャガヒメシャガ(姫著莪、学名:Iris gracilipes)は、中国原産で、アヤメ科アヤメ属の落葉性多年草です。 シャガ(著莪)とよく似ていますが、より小型で、絶滅危惧植物に指定されています。花は薄紫色で、花数はシャガより少なく、また小さい。草丈はシャガは50~70cm程になりますが、ヒメシャガは30cm程です。シャガの葉には光沢がありますが、ヒメシャガの葉には光沢が無く、葉幅はより細く、冬に地上部セアノサスセアノサス(学名:Ceanothus arboreus)は北米固有種で、クロウメモドキ科セアノサス属の低木です。葉は単葉で、花は放射相称です。根粒に放線菌が共生して窒素固定を行っています。アメリカ独立戦争時には、葉が紅茶の代用とされました。属名の「Ceonothus」は、ラテン語の「keanōthos(とげのある植物)」に由来します。同科にナツメがあります。 一般名:セアノサス、学名:Ceaヒメルリトラノオヒメルリトラノオ(姫瑠璃虎の尾、学名:Pseudolysimachion rotundum var. petiolatu)は、欧州原産で、ゴマノハグサ科ベロニカ属の這性・耐寒性多年草です。春に、高山のやや渇き気味の草原に自生し、花茎先端から花序を伸ばし青紫の小花を多数咲かせます。高山植物なので草丈は低いです。和名は、花色が瑠璃色で、長い花穂を虎の尾に例えて命名されました。 一般名:ヒメルリトベロニカ・オックスフォードブルーベロニカ・オックスフォードブルー(Veronica peduncularis 'Oxford blue')は、オオバコ科クワガタソウ属の宿根草「Veronica peduncularis(ペドゥンクラリス)」の改良品種です。這性のベロニカ(Veronica)で、春~初夏に、青紫色の小花をカーペット状に広げます。冬には紅葉します。耐寒性、耐暑性に優れ、花壇のグランドカバーやロックガーデン、ハンギングサキガケアヤメサキガケアヤメ(魁文目、魁綾目、学名: Iris unguicularis)は、地中海~西アジア原産で、アヤメ科の耐寒性常緑多年草です。山野に自生し、通常のアヤメより草丈が高く、開花期も早いです。葉の間から茎を伸ばし紫色~濃青色の花を2,3個ずつ次々に咲かせます。花の基部には黄色と紫色の綾目模様があります。白色品種「アルバ(Alba)」や、矮性品種「I. unguicularis subsp. cベロニカベロニカ(Veronica、学名:Veronica spp.)は、欧州原産で、オオバコ科クワガタソウ属(ベロニカ属)の多年草です。 別植物と思うほど、品種により花の形が異なります。青く長い花穂のスピカタ(Veronica spicata)や、ロンギフォリア(Veronica longifolia)、這い性のペドゥンクラリス(Veronica peduncularis)とその改良品種「ベロニカ・オッ花菖蒲 ”連城の璧”花菖蒲 ”連城の璧”(ハナショウブ ”レンジョウノタマ”、学名:Iris ensata var. ensata cv. Renjo no Tama)は、ハナショウブ(花菖蒲、学名:Iris ensata var. ensata)の一園芸品種です。江戸系、中生(花期が5月下旬~6月上旬)、平咲きの六英花、薄藤紫色の中~大輪花で花被片(perianth)基部が白く、黄色い目(eye signal)が入花菖蒲 ’朝神楽’花菖蒲 ’朝神楽’(ハナショウブ 'アサカグラ'、学名:Iris ensata var. Asakagura)はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:花菖蒲 ’朝神楽’(ハナショウブ 'アサカグラ')、学名:Iris ensata var. Asakagura、三英花(3ei)、紫系、平咲き、花被片色:紅紫、花の大小:中輪、開花期:6月中旬、系統:江戸系。花菖蒲 ’雲の上’花菖蒲 '雲の上’(ハナショウブ 'クモノウエ'、学名:Iris ensata var. Kumo no ue)はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。 一般名:花菖蒲 ’雲の上’(ハナショウブ 'クモノウエ')、学名:Iris ensata var. Kumo no ue、江戸系、六英花(6 ei)、紫系、垂れ咲き、花被片色:濃青紫、花の大小:大輪、開花期:6月上旬、系統:江戸系。ホテイアオイホテイアオイ(布袋葵、学名:Eichhornia crassipes)は、南米アマゾン川流域原産で、ミズアオイ科ホテイアオイ属の浮遊水生植物です。ホテイソウ(布袋草)や、ウオーター・ヒアシンス(water hyacinth)とも呼ばれます。草丈は20~40cmです。夏に朝開き夕方に萎れる薄紫色の花を一日花を咲かせます。花が咲き終わると花茎を曲げて先端を水中に伸ばし果実を水の中で育てます。熟した果実 チョウセンシオンチョウセンシオン(朝鮮紫苑、学名:Aster koraiensis)は、朝鮮半島固有種で、キク科シオン属の多年生草本です。チョウセンヨメナ(朝鮮嫁菜)や、Korean starwortとも呼ばれます。 夏~初秋に、茎先から暖房花序を伸ばし頭花を咲かせます。舌状花は青紫色で、管状花は黄色い。日本には観賞用として渡来し現在では帰化植物とされます。 日本にはミヤマヨメナ(深山嫁菜、学名:Aster ネオレゲリア・オレンジペコネオレゲリア・オレンジペコ(学名:Neoregelia orangepekoe)は、パイナップル科ネオレゲリア属の半耐寒性・多肉性・常緑多年草です。 広線形のロゼッタ状の根生葉を持ち、肉厚は厚く樋状に外側が立ち上がり、葉縁に棘があります。株の中心にある短い筒部に水が溜まる構造となっており、春~夏に薄紫色の花を咲かせます。 オレンジペコ(orangepekoe)は園芸品種です。 一般名:ネオレユウギリソウユウギリソウ(夕霧草、学名:Trachelium caeruleum)は南欧、北アフリカなど地中海沿岸原産で、キキョウ科ユウギリソウ属の常緑多年草です。英名で、スロートワート(Throat wort)、トラケリウム(Trachelium)と呼ばれます。葉は緑色で長楕円形、葉縁に鋸歯があります。 夏に、米粒大の花を多数集合させて10~15 cmの円錐形花序を形成します。花色には紫色や、ピンク、白があツンベルギア・エレクタ 'フェアリー・ムーン'ツンベルギア・エレクタ 'フェアリー・ムーン'(学名:Thunbergia erecta cv. fairy moon)は西アフリカ原産でキツネノマゴ科ヤハズカズラ属の常緑低木「ツンベルギア・エレクタ(木立矢筈葛、学名:Thunbergia erecta)」の園芸品種です。葉腋から単頂花序を伸ばし、漏斗状で先端が5裂した花を咲かせます。花は薄紫色で白覆輪が入ります。喉部は薄クリーム色をしています。アルカネットアルカネット(Alkanet、学名:Alkanna tinctoria)は、ヨーロッパ南東部原産で、ムラサキ科ウシノシタグサ属の多年草です。茎には硬い毛があり、ざらついた感じがします。春~夏に、小さな青紫色の花を咲かせます。根にアルカンニン(alkannin)という紅色色素を持つので染料の原料に、葉には芳香があるのでポプリにされます。但し、肝臓毒があるので食用とはしません。古代エジプト時代から根はムラサキニガナムラサキニガナ(紫苦菜、学名:Paraprenanthes sororia)は中国原産で、キク科ムラサキニガナ属の多年生野草です。夏に、円錐花序を伸ばし、10個ほどの小さな赤紫色の舌状花をつけます。 一般名:ムラサキニガナ(紫苦菜)、学名:Paraprenanthes sororia、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科ムラサキニガナ属ムラサキニガナ種、 原産地:中国、分布:北ネオレゲリアネオレゲリア(Neoregelia、学名:Neoregelia)は、パイナップル科ネオレゲリア属の半耐寒性・多肉性・常緑多年草です。 ロゼッタ状の根生葉を持ち、肉厚は厚く、葉縁には棘があります。株の中心にある短い筒部に水が溜まる構造となっています。春~夏に、薄紫色の花を咲かせます。葉が美しいので観葉植物として周年観賞されます。原産地のアマゾンではヤドクガエル(矢毒蛙属、Dendrobates)の産バンダバンダ(Vanda、学名:Vanda Orchid)は、パプアニューギニアなどの東南アジア原産で、ラン科ヒスイラン属(バンダ属)のラン耐寒性植物です。 