8月のピンクの花【特集】 Tweet 8月のピンクの花【特集】プチロータス・ジョーイプチロータス・ジョーイ(学名:Ptilotus exaltatus 'Joey')はオーストラリア原産でヒユ科プティロツス属の野生の宿根草「プチロータス(学名:Ptilotus exaltatus)」の園芸品種です。根元から良く分枝し、上部でも枝分かれします。夏に、茎頂や枝先から、円錐花序を伸ばし羽毛鶏頭に似た花を咲かせます。小花は、赤やピンクで、長い筒状をしています。 一般名:プチロータスフルーツセージフルーツセージ(fruit sage、学名:Salvia dorisiana)は、地中海沿岸原産でシソ科サルビア属の非耐寒性常緑多年草で灌木状になります。学名のサルビア ドリシアナ(Salvia dorisiana)や、フルーツセージやピーチセージとも呼ばれます。薬用セージ(Salvia officnalis、Salvia sclarea、Salvia lavandulaefolia)ではなく、観アストランティアアストランティア(Astrantia、学名:Astrantia major)はヨーロッパ中部~東部原産で、セリ科アストランティア属の耐寒性多年生ハーブです。長い葉柄がある葉は掌状をしています。花茎は上部で分枝し、初夏~初秋に小さな星状の花を咲かせます。花色には赤、白、ピンクがあります。しかし、花弁のように見えるものは総苞(=萼)です。本当の花は中央に多数密集した小さな筒状花です。 一般名:アストハゼランハゼラン(爆蘭、学名:Talinum crassifolium)は、南米原産で、スベリヒユ科ハゼラン属の多年草です。 夏に、茎先から円錐花序を出し米粒大の赤い果実のような蕾を疎らに咲かせけます。花は、桃色の五弁花です。開花が午後3時頃なので、和名で三時草(サンジソウ)とも呼ばれます。また、開花後に3時間ほどしか咲かなかず夕方には萎みます。 一般名:ハゼラン(爆蘭)、学名:Talinum cハマナデシコハマナデシコ(浜撫子、学名:Dianthus japonicus)は、日本~中国原産で、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。本州~四国、九州、沖縄の海岸の砂地に自生します。夏~秋に、集散花序を伸ばしピンクの花を咲かせます。花色には白もあります。 又名:フジナデシコ(藤撫子)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ナデシコ科ナデシコ属ハマナデシコ種、原産地:日本、中国、生息分布:本州~四国アンゲロニア・セレナアンゲロニア・セレナ(学名:Angelonia serena)はメキシコ原産でゴマノハグサ科アンゲロニア属の非耐寒性・常緑性多年草「アンゲロニア・アングスティフォリア(学名:Angelonia angustifolia )」の矮性園芸品種です。別名で、"エンジェルラベンダー" とも呼ばれます。 花色には、青、紫、白、ピンク、白と紫のツートンカラー「'パープルストライプ'('Purple Stripムッサエンダ・フィリピカ・クイーン・シリキットムッサエンダ・フィリピカ・クイーン・シリキット(学名:Mussaenda philippica cv. Queen Sirikit)は、フィリピン・ニューギニア原産でアカネ科ムサエンダ属の常緑小低木「ムッサエンダ・フィリピカ(Mussaenda philippica)」の園芸品種です。 フィリピン政府から、タイのシリキット王妃に贈呈されました。ピンクの萼片が花のように見えますが、実際の花は中央にあバラ 'うらら'バラ 'うらら'(薔薇 'Urara'、学名:MIni Rose × Minuette、Roza 'Urara')は、バラ科バラ属の小灌木「バラ」の園芸品種です。四季咲きで春~秋までピンクの美しい花を咲かせます。 品種名:バラ 'うらら '、学名:MIni Rose × Minuette、Roza 'Urara'、作出者:平林浩氏(日本)、作出時期:1995年、系統:[F] フロリバンダスイレンボクスイレンボク(睡蓮木、学名:Grewia occidentalis)とは、南アフリカ原産で、シナノキ科ウオトリギ属の非耐寒性常緑蔓性低木です。スイレン(睡蓮、学名:Nymphaea Hybrids)とに似た花を咲かせます。5枚の花弁と、花弁に似た5枚の萼をあわせて、10弁花のように見えます。 一般名:スイレンボク(睡蓮木) 、学名:Grewia occidentalis、別名:crossb ピレオギクピレオギク(幌渓菊、学名:Chrysanthemum weyrichii)は、北海道~サハリン原産で、キク科キク属の多年草です。 草丈は低く、葉は羽状深裂します。 夏に、花茎を伸ばし茎頂に頭花を咲かせます。頭花は舌状花は淡紅色或いは白、筒状花は黄色です。 花後に痩果が成ります。絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。 一般名:ピレオギク(幌渓菊)、学名:Chrysanthemum weタイリンウツボグサタイリンウツボグサ(西洋靭草、学名:Prunella grandiflora)は、ヨーロッパ~小アジア原産で、シソ科ウツボグサ属の常緑多年草です。原産地では、草原や林縁に生えます。ウツボグサやセイヨウウツボグサと似ていますが、それらより全体的に大きい。また、ウツボグサなどの花色が赤紫であるのに対し、タイリンウツボグサの花はピンクや、赤紫、白があります。 一般名:タイリンウツボグサ(西洋靭草)コプシア フルティコサコプシア フルティコサ(学名:Kopsia fruticosa)はインド、ミャンマー、マレー半島原産で、キョウチクトウ科コプシア属の常緑低木です。葉腋から集散花序を伸ばし淡紅色の花をまとめて咲かせます。花の喉部が濃桃色をしています。樹液に含まれるアルカロイドを用いて昔から狩猟の矢毒に用いられてきました。 一般名:コプシア フルティコサ、学名:Kopsia fruticosa、又名:Pink クレマチス ‘アイノール’クレマチス ‘アイノール’(学名:Clematis 'Ai-Nor')は、キンポゲ科センニンソウ属(クレマチス属)の耐寒性蔓性宿根草の園芸品種です。四季咲き性で、晩春から初秋まで淡紫桃色の大輪花を咲かせます。 ウクライナのM.A.Beskaravainaya氏がC. 'Ville de Lyon' と (C. 'Candida' & C. 'Jackmanii Alba' を両親としてユウゲショウユウゲショウ(夕化粧、学名:Oenothera rosea)は南米原産で、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)や、Pink evening primrose、Rose of Mexicoとも呼ばれます。マツヨイグサ(待宵草)の一種で、 野生化して全国の道端で見られます。5月~9月に咲く濃桃色の小さな4弁花は基部が黄緑色をしています。葉は披針形で枝に互生してつき、ニューギニア・インパチェンスニューギニア・インパチェンス(New Guinea Impatiens、学名:Impatiens hawkeri)は、ニューギニアグループに所属する(Impatiens New Guinea Group)、 ツリフネソウ科ツリフネソウ属の常緑多年草です。ニューギニア原産のインパチェンス(Impatiens) を園芸栽培した品種です。矮性で、花色は桃・白・赤・橙・紫・複輪と豊富です。 ニューギニアエゾカワラナデシコエゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus var. superbus)は日本~ユーラシア大陸原産でナデシコ科ナデシコ属の多年草です。北海道~本州中部の山地に自生しています。花は茎頂に疎らにつきます。花色は淡紅色で芳香があります。離弁花で花被片の先が細かく裂けます。 カワラナデシコ(河原撫子、学名:Dianthus longicalyx、シノニム:Dianthus ピンクジンジャーピンクジンジャー(Pink ginger、学名:Alpinia purpurata 'pink')は、レッドジンジャーの園芸品種で、ショウガ科ハナショウガ属の常緑多年草です。原種のレッドジンジャー(Red ginger、アルピニア・プルプラタ(Alpinia purpurata)は、タイやマレーシアなどの熱帯アジアに自生し食用となるショウガ(生姜)の仲間です。花のように見えるのはトーチ状の苞です。ダイモンジソウダイモンジソウ(大文字草、学名:Saxifraga fortunei )は、日本原産で、ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草です。北海道~九州の山の後背湿地に自生します。根性葉から出た花茎先から、夏から秋に、集散花序を伸ばし、白色(稀に、淡紅色)の小さな五弁花を咲かせます。葉は緑色で、腎円形、葉縁は掌状に浅裂します。花は5弁から構成され、5弁の内、上弁3枚が短く、下弁2枚が長い。花の形が「大」の字に似フヨウフヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)は、日本、中国原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性落葉低木です。昔から観賞用に栽培されているハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)の仲間です。 夏~秋にかけて、桃色や白色の大きな一日花を咲かせます。同科同属のムクゲ(槿、学名:Hibiscus syriacus)と イトバショウイトバショウ(糸芭蕉、学名:Musa balbisiana)は、中国~東南アジア原産で、バショウ科バショウ属の常緑多年生草本です。リュウキュウバショウ(琉球芭蕉)やリュウキュウイトバショウ(琉球糸芭蕉)とも呼ばれます。果実に種子が多く含まれるので食用とはしませんが、本種はバナナの祖先の一つとされます。花や果実の外観はバナナとよく似ています。中央にハスの花のようなピンク~赤紫色の苞があり、黄色い筒状サンゴバナサンゴバナ(珊瑚花、学名:Justicia carnea)は、ブラジル東部の大西洋岸森林地帯原産で、キツネノマゴ科キツネノマゴ属の常緑小低木です。樹高は1、2 m程です。葉は緑色で長楕円形をしています。花茎を出し、初夏~秋に、花茎頂部から伸びた円錐花序に溢れるように花を咲かせます。花色には、桃色や赤、橙、白があります。羽毛のように花が柔らかく盛り上がって咲くことから、別名で'Plume plantインパチェンスインパチェンス(Impatiens、学名:Impatiens walleriana) は、アフリカ原産で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の非耐寒性一年草です。初夏から秋まで、パステルカラーの花を咲かせます。日当たりが悪い場所でも開花する優れもので、手入れが簡単かつ丈夫で長持ちします。花名の Impatiens は、im(否定) + patiens(忍耐強い)で耐えられないという意味です。花言葉の「私グラジオラスグラジオラス(学名:Gladiolus)は、熱帯アフリカ、地中海沿岸原産で、アヤメ科グラジオラス属の球根植物です。草丈1m程です。葉は緑色で、細長く、先端が尖ります。夏に、すらりと伸びた花茎の先端から縦長一列に花径は5〜15 cmの大きな花を咲かせます。花色は赤・黄・白・青等、黒を除く殆どの色があり豊富です。オランダ人が日本に伝えたことから、オランダ菖蒲、また外国から入って来たのでトウショウブ(唐タムラソウタムラソウ(田村草、学名:Serratula coronata subsp. insularis )は、日本、朝鮮半島原産で、キク科タムラソウ属の野生の多年草です。本州から四国の野原に自生します。アザミに似ていますが棘はありません。直立した茎から、夏~秋に 一般名:タムラソウ(田村草)、学名:Serratula coronata subsp. insularis、別名、タマボウキ(玉箒)、分エラチオール・ベゴニアエラチオール・ベゴニア(Elatior begonia、学名:Begonia hiemalis hybrids)は、南米原産で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属 (ベゴニア属)の非耐寒性多年草(球根)です。 球根ベゴニアとベゴニア・ソコトラナ(Begonia socotrana)との交配品種です。 ベゴニア特集をお楽しみください。 シュウカイドウ属(ベゴニア属)の仲間 同科同属の花には以下がありトラディスカンティア・シラモンタナトラデスカンティア・シラモンタナ(学名:Tradescantia sillamontana)は、メキシコ北部原産でのツユクサ科ムラサキツユクサ属(トラデスカンティア属)の這性半耐寒性多肉質の多年草です。英名では、cobweb spiderwort や、white velvet spiderwortと呼ばれます。草姿は幾何学的形状をしており特徴とされます。直射日光や蒸発から植物を保護するため植物体全アルストロメリアアルストロメリア(学名:Alstroemeria)は、南米アンデス山脈の寒冷地に自生するユリズイセン科アルストロメリア属の耐寒性球根植物です。晩春から夏に、茎頂から散形花序を伸ばし横向きに花を咲かせます。1本の茎に3輪の花を順番に咲かせます。花被片は6枚あり、内側の3枚の花弁には線や斑点などの条斑が散在します。この条斑は昆虫を誘引するための工夫と言われます。外側の3枚は萼片です。葉は付け根で180サルスベリサルスベリ(百日紅、学名:Lagerstroemia indica)は、中国原産で、ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木です。花名は、樹皮が薄く剥げやすく木肌がツルツルしており木登りが上手なサル(猿)でも滑ってしまうというに拠ります。別名で、百日紅とも呼ばれますが、それは紅色の花が7月~9月と長期間(百日、3ヶ月間)咲くことによります。日本へは江戸時代に伝来しました。 萼は6つに裂け、花は縮緬状の6ミソハギミソハギ(禊萩、学名:Lythrum anceps)は、日本~朝鮮半島原産で、ミソハギ科ミソハギ属の耐寒性多年草です。日本全国の湿地や水際など水辺で、日当たりの良い場所によく見られます。お盆の時期に生え、この花を束ねてお供え物に水を注いで清めることから、ボンバナ(盆花)や、ショウリョウバナ(精霊花)とも呼ばれます。すらりとした四角い茎の先端から穂状花序を伸ばし赤紫色の小花を咲かせます。秋に葉が紅葉 ヒメビジョザクラヒメビジョザクラ(姫美女桜、学名:Verbena tenera)は、クマツヅラ科クマツヅラ属の半耐寒性一年草「バーベナ(Verbena、ビジョザクラ:美女桜)」の園芸品種の半耐寒性多年草・帰化植物です。和名では、ヒメビジョザクラ(姫美女桜)と呼ばれます。茎は伸張して地を這い節から多数の根を出す匍匐性で木質化します。葉は緑色で、2回羽状深裂し、葉縁は全縁、茎に対生に付きます。春~秋に、花茎から花序をムクゲムクゲ(木槿、学名:Hibiscus syriacus)は、中国原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性・耐暑性落葉低木です。韓国の国花としても知られます。初夏から秋までの長期間、次から次へと涼やかで優しい大輪の一日花を咲かせます。同科同属にフヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)があります。ムkyゲ(木槿、H. syriacus)もフヨウ(芙蓉、H. mutabilis)も、ハイビスカサンパチェンスサンパチェンス (sunpatience、学名:Impatiens hybrids cv. sunpatience) は、日本原産で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。本来多年草ですが、耐寒性が無いので園芸上一年草扱いされます。日本の種苗会社のサカタのタネがインパチェンス(Impatiens)の種間交雑で育種しました。夏の太陽に強いので、Sun(太陽)とPatience(忍耐)を合わせて名スタキスコッキネアスタキスコッキネア(学名:Stachys coccinea)は北米原産で、シソ科スタキス属(イヌゴマ属)の多年草です。茎は断面が四角形をしています。初夏~秋に、葉腋から穂状花序を伸ばし節毎に車輪状の赤い唇形の花を咲かせます。花は下から上に咲き上がります。 スタキスコッキネアの情報 一般名:スタキスコッキネア(Stachys coccinea)、学名:Stachys coccinea、分類名アーティチョークアーティチョーク(Artichoke、学名:Cynara scolymus)は、地中海沿岸原産で、キク科チョウセンアザミ属の大型多年草です。茎が太く、葉は大きく葉縁に深いギザギザがあります。夏に棘のないアザミ(薊)に似た紫色の花を咲かせます。欧米では若い蕾を茹でて食用とします。日本では主に観賞用であり、一般の家庭で食べる習慣はありませんが、稀にレストランで供されることはあります。大阪などで生産・出セイヨウノコギリソウセイヨウノコギリソウ(西洋鋸草、学名:Achillea millefolium)は、ヨーロッパや西アジア原産で、キク科アキレア属の耐寒性多年草の帰化植物です。 別名で、アキレア(Achillea)や、コモンヤロウ(Common yarrow)と呼ばれます。 葉は緑色で細くギザギザしています。 葉は、潰して切り傷に当てると痛み止めや止血効果があります。若葉はサラダや茹でて食べられます。 初夏スターフルーツスターフルーツ(Star fruit、学名:Averrhoa carambola)は、マレーシア、ジャワ島等の熱帯アジア原産で、カタバミ科ゴレンシ属の熱帯果樹の常緑小高木です。東南アジアを中心に温暖でやや湿度の高い熱帯各地で栽培されます。葉は奇数羽状複葉に付き、各小葉の形は被針形をしており、1枚の葉に9〜11枚付きます。夏に、外側が白色で、内側が薄紅色の複輪の花を咲かせます。花後に成る果実は黄色でセンニチコウセンニチコウ(千日紅、学名:Gomphrena globosa)は、熱帯アメリカ原産でヒユ科センニチコウ属の一年草「マルグリット(Marguerite)の」の園芸品種です。細い枝先にボンボンのような可愛らしい丸い頭花をつけます。この花のように見えるものは、実際には小苞です。花はほとんど見えません。切花、仏花、鉢植え、花壇に植えられます。乾燥しても色褪せしないので、ドライフラワー、ポプリとしても使わマツバボタンマツバボタン(松葉牡丹、学名:Portulaca grandiflora)は、南米原産で、スベリヒユ科スベリヒユ属の非耐寒性一年草です。ハナスベリヒユの仲間です。別名で、ヒデリソウ(日照草)や、ツメキリソウ(爪切草)、common porturacarose mossとも呼ばれます。草丈10~20cmほどの背が低い植物です。葉は多肉質でマツ(松)の葉に似ています。夏にピンクや、赤、黄、白、橙色の、ローズマリーローズマリー(Rosemary、学名:Rosmarinus Officinalis)は、地中海沿岸原産で、シソ科マンネンロウ属の常緑小低木です。春から秋に、総状花序を伸ばし小花を多数付けます。花は、口唇形をしており、花色には薄青紫や、薄桃、白色があります。立性や半匍匐性、匍匐性に分類され、立木性のものは樹高が2mにもなります。花から血行促進作性の精油が採れます。線状の葉は酸化防止や殺菌作用があり、 ルコウソウルコウソウ(縷紅草、学名:Ipomoea quamoclit)は、メキシコ原産で、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年生草本植物です。漏斗状で先端が五角形をした小花を春~秋まで長期間咲かせます。羽状深裂した葉は涼しげで、ゴーヤと同様、夏の暑さを凌ぐ緑のカーテンとしても使われます。 ルコウソウ(縷紅草、学名:Ipomoea quamoclit)、 マルバルコウ(丸葉縷紅、学名: Ipomoea cocナデシコナデシコ(撫子、学名:Dianthus hybrids)は、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草の総称です。花色は、白や赤、ピンク、覆輪など多種多様です。ナデシコ属には、エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus "superbus")、カワラナデシコ(河原撫子、Dianthus superbus "longicalycinus")、タカネナデシコ(高嶺撫子、Diオオイタビオオイタビ(大崖石榴、学名:Ficus pumila )は、日本、中国南部、台湾、東南アジア原産で、クワ科イチジク属の常緑蔓性低木です。プミラ(pumila)や、オイタビカズラ、Creeping figとも呼ばれます。 気根を出し岩や塀、他の樹木上を這います。イチジク属で雌雄異株なので、葉腋から伸びた短い柄に1個の穏頭花序(イチジクと似た花嚢)をつけその中に、夏~秋、小さな雌花か雄花を咲かせます。スイセイランスイセイラン(彗星蘭、学名:Odontoglossum)は中南米アンデス山脈原産で、ラン科オドントグロッサム属の常緑多年草です。寒さに強く、暑さに弱い着生ランです。和名は、スイセイラン(彗星蘭)。花の形が星に似ていることに拠ります。属名の、Odontoglossumとは、ギリシャ語で、歯(odonto)と舌(glossal)の合成語で、花びらの形から付けられました。花色は、白・黄 ・茶 ・赤・桃色ヤブガラシヤブガラシ(枯らし、学名:Cayratia japonica)は東南アジア原産で、ブドウ科ヤブガラシ属の野生の蔓性多年草です。北海道~本州、四国、九州、沖縄の日本全国に分布し、道端や荒地、市街地の草地、庭に生息するタフな野草です。長い蔓を伸ばし接触した樹木やフェンスなどに巻きついて勢力を伸ばします。葉は先端が尖った卵型の小葉が5枚付いた鳥足状複葉で葉縁に鋸歯があり、枝に互生してつきます。夏に集散花ハイビスカスハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)は、バヌアツ原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。学名の"Hibiscus rosa-sinensis"とは ”Rose of China"という意味で、元々ヨーロッパにはハイビスカスが無かったので、中国に来て初めてハイビスカスに出会ったときに薔薇に似ていることから名付けらました。エリカ・コロランス 'ホワイト・デライト'エリカ・コロランス 'ホワイト・デライト' (Erica colorans 'White delight') は南アフリカ原産園芸品種のツツジ科エリカ属の半耐寒性常緑小低木です。 エリカの一品種です。釣鐘形をした花は咲き始めは純白ですが、時間の経過とともに先端から桃色がかって来ます。葉は、杉の葉に似ています。 花のように見えるものは花ではなく苞で花弁は短くて包み込まれて見えません。花の無い時期ゲンノショウコゲンノショウコ(現の証拠、学名:Geranium thunbergii )は、日本原産で、フウロソウ科フウロソウ属の耐寒性多年草です。別名でミコシグサ(御輿草)や、フウロソウ(風露草)と呼ばれます。夏~秋に、山野で赤、または白の五弁花を咲かせます。葉は対生し、上部では3裂し、下部では5裂します。花芯部に黒紫色の10本の雄蕊(葯)が付き、柱頭に赤っぽい雌蕊が開きます。花後に蒴果が成り種子を飛ばしますハナスベリヒユハナスベリヒユ(花滑莧、学名:Portulaca oleracea cv. Giganthes)は、インド原産で、スベリヒユ科スベリヒユ属の這性非耐寒性多年草です。スベリヒユ(滑莧、学名: Portulaca oleracea)の近縁種です。全草がエジブルフラワーでスープやサラダなどに使われます。 学名からポーチュラカ(Portulaca)、葉形から ヘラマツバボタンや、ヒロハマツバボタンとも呼ランタナ・カマラランタナ・カマラ(学名:Lantana camara) は熱帯アメリカ原産で、クマツヅラ科の半耐寒性常緑小低木です。初夏から秋にかけて花茎先に小花を多数集合させて球状に咲かせます。葉は卵形で茎に対生に付き、硬毛があり、葉縁に鋸歯があります。江戸時代に渡来して以来、栽培されています。花後に成る球形をした緑色の果実は熟すと藍色になります。 ヒブリダと呼ばれる矮性種や、蔓性で花色が変化しないコバノランタ キンギョソウ 'テリーナ' シリーズキンギョソウ 'テリーナ’シリーズ(金魚草 'Terina'、学名:Antirrhium majus cv. Terina)は、金魚草の園芸品種で、匍匐性の品種です。 花は上下2唇形の合弁花で、花長さは3~5cmです。上唇は2枚の花弁が直立し、下唇は3枚で中央に隆起した黄色い斑紋があります。 キンギョソウ 'テリーナ・イエロー’(金魚草 'Terina Yellow'、学名:Antirrhiumカランコエカランコエ(学名:Kalanchoe)はマダガスカルや南アフリカ原産でベンケイソウ科カランコエ属の非耐寒性多年草/低木の多肉植物です。 春~秋に、花茎を伸ばし先端に集散花序をつけ小さな4弁の合弁花を多数集合させて咲かせます。 短日花で光を遮ると一年中花を咲かせることができます。 寒さには弱いですが丈夫で育てやすく一年中鉢植えが出回っています。葉は光沢があり肉厚で横幅がある多肉植物で対生につきます。アンスリウムアンスリウム(Anthurium、学名:Anthurium andreanum) は、コロンビア、エクアドル原産で、サトイモ科アンスリウム属の非耐寒性多年草です。花(実際には、仏炎苞)はハート形をした造花のように見えますが生花です。花色(実際には、仏炎苞色)は赤や桃、白、緑、茶色等が豊富です。本当の花は肉垂花序に付いています。苞はカラー(Calla)や、スパティフィラム(Spathiphyllumヒロハノレンリソウ ヒロハノレンリソウ (広葉連理草 、学名:Lathyrus latifolius)は、欧州原産で、マメ科ハマエンドウ属の蔓性多年草(宿根植物)です。一年草のスイートピー((Sweet pea、学名:Lathyrus odoratus) )に対し、多年草のスイートピーはシュッコンスイートピー(宿根スイートピー)とも呼ばれます。日本にも帰化しています。葉は2出複葉で小葉は披針形をしており、先端にある巻セイヨウトゲアザミセイヨウトゲアザミ(西洋刺薊、学名:Cirsium arvense Scop.)はヨーロッパから帰化したキク科アザミ属の多年性の野草です。繁殖能力が高く、道端や牧草地、荒地に群生します。雌雄異株で、直立した無毛の茎はよく分枝します。夏から秋に、茎先に花序を出して多数の薄紅色の頭花を咲かせます。葉に鋭い棘があるため動物が食べないので有害雑草とされます。 