特集 6月の白い花-1 ポスト 6月の白い花-1 6月に咲いている白花の写真と説明です。 中には白い花より赤い萼の方が目立つ「ケマンソウ」のような花もあります。 ■関連ページ 特集 6月の白い花-1 アカメガシワアカメガシワ(赤芽槲、学名:Mallotus japonicus )は、日本、中国原産でトウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木です。東北以南~九州の日本及び中国の山野に自生します。 樹高は10~15 mです。春に紅葉したように赤い新芽が目立ち、和名の一部となっています。これは緑色の葉の上に赤い鱗片(毛)が乗っているからであり、時間の経過と共に落ちて緑色になり、さらに時間が経過すると黄色くなります。イブキシモツケイブキシモツケ(伊吹下野、学名:Spiraea dasyantha) は、日本原産で、バラ科シモツケ属の小低木です。茎先から伸びた散房花序に多数のコデマリ(小手毬、学名:Spiraea cantoniensis)に似た半球状の花を咲かせます。花は丸味があり白い小さな五弁花で芳香があります。和名は、伊吹山で最初に発見されたシモツケ(下野、学名:Spiraea japonica)と言うことに拠ります。ツンベルギア・グランディフローラツンベルギア・グランディフローラ(学名:Thunbergia grandiflora)とは、インドのベンガル地方原産で、キツネノマゴ科ヤハズカズラ属の大型の常緑蔓性多年草です。 原産地の名前からベンガルヤハズカズラとも呼ばれます。ツルは成長が早く棚などを伝って長く伸びて木質化します。葉は心臓形で密生した毛があります。夏~秋、枝先から総状花序を伸ばし漏斗状の薄紫~青紫色の大きな花を付けます。属名のTオオバジャノヒゲオオバジャノヒゲ(学名:Ophiopogon planiscapus)は、日本・中国原産で、キジカクシ科ジャノヒゲ属の耐陰性常緑多年草です。葡枝を伸ばし緑色で線形の葉を叢生します。夏、長く直立した穂状花序に白い小花を下向きに咲かせます。日本全国の林や草原で群生して咲いています。花後に成る果実は、最初、緑色だったものが濃灰色に変化します。一年中、緑色の葉を生やし、日影にも強いのでグランドカバーとしてツキミソウツキミソウ(月見草、学名:Oenothera tetraptera)は、メキシコ原産で、夜に白花を咲かせるアカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。別名で、ツキミグサや、シロバナヨルザキツキミソウ(白花夜咲月見草)とも呼ばれます。夕方から咲き始めて翌朝ピンクになって萎みます。私達が、通常、ツキミソウ(月見草)と呼んでいる黄色い花は、マツヨイグサ(待宵草)のことで、黄色い一日花を咲かせます。 一般名:レブンアツモリソウレブンアツモリソウ(礼文敦盛草、学名:Cypripedium macranthos var. flavum)は礼文島に自生地し、アツモリソウ(敦盛草)の1品種であるラン科の多年草です。 晩春から初夏に、白~薄黄の花を咲かせます。礼文島では、レブンアツモリソウ群落地の他、高山植物園で見られます。自然災害や人的災害で激減しています。唇弁(袋状)が顎のように見えてユーモラスです。花の感じが、同じラン科のシロクガイソウシロクガイソウ(白九蓋草、 学名:Veronicastrum sibiricum subsp. japonicumは、日本、中国、朝鮮半島原産で、オオバコ科クガイソウ属の多年草「クガイソウ(九蓋草・九階草)」の白花品種です。夏に日当たりの良い草原で、花茎先端から出た花序に白い小花を集合さて咲かせます。花名は小葉が4〜8枚輪生し、層が何層にもなることから付けられました。似た花に葉が対生するオカトラノクリクリ(栗、学名:Castanea crenata〉は、韓国~日本原産で、ブナ科クリ属の落葉高木とその果実のことです。 樹高は15~20mです。樹皮は淡褐黒色をしており、縦に裂け目があります。葉質はやや薄く光沢が有あります。葉は細長く中央が太い卵形または長楕円形で、葉長は10 cm程で、葉縁に鋸歯が有ります。雌雄同株です。 花被による分類では、花弁 (花冠) がない単花被花で、花弁に似た萼片だけがあムシカリムシカリ(虫狩、学名:Viburnum furcatum)は、北半球温帯及び熱帯地域原産で、レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木です。オオカメノキ(大亀の木)とも呼ばれます。北海道〜九州の山地に自生します。樹高は2〜5 mになります。葉は卵形~浅い心形で、葉長は10〜15 cm、葉縁は全縁で対生に付きます。葉は咲き始めは緑色ですが、秋には黒ずんだ紅葉となります。 4月~6月に散房花序を伸ばし白花を咲 コエビソウ花名に甲殻類名の付く植物 コエビソウ(小海老草、学名:Justicia brandegeeana)とは、メキシコ原産で、キツネノマゴ科キツネノマゴ属の熱帯性・半耐寒性常緑低木です。 赤褐色や黄褐色の花のように見える重なり合った苞が小海老に見立てて名付けられました。 上:コエビソウ(小海老草、学名:Justicia brandegeeana)、下:小海老=ガラエビ(柄海老、、学名:Argisツマトリソウツマトリソウ(褄取草、学名:Trientalis europaea) は北半球の温帯と寒帯原産で、サクラソウ科ツマトリソウ属の野生の多年草です。日本では、北海道〜、本州、四国の亜高山の草地に自生します。草丈は低く、葉は広披針形をしています。葉序は、茎上部では輪生状に、下部では互生につきます。夏に、頂部の葉腋から上向きに花序を伸ばし、白花を咲かせます。花は径が2 cm程で、先端が7裂します。花には1アマリリスアマリリス(Amaryllis、学名:Hippeastrum hybridum)は、中南米原産で、ヒガンバナ科ヒッペアストラム属の半耐寒性球根植物(多年草)です。緑色の太い花茎先端に豪華な漏斗状の大輪の花を数輪横向きに咲かせます。花茎の両側から剣状で幅広の緑色の葉が出ます。多数の園芸品種が栽培されており、ヒッペアストルム属の園芸改良品種のヒブリダムは1株から1本の花茎を出しますが、グラシリ系の品種球根ベゴニア球根ベゴニア(学名:Begonia x tuberhybrida)は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の非耐寒性多年草(球根)です。南米アンデス山脈原産の球根性ベゴニア(Begonia)を交配して育種した園芸品種です。18度~25度で生育するので日本では4月~8月が適温です。球根から茎を伸ばし、成長点に新葉を作り、葉腋に花芽を付けて開花します。花後は上部が枯れて吸根が肥大し休眠を始めます。1本の花アベリアアベリア(Abelia、学名:Abelia grandiflora)とは、中国(園芸種)原産で、スイカズラ科ツクバネウツギ属の常緑低木です。丈夫で刈り込みにも強いので生垣や道路の分離帯、庭園などに植栽されます。初夏から秋の長期間、背の低い木から多数分枝した枝先に釣鐘状の小さな白花/薄桃色花を多数つけます。小さな葉は、光沢のある緑色をしていますが、葉に黄色や白い斑入り模様が入る品種もあります。濃桃色ケチョウセンアサガオケチョウセンアサガオ(毛朝鮮朝顔、学名:Datura innoxia )は、中国固有種でナス科チョウセンアサガオ属の多年草です。 夏に白い一日花を咲かせます。ダツラ(Datura)の一種で、チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)の仲間の中では一番大きな花を咲かせます。葉は全縁で典型的な「葉」の形をしています。葉の上面や茎枝に細かい軟毛が生えています。全草が有毒植物です。 一般名:ケチョウセンアサガオガウラガウラ(Gaura、学名:Gaura lindheimeri)は、北米原産で、アカバナ科ガウラ属の耐寒性多年草です。地下ある根茎から茎を出し多数に分枝します。 草丈は50-150cmで、葉は鉾形~狭披針形で毛があり、葉縁に鋸歯があります。 5月〜11月に、穂状花序に、白または薄桃色の、花径2〜3cmの小さな4弁花を咲かせます。長い雄蕊が目立ちます。 白花品種は、白い蝶が飛んでいるような姿からハクチエゾゴゼンタチバナエゾゴゼンタチバナ(蝦夷御前橘、学名:Cornus suecica)は、北海道に自生するミズキ科ミズキ属の常緑多年草です。地中に根茎が伸びて繁殖します。葉は卵形から長楕円形で十字対生に数段に付けます。4枚の白い花弁の中に黒い蕊があるように見えます。 しかし、実際には白いものは総苞片で、中央にある小さな黒いものが花です。花後に果実が成り赤熟します。 エゾゴゼンタチバナとゴゼンタチバナの違い ツルソバツルソバ(蔓蕎麦、学名:Persicaria chinensis)とは、東アジア原産で、タデ科イヌタデ属の蔓性多年性の野草です。本州〜九州の海岸近くに自生します。 茎葉はドクダミ(学名:Houttuynia cordata)に似ています。 晩春~初冬の長期間、茎頂や葉腋から総状花序を伸ばし、芳香のする小さな白花をまとめて付けます。この白花のように見えるものは5深裂した萼であり、花弁ではありませんオオバコオオバコ(大葉子、学名:Plantago asiatica)は、日本、東アジア原産で、オオバコ科オオバコ属の多年性の野草です。 別名では、漢の時代の中国で馬武将軍の車(馬車)の前に咲いていたことから「シャゼンソウ(車前草)」や、花穂を絡めて二人で引き合う遊びから「スモトリグサ(相撲取り草)」とも呼ばれます。 日本全国の畦道や野原、未舗装の道路に自生する代表的な野草として知られ、踏まれても丈夫な構造 ヘラオオバコヘラオオバコ(箆大葉子、学名:Plantago lanceolata)は、ヨーロッパ原産で、夏に野原や空き地で見かけるオオバコ科オオバコ属の多年性の雑草です。江戸時代末期に渡来し、日本に帰化しています。葉は全て根生葉(根元に生える葉)で、細長いヘラ状です。春~夏に、茎先端につける花穂は穂状花序で白花が下から上へ順に咲き上がります。 同属で、似た花に、オオバコ(大葉子、学名:Plantago asiイベリスイベリス(Iberis、学名:Iberis spp.)は、スペイン~ギリシャ原産でアブラナ科イベリス属の半耐寒性一年草または多年草です。小花が多数集りこんもりと半球状に咲かせます。花名は、スペインのイベリア半島に自生していることから付けられました。英名では、花の咲いている様子が砂糖菓子に似ていることから、キャンディタフト(Candytuft)と呼ばれます。中国名では花が太陽の方向を向いて曲がるのでウィンターコスモスウィンターコスモス(Winter cosmos、学名:Biden laevis)は、北米・メキシコ・ガテマラ原産で、キク科センダングサ属の耐寒性多年草/一年草です。和名ではキクザキセンダングサ(菊咲き栴檀草)と呼ばれます。初夏〜冬に、黄色や、ピンク、白地に黄色の複輪、黄色地に白の複輪などの五弁花を咲かせます。花がコスモス(Cosmos)と似ていて、冬にも咲いているのことが花名の由来です。しかし、コオオバタネツケバナオオバタネツケバナ(大葉種付花、学名:Cardamine regeliana)とは、朝鮮半島、中国東北部、ロシア、日本原産で、アブラナ科タネツケバナ属の越年草です。夏に道端で、直立した花茎先端から穂状花序を伸ばし小さな白い4弁花を咲かせます。根生葉はロゼッタ状では無く、根元下部に一回羽状複葉の葉をつけます。小葉は長卵形をしており掌状に裂けます。頂小葉は他の小葉より大きいです。葉や花に毛はありませんガクウツギガクウツギ(額空木、学名:Hydrangea scandens Seringe)は、日本固有種でアジサイ科アジサイ属の落葉低木です。幹はよく枝分かれし、それぞれの枝先に散房花序を出します。花序の中央には淡黄緑色の小さな両性花を咲かせ、周辺部に3~5枚の萼片からなる装飾花を咲かせます。花のように見えるのは装飾花の方です。葉には光沢があり肉厚でやや薄い長楕円形をしており、対生につきます。