バンダは木や岩上に自生する着生蘭で、草丈20~30 cm、1本の茎が上に伸びる単茎種です。 花弁に綱目模様が入ります。6~10月に桃色や橙色、黄色、青紫色の花を咲かせます。 青花が多いのはセルレア種で、桃色系のサンデリアナ種が出回っています。栽培にアンスリウム・アークスアンスリウム・アークス(学名:Anthurium cv. ARCS)はアンスリウム(学名:Anthurium)の園芸品種です。紫色の花を咲かせます。 一般名:アンスリウム・アークス(Anthurium ’ARCS’’)、学名:Anthurium cv. ARCS、分類名:植物界被子植物単子葉類オモダカ目サトイモ科アンスリウム属、原産地:園芸品種、生活型:非耐寒性多年草、草丈:30〜50 cチョウセンキハギチョウセンキハギ (朝鮮木萩、学名:Lespedeza maximowiczii)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、マメ科マメ属の落葉半低木です。晩春~夏に、葉腋から花序を伸ばし赤紫色で蝶形をした小花を複数個咲かせます。 一般名:チョウセンキハギ (朝鮮木萩)、学名:Lespedeza maximowiczii、原産地:日本、朝鮮半島、中国、葉序:互生、3出複葉(3小葉の複葉)、小葉長:3-9 シロウマアサツキウィロウマアサツキ(白馬浅葱、学名:Allium schoenoprasum var. orientale)は、日本原産で、ヒガンバナ科ネギ属エゾネギ種の高山性多年草です。北海道、本州の中部以北の高山地帯の砂礫地などに自生します。夏に、中空の細い花茎先端に球形で赤紫色の花を咲かせます。雄蕊と花被片の長さが同じです。よく似た浅葱は雄蕊は花被片から飛び出しません。 一般名:アサツキ(浅葱)、学ブラックマロウブラックマロウ(black mallow、学名:Althaea rosea var. nigra)は、ヨーロッパ原産で、アオイ科タチアオイ属の宿根草です。タチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea)の変種で、夏に濃黒紫色の花を咲かせます。 一般名:ブラックマロウ(black mallow)、学名:Althaea rosea var. nigra、シノニム:Alcea rosea va山紫陽花 '楊貴妃'山紫陽花 '楊貴妃'(学名:Hydrangea serrata 'Youkihi'、又学名:Hydrangea macrophylla subsp. serrata ’Youkihi’)は、ヤマアジサイ(山紫陽花)の原種一つです。小輪多花、一重の額咲き。熊本県原産の山紫陽花です。花色が複色になる「虹色系」で、花色は土壌により変化します。濃赤紫色などになります。 一般名:山紫陽花 '楊貴妃'、バラ 'ブルーライト'バラ 'ブルーライト'(薔薇 'Blue Light'、学名:Madame Violet×Lady Luck、Roza 'Blue Light)は、バラ科バラ属の小灌木「バラ」の園芸品種です。四季咲きで春~秋まで淡青紫色~ライラック色で芳香の有る大輪の花を咲かせます。 品種名:バラ 'ブルーライト'(薔薇 'Blue Light')、学名:Madame Violet×Lady Luck、Rアポイクワガタアポイクワガタ(Apoi鍬形、学名:Pseudolysimachion schmidtianum subsp. senanense var. yezo-alpinum f. exigua)は、アポイ岳固有種で、オオバコ科の高山性多年生植物です。葉は細長い長楕円形で、切れ込みが深いです。 エゾミヤマクワガタ(学名:Pseudolysimachion schmidtianum subsp. senanサルビアブレヤナサルビアブレヤナ(学名:Salvia bulleyana)は中国固有種で、シソ科サルビア属の高山性耐寒性多年草(冬期落葉種)です。雲南省の海抜2100~3400mの亜高山~高山に自生します。根生葉はロゼッタ状をしています。夏に、ロゼッタの間から花茎を出し先端から穂状花序を伸ばし紫色の唇形花を咲かせます。 黄色い花被片に褐色の口唇弁を持つ黄花いサルビア・フラバ・メガランタ(Salvia flavaロベリア 'アズーロコンパクト'ロベリア 'アズーロコンパクト'(学名:Lobelia 'azzurro-compact')はサントリーが育種したロベリア(Lobelia、学名:Lobelia erinus)の園芸品種です。草丈が低くふんわりコンパクトに花を咲かせます。開花期間は春~秋までと、盛夏を乗り越え、長期間咲かせます。花形は唇形で、花色にはピンクや青、紫、白があります。 一般名:ロベリア 'アズーロコンパクト'グロブラリア サルコフィラ 'ブルーアイズ'グロブラリア サルコフィラ 'ブルーアイズ'(学名:Globularia salicina 'Blue Eye')は、グロブラリア・サルコフィラ(学名:Globularia salicina)の園芸種です。和名ではルリカンザシ(瑠璃簪)や、青い瞳と呼ばれます。蕾の時は青いですが、咲き始めると中央が青で周辺が白い多弁花を咲かせます。 原種のグロブラリア・サルコフィラ(G. Salcophylla)オレガヌム・ラヴィエガツム・ピルグリムオレガヌム・ラヴィエガツム・ピルグリム(学名:Origanum laevigatum 'Pilgrim')は、キプロス、シリア、トルコ原産でシソ科ハナハッカ属の耐寒性多年草「オレガヌム・ラヴィエガツム」の園芸品種です。葉には強い芳香があります。初夏~秋に、アーチ状に直立した花茎に、濃紫色の萼とピンクの漏斗状をした花を咲かせます。乾燥に強いです。料理のハーブや観賞用植物、グランドカバーい使われます。アガスターシェ 'リコリスブルー'アガスターシェ・リコリスブルー(学名:Agastache rugosa 'liquorice Blue')は、北米原産でシソ科カワミドリ属の耐寒性多年草「カワミドリ(学名 Agastache rugosa )」の園芸品種です。 草丈は60~100 cmで、直立した茎は良く分枝します。葉は緑色で先端が尖った卵形をしており葉縁には鋸歯が有り対生して付きます。 春~秋に、葉腋から穂状花序を伸ばし、青紫色 カロトロピス・ギガンテアカロトロピス・ギガンテア(学名:Calotropis gigantea)は、インド~東南アジア原産で、キョウチクトウ科の常緑低木です。花の形が王冠状なのでクラウンフラワー、海岸近くでタバコの葉に似た葉をつけるのでカイガンタバコと呼ばれます。花はハワイではレイの素材、印度ではシバ神への供花とされます。バングラデシュでは根を薬用に使います。種子に長い綿毛がありマットなどの詰め物に利用されます。植物を傷トロビランデス・ゴッシピヌスストロビランデス・ゴッシピヌス(学名:Strobilanthes gossypinus)は、インド、スリランカ原産で、キツネノマゴ科の熱帯性小低木です。葉表面に白毛が生え、葉は対生して付きます。春~秋に、穂状花序を伸ばしに薄紫色の漏斗状の花を咲かせます。筒状花の先は5裂しています。 一般名:ストロビランデス・ゴッシピヌス(Strobilanthes gossypinus)、学名:Strobiブリランタイシア・ラミウムブリランタイシア・ラミウム(学名:Brillantaisia lamium)はアフリカ中・西部原産で、キツネノマゴ科ラミウム属の非耐寒性常緑多年草です。現地では牧場の野草として知られます。茎断面は正方形で直立し1.5~2mほどになります。枝は上部で分枝します。開花期は執念で、唇弁形をした紫色の花を咲かせます。葉は卵形又はハート型をしています。茎や葉柄に荒毛があります。成熟した種子が果実から爆発的にムシトリスミレ・ギガンティアムシトリスミレ・ギガンティア(学名:Pinguicula gigantea)はメキシコ オアハカ州原産で、タヌキモ科ムシトリスミレ属の食虫植物ムシトリスミレ です。熱帯高山に自生します。世界最大のムシトリスミレで、ロゼッタ状の根生葉の直径は最大30cmにもなります。葉の上下面やから粘着液を分泌し、蟻や蚊、コバエなどの小さな昆虫を捕らえて溶かして栄養にします。夏に細い花茎を伸ばし薄紫色の菫に似た花をクレマチス ‘祭り太鼓’クレマチス ‘祭り太鼓’(学名:Clematis cv. Matsuridaiko)は、キンポゲ科センニンソウ属(クレマチス属)の耐寒性蔓性落葉宿根草 「クレマチス」の園芸品種です。