アザミの種類には、ノアザミ(野薊、学名:シキザキシキザキ(四季咲、学名:Cerasuss incisa 'Shikizaki' )は、日本原産で、バラ科サクラ属の低中木「桜」の一品種「マメザクラ(豆桜)」の栽培品種です。樹高は3~8mです。春と秋の二季咲き品種で、葉が開く前に一重で白色~薄紅色の五弁の小輪花(花径2cm)を咲かせます。 盆栽などに使われます。 一般名:シキザキ(四季咲) 、学名:Cerasuss incisa 'Shikizaキツネノマゴキツネノマゴ(狐の孫、学名:Justicia procumbens var. leucantha)はキツネノマゴ科キツネノマゴ属の一年性の野草です。日本の本州から九州の道端に生える自生種(雑草)です。草丈10〜30 cmで、葉は単葉で対生につきます。夏から秋に、穂状花序から穂状花序を伸ばし薄赤紫色の唇形の小花を咲かせます。花後に成る果実は蒴果で2つに割れます。似た花にオギノツメ(荻の爪)がありますヨウシュイブキジャコウソウヨウシュイブキジャコウソウ(洋種伊吹麝香草、学名:Thymus serpyllum)は、ユーラシア、アフリカ北部原産で、シソ科イブキジャコウソウ属の常緑性低木です。 クリーピングタイム(Creeping thyme)、ワイルドタイム(Wild thyme)、マザーオブタイム(Mother of thyme)とも呼ばれます。 乾燥した土地を好みます。這性タイム(thyme)なので、直立せず、地面を這シモツケソウシモツケソウ(下野草、学名:Filipendula multijuga)は、日本等、北半球の温帯から亜寒帯原産で、バラ科シモツケソウ属の多年草です。日本では本州~九州の山地に自生します。初夏から夏に、散房花序に小さな紅色の四〜五弁花を咲かせます。 シモツケ(下野、Japanese Spiraea 、学名:Spiraea japonica)と似ていますが、下野が木であるのに対し、下野草は花名にソウバーベナバーベナ(Verbena、学名:Verbena hybrids)は、熱帯アメリカ原産でクマツヅラ科クマツヅラ属の非耐寒性多年草で、園芸的には一年草として扱われます。春から秋に総状花序に5弁花を咲かせます。この一年草の他に宿根バーベナがあります。代表的な宿根バーベナには以下があります。花言葉は「家族の和合」です。 和名でヤナギハナガサ(柳花笠)と呼ばれる「バーベナ・ボナリエンシス(V. bonar キダチベニノウゼンキダチベニノウゼン(木立紅ノウゼン、学名:Tabebuia rosea)とは、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科タベブイア属の落葉高木です。花名から類推できるように桃色の皺々した花を木一杯に咲かせます。花弁は桃色で中央が黄色い。葉は皮質で光沢のある緑色をしています。 花後、インゲンのようなサヤ(莢)が垂れ下がります。熱帯地方では街路樹とされており樹皮は薬用とされます。 タベブイア属の花 キダチヤマジオウヤマジオウ(山地黄、学名: Ajugoides humilis)は、日本固有種で、シソ科ヤマジオウ属の匍匐性多年草です。全草に毛が密生します。 本州以西~四国~九州で山地の林の木陰に自生します。 草丈5~10cmで、長い根茎があり、匍匐してっ地上がります。 葉は上部に2~3対付きます。葉は、短い葉柄の先に付き、緑色で葉長さ3~7cm、葉幅2~5cmの倒卵形で、深い葉脈と皴があり、葉両面に毛が生えフロックス・パニキュラータフロックス・パニキュラータ(学名:Phlox paniculata)は、米国中・東部及びカナダ東部原産で、ハナシノブ科フロックス属の多年草です。オイランソウ(花魁草)や、宿根フロックス、クサキョウチクトウとも呼ばれます。 夏に、花茎先端から円錐花序を伸ばし、2cm程の丸い花を10個程咲かせます。花色には白やピンクがあります。 属名のPhlox (フロックス)とはギリシャ語の「phlogos」(ユウゲショウユウゲショウ(夕化粧、学名:Oenothera rosea)は南米原産で、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)や、Pink evening primrose、Rose of Mexicoとも呼ばれます。マツヨイグサ(待宵草)の一種で、 野生化して全国の道端で見られます。5月~9月に咲く濃桃色の小さな4弁花は基部が黄緑色をしています。葉は披針形で枝に互生してつき、ルコウソウルコウソウ(縷紅草、学名:Ipomoea quamoclit)は、メキシコ原産で、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年生草本植物です。漏斗状で先端が五角形をした小花を春~秋まで長期間咲かせます。羽状深裂した葉は涼しげで、ゴーヤと同様、夏の暑さを凌ぐ緑のカーテンとしても使われます。 ルコウソウ(縷紅草、学名:Ipomoea quamoclit)、 マルバルコウ(丸葉縷紅、学名: Ipomoea cocアサヒカズラアサヒカズラ(朝日葛、学名:Antigonon leptopus)は、メキシコ原産で、タデ科アサヒカズラ属の非耐寒性常緑蔓性低木です。蔦を出して壁や屏に這い登ります。日向を好み、暑さや乾燥には強いです。梅雨時から秋に、可愛らしい桃色(赤もある)の花(のように見える萼)が色付きます。メキシコ原産の蔓性植物なので、英名では、Mexican Creeper(メキシカン・クリ−パー)と呼ばれます。花言葉はフヨウフヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)は、日本、中国原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性落葉低木です。昔から観賞用に栽培されているハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)の仲間です。 夏~秋にかけて、桃色や白色の大きな一日花を咲かせます。同科同属のムクゲ(槿、学名:Hibiscus syriacus)とイヌタデイヌタデ(犬蓼、学名:Persicaria longiseta)は、世界中の原野や路傍、水辺に生えているタデ科イヌタデ属の一年草の雑草です。タデは、タデ科の総称としても使われます。 花や蕾が紫桃色で赤飯のように見えることからアカマンマとも呼ばれます。実際には、花のように見えるものは萼片であり花(花冠)はありません。 そのため、イヌタデは単花被花(monochlamydeous flower)に分類スイレンスイレン(睡蓮、学名:Nymphaea Hybrids)は、パプアニューギニアなどの東南アジアをはじめ世界中の熱帯域と温帯域原産で、スイレン科スイレン属の耐寒性多年草の水生植物です。 夏に、池の水面に円形又は卵形で基部に切れ込みのある緑色の葉を浮かべます。花色には青紫や、黄、白、赤、橙、桃色などがあります。モネの絵などで有名です。花言葉は色により異なります。全体的な花言葉は、「清純な心」、「信頼のムラサキシキブムラサキシキブ(紫式部、学名:Callicarpa japonica)は、日本、朝鮮半島、台湾原産で、クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木です。日本では北海道~九州、沖縄で開花します。夏、集散花序に淡紫色の小花を付けます。花弁は先端で4裂し、平開します。同科同属のコムラサキ(小紫、学名:Callicarpa dichotoma)と似ています。コムラサキとムラサキシキブの違いは以下の通りです。 ユウゼンギクユウゼンギク(友禅菊、学名:Symphyotrichum novi-belgii)は、北米原産でキク目キク科アスター属の多年草/宿根草です。 宿根アスターのうち背の低いものを友禅菊(A. novi-belgii)、背の高いものをクジャクアスターと呼ぶこともあります。明治半ばに渡来した苗が逸出し全国で野生化しています。 ヨーロッパで品種改良された園芸品種が多数出回っています。 茎は直立し上方で分枝しネジバナネジバナ(捩花、学名:Spiranthes sinensis) は、日本、ヒマラヤ、シベリア、オセアニア原産で、ラン科ネジバナ属の多年生の野草です。北海道から四国、九州、環境:湿原に自生します。別名で、モジズリ(捩摺り)や、Chinese spiranthesとも呼ばれます。 草丈は20~30cmです。線状倒披針形をした根生葉の間から、5月~8月に、花茎を出し螺旋状に捩れた長さ5~15 cmの穂状ノアザミノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)は、台湾、朝鮮、中国、日本の東アジア原産でキク科アザミ属の多年生の野草です。別名で、アザミ(薊)や、テラオカアザミ、ドイツアザミ(独逸薊)とも呼ばれます。本州から九州の野原に自生します。日本の代表的なアザミで、アザミと言えば日本ではノアザミをさします。 草丈50〜100 cmです。全草に鋭い棘があります。葉は羽状の根生葉で葉縁に棘があり、地グロッバ・ウィニティグロッバ・ウィニティ(学名:Globba winitii)はタイ原産で、ショウガ科グロッバ属の多年草です。、シャムの舞姫や、Globba winitiiとも呼ばれます。草丈は45~60cmです。地下に細い根茎があります。根茎の先端から葉鞘が巻き重なった偽茎を出し2列の広披針形~長楕円形の葉を互生に付けます。夏から秋に、偽茎の先端から多数の花序を垂下し、赤紫色の苞から黄色い花弁を咲かせます。花言葉はヒルガオヒルガオ(昼顔、学名:Calystegia japonica)は、日本、韓国、東南アジア原産で、ヒルガオ科ヒルガオ属の蔓性多年生植物の野草です。別名で、コシカ(鼓子花)や、アオイカズラ(葵葛)、英名では、day glory, false bindweed, Japanese bindweed と呼ばれます。日本全国津々浦々の道端や柵に絡み付いています。 昼顔の特徴 夏に、アサガオ(朝顔、学名:Iタベブイア・パリダタベブイア・パリダ(モモイロノウゼン、学名:Tabebuia pallida)はカリブ海原産で、ノウゼンカズラ科タベブイア属の落葉高木です。ベネズエラ・ボリバル共和国の国花です。 モモイロノウゼン、Cuban Pink(キューバ ピンク), Cuban Pink Trumpet Tree(キューバ ピンク トランペット ツリー)、White wood(ホワイトウッド)、White Cedar(ホワヒメイワダレソウヒメイワダレソウ(姫岩垂草、学名:Phyla nodiflora var. minor)は、南アメリカ原産で、クマツヅラ科イワダレソウ属の這性多年草の帰化植物です。 夏に、同科のランタナ(Lantana)に似た薄桃色の花を咲かせます。 花は小花が球のように集合して咲きます。日本には昭和初年に渡来しました。地面に這い蹲るように茎を出すので、グランドカバーに用いられます。 同属には、苞が赤茶色でエゾツツジエゾツツジ(蝦夷躑躅、学名:Therorhodion camtschaticum)とは、日本原産でツツジ科エゾツツジ属の落葉小低木「ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)」の高山種です。高山の草地に生えることから、山の厳しい気候に耐えるため樹高5〜30cmとツツジ属の中では最低木です。同様の理由により、葉も葉身長3cmと小さく、防寒の知恵として葉縁や葉裏に毛がハイビスカスハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)は、バヌアツ原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。学名の"Hibiscus rosa-sinensis"とは ”Rose of China"という意味で、元々ヨーロッパにはハイビスカスが無かったので、中国に来て初めてハイビスカスに出会ったときに薔薇に似ていることから名付けらました。ヴァンダ・ミス・ジョアキムヴァンダ・ミス・ジョアキム(Vanda Miss Joaquim、学名:Papilionanthe Miss Joaquim ← Vanda hookeriana × Vanda teres)は、シンガポール原産で、ラン科バンダ属の多年草(蘭)です。マレーのヴァンダ・フッケリアナ(Vanda hookeriana)と、ビルマのヴァンダ・テレス(Vanda teres)の自然交配種で、シンガポール カワラナデシコカワラナデシコ(河原撫子、学名:Dianthus superbus "longicalycinus")は、日本原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草です。ナデシコと言えば本種を差します。 エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus L.)の変種です。 低山の日当たりの良い草原や河原に自生します。太くしっかりした花茎は、上部でスプレー状に枝分かれし、枝先に花をワタワタ(綿、学名:Gossypium)はエチオピア南部、メキシコ原産で、アオイ科ワタ属の多年草又は一年草です。高温と多雨を好みます。草丈は60〜120 cmです。1.5~10 cmの葉柄の先に、カエデに似た3〜5裂した掌形の葉が付きます。葉に托葉があり葉縁に鋸歯があります。花色は、白、黄白、黄、紅色ですが一日花で夕方には赤変します。種類によっては、花弁中央基部に暗赤色の紋柄があるものがあります。花径モモズキンチャンモモズキンチャン(ももずきんちゃん、学名:Gentiana triflora var. japonica 'momozukin-chan')は岩手県農業研究センターが育種し2011年に登録された鉢物リンドウ品種です。母はササリンドウ系統とエゾリンドウ系統の交雑系統、父はササリンドウ系統から得られた交雑個体の選抜種です。 立性で40輪程の花を咲かせます。花色は花冠内面上部が桃色(明るい赤帯紫)、外面クレオメクレオメ(Cleome、学名:Cleome hassleriana)とは、熱帯アメリカ原産で、フウチョウソウ科クレオメ属の非耐寒性一年草です。葉は掌状複葉で互生してつきます。梅雨時〜秋の夕方に、花茎を出し茎先から総状花序を伸ばし蝶形の一日花を咲かせます。花は蕾の頃はピンクで開花するに従って白っぽくなるので、スイフヨウ(水芙蓉)と同様、 和名でスイチョウカ(酔蝶花)と呼ばれます。花弁は4枚で4本の雄クササンタンカクササンタンカ(草山丹花、学名:Pentas lanceolata)は、熱帯アフリカ、マダガスカル、アラビア半島原産で、アカネ科ペンタス属の非耐寒性の多年草又は一年草です。葉は先端が尖った披針形又は楕円形で、葉の表面にある葉脈の凹凸がくっきりしています。春~秋に、漏斗状の先端が5裂した星形の小花を半球状に密集させて咲きます。花はサンタンカと似ています。しかし、サンタンカは木(常緑低木)であり4弁花レウィシア 'エリーゼ'レウィシア 'エリーゼ'(Lewisia Erice、学名:Lewisia cotyledon 'Erice')は、北米の高山地帯原産で、スベリヒユ科レウィシア属の耐寒性常緑多年草です。従来のレウィシア(Lewisia)と異なり四季咲き(最盛期は、4月〜11月)です。元々、高山生まれなので、厳しい環境に耐える為にコンパクトで丈夫な性質です。草丈は15〜25 cmと低く、葉は多肉質で、強風などで剥がシャジクソウシャジクソウ(車軸草、学名:Trifolium lupinaster)は、マメ科シャジクソウ属の多年草です。夏に、頭状花序に多数の赤紫色の細長い花弁を付けます。 放射状に出る3~6枚の小葉(掌状複葉)を車軸に見立てて命名されました。 一般名:シャジクソウ(車軸草)、学名:Trifolium lupinaster、分類名:植物界被子植物真正双子葉類マメ目マメ科シャジクソウ属、原産地:日本、東アトルコギキョウ 'マシェリピンク' トルコギキョウ 'マシェリピンク' (土耳古桔梗 'ma chérie pink'、学名:Eustoma grandiflorum 'ma chérie pink')は、トルコギキョウ(土耳古桔梗=ユーストマ、学名:Eustoma grandiflorum)の園芸品種です。淡桃色で花弁に丸みのある優しい女性的な花を咲かせます。マシェリとは、フランス語の 'ma chérie'のことで、男性が妻や恋ゼフィランサス|サフランモドキとも言うゼフィランサス(サフランモドキ、学名:Zephyranthes carinata)は、中米・西インド諸島原産で、ヒガンバナ科タマスダレ属の小形の球根植物です。 以前の学名は Zephyranthes grandiflora でしたが、現在ではシノニムとされています。 和名で、「サフランモドキ」と呼ばれますが、それは花が、サフラン(Saffron、学名:Crocus sativus ) と似ているこヒソップヒソップ(hyssop、学名:Hyssopus)は 、地中海~中央アジア原産で、シソ科シソ属の半樹木です。 幹は立性で60cmまで伸びます。 一般名:ヒソップ(hyssop)、学名:hyssop 、別名:ヤナギハッカ、株高:60cm、葉形: 、分類名:植物界被子植物門真正双子葉類シソ目シソ科シソ属ヤナギハッカ種 、葉長:2~5cm、開花期:夏、花色:青又はピンク。 ホソバルリソウホソバルリソウ(細葉瑠璃草、学名:Cynoglossum amabile)の中国南西部原産で、ムラサキ科オオルリソウ属の耐寒性二年草です。別名でシナワスレナグサ(支那勿忘草、Chinese forget-me-not)とも呼ばれます。先端が巻いた総状花序を出し、春に青紫色の花を咲かせます。園芸品種には、白や桃色もあります。園芸品種は、残念ながら発ガン性のあるアルカイドの一種を含んでいます。 一般アイアイ(藍、学名:Persicaria tinctoria)は、タデ科イヌタデ属アイ種の非耐寒性一年生種子繁殖作物です。藍染の原料となります。日本へは奈良時代に中国から渡来しました。枝は上部でよく分枝します。夏から秋、茎の先端に穂状花序を伸ばし、米粒大の薄紅色の小花を多数咲かせます。花後、黒褐色のそう果を付けます。藍染めの原料とする場合は、花が咲く前に全草を刈り取り、葉を生のままか、藍玉にして発酵さ熱帯睡蓮 'ミセス・ジョージ C ヒッチコック"熱帯睡蓮 'ミセス・ジョージ C ヒッチコック'(Mrs. George C Hitchcock 、学名:Nymphaea cv. Omarana x Omarana )は、熱帯性、夜咲き、ピンク系、中~大輪の園芸品種です。 特集 ネッタイスイレン(熱帯睡蓮) 一般名:熱帯睡蓮 'ミセス・ジョージ C ヒッチコック'(Mrs. George C Hitchcock)、学名:Nymphaea cシュウカイドウシュウカイドウ(秋海棠、学名:Begonia grandis)は、中国、マレー半島 原産で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の耐寒性の多年草(球根植物)です。 別名で、ヨウラクソウ(瓔珞草)とも呼ばれます。雌雄同株で雌雄異花です。葉は左右非対称です。長い茎先に小さなピンクの小花を咲かせます。実際には、花のように見えるものは萼で、上下に2枚つきます。真の花弁はとても小さく、中央にあるエゾギクエゾギク(蝦夷菊、学名:Callistephus chinensis)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科エゾギク属の半耐寒性一年草です。園芸品種が多数育種されています。 草丈は15-100 cmです。葉はヘラ形~長楕円形で、葉縁に鋸歯があり、互生して付きます。夏に花茎を伸ばし、花径が3-15 cmの頭花を咲かせます。 花色には白、赤、ピンク、紫色があり、花の咲き方は一重、八重、七分咲き、ポ球根ベゴニア球根ベゴニア(学名:Begonia x tuberhybrida)は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の非耐寒性多年草(球根)です。南米アンデス山脈原産の球根性ベゴニア(Begonia)を交配して育種した園芸品種です。18度~25度で生育するので日本では4月~8月が適温です。球根から茎を伸ばし、成長点に新葉を作り、葉腋に花芽を付けて開花します。花後は上部が枯れて吸根が肥大し休眠を始めます。1本の花スーフリツリースーフリツリー(Soufriere Tree、学名:Spachea perforata)は、パナマ~北ブラジル、キューバ 、トリニダード・トバゴ原産で、キントラノオ科スパケア種の熱帯性常緑低木です。湿った森林に生息します。セントビンセントとグレナディーン諸島の国花であり、「セントビンセント、アンティル諸島の宝石」と称えられます。 葉は披針形~槍形で、葉長5~10cm、葉幅2.5cmです。ペンダントポテンティラポテンティラ(Potentilla)は、北半球原産で、バラ科キジムシロ属の小低木または一年草、多年草です。種類が多く、温帯~寒帯の低地~高山帯までと広範囲に自生します。 一般名:ポテンティラ(Potentilla)、学名:Potentilla、原産地:北半球、又名:キンバイ、ロウゲ(狼牙)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ目バラ科キジムシロ属、生活型:低木/一年草/多年草、株高:5~100コマクサコマクサ(駒草、学名:Dicentra peregrina)は、ケシ科コマクサ属の耐寒性多年草の高山植物です。自生地では夏(平地では春)、赤い花を咲かせます。背丈は低く高山の砂礫地のような環境の厳しい場所に群落を作っています。葉は深く裂けた薄青緑色をしています。花は、同属のケマンソウ(華鬘草)に似ています。コマクサという花名は、花や蕾が馬(駒)の顔に似ていることから付けられました。四季咲きにはピン変化朝顔 '青桔梗葉木立紅覆輪桔梗咲'変化朝顔 ’青桔梗葉木立紅覆輪桔梗咲’(ヘンカアサガオ アオキキョウバコダチベニフクリンキキョウザキ ’Henka asagao 'Aokikyobakodachibennifukurinkikyozaki’’、学名:Ipomoea nil 'Aokikyobakodachi')は、アサガオ(朝顔)の園芸品種「変わり咲き朝顔(変化朝顔)」の一品種です。朝顔(学名:Ipomoea nil)とは、熱帯 変化朝顔 '黄斑入蝉葉紅縞丸咲大輪'(千羽鶴)変化朝顔 '黄斑入 蝉葉 紅縞 丸咲 大輪 ’千羽鶴’'、学名:Ipomoea nil 'Kifuirisemibabebishimamaruzakitairin')は、「アサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil)」の変わり咲き朝顔(変化朝顔)の1種です。黄斑入蝉葉紅縞丸咲大輪とは、葉色は黄緑で斑入り、葉形は蝉葉、花色は紅色で縞入り、花の形は丸咲で大輪という意味です。 一般名:変化朝顔 '黄ガーベラガーベラ(Gerbera、学名:Gerbera Hybrids)は、南アフリカ原産で、キク科ガーベラ属の半耐寒性多年草です。別名で、アフリカセンボンヤリ(アフリカ千本槍)、センボンヤリ(千本槍)、ハナグルマ(花車)とも呼ばれます。ガーベラ・ヤメソニー(学名:Gerbera jamesonii)を主体として、交配や改良が繰り返し行ない作出されました。草丈は、鉢物向きの矮性品種は15cm〜、切り花向きスイフヨウスイフヨウ(酔芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis cv. versicolor)は中国原産でアオイ科フヨウ属の落葉広葉低木「フヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)」の園芸品種です。別名で「モクフヨウ」、英名では「Confederate rose」と呼ばれます。 花名は、花色が変わることを、酒に酔って顔色が変わることに例えたものです。花色が変わることを除けば芙蓉と同カッコウチョロギカッコウチョロギ(郭公草石蚕、 学名:Stachys officinalis)は欧州原産で、シソ科イヌゴマ属(スタキス属)の多年草です。 草高50~60㎝です。直立した茎は四角く、葉と共に銀白色の毛が密生します。髭根があります。葉は楕円形~長楕円形で長さ8~12 cm、葉縁に鋸歯があり茎に対生付きます。5月~9月にピンク色をした唇形で直径0.7~1 cmの花を咲かせます。花後に成る果実は4分果ですハナシュクシャハナシュクシャ(花縮砂、学名:Hedychium coronarium)は、インド、ネパール、ブータンの東南アジア~中国、台湾原産で、ショウガ科ハナシュクシャ属(ヘディキウム属)の半耐寒性球根植物(多年草)です。キューバ共和国の国花とされます。別名:ジンジャー・リリー(ginger lily)、White ginger lily、バタフライリリー、Garland lily、スペイン語ではマリポーサロベリア 'アズーロコンパクト'ロベリア 'アズーロコンパクト'(学名:Lobelia 'azzurro-compact')はサントリーが育種したロベリア(Lobelia、学名:Lobelia erinus)の園芸品種です。草丈が低くふんわりコンパクトに花を咲かせます。開花期間は春~秋までと、盛夏を乗り越え、長期間咲かせます。花形は唇形で、花色にはピンクや青、紫、白があります。 一般名:ロベリア 'アズーロコンパクト'イモカタバミイモカタバミ(芋片喰、学名:Oxalis articulata) はカタバミ科カタバミ属の球根性多年草です。初夏から秋に、道端の隙間に生え桃色の五弁花を咲かせます。 南米からの帰化植物で野生化しています。葉は3出複葉で小葉は心形です。葉の間から花柄から集散花序を出し数輪の花を咲かせます。花色は通常、桃色品種が知られますが、稀に白花品種もあります。イモカタバミは花弁が明るい桃色で基部の色が濃くまた紫カライトソウカライトソウ(唐糸草、学名:Sanguisorba hakusanesis)は、日本原産で、バラ科ワレモコウ属の多年草です。学名からサングイソルバ(Sanguisorba)などとも呼ばれます。夏に、長円形をした花穂に絹糸に似た桃色の雄蕊が目立ちます。葉は緑色で、奇数羽状複葉、葉縁に丸い鋸歯があります。花弁は無く、濃桃色の萼と長い雄蕊が毛虫のように垂れ下がります。花は先端から咲き始めます。茎が倒れや熱帯睡蓮 'ナンクワックピンク'熱帯水連 'ナンクワックピンク'(学名:Nymphaea cv. Nang Kwak Pink)は、タイの園芸品種で、スイレン科スイレン属の水生多年草です。観賞用に栽培された熱帯スイレンで、花は濃桃色です。花弁の外側に大きな緑色の萼片が目立ちます。花名の「ナンクワック」とは、タイ語で「招き猫」のことで、緑色の萼片をネコの爪に見立てて付けられました。 特集 ネッタイスイレン(熱帯睡蓮) 一般名:コダカラベンケイコダカラベンケイ(子宝弁慶、学名:Kalanchoe daigremontiana)は日本原産で、ベンケイソウ科カランコエ属の常緑多年草の多肉植物です。草丈は1m程になり、葉は長さ20cm、幅が3cm程の披針形をして対生します。