花名は、初夏にオリヅルランオリヅルラン(折鶴蘭)、学名:Chlorophytum comosum)は、南アフリカ原産で、キジカクシ科オリヅルラン属の耐寒性常緑多年草です。別名でチョウランや、St. bernara' s lilyとも呼ばれます。草丈は10〜40 cmと低いです。茎はありません。横にライナーを伸ばして増殖します。長さ10~30 cmで全縁の披針形をした根出葉を互生して付けます。葉は緑色地で白~薄黄色の縦縞斑がヤマボウシヤマボウシ(山法師、学名:Cornus kousa)とは、日本原産でミズキ科ミズキ属の落葉亜高木です。 梅雨~初夏に、ハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)と似た白花(実際には4枚の総苞片)を小さくしたような花を咲かせます。本当の花は中央にある丸い花穂(淡黄色の小花が多数集合して球状となったもの)です。秋に赤熟する果実は食べられます。 果実の食べ方 1)熟した果実の皮を剥いて生ガマズミ・カールセファラムガマズミ・カールセファラム(莢蒾、学名:Viburnum carlcephalum)は、レンプクソウ科ガマズミ属の耐寒性落葉低木です。晩春に、甘い芳香のする白い小花を多数集合させた大輪の花房を咲かせます。オオチョウジガマズミ(学名:Viburnum carlesii var. carlesii )の交雑種で、秋に美しい紅葉が楽しめます。花後に暗赤色の果実が成ります。仲間に手毬咲き大輪品種、スノーボカルミア・ラティフォリアカルミア・ラティフォリア(学名:Kalmia latifolia)は、北米東部原産で、ツツジ科カルミア属の耐寒性常緑低木です。春、枝先から散房花序を伸ばし薄桃色の小花を多数付けます。花は、蕾の時はふっくらていて、開花すると浅い筒状の五角形となります。主要品種には、本種カルミア・ラティフォリア(Kalmia latifolia)の他、以下のものがあります。カルミア・オスボレッド(Kalmia Osbキウイフルーツキウイフルーツ(Kiwifruit、学名:Actinidia chinensis)は、中国南部原産でマタタビ科マタタビ属の耐寒性落葉蔓性果樹です。ニュージーランドで品種改良されました。マタタビと同属で、長い蔓を伸ばして成長します。雌雄異株であり、果実をつけるためには雌株と雄株を植える必要があります。初夏に白~薄黄色の花を咲かせます。花後に成る果実は毛の生えた薄い茶色い果皮(外皮)で覆われています。 アイビーゼラニウムアイビーゼラニウム(Ivy geranium、学名:Pelargonium peltatum hybrids)とは、南アフリカ原産で、フウロソウ科テンジクアオイ属の半耐寒性半蔓性常緑多年草「ゼラニウム」の蔦葉の園芸種です。葉はツタに似ています。花は五弁花で上2枚は大きく、下3枚が小さい左右相称花です。花色は豊富で、咲き方は一重咲きや八重咲き、矮小品種があります。茎が細く匍匐するので、コンテナや釣りカスミソウカスミソウ(霞草、学名:Gypsophila spp.)とは、ナデシコ科カスミソウ属の耐寒性一年草/多年草です。 別名で、ジプソフィラ・ギプソフィラ(いずれも、Gypsophila)、シュッコンカスミソウ(宿根霞草)、ハナイトナデシコ(花糸撫子)、ベビーズブレス(babys-breath) とも呼ばれます。 草丈は、50~60 cmです。 5月~7月に、岐散花序(2出散花序)を伸ばし、花径1 cmハンカチノキハンカチノキ(ハンカチの樹、学名:Davidia involucrata)は、中国原産で、ミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木です。これだけで一属一種を形成します。花の周りに2枚ついた大きな白い苞葉が、ハンカチのように見えることが花名の由来です。目立つ白い苞葉が、中心部にある小さな目立たない花の塊に昆虫を呼ぶ仕掛けになっています。白い苞葉は最初は淡緑色ですが、開花に合わせて白くなり、花が咲き終り受粉がカラー5月25日の誕生花、カラー(Calla) カラー(Calla、学名:Zantedeschina Hybrids)とは、南アフリカ原産で、サトイモ科オランダカイウ属の耐寒性多年草(球根植物)です。 別名で、オランダカイウ(阿蘭陀海芋)と呼ばれます。エチオピアの国花です。 草丈は、30 cm(矮小種)~100 cmです。 葉形は、矢じり形か鉾形をしています。 花中央の黄色い部分に小花が集まり肉穂花クレロデンドラム・パニキュラツム・アルバクレロデンドラム・パニキュラツム・アルバ(学名:Clerodendrum paniculatum 'Aiba')は、東南アジア原産で、大きなピラミッド状花序を形成するシソ科クサギ属の常緑低木「仏塔花」の白花版です。通常の仏塔花は赤花を咲かせます。樹高は1〜2mで、パゴダ(仏塔)に似たピラミッド状の大きな円錐花序を伸ばし、5〜9月に多数の白花(アルバは白という意味)を付けます。葉が桐に似ているので、クロトンクロトン(学名:Codiaeum variegatum)は、トウダイグサ科ヘンヨウボク属の熱帯性常緑低木です。雌雄同株、雌雄異花の両性花を咲かせます。杯状の総苞の中に雄花の輪があり、その中央に雌花が1つあります。花は小さく目立たないので、葉を観賞する観葉植物です。葉の色が黄や赤、緑、黒など多色で、葉形も広葉系、細葉系、螺旋系、など様々です。コディアエウム・バリエガツム(学名:Codiaeum vaハコネウツギハコネウツギ(箱根空木、学名:Weigela coraeensis)は日本原産でマスイカズラ科タニウツギ属の落葉低木です。初夏に、白や淡紅色、紅色の小花を同じ木に咲かせます。色が混じるのは、咲き始めが白で、その後、淡紅色、紅色と花色が濃くなるためです。花は漏斗状をしており先端が5裂します。一本の木や枝に、赤花と白花を付けることから、源氏の白旗、平家の赤旗をもじって、ゲンペイウツギ(源平空木)とも呼ルピナスルピナス(学名:Lupinus polyphyllus)とは、南ヨーロッパ原産で、マメ科ルピヌス属の耐寒性多年草です。 別名で、ノボリフジ(昇り藤)、ハウチワマメ(羽団扇豆)、また品種名のラッセルルピナス(Russell lupinus)、ルピヌス(Lupinus)、宿根ルピナスと呼ばれます。 草丈は、40〜150 cmです。寒さに強い反面、暑さには弱いです。 葉は掌状に分裂します。 5〜6月にミズバショウミズバショウ(水芭蕉、学名:Lysichiton camtschatcense)とは、シベリア~日本の中部以北原産でサトイモ科ミズバショウ属の多年草です。 尾瀬のような低地の湿地では春に、高地では初夏〜夏に開花します。 カラー(Calla) と似た白花を咲かせます。 この白花のように見えるものは「仏炎苞」と呼ばれる葉が変化したものです。 それに包まれた棒状の肉穂花序の周囲についている米粒状の薄黄緑タイサンボクタイサンボク(泰山木、学名:Magnolia grandiflora)は、北米原産で、モクレン科モクレン属の常緑高木です。白木蓮と似ていますが、より大きな白花を夏に咲かせます。花に芳香があり、マグノリア香水の原料とされます。葉の表側は厚いクチクラ層に覆われ光沢がある緑色をしています。葉の裏は毛が密生し、赤茶色のフェルトのように見えます。同属で似た花にホオノキ(学名:Magnolia obovata トキワツユクサトキワツユクサ(常盤露草)は南米原産でツユクサ科ムラサキツユクサ属の常緑多年草です。観賞用に南米から取り入れられた斑入りシロフハカタカラクサ(白斑葉博多唐草、トラデスカンチア・フルミネンシス‘ヴァリエガタ’、学名:Tradescantia fluminensis 'Variegata')が野生化し、斑が消えたとされます。葉は一年中緑色で、先端が尖った長楕円状卵形をしており全草がほぼ無毛です。葉は互トラデスカンチア・アンダーソニアナトラデスカンチア・アンダーソニアナ(学名:Tradescantia andersoniana)は、園芸品種で、ツユクサ科トラデスカンティア属の多年生湿生草本植物です。北米原産のオオムラサキツユクサ(大紫露草、学名:Tradescantia virginiana)と、北米原産のムラサキツユクサ(紫露草、学名:Tradescantia ohiensis)を交配した園芸品種です。夏に、茎先に可憐な青紫色ニガハッカニガハッカ(苦薄荷、学名:Marrubium vulgare)は、ヨーロッパ、西アジア、北アフリカの乾燥地帯原産で、シソ科ニガハッカ属の多年草のハーブです。夏に、ハッカ臭のする小さな白い唇形の小花を咲かせます。アルカロイドやジテルペン、フラボノイド、揮発性油等を含み、咳止め、食欲不振、胆汁障害等に効用があるとされます。 一般名:ニガハッカ(苦薄荷)、学名:Marrubium vulgare、ヤマホタルブクロヤマホタルブクロ(山蛍袋、学名:Campanula punctata var. hondoensis )は日本固有変種で、キキョウ科ホタルブクロ属の耐寒性多年草です。 ホタルブクロ(蛍袋、学名:Campanula punctata)の変種です。 別名で、ホンドホタルブクロ、チョウチンバナ(提灯花)、カンパニュラ・プンクタータ(Campanula punctata)、Yamahotalbukuroとドクゼリドクゼリ(毒芹、学名:Cicuta virosa)とは、欧州、北米、東南アジア原産で、セリ科ドクセリ属の大型の多年生の有毒植物です。 別名でオオゼリ(大芹)、英名ではwater-hemlock 、cowbaneと呼ばれます。 水辺や湿地に自生します。 草丈は80~100cmになります。 葉は2・3回羽状複葉で葉縁に鋸歯があり、食用となるセリ(芹、学名:Oenanthe javanica )と似てパッションフラワー6月13日の誕生花は、パッションフラワー(Passion flower、トケイソウ、時計草) パッションフラワー(時計草、Passion flower、学名:Passiflora caerulea)とは、ブラジル、ペルーなど熱帯アメリカ原産で、トケイソウ科トケイソウ属の半耐寒性常緑蔓性低木です。パラグアイの国花です。 パッションフラワー(Passion flower)の花の構造 別名で、tヒレハリソウヒレハリソウ(鰭玻璃草、コンフリ、学名:Symphytum officinale)は、コーカサス原産で、ムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草です。日本へは明治時代に渡来し、その後北海道から九州まで逸散し野生化している帰化植物です。夏に花茎から伸びた巻繖花序に釣り鐘型で先端が5裂した花を数個下向きに咲かせます。全体的に多数の白い荒い毛が生えています。以前、葉を野菜とし民間療法では葉や根茎を貧血予防や新陳シロハンショウヅルシロハンショウヅル(白半鐘蔓、学名:Clematis japonica form cremea)は、日本原産で、キンポウゲ科センニンソウ属の多年草です。夏に、白花を咲かせます。花のように見えるものは萼です。似た花に、ハンショウヅル(半鐘蔓、学名: Clematis japonica)があり、紫色の花を咲かせます。半鐘蔓の白花品種に、シロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)があります。 ■センニンハコベ春の七草などの食用、鳥餌、生薬名「繁縷」 ハコベ(繁縷、学名:Stellaria media)とは、ユーラシア原産で、史前帰化した植物で今や全世界で見られるナデシコ科ハコベ属の越年性の野草です。 別名で、種類名のコハコベ、ウシハコベ、ミドリ、古語では、波久倍良(ハクベラ)やハコベラ、英名では、starwort、stitchwort、chickweed(ヒヨコ草)とも呼ばれます。 日本で通常みられシロバナタイトゴメシロバナタイトゴメ(学名:Sedum oryzifolium f. albiflora)は、日本原産でベンケイソウ科マンネングサ属の匍匐性多年草です。海岸の岩場に群生して自生します。春から梅雨時に、米粒大の小さな白花を咲かせます。葉は多緑色の肉質で、茎に互生して付きます。