パテンス八重系(早咲き大輪系)の品種です。 花色:淡藤色~青紫色、 咲き方:八重咲き、 開花期:5月~10月、 一般名:クレマチス ‘祭り太鼓’、学名:Clematis cv. Matsuridaikoナヨクサフジナヨクサフジ(弱草藤、学名:Vicia villosa)はヨーロッパ、中央アジア、イラン原産で、マメ科ソラマメ属の蔓性一年生草本です。飼料作物として栽培される帰化植物です。本州から沖縄の路傍や河川敷に自生します。葉は偶数羽状複葉で葉先に枝分かれした巻きひげがあります。小葉は長楕円形をしています。葉腋から総状花序を伸ばし赤紫色の蝶形の花を一方向に咲かせます。クサフジと似ますが、旗弁の舷部が爪部の長さクレマチスクレマチス(学名:Clematis L.)は、日本、中国、欧州、北米原産で、キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草です。テッセンとも呼ばれます。春〜秋に、強靭な蔓を伸ばし、フェンスや支柱に巻きつき沢山の花(実際には萼)を咲かせます。属名の「Clematis」は ギリシャ語の「klema(蔓)」に由来します。花言葉は「高潔」や「精神の美」。 細い蔓が強靭で大きな花を支えることから、内面の強さ、精ミズナスミズナス(水茄子、学名:Solanum melongena 'Mizunasu)は、ナス科の非耐寒性一年草の果菜「ナス(茄子)」の一品種です。一般家庭でよく食べられる野菜です。紫色の花が咲いた後に成る紫色の果実を食用とします。 灰汁があるので切って置いておくと茶色っぽくなります。 水にさらすか塩を振って灰汁抜きしてから使います。 果肉は薄黄色で柔らかく皮と共に用いられ、糠味噌漬けや、マーボーナス(アリストロキア ブラジリエンシスアリストロキア ブラジリエンシス(学名:Aristolochia braziliensis)は、ブラジル原産で、ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の常緑蔓性小低木です。蔓でフェンスや他の木などに絡みつきます。温室では周年開花しますが花弁はありません。赤褐色をした花に見えるのは萼片です。萼片はペリカンの嘴状をした2唇形で、間に蠅を閉じ込めて受粉します。果実は蒴果です。 一般名:アリストロキア ブ花菖蒲 ’大江戸’花菖蒲 '大江戸'(ハナショウブ 'オオエド'、学名:Iris ensata var. Oedo)はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。江戸系古花で、三英中輪の花を咲かせます。 3枚の外花被(outer perianth)は藤色で大きく垂れます。3枚の内花被(inner perianth)も藤色で穏やかに立ち上がります。花柱枝(style arm)も藤色で同様に穏やかに立ち上がります 花菖蒲 ’七福神’花菖蒲 七福神(シチフクジン、学名:Iris ensata var. Shichifukujin)はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。江戸系赤紫地白筋、三英花の中輪を咲かせます。 3枚の外花被(outer perianth)は淡赤紫地で脈(筋、floral vein、rib)に白筋が入り、アイ(eye signa)は黄色で、ハロー(halo)は青、い平咲きで花被片はやや垂れます。3イブキジャコウソウイブキジャコウソウ(伊吹麝香草、学名:Thymus quinquecostatus)は、日本やヒマラヤ原産でシソ科イブキジャコウソウ属の這性常緑小低木です。日本唯一のタイムです。和名は伊吹山に多く自生し、葉に麝香があることに拠ります。北海道から九州で、低地から高山の日当たりが良い岩礫地に自生します。草と思うほど樹高が低く、地面を覆うように紅色で唇形の小花を咲かせます。イブキジャコウソウ属には、35ロベリア ロベリア(Lobelia、学名:Lobelia erinus)は、マラウィイ、ナンビア、南アフリカ原産で、キキョウ科ミゾカクシ属の非耐寒性常緑一年草です。良く分枝する細い茎間から出た円錐花序に唇形で菫に似た小花を沢山咲かせます。立性と匍匐性の品種があります。 属名の「Lobelia」は、ベルギーの植物学者「マティアス・デ・ロベル(Matthias de l’Obe)」への献名です。種小名の「er花菖蒲 ’大神楽’花菖蒲 ’大神楽’(ダイカグラ、学名:Iris ensata var. daikagura)はアヤメ科アヤメ属の宿根草「アヤメ」の園芸品種です。6月に薄い赤紫色の中輪を咲かせます。3枚の外花被(outer perianth)が、3枚の内花被より大きい「三英(ei)」です。外花被片と内花被片の大きさが同じものを「六英」と呼びます。花容(花の形)は江戸系で平咲き、外花被(Outer perianth)ヘリオトロープヘリオトロープ(Heliotrope、学名:Myosotis scorpioides)は、ペルー原産で、ムラサキ科キダチルリソウ属の常緑小低木です。ムラサキ科の植物なので、直立した茎と葉に沢山の荒毛があります。1年目は草本ですが、2年目以降は木質化します。葉は緑色の長楕円形で皺があり、花よりかなり大きいです。春から初秋に、花茎先端から蠍型花序を伸ばし短い漏斗状の小花を数個咲かせます。漏斗状の花の先ブルーデージーブルーデージー(Blue daisy学名:Felicia amelloides)は、南アフリカ原産で、キク科ルリヒナギク属の半耐寒性常緑多年草又は小低木です。 春~秋に青~紫色の花を咲かせます。花は周辺部にある鮮青色の舌状花と中央部にある黄色い管状花から構成されます。 東京は温かいせいか12月中旬でも咲いています。 一般名:ブルーデージー(Blue daisy)、学名:Felicia ameヤブランヤブラン(藪蘭、学名:Liriope muscari)は、東アジア原産で、キジカクシ科ヤブラン属の常緑多年草です。 日本では一般家庭の庭で見られます。花名にランと付きますが、ラン科の植物ではありません。 別名で、ノシメランや、サマームスカリ、学名のリリオペ(Liriope)と呼ばれることがあります。草丈は25〜50cmです。葉は、長さ30〜50cm、幅1 cm、葉色は緑色が一般的ですが、緑色地に縦イングリッシュラベンダーイングリッシュラベンダー(English lavender、学名:Lavandula angustifoliato)は、地中海沿岸〜インドなどの西アジア原産で、シソ科ラベンダー(ラバンデュラ)属の半耐寒性小低木で代表的なハーブです。古代ローマ時代から浴湯剤として用いられ芳香と治療に役立てられています。 春〜夏に開花し、香料を採ったり切花や鉢植えで楽しみます。Lavandula(ラバンデュラ)とは、デルフィニウムデルフィニウム(学名:Delphinium × cultoru)は、欧州や北米原産で、キンポウゲ科デルフィニウム属の耐寒性宿根草です。高原の湿地に自生します。花名の Delphinium は蕾の形がイルカ(dolphin)に似ていることに拠ります。和名では、ヒエンソウ(飛燕草)やオオヒエンソウ(大飛燕草)と呼ばれます。これは、花形が飛翔する燕に似ているということから付けられました。デルフィニウムはチョウジソウチョウジソウ(丁子草、学名:Amsonia elliptica)は東アジア、北米原産でキョウチクトウ科チョウジソウ属の非耐寒性・非耐暑性多年草です。茎は直立し、初夏に花茎から集散花序を伸ばし薄青色の星型をした小花を多数付けます。和風の雰囲気があり葉は秋に紅葉します。花名は小花を横から見たとき、「丁」の字に似ていることに拠ります。生息地である湿地が減少していることから絶滅危惧種に指定されました。キョ ハナシノブハナシノブ(花忍、学名:Polemonium kiushianum)は、日本固有種でハナシノブ科ハナシノブ属の多年草です。 九州の山地草原に自生します。茎は直立し、奇数羽状複葉を互生してつけます。初夏~盛夏に、茎先から円錐花序を伸ばし、薄青紫色の花を咲かせます。ハナシノブは、平成7年2月に国内希少野生植物(絶滅危惧ⅠA類)に追加指定されました。希少野生植物として指定されている花には3種あり、このハブッドレアブッドレア(Buddreaja、学名:Buddleja davidii)は、中国と日本原産で、ゴマノハグサ科ブッドレア属の耐寒性落葉低木です。円錐花序を伸ばし多数の小花を咲かせます。花序は遠くから見ると1つの大きな花房のように見えます。