葉縁に子株が付いてフリルのように見えます。傘状の頂生花序に鐘形の灰桃色または灰橙色の小花を咲かせます。コダカラソウ(子宝草)や、セイロンベンケイソウとも呼ばれます。多肉植物 ハナヅルソウハナヅルソウ(花蔓草、学名:Mesembryanthemum cordifolium)は、南アフリカ南部原産で、ハマミズナ科アプテニア属の這性半耐寒性常緑多年草(多肉植物)です。旧学名はAptenia cordifoliaです。別名でベビーサンローズ(Baby Sun Rose)や、ア)テニア(Aptenia)とも呼ばれます。 草丈は低い。 葉は緑色で光沢があり肉厚でゴムのような弾力性がありますセイヨウオニアザミセイヨウオニアザミ(西洋鬼薊、学名:Cirsium vulgare)は、ヨーロッパ原産で、キク科アザミ属の野草の越年草です。アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊) 、オニアザミ(鬼薊)、Bull thistleとも呼ばれます。 日本へはアメリカから輸入した穀物や牧草に混入して持ち込まれ、その後、帰化しました。北海道で発見されてから、本州や、四国でも確認され、牧草地や道端に自生している雑草です。草丈は1ヌスビトハギヌスビトハギ(盗人萩、学名:Desmodium podocarpum subsp. oxyphyllum)は、中国、朝鮮半島、台湾、日本原産で、マメ科ヌスビトハギ属の多年性野草です。夏に、日本中の山野に自生します。細長い花茎の先端に花序をつけ淡紅色の小さな口唇形の花を疎らに咲かせます。葉は3出複葉で、頂小葉は菱状の長楕円形をしています。和名は、花後に成る果実の連なりが、袂を掴んで忍び足で歩く盗人のイトバショウイトバショウ(糸芭蕉、学名:Musa balbisiana)は、中国~東南アジア原産で、バショウ科バショウ属の常緑多年生草本です。リュウキュウバショウ(琉球芭蕉)やリュウキュウイトバショウ(琉球糸芭蕉)とも呼ばれます。果実に種子が多く含まれるので食用とはしませんが、本種はバナナの祖先の一つとされます。花や果実の外観はバナナとよく似ています。中央にハスの花のようなピンク~赤紫色の苞があり、黄色い筒状メディニラ・マグニフィカメディニラ・マグニフィカ(Medinilla magnifica) は、 フィリピン原産でノボタン科メディニラ属の非耐寒性常緑小低木です。 別名で、オオバヤドリノボタン(大葉宿野牡丹)とも呼ばれます。 樹高100~150 cmで、よく分枝します。茎は翼がある四角形です。7~8月に茎頂から出た長い花柄に大きな桃色の苞を付けます。苞の中には房状に枝分かれした円錐花序(花房)があり、数十個の球状の小花がハナハマサジハナハマサジ(花浜匙、学名:Limonium sinuatum)は、スペイン~北アフリカの地中海沿岸原産でイソマツ科イソマツ属の半耐寒性多年草です。原産地では海岸の砂地に自生する野草で乾燥や塩分に強いです。地際から放射状に延びた葉の間からやや扁平で翼のある花茎を直立させ、春~秋に、花茎先端から円錐花序を伸ばし、青紫や、白、赤、橙、黄、ピンクの漏斗状の花を付けます。しかし、花のように見えるのは、花で変化朝顔 '花王'変化朝顔 ’花王’ ’黄 斑入 蝉葉 桃 覆輪 丸咲 大輪’(ヘンカアサガオ 'キ フイリ セミハ モモ フクリン マルザキ タイリン’ (Henka asagao 'Ki fuiri semiha momo fukurin maruzaki tairin)’、学名:Ipomoea nil ''Kao')は、アサガオ(朝顔)の園芸品種「変わり咲き朝顔(変化朝顔)」の一品種です。 一般名:変化朝顔ノコギリソウノコギリソウ(鋸草、学名:Achillea alpina)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、キク科ノコギリソウ属(アキレア属)の多年草、宿根草です。北海道~本州の亜高山~高山の草原に自生します。茎は良く分枝します。夏~秋に、茎頂と葉腋から散房花序を伸ばし頭状花を咲かせます。葉は、緑色をして細くギザギザしています。 花は、切花やドライフラワーに使われます。頭花は1 cm未満のは舌状花で5~7枚付けますオオバジャノヒゲ '黒龍'オオバジャノヒゲ’コクリュウ’(大葉蛇の髭’黒龍’、学名:Ophiopogon planiscapus 'Kokuryu')は、キジカクシ科ジャノヒゲ属の耐陰性常緑多年草「オオバジャノヒゲ(学名:Ophiopogon planiscapus)」の葉色が黒紫色をした園芸品種です。 ■同属(ジャノヒゲ属)で似た花 ●ジャノヒゲ(蛇の髭、学名:Ophiopogon japonicus)―「大葉蛇の髭ママコノシリヌグイママコノシリヌグイ(継子の尻拭い、学名: Persicaria senticosa)は、日本、朝鮮半島、中国など東アジア原産で、タデ科イヌタデ属の蔓性一年草の野草です。日本では北海道〜沖縄の全国の林縁や道端、水辺に自生します。茎は赤く4稜で下向きに鋭い棘が密集します。茎には三角形の葉が互生し、腎臓形の托葉があります。葉の裏面脈上に刺毛があります。長い蔓を伸ばし他の植物に絡みついて増長します。春に、 セイヨウマツムシソウセイヨウマツムシソウ(西洋松虫草、学名:Scabiosa atropurpurea)は、欧州原産の園芸品種で、マツムシソウ科スカビオサ属の耐寒性一年草です。花色が豊富です。花の中央と周辺の両方が盛り上がります。5月~10月に市場に出回ります。 一般名:セイヨウマツムシソウ(西洋松虫草)、学名:Scabiosa atropurpurea、分類名:植物界被子植物真正双子葉類マツムシソウ目マツムシソウアオワタアオワタ(青綿、アオメン、学名:Gossypium arboreum)は、エチオピア南部原産でのちにインドへ伝搬されたアオイ科ワタ属の一年~多年草植物です。別名で、キダチワタ、アジアメン、ゴシピウム・アルボレウムや木立、ワメン(和綿)とも呼ばれます。 大元はエチオピア南部原産で、のちにインドへ伝搬されました。花色は黄や白、紅色、多年生、繊維長:2cm。綿の代表4種類の一つです。 Gossypiuジニア・プロフュージョンジニア・プロフュージョン(Zinnia Profusion、学名: Zinnia cv. Profusion)は、ジニア・エレガンス(Z.elegans)と、ジニア・アングスティフォーリア(Z. angustifolia)を種間交配したヒャクニチソウ(百日草、学名:Zinnia elegans)の園芸品種の一種です。 花色は、白、桃、橙等で、丸い花弁を持ち一重咲き種です。両親の長所を受け継ぎ、耐候セイヨウノコギリソウセイヨウノコギリソウ(西洋鋸草、学名:Achillea millefolium)は、ヨーロッパや西アジア原産で、キク科アキレア属の耐寒性多年草の帰化植物です。 別名で、アキレア(Achillea)や、コモンヤロウ(Common yarrow)と呼ばれます。 葉は緑色で細くギザギザしています。 葉は、潰して切り傷に当てると痛み止めや止血効果があります。若葉はサラダや茹でて食べられます。 初夏デルフィニウムデルフィニウム(学名:Delphinium × cultoru)は、欧州や北米原産で、キンポウゲ科デルフィニウム属の耐寒性宿根草です。高原の湿地に自生します。花名の Delphinium は蕾の形がイルカ(dolphin)に似ていることに拠ります。和名では、ヒエンソウ(飛燕草)やオオヒエンソウ(大飛燕草)と呼ばれます。これは、花形が飛翔する燕に似ているということから付けられました。デルフィニウムはトルコギキョウトルコギキョウ(土耳古桔梗、学名:Eustoma grandiflorum)は、北米やメキシコ北部原産で、リンドウ科ユーストマ属の非耐寒性一年草です。別名で、ユーストマ(Eustoma)や、リシアンサス(Lisianthus)、プレイリー・ゲンティアン(Prairie gentian)とも呼ばれます。 草丈は30〜80 cmです。高温や低温になると葉がロゼッタ化し、適温になるまで成長しません。5月ナデシコナデシコ(撫子、学名:Dianthus hybrids)は、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草の総称です。花色は、白や赤、ピンク、覆輪など多種多様です。ナデシコ属には、エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus "superbus")、カワラナデシコ(河原撫子、Dianthus superbus "longicalycinus")、タカネナデシコ(高嶺撫子、Di薔薇プリ・PJ・ルドゥーテバラ 'プリ・PJ・ルドゥーテ'(学名:Prix P. J. Redoute)はフランスで育種されたバラ科バラ属の小灌木「バラ(薔薇)」のシュラブ系の園芸品種です。樹高は180cmで、四季咲きです。花はカップ咲きの中輪で強い香りがあり5~6輪の房咲きです。咲き始めは花芯がアンズ色(アプリコット色)で外側はフランボワーズピンク色のロゼット咲きで咲き進むと花色が変化します。 一般名:バラ 'プリ・Pタマオキナタマオキナ(たまおきな、玉翁、学名:Mammillaria carmenae)はメキシコ中部原産で、サボテン科マミラリア属の疣サボテンです。原産地では乾燥した岩場に自生します。球体から四角い疣を多数出します。春~夏に、疣腋の綿毛から蕾を出し、ピンクの小さな花を髪飾りの様に咲かせます。属名のマミラリア(Mammillaria)とはいぼ(疣)があるという意味です。 一般名:玉翁、又名:疣サボテン、Oバラ ’ローブリッタ'バラ ’ローブリッタ'(薔薇'、学名:Roza 'Raubritter')は、バラ科バラ属の小灌木「バラ」の園芸品種です。ドイツのコルデス(Wilhelm J.H. Kordes II)氏により1936年にDaisy Hill と Solariumを交配して育種されました。春に丸くコロンとしたピンクの可愛らしい・乙女チックな花を多数咲かせる一季(春)咲き耐寒性蔓性品種です。花は枝に密に咲き花形は球 カリブラコアカリブラコア(Calibrachoa、学名:Calibrachoa x hybrida)は、ナス科カリブラコア属の立性または匍匐性の多年草です。「ヒメツクバネアサガオ(姫衝羽根朝顔、学名:Calibrachoa parviflora」や「カリブラコアピグミー(Calibrachoa pygmea」などを両親とする種間交雑の園芸品種です。草丈20cm程で地面からよく分枝して横に広がり、春~秋に小さなバラ 'プリンセス シャルレーヌ ドゥ モナコ'バラ 'プリンセス シャルレーヌ ドゥ モナコ'(学名:Roza 'Princesse Charlene de Monaco’)は、バラ科バラ属の半直立性の小灌木です。 モナコ公国妃Princesse Charlene de Monacoに献上された大輪のバラです。ハイブリッド・ティーローズ系で杏色の波打つ花弁を外周でピンクの花弁が包み込む大輪のゴージャスな花を咲かせます。香が強いです。 品種ムクゲムクゲ(木槿、学名:Hibiscus syriacus)は、中国原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性・耐暑性落葉低木です。韓国の国花としても知られます。初夏から秋までの長期間、次から次へと涼やかで優しい大輪の一日花を咲かせます。同科同属にフヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)があります。ムkyゲ(木槿、H. syriacus)もフヨウ(芙蓉、H. mutabilis)も、ハイビスカ変化朝顔 '黄縮緬 竜田葉 鳩葉色 台咲'変化朝顔 '黄縮緬 竜田葉 鳩葉色 台咲'(キチリメン タッタバ ハトバイロ ダイザキ、学名:Ipomoea nil 'Kichirimen')はアサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil)の園芸品種「変わり咲き朝顔(変化朝顔)」の一品種です。朝顔とは、熱帯アジア原産で、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草です。 「縮緬」とは、葉に翼片がなく細かい凹凸があること。cp (crepe: 縮緬) 「ダリアダリア(Dahlia、学名:Dahlia pinnata) は、メキシコやガテマラ原産で、キク科ダリア属の非耐寒性多年性植物(球根)です。夏から秋に、青以外のどんな色でもあると言われる程豊富な花色や、様々な咲き方で華やかに咲きます。その中でもポンポン咲きが特に人気です。同属で、冬に咲き、背丈が屋根まで届く木立性のウテイダリア(皇帝ダリア、学名:Dahlia imperialis)もあります。 メキランタナ・カマラランタナ・カマラ(学名:Lantana camara) は熱帯アメリカ原産で、クマツヅラ科の半耐寒性常緑小低木です。初夏から秋にかけて花茎先に小花を多数集合させて球状に咲かせます。葉は卵形で茎に対生に付き、硬毛があり、葉縁に鋸歯があります。江戸時代に渡来して以来、栽培されています。花後に成る球形をした緑色の果実は熟すと藍色になります。 ヒブリダと呼ばれる矮性種や、蔓性で花色が変化しないコバノランタウンナンショウマウンナンショウマ(雲南升麻、学名:Astilbe yunnanensis)は、中国雲南省原産(園芸品種?)で、ユキノシタ科チダケサシ属の多年草です。草丈50〜90cmでアスチルベとしては矮性です。葉は緑色で奇数羽状複葉、小葉は卵形をしています。夏に花茎から円錐花序を伸ばし淡いピンクの花を咲かせます。花弁は無く長い雄蕊が目立ちます。 一般名:ウンナンショウマ(雲南升麻)、学名:Astilbe yuサルスベリサルスベリ(百日紅、学名:Lagerstroemia indica)は、中国原産で、ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木です。花名は、樹皮が薄く剥げやすく木肌がツルツルしており木登りが上手なサル(猿)でも滑ってしまうというに拠ります。別名で、百日紅とも呼ばれますが、それは紅色の花が7月~9月と長期間(百日、3ヶ月間)咲くことによります。日本へは江戸時代に伝来しました。 萼は6つに裂け、花は縮緬状の6ディプラデニアディプラデニア(Dipladenia、学名:Mandevilla spp.)は、熱帯アメリカ原産で、キョウチクトウ科マンデビラ属の非耐寒性常緑蔓性草本、または木本性植物です。 マンデビラ(Mandevilla)や、チリソケイとも呼ばれます。 初夏〜夏、支柱に絡まりながら、白や赤、桃色のロート状花を多数咲かせます。 本種には、アモエナ(Dipladenia amoena)というピンクの花を咲かせる品カランコエカランコエ(学名:Kalanchoe)はマダガスカルや南アフリカ原産でベンケイソウ科カランコエ属の非耐寒性多年草/低木の多肉植物です。 春~秋に、花茎を伸ばし先端に集散花序をつけ小さな4弁の合弁花を多数集合させて咲かせます。 短日花で光を遮ると一年中花を咲かせることができます。 寒さには弱いですが丈夫で育てやすく一年中鉢植えが出回っています。葉は光沢があり肉厚で横幅がある多肉植物で対生につきます。 ケイトウケイトウ(鶏頭)という名前が、花名の一部に付く花には、ヒユ科ケイトウ属(Celosia)とヒユ科ヒユ属(Amaranthus)の、ケイトウ(鶏頭、学名:Celosia cristata)、ヒモケイトウ(紐鶏頭、学名:Amaranthus caudatus)、ノケイトウ(野鶏頭、学名:Celosia argentea)、クルメケイトウ(久留米鶏頭、学名:Celosia cristata 'Kurumパイナップルリリーパイナップルリリー(Pineapple lily、学名:Eucomis autumnalis)は、アフリカ原産で、ユリ科ユーコミス属の半耐寒性多年草(球根植物)です。現地では川岸や湿地等に自生します。和名は、ホシオモト(星万年青)と言いますが、殆ど使われていません。花茎の根元に、大きな根生葉が広がります。夏に、花茎先端から長い総状花序を伸ばし、星型の小花を多数咲かせます。花色には、白や薄黄、赤紫、セントポーリアセントポーリア(Saintpaulia、学名:Saintpaulia ionantha)は、東アフリカ原産で、イワタバコ科セントポーリア属の常緑・非耐寒性・多年草(宿根草)です。原産地は、ケニア南部、タンジニア北部などの東アフリカの山地でドイツ人フォン・セントポール(Walter von Saint Paul-Illaire)により発見されました。 草丈は低く、茎長の長短で、茎が短い「ロゼットタイバラ 'ピエール・ドゥ・ロンサール'バラ 'ピエール・ドゥ・ロンサール'(学名:Roza 'Pierre de Ronsard’)は、バラ科バラ属の小灌木です。両親は、Danse des Sylphes×Handel と Kalinka Climbingで、1988年にJacques Mouchotte氏(フランス・メイアン)により作出されました。 花は大輪で、カップ咲きから。咲き進むとクォーター・ロゼット咲きとなり、花色は花弁中メディニラ '火の鳥'メディニラ '火の鳥'(Medinilla 'Hinotori'、園芸品種名:Medinilla hybrid 'Hinotori'、M.magnifica x M.miniata)は、メディニラ・マグニフィカ(Medinilla magnifica)と、メディニラ・ミニアタ(’Medinilla miniata)を日本の園芸家の尾崎章氏(千葉市)が交配作出した園芸品種の常緑小低木です。 メディニフジカンゾウフジカンゾウ(藤甘草、学名:Hylodesmum oldhamii)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、マメ科ヌスビトハギ属の多年性野草です。本州、四国、九州の山野の草地や林内に自生します。草丈60〜150cmです。葉は5または7小葉から成る奇数羽状複葉で、小葉は、葉長さ8〜16cm、葉幅2〜6cmの卵形〜長楕円形です。 8〜9月に、花茎を出し、その先に総状花序を伸ばしピンク~淡紅色の蝶形の小花を固めネムノキネムノキ(合歓木、学名:Albizia julibrissin)は、日本、南アジア原産で、マメ科ネムノキ属の落葉小高木です。本州~四国、九州の山野、河川に自生します。ススキやイタドリなどと同様、先駆植物・パイオニア植物として知られます。樹高は6〜10 mで、樹皮は灰褐色をしています、葉は緑色の偶数二回羽状複葉で互生して付きます。葉が夜になると閉じて眠るように見えることが和前の由来です。実際には、こガーベラガーベラ(Gerbera、学名:Gerbera Hybrids)は、南アフリカ原産で、キク科ガーベラ属の半耐寒性多年草です。別名で、アフリカセンボンヤリ(アフリカ千本槍)、センボンヤリ(千本槍)、ハナグルマ(花車)とも呼ばれます。ガーベラ・ヤメソニー(学名:Gerbera jamesonii)を主体として、交配や改良が繰り返し行ない作出されました。草丈は、鉢物向きの矮性品種は15cm〜、切り花向きダリアダリア(Dahlia、学名:Dahlia pinnata) は、メキシコやガテマラ原産で、キク科ダリア属の非耐寒性多年性植物(球根)です。夏から秋に、青以外のどんな色でもあると言われる程豊富な花色や、様々な咲き方で華やかに咲きます。その中でもポンポン咲きが特に人気です。同属で、冬に咲き、背丈が屋根まで届く木立性のウテイダリア(皇帝ダリア、学名:Dahlia imperialis)もあります。 メキプルメリアプルメリア(Plumeria、学名:Plumeria sp.)は、西インド諸島や、メキシコ、ガテマラ原産で、キョウチクトウ科インドソケイ属の落葉または常緑の小灌木です。 インドソケイ(赤花)や、Frangipanier(フランジパニ)、テンプルツリー(Temple Tree)、テンプルフラワー(Temple Flower)、Pagoda Tree(パゴダツリー)とも呼ばれます。白花を咲かせるPlu シンビジウムシンビジウム(学名:Cymbidium sp.)は、ネパール、インド、タイなどの東南アジア、日本、中国などの東アジア、オーストラリアなどが原産で、ラン科シンビジウム属の常緑多年草です。ワラン(和蘭)は、従来のシンビジウムと、東洋ランを交配した新タイプのシンビジウムです。バルブ(偽球茎)から長楕円形の葉を左右に扇状に広げ、中央から花茎を伸ばし7~30個の幅広の美しい花を咲かせます。花色は白・黄・桃・ハナチョウジハナチョウジ(花丁子、学名:Russelia equisetiformis)は、メキシコ原産で、オオバコ科ハナチョウジ属の非耐寒性常緑低木です。別名で、珊瑚のように赤い植物ということから「コーラルプラント(Coral plant)」、赤い筒状の花が沢山咲いて花火のように見えることから「ファイアー・クラッカー・プラント(Fire cracker plant)」、学名から「ラッセリア(Russeliaアゲラタムアゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum)は、メキシコ、ペルー等の南米原産で、キク科カッコウアザミ属の非耐寒性一年草です。本来、多年草ですが、原産地が南米であることから寒さに弱く、日本では冬前に枯れるので園芸上は一年草として扱われます。園芸品種が主に出回っています。茎は直立し、葉は緑色で円形、茎に対生して付きます。散房花序を伸ばし針状の花弁を持つ小花を集合させニコチアナニコチアナ(Nicotiana、学名:Nicotiana alata)は、ブラジル原産で、ナス科タバコ属の半耐寒性一年草(多年草)です。タバコの仲間です。付け根部分が筒状で星型をした5弁花を咲かせます。昔は専売公社でしか栽培できなかった花です。しかし、公社が民営化されたのをきっかけに、花を観賞するため民間でも栽培されるようになりました。 矮性の園芸品種も出回っています。 一般名:ニコチアナ(バラバラ(薔薇、学名:Roza×hybrids)は北半球の熱帯~亜熱帯原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉/常緑低木です。花の豪華さ、芳香、花色の多さ、日持ちの良さなどから’花の女王’と称されます。 英名では「Rose」と呼ばれます。美しいがゆえに、ばら戦争」のように戦争名にもされました(「紛争に巻き込まれた花)。また絶対的な美しさや魔性の美に対する警句として、「美しいものには棘がある」と古来伝えられていカーネーションカーネーション(Carnation、学名:Dianthus caryophyllus 、Dianthus caryophyllus ×D. plumarius)は、南欧や地中海沿岸原産で、ナデシコ科ナデシコ属の半耐寒性多年草です。 スイーツと同様、母の日のプレゼントの必需品とされ、5月の母の日には盛大にマーケットに出回り、1ケ月ほど楽しめます。 その後、梅雨や盛夏になると、花に元気がなくなりますブッドレアブッドレア(Buddreaja、学名:Buddleja davidii)は、中国と日本原産で、ゴマノハグサ科ブッドレア属の耐寒性落葉低木です。円錐花序を伸ばし多数の小花を咲かせます。花序は遠くから見ると1つの大きな花房のように見えます。各小花の花冠は高杯形をしており花先で4裂します。花色は豊富で、紫色やピンク、白、紫紅色、藤色があります。葉は細長い被針形で、対生します。花穂の感じが、カシワバアジサノボタンノボタン(野牡丹、学名:Melastoma candidum)は、台湾、中国南部、インドシナ半島、フィリピン等の東南アジア原産で、ノボタン科ノボタン属(メラストマ属)の常緑低木です。 葉は緑色で楕円です。秋に、枝先に薄紅紫色の五弁花を咲かせます。雄蕊の一部が黄色いです。 実を食べると口の中が黒紫色になります。 同じ別属に、ブラジル原産で、花色が濃紫色で雄蕊が紫色のシコンノボタン(紫紺野牡丹、学名スイレンスイレン(睡蓮、学名:Nymphaea Hybrids)は、パプアニューギニアなどの東南アジアをはじめ世界中の熱帯域と温帯域原産で、スイレン科スイレン属の耐寒性多年草の水生植物です。 夏に、池の水面に円形又は卵形で基部に切れ込みのある緑色の葉を浮かべます。花色には青紫や、黄、白、赤、橙、桃色などがあります。モネの絵などで有名です。花言葉は色により異なります。全体的な花言葉は、「清純な心」、「信頼のクルクマ・ルベスケンスクルクマ・ルベスケンス(学名:Curcuma rubescens)は、インドなどの東南アジア〜オーストラリア原産で、ショウガ科ウコン属の多年草です。ウコン属で主に花を観賞するものをクルクマと呼びます。ウコン属で主に根茎をハーブや薬草にするものをウコンと呼びます。 クルクマ・ルベスケンスは茎が鮮赤紫色をしているのが特徴です。夏に、穂状花序を伸ばし花のように見える薄桃色の苞が立ち上がり、その間から本 キャットテールキャットテールという花名は、花穂が猫の尻尾に似ているからです。エノコログサ(犬ころ草、猫じゃらし、学名:Setaria viridus)の緑色の花穂を赤くしたような花を咲かせます。 キャット・テール(Cat tail、学名:Acalypha reptans)は、西インド諸島原産で、トウダイグサ科エノキグサ属の非耐寒性常緑多年草です。茎は細く匍匐します。葉は、緑色で柔らかく、葉縁に鋸歯があります。ナデシコナデシコ(撫子、学名:Dianthus hybrids)は、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草の総称です。花色は、白や赤、ピンク、覆輪など多種多様です。ナデシコ属には、エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus "superbus")、カワラナデシコ(河原撫子、Dianthus superbus "longicalycinus")、タカネナデシコ(高嶺撫子、Diスターフルーツスターフルーツ(Star fruit、学名:Averrhoa carambola)は、マレーシア、ジャワ島等の熱帯アジア原産で、カタバミ科ゴレンシ属の熱帯果樹の常緑小高木です。東南アジアを中心に温暖でやや湿度の高い熱帯各地で栽培されます。葉は奇数羽状複葉に付き、各小葉の形は被針形をしており、1枚の葉に9〜11枚付きます。夏に、外側が白色で、内側が薄紅色の複輪の花を咲かせます。花後に成る果実は黄色でヒメツルソバヒメツルソバ(姫蔓蕎麦、学名:Persicaria capitata)は、ヒマラヤ、インド北部原産で、タデ科イヌダテ属の蔓性常緑多年草です。ピンクの金平糖のような小花を咲かせます。背が低く、地面に這いつくばりながら長期間に渡って開花し続けるので、グランドカバーやロックガーデン等でよく用いられます。しかし、ピンクの花のように見えるのは、実際には、5深裂した萼です。花弁はありません。地面際に咲くというディアスキア・バーベラエディアスキア・バーベラエ(学名:Diascia barberae)は、南アフリカ・ケープ地方の山岳地帯原産で、ゴマノハグサ科ディアスキア属の耐寒性常緑一年草です。