タマツヅリ(学名:Sedum morganianum)と同じセダム属の仲間なので、草姿がセダム(Sedum)と似ています。セダム フタマタイチゲフタマタイチゲ(二股一華、学名:Anemone dichotoma)は、中国、アジア、欧州の亜寒帯及び日本の北海道原産で、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。 丘陵の湿った草原や海岸の砂浜に自生します。 葉は三深裂したものが二枚づつ対生につくので輪生のように見えます。 初夏に、二股に分かれた枝先に白花(のような萼片)を咲かせます。花のように見えるものは5,枚の白い萼片です。白い萼片の裏側はホワイトスターホワイトスター(White star、学名:Oxypetalum caeruleum 'Alba' )は、ウルグアイやブラジル等の中南米 原産で、キョウチクトウ科オクシペタルム属の半蔓性宿根草「オキシペタラム(Oxypetalum)」の白花品種です。薄青色のブルースター(Blue star)の方が一般的です。小さな星形の花が好まれ、誕生日のフラワーブーケやブライダル花材に使われます。葉や枝を傷つけミズチドリミズチドリ(水千鳥、学名:Plantanthera hologlottis)は日本等原産で、ラン科ツレサギソウ属の多年草です。北海道から九州の湿原に自生します。緑色の葉は線状被針形をしており、互生して茎につきます。夏に、花茎先端から伸びた穂状花序に白い兜状の小花を咲かせます。花は側弁が2枚、舌状の唇弁が1枚と距が1つから構成されます。花が咲いている様子が、千鳥が飛んでいる姿に見えることから名づけらエゾイソツツジエゾイソツツジ(蝦夷磯躑躅、学名:Ledum palustre ssp.diversipilosum)は、北海道固有種のツツジ科イソツツジ属の常緑小低木です。北海道〜東北の高山の礫地や湿原に自生します。葉は細長い披針形、皮質、厚く、葉表に細かい編み目模様があります。若い枝と葉裏に茶褐色の毛が密集するのが特徴です。夏に、花茎を伸ばし先端から散房花序を伸ばし白い小さな五弁花を多数付けて5 cm程の球状ギンネムギンネム(銀合歓、学名:Leucaena leucocephala)とは、メキシコ原産で、マメ科ギンゴウカン属の常緑低木です。 別名で、ギンゴウカン(銀合歓)、英名では、White Popinac、Leucaena、Faux mimosaと呼ばれます。 南米からの帰化植物です。 樹高は5〜7 mで、樹形は逆傘形、樹皮は灰褐色をしています。 葉は緑色で、偶数二回羽状複葉で、互生します。夜になると、バイカウツギ別名で、サツマウツギ(薩摩空木)や、モックオレンジ(mock orange)とも呼ばれます。ウノハナ=ウツギ(空木、学名:Deutzia crenata)と似ています。 バイカウツギ(梅花空木、学名:Philadelphus satsumi)は、南東ヨーロッパや小アジア原産で、アジサイ科バイカウツギ属の落葉低木です。葉色は緑色や黄色また斑入りのものもあります。 葉縁には鋸歯があります。晩春~初夏にハクチョウゲハクチョウゲ(白丁花、学名:Serissa japonica)は、東南アジア原産で、アカネ科ハクチョウゲ属の常緑広葉低木です。初夏に、白または薄桃色の小花や小葉を沢山咲かせます。通常、花は一重ですが、園芸品種には花が八重のヤエハクチョウゲ(八重白丁花)や、葉縁に斑が入った「斑入り白丁花」があります。垣根などに利用されます。和名のハクチョウゲとは、白い丁子形の花という意味で鳥とは関係ありません。 イワイチョウイワイチョウ(岩銀杏、学名:Nephrophyllidium crista-galli)とは、日本原産で(亜)高山の湿原などに生えるミツガシワ科イワイチョウ属の多年草です。 本種のみで1属1種を成します。 草丈は、15〜40 cmです。 葉は根生葉で茎の根元に束生して生え、腎臓形又は銀杏形をしています。 葉は最初緑色ですが、秋になると黄葉します。 6月〜8月に、先端が分枝した細長い茎先から集散花ハマユウハマユウ(浜木綿、学名: Crinum asiaticum var. japonicum)は、インドネシアとスマトラ原産で、ヒガンバナ科ハマオモト属の常緑多年草です。暖地を好み、海岸の砂地や、花壇で見られます。 厚く光沢がある根生葉は太く長い線形です。根生葉の間から、やや扁平で太い花茎(偽茎)を80 cm程伸ばします。 夏~初夏の夕方に、花茎先端から散形花序を伸ばし、白花を多数咲かせます。小花はオニシモツケオニシモツケ(鬼下野、学名:Filipendula camtschatica)はバラ科シモツケソウ属の大型の多年草です。北海道〜中部以北の山地の沢沿いや湿った草地に自生します。シモツケソウ(下野草)で草丈が2mほどに成長する大型種です。葉は掌状に5深裂し頂小葉は大きく互生して付きます。花茎から散房花序を伸ばし、6月〜8月に短毛のある小さな白花を密集させて咲かせます。小花は五弁花で多数の長い雄蕊があ タテヤマリンドウ タテヤマリンドウ(立山竜胆、学名:Gentiana thunbergii var. minor ) は、北海道~本州中部以北の日本海側の(亜)高山の湿地に自生するリンドウ科リンドウ属ハルリンドウ種タテヤマリンドウ変種の越年草です。厳しい環境に咲くので草丈は10cmにしかなりません。葉は黄緑色で披針形をしたものが茎に寄り添うように対生に付き地上近くに小さな根生葉があります。夏、花茎頂部に青紫色ハクサンイチゲハクサンイチゲとは ハクサンイチゲ(白山一華、学名:Anemone narcissiflora)は日本固有種で、亜高山~高山の湿地に自生するキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。日本では、東北〜中部の(亜)高山の湿った草原に自生します。根生葉は三深裂し、茎葉は二枚づつ対生につきます。夏に、花径2~3 cmの白花を咲かせます。実際には、この白花のように見えるものは、萼片で6~7枚あります。花後にミヤマカラマツミヤマカラマツ(学名:Thalictrum tuberiferum)は、日本原産で、キンポウゲ科カラマツソウ属の高山性落葉多年草です。夏に細い茎先から複数の散房花序を伸ばし小さな白花を咲かせます。小花のように見える白い花弁状のものは雄蕊が集まったものです。雄蕊は根本より先端の方が太くなります。雄蕊の花糸は基部が細く柄状をしています。葉は2〜3回3出複葉なので、他のカラマツソウとは区別できます。葉はモミジカラマツモミジカラマツ(紅葉唐松、学名:Trautvetteria caroliniensis var. japonica)は、日本、樺太原産で、キンポウゲ科モミジカラマツ属の高山性の落葉多年草です。夏に、細い茎先に複数の散房花序を出します。葉は秋に枯れます。小花のように見える白い花弁状のものは雄蕊の集合で、花中央にある薄黄緑色のものは雌蕊です。 一般名:モミジカラマツ(紅葉唐松)、学名:Trautveカサブランカカサブランカ(Casa Blanca,学名:Lilium 'Casa Blanca')は、園芸品種で、日本のユリを使ってヨーロッパで作られました。 カサブランカは、日本に自生するヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)と、カノコユリ(鹿子百合、学名:Lilium speciosum)等を交配・育種したオリエンタルハイブリッド(OHB,Lilium Oriental Group)と呼スイカズラ6月15日の誕生花は、スイカズラ(吸い葛) スイカズラ(吸い葛、学名:Lonicera japonica)とは、日本原産でスイカズラ科スイカズラ属の常緑蔓性木本です。 別名で、ニンドウ(忍冬)やキ、ンギンカ(金銀花)、学名のロニセラ(Lonicera)、英名ではJapanese Honeysuckle(ジャパニーズ・ハニーサックル)とも呼ばれます。空き地や海岸に自生します。 スイカズラの花はシャリンバイシャリンバイ(車輪梅、学名:Rhaphiolepis indica var. umbellata)とは、日本原産でバラ科シャリンバイ属の常緑低木です。 小枝が輪生状に出て、葉が車輪上に互生して付きます。 春に枝先から伸びた散形花序花に、白~薄紅色のウメ(梅)に似た五弁花を咲かせます。 和名は上記の理由で付けられました。 花中央にある雄蕊は最初黄色で花粉を出すと赤くなります。 晩夏から秋に、黄緑色のヤグルマギク「矢車菊」は、学名の「セントレア(Centaurea)」でも呼ばれますが、中部国際空港の愛称「セントレア」とは語源が異なります。空港の愛称は、英語の「中部地方」を意味する「central(セントラル)」+「空港」を意味する「airport(エアポート)」の合成語で「セントレア(centr- air)」と付けられました。では、ヤグルマギクの「セントレア(Centaurea)」の語源は? ヤグルマギドクダミドクダミ(学名:Houttuynia cordata)は東アジア原産でドクダミ科ドクダミ属の落葉多年草(宿根草)の野草です。日本の本州、四国、九州、沖縄の山野や庭で普通に生えています。茎丈は20〜30 cmです。 花の少ない梅雨時に群生して咲く涼しげな白い4弁花(実は花ではない)が珍重されます。根を引き抜いた時の悪臭や、和名の毒ダミという花名からは単なる雑草と思われがちですが、別名で十薬(ジュウヤコクチナシコクチナシ(小梔子、学名:Gardenia jasminoides var. radicans, 略記:G. 'radicans' )とは、日本、台湾、中国などの東アジア原産で、アカネ科の常緑広葉低木です。クチナシ(梔子、学名:Gardenia jasminoides、略記:G.)の変種です。関東以西の本州~沖縄に自生します。別名で、ヒメクチナシ(姫梔子、姫梔)とも呼ばれます。 初夏に、枝から伸 ホオズキホオズキ(鬼灯・酸漿、学名:Physalis alkekengi)はアジア原産で、ナス科ホオズキ属の一年草/多年草/宿根草です。草丈は60~80 cmです。葉は緑色の楕円形で葉縁に歯牙があり、互生して付きます。梅雨時に、葉腋から単生で小さな目立たない白~淡黄色の花を下向きに咲かせます。花は漏斗形で先端が5浅裂します。夏に、球形の果実と袋(萼)が朱色~赤く色付き初秋まで観賞できます。東京の浅草寺ではヒメジョオンスイスアルプスでも咲いてる、ヒメジョオン(姫女苑) ヒメジョオン(姫女苑、学名:Erigeron annuus)とは、北米からの帰化植物でキク科ムカシヨモギ属の一・二年草の野草です。日本へは江戸時代末期に渡来しました。 初夏〜冬に、空き地や野原等、日本全国至る所で咲いています。葉は倒披針形で互生して付きます。 茎上部で枝分かれし黄色い管状花の花芯とその周囲の白または薄紫色の舌状花からなる小さなパキスタキス・ルテアパキスタキス・ルテア(学名:Pachystachys lutea)とは、中南米、西インド諸島原産でキツネノマゴ科パキスタキス属の常緑低木です。別名で、学名のパキスタキス(Pachystachy)や、パキスタス、ロリポップ・プラント(Lollipop plant),ロリポップス(Lollypops)、Golden Candle(ゴールデン・キャンドル)、Golden Shrimp Plant(ゴールタビビトノキタビビトノキ(旅人の木、学名:Ravenala madagascariensis)は、マダガスカルの固有種で、バショウ科タビビトノキ属の熱帯性高木状観葉植物です。名前に木が付きますが草です。1属1科です。樹高10〜20 mと背が高く、葉は葉長2.5 mと大きく扇状に葉を開きます。ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)と似た白花を咲かせます。花に蜜があり、現地ではエリマキキツネザル(襟巻狐猿、学名:Varecウツギウツギ(空木、学名:Deutzia crenata)は日本、中国原産で、アジサイ科ウツギ属の耐寒性落葉低木です。北海道~九州・奄美大島の山野林道の日照地に自生します。樹高1~2mにしかなりません。よく分枝して株立状になります。別名でウノハナ(卯の花)とも呼ばれます。