各小花の花冠は高杯形をしており花先で4裂します。花色は豊富で、紫色やピンク、白、紫紅色、藤色があります。葉は細長い被針形で、対生します。花穂の感じが、カシワバアジサスイートピースイートピー(Sweet pea、学名:Lathyrus odoratus) は、シシリー島(イタリア)原産で、マメ科レンリソウ属の蔓性一年生草本です。多年性の品種に、ヒロハノレンリソウ (広葉連理草 、学名:Lathyrus latifolius) があります。花はエンドウと似ています。葉は羽状複葉ですが小葉は最下部の1対を残して他は巻き髭となります。 他に絡んで這いあがる蔓性なので、支柱が必ゼニアオイゼニアオイ(銭紅葵、学名:Malva mauritiana, or Malva sylvestris var. mauritiana)は地中海原産で、アオイ科ゼニアオイ属の野生の多年草です。ヨーロッパから中国経由で日本へ江戸時代に観賞用に渡来したものが逸出した帰化植物です。本州中部以南の市街地に生息します。花の大きさが江戸時代の通貨一文銭に似ていたことが花名の由来です。草丈の高く、初夏~夏に、花アジサイアジサイ(紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla) は日本原産で、アジサイ科の耐寒性落葉低木です。 原種はガクアジサイ(額紫陽花、学名:H. macrophylla f. normalis )で、両性花を中心に周囲を装飾花が縁取ります。 アジサイはガクアジサイの一品種で、ほぼ装飾花のみから成り、花のように見える萼片が多数集合して大きな半球状の花(上から見ると手鞠型)を咲かせますヤグルマギクヤグルマギク(矢車菊、学名:Centaurea cyanus)は、欧州東南部原産で、キク科ケンタウレア属の耐寒性一年草です。日当たりの良い場所では、草丈30〜100 cmに成長します。葉は長楕円形~線形、又は羽状深裂で、葉縁は全縁又は鋸歯がある場合があり互生して付きます。4月〜6月に、花茎から頭状花序を伸ばし矢車型の管状花だけから成る直径4〜5 cmの花を咲かせます。花色には青紫や、白、ピンクがあポージーブーケ ララ額紫陽花額紫陽花「ポージーブーケ ララ」(H.m. Posy bouquet LaLa、学名:Hydrangea macrophilla cv. Posy bouquet LaLa) は、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「額紫陽花」の園芸品の一つです。ポージーブーケ・シリーズの一つで、2003年 8月 19日に品種登録されました。「城ヶ崎」育成系統同士を交配・育種したものです。咲き始めは額紫陽花で、時チュ-リップチューリップ(学名:Tulipa L.)は、トルコ、イラン、アフガニスタン原産でユリ科チューリップ属の耐寒性球根植物です。春に、柔らかい花茎の頭頂カップ状の可愛らしい花を1輪咲かせます。日本で主に栽培されているのは、ツ―リップの園芸品種である「ゲスネリアナ種 (学名:T. gesneriana)」です。日本では富山県と新潟県の2県でほぼ10割を占めます。 属名「Tulipa」は、トルコ語でターバンタチアオイタチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea)は、トルコ原産で、アオイ科ビロードアオイ属の耐暑性耐寒性宿根草(多年草)です。 草丈が高く昔から庭の奥に植えられています。葉には葉柄が有り、葉形は円形で5~7浅裂した掌形をしており鋸歯縁、茎に互生して付きます。入梅時に真っ直ぐ伸びた花茎から花序を伸ばしたくさんの一重の五弁花か八重咲きの大きな花を咲かせます。花色には、赤や濃赤、桃色、黄、青紫、白、ハナハマサジハナハマサジ(花浜匙、学名:Limonium sinuatum)は、スペイン~北アフリカの地中海沿岸原産でイソマツ科イソマツ属の半耐寒性多年草です。原産地では海岸の砂地に自生する野草で乾燥や塩分に強いです。地際から放射状に延びた葉の間からやや扁平で翼のある花茎を直立させ、春~秋に、花茎先端から円錐花序を伸ばし、青紫や、白、赤、橙、黄、ピンクの漏斗状の花を付けます。しかし、花のように見えるのは、花で サイカクサイカク(犀角、学名:Stapelia hirsuta)は南アフリカのケープ地方原産で、キョウチクトウ科スタペリア属の常緑多年草の多肉植物です。 茎には葉や棘が無く四角柱をしておりサボテンに似ていますが、サボテンではありません。 5月~10月にキキョウ(桔梗、学名:Platycodon grandiflorus)やワタ(綿、学名:Gossypium)のようなバルーン型の蕾ができて割れると、毛むアガパンサスアガパンサス(Agapanthus、学名:Agapanthus africanus)は、南アフリカ原産で、ヒガンバナ科アガパンサス属の半耐寒性宿根草です。 ムラサキクンシラン(紫君子蘭)や 、African lily 、Lily of the Nile 、Common Agapanthusとも呼ばれます。 草丈は60~100 cmで、花茎は直立します。葉は根元に近くで叢生し、緑色で厚く、幅広の線形ブルーサルビアブルーサルビア(Blue salvia、学名:Salvia farinacea)は、北米原産で、シソ科サルビア属の一年生草本です。本来は多年草ですが、日本の高温多湿気候では、園芸上一年草の扱いとなります。別名で、サルビアファリナセア、メアリーセージ(mealy sage)やケショウサルビア(化粧Salvia)とも呼ばれます。葉は卵形で根元につきます。夏~秋に、茎頂又は、葉腋から伸びた15~30 cゴウダソウゴウダソウ(合田草、学名:Lunaria annua)は、欧州中央・南部原産で、アブラナ科ゴウダソウ属の越年草で、欧州からの帰化植物です。春に、アブラナ科特有の十字型の4弁花を咲かせます。花色は白や紫色で芳香があります。雄蕊は6本あります。花後に、薄い小判形のユニークな緑色の果実を成らせます。ドライフラワーの需要があります。花名は明治時代に種子を欧州から持ち帰り栽培した合田氏から付けられました。 エキウム・カンディカンスエキウム・カンディカンス(学名:Echium candicans)は、アフリカ西岸のマデイラ島(ポルトガル)原産で、ムラサキ科エキウム属の耐寒性多年草です。宝石の塔や、マデイラの誇りとも呼ばれます。1年目は葉をロゼット状に展開します。葉は白毛が多いのでシルバーグレーに見えます。春~夏に、株の中央から円錐状の長い花穂を伸ばし、周囲に青い小花を20000個ほど咲かせます。花弁は青ですが長くて多数ある雄ダツラダツラ(Datura、学名:Datura tatula)はメキシコ原産で、ナス科チョウセンアサガオ属(ダツラ属)の一年性草本です。別名をチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)と言い、漏斗状の花を上向きに咲かせます。花岡青洲が江戸時代後期に日本初の麻酔手術に成功した時、麻酔薬として使ったことが知られます。 花後に成る種子には刺があり、中に小さな黒い種が入っています。花や茎、葉、種など全草に生薬成分が含まれ、アルファルファアルファルファ(Alfalfa 、学名:Medicago sativa)は、中央アジアから帰化したマメ科ウマゴヤシ属のハーブや野菜類となる落葉性多年草(宿根草)です。花茎から総状花序を伸ばし、夏に紫色の蝶形花を咲かせます。新芽は生食野菜となり、馬などの牧草になり牧草の王者とも呼ばれています。アルファルファにはプロテインや各種ビタミン、カロチン等が含まれ、関節炎や膀胱炎に対する消炎作用、発癌性食物にアリウム・ギガンテウムアリウム・ギガンテウム(学名:Allium giganteum)は、ヒマラヤ原産で、ヒガンバナ科ネギ属の球根植物です。晩春~初夏、長い花茎を伸ばし、先端に葱坊主に似た大球形の赤紫色の花を咲かせます。背の高い植物で、植物園では一列に植栽され目立ちます。アリウム(Allium)とはラテン語でニンニク、giganteum(ギガンテウム)は巨大なという意味です。同じアリウム属に、チャイブ(Chives、学ネメシア 'ペンブルー'ネメシア 'ペンブルー'(学名:Nemesia 'Penblu')は、ネメシア(Nemesia)の園芸品種で、ゴマノハグサ科ネメシア属の非耐寒性の落葉一年草または宿根草です。別名で、ネメシア 'ブルー・クラウド'(Nemesia 'Blue Cloud')や'ペンブル(Penblu)'とも呼ばれます。