アフリカに70種類ほど生息します。花の形は口唇形で下唇の裏側に2本の距(きょ)があるので、別名をニカクソウ(二角草)や英語でもツインスパー(twinspur)と呼ばれます。生育が旺盛で日陰にも強い方で、晩春〜晩秋の長期間に多数の花を咲かせヌスビトハギヌスビトハギ(盗人萩、学名:Desmodium podocarpum subsp. oxyphyllum)は、中国、朝鮮半島、台湾、日本原産で、マメ科ヌスビトハギ属の多年性野草です。夏に、日本中の山野に自生します。細長い花茎の先端に花序をつけ淡紅色の小さな口唇形の花を疎らに咲かせます。葉は3出複葉で、頂小葉は菱状の長楕円形をしています。和名は、花後に成る果実の連なりが、袂を掴んで忍び足で歩く盗人のネジバナネジバナ(捩花、学名:Spiranthes sinensis) は、日本、ヒマラヤ、シベリア、オセアニア原産で、ラン科ネジバナ属の多年生の野草です。北海道から四国、九州、環境:湿原に自生します。別名で、モジズリ(捩摺り)や、Chinese spiranthesとも呼ばれます。 草丈は20~30cmです。線状倒披針形をした根生葉の間から、5月~8月に、花茎を出し螺旋状に捩れた長さ5~15 cmの穂状ネムノキネムノキ(合歓木、学名:Albizia julibrissin)は、日本、南アジア原産で、マメ科ネムノキ属の落葉小高木です。本州~四国、九州の山野、河川に自生します。ススキやイタドリなどと同様、先駆植物・パイオニア植物として知られます。樹高は6〜10 mで、樹皮は灰褐色をしています、葉は緑色の偶数二回羽状複葉で互生して付きます。葉が夜になると閉じて眠るように見えることが和前の由来です。実際には、こノアザミノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)は、台湾、朝鮮、中国、日本の東アジア原産でキク科アザミ属の多年生の野草です。別名で、アザミ(薊)や、テラオカアザミ、ドイツアザミ(独逸薊)とも呼ばれます。本州から九州の野原に自生します。日本の代表的なアザミで、アザミと言えば日本ではノアザミをさします。 草丈50〜100 cmです。全草に鋭い棘があります。葉は羽状の根生葉で葉縁に棘があり、地ヤブガラシヤブガラシ(枯らし、学名:Cayratia japonica)は東南アジア原産で、ブドウ科ヤブガラシ属の野生の蔓性多年草です。北海道~本州、四国、九州、沖縄の日本全国に分布し、道端や荒地、市街地の草地、庭に生息するタフな野草です。長い蔓を伸ばし接触した樹木やフェンスなどに巻きついて勢力を伸ばします。葉は先端が尖った卵型の小葉が5枚付いた鳥足状複葉で葉縁に鋸歯があり、枝に互生してつきます。夏に集散花 リモニウム・スウォロウィーリモニウム・スウォロウィー(Limonium suworowii、学名:Limonium suworowii)は中央アジア原産でイソマツ科リモニウム属の半耐寒性一年草です。宿根リモニウムとも言います。園芸用に適した品種です。ロゼッタ状の根生葉から、良く分枝した長い花茎を伸ばし小花を多数咲かせます。スターチス(Statices)の仲間で、花よりピンクの萼の方が目立ちます。落下後も、フラワーアレンジメルリフタモジルリフタモジ(瑠璃二文字、学名:Tulbaghia violacea)は、南アフリカ、ジンバブエ原産で、キジカクシ科ツルバギア属の多年草です。線形の根生葉の間から出た花茎先端から伸びた散形花序に、漏斗形で先端が6深裂した紫色の小花を10輪ほど咲かせます。茎や葉を折るとニンニク(大蒜)の匂いがします。花名にルリ(瑠璃)がつく花には他に、ルリマツリ(瑠璃茉莉)などがあります。 一般名:ルリフタモサポンソウサポンソウ(Saponaria、学名:Saponaria officinalis)は、ヨーロッパ〜中央アジア原産で、ナデシコ科サボンソウ属の非耐寒性多年草です。根にサポニンが含まれ、痰きりや咳止めの薬効が知られます。シャボンが訛ってサポンと言われたように、古くは石鹸としても使われていました。初夏〜夏に、白または淡紅色の五弁花を咲かせます。 一般名:サポンソウ(Saponaria)、学名:Saシソシソ(紫蘇、学名:Perilla frutescens var. crispa )は、中国、ビルマ、ヒマラヤ原産でシソ科シソ属の一年草です。 家の庭などに生えている身近な野菜です。 草丈は40~100cmで、茎は直立します。 葉は直径5~8cmの広卵形をしており先端が尖ります。葉縁にはギザギザした鋸歯があります。葉の表面にはっきりした葉脈があります。 葉の付き方は対生です。葉色には、緑色のアオジソヒルガオヒルガオ(昼顔、学名:Calystegia japonica)は、日本、韓国、東南アジア原産で、ヒルガオ科ヒルガオ属の蔓性多年生植物の野草です。別名で、コシカ(鼓子花)や、アオイカズラ(葵葛)、英名では、day glory, false bindweed, Japanese bindweed と呼ばれます。日本全国津々浦々の道端や柵に絡み付いています。 昼顔の特徴 夏に、アサガオ(朝顔、学名:Iカランコエカランコエ(学名:Kalanchoe)はマダガスカルや南アフリカ原産でベンケイソウ科カランコエ属の非耐寒性多年草/低木の多肉植物です。 春~秋に、花茎を伸ばし先端に集散花序をつけ小さな4弁の合弁花を多数集合させて咲かせます。 短日花で光を遮ると一年中花を咲かせることができます。 寒さには弱いですが丈夫で育てやすく一年中鉢植えが出回っています。葉は光沢があり肉厚で横幅がある多肉植物で対生につきます。ヒメイワダレソウヒメイワダレソウ(姫岩垂草、学名:Phyla nodiflora var. minor)は、南アメリカ原産で、クマツヅラ科イワダレソウ属の這性多年草の帰化植物です。 夏に、同科のランタナ(Lantana)に似た薄桃色の花を咲かせます。 花は小花が球のように集合して咲きます。日本には昭和初年に渡来しました。地面に這い蹲るように茎を出すので、グランドカバーに用いられます。 同属には、苞が赤茶色でイセハナビイセハナビ(伊勢花火、学名:Strobilanthes japonicus)は東南アジア原産で、キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草です。夏から秋に、薄赤紫色の唇形の花を咲かせます。日本へは観賞用として中国を経由して伝来したものが野生化しました。葉は長楕円形で対生につきます。花弁の先は5深裂します。 一般名:イセハナビ(伊勢花火)、学名:Strobilanthes japonicus、別名:Gハギハギ(萩、学名:Lespdezap.)は、日本、朝鮮、中国等の東アジア原産でマメ科ハギ属の落葉低木です。万葉の時代から栽培されており秋の七草の一つとされます。 上部は分枝して垂れ下がり枝先にマメ科特有の蝶に似た口唇形の小花を多数咲かせます。基部は木質化しており堅いです。 葉は三出複葉で互生してつきます。花色は赤紫または白色です。 ハギの品種には、ミヤギノハギ(宮城野萩、学名:Lespedeza tエゾツツジエゾツツジ(蝦夷躑躅、学名:Therorhodion camtschaticum)とは、日本原産でツツジ科エゾツツジ属の落葉小低木「ツツジ(躑躅、学名:Rhododendron ferrugineum L.)」の高山種です。高山の草地に生えることから、山の厳しい気候に耐えるため樹高5〜30cmとツツジ属の中では最低木です。同様の理由により、葉も葉身長3cmと小さく、防寒の知恵として葉縁や葉裏に毛が シモツケソウシモツケソウ(下野草、学名:Filipendula multijuga)は、日本等、北半球の温帯から亜寒帯原産で、バラ科シモツケソウ属の多年草です。日本では本州~九州の山地に自生します。初夏から夏に、散房花序に小さな紅色の四〜五弁花を咲かせます。 シモツケ(下野、Japanese Spiraea 、学名:Spiraea japonica)と似ていますが、下野が木であるのに対し、下野草は花名にソウタカネシオガマタカネシオガマ(高嶺塩竈、学名:Pedicularis verticillata)はアラスカ、カナダ、中国、日本等の北半球の高山や寒地原産で、 ハマウツボ科シオガマギク属の一年性高山植物です。北海道から中部地方の高山の礫地に自生します。 日本固有種で多年草のミヤマシオガマ(深山塩竈、学名:Pedicularis apodochila)と似ています。 茎には4陵があり、4枚ほどの葉が輪生しジプソフィラ・ムラリス 'ジプシーピンク'ジプソフィラ・ムラリス 'ジプシーピンク'(Gypsophila muralis 'gipsy pink'、学名:Gypsophila muralis cv. gipsy pink)は、ジプソフィラ・ムラリス(Gypsophila muralis、学名:Gypsophila muralis)の薄桃色の小花を咲かせる園芸品種です。 ジプソフィラ・ムラリス(Gypsophila muralis、ハナトラノオハナトラノオ(花虎尾 、学名:Physostegia virginiana)は、アメリカ中・南部~メキシコ北部原産で、シソ科ハナトラノオ属の宿根草です。梅雨時~初秋に、花穂の下方から小さな唇形の花を咲かせます。花色の基本色はピンクが多いですが、薄紫や白、赤紫もあります。 茎は四角張っています。花前は、花穂の姿が虎の尻尾のように見えることに拠ります。 一般名:ハナトラノオ(花虎尾)、学名:Phヴァンダ・ミス・ジョアキムヴァンダ・ミス・ジョアキム(Vanda Miss Joaquim、学名:Papilionanthe Miss Joaquim ← Vanda hookeriana × Vanda teres)は、シンガポール原産で、ラン科バンダ属の多年草(蘭)です。マレーのヴァンダ・フッケリアナ(Vanda hookeriana)と、ビルマのヴァンダ・テレス(Vanda teres)の自然交配種で、シンガポールテコマンテ・デンドロフィラテコマンテ・デンドロフィラ(学名:Tecomanthe dendrophylla)は、ニューギニア原産で、ノウゼンカズラ科テコマンテ属の蔓性常緑木本です。原産地名から、別名で「ニューギニア・トランペット・バイン(New Guinea trumpet vine)」と呼ばれたり、フォレスト・ベル・クリーパー(Forest Bell Creeper)とも呼ばれます。 太く長い蔓を他の樹木などに絡ませ、マキギヌマキギヌ(巻絹、学名:Sempervivum arachnoideum)はアルプス原産でベンケイソウ科クモノスバンダイソウの常緑多肉草の高山植物です。和名はクモノスバンダイソウ(蜘蛛巣万代草)ですが、あまり使われず、巻絹(マキギヌ)の名で流通しています。 根生葉を出し過酷な外気に耐えるよう葉先から蜘蛛の巣状の白い綿毛で生長点を中心に覆ったロゼットを形成します。夏に花茎を出し先端部から伸びた花序にピモモズキンチャンモモズキンチャン(ももずきんちゃん、学名:Gentiana triflora var. japonica 'momozukin-chan')は岩手県農業研究センターが育種し2011年に登録された鉢物リンドウ品種です。母はササリンドウ系統とエゾリンドウ系統の交雑系統、父はササリンドウ系統から得られた交雑個体の選抜種です。 立性で40輪程の花を咲かせます。花色は花冠内面上部が桃色(明るい赤帯紫)、外面ハマナスハマナス(浜茄子、学名:Rosa rugosa)は、中国・朝鮮半島・日本原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉低木です。牡丹の花を小さくし、一重にしたような綺麗な桃色の花を咲かせます。枝はよく分岐し、バラ科なので茎に鋭い刺があります。水捌けのよい海岸の砂地に生えます。花に芳香があり、香料の原料となります。果実は形が梨に似ており、ジャムなどにして食べられます。近年は園芸品種が多く育種されています。 ミヤギノハギミヤギノハギ(宮城野萩、学名:Lespedeza thunbergii)は、日本、中国原産で、マメ科ハギ属の落葉低木です。宮城県の県花とされます。枝が枝垂れるのが特徴です。基部は木質化して堅く、上部は分枝して、垂れ下がり、その枝先にマメ科特有の蝶に似た口唇形の赤紫の小花を多数咲かせます。葉は、三出複葉(サンシュツフクヨウ)で、互生して付きます。{{マルバハギ}}、{{ヤマハギ}}、ミヤギノハギは萩 サンパチェンスサンパチェンス (sunpatience、学名:Impatiens hybrids cv. sunpatience) は、日本原産で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。本来多年草ですが、耐寒性が無いので園芸上一年草扱いされます。日本の種苗会社のサカタのタネがインパチェンス(Impatiens)の種間交雑で育種しました。夏の太陽に強いので、Sun(太陽)とPatience(忍耐)を合わせて名ピンクッションピンクッション(Pincushions、学名:Leucospermum spp.)は、南アフリカ原産でヤマモガシ科レウコスペルマム属の熱帯性常緑小低木です。頭状花序に小さな花を付け、雌蕊が突出してピンクッション(Pin cushion)=「針刺し」のように見えることが花名の由来です。代表的な品種にレッド・ピンクッション・プロテア(Red pincushion protea、レウコスペルマム・コルデサガリバナサガリバナ(下がり花、学名:Barringtonia racemosa )は、日本、東南アジアの熱帯・亜熱帯地域原産で、サガリバナ科サガリバナ属の熱帯性常緑高木です。日本では、奄美大島や沖縄等の南日本のマングローブや川沿いの湿地に自生します。夏の夕、総状花序に桃色または白花の房状の花を咲かせます。花は直径5cm程の4弁花で、中央から鮮紅色の雄蕊が放射状に飛び出します。花は夜から咲き芳香を出して蛾をコウシンバラコウシンバラ(庚申薔薇、学名:Rosa chinensis)は、中国四川省原産で、バラ科バラ属の四季咲きの常緑低木です。野生の原種は一重咲きですが、通常出回っている園芸品種は濃桃色の八重咲種もあります。花に芳香があり、枝先に一輪ずつ花を咲かせます。 一般名:コウシンバラ(庚申薔薇)、学名:Rosa hirtula(ロサ・キネンシス)、aka:China rose、ゲッキカ(月季花)、チョウシクコクコ(枸杞、学名:Lycium chinense)とは、中国原産のナス目ナス科クコ属の落葉低木です。樹は束状に上に伸びると共に地上を匍匐します。夏に小さな紫色の花を咲かせ、秋に小さな赤い卵形の実を成らせます。果実にはナスに付いてるような紫色のヘタがあります。成熟した果実がクコノミで滋養強壮効果があるとされ、 ドライフルーツや、蒸し物や煮物、白粥に入れて薬膳料理としたり、 酒に漬け込んでクコ酒にしまツキヌキニンドウツキヌキニンドウ(突抜忍冬、学名:Lonicera sempervirens)とは、北米原産で、スイカズラ科スイカズラ属の常緑蔓性低木です。和名は「ツキヌキニンドウ」と呼ばれ、互生する葉のうち、花に一番近い葉同士がくっ付き、その葉の間を茎が貫くことに拠ります。晩春~初秋、穂状花序にラッパ状の橙色の小花を10~12個ほど集合して咲かせます。お酒(ハニーサックル酒)も作られます。同属に、ニンドウ(忍冬オレガノオレガノ(Oregano、学名:Origanum vulgare)は、フランス、ギリシャ等の地中海沿岸原産で、シソ科ハナハッカ属の多年草です。全草に微小な軟毛が生えて芳香があります。茎は四角い。葉は卵形で枝に対生に付きます。夏に、茎頂から散房状円錐花序を伸ばし、紫赤または白い唇形花を付けます。花後に卵円形の小さな堅果が成ります。葉は乾燥させるとより苦みのある香りが強くなります。ハーブとして、マトンスティクトカルディア・ベラビエンシススティクトカルディア・ベラビエンシス(学名:Stictocardia beraviensis)は、マダガスカル共和国原産で、ヒルガオ科オオバハマアサガオ属の熱帯性・蔓性常緑樹です。ハワイなどで栽培されています。葉は緑色でベルベット状で多肉質です。成長が早くフェンスや棚などに巻き付きます。花は赤地/ピンク地に黄色とオレンジ色の縞模様入りにぎやかです蜜蜂や蝶、鳥が好む蜜源植物です。 一般名:ステマルコポーロオリエンタルユリ マルコポーロ(Marco Polo、学名:Lilium "Marco Polo")は、園芸品種で、ユリ科ユリ属の耐寒性球根植物です。日本原産のユリを改良した園芸品種で、白地に淡桃色が入るオリエンタルハイブリッドです。花に芳香があり、切り花でも人気です。 一般名:オリエンタルユリ マルコポーロ(Marco Polo)、学名:Lilium "Marco Polo"、草丈:80~ピンクジンジャーピンクジンジャー(Pink ginger、学名:Alpinia purpurata 'pink')は、レッドジンジャーの園芸品種で、ショウガ科ハナショウガ属の常緑多年草です。原種のレッドジンジャー(Red ginger、アルピニア・プルプラタ(Alpinia purpurata)は、タイやマレーシアなどの熱帯アジアに自生し食用となるショウガ(生姜)の仲間です。花のように見えるのはトーチ状の苞です。 ツリフネソウツリフネソウ(釣船草、学名: Impatiens textori)は、日本~ロシア原産で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。日本では、北海道〜九州の山野の湿った場所に群生します。葉は楕円形で、葉縁に鈍い鋸歯が有ります。 夏~秋に、茎頂から細い花序を伸ばし青紫色の花を数個吊り下げます。花は末窄まりの筒状で花冠は上に1枚、下に2枚の花弁があります。花の奥に蜜を溜め、蜂を招き寄せる虫媒花です。ヤブレガサヤブレガサ(破れ傘、学名:Syneilesis palmata)は、日本~朝鮮半島原産で、キク科ヤブレガサ属の多年草です。葉は大きな円形で、10個ほどに掌状深裂し、葉縁に荒鋸歯が有ります。夏~秋に、円錐花序を伸ばし、筒状花だけから成る頭花を咲かせます。 一般名:ヤブレガサ(破れ傘)、学名:Syneilesis palmata、生息分布:日本~朝鮮半島、生息分布:本州~四国、九州、環境:林内、ハスハス(蓮、学名:Nelumbo nucifera)はインド原産で、ハス科ハス属の耐寒性落葉多年草の水生植物です。世界の熱帯・温帯域の蓮田、泥沼、池、水田で栽培されます。 英名ではロータス(Lotus)と呼ばれます。草丈は100~150cmです。葉は漢方薬の「荷葉(かよう)」の原料となります。 葉は緑色、葉径は30~50cmの円形で、葉縁は全縁、葉に光沢はありませんが、ロータス効果(Lotus efオシロイバナオシロイバナ(白粉花、学名:Mirabilis jalapa)は、メキシコやペルー原産で、オシロイバナ科オシロイバナ属の一年草または多年草です。丈夫で、放っておいても育ちやすい花なので、日本全国の庭や道端で見られます。初夏~秋の夕方4時頃から翌朝10時頃まで、小振りな花を枝一杯に開花させます。花は2~3cmのラッパ状で先端が5裂します。花色は赤 ・桃・白・黄、複色があり、一株で色違いの花が咲く品種ガウラガウラ(Gaura、学名:Gaura lindheimeri)は、北米原産で、アカバナ科ガウラ属の耐寒性多年草です。地下ある根茎から茎を出し多数に分枝します。 草丈は50-150cmで、葉は鉾形~狭披針形で毛があり、葉縁に鋸歯があります。 5月〜11月に、穂状花序に、白または薄桃色の、花径2〜3cmの小さな4弁花を咲かせます。長い雄蕊が目立ちます。 白花品種は、白い蝶が飛んでいるような姿からハクチアンスリウムアンスリウム(Anthurium、学名:Anthurium andreanum) は、コロンビア、エクアドル原産で、サトイモ科アンスリウム属の非耐寒性多年草です。花(実際には、仏炎苞)はハート形をした造花のように見えますが生花です。花色(実際には、仏炎苞色)は赤や桃、白、緑、茶色等が豊富です。本当の花は肉垂花序に付いています。苞はカラー(Calla)や、スパティフィラム(Spathiphyllumアゲラタムアゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum)は、メキシコ、ペルー等の南米原産で、キク科カッコウアザミ属の非耐寒性一年草です。本来、多年草ですが、原産地が南米であることから寒さに弱く、日本では冬前に枯れるので園芸上は一年草として扱われます。園芸品種が主に出回っています。茎は直立し、葉は緑色で円形、茎に対生して付きます。散房花序を伸ばし針状の花弁を持つ小花を集合させエキナセア・プルプレアエキナセア・プルプレア(学名:Echinacea purpurea)は北米東部原産で、キク科ムラサキバレンギク属の耐寒性多年草です。夏から秋に、花芯が赤茶色の球形をした筒状花(管状花)と、その周辺を紫色や白、黄色の花弁(舌状花)が取り巻くように咲きます。花後はユニークな花芯をフラワーアレンジメントなどで楽しめます。切花やフラワーアレンジメント、花壇花の他、根に免疫力を高める効果があるとされ健康食品クレマチスクレマチス(学名:Clematis L.)は、日本、中国、欧州、北米原産で、キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草です。テッセンとも呼ばれます。春〜秋に、強靭な蔓を伸ばし、フェンスや支柱に巻きつき沢山の花(実際には萼)を咲かせます。属名の「Clematis」は ギリシャ語の「klema(蔓)」に由来します。花言葉は「高潔」や「精神の美」。 細い蔓が強靭で大きな花を支えることから、内面の強さ、精エクメア・ファスキアタエクメア・ファスキアタ(学名:Aechmea fasciata)は、リオデジャネイロ原産でパイナップル科サンゴアナナス属の常緑多年性・着生植物です。和名で「シマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス)」と呼ばれるのは、サンゴアナナス属の代表品種で、葉に縞があることに拠ります。 主に、白い横縞のある濃緑色の葉と、桃色の花苞を観賞します。 葉にある白い横縞線は拭けば取れます。葉縁に刺があるものと無いものとがあ キンギョソウキンギョソウ(金魚草、学名:Antirrhium majus)は、南欧~北アフリカの地中海沿岸原産で、オオバコ科キンギョソウ属の一年草又は多年草です。 春~初夏に、花茎先端から花序を伸ばしキンギョ(金魚、学名: Carassius auratus)に似た小花を多数つけます。普通に植えられる草花で、花色には赤や紫、黄、白、橙、桃色、複色など、青以外の色があります。草丈が、低~中性のものは花壇用に、高コバノランタナコバノランタナ(小葉のLantana、学名:Lantana montevidensis)は、葉が小さく、花色が変化せず、茎が地面を這うランタナです。七変化と呼ばれるランタナ・カマラ(学名:Lantana camara)とは別種のランタナです。 コバノランタナ(小葉のLantana、学名:Lantana montevidensis)は、熱帯アメリカ原産で、クマツヅラ科ランタナ属の耐寒性・常緑・匍匐性ヤブランヤブラン(藪蘭、学名:Liriope muscari)は、中国、日本原産で、キジカクシ科ヤブラン属の常緑多年草です。藪や林内の日陰に自生します。 日本では一般家庭の庭で見られます。花名にランと付きますが、ラン科の植物ではありません。 別名で、ノシメランや、サマームスカリ、学名のリリオペ(Liriope)とも呼ばれます。 草丈は25〜50cmです。葉は、長さ30〜50cm、幅1 cm、葉色は緑色が一キクキク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)は、中国産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)なんです。日本にあるものでも大元は古い時代に渡来したものが多く、それらを日本独自の技術、美意識で全く違うレベルのものにしてしまうのが日本の技というのかもしれません。 キクは、日本に奈良時代渡来し、江戸時代から様々な園芸品種が育種されています。春のサクラ(桜)と、秋のキク(菊)は日メハジキメハジキ(目弾き、学名:Leonurus japonicus)は、東アジア、東南アジア、アフリカ原産で、シソ科メハジキ属の越年草です。日本では北海道、本州、四国、九州、沖縄の道端や荒れ地、野原などに自生します。根生葉から長い四角い茎を伸ばしその間から細長い葉を外に飛び出させます。夏に葉腋付け根から輪散花序を出してピンク(淡赤紫色)で唇形花を8輪~15輪咲かせます。 全草及び種子は乾燥させて婦人薬やアサガオアサガオ(朝顔、学名:Ipomoea nil)は熱帯アジア原産で、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年草です。庭や学校の学習教材とされます。葉は緑色で鉾形で互生に付きます。初夏の早朝、花序を伸ばしラッパ状の花を咲かせます。花は午前中に萎みます。原種の花色は薄青色ですが、現在では多数の園芸種が作られ花色が豊富になりました。花後になる果実は朔果です。雌蕊の子房の心皮が幾枚か合わさって1つの乾いた果実になりゼラニウムゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)は、南アフリカ原産で、フウロソウ科ペラルゴニウム属の非耐寒性常緑多年草です。ハンガリーの国花の一つです。 葉はハート形をしており、葉縁には鋸歯状(ギザギザした形)があります。花色は代表的な赤の他、ピンクや白、橙、青紫などがあります。四季咲きで丈夫、虫が嫌う臭いを発し、手入れが簡単で長く咲き続けるので、日本やスイスなど、世グラジオラスグラジオラス(学名:Gladiolus)は、熱帯アフリカ、地中海沿岸原産で、アヤメ科グラジオラス属の球根植物です。草丈1m程です。葉は緑色で、細長く、先端が尖ります。夏に、すらりと伸びた花茎の先端から縦長一列に花径は5〜15 cmの大きな花を咲かせます。花色は赤・黄・白・青等、黒を除く殆どの色があり豊富です。オランダ人が日本に伝えたことから、オランダ菖蒲、また外国から入って来たのでトウショウブ(唐ハナスベリヒユハナスベリヒユ(花滑莧、学名:Portulaca oleracea cv. Giganthes)は、インド原産で、スベリヒユ科スベリヒユ属の這性非耐寒性多年草です。スベリヒユ(滑莧、学名: Portulaca oleracea)の近縁種です。全草がエジブルフラワーでスープやサラダなどに使われます。 学名からポーチュラカ(Portulaca)、葉形から ヘラマツバボタンや、ヒロハマツバボタンとも呼ヒメスイレンヒメスイレン(姫睡蓮、学名:Nymphaea cv.)は、アジア原産で、スイレン科スイレン属の耐寒性水生多年草植物です。別名でピグミー・ウォーター・リリー(Pygmy water lily)とも呼ばれます。水面から5~10 cmほど茎を出し、5月~10月に、花径6~7 cmの、白又は桃色、薄黄色のスイレン(睡蓮)より一回り小さな花を咲かせます。 