ウツギとは茎の中が空という意味で付けられました。 初夏に、側枝先端から円錐花序を伸ばし、多数の小さな白い五弁花を咲かせます。雄蕊の花糸ハナワギクハナワギク(花輪菊、学名:Glebionis carinata)は、モロッコなどの北アフリカ原産で、キク科シュンギク属ハナワギク種の一年草です。花は一重咲きです。春菊の近縁なので葉や花は似ています。春菊の花は花弁が白で基部が黄色であり、ハナワギクも原種は白い花弁で基部に黄色い輪が入ります。 園芸種は舌状花が赤や、橙、ピンク、白、黄などで付け根(基部)にカラフルな蛇の目模様が入ります。花壇・切り花キレハマメグンバイナズナキレハマメグンバイナズナ(切葉豆軍配薺、学名:Lepidium bonariense L.)は北米原産で、アブラナ科マメグンバイナズナ属の一・ニ年草です。初夏に道端で見られます。野草のナズナの一種で、北米から帰化した植物です。茎は、膝の高さで直立し無毛です。枝先に総状花序を伸ばし、晩春から夏に小さな緑白色の4弁花を多数咲かせます。花後に成る果実は小さく扁平な円形で先端が窪み軍配のように見えます。似ゲッカビジンゲッカビジン(月下美人、学名:Epiphyllum oxypetalum)は、メキシコ原産で、サボテン科クジャクサボテン属の半耐寒性・常緑多年草の多肉植物です。日本では、初夏~秋の夜から翌朝にかけて咲く一夜花です。光沢のある白い大輪花を咲かせます。原産地では蝙蝠による受粉が行われますが、日本では人工授粉で繁殖させています。花や果実は、炒め物やスープ、酢の物などと食用となります。花言葉は「艶やかな美シコタンソウシコタンソウ(色丹草、学名:Saxifraga bronchialis subsp. funstonii var. rebunshirensis)は、樺太、中国、千島、日本原産でユキノシタ科の高山性常緑多年草です。細い根が地表で枝分かれしながら伸びて繁殖し、赤い花茎を立ち上げて小花を咲かせます。花は白い五弁花で内側に黄色と赤い斑点が多数あります。 一般名:シコタンソウ(色丹草)、学名:Saxヒメビジョザクラヒメビジョザクラ(姫美女桜、学名:Verbena tenera)は、クマツヅラ科クマツヅラ属の半耐寒性一年草「バーベナ(Verbena、ビジョザクラ:美女桜)」の園芸品種の半耐寒性多年草・帰化植物です。和名では、ヒメビジョザクラ(姫美女桜)と呼ばれます。茎は伸張して地を這い節から多数の根を出す匍匐性で木質化します。葉は緑色で、2回羽状深裂し、葉縁は全縁、茎に対生に付きます。春~秋に、花茎から花序を オカトラノオ6月20日の誕生花は、オカトラノオ(丘虎の尾) オカトラノオ(丘虎の尾、Okatrano、学名:Lysimachia clethroides)とは、日本等原産で、サクラソウ科オカトラノオ属の耐寒性多年草です。 日当たりの良い丘陵や野原で見かけます。 草丈は、90cm程です。地下茎を伸ばして増殖します。 葉柄のある葉は、葉身長10cm、葉幅3.5cmの披針形で、全縁で互生します。 葉は最初は緑色アサガオ4月14日の誕生花、アサガオ(朝顔) アサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil)とは、熱帯アジア原産で、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草です。 別名で牽牛花、英名で Japanese Morning Glory と呼ばれます。 庭や学校の学習教材とされます。 茎長(蔓長)は、100~300cmで、支柱に這わせて花を観賞します。 葉形は鉾型で、葉縁は全縁、互生して付きます。 6月~10月のナツツバキナツツバキ(夏椿、学名:Stewartia pseudocamellia)は日本~朝鮮半島原産で、ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木です。初夏に、枝から集散花序を伸ばし、ツバキ(椿)に似た白花を咲かせます。 木材は、床柱や器具、炭に利用されます。 同じツバキ科で冬に咲く花に、ツバキ(椿)や、サザンカ(山茶花)、チャノキ(茶の木)があります。 ナツツバキとヒメシャラの違い ナツツバキは別名でシャラノキシロバナハンショウヅルシロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓、学名:Clematis williamsii)は、日本固有種で、キンポウゲ科の落葉蔓性半低木です。関東地方以西~九州・四国の丘陵地の林縁で他の低木に絡んでいます。トリガタハンショウヅルの長柄・白花品種で、春から初夏に薄黄緑~白色の花を咲かせます。花のように見えるものは、4枚の萼です。葉には長い葉柄が有り、葉表面には白毛が密生します。葉形は3出複葉で、各小葉は3中トレニアトレニア(Torenia、学名:Torenia fournieri)は、インドネシア原産で、アゼナ科トレニア属の非耐寒性一年草です。茎は良く分枝します。夏~秋に、花茎の先端や葉腋から総状花序を伸ばし、スミレ(菫)に似た小さな口唇形の花を咲かせます。上唇は2裂して合着し、下唇は明瞭に3裂します。下唇の中央基部に黄斑紋があるものもあります。 花色の紫色の基準色の他に、濃桃色や白などがあります。熱帯アジコスモス宇宙とコスモス 名前に「宇宙・自然」名が付く花の「コスモス」と、ピタゴラスが命名した天空のCOSMOS 左:花のコスモス 花の咲き方が調和がとれて美しいことからCOSMOSと命名された。右:天空はピタゴラスがCOSMOSと命名した。 コスモス(Cosmos 、学名:Cosmos bipinnatus)とは、メキシコ原産で、キク科コスモス属の非耐寒性一年草です。メキシコからスペインに渡り、そのシロツメクサシロツメクサ(白詰草、学名:Trifolium repens)は、欧州原産で、マメ科シャジクソウ属の蔓性這性多年草の野草です。別名でクローバー(Clover)、ホワイトクローバー(White clover)、オランダゲンゲ、ウマゴヤシ(馬肥やし)とも呼ばれます。野や畑の畦道に自生し踏まれても丈夫な野草です。葉腋から花茎を出し白い小花を球状に咲かせます。シロツメクサは虫媒花で、花粉の受粉:ミツバチ(キキョウキキョウ(桔梗、学名:Platycodon grandiflorus)は、日本、シベリア、中国原産で、キキョウ科の多年草です。開花前の蕾の形を風船に例えて、英名では「balloon flower」と呼ばれます。草丈は50~100 cmで、6月~9月に、花径3~5 cmで青紫または白、桃色の一重か、八重、絞りの花を咲かせます。花後に蒴果が成ります。 紫色の星型の花は和風の質素な趣を感じさせます。自生ガザニアガザニア(Gazania、学名:Gazania rigens)は、南アフリカ原産のガザニアの園芸品種で、キク科ガザニア属の半耐寒性多年草です。南アフリカには Gazania Gaertnなど15種ほどの原種があり、Gazania rigensはその代表的な園芸品種で日本の気候に適合し流通しています。葉は披針形又は線形で、厚くて固そうに見えます。花形は勲章のようにくっきりし、花色は目が覚めるような鮮ディプラデニアディプラデニア(Dipladenia、学名:Mandevilla spp.)は、熱帯アメリカ原産で、キョウチクトウ科マンデビラ属の非耐寒性常緑蔓性草本、または木本性植物です。 マンデビラ(Mandevilla)や、チリソケイとも呼ばれます。 初夏〜夏、支柱に絡まりながら、白や赤、桃色のロート状花を多数咲かせます。 本種には、アモエナ(Dipladenia amoena)というピンクの花を咲かせる品 ゲッキツゲッキツ(月橘、学名:Murraya paniculata)は、熱帯アジア、中国南部、台湾、沖縄原産で、ミカン科ゲッキツ属の非耐寒性常緑低木です。別名で、シルクジャスミン(Silk jasmin)や、オレンジジャスミン(Orange jasmin)と呼ばれます。花や葉に芳香があります。小葉は倒卵形または倒披針形で、光沢があり、対生につきます。白い5弁花を枝先に多数つけます。花後に成る実は赤く熟するオオバギボウシオオバギボウシ(大葉擬宝珠、学名:Hosta sieboldiana)は東アジア原産で、キジカクシ科ギボウシ属の耐寒性多年草です。野生化したものが山間部で多数繁殖しています。葉はオオバコに似ています。初夏に、大きな根性葉の間から花茎を出します。花茎先端から長い総状花序を伸ばし、たくさんの白または薄紫色の小花を咲かせます。花はユリに似ています。ギボウシという和名は、花の蕾が日本の伝統的な建築物の装飾ギンリョウソウギンリョウソウ(銀竜草、学名:Monotropastrum humile)は、ヒマラヤ、中国、台湾、日本等が原産で、ツツジ科ギンリョウソウ属の野生の多年草です。 夏、森の林床に草丈が低い白花を咲かせます。茎も白く、花は横向きに咲き、中から青く丸い雌蕊と、黄色い雄蕊が見えます。葉緑素を持たず、葉は退化して鱗片状となっています。似た花に褐色の花を咲かせるシャクジョウソウ(錫杖草)があります。 ●腐生ハナチダケサシハナチダケサシ(花乳茸刺、学名:Astilbe thunbergii var. formosa)とは、日本原産でユキノシタ科チダケサシ属の多年草「アカショウマ(赤升麻)」の変種です。 アワモリショウマ(泡盛升麻)と似ています。 別名でアワモリソウ(泡盛草)とも呼ばれます。 本州の山地の草原に自生します。 茎丈は50〜80cmです。 葉は長さ10cmの3回奇数羽状複葉で 頂小葉は卵形、葉縁に重鋸歯バオバブバオバブ(Baobab、学名:Adansonia)は、アフリカ原産で、アオイ科バオバブ属の落葉高木です。 星の王子様(サン・テクジュペリ)に出て来る木として有名です。 別名で、アフリカ・バオバブ(African Baobab)とも呼ばれます。現地では、サバンナに自生します。樹高は5~30 mでトックリ形をしています。太い樹幹は上部で枝別れし、さらに細い根のような枝を多数出す姿はユーモラスです。葉のスパティフィラム6月12日の誕生花、スパティフィラム(Spathiphyllum) スパティフィラム(Spathiphyllum、学名:Spathiphyllum)とは、熱帯アメリカと東南アジア原産で、サトイモ科スパティフィラム属の非耐寒性常緑多年草です。 和名でササウチワ(笹団扇)といいますが、あまり使われません。 湿地に自生しますが、栽培品種が多数あります。 草丈は30~80cmです。 葉は緑色で披針形をクチナシ6月7日の誕生花、クチナシ クチナシ(梔子、学名:Gardenia jasminoides)とは、東アジア原産で、アカネ科の常緑低木です。 別名で、ガーデニア(Gardenia)、ヤエクチナシ(八重梔子)、センプク、サンシシ(山梔子)、ケープジャスミン(Cape jasmine)、Common gardenia と呼ばれます。 樹高は、100〜150 cmです。 葉に光沢があり楕円形をしていまヒツジグサヒツジグサ(未草、学名:Nymphaea tetragon)とは、日本などが原産で、スイレン科スイレン属の耐寒性水生多年草植物です。 寒さに強く初夏から秋に、低山~亜高山の湿原に生えます。世界最小のスイレン(睡蓮)です。 葉縁は全縁で、基部に切れ込みがあり、パックマンのように開口しています。 花径は3~5 cmです。スイレンは外国産の園芸品種が多い中、このヒツジ草は日本に自生し、ヒメスイレン(姫睡チダケサシチダケサシ(乳茸刺、学名:Astilbe microphylla)とは、日本原産で、ユキノシタ科チダケサシ属の多年草です。 本州、四国、九州の日当たりのよい草原や湿地に自生します。 茎丈は、30〜60cmです。 夏に、花茎先端から円錐花序を伸ばし粟粒のような花を咲かせます。花は薄桃色から白花で、葯は淡紅紫色です。 葉は2〜4回奇数羽状複葉で、小葉は小さな卵形で光沢は無く、葉縁に鋸歯があります。 カモミールカモミール(Chamomile=ジャーマンカモミール(German Chamomile)、学名:Matricaria chamomilla)とは、欧州~北アジア原産で、キク科シカギク属の耐寒性一年草です。 