Nemesia 'Penblu'は、英国王立園芸協会の園芸功労賞を受賞しました。株高は10~50cライラックライラック(Lilac、学名:Syringa vulgaris L.)とは、ヨーロッパ原産で、モクセイ科ハシドイ属の耐寒性落葉中木です。初夏に、茎先から総状の大きな円錐花序(花房)を伸ばし薄紫色で芳香のする小花を多数咲かせます。小花は漏斗状で先端が4裂します。ライラックの花言葉は、「友情」や「謙虚」、花色別では、紫色は「初恋」や「恋の芽生え」、白は「無邪気」です。 一般名:ライラック(Lil ネモフィラ・メンジージー 'ペニーブラック'ネモフィラ・メンジージー 'ペニーブラック'(学名:Nemophila menziesii var.discoidalis)は、北米西部原産で、ムラサキ科ルリカラクサ属の耐寒性這性一年草です。ネモフィラ・メンジージー'インシグニスブルー'の色違い品種です。春に、低い草丈から伸びた花序に先端が5裂した浅い釣鐘の小花を咲かせます。花は黒紫地で花弁の先端に白い覆輪の花を咲かせます。 ■ネモフィラのカキツバタカキツバタ(杜若、学名:Iris lavigata)は、日本~東シベリア原産で、アヤメ科アヤメ属の耐寒性宿根草(多年草)です。万葉集の時代から謳われた古典園芸植物で、古くから栽培・育種されています。梅雨が始まる少し前に、岸辺で花茎を伸ばし、青紫(稀に、白)の花を咲かせます。属名の「Iris」はギリシャ語の「(虹)」、種小名の「 lavigata」は「(無毛の)」と言う意味です。花言葉は、「幸運、雄センダンセンダン(栴檀、学名:Melia azedarach)は、日本、中国、西アジア原産で、センダン科センダン属の落葉高木です。初夏に花房(複集散花序)に薄紫色の小花を多数付けます。葉は緑色の複葉で、秋に落葉します。花後に果実が数珠成りに成り、緑色から黄褐色に熟します。落葉後も暫く果実は落ちずに残ります。残念ながら、果実には悪臭があります。香の良いのはビャクダン(白檀、学名 Santalum albumアクイレギア・ブルガリス 'タワーシリーズ'アクイレギア・ブルガリス 'タワーシリーズ'(西洋苧環 Aquilegia vulgaris 'Tower series’、学名:Aquilegia vulgaris 'Tower series’)はヨーロッパ原産のキンポウゲ科オダマキ属の耐寒性常緑多年草「セイヨウオダマキ(西洋苧環、アクイレギア・ブルガリス、学名:Aquilegia vulgaris) の園芸品種です。草丈は30~70cmです。ペラルゴニウムペラルゴニウム(Pelargonium 、学名:Pelargonium grandiflorum hybrids)は、南アフリカ 原産で、フウロソウ科テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)の耐暑性・非乾燥性・非耐寒性常緑多年草です。その園芸品種には、ゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium ×hortorum)(geranium)があり、花はよく似ています。 品種には、アリストシブルーファンフラワーブルーファンフラワー(Blue fan flower、学名:Scaevola aemula)は、オーストラリア原産で、クサトベラ科クサトベラ属の匍匐性常緑多年草です。葉は緑色で長楕円形、葉縁に粗い鋸歯があり、枝に互生して付きます。代表色は花名の青紫色ですが、赤紫や、白、黄(交配種)があります。花名にファがン(fan)とあるように、花の形は扇状形で、葉腋にたくさんの花が輪状に咲きます。開花期は長く、バラバラ(薔薇、学名:Roza×hybrids)は北半球の熱帯~亜熱帯原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉/常緑低木です。花の豪華さ、芳香、花色の多さ、日持ちの良さなどから’花の女王’と称されます。 英名では「Rose」と呼ばれます。美しいがゆえに、ばら戦争」のように戦争名にもされました(「紛争に巻き込まれた花)。また絶対的な美しさや魔性の美に対する警句として、「美しいものには棘がある」と古来伝えられていペチュニアペチュニア(Petunia、学名:Petunia×hybrida)は、ブラジル、アルゼンチンなどの南米原産で、ナス科ペチュニア属の半耐寒性多年草です。 パステルカラーの淡い色をしたアサガオ(朝顔)に似た花を一年中咲かせます。草姿には匍匐性や立木性があり、花色は桃色や赤、白、赤紫、紫、薄黄色で、花弁は一重や八重、小中大輪のものがあります。日本では、花壇やベランダの代表的な花の一つです。丈夫で育て易くエゾツツジエゾツツジ(蝦夷躑躅、学名:Therorhodion camtschaticum)とは、日本原産でツツジ科エゾツツジ属の落葉小低木「ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)」の高山種です。高山の草地に生えることから、山の厳しい気候に耐えるため樹高5〜30cmとツツジ属の中では最低木です。同様の理由により、葉も葉身長3cmと小さく、防寒の知恵として葉縁や葉裏に毛がミヤマヨメナミヤマヨメナ(深山嫁菜学名:Aster savatieri )は日本原産でキク科シオン属の耐寒性多年草です。夏、山野に自生し、白または薄青紫色の舌状花と黄色い筒状花からなる小さな頭花を茎先に一輪咲かせる野菊の仲間です。葉は緑色で、対生につきます。新芽や若芽は茹でて食べられます。ヨメナ(嫁菜)は夏から秋に咲きますが、ミヤマヨメナは春から初夏に咲きます。ミヤマヨメナはノミヤマヨメナ(野深山嫁菜)と同様 クラリセージクラリセージ(clary sage、学名:Salvia sclarea)は、欧州〜中央アジア産で、シソ科サルビア属(アキギリ属)の越年草のハーブです。オニセージやclary(クラリ)とも呼ばれます。 心身をリラックスさせたり、アロマテラピーに効果があります。 また、主要成分のスクラレオールが女性の卵胞ホルモン(エストロゲン)と同じ働きをし、体調を回復するのに使われます。 一般名:クラリツンベルギア・グランディフローラツンベルギア・グランディフローラ(学名:Thunbergia grandiflora)はインドのベンガル地方原産で、キツネノマゴ科ヤハズカズラ属の大型の常緑蔓性多年草です。原産地の名前からベンガルヤハズカズラとも呼ばれます。ツルは成長が早く棚などを伝って長く伸びて木質化します。葉は心臓形で密生した毛があります。夏~秋、枝先から総状花序を伸ばし漏斗状の薄紫~青紫色の大きな花を付けます。属名のThunグリフィニア シュプリームグリフィニア シュプリーム(Griffinia 'Spureme'、学名:Griffinia hybrid 'supreme')は、南米原産で、ヒガンバナ科の小型の半耐寒性球根植物です。草丈は低く、春~秋に、花茎先端から散形花序を伸ばしライラック色の花を咲かせます。 一般名:グリフィニア シュプリーム(Griffinia 'Spureme')、学名:Griffinia hybrid 'supコムラサキコムラサキ(小紫、学名:Callicarpa dichotoma)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木です。初夏に薄紫色の花を咲かせ、秋に垂れた枝に紫色の小球形の果実を多数付けます。幹に近いところから枝先に向かって色付く果実は、鳥の好物のようです。緑色の葉は上半分に鋸歯が見られ、葉は対生に付きます。コムラサキと似た花に、同科同属のコムラサキ(小紫、学名:Callicarキクキク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)は、中国産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)です。 菊は切り花出荷量、ダントツ首位! 農林水産統計 2021(令和3年)全国「切り花」出荷量(32億4千9百万本)によると、菊の出荷量は全花種の4割を占めるという圧倒的1位に選ばれました。 菊は冠婚葬祭の、特に葬際での需要が常に高いことや、日持ちすること、品種が多いことなどマリアアザミマリアアザミ(maria薊、学名:Silybum marianum)は、地中海沿岸、北アフリカ、アジア原産でキク科オオアザミ属の2年草の帰化植物です。 緑色の葉には緑色地にミルクをこぼした様な白い斑模様有ります。