ヒメスイレンは温帯性スイレンなので屋外で越冬でき、ま タイタンビカスタイタンビカス(学名:Hibiscus x Titanbicus)は、アメリカフヨウ(America芙蓉、学名:Hibiscus moscheutos)とモミジアオイ(紅葉葵、学名:Hibiscus coccineus)の交配選抜種のアオイ科フヨウ属の耐寒性、耐暑性宿根草です。 アメリカフヨウの花弁に光沢が無いことや葉が涼しそうでないことなどから、日本人の好みに合うように、赤塚植物園がアメリカフシクラメンシクラメン(Cyclamen、学名:Cyclamen persicum)は、IL:イスラエルの国花とされる、地中海沿岸原産で、サクラソウ科シクラメン属の半耐寒性球根植物です。 シクラメンの特徴 葉に特徴があり、ハート形の愛らしい葉が長い葉茎の先に付いています。花は花びらが反り返って咲く不思議な咲き方をします。 葉は根生葉で長い葉柄の先にハート形の葉を付けます。葉には斑模様が有り、葉縁に歯牙が有りスイセンノウスイセンノウ(酔仙翁、学名:Lychnis coronaria)は、南ヨーロッパ原産で、ナデシコ科センノウ属の常緑多年草です。 ロゼット状の葉の中央から花茎を出し多数分枝して茎先に花を咲かせます。葉茎には細毛が生えているので、シルバーグレーのビロードの様に見えます。学名から、リクニス・コロナリア、葉茎がフランネルのように見えることからフランネルソウとも呼ばれます。 属名の「Lychnis」は「センサンタンカサンタンカ(山丹花、学名:Ixora chinensis)は、中国南部〜マレーシア原産で、アカネ科サンタンカ属の熱帯性常緑低木です。別名で、サンダンカ(三段花)や、Chinese ixora(チャイニーズ・イクソラ)、イクソラ・キネンシス又はイクソラ・シネンシス(Ixora chinensis)とも呼ばれます。 樹高は50~100 cmです。葉柄のある葉は、長さ5~12 cm、幅2~5 cmの倒卵ベゴニア・センパフローレンスベゴニア・センパフローレンス(Senpa Florence、学名:Begonia semperflorens)は、南米原産で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の非耐寒性一・多年草です。 葉は卵形で、葉縁に鋸歯は無く、色は緑色や銅色で互生して付きます。花茎から総状花序を伸ばし桃色や赤、白の一重咲きや八重咲きの花を咲かせます。四季咲きなので室内であれば周年咲きます。屋外でも寒くなければ長バラバラ(薔薇、学名:Roza×hybrids)は北半球の熱帯~亜熱帯原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉/常緑低木です。花の豪華さ、芳香、花色の多さ、日持ちの良さなどから’花の女王’と称されます。 英名では「Rose」と呼ばれます。美しいがゆえに、ばら戦争」のように戦争名にもされました(「紛争に巻き込まれた花)。また絶対的な美しさや魔性の美に対する警句として、「美しいものには棘がある」と古来伝えられていアーティチョークアーティチョーク(Artichoke、学名:Cynara scolymus)は、地中海沿岸原産で、キク科チョウセンアザミ属の大型多年草です。茎が太く、葉は大きく葉縁に深いギザギザがあります。夏に棘のないアザミ(薊)に似た紫色の花を咲かせます。欧米では若い蕾を茹でて食用とします。日本では主に観賞用であり、一般の家庭で食べる習慣はありませんが、稀にレストランで供されることはあります。大阪などで生産・出クフェア・ヒッソピフォリアクフェア・ヒッソピフォリア(学名:Cuphea hyssopifolia)はメキシコ原産で、ミソハギ科タバコソウ属の非耐寒性常緑小低木です。草丈が低く横に広がります。春から晩秋までの長期間、花茎から穂状花序を伸ばし赤紫色の小花を多数付けます。花は細長い萼筒で先端が6裂します。細長い小葉が対生で付きます。タバコソウ(煙草草)の仲間です。主に、生垣や寄せ植え、グランドカバーに用いられます。属名の「Cuオオケタデオオケタデ(大毛蓼、学名:Polygonum orientale)は、熱帯アジア原産でタデ科イヌタデ属の大型一年草です。夏から秋に、長く伸びた茎が多数分枝して、その先に稲穂状に米粒大の濃桃色の小花を多数つけて垂下して咲きます。葉は幅広の緑色で先端が尖ります。葉茎に毛が多数生えています。 観賞用として栽培されるものもありますが、野生化して道端に生えています。イヌタデ(犬蓼)と似ていますが、それより大アジアンティック・ハイブリッドアジアティック・ハイブリッド(Asiatic Hybrids、(AH)、学名:Lilium× elegans)は、ユリ科ユリ属の多年性草本ユリ(百合)の一種です。エゾスカシユリやオニユリ、ヒメユリ等のアジア原種(主として、スカシユリ)とヨーロッパのオレンジリリー(Orange lily)を元に交配育種された園芸品種です。特徴は草丈が低く、花が鮮やかで、色彩は豊富、花は上向きに咲き、香りは少なく、花 タチジャコウソウタチジャコウソウ(立ち麝香草、学名:Thymus vulgaris)は、地中海沿岸原産で、シソ科イブキジャコウソウ属の常緑小低木です。 原産地では乾燥した砂礫に自生します。コモンタイム(Comon thyme)や、ガーデンタイム(Garden thyme)とも呼ばれます。 細い幹は真っ直ぐ伸びて良く分枝します。葉は小さく芳香があり肉厚で卵形をしており枝に叢生します。晩春から夏に、花茎先端に唇形オキザリス ・トライアングラリスオキザリス ・トライアングラリス(学名:Oxalis triangularis)は、ブラジル原産でカタバミ科の耐寒性球根植物です。葉色が紫色で、葉形が三角形をしたレグネリー種で、別名で「紫の舞」とも呼ばれます。通常のオキザリスは草丈が低く花径が小さく一見野草のように見えますがトライアングラリスはしっかりした栽培種です。 一般名:オキザリス ・トライアングラリス(Oxalis triangulオナガエビネオナガエビネ(尾長海老根、学名:Calanthe masuca)は、沖縄や奄美に自生する、ラン科エビネ属の常緑多年草です。広葉樹林下の林床に地生する蘭で、群生して咲きます。夏に大きな葉の間から細長い花茎を出し先端から総状花序を伸ばし赤紫色~桃色の唇形花と距を出します。夏に咲くエビネ(海老根)なので、夏エビネとも呼ばれます。但し、ツルラン(鶴蘭)も夏エビネと呼ばれることがあります。環境の劣化で減少しフジバカマフジバカマ(藤袴、学名:Eupatorium japonicum)は、日本、朝鮮半島、中国、北アメリカ原産で、キク科ヒヨドリバナ属の多年草です。河原などの湿った場所を好みます。 葉には短い葉柄があり、上部で深く3裂し、互生します。夏から秋、散房花序に薄紅色の花を咲かせます。花径0.5 cm程の小花を多数集合させて10 cm位の花冠になります。 日本では、秋の七草の一つに選ばれています。 ■秋の七カンナカンナ(Canna、学名:Canna indica hybrid)は、(亜)熱帯アメリカ原産で、カンナ科カンナ属の半耐寒性多年草の球根植物です。日本へは江戸初期に渡来し、日本全国に広まりました。葉は横幅があり長く光沢があり先端が長楕円形をしています。葉色は、通常、緑色ですが、黄と緑のストライプが入った品種や、葉脈が白い品種など多数の園芸品種が育種されています。 夏から秋にかけて色鮮やかな独特の花をデルフィニウムデルフィニウム(学名:Delphinium × cultoru)は、欧州や北米原産で、キンポウゲ科デルフィニウム属の耐寒性宿根草です。高原の湿地に自生します。花名の Delphinium は蕾の形がイルカ(dolphin)に似ていることに拠ります。和名では、ヒエンソウ(飛燕草)やオオヒエンソウ(大飛燕草)と呼ばれます。これは、花形が飛翔する燕に似ているということから付けられました。デルフィニウムはクレオメクレオメ(Cleome、学名:Cleome hassleriana)とは、熱帯アメリカ原産で、フウチョウソウ科クレオメ属の非耐寒性一年草です。葉は掌状複葉で互生してつきます。梅雨時〜秋の夕方に、花茎を出し茎先から総状花序を伸ばし蝶形の一日花を咲かせます。花は蕾の頃はピンクで開花するに従って白っぽくなるので、スイフヨウ(水芙蓉)と同様、 和名でスイチョウカ(酔蝶花)と呼ばれます。花弁は4枚で4本の雄タイム レモン バリエゲイテッドタイム 'レモン バリエゲイテッド'(Thymus 'lemon variegated'、学名:Thymus citriodorus cv. variegata)は、シソ科イブキジャコウソウ属の耐寒性常緑低木の園芸品種です。コモンタイムとラージタイムの交配種(T. pulegioides x T. vulgaris)であるシトラスタイム(レモンタイム)で、タイムの代表品種 の一つとされます。レモンタチアオイタチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea)は、トルコ原産で、アオイ科ビロードアオイ属の耐暑性耐寒性宿根草(多年草)です。 草丈が高く昔から庭の奥に植えられています。葉には葉柄が有り、葉形は円形で5~7浅裂した掌形をしており鋸歯縁、茎に互生して付きます。入梅時に真っ直ぐ伸びた花茎から花序を伸ばしたくさんの一重の五弁花か八重咲きの大きな花を咲かせます。花色には、赤や濃赤、桃色、黄、青紫、白、チダケサシチダケサシ(チダケサシ、学名:Astilbe microphylla)は、日本原産で、ユキノシタ科チダケサシ属の多年草です。夏に、湿地で円錐花序に粟粒のような花を咲かせます。花は薄桃色から白花で、葯は淡紅紫色です。硬く細長い茎に食用となるチダケ(乳茸)を刺して持ち帰ったことから花名が付きました。葉は2〜4回奇数羽状複葉に付き、小葉は小さな卵形で光沢は無く、葉縁に鋸歯があります。似た花に、園芸品種の フヨウフヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)は、日本、中国原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性落葉低木です。昔から観賞用に栽培されているハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)の仲間です。 夏~秋にかけて、桃色や白色の大きな一日花を咲かせます。同科同属のムクゲ(槿、学名:Hibiscus syriacus)とヤナギハナガサヤナギハナガサ(柳花笠、学名:Verbena bonariensis)は、南米原産で、クマツヅラ科の多年草の帰化植物です。サンジャクバーベナ(三尺バーベナ)とも呼ばれます。細長い茎がよく分枝して、その先に小さなピンクの5弁花を集合させて咲かせます。花名は集合花が花笠のように見えることと、葉が柳のように細いことから名付けられました。 クマツヅラ属の花には、バーベナ(Verbena、学名:Verbeアケボノフウロアケボノフウロ(曙風露、学名:Geranium sanguineum)は、欧州~コーカサス原産で、フウロソウ科の高山性多年草です。 日当たりの良い石灰岩質の草原や砂丘後背地で見られます。春から初秋に、花茎を出し先端から伸ばした花序に濃桃色の花を咲かせます。属名の(ゲラニウム/ゼラニウム 'Geranium' はラテン語の「geranos(鶴)」に由来し長い果実を鶴の嘴に例えて命名されました。種小名ペチュニアペチュニア(Petunia、学名:Petunia×hybrida)は、ブラジル、アルゼンチンなどの南米原産で、ナス科ペチュニア属の半耐寒性多年草です。 パステルカラーの淡い色をしたアサガオ(朝顔)に似た花を一年中咲かせます。草姿には匍匐性や立木性があり、花色は桃色や赤、白、赤紫、紫、薄黄色で、花弁は一重や八重、小中大輪のものがあります。日本では、花壇やベランダの代表的な花の一つです。丈夫で育て易くコシジシモツケソウコシジシモツケソウ(越路下野草、学名:Filipendula auriculata )は、バラ科シモツケソウ属の多年草である「シモツケソウ(下野草、 Filipendula multijuga)」の日本海側山地に自生する種類です。長い葉柄の先に掌状の葉が付き、托葉が茎を抱きます。花茎から、初夏から夏に、散房花序を伸ばし小さな紅色の5弁花を沢山咲かせます。 一般名:コシジシモツケソウ(越路下野カルトゥジアン・ピンクカルトゥジアン・ピンク(Carthusian pink、学名:Dianthus carthusianorum)は、スイスアルプスやピレネー山脈などの (亜)高山に自生するナデシコ科ナデシコ属の多年草です。別名で、ホソバナデシコ(細葉撫子)や、学名のディアンツス・カルツシアノルム(Dianthus carthusianorum)とも呼ばれます。 夏に、細長い緑色の茎先に濃桃色の花を咲かせます。 キクキク(菊、学名:Chrysanthemum morifolium)は、中国産で、キク科キク属の耐寒性常緑多年草(宿根草)なんです。日本にあるものでも大元は古い時代に渡来したものが多く、それらを日本独自の技術、美意識で全く違うレベルのものにしてしまうのが日本の技というのかもしれません。 キクは、日本に奈良時代渡来し、江戸時代から様々な園芸品種が育種されています。春のサクラ(桜)と、秋のキク(菊)は日トルコギキョウトルコギキョウ(土耳古桔梗、学名:Eustoma grandiflorum)は、北米やメキシコ北部原産で、リンドウ科ユーストマ属の非耐寒性一年草です。別名で、ユーストマ(Eustoma)や、リシアンサス(Lisianthus)、プレイリー・ゲンティアン(Prairie gentian)とも呼ばれます。 草丈は30〜80 cmです。高温や低温になると葉がロゼッタ化し、適温になるまで成長しません。5月テンモクジオウテンモクジオウ(天目地黄、学名:Rehmannia piasezkii)は、中国固有種で、ゴマノハグサ科ジオウ属の多年草です。根茎を漢方薬とするジオウの1種です。初夏に赤紫色の花を咲かせます。花は筒状で先端が5裂します。 一般名:テンモクジオウ(天目地黄)、学名:Rehmannia piasezkii、又名:Chinese Foxglove、分類名:シソ目ゴマノハグサ科ジオウ属、草丈:30~オオオニバスオオオニバス(学名:Victoria amazonica)は、スイレン科の水生の一年草です。捲くれて盥状になった巨大な浮葉に特徴があります。ガイアナ共和国(Guyana)の国花です。 世界有数の大きな葉を持ち、子供3人が乗っても沈まないほどです。名の由来は、葉が大きいのでオオ(大)、 葉裏に刺があるのでオニ(鬼)のハス(蓮)から来ています。 夕方から早朝にかけて開花し、白花から桃色花に色が変化しま アデニウムアデニウム(Adenium、学名:Adenium obesum)は、アラビア半島~東アフリカの乾燥地に自生するキョウチクトウ科アデニウム属の非耐寒性常緑低木です。 現地では5mになりますが、日本では30 cm程度なのでむしろ多肉植物として認識されています。 砂漠が原産地なので、樹形は茎の根元が徳利状になっています。葉も水分保質のため肉質で、葉縁は全縁、葉形は倒卵形をしています。別名でデザートローズイモカタバミイモカタバミ(芋片喰、学名:Oxalis articulata) はカタバミ科カタバミ属の球根性多年草です。初夏から秋に、道端の隙間に生え桃色の五弁花を咲かせます。 南米からの帰化植物で野生化しています。葉は3出複葉で小葉は心形です。葉の間から花柄から集散花序を出し数輪の花を咲かせます。花色は通常、桃色品種が知られますが、稀に白花品種もあります。イモカタバミは花弁が明るい桃色で基部の色が濃くまた紫アメリカフヨウアメリカフヨウ(学名:Hibiscus moscheutos)は、北米原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性宿根草です。現産地では川沿いなどの湿地に自生します。ハイビスカスの一種です。葉は緑色で心臓形をしています。日本では乾燥に強い園芸品種が多数育種されています。夏から秋、太く丈夫な花茎から集散花序を伸ばし30 cm程の巨大な多弁花を次から次へと咲かせます。蕾も大きいです。花は朝咲いて夕方にはしぼむ一日オシロイバナオシロイバナ(白粉花、学名:Mirabilis jalapa)は、メキシコやペルー原産で、オシロイバナ科オシロイバナ属の一年草または多年草です。丈夫で、放っておいても育ちやすい花なので、日本全国の庭や道端で見られます。初夏~秋の夕方4時頃から翌朝10時頃まで、小振りな花を枝一杯に開花させます。花は2~3cmのラッパ状で先端が5裂します。花色は赤 ・桃・白・黄、複色があり、一株で色違いの花が咲く品種アンゲロニア・セレナアンゲロニア・セレナ(学名:Angelonia serena)はメキシコ原産でゴマノハグサ科アンゲロニア属の非耐寒性・常緑性多年草「アンゲロニア・アングスティフォリア(学名:Angelonia angustifolia )」の矮性園芸品種です。別名で、"エンジェルラベンダー" とも呼ばれます。 花色には、青、紫、白、ピンク、白と紫のツートンカラー「'パープルストライプ'('Purple Stripアスチルベアスチルベ(Astilbe、学名:Astillbe ×arendsii or Astilbe×hybrida)とは、日本・中国・中央アジア原産でアメリカで園芸種が育種された、ユキノシタ科チダケサシ属の耐寒性落葉多年草です。緑色の葉は2~4出羽状複葉で葉縁に鋸歯があり、茎の下部に互生してつきます。初夏に、細く強い茎から円錐花序を伸ばし、綿菓子のような花を咲かせます。和名のアワモリソウ(泡盛草)は、微アベリア・エドワードゴーチャー アベリア・エドワードゴーチャー(学名:Abelia cv. Edward Goucher)は、アベリア(Abelia)の園芸種の耐寒性常緑低木です。根元から良く分枝します。 春から冬にかけて長期間、濃桃色の小花を咲かせます。 アベリアは白花が多く、また薄桃色もありますが、本種はアベリア桃色品種より花色が濃く、花つきも良いです。 また、アベリアは背が高いので道路と歩道の分離帯に植えられることがヤブランヤブラン(藪蘭、学名:Liriope muscari)は、中国、日本原産で、キジカクシ科ヤブラン属の常緑多年草です。藪や林内の日陰に自生します。 日本では一般家庭の庭で見られます。花名にランと付きますが、ラン科の植物ではありません。 別名で、ノシメランや、サマームスカリ、学名のリリオペ(Liriope)とも呼ばれます。 草丈は25〜50cmです。葉は、長さ30〜50cm、幅1 cm、葉色は緑色が一アブチロンアブチロン(Abutilon、学名:Abutilon)は、南アメリカ、アジア、ヨーロッパ、北アフリカ等の世界中の原産地や、園芸品種が栽培されているアオイ科イチビ属の草本又は樹木です。春から秋に、花茎から伸びた花序に底部が合着した五弁花を俯き気味に咲かせます。学名の Abutilon は、ラテン語で、”A”は「無」、”bous”は「牛」、”tilos”は「下痢」と言う合成語で、昔から牛の下痢を直す下エキナセア・プルプレアエキナセア・プルプレア(学名:Echinacea purpurea)は北米東部原産で、キク科ムラサキバレンギク属の耐寒性多年草です。夏から秋に、花芯が赤茶色の球形をした筒状花(管状花)と、その周辺を紫色や白、黄色の花弁(舌状花)が取り巻くように咲きます。花後はユニークな花芯をフラワーアレンジメントなどで楽しめます。切花やフラワーアレンジメント、花壇花の他、根に免疫力を高める効果があるとされ健康食品 エゾミソハギエゾミソハギ(蝦夷禊萩、学名:Lythrum salicaria)は日本やユーラシア大陸、地中海原産でミソハギ科ミソハギ属の耐寒性多年草です。水辺の湿地でよく見られます。ミソハギ(禊萩)と似ていますが、エゾミソハギの方が草丈が高く、萼や花に短毛があります。茎の基部で、エゾミソハギの葉が茎を抱くのに対して、ミソハギは抱きません。萼片の間の付属片はエゾハギは直立するのに対し、ミゾハギは水平になります。オクトパス・ツリーオクトパス・ツリー(OctopusTree、学名:Schefflera actinophylla)は、オーストラリア、ニューギニア原産で、ウコギ科シェフレラ属の常緑中高木です。 樹上で放射状に飛び出した棒状の枝(総状花序)に1000個ほどの暗赤色の小花を蛸のイボのように付ける木姿を蛸に見立てたのが名前の由来です。花色には白や黄色もあります。花を咲かせるまで20数年かかります。似た名前の木に、タコノ球根ベゴニア球根ベゴニア(学名:Begonia x tuberhybrida)は、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の非耐寒性多年草(球根)です。南米アンデス山脈原産の球根性ベゴニア(Begonia)を交配して育種した園芸品種です。18度~25度で生育するので日本では4月~8月が適温です。球根から茎を伸ばし、成長点に新葉を作り、葉腋に花芽を付けて開花します。花後は上部が枯れて吸根が肥大し休眠を始めます。1本の花クズクズ(葛、学名:Pueraria montana var. lobata)は、日本、中国原産で、マメ科クズ属の蔓性多年草です。秋に、穂状花序に赤紫色の口唇状の花を咲かせます。葉は3出複葉で小葉は花より大きいです。根は葛餅や葛湯、葛切り等の材料となるくず粉や、漢方薬の葛根湯の材料となります。 蔓は乾燥させて籠などに加工されます。しかし、繁殖力が目覚しく他の木に絡まって生育を阻むことや丈夫で駆除が大変クリプトステギアクリプトステギア(学名:Cryptostegia madagascarienis)は、マダガスカル原産で、キョウチクトウ科オオバナアサガオ属の半ツル性低木です。筒状の濃桃色の花を咲かせます。クリプトステギアの仲間は、Cryptostegia madagascariensisとCryptostegia grandiflora(オオバナアサガオ、インドゴムカズラ、Purple Allamanda, Rバイカカラマツバイカカラマツ(梅花唐松、学名:Anemonella thalictroides)は北米東北部原産でキンポウゲ科バイカカラマツソウ属の宿根草(多年草、球根植物)です。原産地では森林地帯の木床に自生します。草丈15~20cmの小柄な山草です。葉は根生葉で、2回3出複葉、小葉は円形で先端が3裂します。春に散形花序を伸ばし、ピンク、または白、薄紫色の花(実際は萼)を1~6個咲かせます。花姿がカラマツに似アサヒカズラアサヒカズラ(朝日葛、学名:Antigonon leptopus)は、メキシコ原産で、タデ科アサヒカズラ属の非耐寒性常緑蔓性低木です。蔦を出して壁や屏に這い登ります。日向を好み、暑さや乾燥には強いです。梅雨時から秋に、可愛らしい桃色(赤もある)の花(のように見える萼)が色付きます。メキシコ原産の蔓性植物なので、英名では、Mexican Creeper(メキシカン・クリ−パー)と呼ばれます。花言葉はアメリカフウロアメリカフウロ(学名:Geranium carolinianum)は、フウロソウ科の北米から帰化した一年性雑草です。 日本全国の道端で見られます。 草丈は40 cm程で萼縁に毛が多く見られます。葉は3〜5深裂しそれぞれがさらに分化します。 晩春~初秋、花茎を出してその先端から伸びた散房花序に小さな白色または淡紅色の小花を咲かせます。 一般名:アメリカフウロ(亜米利加風露) 、学名:Geraniuラムズイヤーラムズイヤー(Lamb's ears、学名:Stachys byzantina)は、ヨーロッパ南部~コーカサス原産で、シソ科イヌゴマ属の耐寒性多年草です。葉や花茎などの表面に白い産毛状が生えてビロードに覆われているように見えます。英名ではスタキス(Stachys)と呼ばれます。羊の耳に似ていることから、羊の耳(Lamb's ears)とも呼ばれます。 夏に、穂状花序を伸ばし、桃紫色の紫蘇花に似た小エゾミソハギエゾミソハギ(蝦夷禊萩、学名:Lythrum salicaria)は日本やユーラシア大陸、地中海原産でミソハギ科ミソハギ属の耐寒性多年草です。水辺の湿地でよく見られます。ミソハギ(禊萩)と似ていますが、エゾミソハギの方が草丈が高く、萼や花に短毛があります。茎の基部で、エゾミソハギの葉が茎を抱くのに対して、ミソハギは抱きません。萼片の間の付属片はエゾハギは直立するのに対し、ミゾハギは水平になります。 サルビア・ミクロフィラサルビア・ミクロフィラ(学名:Salvia microphylla)は、アメリカ南部~メキシコ原産で、シソ科サルビア属の半耐寒性宿根草・ハーブです。葉を揉むとサクランボのような芳香がするので、チェリーセージ(Cherry Sage)とも呼ばれます。尚、近縁種にサルビア・グレッギー(Salvia greggii)があり、さらに、ミクロフィラ(S. microphylla)とグレッギー(S. gregツタバキリカズラツタバキリカズラ(蔦葉桐葛、学名:Asarina barclaiana)はメキシコ原産で、ゴマノハグサ科アサリナ属の常緑蔓性多年生草本です。花はキリ(桐)に似ており、葉はツタ(蔦)やアサガオ(朝顔)に似ています。花色には、ピンク、紫、白があります。 一般名:ツタバキリカズラ(蔦葉桐葛)、学名:Asarina barclaiana、別名:アサリナ、バークレアナ、アサリナ・バークレイアナ、Twiヒメツルソバヒメツルソバ(姫蔓蕎麦、学名:Persicaria capitata)は、ヒマラヤ、インド北部原産で、タデ科イヌダテ属の蔓性常緑多年草です。ピンクの金平糖のような小花を咲かせます。背が低く、地面に這いつくばりながら長期間に渡って開花し続けるので、グランドカバーやロックガーデン等でよく用いられます。しかし、ピンクの花のように見えるのは、実際には、5深裂した萼です。花弁はありません。地面際に咲くというトレニアトレニア(Torenia、学名:Torenia fournieri)は、インドネシア原産で、アゼナ科トレニア属の非耐寒性一年草です。茎は良く分枝します。夏~秋に、花茎の先端や葉腋から総状花序を伸ばし、スミレ(菫)に似た小さな口唇形の花を咲かせます。上唇は2裂して合着し、下唇は明瞭に3裂します。下唇の中央基部に黄斑紋があるものもあります。花色の紫色の基準色の他に、濃桃色や白などがあります。熱帯アジアノウゼンカズラノウゼンカズラ(凌霄花、学名:Campsis grandiflora)は、中国原産で、ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の蔓性落葉低木です。夏に、花茎先端から総状花序を伸ばし、対生に橙色のラッパ状の花を付けます。花色には橙色と赤があります。ラッパ状の筒状部は短く、先端が5裂し大きく平開し5弁花のように見えます。蔓の節から出る気根が、塀や家の壁、木に吸着してどんどん勢力を拡大します。原産地名から、別名デルフィニウムデルフィニウム(学名:Delphinium × cultoru)は、欧州や北米原産で、キンポウゲ科デルフィニウム属の耐寒性宿根草です。高原の湿地に自生します。花名の Delphinium は蕾の形がイルカ(dolphin)に似ていることに拠ります。和名では、ヒエンソウ(飛燕草)やオオヒエンソウ(大飛燕草)と呼ばれます。これは、花形が飛翔する燕に似ているということから付けられました。