和名では、ジャーマンカモミール(German Chamomile)、カミツレ、ドイツカミツレ、カモマイル(英名)、カモミーユ、英名では、German Chamomile、Chamomilla と アメリカザイフリボクアメリカザイフリボク(亜米利加采振木、学名:Amelanchier canadensis)とは、バラ科ザイフリボク属の耐寒性落葉高木性広葉樹です。 アメリカでは、6月に果実が収穫できることから、ジューンべリー(June Berry)と呼ばれます。 花は白く細長い5弁花を鈴なりに咲かせます。葉は花が咲いた後に展開し、若葉の頃は明緑色で、秋から初冬に鮮やかに紅葉します。 薔薇の果実に似た果実は成熟するレブンウスユキソウレブンウスユキソウ(礼文薄雪草、学名:Leontopodium discolor)は、北海道固有種で、キク科ウスユキソウ属の高山性多年草です。地下茎からロゼット葉と直立した花茎を出します。花のように見えるのは苞葉で、白い綿毛が全草に密集しているのを、薄雪に見立てて命名されました。頭花は黄色い筒状花のみで、中央が雄性、周囲が雌性です。さらなる情報はレブンウスユキソウ(礼文薄雪草) 【かぎけんWEB】サラサウツギサラサウツギ(更紗空木、学名:Deutzia crenata f. plena)は、日本原産で、アジサイ科ウツギ属の落葉灌木です。空木とは、幹が中空のことを言います。初夏に、八重咲きで、芳香のある下向きの花を咲かせます。花は、花弁の外側が薄紅紫色で、内側が白色です。 一般名:サラサウツギ(更紗空木)、学名: Deutzia crenata f. plena 、別名:ヤエウツギ、ツカサウツギ(イブキトラノオイブキトラノオ(伊吹虎の尾、学名:Bistorta subsp. japonica)とは、日本原産で、タデ科イブキトラノオ属の高山性多年草です。 別名で、エビクサ、ヤマダイオウ、ヤナギソウ(柳草)とも呼ばれます。 北海道から九州の日本の高山や山地の草地に自生します。 草丈は30〜100 cmです。 葉は根生葉で、長い葉柄の先に、長さ20cm程の卵状長楕円形-長楕円披針形をして全縁の葉を互生して付タマスダレ修善寺ゆるり旅で出会った花 タマスダレ(玉簾) 左:修禅寺(エリアの修善寺とお寺の修禅寺では「禅」「善」の字が違います)、右:修善寺観光名所の「竹林の小径」 タマスダレは珍しい花ではありませんが群生して咲いていると目立ちます。修善寺の町中で出会った花「タマスダレ」をご紹介します。 タマスダレ(玉簾、学名:Zephyranthus candida)とは、ペルー原産で、ヒガンバナ科の球根植物でヤブデマリ ヤブデマリ(藪手鞠、学名:Viburnum plicatum var. tomentosum)は、日本、朝鮮半島、中国原産でレンプクソウ科ガマズミ属の落葉広葉小低木です。日本では本州〜九州の山野の樹林内や、低地の雑木林に自生します。樹高は2〜6mで、樹皮は灰褐色~灰黒色をしています。葉は長楕円形で先端は鋭利、平行な葉脈があり、葉縁は全縁で、対生に付きます。 ヤブデマリの特徴 ヤブデマリは枝を水平アルストロメリアアルストロメリア(学名:Alstroemeria)とは、南米アンデス山脈の寒冷地に自生するユリズイセン科アルストロメリア属の耐寒性球根植物です。 別名でユリズイセン(百合水仙)や、インカの百合(Lily of the Incas)、Peruvian lily、Lily of the Incasとも呼ばれます。 原種の系統が多いことや、オランダ等の欧州で品種改良が頻繁に行われているため、品種により、モンパノキモンパノキ(紋羽の木、学名:Heliotropium foertherianum)とは、マダガスカル、アジア、オセアニアの熱帯・亜熱帯沿岸地域原産で、ムラサキ科キダチルリソウ属の常緑低木です。 海岸の砂地や隆起珊瑚礁等の岩地に群生します。日本では、奄美大島以南〜沖縄諸島に自生しています。幹はコルク層が発達し柔らかく折れやすいです。樹高は1〜3 mですが、中には10 mになるものもあります。大きな葉ハナチョウジハナチョウジ(花丁子、学名:Russelia equisetiformis)は、メキシコ原産で、オオバコ科ハナチョウジ属の非耐寒性常緑低木です。別名で、珊瑚のように赤い植物ということから「コーラルプラント(Coral plant)」、赤い筒状の花が沢山咲いて花火のように見えることから「ファイアー・クラッカー・プラント(Fire cracker plant)」、学名から「ラッセリア(Russeliaカシワバアジサイカシワバアジサイ(柏葉紫陽花、学名:Hydrangea quercifolia)は、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木「アジサイ(紫陽花)」の大型品種です。北米原産で、装飾花の白い花穂がピラミッド状(長円錐状)をしているのが特徴です。英名では、葉の形から「Oak-leaved Hydrangea(オークリーブドハイドランジア)」とも呼ばれます。 樹高は100〜200 cmです。葉は長さ10~2 セイヨウノコギリソウセイヨウノコギリソウ(西洋鋸草、学名:Achillea millefolium)とは、ヨーロッパや西アジア原産で、キク科アキレア属の耐寒性多年草の帰化植物です。 別名で、アキレア(Achillea)や、コモンヤロウ(Common yarrow)と呼ばれます。 葉は緑色で細くギザギザしています。 葉は、潰して切り傷に当てると痛み止めや止血効果があります。若葉はサラダや茹でて食べられます。 初夏~ヤグルマソウヤグルマソウ(矢車草、学名:Rodgersia podophylla)は、日本と朝鮮半島原産で、ユキノシタ科ヤグルマソウ属の多年草です。分布:北海道から本州の深山の樹下等の日陰に自生し、地下茎を張り群落を形成します。草丈1mほどです。長さ40cmの根生葉は掌状羽状複葉で、小葉の葉縁には鋸歯が有り、互生して付きます。5月~7月に、葉の中心から長さ80〜100cmの長い花茎を出し、先端から円錐花序を伸ブライダルベールブライダルベール(Bridal veil、学名:Gibasis pellucida)は、メキシコ原産で、ツユクサ科ギバシス属の這性半耐寒性常緑多年草です。こんもりと密に茂りますが、蒸れに弱いので吊り鉢やスタンド鉢に植えられます。小さい葉表は緑色で、葉裏は紫色です。米粒大の白花を咲かせますが、天候が悪い時や夜間には閉じます。花名は、花嫁が被るベールに似た草姿から連想されました。別属ですが、白花を咲かアニスアニス(Anise、学名:Pimpinella anisum)とは、スペイン原産で、セリ科ミツバグサ属の一年草のハーブです。 香辛料の一つで、カレーなどの香付けに使われます。 また、風邪の症状を緩和や消化促進する薬効があるとされます。 茎は中空で、葉は根生葉と茎葉が出ます。根生葉には長い葉柄が有り、卵形で葉縁に鋸歯が有ります。 茎葉は2回羽状複葉で茎に互生して付きます。夏に、花茎から散形花序を出しテリハノイバラテリハノイバラ(照葉野茨、学名:Rosa wichuraiana)は、チベット原産でバラ科の落葉蔓性低木です。別名で、ノバラ(野薔薇)や、ハイイバラ(這茨)、英名では、Memorial Rose(メモリアル・ローズ)とも呼ばれます。日本では、本州から九州の山地や海岸に自生し、直立せず地を這うように伸びます。樹高は、50〜100cmで茎に棘があります。葉は光沢のある濃緑色で、奇数羽状複葉、小葉は倒卵ケマンソウケマンソウ(華鬘草、学名:Lamprocapnos spectabilis)は、中国原産で、ケシ科コマクサ属の耐寒性多年草です。春に、アーチ状に傾いた赤茶色の花茎に、10数個のコマクサ(駒草、学名:Dicentra peregrina)に似た釣鐘型の花を咲かせます。花色には赤、桃色、白があります。葉は緑色で、ボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)の葉と似ており、羽状に分裂しマツモトセンノウマツモトセンノウ(松本仙翁、学名:Lychnis sieboldii)は、阿蘇山等が原産でナデシコ科の耐寒性多年草です。 阿蘇山に自生するツクシマツモトの改良品種です。 夏に花茎を出し先端から伸びた集散花序に朱色の花を付けます。 花は5弁花で花弁はハート形をしており、さらに小刻みに先端が切れています。属名の「Lychnis」は「センノウ属」、種小名「sieboldii」は江戸時代に来日した医師兼植ネギネギ(学名:Allium fistulosum L. )は、中央アジア 原産のヒガンバナ科の耐寒性・耐暑性多年草です。主に葉野菜として食用とされます。2つのタイプの葱 根深葱(ねぶかねぎ、白ネギ)と、葉葱(はねぎ、青ネギ)があります。 一般名:ネギ(葱)、学名:Allium fistulosum L.、別名:ヒトモジグサ(一文字草、人文字草)、Scallion、Welsh onion、Leek、ジャガイモジャガイモ(じゃが芋、学名:Solanum tuberosum)は、アンデス山脈原産で、ナス科ナス属の一年性野菜です。葉腋から出た花茎先端から集散花序を伸ばし数個から10個の花を咲かせます。花は五弁が合着した合弁花で、中央外側に黄色い5個の雄蕊があり、その中から黄緑色の雌蕊の柱頭が1個飛び出します。雌蕊には5室があります。花色は、男爵芋は白、メークインは紫や赤などのように品種により異なります。私達ヤワタソウヤワタソウ(八幡草、学名:Peltoboykinia tellimoides)は日本原産でユキノシタ科ヤワタソウ属の多年草です。日本の東北から中部地方の山地から亜高山の谷筋に自生します。葉は大きな丸葉で、円形が7〜13浅裂した掌状をしており葉縁に低い鋸歯が有ります。春に丸葉から細長い花茎を出し先端から伸びた集散花序に薄黄の五弁花を咲かせます。 一般名:ヤワタソウ(八幡草)、学名:Peltob チューリップ3月8日の誕生花は、白いチューリップ チューリップ(Tulip、学名:Tulipa L.)とは、トルコ、イラン、アフガニスタン原産でユリ科チューリップ属の耐寒性球根植物です。 路地植えは、4月に、促成栽培のものは11月から6月に花を咲かせで出回っています。 柔らかい花茎の頭頂に、カップ状の可愛らしい花を1輪咲かせます。 日本で主に栽培されているのは、園芸品種である「ゲスネリアナ種 (学名:Tオリーブオリーブ(Olive、学名:Olea europaea)とは、地中海沿岸や小アジア原産で、モクセイ科オリーブ属の常緑広葉低高木です。日本の産地は香川県小豆島が有名です。「創世記」でノアの方舟から放たれた鳩がオリーブの葉を咥えて戻って来たことから、平和のシンボルとされます。国連旗の図案や、イスラエルやキプロスなどの国花とされます。主に果実を収穫することが目的で植えられます。 果実を絞って採取した油にインゲンマメインゲンマメ(隠元豆、学名:Phaseolus vulgaris)は、中南米原産で、マメ科インゲンマメ属の蔓性一年草の野菜です。別名でサンドマメ(三度豆)や、サイトウ(菜豆)、Common bean(コモン・ビーン)、kidney beanとも呼ばれます。 草丈は、矮性種は50cm、高性種は300mになります。葉は長さ10~12 cmの3出複葉で、互生して付きます。 6月~7月に、葉序から総状花序リビングストンデージーリビングストンデージー(Livingstone daisy)は南アフリカ原産でハマミズナ科ドロテアンツス属の非耐寒性一年草です。草丈は低く、茎は多数に分岐し匍匐しながら広がり花をつけます。茎や葉を覆うように花が咲くので美しい絨毯のように見えます。パステル調の花は可愛らしく明るく元気に輝くように咲きます。花は一重咲きで、花色が豊富、基部が白い蛇の目咲きが多いですが、一色のものもあります。晴天や日中のシマトネリコシマトネリコ(島十練子、学名:Fraxinus griffithii)とは、東南アジア原産でモクセイ科トネリコ属の(半)常緑高木です。温かい地域の出身なので常緑とは言っても冬には葉が茶色になることもあります。別名で、原産地名のタイワンシオジ(台湾シオジ)や、属名のフラキシヌス(Fraxinus)、種小名+樹皮色から Griffith's Ash とも呼ばれます。 