夏から秋、茎先に頭状花序を出して薄紅色の筒状花を咲かせます。 昔から肝臓薬として知られます。 一般名:マリアアザミ(maria薊)、学名:Silybum marianum、別名:グロキシニアグロキシニア(Gloxinia、学名:Sinningia speciosa)は、ブラジル原産で園芸品種の、イワタバコ科シンニンギア属の多年草(球根植物)です。草丈は低く脹脛程の高さです。葉は卵形で厚くビロード状で特徴があります。草丈に比べて、花径は大きいです。花色には赤や紫、ピンク、白があり、花の咲き方には一重と覆輪があります。 暑さや強い光を好まず、また寒さに弱いので、猛暑と冬を除き、 4月-8プリムラ・アウリクラプリムラ・アウリクラ(学名:Primula auricula)は、スイスアルプス原産で、サクラソウ科サクラソウ属の高山性常緑多年草です。アルプス山脈の高山礫地に自生します。草丈は5~20 cm程と小さいです。根生葉は倒卵形で多肉質です。春~初夏に、花茎を伸ばし花を咲かせます。原種は黄色ですが、園芸品種では赤、紫色など多数の花色のものが育種されています。花弁数は6枚以上あり、花冠の喉部は黄色い。 ハンショウヅルハンショウヅル(半鐘蔓、学名:Clematis japonica)は、日本原産でキンポウゲ科センニンソウ属の蔓性落葉低木です。本州から九州の林に自生します。夏に、赤紫花を咲かせます。花のように見えるものは萼です。 似た花に、シロバナハンショウヅル(白半鐘蔓、学名:Clematis japonica form cremea)があります。また、半鐘蔓の白花品種に、シロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)ピナータラベンダーピナータラベンダー(Lavandula lavender、学名:Lavandula pinnata)は、カナリア諸島原産地で、シソ科ラベンダー属(ラヴァンドラ属)の半耐寒性常緑低木です。 草丈は30~60cm程です。葉にレース状の切れ込みがあるので「レースラベンダー」とも呼ばれます。レースラベンダーには、このほか、カナリーラベンダー(Canary island lavender、学名:Lavan バンダ トレバー・ラスボーン 'ブラック パンサー'バンダ トレバー ラスボーン 'ブラック パンサー'(V. Trevor Rathbone 'Back panther'、学名:V. Sunray × V.a Gordon Dillon 'Back panther')は、熱帯アジア原産で、ラン科ヒスイラン属の常緑性多年草「バンダ」の2品種「サンレイ」と「ゴードンディロン」を交配した交雑品種「バンダ トレバー ラスボーン(Vanda Trevor ハナショウブハナショウブ(花菖蒲、学名:Iris ensata var. ensata)はノハナショウブ(野花菖蒲、学名:I. e. var. spontanea)の園芸品種で、アヤメ科アヤメ属の宿根草です。初夏に、直立した花茎の先端から花穂を伸ばし大型の花を咲かせます。系統は、 江戸系、伊勢系、肥後系、長井系、外国系があります。 アヤメ(綾目、学名:Iris sanguinea)や、カキツバタ(杜若、学名ムラサキシキブムラサキシキブ(紫式部、学名:Callicarpa japonica)は、日本、朝鮮半島、台湾原産で、クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木です。日本では北海道~九州、沖縄で開花します。夏、集散花序に淡紫色の小花を付けます。花弁は先端で4裂し、平開します。同科同属のコムラサキ(小紫、学名:Callicarpa dichotoma)と似ています。コムラサキとムラサキシキブの違いは以下の通りです。 ガクアジサイガクアジサイ(額紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla f. normalis)は、日本原産で、アジサイ科の耐寒性落葉低木です。 アジサイ(紫陽花、学名:Hydrangea macrophylla)の原種です。和名は花周辺に装飾花があり、額縁のように見えることによります。花を一塊(ひとかたまり)として見ると、花中央にある極小の白や紫色のものが本当の花(両性花)で、 その周辺を囲キクバクワガタキクバクワガタ(菊葉鍬形、学名:Pseudolysimachion schmidtianum subsp. schmidtianum)は、北海道や樺太等原産でオオバコ科の高山性多年草です。高山や海岸の礫地や岩場に自生します。菊葉(KIkuba)という和名は、葉が菊の葉に似ていることに拠ります。全草が有毛で白っぽく見えます。葉縁の鋸歯が深い。 初夏から夏に、花茎先端や葉腋から伸びた総状花序に青紫色のチューリップ・ブルーダイヤモンドチューリップ・ブルーダイヤモンド(学名:Tulipa cv.Blue diamond)はユリ科チューリップ属の「チューリップ」の園芸品種です。晩成八重咲き、赤紫色の花を咲かせます。中輪。 チューリップの品種を集めたチューリップ図鑑は、右をご参照ください。チューリップ図鑑 品種名:チューリップ・ブルーダイヤモンド、学名:Tulipa cv. Blue diamond、原産地:園芸品種、分アンスリウムアンスリウム(Anthurium、学名:Anthurium andreanum) は、コロンビア、エクアドル原産で、サトイモ科アンスリウム属の非耐寒性多年草です。花(実際には、仏炎苞)はハート形をした造花のように見えますが生花です。花色(実際には、仏炎苞色)は赤や桃、白、緑、茶色等が豊富です。本当の花は肉垂花序に付いています。苞はカラー(Calla)や、スパティフィラム(Spathiphyllumネオレゲリア・ファイアーボールネオレゲリア・ファイアーボール(学名:Neoregelia 'Fireball')は、パイナップル科ネオレゲリア属の 半耐寒性・多肉性・常緑多年草です。 広線形のロゼッタ状の根生葉を持ち、肉厚は厚く樋状に外側が立ち上がり、葉縁に棘があります。株の中心にある短い筒部に水が溜まる構造となっており、春~夏に薄紫色の花を咲かせます。 ファイアーボール(Fireball)は、葉縁の外周から内側へ順に、白グラジオラスグラジオラス(学名:Gladiolus)は、熱帯アフリカ、地中海沿岸原産で、アヤメ科グラジオラス属の球根植物です。草丈1m程です。葉は緑色で、細長く、先端が尖ります。 夏に、すらりと伸びた花茎の先端から縦長一列に花径は5〜15 cmの大きな花を咲かせます。花色は赤・黄・白・青等、黒を除く殆どの色があり豊富です。オランダ人が日本に伝えたことから、オランダ菖蒲、また外国から入って来たのでトウショウブルピナスルピナス(学名:Lupinus polyphyllus)は南ヨーロッパ原産で、マメ科ルピヌス属の耐寒性多年草です。花茎先端から総状花序を伸ばし、フジ(藤、学名:Wisteria floribunda)に似た蝶形の花を上向きに咲かせます。寒さに強い反面、暑さには弱いです。葉は掌状に分裂します。種子にはアルカロイドが含まれ毒性が強いですが、その一方、漢方薬として用いられます。和名では「ノボリフジ(昇り アーティチョークアーティチョーク(Artichoke、学名:Cynara scolymus)は、地中海沿岸原産で、キク科チョウセンアザミ属の大型多年草です。茎が太く、葉は大きく葉縁に深いギザギザがあります。夏に棘のないアザミ(薊)に似た紫色の花を咲かせます。欧米では若い蕾を茹でて食用とします。日本では主に観賞用であり、一般の家庭で食べる習慣はありませんが、稀にレストランで供されることはあります。大阪などで生産・出タツナミソウタツナミソウ(立浪草、学名:Scutellaria indica)は、シソ科タツナミソウ属の多年草または低木です。シソ科特有の口唇形をした花が波頭のように見えることが花名の由来です。 草丈が低く、花は小さく、無光沢で、白か、紫、桃色なので目立ちません。花は、キンギョソウ(金魚草)の草丈を低くしたようです。また、背丈が低い草という点で、アジュガ(Ajuga)や、ムスカリ(Muscari)と似ていまフクシアフクシア(Fuchsia、学名:Fuchsia hybrida)は、ドミニカ共和国原産で、アカバナ科フクシア属の落葉低木です。初夏に、イヤリングやヒョウタン(瓢箪)を髣髴させる可愛らしい花を下垂して咲かせます。花は外側から萼4枚、花弁、雄蕊からなり、様々な色を重ね着をしているようです。