デルフィニウムはベゴニア・センパフローレンスベゴニア・センパフローレンス(Senpa Florence、学名:Begonia semperflorens)は、南米原産で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の非耐寒性一・多年草です。 葉は卵形で、葉縁に鋸歯は無く、色は緑色や銅色で互生して付きます。花茎から総状花序を伸ばし桃色や赤、白の一重咲きや八重咲きの花を咲かせます。四季咲きなので室内であれば周年咲きます。屋外でも寒くなければ長マーガレット・キューティーマイスマーガレット・キューティーマイス(Marguerite 'Cutie mise'、学名:Argyranthemum frutescens 'Cutie mise')は、キク科モクシュンギク属の半耐寒性多年草「マーガレット(Marguerite)の園芸種の一つです。静岡県伊豆農業研究センターが交雑育種して作った鉢物や花壇用の矮性品種です。花は桃色の丁子咲きです。開花期間が非常に長く。9月下旬~翌年6イヌサフランイヌサフラン(学名:Colchicum autumnale )は、欧州~北アフリカ原産でイヌサフラン科イヌサフランの球根植物です。球根から蕾を出してピンクの一重の花を咲かせます。花や草姿はサフラン(Saffron)や、クロッカスに似ていますが、イヌサフランは開花時に葉が無く花後に葉を出します。品種改良した園芸品が出回っており、白花や八重咲きのものがあります。球根や種に含まれるコルヒチンは種無しスイトルコギキョウトルコギキョウ(土耳古桔梗、学名:Eustoma grandiflorum)は、北米やメキシコ北部原産で、リンドウ科ユーストマ属の非耐寒性一年草です。別名で、ユーストマ(Eustoma)や、リシアンサス(Lisianthus)、プレイリー・ゲンティアン(Prairie gentian)とも呼ばれます。 草丈は30〜80 cmです。高温や低温になると葉がロゼッタ化し、適温になるまで成長しません。5月 カノコユリカノコユリ(鹿子百合、学名:Lilium speciosum)は台湾、中国、日本原産で、ユリ科ユリ属の多年草です。日本では九州、四国の低山に自生します。 花は白い花被片に紅色の鹿ノ子絞りのような模様が入ることに拠ります。花径は10~15cmで1茎に10~20個の花を咲かせます。 花は観賞用となり、鱗茎は食用や薬用に使われます。 一般名:カノコユリ(鹿子百合)、学名:Lilium speciosテンモクジオウテンモクジオウ(天目地黄、学名:Rehmannia piasezkii)は、中国固有種で、ゴマノハグサ科ジオウ属の多年草です。根茎を漢方薬とするジオウの1種です。初夏に赤紫色の花を咲かせます。花は筒状で先端が5裂します。 一般名:テンモクジオウ(天目地黄)、学名:Rehmannia piasezkii、又名:Chinese Foxglove、分類名:シソ目ゴマノハグサ科ジオウ属、草丈:30~ミヤギノハギミヤギノハギ(宮城野萩、学名:Lespedeza thunbergii)は、日本、中国原産で、マメ科ハギ属の落葉低木です。宮城県の県花とされます。枝が枝垂れるのが特徴です。基部は木質化して堅く、上部は分枝して、垂れ下がり、その枝先にマメ科特有の蝶に似た口唇形の赤紫の小花を多数咲かせます。葉は、三出複葉(サンシュツフクヨウ)で、互生して付きます。{{マルバハギ}}、{{ヤマハギ}}、ミヤギノハギは萩バラ 'マダムビオレ'バラ 'マダムビオレ'(薔薇「madam violeo」、学名:Roza cv. madam-viole)は、園芸品種で、濃桃色の薔薇です。ペチュニア 'オペラ スプリーム ピンクモーン'ペチュニア 'オペラ スプリーム ピンクモーン'(Petunia 'Opera Supreme Pink Morn'、学名:Petunia×hybrida cv. Opera Supreme Pink Morn)とは、ペチュニアの矮性品種で花色は桃色です。花の中央部が淡桃色で、先端は濃桃色をしています。2007年、オールアメリカセレクションズ(全米草花新品種審査協会)で金賞を受賞しました。リーガースベゴニア ボリアスリーガースベゴニア 'ボリアス'(Riegers begonia 'borias'、学名:Begonia hiemalis hybrids cv. borias)は、ピンクのグラデーションが美しいリーガースベゴニアのバラ咲き品種です。花の中心が濃桃色で外に向かって淡桃色に変化します。鉢植え用。花径は10cm程です。ゼフィランサス|サフランモドキとも言うゼフィランサス(サフランモドキ、学名:Zephyranthes carinata)は、中米・西インド諸島原産で、ヒガンバナ科タマスダレ属の小形の球根植物です。 以前の学名は Zephyranthes grandiflora でしたが、現在ではシノニムとされています。 和名で、「サフランモドキ」と呼ばれますが、それは花が、サフラン(Saffron、学名:Crocus sativus ) と似ているこベルティコルディア・プルモサベルティコルディア・プルモサ(学名:Verticordia plumosa)は、オーストラリア原産で、非耐寒性常緑灌木です。オーストラリアの西部~南部の沿海岸の丘陵に自生します。花には芳香があります。属名「Verticordia」は「Vertil(輪状の)+cordata(ハート形の)」、種小名の「plumosa」は「(羽毛を持った)」と言う意味です。 一般名:ベルティコルディア・プルモサ、なでしこ '花はな'なでしこ '花はな'(学名:Dianthus barbaltus "Hana-hana") は、ユーラシア大陸原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草「ビジョナデシコ(美女撫子、学名:Dianthus barbaltus)」の超極矮性四季咲き品種です。草丈は10 cmほどにしかなりませんが、花は大きく花色が豊富です。初春~晩秋まで花を咲かせます。 一般名:なでしこ '花はな'、学名:Diaコウシンバラコウシンバラ(庚申薔薇、学名:Rosa chinensis)は、中国四川省原産で、バラ科バラ属の四季咲きの常緑低木です。野生の原種は一重咲きですが、通常出回っている園芸品種は濃桃色の八重咲種もあります。花に芳香があり、枝先に一輪ずつ花を咲かせます。 一般名:コウシンバラ(庚申薔薇)、学名:Rosa hirtula(ロサ・キネンシス)、aka:China rose、ゲッキカ(月季花)、チョウシ クレマチス ‘コンフェッティ’クレマチス ‘コンフェッティ’(学名:Clematis viticella 'Confetti')は、キンポゲ科センニンソウ属(クレマチス属)の耐寒性蔓性落葉宿根草 です。 2004年にイギリスで作出されたビチセラ系(新枝咲き)の剪定に強いクレマチスです。ベル型でピンクの小さな花を多数咲かせます。秋に葉がブロンズ色に紅葉します。 一般名:クレマチス ‘コンフェッティ’(Clematis.vペチュニアペチュニア(Petunia、学名:Petunia×hybrida)は、ブラジル、アルゼンチンなどの南米原産で、ナス科ペチュニア属の半耐寒性多年草です。 パステルカラーの淡い色をしたアサガオ(朝顔)に似た花を一年中咲かせます。草姿には匍匐性や立木性があり、花色は桃色や赤、白、赤紫、紫、薄黄色で、花弁は一重や八重、小中大輪のものがあります。日本では、花壇やベランダの代表的な花の一つです。丈夫で育て易くソケイノウゼンソケイノウゼン(素馨凌霄、学名:Pandorea jasminoides)は、オーストラリア原産で、ノウゼンカズラ科ソケイノウゼン属の常緑蔓性低木です。夏~秋に、大きな漏斗状の桃色の花を次から次へと咲かせます。花色は、桃色から紫色で、中心部(喉部)が濃桃色をしています。 蔓性の茎が木やフェンスなどに巻き付いて伸長します。 葉がナンテン(南天)に似た羽状複葉なのでナンテンソケイ(南天素馨)とも呼ばれシュウカイドウシュウカイドウ(秋海棠、学名:Begonia grandis)は、中国、マレー半島 原産で、シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の耐寒性の多年草(球根植物)です。 別名で、ヨウラクソウ(瓔珞草)とも呼ばれます。雌雄同株で雌雄異花です。葉は左右非対称です。長い茎先に小さなピンクの小花を咲かせます。実際には、花のように見えるものは萼で、上下に2枚つきます。真の花弁はとても小さく、中央にあるツルボツルボ(蔓穂、学名:Barnardia japonica)は、日本、朝鮮半島、中国、台湾など東アジア原産で、キジカクシ科ツルボ属の耐寒性多年草(球根植物)です。北海道~九州、沖縄までの草地に自生します。葉は線形の根生葉で茎葉はありません。葉の間から、直立の花茎を出し、晩夏~初夏に、総状花序を伸ばしピンクの花を咲かせます。球根には毒があります。 一般名:ツルボ(蔓穂)、学名:Barnardiaオキシペタルム ピンクスターオキシペタルム・ピンクスター(Oxypetalum caeruleum 'Pink Star')は、ルリトウワタ(瑠璃唐綿、学名:Oxypetalum caeruleum)の園芸品種で花色はピンクです。 一般名:オキシペタルム・ピンクスター、学名:Oxypetalum caeruleum 'Pink Star',旧学名:Tweedia caerulea、分類名:植物界被子植物門双子葉植物パイナップルリリーパイナップルリリー(Pineapple lily、学名:Eucomis autumnalis)は、アフリカ原産で、ユリ科ユーコミス属の半耐寒性多年草(球根植物)です。現地では川岸や湿地等に自生します。和名は、ホシオモト(星万年青)と言いますが、殆ど使われていません。花茎の根元に、大きな根生葉が広がります。夏に、花茎先端から長い総状花序を伸ばし、星型の小花を多数咲かせます。花色には、白や薄黄、赤紫、アメリカフヨウアメリカフヨウ(学名:Hibiscus moscheutos)は、北米原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性宿根草です。現産地では川沿いなどの湿地に自生します。ハイビスカスの一種です。葉は緑色で心臓形をしています。日本では乾燥に強い園芸品種が多数育種されています。夏から秋、太く丈夫な花茎から集散花序を伸ばし30 cm程の巨大な多弁花を次から次へと咲かせます。蕾も大きいです。花は朝咲いて夕方にはしぼむ一日メハジキメハジキ(目弾き、学名:Leonurus japonicus)は、東アジア、東南アジア、アフリカ原産で、シソ科メハジキ属の越年草です。日本では北海道、本州、四国、九州、沖縄の道端や荒れ地、野原などに自生します。根生葉から長い四角い茎を伸ばしその間から細長い葉を外に飛び出させます。夏に葉腋付け根から輪散花序を出してピンク(淡赤紫色)で唇形花を8輪~15輪咲かせます。 全草及び種子は乾燥させて婦人薬やオオケタデオオケタデ(大毛蓼、学名:Polygonum orientale)は、熱帯アジア原産でタデ科イヌタデ属の大型一年草です。夏から秋に、長く伸びた茎が多数分枝して、その先に稲穂状に米粒大の濃桃色の小花を多数つけて垂下して咲きます。葉は幅広の緑色で先端が尖ります。葉茎に毛が多数生えています。 観賞用として栽培されるものもありますが、野生化して道端に生えています。イヌタデ(犬蓼)と似ていますが、それより大 オオオニバスオオオニバス(学名:Victoria amazonica)は、スイレン科の水生の一年草です。捲くれて盥状になった巨大な浮葉に特徴があります。ガイアナ共和国(Guyana)の国花です。 世界有数の大きな葉を持ち、子供3人が乗っても沈まないほどです。名の由来は、葉が大きいのでオオ(大)、 葉裏に刺があるのでオニ(鬼)のハス(蓮)から来ています。 夕方から早朝にかけて開花し、白花から桃色花に色が変化しまオシロイバナオシロイバナ(白粉花、学名:Mirabilis jalapa)は、メキシコやペルー原産で、オシロイバナ科オシロイバナ属の一年草または多年草です。丈夫で、放っておいても育ちやすい花なので、日本全国の庭や道端で見られます。初夏~秋の夕方4時頃から翌朝10時頃まで、小振りな花を枝一杯に開花させます。花は2~3cmのラッパ状で先端が5裂します。花色は赤 ・桃・白・黄、複色があり、一株で色違いの花が咲く品種キンギョソウキンギョソウ(金魚草、学名:Antirrhium majus)は、南欧~北アフリカの地中海沿岸原産で、オオバコ科キンギョソウ属の一年草又は多年草です。 春~初夏に、花茎先端から花序を伸ばしキンギョ(金魚、学名: Carassius auratus)に似た小花を多数つけます。普通に植えられる草花で、花色には赤や紫、黄、白、橙、桃色、複色など、青以外の色があります。草丈が、低~中性のものは花壇用に、高アイアイ(藍、学名:Persicaria tinctoria)は、タデ科イヌタデ属アイ種の非耐寒性一年生種子繁殖作物です。藍染の原料となります。日本へは奈良時代に中国から渡来しました。枝は上部でよく分枝します。夏から秋、茎の先端に穂状花序を伸ばし、米粒大の薄紅色の小花を多数咲かせます。花後、黒褐色のそう果を付けます。藍染めの原料とする場合は、花が咲く前に全草を刈り取り、葉を生のままか、藍玉にして発酵さヤブランヤブラン(藪蘭、学名:Liriope muscari)は、中国、日本原産で、キジカクシ科ヤブラン属の常緑多年草です。藪や林内の日陰に自生します。 日本では一般家庭の庭で見られます。花名にランと付きますが、ラン科の植物ではありません。 別名で、ノシメランや、サマームスカリ、学名のリリオペ(Liriope)とも呼ばれます。 草丈は25〜50cmです。葉は、長さ30〜50cm、幅1 cm、葉色は緑色が一ムラサキツメクサムラサキツメクサ(紫詰草、学名:Trifolium pratense)は南欧原産で、マメ科シャクジソウ属の多年生野草です。アカツメクサ(赤詰草)や、レッドクローバー(Red clover)とも呼ばれます。赤紫色の小花が多数集合して球状となった可愛らしい花を咲かせます。葉茎に薄い毛が生え、葉中央に白いV字型の斑紋があります。葉数は通常、3枚から構成されますが、稀に4枚のものもあります。当初は鶏や兎等アスチルベアスチルベ(Astilbe、学名:Astillbe ×arendsii or Astilbe×hybrida)とは、日本・中国・中央アジア原産でアメリカで園芸種が育種された、ユキノシタ科チダケサシ属の耐寒性落葉多年草です。緑色の葉は2~4出羽状複葉で葉縁に鋸歯があり、茎の下部に互生してつきます。初夏に、細く強い茎から円錐花序を伸ばし、綿菓子のような花を咲かせます。和名のアワモリソウ(泡盛草)は、微アブチロンアブチロン(Abutilon、学名:Abutilon)は、南アメリカ、アジア、ヨーロッパ、北アフリカ等の世界中の原産地や、園芸品種が栽培されているアオイ科イチビ属の草本又は樹木です。春から秋に、花茎から伸びた花序に底部が合着した五弁花を俯き気味に咲かせます。学名の Abutilon は、ラテン語で、”A”は「無」、”bous”は「牛」、”tilos”は「下痢」と言う合成語で、昔から牛の下痢を直す下アベリア・エドワードゴーチャー アベリア・エドワードゴーチャー(学名:Abelia cv. Edward Goucher)は、アベリア(Abelia)の園芸種の耐寒性常緑低木です。根元から良く分枝します。 春から冬にかけて長期間、濃桃色の小花を咲かせます。 アベリアは白花が多く、また薄桃色もありますが、本種はアベリア桃色品種より花色が濃く、花つきも良いです。 また、アベリアは背が高いので道路と歩道の分離帯に植えられることがハギハギ(萩、学名:Lespdezap.)は、日本、朝鮮、中国等の東アジア原産でマメ科ハギ属の落葉低木です。万葉の時代から栽培されており秋の七草の一つとされます。 上部は分枝して垂れ下がり枝先にマメ科特有の蝶に似た口唇形の小花を多数咲かせます。基部は木質化しており堅いです。 葉は三出複葉で互生してつきます。花色は赤紫または白色です。 ハギの品種には、ミヤギノハギ(宮城野萩、学名:Lespedeza t イセハナビイセハナビ(伊勢花火、学名:Strobilanthes japonicus)は東南アジア原産で、キツネノマゴ科イセハナビ属の多年草です。夏から秋に、薄赤紫色の唇形の花を咲かせます。日本へは観賞用として中国を経由して伝来したものが野生化しました。葉は長楕円形で対生につきます。花弁の先は5深裂します。 一般名:イセハナビ(伊勢花火)、学名:Strobilanthes japonicus、別名:Gサルビア・レウカンササルビア・レウカンサ(学名:Salvia leucantha)はメキシコ原産で、シソ科サルビア属の半耐寒性宿根草のハーブです。秋に穂状花序を伸ばし、赤紫色の萼から白や淡桃、赤紫色の小さな唇形の花を次々と咲かせます。原産地名を取ってメキシカンブッシュセージ(Mexican Bush Sage)とも呼ばれ、現地のような乾燥した水捌けの良い土地と直射日光を好みます。葉は灰緑色で、細長く、葉脈が目立ちますツキヌキニンドウツキヌキニンドウ(突抜忍冬、学名:Lonicera sempervirens)とは、北米原産で、スイカズラ科スイカズラ属の常緑蔓性低木です。和名は「ツキヌキニンドウ」と呼ばれ、互生する葉のうち、花に一番近い葉同士がくっ付き、その葉の間を茎が貫くことに拠ります。晩春~初秋、穂状花序にラッパ状の橙色の小花を10~12個ほど集合して咲かせます。お酒(ハニーサックル酒)も作られます。同属に、ニンドウ(忍冬オジギソウオジギソウ(含羞草、学名:Mimosa pudica)は、ブラジル原産で、マメ科オジギソウ属の非耐寒性一年草/多年草です。夏に桃色の小球形の花を咲かせます。花名は、葉に触れると葉を閉じてお辞儀をするように見えることに因ります。夜も葉を閉じて就眠運動を行ないます。原産地では大きく成長する多年草ですが、日本はブラジルより寒いので園芸上、一年草として栽培されます。茎には刺があり、木質化します。日当たりとカンナカンナ(Canna、学名:Canna indica hybrid)は、(亜)熱帯アメリカ原産で、カンナ科カンナ属の半耐寒性多年草の球根植物です。日本へは江戸初期に渡来し、日本全国に広まりました。葉は横幅があり長く光沢があり先端が長楕円形をしています。葉色は、通常、緑色ですが、黄と緑のストライプが入った品種や、葉脈が白い品種など多数の園芸品種が育種されています。 夏から秋にかけて色鮮やかな独特の花をカンパニュラ・ポシャルスキャナカンパニュラ・ポシャルスキャナ(Campanula posharskyana)は、ユーゴスラビア原産で、キキョウ目キキョウ科ホタルブクロ属の耐寒性多年草です。和名ではホシギキョウ(星桔梗)と呼ばれます。茎が長く下垂して、枝から薄紫色の小さな五弁花を多数咲かせます。性質は丈夫で、日向で水はけのよい土を好みます。吊り鉢や、花壇の寄せ植えに使われます。園芸品種に、'Alpen blue' などがありますキチジョウソウキチジョウソウ(吉祥草、学名:Reineckea carnea)は、キジカクシ科の耐陰性・常緑多年草です。本州関東以西〜九州の山地で湿地の日陰に群生します。根茎が地表に多数出て拡張します。秋に、短い花茎先端から伸びた穂状花序に淡紅色の小花を多数付けます。花は葉より低い位置で咲きます。小花は下から上へ咲き上がります。雌蕊のある両性花が下方につき、上方に雌蕊の無い雄花だけが咲きます。花後の晩秋に、赤いゼラニウムゼラニウム(Geranium、学名:Pelargonium×hortorum)は、南アフリカ原産で、フウロソウ科ペラルゴニウム属の非耐寒性常緑多年草です。ハンガリーの国花の一つです。 葉はハート形をしており、葉縁には鋸歯状(ギザギザした形)があります。花色は代表的な赤の他、ピンクや白、橙、青紫などがあります。四季咲きで丈夫、虫が嫌う臭いを発し、手入れが簡単で長く咲き続けるので、日本やスイスなど、世クフェア・ヒッソピフォリアクフェア・ヒッソピフォリア(学名:Cuphea hyssopifolia)はメキシコ原産で、ミソハギ科タバコソウ属の非耐寒性常緑小低木です。草丈が低く横に広がります。春から晩秋までの長期間、花茎から穂状花序を伸ばし赤紫色の小花を多数付けます。花は細長い萼筒で先端が6裂します。細長い小葉が対生で付きます。タバコソウ(煙草草)の仲間です。主に、生垣や寄せ植え、グランドカバーに用いられます。属名の「Cuベニゲンペイカズラベニゲンペイカズラ(紅源平葛、学名:Clerodendrum ×speciosum)は、西・中央アフリカ原産で、園芸種のシソ科クサギ属の非耐寒性常緑蔓性多年草です。初夏から秋までの長い期間咲き続ける源平カズラの仲間です。白い萼から赤い花を咲かせるゲンペイカズラ(源平葛、源平クサギ、源平臭木、学名:Clerodendrum thomsoniae)と、赤い萼から赤い花が咲くベニバナクサギ(紅花臭木、ク クローブクローブ(Clove、学名:Syzygium aromaticum)は、インドネシア原産で、フトモモ科の熱帯性常緑小高木です。葉は楕円形で両端が尖ります。集散花序に多数の筒状花を付けます。開花する前に、蕾と萼を一緒に摘み取り乾燥させます。乾燥させた形が「釘」を意味するラテン語から派生して花名がつけられました。香がバニラに似ているので香水作りに使われます。また、肉の臭みを取る脱臭効果があるのでスパイグンバイヒルガオグンバイヒルガオ(軍配昼顔、学名:Ipomoea pes-caprae)はヒルガオ科サツマイモ属の蔓性多年草です。熱帯地方の砂浜をグランドカバーのように勢力拡大する海浜植物です。花色は薄紫を帯びたピンクで花形は漏斗状です。一見、弱そうに見えますが、皮質の葉や丈夫な茎を持ち、強風にも、焼け焦げそうな高温にも、絶え間なく打ち寄せる塩水にも耐えるタフな植物です。ハワイ名の’pes-caprae’は英語でディプラデニアディプラデニア(Dipladenia、学名:Mandevilla spp.)は、熱帯アメリカ原産で、キョウチクトウ科マンデビラ属の非耐寒性常緑蔓性草本、または木本性植物です。 マンデビラ(Mandevilla)や、チリソケイとも呼ばれます。 初夏〜夏、支柱に絡まりながら、白や赤、桃色のロート状花を多数咲かせます。 本種には、アモエナ(Dipladenia amoena)というピンクの花を咲かせる品クズクズ(葛、学名:Pueraria montana var. lobata)は、日本、中国原産で、マメ科クズ属の蔓性多年草です。秋に、穂状花序に赤紫色の口唇状の花を咲かせます。葉は3出複葉で小葉は花より大きいです。根は葛餅や葛湯、葛切り等の材料となるくず粉や、漢方薬の葛根湯の材料となります。 蔓は乾燥させて籠などに加工されます。しかし、繁殖力が目覚しく他の木に絡まって生育を阻むことや丈夫で駆除が大変ヒャクニチソウヒャクニチソウ(百日草、学名:Zinnia elegans)は、メキシコ原産で、キク科ヒャクニチソウ属の一年草です。花色や咲き方が豊富です。100日(=長期間)咲き続ける程丈夫だということが和名の由来です。学名のジニア・エレガンス(Zinnia elegans)や、ジニア(Zinnia)、英名ではCommon zinniaとも呼ばれます。 ジニア属には、他に以下の種類があります。 ・ジニクササンタンカクササンタンカ(草山丹花、学名:Pentas lanceolata)は、熱帯アフリカ、マダガスカル、アラビア半島原産で、アカネ科ペンタス属の非耐寒性の多年草又は一年草です。葉は先端が尖った披針形又は楕円形で、葉の表面にある葉脈の凹凸がくっきりしています。春~秋に、漏斗状の先端が5裂した星形の小花を半球状に密集させて咲きます。花はサンタンカと似ています。しかし、サンタンカは木(常緑低木)であり4弁花ツリフネソウツリフネソウ(釣船草、学名: Impatiens textori)は、日本~ロシア原産で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。日本では、北海道〜九州の山野の湿った場所に群生します。葉は楕円形で、葉縁に鈍い鋸歯が有ります。 夏~秋に、茎頂から細い花序を伸ばし青紫色の花を数個吊り下げます。花は末窄まりの筒状で花冠は上に1枚、下に2枚の花弁があります。花の奥に蜜を溜め、蜂を招き寄せる虫媒花です。ディアスキア・バーベラエディアスキア・バーベラエ(学名:Diascia barberae)は、南アフリカ・ケープ地方の山岳地帯原産で、ゴマノハグサ科ディアスキア属の耐寒性常緑一年草です。アフリカに70種類ほど生息します。花の形は口唇形で下唇の裏側に2本の距(きょ)があるので、別名をニカクソウ(二角草)や英語でもツインスパー(twinspur)と呼ばれます。生育が旺盛で日陰にも強い方で、晩春〜晩秋の長期間に多数の花を咲かせトーチジンジャートーチジンジャー(Torch ginger、学名:Etlingera elatior)は、東インド〜インドネシア原産でショウガ科エトリンゲラ属の大型多年草です。根の脇から花芽が出て真っ直ぐ伸び先端に松明(トーチ)のような球状の花を咲かせます。しかし、花のように見えるものは苞で、苞の間に見える黄色い小さなものが本当の花です。 一般名:トーチジンジャー(Torch ginger)、学名:Etliノケイトウノケイトウ(野鶏頭、学名:Celosia argentea)は、インド原産でヒユ科の一年草です。 ケイトウの野生化したものや、野生化したものの園芸品種のことを言います。 インド育ちなので乾燥には強いですが、寒さや湿気には弱いです。 夏から初秋に、蝋燭状の円柱形をした花を花軸の下から上方へ咲かせます。 花は桃色または赤から、銀色に変化します。 花は水分が少なく乾燥しています。 同属で別種にケイトウ( ヤナギハナガサヤナギハナガサ(柳花笠、学名:Verbena bonariensis)は、南米原産で、クマツヅラ科の多年草の帰化植物です。サンジャクバーベナ(三尺バーベナ)とも呼ばれます。細長い茎がよく分枝して、その先に小さなピンクの5弁花を集合させて咲かせます。花名は集合花が花笠のように見えることと、葉が柳のように細いことから名付けられました。 クマツヅラ属の花には、バーベナ(Verbena、学名:Verbeヨツバヒヨドリヨツバヒヨドリ(四葉鵯、Yotsuba-hiyodori、学名:Eupatorium chinense L. var. sachalinense)は、中国原産でキク科の多年性野草です。 ヒヨドリバナ(鵯花、Hiyodoribana、学名:Eupatorium makinoi)の変種で、花は似ていますが、葉の付き方が異なります。 鵯花(Hiyodoribana, E. makinoi)の葉は全ルリフタモジルリフタモジ(瑠璃二文字、学名:Tulbaghia violacea)は、南アフリカ、ジンバブエ原産で、キジカクシ科ツルバギア属の多年草です。線形の根生葉の間から出た花茎先端から伸びた散形花序に、漏斗形で先端が6深裂した紫色の小花を10輪ほど咲かせます。茎や葉を折るとニンニク(大蒜)の匂いがします。花名にルリ(瑠璃)がつく花には他に、ルリマツリ(瑠璃茉莉)などがあります。 