樹高は15〜18 mで、樹皮は灰タケニグサタケニグサ(竹似草、学名:Macleaya cordata)は、日本等の東アジア原産で、ケシ科タケニグサ属の大型多年草の野草です。本州〜九州の日当たりの良い場所に自生し、町でも畦道でも見かけます。 漢字は、竹と一緒に似ると竹が柔らかくなるという「竹煮草」ではなく、茎が中空で長く伸び竹に似ている「竹似草」が正しいようです。竹と煮ても竹は柔らかくならないようです。森林伐採などの時には逸早く生育するパイレウィシア 'エリーゼ'レウィシア 'エリーゼ'(Lewisia Erice、学名:Lewisia cotyledon 'Erice')とは、北米の高山地帯原産で、スベリヒユ科レウィシア属の耐寒性常緑多年草です。別名で、イワハナビ(岩花火)と呼ばれます。北米北西部のロッキー山脈の高山の岩場に自生します。 草丈は15〜25cmと低く、葉は多肉質で、強風などで剥がされないように地面にロゼット状(放射状)に生えます。葉は水を溜ブーゲンビリアブーゲンビリア(学名:Bougainvillea spp.)とは、ブラジル原産で、オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性蔓性低木です。 別名では、イカダカズラ (筏葛) 、ココノエカズラ(九重葛)、ハナイカダカズラ(花筏葛)、ペーパーフラワー(Paper Flower)と呼ばれます。 日本では伊豆半島から沖縄まで路地植え可能です。 樹高は50~500 cmです。 葉は単葉の卵形で長さ5~10 cmクレマチスクレマチス(学名:Clematis L.)は、日本、中国、欧州、北米原産で、キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草です。テッセンとも呼ばれます。春〜秋に、強靭な蔓を伸ばし、フェンスや支柱に巻きつき沢山の花(実際には萼)を咲かせます。属名の「Clematis」は ギリシャ語の「klema(蔓)」に由来します。花言葉は「高潔」や「精神の美」。 細い蔓が強靭で大きな花を支えることから、内面の強さ、精アゲラタムアゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum)とは、メキシコ、ペルー等の南米原産で、キク科カッコウアザミ属の非耐寒性一年草です。 本来、多年草ですが、原産地が南米であることから寒さに弱く、日本では冬前に枯れるので園芸上は一年草として扱われます。園芸品種が主に出回っています。 茎は直立し、葉は緑色で円形、茎に対生して付きます。 散房花序を伸ばし針状の花弁を持つ小花を サンゴジュサンゴジュ(珊瑚樹、学名:Viburnum odoratissimum)は、日本と東南アジア原産でレンプクソウ科の耐寒性常緑高木です。日本では関東以南に分布します。葉や枝に水分が多いです。初夏に房状に白花を咲かせます。秋に真っ赤な光沢のある美しい果実をたわわに実らせます。赤い果実が珊瑚のように見えることが花名の由来です。樹木は生垣や公園樹に使われます。また、、葉や枝に水分が多いことから防火樹とされエゴノキエゴノキ(斉ゴ木、学名:Styrax japonica)は、日本原産で、エゴノキ科エゴノキ属の耐寒性落葉小高木です。別名で、ちさの木(萵苣の木)、ジシャ(萵苣)、野茉莉、ジャパニーズ・スノーベル(Japanese snow bell)とも呼ばれます。 樹高は2〜10m、樹皮:赤褐色、単葉、葉形:長楕円形、葉長:5〜8cm、托葉:無し、葉序:互生、花序形:総状花序、開花期:5月〜6月、花冠:釣鐘形でアブラギリアブラギリ(油桐、学名:Vernicia cordata)は、アンゴラやネパール原産で、トウダイグサ科アブラギリ属の常緑高木です。油を取るため昔、中国から輸入され、温暖地では野生化しています。日本では関東以西〜沖縄に自生します。葉は大きな心形でキリ(桐)に似ており、赤味を帯びた長い葉柄があります。葉は若枝では3裂します。雌雄同株で雌雄異花、すなわち、同一の木に雄花と雌花を咲かせます。雄花と雌花は別カブスカブス(Kabusu、学名:Citrus aurantium)は、インド原産で、ミカン科ミカン属の常緑小高木の柑橘類です。初夏、白花を咲かせ、冬に橙色の果実を成らせます。和名ではシマダイダイ(縞だいだい)、斑入りダイダイ(代々)、チキュウカン(地球柑)と呼ばれます。果実に緑と黄の縦縞模様が入ります。代々と名前は、果実を放置しておいても数年木に付いていることに拠ります。酸味が強いので生食ではなく加工トルコギキョウトルコギキョウ(土耳古桔梗、学名:Eustoma grandiflorum)は、北米やメキシコ北部原産で、リンドウ科ユーストマ属の非耐寒性一年草です。別名で、ユーストマ(Eustoma)や、リシアンサス(Lisianthus)、プレイリー・ゲンティアン(Prairie gentian)とも呼ばれます。 草丈は30〜80 cmです。高温や低温になると葉がロゼッタ化し、適温になるまで成長しません。5月トウネズミモチトウネズミモチ(唐鼠黐、学名:Ligustrum lucidum)とは、中国原産でモクセイ科イボタノキ属の常緑広葉高木です。別名でトウネズと呼ばれます。 夏に、枝から花序を伸ばし、白い小花を多数つけるので木全体が白っぽく見えます。 晩秋に、黒くて小さい球形の果実を枝に撓わにつけます。 公園や街路樹、果実や葉などが生薬とされます。 唐鼠黐(L. lucidum)と鼠糯(L. japonicum)キカラスウリキカラスウリ(黄烏瓜、学名:Trichosanthes kirilowii var. japonica)とは、日本固有種で、ウリ科の蔓性多年草です。 夏から初秋の夕方から朝方に、特徴のある白花を咲かせ、秋に黄色い実をつけます。 雌雄異株で、花茎から総状花序を伸ばし、高杯形花冠の花筒先端が3~5深裂した各花弁の先端からレース状の細い紐が多数出ます。果実や塊根が生薬とされます。カラスウリ(烏瓜、学名:ニコチアナニコチアナ(Nicotiana、学名:Nicotiana)とは、ボリビアとアルゼンチンなどの南米や、北米、オセアニア、アフリカ原産で、ナス科タバコ属の半耐寒性一年草/二年草/多年草です。 タバコの仲間です。 草丈は、20〜100 cmです。 葉は根生葉でロゼッタ状です。 春~秋に、葉の間から花茎を伸ばし、付け根部分が筒状で星型をした5弁花を咲かせます。 花色には、原種の白や、ピンク、赤、薄緑色、アガパンサス6月27日の誕生花、白いアガパンサス。 アガパンサス(Agapanthus、学名:Agapanthus africanus)は、南アフリカ原産で、ヒガンバナ科アガパンサス属の半耐寒性宿根草です。 別名で、ムラサキクンシラン(紫君子蘭) 、英名で:African lily 、Lily of the Nile 、Common Agapanthusとも呼ばれます。 アガパンサスと言えば、6月、7月に長ソヨゴ胸キュンの赤い実、秋に長柄の先に可愛い赤い実が1個なります。 ソヨゴ(冬青、学名:Ilex pedunculosa)とは、中国、台湾、日本原産でモチノキ科モチノキ属の常緑小低木です。 別名で、フクラシバ(膨ら柴)や、フクラシと呼ばれます。 樹高は1.5〜4mで、樹皮はゴム状、枝は灰色です。常緑樹なので、葉は一年中(冬でも)緑色(青々)しています。 葉は卵状楕円形で、皮質で厚く、葉縁に鋸歯の無い全 ナンテン「南天」の飾り葉を食べてはならぬ ナンテン(南天、学名:Nandina domestica)とは、中国及び日本原産で、メギ科ナンテン属の常緑低木です。 樹高は100〜200cmです。 葉は最初は緑色ですが、秋に紅葉します。3回羽状複葉で、小葉はは固く光沢があり、長さは3〜8cmの広披針形で枝の上方に纏まって付き互生します。 5月〜7月に、円錐花序を伸ばし、直径0.5〜0.6cmの沢山の小さな白アイスランドポピー3月1日の花、「アイスランドポピー」 アイスランドポピー(Iceland Poppy、学名:Papaver nudicaule)とは、シベリア~ヨーロッパ 原産で、ケシ科ケシ属の耐寒性・非耐暑性多年草(園芸上は秋蒔き一年草)です。 別名で、シベリアヒナゲシ(Siberia雛罌粟)、ケシ(芥子)、コクリコ(仏語)、Arctic poppyとも呼ばれます。 草丈は25~40 cmで、茎は分枝しませガーベラガーベラはキクに次いで出荷量が多い花で、主に切り花や鉢植えにされます。花色が豊富で暖色が多く、フラワーブーケやアレンジメントなどに使われます。 ガーベラには「感謝」という花言葉があるので、気持ちを込めて活けたり贈りものにすると良いですね。 ガーベラ(Gerbera、学名:Gerbera Hybrids)とは、南アフリカ原産で、キク科ガーベラ属の半耐寒性多年草です。 別名で、アフリカセンボンヤリ(バラ誕生花6月1日は赤いバラ、6月4日はピンクのバラ 日本の花卉出荷量ベスト3は、農林水産省の統計(令和10年10月18日)によると、多い順から、キク、カーネーション、バラです。 キクは式典用など大口需要が多く、カーネーションはフラワーアレンジメントに入れられる定番で、バラは女性が貰いたい花ナンバー1のようです。 クリスマスも、赤い薔薇のフラワーブーケに包まれて幸せに過ごしたいものですね。 リナリアリナリア(Linaria、学名:Linaria bipartita)とは、スペイン、北アフリカ原産で、オオバコ科リナリア属の半耐寒性一年草です。春から初夏に、穂状花を伸ばしキンギョソウ(金魚草)を小さくして山盛りに咲かせたよう咲かせます。和名で、ヒメキンギョソウ(姫金魚草) とも呼ばれます。庭木や鉢植えにして楽しみます。 園芸品種 ・リナリア 'ピンク イエローアイ グッピー'(Linaria トベラトベラ(扉、学名:Pittosporum tobir)とは、日本、台湾、韓国、中国原産で、トベラ科トベラ属の耐乾燥性常緑低木です。 別名でトビラノキ(扉の木)、英名で、Japanese Cheesewoodと呼ばれます。 トベラは、別科別属(バラ科シャリンバイ属)のシャリンバイ(車輪梅、学名:Rhaphiolepis indica var. umbellata)を大きくしたような木です。 海岸に自デルフィニウム3月23日の誕生花、デルフィニウム デルフィニウム(学名:Delphinium × cultoru)とは、欧州や北米原産で、キンポウゲ科デルフィニウム属の耐寒性宿根草です。 和名では、オオヒエンソウ(大飛燕草)と呼ばれます。高原の湿地に自生します。 デルフィニウム(大飛燕草)と飛燕草の違い 以前は同属でしたが、葉の形や、花の付き方などが違うことから、ラークスーパー系は、Consolida属に分アカモノアカモノ(赤物、学名:Gaultheria adenothrix)は日本原産で、ツツジ科シラタマノキ属アカモノ種の常緑小低木です。萼や枝に鮮赤色の腺毛が密集して生えます。夏に、葉より先に、総状花序を伸ばし鮮赤色の萼にスズラン(鈴蘭)に似た釣鐘形の白或いは薄桃色の小花を咲かせます。花冠先端は浅く五裂します。花後に出る葉は皮質で小さな卵形で互生して付きます。葉縁に鋸歯があり、その先端に長毛が生えます。レモンレモン(檸檬、Lemon、学名:Citrus limon)は、ヒマラヤ原産でミカン科ミカン属の常緑低木です。四季咲きで、総状花序を伸ばし芳香のある白い五弁花を多数付けます。枝に棘のある品種と無い品種があります。花後に成る紡錘形の果実が利用されます。果実は緑色の時に収穫され、追熟で黄色にさせます。 レモンの品種 レモンの品種には、リスボンやユーレカがあります。国内では広島や愛媛、和歌山などで生産さブドウ秋に房状の液果が成るブドウ(葡萄、学名:Vitis spp.)は、ナシ(梨、学名:Pyrus pyrifolia)や、カキ(柿、学名:Diospyros kaki )と共に、秋の代表果実の1つとして人気です。8月下旬頃から、そろそろ種無しキョホウが出始めて秋の葡萄シーズンが始まります。人気のシャインマスカットや、ナガノパープルは高値の花ですが、是非、食べたい品種です。 