反り返っているのが萼片で、その下の円錐部が花です。「フクシャ」とは赤紫色の色のことであり、花色から色が定義されましアーティチョークアーティチョーク(Artichoke、学名:Cynara scolymus)は、地中海沿岸原産で、キク科チョウセンアザミ属の大型多年草です。茎が太く、葉は大きく葉縁に深いギザギザがあります。夏に棘のないアザミ(薊)に似た紫色の花を咲かせます。欧米では若い蕾を茹でて食用とします。日本では主に観賞用であり、一般の家庭で食べる習慣はありませんが、稀にレストランで供されることはあります。大阪などで生産・出シュロガヤツリシュロガヤツリ(棕櫚蚊帳吊、学名:Cyperus alternifolius)は、マダガスカル原産で、カヤツリグサ科カヤツリグサ属の中型の耐寒性常緑多年草です。観葉植物として周年葉が観賞されます。帰化植物で、西日本の水辺に自生します。葉は退化して無く、葉のように見える細長い剣状の苞があります。細長い花茎の先端に苞を放射状に広げます。夏~秋に、花序を伸ばし小穂を付けます。小穂は最初、黄緑色をしていまシンビジウムシンビジウム(学名:Cymbidium sp.)は、ネパール、インド、タイなどの東南アジア、日本、中国などの東アジア、オーストラリアなどが原産で、ラン科シンビジウム属の常緑多年草です。ワラン(和蘭)は、従来のシンビジウムと、東洋ランを交配した新タイプのシンビジウムです。バルブ(偽球茎)から長楕円形の葉を左右に扇状に広げ、中央から花茎を伸ばし7~30個の幅広の美しい花を咲かせます。花色は白・黄・桃・エンレイソウエンレイソウ(延齢草、学名:Trillium smallii)は、日本~樺太原産で、メランチウム科エンレイソウ属の多年草です。成長が遅い植物で、開花まで10年程かかります。 この植物の特徴は、茎先端から直接出る大きな3枚の輪生葉で、葉は丸味を帯びた菱形をしています。春から初夏に、花茎の付け根から短い花柄が伸びて、花弁のように見える赤紫色の3枚の萼片と、6本の雄蕊、先が3裂した1本の雌蕊を持つ1個のグンナイフウログンナイフウロ(郡内風露、学名:Geranium eriostemon var. reinii)は、日本原産で、フウロソウ科フウロソウ属の高山生多年草です。夏に、北海道~中部地方の高山の草地で、白~紅紫色の五弁花を横向きに咲かせます。伊吹山で咲いているものが有名で、別名をイブキグンナイフウロ(伊吹郡内風露)とも呼ばれます。 般名:グンナイフウロ(郡内風露)、学名:Geranium eriosアリストロキア・サルバドレンシスアリストロキア・サルバドレンシス(学名;Aristolochia salvadorensis)は 中米に生息するウマノスズクサ科の非耐寒性常緑小低木です。 地面に沿って花茎が伸び、濃い赤褐色の「ダースベーダー」のマスクのような不思議な花(実際は萼)を1個づつ付けます。各花は1週間ほど咲き続けます。 一般名:アリストロキア・サルバドレンシス(Aristolochia salvadorensisカンガルーポーカンガルーポー(Kangaroo paw、学名:Anigozanthos spp.)は、豪州南西部に自生する固有種で、ハエモドルム科アニゴザントス属の多年草(球根)です。カンガルー(Kangaroo)の前足(paw)のようなユニークな形でベルベット状の感触のある花を咲かせ、シャガ(著莪)に似た細長いシャープな葉を付けます。属名の「Anigozanthos」はラテン語で「anoigo(開く)+ant カラミンサ・ネペタカラミンサ・ネペタ(学名:Calamintha nepeta)は、地中海沿岸及び欧州原産で、シソ科カラミント属の常緑耐寒性耐暑性多年草です。カラミンサというハーブの1品種です。花茎から穂状花序を伸ばして小さな薄桃色の唇形花を咲かせます。葉は、発汗、去痰、消化促進、リラックス効果があるとされ、風邪の予防や健康促進のためハーブ料理やハーブティ、ハーブ浴に使われます。属名の「Calamintha」は「cクフェア・ヒッソピフォリアクフェア・ヒッソピフォリア(学名:Cuphea hyssopifolia)はメキシコ原産で、ミソハギ科タバコソウ属の非耐寒性常緑小低木です。草丈が低く横に広がります。春から晩秋までの長期間、花茎から穂状花序を伸ばし赤紫色の小花を多数付けます。花は細長い萼筒で先端が6裂します。細長い小葉が対生で付きます。タバコソウ(煙草草)の仲間です。主に、生垣や寄せ植え、グランドカバーに用いられます。属名の「Cuボタンボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)は、中国原産で、ボタン科ボタン属ボタン種の耐寒性落葉低木です。日本へは平安時代に、中国から薬用として渡来しました。3月頃に赤い芽が出ます。樹形は分枝して横に広がります。初夏に、その年に伸びた枝先に大輪の花を一個咲かせます。葉の茂みの上に花が置いてある感じです。園芸種が多数栽培されています。薬効としては、根皮に解熱、鎮痛、消炎、浄血があるアルストロメリアアルストロメリア(学名:Alstroemeria)は、南米アンデス山脈の寒冷地に自生するユリズイセン科アルストロメリア属の耐寒性球根植物です。晩春から夏に、茎頂から散形花序を伸ばし横向きに花を咲かせます。1本の茎に3輪の花を順番に咲かせます。花被片は6枚あり、内側の3枚の花弁には線や斑点などの条斑が散在します。この条斑は昆虫を誘引するための工夫と言われます。外側の3枚は萼片です。葉は付け根で180コバノランタナコバノランタナ(小葉のLantana、学名:Lantana montevidensis)は、葉が小さく、花色が変化せず、茎が地面を這うランタナです。七変化と呼ばれるランタナ・カマラ(学名:Lantana camara)とは別種のランタナです。 コバノランタナ(小葉のLantana、学名:Lantana montevidensis)は、熱帯アメリカ原産で、クマツヅラ科ランタナ属の耐寒性・常緑・匍匐性ルリマツリルリマツリ(瑠璃茉莉、学名:Plumbago auriculata)は、南アフリカ原産で、イソマツ科プルンバゴ属の半耐寒性常緑低木です。半日影〜日向で育ちます。細長い枝先から花序を伸ばし小花を集合させて咲かせます。花は漏斗形で先端が5裂します。和名の瑠璃茉莉は、ルリが瑠璃色の花、マツリ(茉莉)は花形がジャスミン(茉莉花)に似ていることに拠ります。学名のPlumbagoから、別名でプルンバーゴ、またキキョウキキョウ(桔梗、学名:Platycodon grandiflorus)は、日本や中国原産で、キキョウ科の多年草です。開花前の蕾の形を風船に例えて、英名では「balloon flower」と呼ばれます。 紫色の星型の花は和風の質素な趣を感じさせます。自生種は一重咲きが多いですが、園芸品種には紫色の八重咲き種シシンデン(紫宸殿)や、矮性種品種のサミダレ(五月雨)などがあります。 民間療法では、主に根にトキワナズナトキワナズナ(常盤薺、学名:Houstonia caerulea)は、北米原産で、アカネ科ヒナソウ属の小型の常緑多年草です。地下に匍匐枝を持ち地上でマット状に広がります。春から初夏に、白または薄青色の花弁を持つ小花を上向きに沢山付けます。花は花柄の先端に1個だけ咲かせます。小花は4弁花のように見えますが、高杯花冠の先端が4深裂したものです。花中心は黄色です。花名のヒナソウとは、花形が鳥の雛が餌を求シラネアオイシラネアオイ(白根葵、学名:Glaucidium palmatum)は、日本固有種で1属1種のキンポウゲ科シラネアオイ属の多年草です。北海道~本州中部以北の(亜)高山帯下部や日本海側の多雪地帯の森林内の沢沿いや林床に自生します。日本海側の多雪地帯では雪を毛布代わりにして生き延びています。 別名でハルフヨウ(春芙蓉)や、ヤマフヨウ(山芙蓉)と呼ばれます。草丈30〜40 cmです。葉は直径20〜25 ペレニアルフラックスペレニアルフラックス(perennial flax、学名:Linum Perenne)はヨーロッパアルプス原産でアマ科アマ属の耐寒性多年草です。春に細い茎先に円錐花序を伸ばし薄青色や白い5深裂した漏斗状の花を沢山咲かせます。花弁には筋が入ります。朝から午後まで咲く1日花ですが、次から次へと花を咲かせます。葉は螺旋状に互生します。 一般名:ペレニアルフラックス(perennial flax)、 ブルーハイビスカスブルーハイビスカス(Blue hibiscus、学名:Alyogyne huegelii)は、オーストラリア固有種で、アオイ科アリオギネ属の非寒性常緑低木です。