一般名:ルリフタモフジバカマフジバカマ(藤袴、学名:Eupatorium japonicum)は、日本、朝鮮半島、中国、北アメリカ原産で、キク科ヒヨドリバナ属の多年草です。河原などの湿った場所を好みます。 葉には短い葉柄があり、上部で深く3裂し、互生します。夏から秋、散房花序に薄紅色の花を咲かせます。花径0.5 cm程の小花を多数集合させて10 cm位の花冠になります。 日本では、秋の七草の一つに選ばれています。 ■秋の七エキナセア・プルプレアエキナセア・プルプレア(学名:Echinacea purpurea)は北米東部原産で、キク科ムラサキバレンギク属の耐寒性多年草です。夏から秋に、花芯が赤茶色の球形をした筒状花(管状花)と、その周辺を紫色や白、黄色の花弁(舌状花)が取り巻くように咲きます。花後はユニークな花芯をフラワーアレンジメントなどで楽しめます。切花やフラワーアレンジメント、花壇花の他、根に免疫力を高める効果があるとされ健康食品アメフリノキアメフリノキ(雨降りの木、学名:Albizia saman 又は Samanea samanm)は、西インドや中央アフリカ原産で、マメ科マメ属の常緑高木です。 「この木なんの木気になる木」という某機械メーカーのCMで知られます。樹形は左右対称で大きく横に広がります。葉はシダに似た2回羽状複葉です。朝 葉を開き、夕方や雨天時に葉を閉じます。また、雨天や夕方に葉や大きな枝が落ちることがあります。葉腋かヒメスイレンヒメスイレン(姫睡蓮、学名:Nymphaea cv.)は、アジア原産で、スイレン科スイレン属の耐寒性水生多年草植物です。別名でピグミー・ウォーター・リリー(Pygmy water lily)とも呼ばれます。水面から5~10 cmほど茎を出し、5月~10月に、花径6~7 cmの、白又は桃色、薄黄色のスイレン(睡蓮)より一回り小さな花を咲かせます。 ヒメスイレンは温帯性スイレンなので屋外で越冬でき、まバコパバコパ(Bacopa、学名:Chaenostoma cordatum)は南アフリカ原産で、ゴマノハグサ科バコパ属の半常緑這性多年草です。草丈10~20 cmで茎は良く分枝します。葉は円形又は匙形で葉縁に鋸歯があり対生して付きます。葉腋から短い単頂花序を伸ばし、3月~11月(真夏を除く)の長期間、筒状で先端が5裂した花径0.5~1.5 cmの小花を次から次へと咲かせます。花色には白やピンク、紫がありピンクッションピンクッション(Pincushions、学名:Leucospermum spp.)は、南アフリカ原産でヤマモガシ科レウコスペルマム属の熱帯性常緑小低木です。頭状花序に小さな花を付け、雌蕊が突出してピンクッション(Pin cushion)=「針刺し」のように見えることが花名の由来です。代表的な品種にレッド・ピンクッション・プロテア(Red pincushion protea、レウコスペルマム・コルデヒダカミセバヤヒダカミセバヤ(日高見せばや、学名:Hylotelephium cauticolum)は北海道の固有種でベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多肉性宿根草です。日高地方の高山や海岸の岩場で咲いています。草丈は低く、茎は横下方に伸枝垂れます。8月〜10月に花茎先に散房花序を伸ばし紅紫色をした星形の小花を多数まとめた球状形の花を咲かせます。多肉質の葉は卵形をしており、銀緑色地で縁が赤く3枚が茎に付き、 ジプソフィラ・ムラリス 'ジプシーピンク'ジプソフィラ・ムラリス 'ジプシーピンク'(Gypsophila muralis 'gipsy pink'、学名:Gypsophila muralis cv. gipsy pink)は、ジプソフィラ・ムラリス(Gypsophila muralis、学名:Gypsophila muralis)の薄桃色の小花を咲かせる園芸品種です。 ジプソフィラ・ムラリス(Gypsophila muralis、ニンニクカズラニンニクカズラ(大蒜葛、学名:Mansoa alloacea)は、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科ニンニクカズラ属の非耐寒性常緑蔓性小低木です。夏から秋、花序を伸ばしラッパ状で先端が5裂する青紫色の小花を数個~十数個まとめて手毬状に咲かせます。時間と共に花色が褪せるので濃淡のある花が咲いているように見えます。和名の由来は葉や花を揉むとニンニク臭があることに拠ります。 一般名:ニンニクカハナトラノオハナトラノオ(花虎尾 、学名:Physostegia virginiana)は、アメリカ中・南部~メキシコ北部原産で、シソ科ハナトラノオ属の宿根草です。梅雨時~初秋に、花穂の下方から小さな唇形の花を咲かせます。花色の基本色はピンクが多いですが、薄紫や白、赤紫もあります。 茎は四角張っています。花前は、花穂の姿が虎の尻尾のように見えることに拠ります。 一般名:ハナトラノオ(花虎尾)、学名:Phケショウボクケショウボク(化粧木、学名:Dalechampia roezliana)は、メキシコ原産で、トウダイグサ科ダレカンピア属の常緑小低木です。 花に花弁は無く、 春に咲く桃色花のようなものは大きな総苞です。総苞の中央に、芳香のする小さな雌花と雄花があります。属名の "Dalechampia" はフランスの植物学者 Jacques Dalechams への献名です。 一般名:ケショウボク(化粧木)バーベナバーベナ(Verbena、学名:Verbena hybrids)は、熱帯アメリカ原産でクマツヅラ科クマツヅラ属の非耐寒性多年草で、園芸的には一年草として扱われます。春から秋に総状花序に5弁花を咲かせます。この一年草の他に宿根バーベナがあります。代表的な宿根バーベナには以下があります。花言葉は「家族の和合」です。 和名でヤナギハナガサ(柳花笠)と呼ばれる「バーベナ・ボナリエンシス(V. bonarアケボノフウロアケボノフウロ(曙風露、学名:Geranium sanguineum)は、欧州~コーカサス原産で、フウロソウ科の高山性多年草です。 日当たりの良い石灰岩質の草原や砂丘後背地で見られます。春から初秋に、花茎を出し先端から伸ばした花序に濃桃色の花を咲かせます。属名の(ゲラニウム/ゼラニウム 'Geranium' はラテン語の「geranos(鶴)」に由来し長い果実を鶴の嘴に例えて命名されました。種小名カワラナデシコカワラナデシコ(河原撫子、学名:Dianthus superbus "longicalycinus")は、日本原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草です。ナデシコと言えば本種を差します。 エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus L.)の変種です。 低山の日当たりの良い草原や河原に自生します。太くしっかりした花茎は、上部でスプレー状に枝分かれし、枝先に花をキャットテールキャットテールという花名は、花穂が猫の尻尾に似ているからです。エノコログサ(犬ころ草、猫じゃらし、学名:Setaria viridus)の緑色の花穂を赤くしたような花を咲かせます。 キャット・テール(Cat tail、学名:Acalypha reptans)は、西インド諸島原産で、トウダイグサ科エノキグサ属の非耐寒性常緑多年草です。茎は細く匍匐します。葉は、緑色で柔らかく、葉縁に鋸歯があります。ピンクバーベインピンクバーベイン(Pink vervain、学名:Verbena hastata cv. Pink Spires)は、北米原産で、クマツヅラ科クマツヅラ属の耐寒性多年草です。茎は中空で横断面は四角い。夏~秋に、花茎から穂状花序を伸ばし、薄桃色の5弁花を咲かせます。青紫の花を咲かせるものはブルーバーベイン(blue vervain)と呼ばれます。 一般名:ピンクバーベイン(Pink vervクレマチスクレマチス(学名:Clematis L.)は、日本、中国、欧州、北米原産で、キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草です。テッセンとも呼ばれます。春〜秋に、強靭な蔓を伸ばし、フェンスや支柱に巻きつき沢山の花(実際には萼)を咲かせます。属名の「Clematis」は ギリシャ語の「klema(蔓)」に由来します。花言葉は「高潔」や「精神の美」。 細い蔓が強靭で大きな花を支えることから、内面の強さ、精 ワタワタ(綿、学名:Gossypium)はエチオピア南部、メキシコ原産で、アオイ科ワタ属の多年草又は一年草です。高温と多雨を好みます。草丈は60〜120 cmです。1.5~10 cmの葉柄の先に、カエデに似た3〜5裂した掌形の葉が付きます。葉に托葉があり葉縁に鋸歯があります。花色は、白、黄白、黄、紅色ですが一日花で夕方には赤変します。種類によっては、花弁中央基部に暗赤色の紋柄があるものがあります。花径モモズキンチャンモモズキンチャン(ももずきんちゃん、学名:Gentiana triflora var. japonica 'momozukin-chan')は岩手県農業研究センターが育種し2011年に登録された鉢物リンドウ品種です。母はササリンドウ系統とエゾリンドウ系統の交雑系統、父はササリンドウ系統から得られた交雑個体の選抜種です。 立性で40輪程の花を咲かせます。花色は花冠内面上部が桃色(明るい赤帯紫)、外面クレオメクレオメ(Cleome、学名:Cleome hassleriana)とは、熱帯アメリカ原産で、フウチョウソウ科クレオメ属の非耐寒性一年草です。葉は掌状複葉で互生してつきます。梅雨時〜秋の夕方に、花茎を出し茎先から総状花序を伸ばし蝶形の一日花を咲かせます。花は蕾の頃はピンクで開花するに従って白っぽくなるので、スイフヨウ(水芙蓉)と同様、 和名でスイチョウカ(酔蝶花)と呼ばれます。花弁は4枚で4本の雄シクンシシクンシ(使君子、学名:Combretum indicum)はインド~マレー半島、ジャワ島などの東南アジア原産で、シクンシ科シクンシ属の蔓性常緑低木です。葉は楕円形で先端が尖ります。蔓に鋭い棘があり、棘を他の物に刺してよじ登ります。花は夕方に咲き、咲き始めは白花ですが、2日目にピンクとなり、3日目に赤くなります。花は長い筒状で先端が5深裂します。咲き始めの花には芳香があります。花後に楕円形の果実がサガリバナサガリバナ(下がり花、学名:Barringtonia racemosa )は、日本、東南アジアの熱帯・亜熱帯地域原産で、サガリバナ科サガリバナ属の熱帯性常緑高木です。日本では、奄美大島や沖縄等の南日本のマングローブや川沿いの湿地に自生します。夏の夕、総状花序に桃色または白花の房状の花を咲かせます。花は直径5cm程の4弁花で、中央から鮮紅色の雄蕊が放射状に飛び出します。花は夜から咲き芳香を出して蛾をステノグロティス ロンギフォリアステノグロティス ロンギフォリア(学名:Stenoglottis longifolia)は南アフリカ原産で、ラン科ステノグロティス属の岩生・地生蘭です。秋から冬に、ロゼットの間から長い花柄を出し先端に総状花序を伸ばし小さな薄桃色に暗紫紅色の斑点が入る花を集合させて咲かせます。丈夫で育てやすいです。 一般名:ステノグロティス ロンギフォリア(Stenoglottis longifolia)、学サッカーマムサッカーマム(Soccer mom)は、中大輪のポットマムの新シリーズです。「マム(mom)」とは洋菊のことで、ポットマムや、スプレーマム(菊)、ガーデンマム等があります。 ポットマムとは、日本の「家菊」がアメリカに渡って育種された菊の品種名です。野菊に対して、「家菊」と言います。鉢植え用に育種されたので茎が短く、花が大きめです。因みに、家菊がヨーロッパに渡って「スプレー菊」が育種されました。 ペチュニア 'キリン ウェーブ パープル' ペチュニア 'キリン ウェーブ パープル' (Petunia 'Kirin Wave Purple'、学名:Petunia×hybrida cv. Kirin Wave Purple)は、ペチュニアの一品種です。'パープル'はAAS(オールアメリカセレクション)を受賞し、アトランタオリンピックの公式フラワーとされました。花色は芯部が紫で、花弁は桃色です。ペチュニア 'キリン ウェーブ ブルー' ペチュニア 'キリン ウェーブ ブルー' (Petunia 'Kirin Wave blue'、学名:Petunia×hybrida cv. Kirin Wave blue)は、キリン酒造により育種されたペチュニアのペチュニアの一園芸品種です。花色は青紫色です。ウェーブシリーズにはブルーの他、代表職'パーブル'などがあります。スティクトカルディア・ベラビエンシススティクトカルディア・ベラビエンシス(学名:Stictocardia beraviensis)は、マダガスカル共和国原産で、ヒルガオ科オオバハマアサガオ属の熱帯性・蔓性常緑樹です。ハワイなどで栽培されています。葉は緑色でベルベット状で多肉質です。成長が早くフェンスや棚などに巻き付きます。花は赤地/ピンク地に黄色とオレンジ色の縞模様入りにぎやかです蜜蜂や蝶、鳥が好む蜜源植物です。 一般名:ステ ブルーファンフラワーブルーファンフラワー(Blue fan flower、学名:Scaevola aemula)は、オーストラリア原産で、クサトベラ科クサトベラ属の匍匐性常緑多年草です。葉は緑色で長楕円形、葉縁に粗い鋸歯があり、枝に互生して付きます。代表色は花名の青紫色ですが、赤紫や、白、黄(交配種)があります。花名にファがン(fan)とあるように、花の形は扇状形で、葉腋にたくさんの花が輪状に咲きます。開花期は長く、キタノコギリソウキタノコギリソウ(北鋸草、学名:Achillea alpina subsp. japonica)は、日本原産で、キク科アキレア属の多年草です。北海道~青森県の高山の草原や海岸に自生します。環境庁の絶滅危惧II類(VU)に指定されています。茎は良く分枝します。別名で、ホロマンノコギリソウと呼ばれます。夏~秋に、茎頂と葉腋から房状花序を伸ばし頭状花を咲かせます。 頭状花は中央が両性花の菅状花、周辺部はホソバルリソウホソバルリソウ(細葉瑠璃草、学名:Cynoglossum amabile)の中国南西部原産で、ムラサキ科オオルリソウ属の耐寒性二年草です。別名でシナワスレナグサ(支那勿忘草、Chinese forget-me-not)とも呼ばれます。先端が巻いた総状花序を出し、春に青紫色の花を咲かせます。園芸品種には、白や桃色もあります。園芸品種は、残念ながら発ガン性のあるアルカイドの一種を含んでいます。 一般ボタンクサギボタンクサギ(牡丹臭木、学名:Clerodendrum bungei)は、中国南部~インド北部原産で、シソ科クサギ属の半耐寒性落葉低木です。葉は、広卵形で、花穂と同じ位大きく、対生して付きます。 夏に、小さな濃桃色の五弁花を多数集合させた、手鞠形(半球状)の美しい花穂を咲かせます。小花の花冠は高杯形で、花先が五裂し、それぞれがやや反り返り気味となります。小花は、蕾の頃は紅色で、開花すると薄紅色(桃トルコギキョウ 'リップルソフト バイオレット'トルコギキョウ 'リップルソフト バイオレット'(土耳古桔梗 ’rippled soft violet’、学名:Eustoma grandiflorum ’rippled soft violet’)は、トルコギキョウ(土耳古桔梗=ユーストマ、学名:Eustoma grandiflorum)です。薄桃色で花弁が波状の柔らかい感じの花を咲かせます。 一般名:トルコギキョウ 'リップルソフト バイオレサルビア・ミクロフィラ '‘ピンクブラッシュ’サルビア・ミクロフィラ '‘ピンクブラッシュ’ (学名:Salvia microphylla 'Pink Blush')は、米国アリゾナ州~メキシコ原産で、シソ科サルビア属の常緑低木のハーブです。チェリーセージ ‘ピンクブラッシュ’ とも呼ばれます。夏~秋に、明るいピンクの花を長期間咲かせます。 チェリーセージと表示板に有りましたが、チェリーセージはサルビア・ミクロフィラ (Salvia mヤブレガサヤブレガサ(破れ傘、学名:Syneilesis palmata)は、日本~朝鮮半島原産で、キク科ヤブレガサ属の多年草です。葉は大きな円形で、10個ほどに掌状深裂し、葉縁に荒鋸歯が有ります。夏~秋に、円錐花序を伸ばし、筒状花だけから成る頭花を咲かせます。 一般名:ヤブレガサ(破れ傘)、学名:Syneilesis palmata、生息分布:日本~朝鮮半島、生息分布:本州~四国、九州、環境:林内、ハガクレツリフネハガクレツリフネ(葉隠釣舟、学名:Impatiens hypophylla)は、日本固有種で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。和歌山〜四国、九州の山地の林縁や湿った場所に群生します。緑色の葉は楕円形で、鋸歯があり、互生します。夏〜秋、葉下にある花柄の先に薄紅紫色で濃斑点がある釣舟形の花を吊り下げます。花には、花弁状の萼3個と唇弁3個、内側に曲がる筒状の距1個があります。距に溜まった蜜に昆クレマチス ‘ピンクファンタジー’クレマチス ‘ピンクファンタジー’(学名:Clematis ‘Pink Fantasy’)は、キンポゲ科センニンソウ属(クレマチス属)の耐寒性蔓性落葉宿根草 「クレマチス」の園芸品種です。遅咲き品種で明るいピンクの大輪花を咲かせます。1975年にカナダで作出され、イギリスで登録されました。 一般名:クレマチス ‘ピンクファンタジー’、学名:Clematis ‘Pink Fantasy’、分類ピンクノウゼンカズラピンクノウゼンカズラ(桃色凌霄花、学名:Podranea ricasoliana)は、中国、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科ポドラネア属の非耐寒性蔓性植物です。ノウゼンカズラ(凌霄花、学名:Campsis grandiflora) の一種で、薄桃色の花を咲かせます。コンテッサ サラ (Comtesse Sarah)などの品種があります。 一般名:ピンクノウゼンカズラ(桃色凌霄花) 、学 フロックス・パニキュラータフロックス・パニキュラータ(学名:Phlox paniculata)は、米国中・東部及びカナダ東部原産で、ハナシノブ科フロックス属の多年草です。オイランソウ(花魁草)や、宿根フロックス、クサキョウチクトウとも呼ばれます。 夏に、花茎先端から円錐花序を伸ばし、2cm程の丸い花を10個程咲かせます。花色には白やピンクがあります。 属名のPhlox (フロックス)とはギリシャ語の「phlogos」(アンゲロニアアンゲロニア(学名:Angelonia angustifolia)はメキシコ原産でゴマノハグサ科アンゲロニア属の非耐寒性・常緑性多年草です。 一般名:アンゲロニア、学名:Angelonia angustifolia、分類名:植物界被子植物門双子葉類シソ目ゴマノハグサ科アンゲロニア属、原産地:メキシコ、生活型:非耐寒性・常緑性多年草、草丈:100 cm、姿:直立、葉形:先端が尖った披針形、葉縁木立性ベゴニア・ジムウィルツェン木立性ベゴニア・ジムウィルツェン(B.Jim Wyrtzen、学名:Begonia cv. Jim Wyrtzen)は、アメリカで育種されたシュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草の園芸品種です。茎頂から集散花序を伸ばしピンクの4弁花を多数咲かせます。葉が大きく、草丈も高く、葉に白銀色の班が入ります。ハナヤエムグラハナヤエムグラ(花八重葎、学名:Sherardia arvensis)は地中海地方沿岸~東南アジア原産で、アカネ科ハナヤエムグラ属の1年生の野草です。これ1種で1属(one genus)を構成し、種は1種(one species)のみです。日本のみならず、世界中に帰化しています。茎は地を這い、40 cm程に立ち上がります。茎断面は四角で、剛毛の葉が6枚ずつ輪生します。葉柄はありません。春~夏に、葉ピンクノウゼンカズラピンクノウゼンカズラ(桃色凌霄花、学名:Podranea ricasoliana)は、中国、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科ポドラネア属の非耐寒性蔓性植物です。ノウゼンカズラ(凌霄花、学名:Campsis grandiflora) の一種で、薄桃色の花を咲かせます。コンテッサ サラ (Comtesse Sarah)などの品種があります。 一般名:ピンクノウゼンカズラ(桃色凌霄花) 、学クササンタンカクササンタンカ(草山丹花、学名:Pentas lanceolata)は、熱帯アフリカ、マダガスカル、アラビア半島原産で、アカネ科ペンタス属の非耐寒性の多年草又は一年草です。葉は先端が尖った披針形又は楕円形で、葉の表面にある葉脈の凹凸がくっきりしています。春~秋に、漏斗状の先端が5裂した星形の小花を半球状に密集させて咲きます。花はサンタンカと似ています。しかし、サンタンカは木(常緑低木)であり4弁花プチロータス・ジョーイプチロータス・ジョーイ(学名:Ptilotus exaltatus 'Joey')はオーストラリア原産でヒユ科プティロツス属の野生の宿根草「プチロータス(学名:Ptilotus exaltatus)」の園芸品種です。根元から良く分枝し、上部でも枝分かれします。夏に、茎頂や枝先から、円錐花序を伸ばし羽毛鶏頭に似た花を咲かせます。小花は、赤やピンクで、長い筒状をしています。 一般名:プチロータスキダチベニノウゼンキダチベニノウゼン(木立紅ノウゼン、学名:Tabebuia rosea)とは、熱帯アメリカ原産で、ノウゼンカズラ科タベブイア属の落葉高木です。花名から類推できるように桃色の皺々した花を木一杯に咲かせます。花弁は桃色で中央が黄色い。葉は皮質で光沢のある緑色をしています。 花後、インゲンのようなサヤ(莢)が垂れ下がります。熱帯地方では街路樹とされており樹皮は薬用とされます。 タベブイア属の花 キダチレウィシア 'エリーゼ'レウィシア 'エリーゼ'(Lewisia Erice、学名:Lewisia cotyledon 'Erice')は、北米の高山地帯原産で、スベリヒユ科レウィシア属の耐寒性常緑多年草です。従来のレウィシア(Lewisia)と異なり四季咲き(最盛期は、4月〜11月)です。元々、高山生まれなので、厳しい環境に耐える為にコンパクトで丈夫な性質です。草丈は15〜25 cmと低く、葉は多肉質で、強風などで剥がホヤ・プビカリクス ‘キメラ’ホヤ・プビカリクス ‘キメラ’(学名:Hoya pubicalyx 'Chimera')はフィリピン~オーストラリア原産のガガイモ科ホヤ属の非耐寒性常緑ツル性低木「ホヤ・プビカリクス」の園芸品種です。茎から気根を出し近くの物に取り付いて伸びます。葉は長楕円形で緑色で光沢があり対生に付きます。葉縁は全縁ですが、波打ちます。葉腋から花茎を出し先端から伸びた散形花序に星形の小花を数10~20輪集合させま ベルガモットベルガモット(Bergamot、学名:Monarda didyma)とは、北米原産で、シソ科ヤグルマハッカ属の耐寒性多年草です。独特の芳香を持つ 丈夫で育てやすいハーブです。 夏に、茎先から頭状花序を伸ばし沢山の唇形をした小花を咲かせます。別名で、モナルダ・ディディマ(Monarda didyma)とも呼ばれます。アイスティで有名な紅茶の「アールグレー(Earl Grey)」のブレンドに、 「ベルアストランティアアストランティア(Astrantia、学名:Astrantia major)はヨーロッパ中部~東部原産で、セリ科アストランティア属の耐寒性多年生ハーブです。長い葉柄がある葉は掌状をしています。花茎は上部で分枝し、初夏~初秋に小さな星状の花を咲かせます。花色には赤、白、ピンクがあります。しかし、花弁のように見えるものは総苞(=萼)です。本当の花は中央に多数密集した小さな筒状花です。 一般名:アストハゼランハゼラン(爆蘭、学名:Talinum crassifolium)は、南米原産で、スベリヒユ科ハゼラン属の多年草です。 夏に、茎先から円錐花序を出し米粒大の赤い果実のような蕾を疎らに咲かせけます。花は、桃色の五弁花です。開花が午後3時頃なので、和名で三時草(サンジソウ)とも呼ばれます。また、開花後に3時間ほどしか咲かなかず夕方には萎みます。 一般名:ハゼラン(爆蘭)、学名:Talinum cムシトリナデシコムシトリナデシコ(虫取撫子、学名:Silene armeria)は、欧州中南部原産で、ナデシコ科マンテマ属ムシトリナデシコ種の耐寒性一年草です。 ヨーロッパ原産の帰化植物でこぼれ種で増え道端で野生化しているものもあります。葉は茎を抱くように生えており対生に付きます。 茎の節から出る粘液は触るとネバネバするので小さな昆虫はくっついてしまいますが、食虫植物ではありません。初夏に、長い萼筒を持った濃桃色アゲラタムアゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum)は、メキシコ、ペルー等の南米原産で、キク科カッコウアザミ属の非耐寒性一年草です。本来、多年草ですが、原産地が南米であることから寒さに弱く、日本では冬前に枯れるので園芸上は一年草として扱われます。園芸品種が主に出回っています。茎は直立し、葉は緑色で円形、茎に対生して付きます。散房花序を伸ばし針状の花弁を持つ小花を集合させムッサエンダ・フィリピカ・クイーン・シリキットムッサエンダ・フィリピカ・クイーン・シリキット(学名:Mussaenda philippica cv. Queen Sirikit)は、フィリピン・ニューギニア原産でアカネ科ムサエンダ属の常緑小低木「ムッサエンダ・フィリピカ(Mussaenda philippica)」の園芸品種です。 フィリピン政府から、タイのシリキット王妃に贈呈されました。ピンクの萼片が花のように見えますが、実際の花は中央にあツルボツルボ(蔓穂、学名:Barnardia japonica)は、日本、朝鮮半島、中国、台湾など東アジア原産で、キジカクシ科ツルボ属の耐寒性多年草(球根植物)です。北海道~九州、沖縄までの草地に自生します。葉は線形の根生葉で茎葉はありません。葉の間から、直立の花茎を出し、晩夏~初夏に、総状花序を伸ばしピンクの花を咲かせます。球根には毒があります。 一般名:ツルボ(蔓穂)、学名:Barnardiaスイフヨウスイフヨウ(酔芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis cv. versicolor)は中国原産でアオイ科フヨウ属の落葉広葉低木「フヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)」の園芸品種です。別名で「モクフヨウ」、英名では「Confederate rose」と呼ばれます。 花名は、花色が変わることを、酒に酔って顔色が変わることに例えたものです。花色が変わることを除けば芙蓉と同カッコウチョロギカッコウチョロギ(郭公草石蚕、 学名:Stachys officinalis)は欧州原産で、シソ科イヌゴマ属(スタキス属)の多年草です。 草高50~60㎝です。