ブドウ(葡萄、学名:Vit トーチジンジャートーチジンジャー(Torch ginger、学名:Etlingera elatior)は、東インド〜インドネシア原産でショウガ科エトリンゲラ属の大型多年草です。根の脇から花芽が出て真っ直ぐ伸び先端に松明(トーチ)のような球状の花を咲かせます。しかし、花のように見えるものは苞で、苞の間に見える黄色い小さなものが本当の花です。 一般名:トーチジンジャー(Torch ginger)、学名:Etliアンゲロニア・セレナアンゲロニア・セレナ(学名:Angelonia serena)はメキシコ原産でゴマノハグサ科アンゲロニア属の非耐寒性・常緑性多年草「アンゲロニア・アングスティフォリア(学名:Angelonia angustifolia )」の矮性園芸品種です。別名で、"エンジェルラベンダー" とも呼ばれます。 花色には、青、紫、白、ピンク、白と紫のツートンカラー「'パープルストライプ'('Purple Stripキダチチョウセンアサガオ2種ある朝鮮朝顔の1種で、花を下向きに咲かせる方。観賞用として庭木や公園樹とされていますが、有毒植物なので扱いに注意が必要です。 キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔、学名:Brugmansia)は、ブラジルやエクアドルなど南米原産でナス科キダチチョウセンアサガオ属の半耐寒性常緑低木です。別名では、エンジェルス・トランペット・ツリー(Angel's trumpet tree)や、学名のBrugアンスリウムアンスリウム(Anthurium、学名:Anthurium andreanum) は、コロンビア、エクアドル原産で、サトイモ科アンスリウム属の非耐寒性多年草です。花(実際には、仏炎苞)はハート形をした造花のように見えますが生花です。花色(実際には、仏炎苞色)は赤や桃、白、緑、茶色等が豊富です。本当の花は肉垂花序に付いています。 花名の由来 属名の ”Anthurium” は、ギリシア語の ”anキンカンキンカン(金柑、学名:Citrus japonica、シノニム:Fortunella japonica)は、中国原産で、ミカン科キンカン属の常緑低木です。夏から秋に、白い五弁花を咲かせます。花後に成る果実はミカンを小さくしたような形をしており、喉薬にもなります。果皮と果肉は橙色をしており、果皮は表面が滑らかで甘味や苦味、香りがあり、果肉は酸味が強いため。昔は皮ごと茹でて水に晒しアク抜きして甘露煮やタマサンゴタマサンゴ(玉珊瑚、Solanum pseudocapsicum)は、ナス科ナス属の非耐寒性常緑低木です。草丈は20~50cmで、葉は緑色で長楕円形をしており互生して付きます。 夏に白い小花を咲かせ、花後に小さな赤い球形の果実が成ります。果実はホオズキ(鬼灯・酸漿、学名:Physalis alkekengi)や、ミニトマト(Mini Tomato、学名:Solanum lycopersicum)とオダマキ誕生花、5月6日はオダマキ、5月14日は紫色のオダマキ、6月2日は赤いオダマキとマツヨイグサ(待宵草、学名:Oenothera stricta) オダマキ(苧環、学名:Aquilegia spp.)とは、日本や欧州原産で、キンポウゲ科オダマキ属の耐寒性常緑多年草です。 別名で、イトクリ(糸繰)、アキレギア(Aquilegia)、英名では AquilegiaやColumbineと呼ばれます。 日本ソテツソテツ(蘇鉄、学名:Cycas revoluta)は、中国と日本原産で、ソテツ科ソテツ属の常緑低高木です。雌雄異株の裸子植物で、幹は古くなった葉を落としながら伸びます。茎先に羽毛のような大きな葉を輪生状につけます。花期は夏~初秋で、雄花は縦長で薄黄色をした円柱形です。雌花は山伏茸を大きくしたような白い球状です。秋に赤い実がなります。全草有毒で特に種子部分を大量に食べる吐気や痙攣を起こすといわれますカーネーション誕生花、5月13日は赤いカーネーション、5月15日はピンクのカーネーション、 カーネーション(Carnation、学名:Dianthus caryophyllus 、Dianthus caryophyllus ×D. plumarius)とは、南欧や地中海沿岸原産で、ナデシコ科ナデシコ属の半耐寒性多年草です。 別名でオランダセキチク(阿蘭陀石竹)、オランダナデシコ(阿蘭陀撫子)、ジャコウナデシコベルガモットベルガモット(Bergamot、学名:Monarda didyma)とは、北米原産で、シソ科ヤグルマハッカ属の耐寒性多年草です。独特の芳香を持つ 丈夫で育てやすいハーブです。 夏に、茎先から頭状花序を伸ばし沢山の唇形をした小花を咲かせます。別名で、モナルダ・ディディマ(Monarda didyma)とも呼ばれます。アイスティで有名な紅茶の「アールグレー(Earl Grey)」のブレンドに、 「ベル パパイア花の受粉に昆虫が役立つ パパイア(Papaya、学名:Carica papaya L.)とは、メキシコ、ブラジル、西インド諸島原産でパパイア科パパイヤ属の常緑低木です。日本では沖縄や奄美大島などで栽培されています。 大きいものでは樹高10mほどになります。花は白く、葉は大きく、カエデ(楓)のような形をしています。果皮は、緑→黄色→橙色→赤と変化します。 成熟した果肉は黄橙や橙赤となり、果実中央にコバイケイソウコバイケイソウ(小梅蕙草、学名:Veratrum stamineum)は、日本固有種で、シュロソウ科シュロソウ属の多年草の高山植物です。バイケイソウ(梅蕙草)より小型であることから名付けられました。バイケイソウとは、花が梅(ウメ、学名:Prunus mume) に似ており、葉がケイラン(蕙蘭)に似ていることに拠ります。葉は幅広で長楕円形をしており、葉序は互生、葉色は薄黄緑、無柄で葉脈は平行、葉縁はピラカンサピラカンサ(Pyracantha、学名:Pyracantha)とは、中国、ヨーロッパ南部原産で、バラ科ピラカンサ属の耐寒性常緑広葉中高木で、トキワサンザシ属の総称でもあります。英名では Firethorn(ファイアーソーン)と呼ばれます。「Fire(ファイアー)」は「炎」、「thorn(ソーン)」は「刺」なので、刺があり、果実が真赤に燃え立つように樹木全体を覆い尽くす様を、炎に見た立てて付けられまナナカマドナナカマド(七竃 、学名:sorbus commixta)は、日本、サハリン、朝鮮半島原産で、バラ科ナナカマド属の落葉高木です。 初夏に、 花柄から集散花序を伸ばし粟粒大の白い小花を多数咲かせます。樹木名はナナカマドの木を、カマド(竃)に7回くべても燃え残るほど材が堅いことに拠ります。 秋に鮮やかな紅葉と枝にたわわに実る球形の真赤な果実が美しいです。ナナカマドは花や果実がナンテン(南天、学名:Naオステオスペルマムオステオスペルマム(学名:Osteospermum)は、南アフリカ原産で、キク科の多年草です。花色(舌状花)が豊富で、紫・桃・橙・黄・白・青があります。管状花は赤紫~紫色をしています。晴れた日中に開き、雨や曇り、夜間に花を閉じる開閉運動を行います。オステオスペルマム・エクロニス(Osteospermum ecklonis)は舌状花が白で、管状花が青い品種ですが、その園芸品種をアフリカンデージー(Aトチノキトチノキ(栃の木、学名:Aesculus turbinata)は、日本原産で、トチノキ科トチノキ属の落葉広葉高木です。 樹皮は黒褐色で表面が剥離し波打っています。葉は掌状複葉です。幹や花、葉は大きいです。初夏に枝先から直立した円錐花序を出し小さな雄花と両性花の混じった花を咲かせます。白い4弁花の基部には淡紅色の斑紋があります。長い7本の雄蕊が花外に突き出ます。材は臼や家具となります。花は蜂蜜の原料アカンサスアカンサス(Acanthus、学名:Acanthus mollis)は、地中海沿岸原産で、キツネノマゴ科の大型多年草です。ギリシャ建築の柱頭模様で有名です。学名のアカンサスとはギリシャ語で棘を意味しますが、それは花の付け根の苞に棘があることによります。長い穂状花序に沿って多数の茶褐色の萼がつき、そこから唇形の小花を出します。 アカンサスの種類にはモリス(A. mollis、ハアザミ)やスピノサス(キョウチクトウキョウチクトウ(夾竹桃、学名:Nerium oleander var. indicum)は、インド原産でキョウチクトウ科キョウチクトウ属の非耐寒性常緑小高木です。公害に耐えるので街路樹として植栽されています。梅雨時から晩夏、花序に芳香のあるモモ(桃)に似た小花を多数集めて咲かせます。花の咲き方は一重や八重、大輪、花色は白、赤、ピンクなどの園芸品種が多数育種されています。タケ(竹)に似た葉は、緑色でセロリセロリ(celery 、学名:Apium graveolens var. dulce)は、欧州原産で、セリ科オランダミツバ属の一年草或いは二年草です。 全草を淡色野菜として利用できます。強い香りが有ります。 初夏に、複散形花序を伸ばし、極小の白い五弁花を付けます。草丈は30~40 cmで食用に摘み取ります。草色は日本産は薄黄が多く、米国産は緑色をしています。 旬は3月~4月です。生サラダや、スープフユコムギフユコムギ(小麦、学名:Triticum aestivum)は、コーカサス~イラクの中央アジア原産でイネ科コムギ属のコムギ(小麦)の1年草です。スロベニアの国花です。 5000年ほど前から栽培されている最古の穀物の一つです。別名で、パンコムギ、コムギ(小麦)、普通小麦、チホクコムギ と呼ばれます。世界中で収穫される小麦の大部分がこの冬小麦です。秋に種を蒔き越冬し初夏に収穫されます。パンコムギと呼ば インパチェンスインパチェンス(Impatiens、学名:Impatiens walleriana) は、アフリカ原産で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の非耐寒性一年草です。初夏から秋まで、パステルカラーの花を咲かせます。日当たりが悪い場所でも開花する優れもので、手入れが簡単かつ丈夫で長持ちします。花名の Impatiens は、im(否定) + patiens(忍耐強い)で耐えられないという意味です。花言葉の「私ユリユリ(百合、学名:Lilium)とは、北半球原産でユリ属の耐寒性球根植物です。日本や欧米で、人気がある花です。 「立てば、シャクヤク(芍薬)、座れば、ボタン(牡丹)、 歩く姿はユリ(百合)の花」という美人を称賛する花言葉ともされます。球根は百合根(ゆりね)と呼ばれ、食通に珍重されます。 日本の原種 ■オリエンタルユリ(O) ヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum)、ササユリ、オヨウシュヤマゴボウヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡、学名:Phytolacca americana)は、北米から帰化したヤマゴボウ科の大型の耐寒性多年草です。枝は赤く、羽毛が生えています。葉は緑色で長楕円形です。梅雨から夏に、花茎から伸びた総状花序に白花(のようなもの)を咲かせます。実際には花弁は無く、5弁花のような5枚の萼花弁があります。花後に、垂下した濃赤紫色の果実が成り、果実から真紅の染料が採れるので、米国ではクレオメ花名に「節足動物」名が付く「クレオメ」と、蝶と蜘蛛 ジョロウグモ(女郎蜘蛛、学名:Nephila clavata)、アサギマダラ(浅葱斑、学名:Parantica sita)、クレオメ(Cleome、学名:Cleome hassleriana) クレオメは日本では「蝶」、アメリカでは「蜘蛛」の別名があります。どちらが、花に似ているでしょうね。 クレオメ(Cleome、学名:Cleomeキンギョソウ花名に魚(淡水魚)が付く キンギョソウ(金魚草、学名:Antirrhium majus)とは、南欧~北アフリカの地中海沿岸原産で、オオバコ科キンギョソウ属の一年草又は多年草です。別名で、スナップドラゴン(Snapdragon)や、コモン ・スナップドラゴン(Common snapdragon)、"gueule-de-loup(オオカミの口)”、アンテリナム(Antirrhium)と呼ばれます。 