オーストラリアの南西部や南部沿岸部に自生しています。 ブルーハイビスカスは、その花色から、別名で、ライラック・ハイビスカスとも呼ばれます。 アオイ科の植物なので雄蕊は筒状に合着しています。 ハイビスカス(Hibiscus)と同じアアサガオアサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil)は熱帯アジア原産で、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草です。庭や学校の学習教材とされます。葉は緑色で鉾形で互生に付きます。初夏の早朝、花序を伸ばしラッパ状の花を咲かせます。花は午前中に萎みます。原種の花色は薄青色ですが、現在では多数の園芸種が作られ花色が豊富になりました。花後になる果実は朔果です。雌蕊の子房の心皮が幾枚か合わさって1つの乾いた果実になりエボルブルスエボルブルス(Evolvulus、学名:Evolvulus pilosus)は、ブラジルなどの中央アメリカ原産で、ヒルガオ科エボルブルス属の匍匐性多年草です。成長が早く丈夫です。春から秋までの長期間咲き続けます。強い陽射しを照り返すように咲く爽やかなブルーの小花が地面を覆いつくしグランドカバーの役割を果たします。 一般名:エボルブルス(Evolvulus) 、学名:Evolvulus pilosアマアマ(亜麻、学名:Linum usitatissimum)はコーカサス、中東、ユーラシア大陸原産でアマ科アマ属の一年草です。草丈1.2m程になり茎は細い。葉は緑色で光沢があり長い披針形をして互生します。 春から夏に淡い青色又は白い五弁花を咲かせます。古代エジプト時代から栽培されており、繊維や油用になる有用作物です。繊維はリネンと呼ばれ、シーツや肌着、テーブルリネンなどに使われています。油は亜麻仁油イソトマイソトマ (Isotoma、学名:Isotoma axillaris)とはオーストラリア原産で、キキョウ科イソトマ属の常緑宿根草です。春から秋までの長期間、星型の花を咲き続けます。特に夏の暑い盛りに青紫色や白色の涼しげな花を咲かせるので貴重です。横に広がる性質からハンギングバスケットなどに使われます。葉や茎から出る白い液体はアルカロイドで有毒です。属名の Isotoma は isos(等しい)+tトルコギキョウトルコギキョウ(土耳古桔梗、学名:Eustoma grandiflorum)は、北米やメキシコ北部原産で、リンドウ科ユーストマ属の非耐寒性一年草です。別名で、ユーストマ(Eustoma)や、リシアンサス(Lisianthus)、プレイリー・ゲンティアン(Prairie gentian)とも呼ばれます。 草丈は30〜80 cmです。高温や低温になると葉がロゼッタ化し、適温になるまで成長しません。5月ヤマホタルブクロヤマホタルブクロ(山蛍袋、学名:Campanula punctata var. hondoensis )は日本固有変種で、キキョウ科ホタルブクロ属の耐寒性多年草です。ホタルブクロ(蛍袋、学名:Campanula punctata)の変種です。日本では東北から近畿までの本州の、山地や林縁に自生します。梅雨時から初夏に、赤紫色~淡紅色や、白花を咲かせます。花は放射相称、釣鐘型の合弁花で花の先端部が5つアンゲロニア・セレナアンゲロニア・セレナ(学名:Angelonia serena)はメキシコ原産でゴマノハグサ科アンゲロニア属の非耐寒性・常緑性多年草「アンゲロニア・アングスティフォリア(学名:Angelonia angustifolia )」の矮性園芸品種です。別名で、"エンジェルラベンダー" とも呼ばれます。 花色には、青、紫、白、ピンク、白と紫のツートンカラー「'パープルストライプ'('Purple Stripトルコギキョウ 'ミラマリーン' トルコギキョウ 'ミラマリーン' (土耳古桔梗 'mira maline'、学名:Eustoma grandiflorum ''mira maline')は、トルコギキョウ(土耳古桔梗=ユーストマ、学名:Eustoma grandiflorum)の園芸品種です。花弁は白で縁に太い紫色が入る複色です。 一般名:トルコギキョウ 'ミラマリン' (土耳古桔梗 'mira maline'、学名:Eustゲンペイクサギゲンペイクサギ(源平臭木、学名:Clerodendrum thomsoniae)は、西アフリカ原産で、シソ科クサギ属の蔓性常緑低木です。 ゲンペイカズラ(源平葛)とも呼ばれます。夏に、円錐花序を伸ばし、白い萼から赤い花を咲かせます。 花名の源平は、赤白の花色の取り合わせが、昔の源氏の白旗、平家の赤旗になぞらえたものです。花に比べ、葉が大きいです。 ●ピンクに見えるものは花弁ではなく落下後の萼 他の特集12月の緑色の花(2022年)12月は殆ど花の無い時期で、ましてや緑色の花となると極端に数が少なくなる中、この月から咲き始める花があります。カンアオイ(寒葵)の一種「フジノカンアオイ(藤野寒葵、学名:Asarum fudsinoi)」です。 カンアオイの花は、地面擦れ擦れの場所で、しかも葉に隠れながら地味~な花(実際には萼片)を咲かせます。しかし、地味とはいえ何故か惹かれるものがあり、オタクも多いせいか、植物園では毎年カンアオの花日本語の花名の頭文字が "オ"で始まる花を集めました。 "オ"から始まらないものでも、別名が "オ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。爬虫類名「爬虫類名」には、蛇や鰐、亀、蜥蜴などの爬虫類名が付いている花を集めました。例えば、オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)や、オオカメノキ(大亀の木、ムシカリの別名)、ジャノメギク(蛇の目菊、ハルシャギクともいう)、ウワバミソウ(蟒蛇草)、マムシグサ(蝮草)などがあります。春の七草春の七草とはセリ(芹)、ナズナ(薺)、ハハコグサ(母子草)、ハコベ(繁縷)、タビラコ(田平子、旧名:ホトケノザ)、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)のことを言います。 春の七草9月の黒い花9月の黒い花ー9月に咲いている黒い花を集めました。自然界に黒花は元々稀ですし、ましてやこの時期に咲いている黒花は殆どありません。ここでご紹介する花は、黒と言っても黒味が強い紫色の花です。表示は、ブラック・バット・フラワー(Black Bat Flower 、学名:Tacca chantrieri)とバンダ トレバー ラスボーン 'ブラック パンサー'(V. Trevor Rathbone 'Bac水草・水生植物水草・水生植物には、オオサンショウモ(大山椒藻、学名:Salvinia molesta ),アサザ(阿佐佐、学名:Nymphoides peltata),,スギナモ(杉菜藻、学名:Hippuris vulgaris),カミガヤツリ(紙蚊帳吊 、学名:Oryza sativa ),ボタンウキクサ(牡丹浮草、学名:Pistia stratiotes L.),シラサギカヤツリ(白鷺蚊張吊、学名:Rhyn花材特集 花材では、フラワーアレンジメントや盛り花、一輪挿し、花束、生け花などに良く用いる花材を集めました。中には仲間はずれのものもあるかもしれません。 その時は御免なさい。 今後も順次追加して行きます。 9月の赤い花9月に咲く赤い花は100種超ありました。花は自由に咲いているわけではなく目的(受精し子孫を残す)があって咲いているので、形と共に色が重要なファクターとなります。野草の中で花色が多いのは、白>黄色>紫>赤の順とされます。白や黄色い花が多いのは、花色が鳥や昆虫に見えやすいためと言われます。特に夜咲く花の場合は、白っぽい方が見えますし、それらの花は芳香(腐臭を含む)が強く媒介者を招きや花色変化花色変化ー咲き進むにつれて花色の退色ではなく、送受粉の役目を終えた花が落下せずに花冠の色を変えて咲き続ける「花色変化」を起こす植物を集めました。スイフヨウ(酔芙蓉)、ランタナ七変化等。ヤの花日本語の花名の頭文字が"ヤ"で始まる花を集めました。"ヤ"から始まらないものでも、別名が"ヤ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。タイ原産の花タイ原産の花可愛い花可愛い花ーホヤ・プビカリクス ‘キメラ’(学名:Hoya pubicalyx 'Chimera'),アリウム・ギガンテウム