直立した茎は四角く、葉と共に銀白色の毛が密生します。髭根があります。葉は楕円形~長楕円形で長さ8~12 cm、葉縁に鋸歯があり茎に対生付きます。5月~9月にピンク色をした唇形で直径0.7~1 cmの花を咲かせます。花後に成る果実は4分果ですタイリンウツボグサタイリンウツボグサ(西洋靭草、学名:Prunella grandiflora)は、ヨーロッパ~小アジア原産で、シソ科ウツボグサ属の常緑多年草です。原産地では、草原や林縁に生えます。ウツボグサやセイヨウウツボグサと似ていますが、それらより全体的に大きい。また、ウツボグサなどの花色が赤紫であるのに対し、タイリンウツボグサの花はピンクや、赤紫、白があります。 一般名:タイリンウツボグサ(西洋靭草) オキシペタルム ピンクスターオキシペタルム・ピンクスター(Oxypetalum caeruleum 'Pink Star')は、ルリトウワタ(瑠璃唐綿、学名:Oxypetalum caeruleum)の園芸品種で花色はピンクです。 一般名:オキシペタルム・ピンクスター、学名:Oxypetalum caeruleum 'Pink Star',旧学名:Tweedia caerulea、分類名:植物界被子植物門双子葉植物クレマチス ‘アイノール’クレマチス ‘アイノール’(学名:Clematis 'Ai-Nor')は、キンポゲ科センニンソウ属(クレマチス属)の耐寒性蔓性宿根草の園芸品種です。四季咲き性で、晩春から初秋まで淡紫桃色の大輪花を咲かせます。 ウクライナのM.A.Beskaravainaya氏がC. 'Ville de Lyon' と (C. 'Candida' & C. 'Jackmanii Alba' を両親としてヒメフウロヒメフウロ(姫風露、学名:Geranium robertianum)は、北半球の温帯域原産で、フウロソウ科フウロソウ属の一年草または越年草です。日本の本州や四国の一部に自生します。葉茎に微毛が有り、茎は赤い。 一般名:ヒメフウロ(姫風露)、学名:Geranium robertianum、別名:シオヤキソウ(塩焼草)、草丈:40 cm、葉身長:5 cm、葉:互生、葉形:掌状に3深裂し小葉はさらに羽テンニンカテンニンカ(天人花、学名:Rhodomyrtus tomentosa)は東南アジア原産で、フトモモ科テンニン属の常緑低木です。樹高1mほどで、葉は楕円形で対生します。夏に、葉腋から花径3 cmのピンクの花を咲かせます。花後になる漿果の果肉は赤く食べられます。観賞用とされます。 一般名:テンニンカ(天人花)、学名:Rhodomyrtus tomentosa、樹高:1 m、葉形:楕円形、葉序:対ニューギニア・インパチェンスニューギニア・インパチェンス(New Guinea Impatiens、学名:Impatiens hawkeri)は、ニューギニアグループに所属する(Impatiens New Guinea Group)、 ツリフネソウ科ツリフネソウ属の常緑多年草です。ニューギニア原産のインパチェンス(Impatiens) を園芸栽培した品種です。矮性で、花色は桃・白・赤・橙・紫・複輪と豊富です。 ニューギニアカワラナデシコカワラナデシコ(河原撫子、学名:Dianthus superbus "longicalycinus")は、日本原産で、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性常緑多年草です。ナデシコと言えば本種を差します。 エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus L.)の変種です。 低山の日当たりの良い草原や河原に自生します。太くしっかりした花茎は、上部でスプレー状に枝分かれし、枝先に花をエゾカワラナデシコエゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子、学名:Dianthus superbus var. superbus)は日本~ユーラシア大陸原産でナデシコ科ナデシコ属の多年草です。北海道~本州中部の山地に自生しています。花は茎頂に疎らにつきます。花色は淡紅色で芳香があります。離弁花で花被片の先が細かく裂けます。 カワラナデシコ(河原撫子、学名:Dianthus longicalyx、シノニム:Dianthus シロバナマンテマシロバナマンテマ(学名:Silene gallica)は、欧州原産で、ナデシコ科マンテマ属の野生の多年草(帰化植物)です。葉や萼筒、茎に長毛と腺毛が多数生えており触ると粘り気があります。 春に、路傍や荒地で小さな白~薄桃色の花を咲かせます。花弁は5枚で、単色で赤斑点は入りません。 同属にマンテマ(Silene gallica var. quinquevulnera)があり、花弁は5枚で、白地に大セイヨウオニアザミセイヨウオニアザミ(西洋鬼薊、学名:Cirsium vulgare)は、ヨーロッパ原産で、キク科アザミ属の野草の越年草です。アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊) 、オニアザミ(鬼薊)、Bull thistleとも呼ばれます。 日本へはアメリカから輸入した穀物や牧草に混入して持ち込まれ、その後、帰化しました。北海道で発見されてから、本州や、四国でも確認され、牧草地や道端に自生している雑草です。草丈は1ルコウソウルコウソウ(縷紅草、学名:Ipomoea quamoclit)は、メキシコ原産で、ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性一年生草本植物です。漏斗状で先端が五角形をした小花を春~秋まで長期間咲かせます。羽状深裂した葉は涼しげで、ゴーヤと同様、夏の暑さを凌ぐ緑のカーテンとしても使われます。 ルコウソウ(縷紅草、学名:Ipomoea quamoclit)、 マルバルコウ(丸葉縷紅、学名: Ipomoea coc インパチェンスインパチェンス(Impatiens、学名:Impatiens walleriana) は、アフリカ原産で、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の非耐寒性一年草です。初夏から秋まで、パステルカラーの花を咲かせます。日当たりが悪い場所でも開花する優れもので、手入れが簡単かつ丈夫で長持ちします。花名の Impatiens は、im(否定) + patiens(忍耐強い)で耐えられないという意味です。花言葉の「私メディニラ・マグニフィカメディニラ・マグニフィカ(Medinilla magnifica) は、 フィリピン原産でノボタン科メディニラ属の非耐寒性常緑小低木です。 別名で、オオバヤドリノボタン(大葉宿野牡丹)とも呼ばれます。 樹高100~150 cmで、よく分枝します。茎は翼がある四角形です。7~8月に茎頂から出た長い花柄に大きな桃色の苞を付けます。苞の中には房状に枝分かれした円錐花序(花房)があり、数十個の球状の小花がムクゲムクゲ(木槿、学名:Hibiscus syriacus)は、中国原産で、アオイ科フヨウ属の耐寒性・耐暑性落葉低木です。韓国の国花としても知られます。初夏から秋までの長期間、次から次へと涼やかで優しい大輪の一日花を咲かせます。同科同属にフヨウ(芙蓉、学名:Hibiscus mutabilis)があります。ムkyゲ(木槿、H. syriacus)もフヨウ(芙蓉、H. mutabilis)も、ハイビスカグラジオラスグラジオラス(学名:Gladiolus)は、熱帯アフリカ、地中海沿岸原産で、アヤメ科グラジオラス属の球根植物です。草丈1m程です。葉は緑色で、細長く、先端が尖ります。夏に、すらりと伸びた花茎の先端から縦長一列に花径は5〜15 cmの大きな花を咲かせます。花色は赤・黄・白・青等、黒を除く殆どの色があり豊富です。オランダ人が日本に伝えたことから、オランダ菖蒲、また外国から入って来たのでトウショウブ(唐イヌゴマイヌゴマ(犬胡麻、学名:Stachys aspera var. hispidula)は、日本、朝鮮半島、中国原産で、シソ科イヌゴマ属の多年草です。日本では北海道~本州、四国、九州の湿地に自生します。茎は4陵で下向きに毛が生えます。夏に、輪散花序を伸ばしピンクの二唇形の花を数段咲かせます。ゴマ(胡麻)と似ていますが食用となりません。 一般名:イヌゴマ(犬胡麻)、学名:Stachys aspera タムラソウタムラソウ(田村草、学名:Serratula coronata subsp. insularis )は、日本、朝鮮半島原産で、キク科タムラソウ属の野生の多年草です。本州から四国の野原に自生します。アザミに似ていますが棘はありません。直立した茎から、夏~秋に 一般名:タムラソウ(田村草)、学名:Serratula coronata subsp. insularis、別名、タマボウキ(玉箒)、分キョウチクトウキョウチクトウ(夾竹桃、学名:Nerium oleander var. indicum)は、インド原産でキョウチクトウ科キョウチクトウ属の非耐寒性常緑小高木です。公害に耐えるので街路樹として植栽されています。梅雨時から晩夏、花序に芳香のあるモモ(桃)に似た小花を多数集めて咲かせます。花の咲き方は一重や八重、大輪、花色は白、赤、ピンクなどの園芸品種が多数育種されています。タケ(竹)に似た葉は、緑色でグロキシニアグロキシニア(Gloxinia、学名:Sinningia speciosa)は、ブラジル原産で園芸品種の、イワタバコ科シンニンギア属の多年草(球根植物)です。草丈は低く脹脛程の高さです。葉は卵形で厚くビロード状で特徴があります。草丈に比べて、花径は大きいです。花色には赤や紫、ピンク、白があり、花の咲き方には一重と覆輪があります。 暑さや強い光を好まず、また寒さに弱いので、猛暑と冬を除き、 4月-8スイセンノウスイセンノウ(酔仙翁、学名:Lychnis coronaria)は、南ヨーロッパ原産で、ナデシコ科センノウ属の常緑多年草です。 ロゼット状の葉の中央から花茎を出し多数分枝して茎先に花を咲かせます。葉茎には細毛が生えているので、シルバーグレーのビロードの様に見えます。学名から、リクニス・コロナリア、葉茎がフランネルのように見えることからフランネルソウとも呼ばれます。 属名の「Lychnis」は「センミソハギミソハギ(禊萩、学名:Lythrum anceps)は、日本~朝鮮半島原産で、ミソハギ科ミソハギ属の耐寒性多年草です。日本全国の湿地や水際など水辺で、日当たりの良い場所によく見られます。お盆の時期に生え、この花を束ねてお供え物に水を注いで清めることから、ボンバナ(盆花)や、ショウリョウバナ(精霊花)とも呼ばれます。すらりとした四角い茎の先端から穂状花序を伸ばし赤紫色の小花を咲かせます。秋に葉が紅葉 イブキトラノオイブキトラノオ(学名:Bistorta subsp. japonica)は、日本原産で、タデ科イブキトラノオ属の高山性多年草です。伊吹山に多く自生し、花茎から伸びた総状花序に白花を咲かせます。花穂が虎の尾のように見えることが和名の由来です。白い五弁花のように見えるのは5深裂した萼であり、花弁はありません。根茎はケンジン(拳参)と呼ばれ、抗菌や鎮咳の薬草とされます。 一般名:イブキトラノオ(伊スタキスコッキネアスタキスコッキネア(学名:Stachys coccinea)は北米原産で、シソ科スタキス属(イヌゴマ属)の多年草です。茎は断面が四角形をしています。初夏~秋に、葉腋から穂状花序を伸ばし節毎に車輪状の赤い唇形の花を咲かせます。花は下から上に咲き上がります。 スタキスコッキネアの情報 一般名:スタキスコッキネア(Stachys coccinea)、学名:Stachys coccinea、分類名サルスベリサルスベリ(百日紅、学名:Lagerstroemia indica)は、中国原産で、ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木です。花名は、樹皮が薄く剥げやすく木肌がツルツルしており木登りが上手なサル(猿)でも滑ってしまうというに拠ります。別名で、百日紅とも呼ばれますが、それは紅色の花が7月~9月と長期間(百日、3ヶ月間)咲くことによります。日本へは江戸時代に伝来しました。 萼は6つに裂け、花は縮緬状の6センニチコウセンニチコウ(千日紅、学名:Gomphrena globosa)は、熱帯アメリカ原産でヒユ科センニチコウ属の一年草「マルグリット(Marguerite)の」の園芸品種です。細い枝先にボンボンのような可愛らしい丸い頭花をつけます。この花のように見えるものは、実際には小苞です。花はほとんど見えません。切花、仏花、鉢植え、花壇に植えられます。乾燥しても色褪せしないので、ドライフラワー、ポプリとしても使わキンギョソウ 'テリーナ' シリーズキンギョソウ 'テリーナ’シリーズ(金魚草 'Terina'、学名:Antirrhium majus cv. Terina)は、金魚草の園芸品種で、匍匐性の品種です。 花は上下2唇形の合弁花で、花長さは3~5cmです。上唇は2枚の花弁が直立し、下唇は3枚で中央に隆起した黄色い斑紋があります。 キンギョソウ 'テリーナ・イエロー’(金魚草 'Terina Yellow'、学名:Antirrhiumスイセイランスイセイラン(彗星蘭、学名:Odontoglossum)は中南米アンデス山脈原産で、ラン科オドントグロッサム属の常緑多年草です。寒さに強く、暑さに弱い着生ランです。和名は、スイセイラン(彗星蘭)。花の形が星に似ていることに拠ります。属名の、Odontoglossumとは、ギリシャ語で、歯(odonto)と舌(glossal)の合成語で、花びらの形から付けられました。花色は、白・黄 ・茶 ・赤・桃色セイヨウノコギリソウセイヨウノコギリソウ(西洋鋸草、学名:Achillea millefolium)は、ヨーロッパや西アジア原産で、キク科アキレア属の耐寒性多年草の帰化植物です。 別名で、アキレア(Achillea)や、コモンヤロウ(Common yarrow)と呼ばれます。 葉は緑色で細くギザギザしています。 葉は、潰して切り傷に当てると痛み止めや止血効果があります。若葉はサラダや茹でて食べられます。 初夏ガーベラガーベラ(Gerbera、学名:Gerbera Hybrids)は、南アフリカ原産で、キク科ガーベラ属の半耐寒性多年草です。別名で、アフリカセンボンヤリ(アフリカ千本槍)、センボンヤリ(千本槍)、ハナグルマ(花車)とも呼ばれます。ガーベラ・ヤメソニー(学名:Gerbera jamesonii)を主体として、交配や改良が繰り返し行ない作出されました。草丈は、鉢物向きの矮性品種は15cm〜、切り花向きムラサキツメクサムラサキツメクサ(紫詰草、学名:Trifolium pratense)は南欧原産で、マメ科シャクジソウ属の多年生野草です。アカツメクサ(赤詰草)や、レッドクローバー(Red clover)とも呼ばれます。赤紫色の小花が多数集合して球状となった可愛らしい花を咲かせます。葉茎に薄い毛が生え、葉中央に白いV字型の斑紋があります。葉数は通常、3枚から構成されますが、稀に4枚のものもあります。当初は鶏や兎等ゲンノショウコゲンノショウコ(現の証拠、学名:Geranium thunbergii )は、日本原産で、フウロソウ科フウロソウ属の耐寒性多年草です。別名でミコシグサ(御輿草)や、フウロソウ(風露草)と呼ばれます。夏~秋に、山野で赤、または白の五弁花を咲かせます。葉は対生し、上部では3裂し、下部では5裂します。花芯部に黒紫色の10本の雄蕊(葯)が付き、柱頭に赤っぽい雌蕊が開きます。花後に蒴果が成り種子を飛ばします ディプラデニアディプラデニア(Dipladenia、学名:Mandevilla spp.)は、熱帯アメリカ原産で、キョウチクトウ科マンデビラ属の非耐寒性常緑蔓性草本、または木本性植物です。 マンデビラ(Mandevilla)や、チリソケイとも呼ばれます。 初夏〜夏、支柱に絡まりながら、白や赤、桃色のロート状花を多数咲かせます。 本種には、アモエナ(Dipladenia amoena)というピンクの花を咲かせる品ハマナデシコハマナデシコ(浜撫子、学名:Dianthus japonicus)は、日本~中国原産で、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。本州~四国、九州、沖縄の海岸の砂地に自生します。夏~秋に、集散花序を伸ばしピンクの花を咲かせます。花色には白もあります。 又名:フジナデシコ(藤撫子)、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ナデシコ科ナデシコ属ハマナデシコ種、原産地:日本、中国、生息分布:本州~四国ダリアダリア(Dahlia、学名:Dahlia pinnata) は、メキシコやガテマラ原産で、キク科ダリア属の非耐寒性多年性植物(球根)です。夏から秋に、青以外のどんな色でもあると言われる程豊富な花色や、様々な咲き方で華やかに咲きます。その中でもポンポン咲きが特に人気です。同属で、冬に咲き、背丈が屋根まで届く木立性のウテイダリア(皇帝ダリア、学名:Dahlia imperialis)もあります。 メキスイレンスイレン(睡蓮、学名:Nymphaea Hybrids)は、パプアニューギニアなどの東南アジアをはじめ世界中の熱帯域と温帯域原産で、スイレン科スイレン属の耐寒性多年草の水生植物です。 夏に、池の水面に円形又は卵形で基部に切れ込みのある緑色の葉を浮かべます。花色には青紫や、黄、白、赤、橙、桃色などがあります。モネの絵などで有名です。花言葉は色により異なります。全体的な花言葉は、「清純な心」、「信頼のクレマチスクレマチス(学名:Clematis L.)は、日本、中国、欧州、北米原産で、キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草です。テッセンとも呼ばれます。春〜秋に、強靭な蔓を伸ばし、フェンスや支柱に巻きつき沢山の花(実際には萼)を咲かせます。属名の「Clematis」は ギリシャ語の「klema(蔓)」に由来します。花言葉は「高潔」や「精神の美」。 細い蔓が強靭で大きな花を支えることから、内面の強さ、精ハナチョウジハナチョウジ(花丁子、学名:Russelia equisetiformis)は、メキシコ原産で、オオバコ科ハナチョウジ属の非耐寒性常緑低木です。別名で、珊瑚のように赤い植物ということから「コーラルプラント(Coral plant)」、赤い筒状の花が沢山咲いて花火のように見えることから「ファイアー・クラッカー・プラント(Fire cracker plant)」、学名から「ラッセリア(Russeliaハスハス(蓮、学名:Nelumbo nucifera)はインド原産で、ハス科ハス属の耐寒性落葉多年草の水生植物です。世界の熱帯・温帯域の蓮田、泥沼、池、水田で栽培されます。 英名ではロータス(Lotus)と呼ばれます。草丈は100~150cmです。葉は漢方薬の「荷葉(かよう)」の原料となります。 葉は緑色、葉径は30~50cmの円形で、葉縁は全縁、葉に光沢はありませんが、ロータス効果(Lotus efバラバラ(薔薇、学名:Roza×hybrids)は北半球の熱帯~亜熱帯原産で、バラ科バラ属の耐寒性落葉/常緑低木です。花の豪華さ、芳香、花色の多さ、日持ちの良さなどから’花の女王’と称されます。 英名では「Rose」と呼ばれます。美しいがゆえに、ばら戦争」のように戦争名にもされました(「紛争に巻き込まれた花)。また絶対的な美しさや魔性の美に対する警句として、「美しいものには棘がある」と古来伝えられていノボタンノボタン(野牡丹、学名:Melastoma candidum)は、台湾、中国南部、インドシナ半島、フィリピン等の東南アジア原産で、ノボタン科ノボタン属(メラストマ属)の常緑低木です。 葉は緑色で楕円です。秋に、枝先に薄紅紫色の五弁花を咲かせます。雄蕊の一部が黄色いです。 実を食べると口の中が黒紫色になります。 同じ別属に、ブラジル原産で、花色が濃紫色で雄蕊が紫色のシコンノボタン(紫紺野牡丹、学名トックリラントックリラン(徳利蘭、学名:Beaucarnea recurvata)は。メキシコ原産で、キジカクシ科トックリラン属の半耐寒性常緑低木です。茎は直立しますが、下部は酒徳利のように肥大し、それが名前の由来となっています。樹高は4~5 mで、頂部から束生した細長い硬い葉がポニーテールのように見えます。夏に、散房花序を伸ばし葉腋から白い小花を咲かせます。形が面白いので観葉植物として使われます。 ヤシ科ト サンタンカサンタンカ(山丹花、学名:Ixora chinensis)は、中国南部〜マレーシア原産で、アカネ科サンタンカ属の熱帯性常緑低木です。別名で、サンダンカ(三段花)や、Chinese ixora(チャイニーズ・イクソラ)、イクソラ・キネンシス又はイクソラ・シネンシス(Ixora chinensis)とも呼ばれます。 樹高は50~100 cmです。葉柄のある葉は、長さ5~12 cm、幅2~5 cmの倒卵ニチニチソウニチニチソウ(日々草、学名:Catharanthus roseus)は、マダガスカル原産で、キョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草です。草丈は低く、夏から秋に家庭の庭や花壇で見られます。葉は楕円形で中央の長手方向に白い葉脈がくっきりと見えます。丸味のある5弁花を続々と咲かせます。キョウチクトウ科の植物なので全草に毒があります。 一般名:ニチニチソウ(日々草)、学名:Catharanthus コスモスコスモス(Cosmos 、学名:Cosmos bipinnatus)は、メキシコ原産で、キク科コスモス属の非耐寒性一年草です。八枚の舌状花と中央部で少し盛り上がる黄色い筒状花を咲かせます茎は直立し、葉は二回羽状複葉で線形に細かく裂けています。 サクラ(桜、cherry)が日本の春を代表する花とするなら、本種はキク(菊)と共に秋を代表する花です。漢字で本種を秋桜と書きます。筒状花が咲き終わると種子がキョウチクトウキョウチクトウ(夾竹桃、学名:Nerium oleander var. indicum)は、インド原産でキョウチクトウ科キョウチクトウ属の非耐寒性常緑小高木です。公害に耐えるので街路樹として植栽されています。梅雨時から晩夏、花序に芳香のあるモモ(桃)に似た小花を多数集めて咲かせます。花の咲き方は一重や八重、大輪、花色は白、赤、ピンクなどの園芸品種が多数育種されています。タケ(竹)に似た葉は、緑色でニコチアナニコチアナ(Nicotiana、学名:Nicotiana alata)は、ブラジル原産で、ナス科タバコ属の半耐寒性一年草(多年草)です。タバコの仲間です。付け根部分が筒状で星型をした5弁花を咲かせます。昔は専売公社でしか栽培できなかった花です。しかし、公社が民営化されたのをきっかけに、花を観賞するため民間でも栽培されるようになりました。 矮性の園芸品種も出回っています。 一般名:ニコチアナ(トーチジンジャートーチジンジャー(Torch ginger、学名:Etlingera elatior)は、東インド〜インドネシア原産でショウガ科エトリンゲラ属の大型多年草です。根の脇から花芽が出て真っ直ぐ伸び先端に松明(トーチ)のような球状の花を咲かせます。しかし、花のように見えるものは苞で、苞の間に見える黄色い小さなものが本当の花です。 一般名:トーチジンジャー(Torch ginger)、学名:Etli 他の特集メキシコ原産の花メキシコ原産の花 - サルビア・レウカンサ,クフェア・ヒッソピフォリア,などがあります。ラの花日本語の花名の頭文字が「ラ」で始まる花を集めました。熱帯睡蓮特集 熱帯睡蓮-熱帯睡蓮 'ミセス・エドワード・ホイタッカー'(学名:Nympheae sp. cv.Mrs.Edward Whitaker)、熱帯睡蓮 'ニンファエア・イミュタビリス 'ディープ ブルー'(Nympheae immutabilis 'Deep Blue Flower Type')、熱帯睡蓮'ミセス・ジョージ C.ヒッチコック'など。 ■熱帯睡蓮の花の大中小輪と花径の関係ー【花】魚名魚名の付く花ー魚名が付く花(和名で)や、魚と花が同名のものをのせています。金魚草や、金魚葉椿、魚柳梅(ギョリュウバイ)、柊(ヒイラギ)、ゴンズイ等があります。和名を基準にしているので、言語が違う場合は当てはまりません。実際の魚は「かぎけん魚図鑑」 https://www.kagiken.co.jp/new/db_fish.shtml をご参照ください。有毒植物(毒草)有毒植物とは 日本3大有毒植物に、毒空木や、鳥兜、毒芹があります。その猛毒度は他の追随を許しませんが、他にも毒性のある植物がたくさんあります。毒性と言っても人間と馬などの家畜では植物の種類が違うかもしれません。植物全体でみると、有益な植物より有毒なものの方が多いかもしれません。また、有毒植物は薬にもなるものが多く複雑です。有害な毒素の成分は様々ですが、例えば、ツツジ科の植物の葉にはグラヤノトキシ明希さんからの誕生ブーケ明希さんからの誕生ブーケラブハート(植物)ラブハート(植物)には、葉や花(苞葉)が可愛らしいハート形をしている植物やホットな花名を持つ植物を集めて一覧としました。例えば、ハート葛や、ホヤ、蔦、サイコドリア、ライム、ペペロミア、ユーカリ、桂、緑の鈴、暗視リウムがあります。ダムツーリング夏ダムツーリング夏2022年7月23日 「ダムツーリング」は弊社副社長 藤田明希が「ダム」を主題にしたとても魅力的な体験記です。「山間部のダムに行く途上、帰途で出会うは春は花々、夏は葉の緑(マムシグサは特に面白いと思いました)、秋は紅葉、冬はダムそのものが(ツバキ園も冬の楽しみの一つ)楽しめます。」と述べているように、行く先々で野草の花を撮ってきてくれます。この「ダムツーリング夏」は2022年7月2花色変化花色変化ー咲き進むにつれて花色の退色ではなく、送受粉の役目を終えた花が落下せずに花冠の色を変えて咲き続ける「花色変化」を起こす植物を集めました。スイフヨウ(酔芙蓉)、ランタナ七変化等。ケシケシはケシ科ケシ属の一年草~多年草です。阿片を含まないケシにはアイスランドポピー(Iceland Poppy、学名:Papaver nudicaule)や、ヒナゲシ(雛罌粟、雛芥子、ひなげし、学名:Papaver rhoeas)、オニゲシ(鬼芥子、学名:Papaver nudicaule)があります。阿片を含むケシにはアツミゲシ(渥美罌粟、学名:Papaver setigerum)やアヘンケシ(阿ランらしい蘭特集「ランらしい蘭」―エピデンドラム,アツモリソウ,エビネ,エンシクリア・コクレアタ,スイセイラン,カシノキラン,カトレア,ギンラン,コチョウラン,オナガエビネ,ツルラン,デンドロキラム・コビアナム,テガタチドリ,デンドロビウム,デンファレ,トキソウ,ネジバナ,レプトテス・ビカラー,レブンアツモリソウ,レリア・シンジュク,ミズチドリ,など。 山紫陽花山紫陽花の種類 ヤマアジサイ,山紫陽花 ’大虹’,山紫陽花 'モダンタイムス',山紫陽花 '菊咲七段花',山紫陽花 '伊豆の華',山紫陽花 '肥後絞',山紫陽花 '富士の滝',山紫陽花 'マイコアジサイ',山紫陽花 'つる姫',山紫陽花 '静香',山紫陽花 '楊貴妃'