マイヅルソウマイヅルソウ(舞鶴草、学名:Maianthemum dilatatum)は、モンゴル、日本、北米原産で、キジカクシ科マイヅルソウ属の多年草です。日本では北海道〜九州の亜高山帯の針葉樹下に群生します。草丈は10〜15 cmです。地下茎があり、細い紐状で枝分かれしながら長く伸びます。葉は心臓形で緑色をしています。 春~夏に、茎先から総状花序を伸ばし、白い小さな六弁花を20個ほど咲かせます。花弁は外側にネズミモチネズミモチ(鼠黐、学名:Ligustrum japonicum)とは、日本と台湾原産で、モクセイ科イボタノキ属の常緑小高木です。 葉は皮質で光沢のある楕円形で、対生してつきます。 初夏に、白い小さな4弁花を咲かせます。 秋に、鼠の糞のような小さな黒っぽい果実を疎らに成らせます。 鼠糯(L. japonicum)と唐鼠黐(L. lucidum)の比較 ネズミモチ(鼠黐、学名:Ligustrum jハルジオンハルジオン(春紫苑、学名:Erigeron philadelphicus)とは、北米原産で、キク科ムカシヨモギ属の一・二年草の野草です。九州以北の荒地や道端に自生します。 別名でビンボウグサ(貧乏草)や、Philadelphia fleabaneと呼ばれます。 草丈は30〜100 cmです。茎葉は基部が茎を抱きます。 春から夏に、花径2.5 cm程の白または薄紫の頭花を咲かせます。 ハルジオンマサキマサキ(正木、柾、学名:Euonymus japonicus)とは、日本~中国原産で、ニシキギ科ニシキギ属の常緑性広葉低木です。 沖縄を除く日本の海岸及び周辺部に自生します。 樹高は2〜5mで、茎は緑色をしています。 葉には光沢があり皮質で厚く緑色をしており、楕円形で、葉縁に穏やかな鋸歯があり、対生に付きます。 6月〜7月に、葉腋から集散花序を伸ばし、白色〜薄黄緑をした直径0.6~0.8cmの4ギョウジャニンニクギョウジャニンニク(行者葫、学名:Allium victorialis var. platyphyllum)とは、ヒガンバナ科の多年草です。 別名で、ヤマニンニク(山大蒜)、ヤマビル、ヒトビロ、キトビロ(若芽)とも呼ばれ、古名はアララギと呼ばれました。 北海道~本州の湿気がある日当たりの良い山地の林内に生息します。地下茎は棕櫚状繊維で包まれた鱗茎(球根植物)です。 草丈は40〜60 cmで、茎は太 ブッドレアブッドレア(Buddreaja、学名:Buddleja davidii)は、中国と日本原産で、ゴマノハグサ科ブッドレア属の耐寒性落葉低木です。和名では、フサフジウツギ(房藤空木) やニシキフジウツギ(錦藤空木)、英名では summer lilac(サマーライラック)、utterfly-bush(バタフライフィッシュ)、 Orange eye(オレンジ・アイ)とも呼ばれます。 樹高は300〜500ムクゲ5月21日の誕生花、ムクゲ ムクゲ(木槿、学名:Hibiscus syriacus)とは、中国原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性・耐暑性落葉低木です。 韓国の国花としても知られます。 初夏から秋までの長期間、次から次へと涼やかで優しい大輪の一日花を咲かせます。 同科同属にフヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)があります。 ムクゲ(木槿、H. syriacus)もフヨウ(芙蓉、Hスモークツリースモークツリー(Smoke tree、学名:Cotinus coggygria)は欧州南部、ヒマラヤ、中国南部原産で、ハグマノキ属の落葉低木または小高木です。別名でハグマノキ(白熊の木)や、ケムリノキ(煙の木)、カスミノキ(霞の木)、スモークブッシュ(Smoke bush)、コティヌスコッギグリア(Cotinus coggygria)とも呼ばれます。 ケムリノキ(煙の木)、カスミノキ(霞の木)、英アラビカコーヒーノキアラビカコーヒーノキ(Arabian coffee tree、学名:Coffea arabica L.)は、エチオピアなどの熱帯西アフリカ原産で、アカネ科コーヒーノキ属の常緑性低木です。芳香のある白い一日花を咲かせ、果実はコーヒーの材料となります。別名で、アラビアコーヒーノキとも呼ばれます。 葉は花に比べ大きく、光沢がある暗緑色、葉形は先が尖った卵形で、対生に付きます。5月~6月に咲く花は葉腋に群イソトマイソトマ (Isotoma、学名:Isotoma axillaris)とはオーストラリア原産で、キキョウ科イソトマ属の常緑宿根草です。春から秋までの長期間、星型の花を咲き続けます。特に夏の暑い盛りに青紫色や白色の涼しげな花を咲かせるので貴重です。横に広がる性質からハンギングバスケットなどに使われます。葉や茎から出る白い液体はアルカロイドで有毒です。属名の Isotoma は isos(等しい)+tロベリア 5月17日の誕生花、ロベリア(Lobelia、学名:Lobelia erinus)と黄色いチューリップ ロベリア(Lobelia、学名:Lobelia erinus)とは、マラウィ、ナンビア、南アフリカ原産で、キキョウ科ミゾカクシ属の非耐寒性常緑一年草です。 別名で、ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠)、ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)、ルリチョウチョウ(瑠璃蝶々)、英名で Edging Lobelia(エッジキクキク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)とは、中国産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)です。日本にあるものでも大元は古い時代に渡来したものが多く、それらを日本独自の技術、美意識で全く違うレベルのものにしてしまうのが日本の技というのかもしれません。 キクは、日本に奈良時代渡来し、江戸時代から様々な園芸品種が育種されています。春のサクラ(桜)と、秋のキク(菊)は日本スダチスダチ(酢橘、学名:Citrus sudachi)は日本原産で、ミカン科ミカン属の常緑低木です。初夏に白花を咲かせ、秋に球形の緑色の果実をつけます。果実は青い内に収穫し出荷されます。果汁は爽やかな香りと酸味があり、料理の彩りと、魚料理の臭みを取るのに使われます。スダチはカボスと似ていますが、カボスの方が3倍程大きいです。スダチは徳島県の特産品であり県花となっています。 一般名:スダチ(酢橘)フェイジョアフェイジョア(Feijoa、学名:Acca sellowiana)とは、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル等の南米及びニュージーランド原産でフトモモ科フェイジョア属の半耐寒性常緑小高木とその果実を言います。別名で、フェイジョア・セロウィアナ(Acca sellowiana)、パイナップルグアバ(Pineapple guajava)、アナナスグアバ(Ananas guajava)とも呼ばれます。 樹ユキノシタユキノシタ(雪の下、学名:Saxifraga stolonifera)は、日本原産で、ユキノシタ科ユキノシタ属の這性耐寒性常緑多年草です。北海道~九州の湿地に自生します。イチゴ(苺、学名:Fragaria × ananassa)のようなライナーがあり、そこから根が出て子株が増えます。全草に長い白毛が有ります。梅雨時、花茎から円錐花序を伸ばし白い小花を多数つけます。両性花で、左右相称花です。花の形は マンリョウ千両よりやや実が大きいので万両 マンリョウ(万両、学名:Ardisia crenata)とは、日本、中国、朝鮮、インド原産でヤブコウジ属の耐寒性常緑小低木です。 別名で、ヤブタチバナ(藪橘)や、coral bushと呼ばれます。 葉縁に鋸歯があり厚く光沢のある葉が、茎頂に互生に密集して付きます。 初夏に葉の下から白い小花を多数下向きに咲かせます。 花後につく球形の実は、12月頃から赤く熟しますがクリンユキフデクリンユキフデ(九輪雪筆、学名:Bistorta suffulta)とは、タデ科イブキトラノオ属の多年草です。 晩春から真夏に、花茎から伸びた穂状花序にたくさんの小花を咲かせます。 穂状花序に桃色の葯を持つ白い小花(のように見える萼片)が何層も咲いているように見えます。 一般名:クリンユキフデ(九輪雪筆) 、 学名:Bistorta suffulta 、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシナズナナズナ(薺、学名:Capsella bursa-pastoris)とは、東ヨーロッパ~小アジア原産で、アブラナ科ナズナ属の越年草です。現在、全世界の温帯地域の荒れ地や道端、田畑、空き地、庭等に生えています。 別名でペンペングサ(ぺんぺん草)、英名ではShepherd's purseとも呼ばれます。 草丈は20〜40cmです。 根出葉は羽状で深い切れ込みがあります。葉形は成長段階により匙形→尖ったミツバミツバ(三つ葉、学名:Cryptotaenia japonica)は、セリ科ミツバ属の多年草(宿根草)です。初夏に、散形花序を伸ばし白い極小の五弁花を咲かせます。花後に小さな白い実がなります。花名は葉が3枚であることに拠ります。茎葉は野菜となり、味噌汁の具や、雑煮やお吸い物の彩り、お浸しにして食用とされます。 一般名:ミツバ(三つ葉)、学名:Cryptotaenia japonica、別名:チングルマチングルマ(稚児車、珍車、学名:Geum pentapetalum)とは、日本原産で、バラ科ダイコンソウ属の高山性・落葉小低木です。 小低木と言っても矮性で高さが15 cm 程にしかなりません。 北海道〜本州中部以北の高山に自生します。主幹から枝を次々に出し、地を這って絨毯状に広がります。 雪解けが終わると芽を出し奇数羽状複葉を出します。 夏、花茎先から白い輪状の五弁花を一つ咲かせます。 花の中央 他の特集ダリアダリアは様々な園芸品種が育種され、花色や咲き方が豊富です。本特集では、ダリアの種類をご紹介いたします。特集 7月の白い花7月に咲いている白い花を集めました。355種ありました(2023年7月9日現在)。 7月の代表的な白花 初夏の白花というと、水辺の花であるヒツジグサやスイレン、ミズバショウ、湿地の花ノハナショウブ、モウセンゴケ、浜辺の花のハマユウ、野原の花ではオカトラノオやカラマツソウ、(亜)高山植物ではエーデルワイス、マイヅルソウ、チングルマ、香りの花ではベルガモットやクチナシ、カモミール、野菜ではピー【特集】椿・つばき・ツバキ品種一覧【特集】椿・つばき・ツバキ品種一覧 【特集】椿 品種一覧の一部を抜粋したものです。 ツバキ・つばき・椿(Camellia Japonica)とは、ツツジ目ツバキ科ツバキ属の常緑高木です。 花の少ない冬にたくさんの品種が咲かせるので椿は重宝がられます。 花色では、ピンク(桃色)の花を咲かせるものが多いですが、赤、白、黄色、複色があります。 ●ツバキ(つばき・椿)の種類【特集】9月の青い花【特集】9月の青い花(37種) 特集 9月に咲く青色花です。 青色花を集めましたが、ルリトウワタやボリジ、エボルブルスは’青色’花という感じですが、多くの花は青紫色の’紫が’強く出てしまいます。特集 高山植物特集 高山植物 高山植物一覧 アルストロメリア,アルペン・アスター,アンドロサセ・スターダスト,イブキトラノオ,エーデルワイス,エゾイソツツジ,レブンウスユキソウ,エゾツツジ,カラマツソウ,キンコウカ,クルマユリ,コマクサ,タカネマツムシソウ,マウイの高山植物,トキワハナガタ,トキワヒメハギ,ナガバノモウセンゴケ,レブンシオガマ,クルマバツクバネソウ,オオダイコンソウ,クロユリ,コイワカガエの花日本語の花名の頭文字が"エ"で始まる花を集めました。"エ"から始まらないものでも、別名が"エ"から始まるものを含みます。詳細は新「かぎけん花図鑑」でご確認ください。花ではなく赤い魚が表示されている写真は画像準備中です。